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岩手県 雫石町 国見温泉 石塚旅館

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2022/07/05 (Tue) 08:13:30

岩手県 雫石町 国見温泉 石塚旅館  


岩手県 岩手郡 雫石町 橋場 竜川山1-5

1.湧出量:(毎分)268リットル(★★)、2.泉質:含硫黄ナトリウム硫化水素泉、PH7.1(中性泉)、3.泉温:55度、効能が高く愛好者が多い秘湯。

秋田駒ヶ岳(こまがたけ1,637m)の南西麓標高880mにある温泉場で駒ヶ岳への登山基地となっいる。発見は元禄時代(1688~1704)、文化年間(1804~1818)に開湯と伝えられる。湯は白色、澄んだ緑色など、古くから薬師の湯といわれ、湯治客が多い。

石塚旅館は、創業200年以上の老舗旅館で、昔は南部藩の湯治場として知られていた。 山荘風の建物だが古く、電気も自家発電なのでドライヤーなどは備えていない。

源泉は成分が濃く 岩手県一といわれており、その日によって色や温度が微妙に変化する。 お湯の質は、色といい味といい、鳴子温泉の「西多賀旅館」にそっくりである。 なお、周辺一帯は東北地方でも 指折りの豪雪地帯のため、営業期間は5月から11月までとなっている。(2004年5月)
http://pepepapa.main.jp/iwate.html


国見峠を見下ろす高台にある国見温泉は標高860m、周りはブナ林などの広葉樹林に囲まれ、秘湯度は高い。国見温泉は江戸時代より栄え、濃度が非常に高く胃腸によく効く事で有名。この事より「緑の薬湯」と呼ばれている。

国見温泉へは3軒の温泉があり、ここ「石塚旅館」、「森山荘」、「国見荘」がある。石塚旅館へは2回目の宿泊。何度でも宿泊したいほど気に入っている旅館だ。

舗装された道を山の上へ上へと登っていくと国見温泉街がある。
3件ある中でちょうど真ん中にあるのが石塚旅館だ。
旅館の外観は山荘風の木造。本館は相当にくたびれているが、新館は新しく今風の綺麗な建物。この他、湯治用の部屋もあるらしい。

【本館 1泊8000円(2名一部屋) 6畳】

前回は新館へ宿泊したが、せっかく秘湯へ来たというのに味がないと感じたため今回は本館の部屋へ宿泊に決めた。部屋は格子状の引き戸とその奥へ扉があり、開くと6畳の和室がある。 何の変哲もない古い部屋だが、ベランダも付いていて開けると前に山が広がってなかなかの開放感だ。
今の時期ならではだと思うが窓を全開にして湯上りビールは最高なひと時だった。(夏は虫がいっぱいで冬は寒いし)
トイレは部屋から出て廊下を挟んだ目の前にあり、洋式と和式の2つ、部屋になくてもまったく不便ではない。
暖房は灯油のものでそこも新館との違いだ。(新館は電気の暖房)
私の好みとしては断然こっちの本館がお気に入り。やはりせっかく旅行に来たらその宿の色や味を求めたい・・と思うからだろう。

【新館 1泊8000円(2名一室)6畳+洗面所+トイレ】

新館と本館、どちらが快適か、と言ったら間違いなく新館だろう。
洗面所とトイレも部屋に付いていてなんといっても綺麗。
しかしせっかく山奥の秘湯へ来て、ピカピカの廊下に新しそうな壁紙、誰かのお家の一室かと思うようなこの部屋より、不便でも古い情緒のある本館の方を私は選んでしまう。

綺麗好きな方はこちらを選んだ方が無難だとは思うが、、私は綺麗好きじゃないらしい。この部屋には大きな窓が付いていたが、宿泊した時は霧で何も見えず、窓を開けようにも窓には虫の大群が張り付いていて開ける事ができなかった。洗面所がある分、少し本館の部屋より狭いような気もする。
置いてあるもので、本館との違いは暖房ぐらい。こちらの暖房は電気だった。


メインの露天風呂は建物から出て、少し歩いた場所に年期の入った屋根付脱衣所と共にある。左の写真は去年のものだが、通常このように霧がかった状態が多いらしい。周辺が霧でモヤモヤした幻想的な雰囲気の中で湯浴みもいいが、晴れ渡った清清しい青空の下で湯浴みも格別なものだ。
地元の方へ聞くとほとんどが霧がかった日々で、晴れ渡るのは年に何回か・・と言う事。「日ごろの行いがいいのねぇ」などと言われ、フムフムと頷いた。

良温泉口に苦し 自然の神秘を感じる緑の薬湯

国見温泉といったら温泉の色。ライムのような緑色のお湯は濃厚で口へ含むと吐き気がするほど苦い。久しぶりに訪れ、苦味のほどを試そうと思いっきり口へ含んだが飲み込んだ後せきが止まらなかった。コンクリートで四角く造られた湯船の下には泥とも思える湯の花が沈殿し、足でさわるとフニャフニャしていて気持ちがいい。緑の湯だというのに湯の花が白いのはなんとなく不思議だ。売店で売っている湯ノ花は多少緑がかっているように見えた。
入った感じで酸が強いかと思われたが意外にもP.Hは7.1と中性、タイヤのような油のような臭いがし、この臭いがまた成分の濃さを感じさせる。

湯量はそこそこで、空気の冷たさからかぬるすぎるほどの湯温。
この時期は、というかこの湯では内湯のようなもう少々熱い湯が私的には好きかも。


【新設された大浴場】
去年来た時、新しく内湯を作っていると聞いていたが、まさか以前の大浴場をなくして新しくなっているとは思わなかったので大分がっかりしてしまった。
湯船は相当に大きく、30人ほど入れそうなほど。
ドド~ッと湯口から流れる源泉 綺麗な脱衣所
今までシャワーは小浴場へ1つあるだけ、つまり宿に2つという不便さだったが、今回新設された大浴場には5つと石鹸が備え付けられていた。
シャンプー、リンスが置いていないのはあいかわらずだが、そういったものを求めるところではないのにシャワーが付いただけでもありがたく思おう。

女性用の湯船は四角いもので、男性用の湯船は半円形。
両方見せていただいたが、私の好みで言うと女性用の方が好きなタイプだ。
湯の温度はこの大浴場が最も適温。湯量も湯船が大きいだけに多く投入され、熱め~ぬるめまで湯船の端から端へ移動する事で選んで入浴する事ができる。

【小浴場】
内湯は男女共にほぼ同じ造りだが、メインの露天風呂が混浴の為、こちらに女性用の露天風呂が付いている。
私は何も気にせずに入れる事と湯温が高い事から混浴より女性用の露天風呂がお気に入り。
内湯は湯船が小さいのに源泉がドバドバと注がれているので足を入れただけで飛び上がるほど熱い。

小浴場の内湯だけではなく全ての湯の表面には少し誰も入らないだけで成分の塊が浮く。
これをかき分けて入るのもまた楽しい。

写真の湯船は以前あった大浴場。
造りはこの微妙な形といい、木の色といい最高の内湯だっただけに残念に思う

【夜の露天風呂】
電気は裸電球一つで緑色の湯と木造の脱衣所がボヤッと浮き上がる。
昼入るより夜はさらに静けさを感じ、山の温泉へ来ている事を実感した。
国見温泉は私の一番のお気に入りの温泉。毎年訪れようと思っている。
http://www.hikyou.jp/iwate/kunimi/isizuka.htm


有名な国見温泉にようやく入ることができました。十数年ぶりです。風呂は内湯×大小2と混浴の露天が×1です。もっと鄙びていたようなイメージがあったのですが、山小屋風で外観も中々良いです。

大浴槽は柱が真ん中に有り、14~15人は入れる広さです。きれいな黄緑色のお湯が溢れています。とてもきれいな色で、色だけでも満足できます。湯は熱く硫黄臭もあり、何とも気持ちが良いです。浸かるほどに心地よく、頭がくらくらしてしまいました。ぬめり感もありますが、気泡は体にあまりつきません。微少の白い湯の成分(湯の花)が体にたくさんくっつきます。

小浴場は4~5人も入ればいっぱいになる広さで、湯の透明度はこちらの方が高いようです。石塚旅館のお湯ではここが一番浸かっていて、満足感を覚えます。立ち込める硫黄臭と新鮮な源泉が溢れており、何とも贅沢な時間を過ごすことができます。

露天風呂は細長い長方形の形をしており、10人は楽に入れる広さです。ここも目に鮮やかな黄緑色のお湯が溢れています。浴槽の底に2~3センチ白い湯の花が絨毯のように厚く堆積しています。潔癖症の人々には気持ち悪いかもしれませんが、このぬらぬらした感触たまりませんなあ。さすがに手にすくって顔パックはしませんでしたが・・・。

オバ様軍団6人と一緒に混浴しましたが、とにかくほんと気持ちよくて全く気になりませんでした。1時間ほどぼけっとして浸かってしまいました。ここの湯はほんとに湯の成分を思いっきり体で感じ取ることが出来るような気がします。湯量豊富な上、高原を吹きぬける風も心地よく満足度が異常に高い湯でした。ここは何度でも足を運びたくなる湯の一つですね。

右の写真は源泉の湧出地だと思われます。露天風呂から10メートルぐらい離れたところにあります。お隣にある「森山荘」は同じ源泉だと思い入浴しませんでしたが、別源泉という話もあり、チェックしてこなかったのが今になって悔やまれます。それにしても岩手山を含む八幡平周辺の温泉は底知れぬ良さがあり、何年かかけてじっくり廻ってみたいものです。(1998/08/27)
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/iwate/ishizuka.html


あんなエメラルドグリーン、初めてお目にかかりました!
噂通り、いや、噂以上の名湯です。これが硫黄のパワーだな。
ずっとずっと憧れていた国見温泉、ようやく入れました。

アプローチも気に入りました。原生林生い茂る山を、車で
ずんずん上っていきます。
山側からは様々な鳥の美しい歌声、谷側からはかじかの
大合唱、なんて素敵な山なのでしょう♪
車窓を全開にし、オーケストラに耳を傾けながら山頂近い
石塚旅館へ到着。駐車場の時点で既に硫黄臭。

内湯は新しく大きな浴場が完成していました。
広い湯船、一面がエメラルドグリーン!!底には白い湯の花が
大量に沈殿。筆舌にし難い感動です!
香りも強烈な硫黄臭。嬉しくなってきます。
自然の産物って本当に素晴らしいですね。

旅の道中、いろんな温泉を吸収してきたタオル、真っ黒に化学変化。
古い内湯もまだまだ現役。小さくても鄙びた感じがいいですね。
外には混浴露天。恐る恐る近づくと、ご婦人が占領していました。
これはチャンスとばかりに仲間入り。
内湯と比べると色が少し異なります。こちらは白みがかった緑色。
雲ひとつない晴天だったので、日差しの強さには参りましたが、
内湯同様極楽でした♪ここも泊まりたいなぁ。(2005.06入)
http://www93.sakura.ne.jp/~hana/onsen_iwate.htm


駒ヶ岳標高850mにひっそりと湧く国見温泉。南部藩おかかえの湯治場という由緒ある歴史を誇り、現在では駒ヶ岳の登山基地として登山客が、また効能あらたかな国見の湯をめざして全国から湯治客が訪れる。

 ここの温泉でなによりも特徴的なのは、未だ謎の多い色鮮やかな緑の湯(一説によると、国見の湯には一種の藻が含まれていて、これが光合成によってこのような緑色になるらしい!)見た目バスクリンのようなさわやかな湯だが、ガス中毒で死ぬんじゃないか? と心配になるほどのキョーレツな硫化水素臭、泥湯のように浴槽に沈澱するハンパではない湯の華の量……と、なにもかもが「濃ゆい」温泉なのである。肌触りは滑らかで玉川温泉のような刺激はないけれど、この「濃さ」は(心理的にも)あらゆる病に効きそう……だ。

混浴の露天風呂。この写真は朝撮影したもの。朝になると湯の華が浴槽の底に大量に溜まり、泥湯のようになってしまう。
わたしと夫さんは早朝と夜10時くらいに入浴した。夜は満天の星空の下、ほぼ独占状態での入浴ができた。この宿は湯治に来ている人が多いためか、夜9時を過ぎるとシンと静まり返ってしまうのだ。

国見温泉石塚旅館には、内湯が男女各2つと露天風呂が混浴1つ(上の写真)と女性用が1つある。こちらは露天風呂のついていない女性用の内湯。わたしたちが泊まった日はほぼ満室であったが、どのお風呂へ行っても他の人と出会うことはなかった。

こちらがもう一方の女性用の内湯。写真左手にドアがあり、そこから女性専用の露天風呂へいけるようになっている。男性用の浴室は窓が全開状態なのに対し、女性用は全開に出来ないのが苦しいところ。なぜなら
「ガス中毒で死ぬんじゃないか?と心配になるほどのキョーレツな硫化水素臭」と上に書いたが、それは冗談ではない……(^^;。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/journey/kunimi.html


日帰りではユッタリできないと思い,宿泊することにしました。秋田県側では暑いくらいの晴天だったのに,県境に向かうにつれ天気はどんより。岩手県側に入り,国道から国見温泉に向かう道に入ると,霧がもやり,細かい雨が降る状態に。10分ほど進むと,宿が見えてきました。

  トイレ付の9千円の部屋を予約していたのに,何故かトイレなしの部屋に変わっていました。食事の内容も変わりないし安く泊れて良いわよ,女将には言われましたが,,,(笑)。山の宿なので,おおらかにいかないと。

  部屋自体は,意外と普通。確かに立派ではありませんが,もっと古めかしい部屋を想像していたので,問題はありません。小さいテレビは,100円投入タイプ。温泉成分で1年に1度くらいは修理が必要というのは,温泉の濃さを示しているんでしょうね。

  名物の混浴露天風呂は,昔からの内湯手前を一度外に出たところにあります。男湯内湯の目の前ってところです。脱衣スペースがちょっとあるだけで,後は長方形の湯船があるだけ。周りは岩が組まれていて,あまり眺望は開けていなかったです。でも開放感のある空を見上げながら,って,この日は霧雨状態でした。

  常に4~5人の男性が入っているので,女性にはなかなかチャレンジしにくいお風呂だと思います。とはいえ,ちょっとした瞬間に誰もいなくなったりもしますし,夜になると格段に入る人は少なくなります。私は4時過ぎに入ったのですが,幸運なことに貸切! ゆったりと楽しむことができました。
415投稿者:国見温泉_石塚旅館  投稿日:2006年08月12日(土) 15時08分01秒


お湯はイメージ通りのエメラルド・グリーン。1mほど上にある筒からお湯が注がれているので,湯船の中も攪拌されるのか,濁っています。湯船の端のほうから足を入れると,底がぬるっ。覚悟はしていましたが,結構ビックリするくらいの湯の花の積もりぐあい。真中の方はそうでもありませんが,端のほうには1,2cmくらいは積もっていたのではないでしょうか。

  ちょっと熱めのお湯で,冷たいくらいの外気が心地よかったです。入浴後はフラフラとお湯のパイプを追って少しだけ歩いてみました。新しくできた内湯の脇には以前あった内湯の後が残っていました。いろいろなHPで風情のある様子を見ていたので,ちょっと残念でした。

  昔からの内湯は男女別ですが,女性には混浴露天風呂は厳しいので,露天風呂がついています。高い塀があるので,こちらもあまり景色を楽しむ感じではないですね。男湯側からは混浴露天風呂などが見え,実は一番眺望が良いのかもしれません。

内湯は歴史を感じる湯船。こちらには透明なエメラルド・グリーンのお湯が張ってありました。窓は全開になっていましたが,強い硫化水素集がしてきます。男湯側はどこよりも熱いお湯でしたが,女湯側は新しい内湯の方が熱かったです。

新しくできた男女別内湯は,手前の廊下や脱衣所は木の香りが漂っています。混浴露天風呂は別格として,その次に人気があったのはここです。十分な数のシャワーもありました。


男湯はケーキ1/4カット形状の湯船,女湯は大きい長方形の湯船。どうみても女湯の方が,湯船の大きさ・注がれる湯量にしても優っていました。ちょっと風情には欠けるところがあるかもしれませんが,お湯の使い方はしっかりしているので問題ありません。天井も高いので湯気がこもりませんし,快適です。

  どこのお風呂でも同じお湯なのですが,湯の花の堆積具合を確かめに,一度は混浴露天風呂にアタックしてもらいたいです。もちろん,どこのお風呂のお湯も美味しくないのも同じです。

それにしても,お湯の熱さで体力は消耗しましたが,意外とお湯自体の浴感は強くありません。匂いも強いですし,色も独特だし,濃いお湯だと思うのですが,お風呂上りの疲労感はそんなに感じませんでした。お風呂の後の肌ざわりはベッタンベッタンしていたので,きっとこれが皮膚に良いのでしょうね。

夕食・朝食共に玄関脇の食堂でとりました。団体で来ている人たちも多く,結構にぎやかでした。豪華な食事とはいきませんが,そんなに濃い味付けでもなく,まずまずでした。そして部屋に戻ると布団が敷いてありました。(翌日は帰るまでお布団は敷きっぱなしにされていたのは良かった)

7月上旬でも寒く,部屋のストーブを使用しました。最初から寒いのは覚悟していたので,毛布を袋に入れて持っていったのですが,大きな荷物を見て宿の方はちょっとビックリされていたようでした(笑)。

それと館内の蛇口から出てくる水は,山の水を使用しており,とてもサッパリとして美味しい水でした。帰りに汲んでいこうかと思っていたのですが,雨も降っていたし,ちょっとバタバタしたので諦めました。きっとここの水で入れたコーヒーも美味しかっただろうなぁ。
http://www.geocities.jp/umiumi8/spa_kunimi1.htm


岩手県岩手郡雫石町橋場

源泉名 国見温泉(町営緑の湯)

含硫化水素食塩重曹泉(緩和性低張性高温泉)
温 度 47.0℃ pH 7.2 溶存成分総計 4,704mg/kg
(HCO3 1138mg, CO2 368mg, H2S 20.74mg)

R46国見温泉方向へ向かい,そのまま10kmほどのぼり,最初に現れる宿。町民にやさしいが町外の人にはやや厳しい。

 浴室が男女1つずつで,小さめの浴槽がある。その浴槽は石膏成分で枠がコーティングされがちがちになっている。国見温泉特有の緑色の硫黄泉が香ばしい。湯口付近が硫黄臭がしっかりするが,石塚旅館のお湯よりはマイルドな感じがする。お湯の温度も温めで,じっくり浸かることが出来る。ここの休憩所にはたくさんのお年寄りが集っており,町民の憩いの場として利用されているようだ。石塚旅館のお湯が濃すぎる,熱すぎるという人向けのお湯。さすが国見。しっかり効きますよ。
http://todik.goemonburo.com/kunimi-sanso.htm

町営の日帰り温泉施設です。とても小さな浴槽が男女別に各1あり、他は無料の休憩室が一階と二階にあります。
町民以外の入浴料は倍もするほど高く、やはり町民優先でゆったり利用してほしいんだろうなぁと思いが感じられます。
10台くらい停められる駐車スペースがありますが、平日はせいぜい2.3台停まっているような感じ。
先日月曜日に訪問した時は、週末ものすごく混んで、来てもらったお客さんにすごく申し訳ない気がした・・・と管理人の方が仰っていましたから週末はとても混むのだろう・・と思います・・・

お湯は深いグリーンでここから流れるお湯は乳白色で硫黄の匂いがしています。石塚旅館等ほど強い匂いはなく鄙びた浴室と小さな浴槽がとても秘湯っぽくて落ち着く感じがします。。

湯につかり、ほ~~っと。。やはり混んでほしくない温泉です。。
地元のここを愛している方たちはなおさらそう思うんだろうなぁ。。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~makos-onsen/iwatekunimisansou.html


国見温泉の入口にある日帰り温泉施設です。とても公共の施設とは思えないぐらい鄙びています。管理人のおじさんとの会話。

私:「石塚旅館と同じ源泉ですか?」

おじさん:「そう同じだよ」とあっさり返答。

私:「捨てている湯の色が違うのですが」と食い下がる。

おじさん:「色は温度によって刻々変わる。最初は青→緑→黄色→白→透明になる。嘘だと思うならお風呂を見てきてもいいよ」

というわけでお風呂を見学してみると、確かに明るい緑色透明のお湯でした。そこで今夜の宿泊先である石塚旅館に向かいました。

石塚旅館で部屋に案内される途中、女将さんに

「国見の温泉はすべて石塚旅館が湯元なのですか?」と質問すると森山荘はお湯を分けているが下の国見山荘は違うとはっきり言ってくれました。

あのオヤジ騙したなあ!とつぶやきながら、また国見山荘にしつこく戻りました。

国見山荘に行き、石塚旅館の女将さんがここにお湯は分けていないときっぱり言われた旨をおじさんに伝えると、最初はとぼけていましたが渋々独自源泉であることを認めました。

是非入りたいと言うと、今混んでいるからとかなんとか理由をつけていれたがりませんでしたが、神奈川県からわざわざ来たのでどうしても入浴したいとお願いすると、ようやくOKが出ました。

お風呂は内湯×1です。とても小さな浴室&浴槽です。石塚旅館の小浴場を1/3にしたような大きさ雰囲気といえば分かって頂けるでしょうか。浴槽は4人が入ればいっぱいの広さで、白い湯の成分で見事にコーティングされています。

黄緑色透明のきれいなお湯が注がれどんどん捨てられています。硫黄臭は石塚旅館より弱い感じです。味も石塚旅館ほど苦みが少なくずっと飲みやすいです。お湯自体はフレッシュな感じがして、少しのぬめり感があります。湯の感触自体は石塚旅館より良いような印象です。湧出量が少ないため小さな浴槽になっているようです。

浴室が狭いので町内のお客さんを優先にするため、管理人のおじさんが何かと町外者がこないように仕向けているようです。入浴料も町外者は町内者の2倍します。お湯に満足して最後にお金を払おうとしたら、おじさんに入浴料はいらないと言われ、結局無料で入ってしまいました。石塚旅館のお湯ほど濃厚な感じはしませんが、すっきりした感じのするとても入り心地の良い湯でした。石塚旅館の小浴場の好きな人なら気に入って頂けると思います。(1999/08/08/PM5:00)
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/iwate/kunimi.html


今回行ったのは、国見山荘。あと200mの看板のあたりで、すでに硫黄臭が漂ってくる。

内湯が男女別に一つづつ。洗い場には、蛇口もない。湯船しかない。
掛け流しの温泉だけで勝負している。湯の色は白濁しているが、緑みを帯びているのが特徴。(右写真:排水溝に緑色の結晶が析出している)

湯に浸かるとこれが温くて、いいお湯でゆっくり浸かってしまった。
が、この長湯が今回の大失敗の元だった。すっかり体が暖まったので湯船を出たら…

突然、ぐらぐらっと。目の前は真っ暗に… …

そのまま倒れ込んでしまった(ようだ:記憶がない)。

気づけば遠くから人の声。「大丈夫かぁ」
「ここはじめてかぁ」
「ここの湯 温いけど、とても効っくから気ーつけろぉ」
「ひょっとして、湯が出ているとこのガス吸っちまったかぁ」
「ちょっと座ってやすんでろぉ」

気を失っていたことに気づく。親切なおじさんが窓を開けてくれて、こっちを見ている。涼しい風に当たって正気をとりもどす。一人しかいなかったら危ないところだった。

どうも、ガスを吸ってしまったらしい。温泉分析表を見ると 硫化水素 の文字が!(そういえば、なんか匂っていたっけ ←おそい)

そう硫黄泉。濃度が濃いので効き目があるが、ガスには注意が必要。
ガイドにもそんなことが記されていた。危険を身をもって体験した。
(大反省m(_ _)m)

温泉力が強い(強すぎる!)。九死に一生を得た。
http://ny.air-nifty.com/blog/2005/07/post_a752.html

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