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鹿児島県 硫黄島 三島開発総合センター・東温泉・坂本温泉

1:777 :

2022/06/30 (Thu) 20:49:08

鹿児島県 硫黄島 三島開発総合センター・東温泉・坂本温泉

鹿児島県 鹿児島郡 三島村 硫黄島


鹿児島 硫黄島 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6+%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6


公式HP
http://mishimamura.com/gaiyoukankou/ioujima/
http://mishimamura.com/tourism/394/


三島村 旅行・観光ガイド 2022年 - トリップアドバイザー
https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g1121583-Mishima_mura_Kagoshima_gun_Kagoshima_Prefecture_Kyushu-Vacations.html

2022年 三島村で絶対泊まりたいホテル!旅館ランキング 【トリップアドバイザー】
https://www.tripadvisor.jp/Hotels-g1121583-Mishima_mura_Kagoshima_gun_Kagoshima_Prefecture_Kyushu-Hotels.html



アクセス
硫黄島は、竹島から約30分


地図
https://www.bing.com/maps?q=%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6+%E6%B8%A9%E6%B3%89&qs=n&form=QBRE&sp=-1&pq=%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6+%E6%B8%A9%E6%B3%89&sc=5-6&sk=&cvid=DACDA0A4D27548EB965019E0C21071DA&ghsh=0&ghacc=0
https://www.google.com/maps/place/30%C2%B047'01.2%22N+130%C2%B016'38.4%22E/@30.783654,130.2751493,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x6847fb15a715c9f0!8m2!3d30.783654!4d130.277338


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三島開発総合センター

〒890-0901 
鹿児島県 鹿児島郡 三島村 硫黄島90-61
電話 09913-2-2257


船から降りてすぐ左手に近代的な建物が見えるのが三島開発総合センター。

250名を収容する大集会場や温泉を利用した大浴場・会議室・研究室・図書室・郷土資料室があります。
また、広い競技場、硫黄島温泉プール(6レーン・25mプールと幼児用プール)、付近(約200m)にはキャンプ場も設備された多目的施設です。
ちなみに、大浴場は無料で毎週月・水・金の14時30分~19時30分営業です。(祝日の場合は休み)


公式HP
https://www.pref.kagoshima.jp/suisuinavi/2780.html

三島開発総合センター - 離島|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/ritou-onsen/onsen012322/


入浴料:無料

営業:14時30~19時30分
定休日:火木土日祝日


アクセス
硫黄島港より300m
硫黄島港より三島開発総合センター方面へ徒歩5分


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硫黄島 東温泉 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=+%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6+%E6%9D%B1%E6%B8%A9%E6%B3%89


東温泉 - 離島|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/ritou-onsen/onsen004763/

2022年 東温泉 - 行く前に!見どころをチェック - トリップアドバイザー
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121583-d1775477-Reviews-Higashi_Onsen-Mishima_mura_Kagoshima_gun_Kagoshima_Prefecture_Kyushu.html


入浴料:無料

アクセス
硫黄島港から徒歩で40分~1時間
硫黄島港から海岸線を車で10分

駐車場 5台


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硫黄島 坂本温泉 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=+%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6+%E5%9D%82%E6%9C%AC%E6%B8%A9%E6%B3%89+


坂本温泉 - 離島|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/ritou-onsen/onsen004764/

入浴料:無料

アクセス
硫黄島港から平家城方面へ看板に従い車で10分

駐車場 5台


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薩摩硫黄島の野湯温泉4ヵ所
2008年08月16日 執筆者:郡司 勇
https://allabout.co.jp/gm/gc/80569/

薩摩硫黄島の野湯温泉4ヵ所

薩摩半島の沖にある硫黄島の野湯3ヶ所と温泉センターを紹介する。噴煙を上げる火山島の硫黄島には海岸に野湯がある。赤い湯や薄白濁した湯である。海岸の温泉と長浜温泉、ウタン浜温泉などのレポート

  1硫黄島行き フェリーみしま 

1. 鹿児島港発
2. 噴煙と急斜面の火山島
3. 硫黄島港の赤い温泉

鹿児島港を出発するフェリーみしま

フェリーみしまに乗り、みしま村の硫黄島に行った。としま村のトカラ列島は時間がないと行けないが、硫黄島ならば1泊でなんとか行ける。

噴煙の上がった火山島が硫黄島

鹿児島の南埠頭から出て、錦江湾をゆっくりと南下して硫黄島に行く。海上からの硫黄島の眺めは素晴らしい。噴煙を立ち昇らせた岩山が海の上に大きく見え、噴煙は火口だけでなく周囲の岩肌からも数多く立ち昇り、凄い野性的な外観である。

島の岩壁からも噴気が立ち昇っている

島の周囲は温泉が湧出しているのであろう、海水の色がエメラルドグリーンや赤に染まり流れ出している。北側の穴の浜あたりはエメラルドグリーンの海の色になり、赤湯付近は名前のごとく赤い湯が海面に流れ出ている。

堤防内は赤い温泉で満ちている。

そして硫黄島港に向うのであるが、港が凄い色である。ほぼ有馬温泉のような赤褐色に染まっている。驚きの光景であった。

船の動きで温泉と海水が混ざる

硫黄島の港内は赤い温泉と緑色の海水が混じりあい、美しい光景である。


硫黄島行き フェリーみしま
鹿児島県三島村
〒892-0821 鹿児島市名山町12番18号
TEL 099-222-3141
fax 099-223-1832

硫黄島行き フェリーみしま
硫黄島行き フェリーみしま運行表

 
 2 硫黄島港温泉  自然湧出の野湯

1. 港内至るところで温泉が湧出
2. 源泉は弱食塩泉であろう海水より薄い。
3. 鉄分多し 真っ赤に染まる
4. コンクリートで浜は覆ってあるが隙間や、岩の露出している部分から温泉が湧出



港温泉1
赤い部分は温泉だった


この港の温泉のことを聞くと、各所に湧出しているとのことなので、フェリー到着後に港を散策してみた。船が付く周囲は赤さが濃く、温泉の湧出も多いのであろうが、水深が深く入浴は無理である。

港温泉2
鉄分の多い源泉である


そこでコンクリートで斜面になっていて水面に触れられる地点に行ってみた。幸運にも干潮で、一部波打ち際より上流に岩が露出しており、その周囲から透明な湯が湧出しているのが発見できた。

港温泉3
表面が暖かい


海面を触って、驚いた。温泉である。35から40度くらいの水温があり、熱い温泉は上に溜まるので海の上に薄く温泉が広がっているような状況になっている。50センチも沈むと冷たい海水である。岩の露出していないコンクリートで固められた部分もジョイントや亀裂から温泉がどんどん湧出し、漁船を引き上げるために作られたコンクリートの斜面の波打ち際の表層は、すべて適温の温泉であった。

港温泉4
湧出量の多い地点を発見した


湧出直後は透明であるが、この源泉は鉄分を多量に含有し、海と混ざると真っ赤に酸化する。また塩分も海水より薄いものである。しかし酸味や硫黄臭はなく含鉄食塩泉であろう。波打ち際に腹這いになって入浴すると快適である。また一部岩の露出している部分は湧出量が多いので普通に入浴しても暖かい。島ではそちこちに温泉が湧出しているらしく珍しいものではないようだ。まだまだ湧出地点は数多いと思われる。



硫黄島港温泉  自然湧出の野湯
鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島
TEL.なし
【料金】 なし
自然湧出野湯
https://allabout.co.jp/gm/gc/80569/


3 硫黄島 長浜温泉野湯
https://allabout.co.jp/gm/gc/80569/2/

1. 海岸は赤く染まり、みな暖かい
2. 砂浜を手掘りして腰浴する
3. 熱い湯が足元から多量に湧出 

海岸一帯が温泉湧出地点

港の周囲は平地があるが、西側は高い崖に囲まれ、50メートルくらいの岩壁になっている。その岩壁の波打ち際は真っ赤に染まり壮観である。

火山を背景にした長浜温泉

まずコンクリートの港湾施
設の一部で入浴したが、その岩壁に近づいてゆくと砂利や、石の多い海岸になる。ここの石も真っ赤で海の色も真っ赤である。やはり海水の温度は30度以上あり、どこでも入浴可能な状況となっている。

波打ち際でも暖かい

歩を進めると海岸から湯が湧いて海に流れ込んでいる地点を発見した。そこで手掘りで浴槽を造り入浴した。頭大の大きさの石は砂に埋まっていて、なかなか手掘りが出来ない。しかし時間もあるのでゆっくりと掘り進み、やっと腰浴くらいまで進んだ。そこで入浴した。

絶壁に囲まれた海岸の温泉

まさに足元湧出源泉である。指宿の砂湯の砂礫版である。推測であるが鉄分が30mgから50mgと非常に多いのであろう。湧出直後に真っ赤に変化する。手掘り浴槽は真っ赤な湯溜りになった。

寝転んで入浴となる

それにしても離島の海岸で、波も石も真っ赤である。非常に貴重な体験をした。そして楽しかった。湯はやはり港のものと同系で含鉄食塩泉であろう。温度も50度近いであろう。海水より薄いので等張性(8~12グラム)ほどだと推測した。


硫黄島 長浜温泉野湯
鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島
TEL.なし
【料金】 なし
自然湧出野湯

硫黄島 長浜温泉野湯


4 西墓道温泉  三島村開発センター

1. 無料開放の温泉センター 
2. 単純泉 40度
3. 透明、無味、無臭 個性ほとんどなし

俊寛像と開発センター外観

港のはずれにある開発センターの温泉。鉄筋コンクリート造の2階建てである。前には俊寛像がある。センターの前の浜は先に入浴した長浜温泉野湯の場所である。

四角いタイル内湯が無料開放

しかしこの温泉は別の場所で掘削し透明、無味、無臭の個性の少ない温泉であった。長浜温泉の強力な真っ赤に染まる鉄分は含有していない。PH6.3の単純泉で40度の源泉である。総計440mgと少ない。

個性のない湯が加熱掛け流し

加熱された源泉を入れ放しの加熱掛け流しの使い方で、タイル貼りの内湯1つのみの簡素な浴室であった。恋人岬に続く岩壁が海岸に沿って見える美しい背景の立地である。


西墓道温泉  三島村開発センター 
鹿児島郡三島村硫黄島90-61
TEL09913-2-2257
火・木・土の14時~19時30分
無料 月・水・金・日・祝日休み 
https://allabout.co.jp/gm/gc/80569/2/



5  大谷温泉(ウタン浜温泉)
https://allabout.co.jp/gm/gc/80569/3/

1. 海岸の野湯 38から40度の酸性硫黄泉が岩や石の間から湧出し、所々に湯溜まりがある
2. 透明弱く白濁、酸味+明礬味+たまご味+少塩味、硫黄臭
3. 快適な野湯、ロケーションも素晴らしい
 

平家城下の温泉湧出が白い流れになっている。

硫黄島には10ほどの温泉が確認されているが、施設があって確実に入浴できるのは開発センターと東温泉、坂本温泉、温泉プール(夏のみ)の4つである。ほかの長浜温泉、ウタン浜温泉、赤湯、平家城下、穴の浜、北平、の6つは海岸に自然に湧出している、いわゆる野湯で潮の満引きや、波浪の状況でも入浴できるかどうか変わってくる。

穴の浜方面の海の色は驚くべき美しさ

今回は野湯のうち長浜、ウタン浜の2つに入れたのでよかったと思っている。車を借りて島の北側に行く。突き当りが平家城である。平家城というのは島の北側に突き出た四角い城郭のように見える岩山で、そこまで道があり車で行ける。

海の中の湯溜りが適温

全くの絶壁で平家城下の野湯に入ろうと思っても、海の色は変化しているが降りる道がない。波の少ない時に漁船をチャーターするなどしないと入浴できないだろう。また近くには北平温泉があり、その地域は海岸線が俯瞰できるが、岩を波が洗っており、アドベンチャーや探検家の範囲であろう。

白濁した酸性硫黄泉

そして穴の浜温泉に至る海岸線が遠望できる。これが現実とは思われないほど美しい色の海になっており、凄い量の温泉が海岸に沿って海に流れ出ていると思われる。濃い群青の海が海岸に沿ってだんだんとグラデーションを持ってエメラルドグリーン色になり、一番色の濃い地点ではほぼ白濁に近い色になっている。

大きな岩の間に湯が湧いている

さてウタン浜温泉を探して海岸への降りる道を探すが、絶壁に突き当たり、平家城の地点から降りるのではないようだ。少し戻ると降りれそうな斜面が見つかった。幸運にもそこがウタン浜温泉であった。斜面を下るにつれて硫黄臭がしてくる。先ほどの長浜温泉は含鉄食塩泉であったので今回は硫黄泉だなあと、興奮する。

絶景の海中温泉で快適

大きな岩がごろごろと転がった浜で、数分で温泉の湧出している地点を発見した。大岩の周囲から薄く白濁した酸性硫黄泉が湧出している。温度は実測38度であった。近くの浴槽風になった湯溜りで入浴した。日本海を思わせる豪快な海岸風景で大きな波がワイルドである。入浴してみるとその地点の底からも湧出している。こちらは鉄分がなく、酸性の硫黄泉である。成分的には明礬が含有されていると思われる味覚と匂いがした。源泉は塩分は少なく、酸味とたまご味、明礬味である。硫黄臭もはっきりとわかった。海の色は変わっておらず少量の湧出なのであろう。しかし入浴可能な状況に廻り合い、よかった。入浴していると潮が満ちてきて10分後には先ほどまで快適だった、湯溜りの浴槽は海の中に沈んだ。大きな岩なので手掘りは不能なので干潮の時だけ、入浴可能である。


大谷温泉(ウタン浜温泉) 
鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島 
自然湧出野湯 
無料
https://allabout.co.jp/gm/gc/80569/3/
2:777 :

2022/07/03 (Sun) 08:42:37

秘湯レポート:硫黄島の温泉5ヶ所:全部無料の露天混浴風呂!
2018/05/01
https://4travel.jp/travelogue/11359412

 いつだったか、TVでこの火山島に天然の温泉が5つもあり、それが全て無料で、露天、混浴、秘境中の秘湯!と紹介されている番組があった。
 すぐに誰かが口コミ載せてないか?とトリップアドバイザー、ここのフォートラベル、直接グーグルマップで調べたが、ものすごく詳しい情報は載ってなかった。
 初めての海外旅行は団体ツアーのヨーロッパ5カ国周遊だったが、最初の海外旅行で、すでに私は自分で調べて電車やバスで美術館へ行ったりすることが出来たし、私のしゃべる英語はイギリス人と英語ができるヨーロッパ人にも通じるのが分かってからは、あとは全て自分で手配して現地をサバイバルで回る、というスタイルになった。
 しかし、40を過ぎるとさすがに現地の男のセクハラとボッタクリに戦いながら歴史遺産を回るのにも疲れ、ここ数年はもっぱら台湾とタイとラオスばかりである。
 ついでに、去年は台湾ドルが日本円に対して高かった。台湾ドルを買うチャンスが恵まれず、それなら日本国内で最強に私が行きたいところに体の無理が効くうちに行ってやれ!とついにこの島への旅を決行することとなった。

 2018年1月過ぎにグーグルマップから割り出された民宿は5軒。直接電話したが、GWの稼ぎどきに女の一人旅なんかやっぱ受けたくないらしく、民宿ガジュマル以外は「いっぱいです」と断られた。

民宿ガジュマルのお母さんだけが「ちょっと体調が悪くて。。。」と日程も何も聞かないで言うので本当なのだろう。
それから1ヶ月おきに電話し、3月下旬にめでたく回復したそうで、民宿再開するとのことで、予約を受けてくれた。
民宿ガジュマルのお母さん、本当にありがとうございました。お母さんに断られたら、私は三島村小中学校の校庭の隅で野宿する覚悟でした。

 もちろん、キャンプ場は硫黄島には二ヶ所あり、テントがあれば5月はキャンプできます。
後で下見に行ったけど、キャンプもそんなにハードな場所でもなかったです。

 何せ、感動したのが、この島、上下水道がしっかり完備されてて、民宿ガジュマルのトイレは水洗トイレで、ウォシュレット付き!
すごい秘境=ポットん便所、と覚悟してたので、初日からびっくりしました。


硫黄島に無事上陸出来たので、宿に荷物を置いた観光客はパッと散る。
四人組のお兄さんたちは民宿のおばちゃんの車を借りて、穴の浜温泉、坂本温泉、ウータン温泉を先に攻めていく。

私は雨が酷いし、同じ宿の僕ちゃんと徒歩にて、船から見えた海沿いの道を通って東温泉へ。
そしたらその道のまあなんと酷いこと。ウルシがボウボウに生えて道をふさいでた。私たち二人とも傘を持ってたので、傘でガードしながら進んだ。
帰りは遠回りになるがしぶしぶ迂回道路を歩く、写真は迂回動路。

東温泉は島の南側。南から風があると、湯船に浸かる時は、海に背を向けてはいけない。出ないと高波が湯船に浸かっている人と海へ引きずり込むこともあるそうで。
三島総合開発センターのお姉さんが親切にいろいろと教えてくれる。
ちなみにこの写真は2日目の晴れていて、北西の風が吹いている時の様子。

脱衣所がありますが、屋根なしで男女の区別もありません。あってないようなものですね。男性は全裸で入っている人がほとんどでしたが、女性はさすがに私も含めて水着着用でした。

2日目の晴れている日の東温泉。お湯がエメラルドグリーンです。ついでに真ん中の浴槽が一番適温でした。


晴れている日の東温泉。海の色が乳白色が混ざった色になっています。一番竹島側に近い浴槽はぬるま湯です。お子様用かな?でも決して顔を洗ったり目をこすったりしないように!

初日の天気が荒れてた時の東温泉、一番竹島側の浴槽からの景色。右側に立つ岩は東ノ神と呼ばれてました。

荒れまくっている海と東温泉。(初日)浴槽の色も緑というよか黒。

初日の東温泉は結構雨が降ってて、私たちは上陸できるかどうかもわからないくらいの雨の酷さだったせいか、浴槽はかなりぬるい目になっていて、一番手前の暑くて鬼以外無理!と呼ばれている浴槽も、手だけならなんとか入れた。

坂本温泉、ウータン温泉、穴の浜温泉の三つは硫黄岳と矢筈岳の間の道を抜けて上がって行く。
ウータン温泉入口付近の反対側の山の斜面がなぜか、さっぱり刈られてた。
道の左側に看板発見。この日の干潮は午後15時丁度。
ここに立った時点で2時15分。急がねば!温泉は干潮のときが一番見つけやすいのだ。

え、ええ?ここを降りなきゃいけないの?

昔の島流しされた平安時代のやんごとなき人たちが、この谷のあたりに住居を構えていたらしい。当時は港も道も何もかも整備されていなかったけど、どうやって暮らしてたんだろう???

足をくじかぬよう慎重に岩場を下りて、浜にたどり着きました。前日に宿の車チャーターで温泉回ってきたお兄さんたちの写メを見せてもらったら、結構大きな岩に挟まれた場所だったっけなー。

なんかしゃがんで湯かどうか探すより、さっさと足で探したれ!と靴下だけになり、歩き回る。にしても、温泉の鉄分と反応して、荒波が押し寄せてるのも影響してるのか、茶色い泡があちこちに出来上がっている。セレブのお風呂には見えず、どっちかというと、工場の排水のヤバい感じに見えるんだが、、、。

お兄さんたちが前日に使ってたスポット発見。この大きな岩の根元から小さい泡が出ている。浸かってみるが、まだまだ流れ込んだ潮の冷たさの方が勝っている。温まるまで待ってみようかと思ったけど、茶色の泡がテンション下げる。時計をチラ見すると、午後2時半過ぎ。結局、一番いい湯加減はグレーのシャツを置いてある岩の根元、水深10cmのところでした。波が穏やかで干潮をちょっと過ぎたあたりが一番いい湯加減になりそう。

えー、またこれ登るの?けど、一番秘境中の秘湯と呼ばれているのがケツのはま温泉(穴の浜温泉)。冷えた体で崖を駆け上ります。

ケツのはま温泉に行く直前、平家跡と呼ばれている展望台にも行きます。
硫黄岳、富士山みたいな形で、頂上だけ煙が上がってるかと思ったら、港で見る角度も矢筈岳の間を通り抜けた時も、平家跡展望台のどの角度でも奮起が上がってて、
結構ヤバい火山なんだな、と思いましたが、その分温泉がすごいわけですね。

干潮前後に3つの温泉を回らなくてはいけない。いちいち服着替えてらんないから誰もいないしバスタオルで島の北側は攻める!

平家跡にも俊寛の置いてけぼり像がありました。
結局、絶望のまま彼はこの島で37歳で死去したそうです。可哀想だなあ。

別角度から撮った俊寛の置いてけぼり像と硫黄岳。1000年前でも火山活動はバッチリ行われてただろうし、平安時代の人には恐ろしい鬼が棲む山だと考えられてたのかも。そういう私も、ペプシのCMシリーズ、桃太郎が討伐にやってくる鬼が棲む島ってやっぱここだと思う。

平家跡から晴れてたので人が住んでいる竹島が見えましたー。

晴れて、海が穏やかだったらこう見える、の図。

が、晴れ間はあるけど北西の風、波が高い場合だとこう見えてしまう。海の色が変わっているエリア一帯、温泉が湧き出ているそうだ。

平家跡に続く手前100mあたりに右に舗装されていない道があったので、多分こっちが穴の浜温泉への道に違いないと、電動アシスト自転車で草ぼうぼうの道へ突っ込んでいく。

草ぼうぼうの道を進むと、駐車場っぽいところに出くわす。左手には携帯電話の電波等らしきものが立つ。この道の標識に従って、右へ進む。左に進んだら展望台。どのみち穴の浜温泉に行きたいなら右に行くしかないんだろ?

標識に従って進む、草ボーボーの道。
や、いいんですよ。私が見たTV番組の時は道無き道を藪をかき分け、鉈を振り回して枝を切り分けて進んでたので、現在は何人もの人が来ているおかげで、ましになりました。

はい、浜に降りましたよ。波が高いなあー。
確か、前日に車チャーターした四人組お兄さんたちは「熱すぎて入れない。でかい岩のふもと」と教えてくれたんだが。。。

何が高い。とにかく水の色が変わってるところは全面温泉。しかし、腰くらいの深さのところに行くには波が荒く、海へ引きずり込まれる勢いなので、ここでも靴を脱いで、足の裏でお湯がどこかを探す。

うーん、前日のお兄さんが入ってたっぽい岩場発見。
これ、道を下りて、左側に進んだところです。

で、もし海が荒れてるけど、ここまで来て引き下がれるか!な私みたいな性格の人へ。この景色覚えてくださいねー。

なんか漫画の世界なら、空手のチョップとかで真っ二つにされた状態の赤い岩、わかりますか?この岩の向かい側の大きい赤い岩の、さらに手前に子牛サイズの赤い岩が3つ並びます。その左側の根元がお湯わいてましたよ。なめたら酸っぱい。東温泉と同じ成分みたい。波が打ち寄せてくるといい湯ですが、波が届かないとお尻火傷しそうな熱さです。

本当は右手に進んで、至る所温泉、らしいんですが、実はこの日まだ三島総合開発センターに自転車のレンタル代払ってないわ、ここで行方不明になったら、かなり迷惑かけちゃうだろうし、あと、ノルマに坂本温泉残ってるし、でさっさと撤退。
坂本温泉を目指します。

もう一度、自転車を停めてある草ボーボーの場所に戻ろうとしたのですが、足元ばかり見てたら、いつの間にか枯れた渓流を登っていてかなり山奥に来てしまっていました。何か出そうなくらいなんか強くなる雰囲気に慌てて、浜に駆け下ります。
ここでも前日、船で一緒になったハネームン中のご夫婦に出くわしてホッとします。
私が見つけた源泉スポットと坂本温泉の情報を交換し合います。

坂本温泉へは、傾斜50度-60度?というような、ほぼ崖を降りるような坂道を降りて到着。時刻は13時45分干潮から45分経過してますが、海水はまだ流れ込んできてません。

し、しかし。。。海沿いの方はフナムシがウジャウジャ。山側はなんか藻でドロドロ。。。

右側手前の浴槽が一番暑いようですが、熱いけどドロドロにテンション下がります。

10秒で腰まで浸かって速攻で出て、海側のもうちょいドロドロがマシそうなところを恐る恐る進むと、岩の亀裂から結構集めのお湯が出ているではありませんか。水深15cm。う、うーん、さっきのところよりはドロドロマシだし、、、でここでちょっと寝転がっていい湯だな、とやりましたが、気がつくと指先に透明の尖ったものが。尖ったプラスチック片でした。危ない、危ない。慌てて拾い上げて、丘のゴミ箱的エリアに捨てておきました。

さて、この硫黄島の最後の温泉スポット。
なんとフェリーみしまが着岸する港そのものが温泉なのですね。
三島総合開発センターの敷地に海に向かって立つ俊寛の置いてかないで!像。
この像の目の前が赤茶色の浜辺に降りれる階段があるので、そこを降りましょう。

俊寛像を背にして立つと浜へ降りる階段があります。
そのまま俊寛の目線方向に進んでいき、その波打ち際を10cm掘ると熱い。
スコップがあれば指宿の砂蒸し湯のように楽しめるみたい。

1日ほぼ1回フェリーみしまがこの港にやってくる。晴天の日はノリノリでシャンべの演奏で見送り、出迎えをしてくれる。

これは港が一望できる、恋人岬から撮ったもの。海の水が赤茶色になっているのは温泉の成分のせい。どんだけ港は温泉なんだよ!って思うレベル。

なお、恋人岬の看板に説明があったが、海の風が南から吹く時は港は全面的に赤茶色に変わる。港の中央部分がエメラルドグリーンの場合は、北寄りの風が吹いている時。

真ん中あたりが東温泉があるところ。色がやっぱり変わってますねー。
海水と温泉の水のコントラストがあるこの日は南寄りの風の日。

これはフェリーみしまから撮影しているもの。フェリーの船尾部分を見ていると、海の色が攪拌されるのがよく見える。

フェリーで海水が攪拌されて港に流れ込んできます。
逆に攪拌されない手前のスポット。どれだけ温泉が湧き出てるのでしょう。。。

港部分の海水は超ぬるま湯なだけで、温泉気分になれないと、みしま総合開発センターのお姉さんは言ってたような。。。


それでも、名残惜しい硫黄島。。。
本当、ゆったり滞在したい!
港の向こうの外海。
港一帯は海水の色が違う。
恋人岬につながる、岬橋。

民宿ガジュマルのお母さんはいろんなことを教えてくれるが、あそこの断崖絶壁前の岩場ポイントで釣り客の兄弟が二人とも消えたらしい。海が荒れていたわけでもないのに。鹿児島にも北朝鮮から拉致された、北朝鮮の潜水艦が拿捕された、というニュースが10年くらい前にあったので、この平和な島にも潜伏してたのかもしれない。
そう考えれば、船の切符を買う時に、乗船届け、を書いてください、とちょっと厳しい目なのにも理由があるのだなと分かった。

この岸壁ができて、アジとかボラとかちょっと重量のある魚が港に入ってこなくて釣れなくなった、と民宿ガジュマルのお母さんがこぼしてた。
水害で土砂が流れ込んだみたいだが、岩場の付近も海底温泉。

硫黄島の温泉は現在5箇所、港の海底温泉、東温泉、坂本温泉、ウータン温泉、穴の浜温泉。温泉は干潮時間を調べてから行った方が良い。

硫黄島の両サイドに竹島と黒島がありますが、温泉は硫黄島が独り占め。

恋人岬の先端。ここをすぎると海の色はコバルトブルー一色に変わります。
港から外海に出ますが、恋人岬の東側はまだ色が変わってます。
港の端っこまで海底温泉があるらしい。
https://4travel.jp/travelogue/11359412
3:777 :

2022/07/03 (Sun) 10:09:24

ようこそ!混浴露天風呂の世界へ
薩南諸島・湯めぐり記録(H17年11月)
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/top.htm


村営定期船みしまフェリーの紹介
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/misimaf.htm

冒険ランドいおうじまの紹介
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/bouken.htm


三島村・硫黄島(鬼界ヶ島)

硫黄島・東温泉 
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/i_higasi.htm

硫黄島・坂本温泉 
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/i_sakamoto.htm

硫黄島・大谷ウータン温泉 
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/i_utan.htm

硫黄島・穴の浜温泉
http://youkoso.nce.buttobi.net/sima/i_ketunohama.htm




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