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徳島県 祖谷温泉  

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2022/07/04 (Mon) 19:33:44

徳島県 祖谷温泉  

徳島県 三好郡池田町松尾367-2

祖谷の谷は深い渓谷で全国でも有数な山奥の地です。急峻な絶壁が続くため、道路が非常にタイトで交差するのに苦労するほどです。谷底は遥か下方で、渓流は細くみえます。四国にあって大歩危、小歩危の名勝と祖谷谷のかずら橋は観光の名所で、訪れた人は数多いでしょう。四国には数多くの温泉がありますが、30度以上の加温しなくても良い物は珍しく道後温泉周辺とここ祖谷のみでした。

最近はボーリングによって高知の伊野温泉、春野温泉、ながおか温泉や香川の金毘羅温泉などでも温泉が湧出しました。しかしこの絶景の祖谷の谷底に39.3度の良好な硫黄泉が溢れるように出ているとは大自然の妙だと思います。これは絶妙な天の配材と思わずにはいられません。

そしてケーブルカーの空中散歩の後に、下りついた先には毎分1500リットルもの大湯量を十二分に使った渓流の眺めの良い露天風呂があります。渓流は上から見ると細かった流れもかなり迫力のある立派な水量です。

温泉は激しい掛け流しで、湯が新鮮この上なく硫黄の匂いが強く放散されています。湯の色は白濁ですがこれは湯本来の色ではなく、良く見ると小さな気泡によるものです。これが身体中に付着します。これを取り去るときには「つるり」とし、擬似つるつる感が体験できます。湯の中にちらほらと散見できるのは炭化物で、この豪快な湧出で地中深部より押し出されたものです。温泉の生長と太古の歴史を感じさせてくれるとともに、大地の贈り物であることを思いださせてくれるものでした。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20020924A/index3.htm



日本三大秘境と言われる祖谷にある祖谷温泉は、松山自動車道三島川之江ICより車で約1時間ほど、その半分は山道という超秘湯。

早速お目当ての掛け流しの露天風呂へ。ロビーより外へ出てケーブルカーへ乗り込む。ケーブルカーは一度に17人まで乗れ、大き目のもの。乗り込むと宿の方に「一番前へ座って出発ボタンを押してください」と言われる。どうやら自分で操作して下まで下りるようだ。

一番前に座るとジェットコースターにでも乗ったような錯覚に陥りこのまま落ちたら怖いだろうな・・などという良からぬ想像をしてしまう。しかし景色はすばらしく遠くには川、周りは大自然が広がりこれを見るだけでも一見の価値がある。ケーブルカーが下まで下りると川沿いに建つ小さな小屋へ着く。

アロマのような心落ち着くやさしい湯

去年までは混浴の露天風呂が1つのみだったのが、台風で流され新しく女湯を追加して復活したそうだ。という事で今は男女別に各1つずつ露天風呂がある。 源泉は女湯の露天風呂横にある脱衣所下より湧いており超新鮮なわけだ。
さて、入浴の感想はというと思ったよりもあたたかく辛いほどではない。湯船の中でじっと動かずいるとジワジワと身体があたたまってくる。飲んでみるとまろやかな硫黄味に硫黄臭がする。
露天風呂からは荒々しい岩肌と綺麗な緑色の川が見え美しい。

源泉の投入量は多く、ドバドバ。それもそのはず毎分1500リットルが自噴で湧き出している。身体には気泡が多数付きあっという間に身体が真っ白になる。浴感は泡付きのせいでヌルヌルし、山梨に多くみられる湯と似ていると感じた。

祖谷温泉は秋にはすばらしい紅葉を見ることができ、秋の予約は約半年前からいっぱいになるとの事。この景色が紅葉に変わったら・・と想像すると人が押し寄せるのも頷ける。四国は掛け流しの温泉が大変少なく、特徴のある湯も少ない。そんな中で加熱もせずこれだけの絶景を眺めながら極上な湯に入れるというのは貴重だ。今回四国旅行で12箇所の温泉へ入ったが、ここ祖谷温泉が特に気に入った。
http://www.hikyou.jp/tokusima/iya/iya.htm



4時のチェックインだったが、建物の前の駐車場はほぼ満員。
驚いたことに地元徳島県を含む四国4県のプレートナンバーは1台だけ、後はすべて本州と九州の車だった。ここがいかに全国的に人気の温泉かをあらためて実感した。
チェックインが2時からになっているので到着が早いこともあろうが、もう一つの理由は、名物の露天風呂が、たとえ宿泊者でも夕方6時までの入浴となっているためで、私も予約のときに早いチェックインを薦められた。(翌朝は7時から)

何はさておき、天下に名高い露天風呂に向かう。
「天下に名高い」の理由の1つは、渓谷の露天風呂までケーブルカーで降りていくという珍しさ。
2つ目はその風呂が、四国では稀有な加温も加水もしない源泉掛け流しであることだ。

館内から直接乗り場に出ると、これが空中楼閣で鉄骨だけで支えられていて、はるか下に祖谷川の渓流が見えた。
下から上がってきたケーブルカーを見て驚いた。
30~40人が座れる大きなもので、エレベータの様に自分で運転して上下する。運転といってもスタートボタンをを押すだけの自動になっているが、当局からよく免許が下りたものと感心した。
これだけ本格的なケーブルカーを一旅館が管理・維持できるのだろうか。、もしかしたら町の持ち物かもしれない。
一番前に座って発車ボタンを押すと、ケーブルカーは標高差170mの谷底まで、傾斜角42度の急斜面を5分ほどかけて下っていった。

露天風呂は、長さが10mほどだろうか、銘石を使わず目の前の渓流に転がっている素朴な石を積み上げた簡素なものだが、それがかえって野性的な渓谷と同じ質感をかもし出し、周囲の自然と渾然一体となった入浴が楽しめる。

湯はすぐ近くから自噴し、毎分1,500リットルという湯量を誇り、湯温39.3℃の新鮮な湯が掛け流しとなっている。泉質はほのかに硫黄のにおいがする単純硫化水素泉で、驚くほど多量の湯の花によって青味がかった乳白色になり、肌に滑らかな極上の湯だった。

日頃は長時間湯に浸からない自分だが、泉温が好みの温めなこともあって過去最高を記録するくらいの長時間、湯の中に留まり至福の一刻を過ごした。

この外に、本館2階に中規模の展望大浴場があり、ここは滞在中いつでも入浴できる。
ホテル祖谷温泉は嬉しいことに立ち寄り湯ができる。入浴時間は7時30分から18時まで、露天風呂と大浴場の両方に入浴できて大人1,500円、大浴場だけであれば500円である。
http://www4.kcn.ne.jp/~t-yoko/67-tokushima/67-iya-2l.html

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