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山形県 蔵王温泉 かわらや旅館  

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2022/07/05 (Tue) 08:14:55

山形県 蔵王温泉 かわらや旅館  


山形県 山形市 蔵王温泉43

蔵王温泉  かわらや泊  足元湧出

 含H、S-Fe、Al-SO4、Cl泉 の45度 総計3006 pH1.5という日本を代表する強酸性の温泉。H32.2 Al 251 Fe 67.9 という含有量。H2Sは13.4でCO2 547.6 

綺麗な和風宿であるが浴室は古いもので嬉しい。木造湯小屋の足元湧出温泉である。ここは源泉そのままで加水していない素晴らしいもの、浴槽の底は横格子のすのこになっていてその間より湧出して掛け流しになっている。浴感は強力で塩酸系の玉川を除く硫酸系酸性泉のNO1と言っても良いと思われた。


蔵王温泉   川原湯共同湯 足元湧出

 川原湯旅館の隣の共同湯。この2つは源泉湧出地帯の上に湯小屋が建築されており、両方とも足元湧出の温泉で周辺からも源泉が溢れ流れている。湯はそのまま側溝に流れ去っている。

川原湯共同湯と旅館の風呂は天然記念物的な貴重な存在でこのような形で源泉が残っていることに感謝したい。透明、強酸味(レモン的)+明礬渋味+炭酸味、弱い硫黄臭 こちらは源泉がやや熱いのか弱く加水している。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20021010A/index2.htm


「川原湯共同浴場」の隣にある中規模の温泉旅館です。鄙び旅館ではありません。ここは蔵王温泉では数少ない独自源泉宿の一つです。蔵王温泉の中では珍しい「あたたまりの湯」として昔から知られているらしいです。蔵王温泉の湯は一般的に湯冷めしやく、正直あまり暖まらないのです。

お風呂は階段を降りたところにあり、湯小屋全体が桧でできたなかなか見事なものです。釘は一本も使用していないということです。お風呂は4~5人が入れる長方形のもので、宿の規模のわりにはこじんまりとしたものです。

浴槽の底がすのこ状になっており、その下から源泉が湧出しています。お湯はとても肌触りの良いナントも言えぬほど心地の良いものです。適度のぬめり感と肌を優しく包み込むようなお湯の感触が素晴らしいです。まさに芳醇なヴィンテージワインのごときお湯です。強酸性の割にはピリピリしたところもなく、ややぬるめに感じられるほど私には適温です。お湯を口に含むと歯がぎしぎしします。浴槽の縁でぼおっと身体を休めていると、静かに静かにお湯が掛け流されていきます。間違いなく浴槽の下からお湯が湧き出ているようです。

それにしてもこの湯小屋の造りといい、浴槽の造りといい温泉を愛する者にとっては堪らないものがあります。特に内湯ファンにはこたえられないものです。今回は宿泊しましたが、ほとんど貸しきり状態をいいことに何度も何度も思う存分湯浸かりました。まさに至福の一浴です!もうからだが融けてなくなってもいい!透明感のある濃厚なこの湯に浸かれる喜びは何にも代え難いものがあります。

料理はあまり地のものを使用したものではないですが、まずまず合格といったところでしょうか。ただ布団がいただけません。何とマットレスに敷き布団カバーをつけただけの代物です。これでは小さい上寝心地が悪いことこの上ありません。スキー客は気にしないのかもしれませんが、温泉にゆったり浸かった後はふかふかの大き目の布団に寝転びたいものです。(2001/08/19/PM9:30)
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/yamagata/zao_kawaraya.html


湯上り後は冷めやすいといわれる蔵王温泉の中で「あたたまりの湯」と呼ばれる,このかわらや旅館。隣には,ほぼ同じ構造の川原湯共同浴場があります。そちらは値段が200円。100円安いのですが,それは脱衣所のゆったり感や上がり湯の可否などで判断してもらえれば良いのではないでしょうか。

  共同浴場の方には先約がいたこと,また,(源泉の温度が旅館のものより熱いせいで?)水で薄めていることがあると聞いていたので,せっかくの足下湧出のお湯を楽しむのであれば,ということで旅館の方へ向かいました。

  ただ,檜を使った湯船の造りも,湯船の底のすのこの下からお湯が出てくるのも同じです。好き好きだと思います。

  薄き緑色の外壁の建物で,中に入ると想像していた以上に綺麗で清潔感のある入り口です。お風呂は,そのまま真直ぐ進んで,右に曲がって降りていったところ。そう,蔵王温泉の宿にありがちな,入り組んだ造りになっています(笑)。

  脱衣所で服を脱いで浴室へ。なぜか二重の扉になっています。入ってすぐのところに湯船があって,奥にはシャワールームがあります。シャワールームは,きちんと浴室と区切られているので,髪を洗う人がいても,その泡が湯船近くにくることはありません。この気遣いは嬉しいです。


  お湯が足下から湧き出すということで,確かにお湯の注ぎ口は見当たりません。先客がいたせいか,お湯が攪拌されていて,底のすのこ状態を見ることはできませんでした。

  お湯は最初,少しだけ熱いような気がしましたが,いやいや,本当に丁度良いくらいの温度です。蔵王のお湯の割には,優しいような気がします。とはいっても,当然の硫黄の匂いに,酸っぱい味。目に入ったりすると,もう厳しいです。

  ここのお風呂の醍醐味は,ゆったりと湯船に浸かっている時でしょうか。お湯が底から,少しづつ,少しづつ湧出しているので,何もしていないのに,湯船の淵からお湯が溢れ出していくのです。それも,そろ~りそろ~りと。とてもデリケートなお湯の溢れ出し方です。

  共同浴場とは異なり,湯船の中で男湯と女湯は繋がってはいないのですが,すのこの下の部分で繋がっているのでしょう。こちらで静かに入っていても,もう一方の湯船で出入りがあると,こちらの方の湯船からお湯が溢れます。

  釘を使っていない檜造りの湯船ということですが,そうはいっても,ごく普通の内湯。でも,この気持ちの良いお湯に,ゆったりと浸かれるのは幸せでした。あたたまりの湯というだけあって,湯上り後も暖かかったです。

  ただし,そうはいっても蔵王のお湯。ゆったり入りすぎて,いささか湯あたり気味でした(笑)。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/9564/_spa/spa_zaou2.htm


 ここの源泉は浴槽の底から湧いていて,足下自噴のお湯を味わうことができる。隣の川原湯共同浴場と同じような格子を組んだような浴槽で,適温になったマイルドなお湯がこんこんと沸き出している。無色透明で強い酸味があり硫黄臭が鼻の奥に香ってくる気持ち良いお湯で,若干白い湯花が舞う。浴室も明るい雰囲気で,狭いながらもゆったりできてしまうのが不思議。ついつい浴槽の横でトドになってしまう。洗い場にカランなど無く,まさしくお湯を楽しむためにある浴室といった感じ。

川原湯共同浴場がビリビリ熱めのお湯なのに対して,こちらのかわらや旅館は温めでマイルドな感じ。お湯の浴感だとこちらのほうに軍配が上がってしまう。これは一度宿泊してまったり独占してみねばなりません。蔵王を語る上で欠かせないマストなお湯です。
http://todik.goemonburo.com/Zao-kawaraya.htm

川原湯共同浴場
 3つの共同浴場の中では一番せまい施設だが,味わいが一番深い風呂。男女の浴槽がつながっていて格子状の木で組まれている。女性にとってはちと恥ずかしいかもしれない。

 源泉は浴槽の底から湧いていて,足下自噴の共同浴場。お湯はとてもビリビリするフレッシュなお湯で,無色透明で硫黄臭がある蔵王のお湯。熱くてビリビリするのに,湯上がりは体が冷めやすく汗が出ないのが特徴。けれど,後から服を着て活動しているときにほかほかになる。この源泉は日によって白濁するということはない。このお湯の何と言ってもたまらないのが、あふれたお湯が2cm程度たぷたぷと洗い場にたまり、トドになるのに最も適しているという点である。硫黄臭のする強烈な酸性泉につかり、そして温めのオーバーフロー湯でトドになる。この幸せはこの川原湯でしか味わえない。他の2つの共同浴場は同じ源泉を使っているので独自源泉はここだけ。3つの中ではダントツお勧め。
http://todik.goemonburo.com/Zao-kawara.htm


蔵王温泉というと、国内2位の強酸性の硫黄泉という認識でしたから、草津や那須(鹿の湯)のお湯をさらに強力にしたものと思っていましたが、この期待は見事に裏切られました。硫黄泉というより強酸性明礬泉であり(よく見るとそのように書かれていました)、硫黄の存在感はそれほどありません。
 全部で6施設周りましたが、総じて酸っぱい匂いがつんときて、これに隠れて硫黄臭がほんわりとあるくらい。温泉街を歩いているときのほうが硫黄臭を感じますが、これも草津などと比べると控えめです。
 
○かわらや旅館
 記念すべき山形初入湯の湯です。温泉通の間であまりに有名な此処に2泊しました。全国的に貴重な足元湧き出しの宿です。お薦めは、内湯マニアにはたまらないであろう内湯の造りです。細長くて変な気もしましたが、洗い場が別室になっているのは大正解です。

 40~41℃、無色透明のお湯は、強酸性ってなんてやさしいのだろうと勘違いするほど柔らかなもの。アルカリの強い湯にあるようなツルすべ感があります。でも眼に入ると強烈です。染みるなんてものじゃありません。浴感はあるといえばあるような、ないといえばないような不思議な感覚。通好みの敷居の高いお湯という印象を持ちました。米を90%磨き落としてしまったプレミア大吟醸酒のような上品な湯で、私の嗜好とは合わなかったのが残念。なお、なぜか女湯だけ加水されているようです。

 宿は鄙び系を想像していたらこれが大間違いで、シンプルな造りながら綺麗な宿でした。平日8,500円の宿泊料(消費税別)は良心的。食事は朝夕とも部屋食です。

共同浴場 川原湯
 蔵王は宿のほうがいい湯があるんじゃないかな?
 川原湯はかわらや旅館のすぐ横にあり、裏に回ると川原屋旅館の湯小屋と並んでいて兄弟のようです。組成も同じようなものですが、共同浴場のほうが高温で、はっきりした硫化水素臭があります(私的には玉子臭とは区別しています)。硫化水素臭の強さについては、今回の湯巡りでは此処が一番でした。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs04/bbs040901_0910.htm

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