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日本の田舎は原住民の民度が極端に低いので、ロシアのダーチャは真似できない

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2022/06/27 (Mon) 13:30:17

日本の田舎は原住民の民度が極端に低いので、ロシアのダーチャみたいな垢抜けた田園生活は絶対に無理でしょうね

ダーチャ - Google 画像検索
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=wC_YVO_KLuPFmQXsu4GgDA&ved=0CCsQsAQ&biw=975&bih=904#lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&tbm=isch&q=%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3&imgdii=_

ロシアのダーチャ
https://www.youtube.com/watch?v=mX1wDBTU28o

本物のロシアのダーチャの見つけ方:3種類の田舎暮らし
https://www.youtube.com/watch?v=-F5EmF0AUNE

ロシアの典型的な7つのダーチャ(別荘)
http://jp.rbth.com/multimedia/pictures/2014/07/24/7_49317.html

ダーチャ(別荘)は、郊外の家とそのまわりの土地。そしてロシア文化そのものである。ダーチャのベランダでサモワールから紅茶を入れ、自分の畑でイチゴとキュウリを採り、森に行ってキノコを採る。これらすべてがダーチャ生活には欠かせない要素だ。

ダーチャとは与えられる物のこと。与えるという意味の、ロシア語のダーチという動詞からきている名詞である。最初のダーチャは、17世紀にロシアの皇帝が近衛兵に与えていた褒美であった。ダーチャには高級な生地、お金、土地などもあった。ただこの時代、ダーチャの土地は今のような夏の休暇の地とは見なされていなかった。夏の休暇の習慣を持ちこんだのはピョートル1世である。

 側近にはサンクトペテルブルク郊外の小さな土地が与えられた。ピョートル1世の宮廷は夏になると、ロシアの辺境の地などにある自分たちの先祖代々の屋敷に行っていた。片道1ヶ月、またはそれ以上になることもあった。モスクワ近くの土地を与えることで、夏の間も側近を近くに置き、また2~3ヶ月仕事を休むというヨーロッパ風の夏の休暇の過ごし方を教え込もうとした。その結果、貴族は郊外の別荘で豪華に休むようになった。

 1940年代まで、ダーチャはソ連の新しいエリートの所有物だった。だが第二次世界大戦後に状況は変化し、多くの人にとって休暇というよりも、野菜や果物を栽培できることから、生きるための手段となった。

 春はニンジンやジャガイモを植えるために、秋はわずかでも自分の作物を収穫するために行く場所になった。だが社会主義的規範を乱すような個人の栽培を目の当たりにした政府は、地割りの規模を0.15エーカー(約180坪)に制限した。これは0.06ヘクタールで、国民は「600分の1」と呼んでいた。このような小さな土地でも、多くのダーチャ居住者は家、夏のキッチン、畑、温室、花壇などをすべて収めていた。ロシアのダーチャの伝統は現在でも変わっていない。家族そろって夏の間過ごす場所であり、テラスまたはベランダの茶会が行われている。

ダーチャは毛皮帽ウシャンカやバラライカなどと同様のロシアのアーキタイプである。
5月以降、毎週金曜日の夜はどこの街でも自動車の流出が起こる。車内の後部座席には牛乳パックやサワークリームのプラスチック容器に入った野菜の苗が置かれている」
http://jp.rbth.com/arts/2014/09/12/50139.html

大昔からロシアの都会人は夏を郊外で過ごしてきた。この習慣は今日も続く。

「別荘」と言っても、6ソトク(600平方メートル)の小さな土地に立つ簡潔な小屋から、1ヘクタール(1万平方メートル)以上の広大な土地に建つ屋敷まで、様々である。

誰もが、うるさく、落ち着きのない都会から避難しようとする。

避難する場所として最も手頃なのは、田舎の村の家だ。
http://jp.rbth.com/multimedia/pictures/2014/07/24/7_49317.html


ロシアの思い出

ロシアと言っても、すぐ対岸のウラジオストク市。
1993年1月から1998年12月までの6年間、日本語教師としてmえむはそこで働いていました。


何てったってダーチャ

街に住む人たちの多くは郊外にダーチャを持っていて、週末はよくそこで過ごします。

食文化を支え、自然に親しませてくれる休息の場所です。
森を好み、ゆったりした性格のロシアの人々にとって、ダーチャの役割は大きく感じられます。

また、接待好きで、私も郊外のダーチャに招かれました。
今はやりのスロー云々という雰囲気の生活を、ここで垣間見ることができます。

ダーチャって日本語で「別荘」?

 別荘と訳すと誤解が生じます。菜園付き別荘のほうがより適切でしょうが、建物はピンからキリまでです。 冬でも住めてバーニャ(ロシア式サウナ)もある快適なものから、道具を入れる小屋程度のものまであります。 持ち主の経済状況にもよります。

 居住重視か菜園重視かによって、別荘という言葉の持つ意味合いが異なり、ほとんど意味を持たない場合もあるというわけです。

どうやって手に入れた?

 土地はソビエト時代の政策として、国から一般庶民に給与されました。その時期・政治的経緯・目的などについては、mえむは知りません。とにかく現実的には、農業とは別の職業を持つ人々が、休業日を利用して自らのための食料が生産できる(健康増進もかねて)ようにしたのです。

 その土地を自分たちの力で開墾し、建物を建てました。何ヶ月、あるいは何年もかかって木を切ったり根や石を取り除いて畑にし、野菜を植え、家族・親戚みんなで数年かけて建物を建てたのです。自ら汗した、愛着に満ちたダーチャなのです。

 ロシアになってからは、土地が売買され出し、建物も業者が建てるようになりました。また、95,6年頃からでしょうか、お金持ちが保養・レジャー目的の高級な「別荘」を建て始め、庶民の話題にのぼりました。

 一方、荒れていくダーチャも増えているそうです。耕作地として不向きだとか、自宅から遠すぎるとか、労力的に余裕がなくなったなどが、その理由のようです。

ダーチャの環境

【距離】市街から車で20分ほどの近くから、電車やバスを利用し、その上けっこうな道のりを歩いて2時間もかかる遠くまでです。

 日曜日の夕方は、ダーチャから帰宅する車で、市街地にさしかかると道が混みます。 手ぶらで往復するわけではありませんから、老齢者には車がないとずいぶんな負担です。


【斜面】静かな自然の真っ只中、つまり山間部にありますから、幾分か斜面になっているところも多いのです。ひどい斜面では居住するための建物は建てられませんし、作業も大変です。 ずり落ちないように片足で踏ん張りながら作業をしなければなりませんし、水や肥料の量も斜面の上と下では異なってくるでしょう。

【水】市街地近くで水道が来ている所もありますが、一部分に過ぎないでしょう。 飲料水は、近くに施設などがあったりすれば汲みに行き、来ていなければ自宅から持参します。 畑の水は、川や池から汲んでくるとか、ドラム缶に溜めた雨水を利用します。 共同の井戸もあるのでしょうが、mえむの目にはとまりませんでした。

夏に畑を手伝ったことがあります。1輪車に、牧場で牛乳を入れる缶のようなのを固定してあるのを使いました。 近くの池から水を汲んでくるのですが、でこぼこ道ではバランスなどが難しいです。 私は汲むのは手伝いましたが、運ぶのはうまくいかず、結局その家の13,4歳の息子がスイスイと運んで行きました。

【電気、暖房】 電気が引かれているところは、果たして何%なのでしょうか。多くは電気がないように見受けられました。 今は住む人がほとんどいないので、さほど不便を感じないでしょうが。 また、ペーチカはあっても、住まなければ使うことはありません。 人が住んでいないとダーチャ荒らしが出没するそうで、いい家具もおいてありません。

 昔は、家族の一部がダーチャに住むことも多く、冬にさえ住んでいた人もいたそうです。 街までそう遠くなければ、仕事をもっていて、ダーチャから通った人もいたということです。 今でも夏場は、無職の年金生活者が生活しているところもあります。

 実際の生活を知らないmえむは、ゆったりした生活を想像してみるのです。 ランプで明かりをとり、ペーチカで暖をとって煮炊きする・・・、空気は澄み、星の輝きが美しい・・・。


菜園としてのダーチャ

【野菜】最も多く栽培されているのはジャガイモです。(これがまた本当においしい) 収穫したジャガイモは、自宅の玄関のそばやガレージにおいてある、専用の大きな木の箱に入れておきます。 ボルシチなどのロシア料理になくてはならないビーツも、長期保存が可能です。

トマト、きゅうりは、瓶詰めにして保存します。キャベツ、人参、にんにく、ピーマン、ラディシュ、イタリアン・パセリもあります。 ウイキョウ(ウクロープ)は何の世話をしなくても生えてきます。ほうれん草に似た形のシャーベリ(ロシア語)は、少し酸味がありスープに使います。

【ウクロープ】日本語ではウイキョウが一般的でしょうが、料理用語としてフェンネル(英語のfennel)とも言います。

若くて柔らかい緑のをサラダに使うと、香味野菜の好きなmえむは幸せな気分になったものです。キュウリとトマトにウイキョウだけで、味は○○ドレッシングなどと気取らずに、塩とオイル(日本のサラダオイルより濃厚な味がしました)だけ。酢は使いません。スープにも浮かせます。ひねたのは、太くなった茎ごと瓶詰めに使います。

日本では、花を生け花に使ったり、実を漢方薬に使ってはいますが、普段の食卓にはのぼってきません。


【ベリー類と果物】 ベリー類もなくてはならないものです。種類も多く、旬には生でも食べますが、ほとんどはバレーニエ(実の形を残したロシア風ジャム)にします。チャイ(茶)と言うのは紅茶、紅茶と言えばバレーニエ。どの家でも瓶詰めをたくさん作り、客にお茶を供するときの話題にもなり、味自慢にもなります。

 イチゴは、ほとんどのダーチャで栽培されています。 それから、黒スグリ(チョールナヤ・スマロージナ)、赤スグリ(クラースナヤ・スマロージナ)、西洋スグリ(クルジョーブニク)、ラズベリー(マリーナ)、コケモモ(ブルスニーカ)、スイカズラ(ジーマラスチ)などです。それから、ベリー類といえるのかどうか知りませんが、グミ(アブリピーハ)もあります。

 黒スグリは、植物より製品の成分として、カシスという名で日本人に馴染んでいるようです。お酒やジュースにも使われ、高血圧や肝臓にいいアントシアニンが多く含まれていす。冬のビタミン不足を補うのは、これらのバレーニエです。
果物が少ないのは気候上やむを得ません。リンゴは小粒の実がなり、スモモもよく見られます。

【収入源】わずかな年金しか受け取れない年金生活者にとっては、ダーチャの産物も自家用にとどまらず換金の対象となります。市場、路面電車の停留所(始発駅)、通りに面した空き地で売ります。

 バケツに盛ったジャガイモに始まり、各種野菜、生のイチゴやスイカズラの実、バレーニエ、ピクルスなど、売れるものは何でもありです。

 ネコヤナギやライラックなどの花々、ワラビ、森の贈り物も売り物になります。彼らには「生計を立てる一手段」の方に比重がかかるのでしょう。


【農作業】一区画600~700㎡ぐらいの菜園での作業は手作業です。 トマトなどは、冬のうちに家の中で苗を作っておき、4月半ば、5月になると畑を耕して植えます。 種は自分のところでとったものもありますが、たいてい買ってきて蒔きます。 ジャガイモは昨年採れたものを種にします。

 化学肥料や農薬の使用はとても少なく、堆肥を使います。草をとったり、間引きをしたり、水をやったりして世話をし、 種類によって順次収穫が始まります。9月のジャガイモ掘りの頃が忙しさのピークです。 トマトやキュウリなど野菜の瓶詰め、バレーニエ作りも、この秋です。

【家族みんなで】 大学では、新学期(9月1日から)になっても、学生が収穫の作業で授業に出てこないことがあります。 農作業が好きだという学生はいませんでしたが、家族みんなで行うしきたりになっているからです。 学部長であれ、教授であれ、家族の一員として一緒に作業をするのです。

 日常生活でも、自分たちの手で作ったり、修理したりすることが多いです。男性なら、車の修理、部屋の棚などの取り付け、女性なら服やベッドカバーなど布で作るもの、壁紙貼りなど。それを見ながら育つ子供がダーチャを手伝うのは、普通のことです。

休息・憩い・楽しみの場

【ダーチャでの定番】自然いっぱいのダーチャは、家族の団らんだけでなく、友達を招いて一日ゆっくりするのにもいい所です。 近くを散策するも良し、水着姿で日光浴をするも良し、シャシリーク(ロシア式バーベキュー)に取れたて野菜で食事をするも良し。経済的にゆとりのある家では、バーニャ(ロシア式サウナ)があり、疲れを癒します。

若い人同士であれば、音楽も加わり、演奏や歌が聞こえてきたりします。  また、川などが近くにあれば夏には水遊びが楽しめます。花などを摘むのも女性には楽しみです。 例えば、春一番のネコヤナギ、それからスズラン、ライラック(フランス語名はリラ)、あとは花々のオンパレードです。


【森の贈り物】 傍の森の中では山菜や木の実採り、きのこ狩りなども楽しめます。

春の山菜は、チリムシャ(行者にんにく)。極東にしか自生していない実は、柔らかく薄緑がかったキシュミシ。 タラの芽もありますが、ロシア人は食しません。

 きのこはロシアの人々の大好物。日本とは比べ物にならないほど多く採れ、瓶詰めにして保存します。子供も食用かどうかをちゃんと見分けられます。


【ワラビ採り】ワラビを食することは、極東で中国人から学んだのが始まりで、それがヨーロッパロシア(モスクワの方)に伝えられたそうです。 スズランの咲く頃、ワラビ採りに同行したことがあります。 自分のダーチャ近くには自生していないので、他の行きつけの森でした。

 刺されると死に至ることもあるという恐ろしい毛虫予防のため、帽子、首にタオル、手袋、長靴という格好です。終わって車の近くに帰ると、それらを脱ぎ、上着も脱いではたき、髪の毛や背中なども点検します。 そういう危ない所でも出かけていくことが平気なのです。子供に「危ないから行くな」といいがちな日本とは違います。

ダーチャに招待されて

果樹とベリー類で囲まれ、裏は木々が生い茂る森です。 菜園の奥に2階建ての建物。建物の前まで車が入れるように私道が作ってあります。 裏の空き地には、シャシリーク用に石が積まれて、腰掛けるにかっこうな丸太が置いてあります。 傍の木にハンモックをかけて休める場所も確保してあります。 小さな物置があり、少し離れたところにトイレがあります。

 建物の半地下は物置、1階に居間と寝室(ベッドがあっても今は泊まっていない)、2階にも部屋があり、バルコニーがあります。 2002年に来たメールによると、バーニャが完成したとのこと。休息の場として充実していくダーチャです。 街中の住居は集合住宅でスペースが限られているので、おのずとダーチャでゆとりを感じようとするのでしょう。

 シャシリークのごちそうもさることながら、新鮮なベリー類と野菜の味は最高でした。 スグリの収穫を、口に入れたりしながら手伝い、花、ミント、わすれな草をもらって帰りました。

 はじめてのことの中に、若いニンニクの葉をかじったということがありました。 幾種類かが植えられ、フランスから来た種類(だったかな?)はニンニク独特のにおいも辛味もないのです。 作物のことについていろいろ話してくれ、農家でもないのにと感心したことでした。

 お父さんは副学長の経験もある学部長、お母さんも教授という「お堅い」職業なのに気さくで、ダーチャの全てを自分たちで切り盛りしています。以前日本を訪れたことがきっかけで、日本に親近感を持ち、娘が日本語を習っています。 お父さんの職場から分譲された(無償か否かは尋ねませんでした)ダーチャは、職員に供給される豚を飼っている施設のそばにあります。 一帯はその組織が所有する土地で、山を開墾して職員に分譲しつつある所です。

 隣のダーチャとの境も溝があるだけです。作物を作り始めてからそう長く経っていません。 建物も大枠は業者が建て、中を自分たちで作っているところでした。(1996年現在) 大学生の長男は、父親と一緒に床を張ったりの作業を手際よくやっていきます。 次男は遊びたい盛りであちこち飛び回っていても、声をかけられればちゃんと手伝います。 豚舎に水を汲みに行ったり、道具を片付けたりします。

 ジャガイモ掘りを手伝いました。全部掘り終え、大きいのは袋の中です。でも小さいのがあちこちに転がったままです。お父さんはもう終わりだと言いますが、お母さんとmえむは小さいのも拾い集めます。 小さくても捨てられるのはかわいそう、もったいないという気持ちになるのです。 どうも、女性は小さいことも見逃せないようです。思い出すに、私の小学生の頃は、母と一緒に落穂ひろいをしていました。

 丹精込めて育て、いざ収穫しようと思った日に盗まれてしまうという被害が増えてきたとのこと。 現にこのダーチャのニンニクも被害にあいました。がっくりした姿に同情せざるをえません。

2003年、米などが不作の日本で、米泥棒、さくらんぼ泥棒が出現し、組織的にごっそり盗んでいくという事件が起こりました。農家には多大な被害でした。ウラジオで感じた、経済の不安定が泥棒を増やすということは、どこも同じです。

いくつか問題があるとはいえ、ロシアの人々の生活をダーチャぬきに考えることはできないでしょう。

時代が変わり、ダーチャが変化していっても、消えることはないでしょう。

金持ちは金持ちなりに、お金には恵まれない年金生活者は年金生活者なりに、ダーチャは大切なものです。
何てったってダーチャなのです。
http://www.spacelan.ne.jp/~matsui-km/vladi/vladi4.html

ダーチャに行ってきました! 2011年08月08日

ロシア人の多くは普段町で暮らしながら、郊外にも家を持っています。
「ダーチャ」を日本語に訳そうとすると「別荘」という言葉が出てきますけれども、「別荘」は何となく優雅なイメージがあるので、手作りでシンプルなロシアの「ダーチャ」には合わない気がします・・・。だから、あえて日本語に訳さずにロシア語のまま「ダーチャ」と呼ぶことにします。

 写真は、おばちゃんのダーチャです。建物そのものも内装工事もすべておじちゃんとおばちゃんの手作りです。

 私の実家のダーチャもおばちゃんのダーチャに似ています。私たちの家族はイルクーツク市の郊外で600㎡の土地を与えられたことを私は今でもよく覚えています。木が伐採されていましたけれども、根っこがそのまま土の中に残っていました。これでは畑を作れないので、根っこを土から掘り起こさないといけませんでした。母親と妹と私の3人でひたすらその根っこの周りの土を取っていました。全部取り終ると、今度は男性陣の出番です。父親はまわりのダーチャから男性たちを呼んできて、みんなでその根っこを土地から抜いていました。大変な重労働でした。

 こうして私の中学校・高校時代の生活はいつも同じパターンでした。平日は、両親は仕事、私と妹は学校。そして土日になると、みんなでダーチャへ行きました。「ダーチャ」イコール「畑仕事」だったので、私はダーチャに行くのがあまり好きじゃなかったです。でも、物不足が続き両親の給料が何か月間も滞っていた1980年代後半~1990年代前半、このダーチャのおかげで私たちはなんとか食べていけました。

 ちなみにダーチャが苦手な人はロシア人の中で私だけではありませんでした。С
утра я плачу: опять на дачу... (私は朝から泣いています。というのは、またダーチャに行かないといけないからです)という歌も流行ったぐらいです。夏になると、ロシアのラジオでしょっちゅう流れていました。私の母親は今でも冗談でこの歌を歌うことがあります。でも、母親も年金暮らしのおばちゃんも、どう見ても畑が大好きです。

 おばちゃんのダーチャはあっちこっち花が多いんですけど、じゃがいもをはじめ、にんじんやキャベツやトマトなどの野菜もたくさん育てています。

 ダーチャの季節は5月から9月末ぐらいまでです。冬は寒すぎるので、みなさんは暖房がしっかり整っている都市で暮らし、ダーチャに行く人はほとんどいません。でも、夏になるとみなさん再びダーチャに通うようになります。仕事をしている人は土日だけダーチャで過ごし仕事のために再び町に戻りますけれども、私のおばちゃんのように年金暮らしの人は夏のほとんどをダーチャで過ごします。

ロシアの学校は夏の3か月間ずっと休みなので、多くの子供たちはおばあちゃんたちと一緒にダーチャ暮らしをしています。ダーチャは都会より空気がずっときれいですし、手作りの野菜やベリーを毎日いっぱい食べられるので子供たちの夏休みにもってこいの場所とされています。

 ダーチャは町のように便利になっていないので、隣同士の助け合いは不可欠です。おばちゃんは周りの人たちととても仲がいいです。写真のピロシキは、私たちが来ることを聞いて、隣のおばちゃんがわざわざ作ってくれました。別の隣人は子供用のおもちゃをいっぱい貸してくれました。去年、ゆうきはおばあちゃんと一緒にこのダーチャに来たのですが、急に寒くなってしまったので、周りのあっちこっちの家から子供服を集めて着せてもらったことも今となってはいい思い出です。

 ゆうきはおじちゃんと一緒に夕食用のじゃがいもを掘っています。じゃがいもの収穫時期は8月~9月なので、まだちょっと早かったですけど、スープに十分な量が取れました。


パパは隣の人から草刈の特訓を受けています。

隣のわんちゃんにもいっぱい遊んでもらいました。

ダーチャ式・遊園地???本当は草などを運ぶためのかごだそうですけど、りなは大喜び。

 気分転換に隣の池まで行ってきました。道路は凸凹でしたけど、子供たちはかえって大喜び。普段車酔いをするりなでも、この凸凹ならまったく平気でとても楽しそうでした。

池に到着!

後からこのボートで池でいっぱい遊びました。

 夜は、隣の人たちと一緒に夕食をとり、おばちゃんのおばあちゃんの代から残っているサモワールで作った紅茶を飲みながら夜遅くまでおしゃべりをしていました。(写真は、ピロシキを作ってくれた隣人夫婦です)

 「ダーチャはお年寄りと子供が好きな場所。若い人はこうして海外に出る方が色々な国の人と会えるし、楽しいよ」と、

 トルコのビーチで知り合ったロシア人の若者が言っていました。私もなんとなくその通りだと思います。周りを見ていると、40歳ぐらいを過ぎたころからみなさん畑に興味を持ち始めている気がします(40歳はまだまだお年寄りじゃないんですけど・・・)。タチアナもいずれそうなるんじゃないかな?とずっと前から思っています。老後は野菜と孫を育てながらロシアのダーチャで暮らす夢を見るタチアナでした。
http://blog.livedoor.jp/choko_tanya/archives/5504684.html
2:777 :

2022/06/27 (Mon) 13:30:53


ダーチャを夢見て田舎に移住すると必ずこういう目に遭うから気を付けてね:


ど田舎の集落、部落民の人間関係は悪人のひとことに尽きる

一人の個人としてはいいのだろうが、部落、集団になると人が変わる

オレの友達の両親が役所を定年退職して田舎で農業をしたいという夢を実現し、実際に土地を買って移り住んだ

ところが部落民から「いじめ」を受けて2年で鬱病になり自殺した

母親は、バカ高い金額で購入した土地と家をただ同然の金額で売り渡した

それもその土地を最初に販売した部落民が買い戻した

購入価格の10分の1
http://uracigoto.blog.fc2.com/blog-entry-320.html

SPA!4/28号の記事

岩手・多田昌義さん(仮名・34歳)郵便局嘱託


「年収100万円ライフ充実術」でUターン転職の成功例として取材したときには、

「田舎は物価も安いし空気もうまい。週末にはカヌーを楽しんでます」

と満面の笑みだった。


それから1年後

田舎は怖いです。正直、1秒でも早く抜け出したいですね」


原因

「近隣住民とのいざこざがきっかけで、東京から一緒にやってきた妻がノイローゼ気味になってしまって…」

諸悪の根源は、地域住民たちによる婦人会の存在だという。

「毎日、会合と称して集まっては、

『出会い系サイトで誰々と会ったとかエッチした』

なんて話をしているようで。そんなところに行くなって妻に言っても、『参加しないとありもしない噂を立てられるから…』と」

治安を守るはずの婦人会が、ほとんど不貞妻たちのハッテン場。

「婦人会を仕切る会長の亭主が運送会社の社長なんですが、年末の社員旅行になぜか婦人会のメンバーも 強制参加させられるというんです。おかしいでしょ? 

“人の妻”ですよ? オレも行くって言ったら、『婦人会の懇談も兼ねての伝統行事だからムリみたい。社長にも逆らえないし』って。

さすがにそんな慰安婦みたいなマネはさせられませんから、断りましたよ」

無事、婦人会を抜け出したはいいが、目を合わせれば陰口を叩かれる毎日。
奥さんは外出するのが怖くなり、家にこもりがちになったという。
http://desktop2ch.tv/soc/1284207813/
3:777 :

2022/06/27 (Mon) 13:39:33



08. 2015年3月26日 17:54:07 : 11FjThRDBg

田舎に空き家は腐るほどあるけど、田舎の人は絶対に貸しません。

理由は「盆と正月に息子夫婦が帰ってきて、嫁たちが泊まるから」だって。

自給自足と言ったところで、農地を貸してくれる訳ないです。

貸してくれても、草ぼうぼう、竹藪、雨が降れば浸水・・・っていうような、元々が荒地のようば土地しか貸してくれません。

そんな土地で自給自足といったところで、作物何て、自分の食い扶持も作れません。

土壌病害の被害で作物が全滅、草が酷くって、とても手に負えない。

そして、草だらけにすると、近隣の爺様が

「ちゃんと除草しないと、おらの畑に虫が飛んでくるだろう、このアホンダラ!」

と言われます。

それに田舎には、未だ根強い「因習」がたくさんあります。

都会から田舎にIターンした私が言えるのは、都会の人が田舎暮らしを決断するときは、相当な下調べが必要です。

因習だらけの日本の田舎で、一番怖いのは「地の人間」です。
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/159.html#c8
4:777 :

2022/06/27 (Mon) 13:50:00

若者と女性、そして子供に貧困が集中している日本。特に深刻なシングルマザーの貧困事情や、「子供の6人に1人が貧困状態」という驚くべき数字も、ようやく現実感を伴って受け入れられるようになってきた。

 では当事者のシングルマザーはどのように日々の食卓を維持しているのか。月収13万円未満で、賃貸暮らしのシングルマザーに絞ってその実態を聞いた。


「田舎なんで、団地の1区画ごとに少しだけ庭のスペースがあります。

夏場はここで菜園ですね」


 そう語るMさん(静岡県・33歳)は、離婚から4年。

菜園を始めた最初の年は「スーパーで野菜を買ったほうが安かった」と言う。


「素人でも、ほぼ放任してても育って、保存が利くものがいい。

冬の野菜は素人には難しいので、夏に作って大量保存してます。

例えばニラなんか一度根付いたら雑草と同じ。

シソも毎年放っておいても生えてくる。

あとオクラ、トマト、ジャガイモ、カボチャ。

この辺を所狭しと作って、業務スーパーで売ってる海外産の激安ひき肉と合わせて、自作の皮で餃子や春巻き、ハンバーグにします。他はミートソースやポタージュにして、秋までに冷凍庫一杯に作っておくんです」


 この“菜園作戦”で、M家の食材のレシートは「ほとんど卵とひき肉ともやしとお米」だという。
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/280.html


生活費は月3万―5万円 自作の小屋で暮らす若者たち

朝日新聞デジタル 2015年4月11日(土)16時36分配信


インターネットを見ながら小屋を自作した吉田克也さん(左)と田川敬之さん=九十九里町作田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000026-asahi-soci.view-000

自作の小屋で暮らす若者が千葉県内で相次いでいる。

郊外の手頃な土地を購入し、量販店で仕入れた建材でインターネットを見ながら自らで建築。普段の生活は井戸水を使い、電気も最低限の電流を契約する「エコ」な暮らしぶりだ。ネットでその輪も広がりつつある。

 九十九里浜にほど近い九十九里町作田。吉田克也さん(28)は一昨年11月に東京・世田谷から自転車でリヤカーを引いて移住してきた。

 ネットで検索して見つけた140平方メートルの空き地を45万円で購入。業者に依頼して井戸を掘り、最低電流の電気も引いた。

 テントで暮らしながら、近くのホームセンターで建材を買い、ネットに掲載された建築の方法を参考にして毎日少しずつ建設。約1カ月で4畳ワンルームの小屋を完成させた。ここまでの出費は計約90万円。

 普段の生活も質素だ。水道代は無料だが、電気代は月約400円。日々かかるのは食費がほとんどだが、家庭菜園で野菜を作ったり、近所から食料品を分けてもらったりも。締めて月3万~5万円ほどの出費だ。「節約するつもりはないのだが」と吉田さん。





生活費は月3万―5万円 自作の小屋で暮らす若者たち(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/285.html
5:777 :

2022/06/27 (Mon) 14:11:39

若い人は人間がどういうものか、田舎がどういう所かを何も知らないので
自分がどんなに恐ろしい事をしているか、そのまま年取ったらどうなるかが全然わからないんですね:

お金のいらない島(国) 新井由己 2015/05/12 22:21
https://note.mu/tokotonstudio/n/nc2d7fa900a8e


出羽島イメージムービー
https://www.youtube.com/watch?v=P-25FmqbHQo

だいぶ前に

「30世帯の小さな国」
http://tokoton-studio.tumblr.com/post/16574526914/30


というアイデアを思いつきました。今回は、そのアイデアを実現に向けて再考したものになります。町おこしの事例としては、おそらく日本初の取り組みになるでしょう。さらにその前には、長島龍人さんの

「お金のいらない国」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/indexokane.html


という小説(4部作)を読んで、その平和な暮らしに憧れました。

今まで見聞きしてきた地域活性化や地方移住のケースは、まず仕事をどうするかという話になります。

今までと同じような給料がもらえる仕事があるか、もしくは起業するかどうか……。

その次に、住居があるかどうか……。

なかには何年間か住めば家がタダでもらえるとか、毎月数万円が 1〜2年間支給されるという話もあります。

僕は逆に、仕事がなくても、お金がなくても暮らしていける地域をつくっていきたい(提案したい)と思っています。

10年くらい前から、塩見直紀さんが提唱する

「半農半X」
http://www.towanoe.jp/xseed/


というスタイルで暮らし始める人が増えています。これは、自分の食べ物を自給して生きるベースを確保し、それぞれが得意なこと(X)で現金収入を得るというものです。

税金や教育・養育などに最低限のお金がかかるのはしかたないとしても、毎月の給料が30万円ないと暮らしていけないとか、家賃を10万円払っているというような状況は、やはり間違っているような気がします。とくに都会で暮らしていると、家賃を払うために働いているような面があります。

東京アーバンパーマカルチャー
http://tokyourbanpermaculture.blogspot.jp/


を主宰し、共生革命家という肩書きで活動しているソーヤー海くんがよく「自然界はギフトで成り立っている」と言います。太陽はさんさんと日差しを注いでいるけど、請求書が届くわけではありません。

もうひとり、自分自身をシェアする活動をしている坂爪圭吾くんも、そのことをわかりやすく書いています。

「等価交換」から「贈与交換」へ。ー 自分が余っているものを(それを必要としている人に)無償で差し出す。受け取った人はその経験に感動して、世の中に優しさを循環させていく。 - いばや通信
http://ibaya.hatenablog.com/entry/2014/10/21/091846

_____ 引用_____


よくよく考えて見れば、自然界そのものが「贈与」で成り立っていることに気づく。太陽は何の見返りも求めずに光を注ぎ続けるし、海水浴をするのに海は入場料を徴収しないし、空気を吸うための許可を得る必要はなく、川の水を飲むのに一定の月額使用料金を払う必要もない。自然の摂理は(等価交換ではない)贈与交換の原理で成り立っていて、すべてが循環するように上手いこと出来ている。

等価交換は関係の清算であり、贈与交換は関係の継続である。例えるなら、私が仮にホテルに金を払って宿泊した場合、それは等価交換であるからホテルの従業員と人間的な交友を築くことは滅多にない。これが清算だ。逆に、周囲の人から無償で宿を提供してもらった場合、私は何も見返りを払ってはいないから「一方的な贈与を受けた」だけであり、人間関係が清算されることがない。何か恩返しを出来る機会があればそれをしたいと思うようになるし、あるいは、その人ではない別の誰かに(その人に優しくしてもらったように)優しさを循環させていきたいと思うようになる。これが関係の継続になる。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 引用 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

今年に入って、徳島県の南東に出羽島という小さな島があることを知りました。学生たちが主体になって

「出羽島プロジェクト」
http://hitotsumugi.org/activities/teba_ws2015/


という空き家活用ワークショップが始まり、2回目の3月のワークショップに参加して、島へ初訪問してきました。

明治から昭和初期にかけて建った伝統的な建物が多く、島には車が入らないため、ものすごく静かな空間が広がっていました。ひとめぼれした僕は、今までにあたためていた企画を、この島で実現したいと思うようになりました。現在、島の人口は50世帯70名で、高齢化率が80%。港の周囲にある家の3分の2が空き家になっています。

本土(牟岐町)から船で約15分、片道220円。1日6往復。徳島市までは、電車で2時間(1460円)です。ちなみに、島には光ケーブルが届いています。島から東京まで、夜行バスを使えば往復1.5万円です。

そんなわけで、僕は徳島県の出羽島を拠点に「お金のいらない島(国)」をつくっていきたいと思っています。幸い、出羽島には空き家がたくさんあります。実際に使わせてもらえるかどうか、まだわかりませんが、仕事と住居の問題は、すぐに解決するでしょう。

「ギフト経済」や「贈与経済」など、新しい試みのネーミングはいろいろですが、Facebookで「シェア」という言葉が一般的になってきたこともあり、「Share Economy」という言葉を使わせてもらおうと思います(この記事を読んだ方のアイデアです)。


シェアするものは、労力や知識など「減らないもの」か、食べきれずに「腐るもの」です。つまり「自分からあふれているもの」。このあふれているもののベースに「愛」があるのが理想的。そこがギブアンドテイクの交換関係と大きく異なる部分です。

前出の坂爪くんの「自分シェアリング」にも注目しているので、何か芯が通ったような気がします。よかったら、こちらの記事もご覧ください。

自分シェアリングのススメ
https://note.mu/tokotonstudio/n/ncf566ee3b413

以下、思いついたら更新します。

【島民どうしはすべて無料(ギフト経済を実践)】
 無料であげるギフト経済のポイントは、
 労力や知識など「減らないもの」か、食べきれずに「腐るもの」です。
 小さい地域モデルの話なので、需要と供給のバランスを調整する必要はありますね。


例)
 野菜が余っている
 たくさん魚が釣れた
 料理をつくれる
 調味料がつくれる(味噌、醤油、塩)
 マッサージができる
 介護ができる
 大工仕事ができる
 力仕事ができる
 電気工事
 水道工事
 何かが壊れたときの補修
 井戸掘り
 衣服が縫える
 洗濯が得意
 掃除が得意
 音楽の演奏ができる
 パソコンの使い方指導、メンテナンスができる
 写真が撮れる
 デザインができる
 Webサイトがつくれる
 自然農が教えられる


【暮らしにお金がかからないことで、自分が得意な仕事ができる】

 この仕事は、島外への人に対し、“外貨”を獲得する手段にします
 上記の島民サービスも、島外へは有料で行ないます
 島外へ有料で行なっていることも、島民は無料

例)
 野菜、山菜、野草を売る
 魚を売る
 自産自消の宿、食堂をやる
 ゲストハウスを運営する
 カフェをやる
 空き家をレンタルする(ギャラリー、貸し切り宿等)
 島の幼稚園
 ニワトリ、豚、ヤギなどを飼って卵や肉やミルクを売る

誤解される人もいるようですが、「分けてもらう」のではなく、自分の持っているものを「分け与える」のであって、与えたくない人から奪う(依存する)というわけではありません。「あの島に行けばタダで暮らせるみたい」と思う怠惰な人をどう区分けするのか、その仕組みも考えておかないといけません。

この発想のベースにあるのが、四国遍路の「お接待」です。なんの見返りもなく、自分ができる範囲で人に親切にする。お遍路さんは弘法大師の生まれ変わりだとか、自分の代わりにお参りしてほしいとか、いろいろ言われていますが、つきつめると「人に親切にするのは気持ちがいい」ということだと思います。

そして四国の人に親切にされたお遍路さんたちは、接待所に置いてあるノートに「地元に戻ったら、周囲の人に親切にしたい。生涯お接待していきます」と書き記しています。坂爪くんが言っているように、親切にされた気持ちは循環していくのです。

出羽島では、漁師の後継者を募集しています。漁船や道具など、すべて無償で譲ってくれるうえ、漁のすべてを教えてくれるそうです。やる気のある人は、ぜひ島へ足を運んでください。

【島内だけでは解決できないこと】

 小学校〜の教育に関係すること(通学、費用等)
 医療(近代的なこと)
 水道
 ガス
 電話
 インターネット
 ゴミ処理


【解決できそうなこと】

 電気は家庭ごとの自家発電に
 くみ取りトイレはコンポストトイレに


全盛期の島は、山頂まで段々畑が続いていたようです。手前の下側には田んぼもあったそうです。この段々畑が放棄されているわけですが、自然農をしたい人たちにとって宝の山です。耕作放棄地を自然農で利用して、それぞれが食べるものを自給すればいいと思っていました。そのモデルとしても挑戦してみたいと思っています。

これから物件を探しますが、シェアハウスのような形で4〜6名を募り、自然農による田畑の開墾をスタートしたいですね。並行して、あと少しで崩れてしまうような廃屋を改修したいと考えています。

ちなみに出羽島には、明治から昭和初期に建てられた伝統的な建物がたくさん残っています。上の写真は明治時代の建築で、「ミセ造り」という構造が特徴です。上下分割の雨戸になっていて、下側を開くと縁台になるのです。左写真の木製の台車は、島で物を運ぶときのクルマです。かつては井戸水をこれで運んでいたようです。

これらの伝統的な建物は、町が主体になって文化財登録を進めています。こちらは国から9割の補助金が出るそうで、しっかり復元してもらいたいですね。僕は、その指定からこぼれた物件を細々と修復していこうと思っています(笑。

例えば、上の写真のような廃屋を(できれば)タダで譲り受けて、材料費100万円、工賃50万円、諸費用(登記、調査設計費、資材運搬費)50万円、2か月くらいの工期で修復します。これを200万円で販売するか、月2万円の家賃で10年間住めば譲渡する(計240万円)という計画を立てています。

未来は予測できません。仮に契約で縛ったとしても、病気になるとか事故に遭うとか、さまざまな事情で島を出ることになるかもしれません。2万円×10年の家賃契約にして3年で島から出てしまった場合は、次の人は7年分の負担で家がもらえるようにします。いってみれば、これも前の住人からのギフトですね。



同じように、以前から注目していた「プラウト経済主義」についても、あらためて学びたいと思っています。

世界各地域では1〜3万人程の市民からなる自治体が中心となり、食料、電力、医療、教育、住居、家電など生活用品はすべて自治体市民で作られ、誰もが無料で享受する。食料は各家庭に提供される四方の農家で、農薬を使わず自然の力に任せる自然農で自給自足を行う。


プラウト経済主義_bot (@P_R_Sarkar_jp) | Twitter
https://twitter.com/p_r_sarkar_jp


コメント

又吉 演 2015/05/13 20:05
これからの時代は都市よりも地域にいる方がむしろ様々なチャンスと恩恵と幸福を得られるはずだ。というコンセプトのもと、沖縄県の那覇市から沖縄県今帰仁村(なきじんそん)へ移住したけど、贈与経済とか大上段に身構えなくても、普通に野菜のあげたり貰ったりはかなり増えるし、助け合いボランティアはしてあげるのも、して貰うのも必須になってくる。

 その意味では田舎はどこも現状で「お金がいらない島」だと思う。
一つ大きく見落としているのは、少なくとも人間同士の贈与経済においては「責任」を伴うという事です。

恩は受けたら返さなくては田舎ではやっていけません。

等価経済においては「恩」ではないので、お金さえ払えば、その後は無責任で構いません。

どちらか片方で充分という事はなく、やはり、両方必要であり、「お金」を基準として「等価交換」という人類の発明は、ほどほどに使う分なら、非常に幸せになるのではないかと思います。

なが 2015/05/13 20:40
自分よりまず他人!
こういう愛あるスタイルから成し遂げられるスタイルだと感じます。
江戸時代のような…。

是非 古き良き日本を再建してください!



新井由己 2015/05/15 14:41
>又吉さん
今帰仁村はいいところですね。今帰仁城が好きです。僕も田舎暮らしをしていたことがあるので、近所の人に野菜をもらったり、いろいろ親切にされるのはよくわかります。「恩は受けたら返さなくては田舎ではやっていけません」と言われるのも、そうかもしれません。

ただ僕は、坂爪くんが言うように、親切にされた気持ちは(当人でなくても誰かに)循環していくと思っています。以下の文章を書き加えました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

誤解される人もいるようですが、「分けてもらう」のではなく、自分の持っているものを「分け与える」のであって、与えたくない人から奪う(依存する)というわけではありません。「あの島に行けばタダで暮らせるみたい」と思う怠惰な人をどう区分けするのか、その仕組みも考えておかないといけません。

この発想のベースにあるのが、四国遍路の「お接待」です。なんの見返りもなく、自分ができる範囲で人に親切にする。お遍路さんは弘法大師の生まれ変わりだとか、自分の代わりにお参りしてほしいとか、いろいろ言われていますが、つきつめると「人に親切にするのは気持ちがいい」ということだと思います。
又吉 演 2015/05/15 15:41
昔の沖縄はそれこそ、家には鍵をかけず、開けっ放しだったので、知らない親戚のオジさんが勝手に家あがって冷蔵庫空けて、何か食べてた…くらい、共同体と個人の境目が曖昧だったんですけどねー(笑)
新井由己 2015/05/17 09:44
>又吉さん
田舎で家の鍵をかけないところはまだ多いですね。

僕も以前、新潟県の豪雪地で田舎暮らしをしていたときに鍵をかけていたら、宅配便の人に「(留守中に)配達ができない」と怒られたことがあります(笑。信頼で成り立つ社会はいいですね。




新井由己 2015/05/19 10:48

>キヌさん
少し前に読んだ記事に、Giver(ギバー)とTaker(テイカー)という概念が書いてありました。Giverは相手(他人)を優先する人、Takerは自分中心な人とのことだそうです。シェアエコノミーは、まさに与え合う関係づくりだと思います。

「他人に喜んでもらいたいし、人が喜んでくれると自分も嬉しい、というのは誰もが持っている性質だと思うんですよね」

「なんの役にも立たない、あるいはマイナスだと思っていた自分の或る部分が、誰かを補うことができるという発見も起きる。そうやって、自分自身の再発見だったり、再生ということが起きるんです」

http://share-living.jp/project/post6307/



瀬良 修 2015/05/25 09:39

別のきっかけで知った

『田舎の パン屋が見つけた「腐る経済」』
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%B0%E8%88%8E%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B3%E5%B1%8B%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%9F%E3%80%8C%E8%85%90%E3%82%8B%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%80%8D-%E6%B8%A1%E9%82%89-%E6%A0%BC/dp/4062183897


という本にもつながる内容ですよね。ステキです。40歳までの方が少しずつ「こうやっても楽しく生きられる」ことを、示してくださる世の中になりますように。(個人的には、50の大台に乗ってしまい、移住しても間もなく非介護側に回るかも知れないので、羨ましいけれど尻込みしてしまいそう。。。。



新井由己 2015/05/25 21:51
>瀬良さん
僕も今年で50歳になります。人生の折り返し地点に立って、少しずつ実践していきたいと思っているところです。田舎にいる人たちは60代でも健康なので、まだまだひよっこです(笑。


瀬良 修 2015/05/26 10:05
トイレは高度処理浄化槽(を伴う水洗化)ができれば。米以外を作れるそこそこの畑があれば。かなり快適な島生活が可能かも? 

以前、高知の移住う相談を「冷やかし」たときには、家族4人が、月額15万円で快適に過ごせる。とも聞きました。

家賃が安いってのは、ホント凄いことですよね。月額15万円といえば、二馬力なら8万円ずつ。凄いっすよね。

新井由己 2015/05/27 11:14
トイレはコンポストトイレやバイオガストイレがいいと思います。
ほんの少しの糞尿を大量の水で流す(しかも飲める水)のは、もうやめたほうがいいですね。とくに島ではくみ取った糞尿を船で本土に運んでいますから。とはいってもウォシュレットに慣れてしまうと、あれだけは使いたいと欲が出ます(汗。

田舎で暮らして食べ物を少し自給すれば、月3万円くらいで暮らせると思います。


新井由己 2015/05/27 11:15
「日本にいながら、月3万円で暮らす方法。【やめるべき7つのこと】」 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141212750484646501
6:777 :

2022/06/27 (Mon) 14:12:41


Bライフ研究所 _ 10万円で家を建てて生活する
http://www.blife.asia/

10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ
http://mainennetaro.blog.fc2.com/


お金がなくても楽しく暮らす方法 動画
https://www.youtube.com/watch?v=afeIrH6KSoU

多摩川スラム 東京貧困層の生活 動画
https://www.youtube.com/watch?v=45gz4V4ufVM


多摩川下流域河川敷に行って来ました。この一帯はまるで集落の様になっていて、獣道が­あり、発展途上国に行ってきたような、終戦直後の日本にタイムスリップしたような、そ­んな気分になります。

この辺りの人々は缶を集めて製鉄所に売り生計を立てているようで­す。余談ですが、この一帯は東京大空襲により沢山の人が亡くなった事から、夜な夜な心­霊現象が起きると言う噂が地元ではあります。




小屋暮らしの若者達
https://www.youtube.com/watch?v=LPo0X-WBu_o

5アンペアの小屋暮らし
https://www.youtube.com/watch?v=kfUKX5L0SMA

『Bライフラジオ・小屋ストリーム』
https://www.youtube.com/watch?v=2mv40_RuZ9U
https://www.youtube.com/watch?v=H9AJqmD4Xtk
https://www.youtube.com/watch?v=fxqENRk7sfI
https://www.youtube.com/watch?v=3S_VYKXCS-A
https://www.youtube.com/watch?v=4v9IahdmEIw
https://www.youtube.com/watch?v=QTv8CknUIwA
https://www.youtube.com/watch?v=ujfDD7h1iVY
https://www.youtube.com/watch?v=N10UVVs7JZo


野草を探して食す
https://www.youtube.com/watch?v=LJZHYeAzzE8

北海道 山菜採り 
https://www.youtube.com/watch?v=SgqWKpkQWyQ
https://www.youtube.com/watch?v=ql2QuNpy4Rs
https://www.youtube.com/watch?v=dLaytI3zwig
https://www.youtube.com/watch?v=oen0VOoUMig


2泊3日 ソータローの春の川辺生活
https://www.youtube.com/watch?v=I05hlo5rYPs
https://www.youtube.com/watch?v=GLaAYPIR73E
https://www.youtube.com/watch?v=7Y8iV2N89SY
https://www.youtube.com/watch?v=5D8m_dc8gK4
https://www.youtube.com/watch?v=MtciCBwgbWk
https://www.youtube.com/watch?v=GvTO5ue0Do0
https://www.youtube.com/watch?v=-JBRmJhgSNA

キャンプ場で勝手にサバイバル生活 5月の新潟編
https://www.youtube.com/watch?v=W1osjgLT0KM&list=PLnwTkAIpqO58JtuvaGoM7EjPg2heMXVDq&index=1
https://www.youtube.com/watch?v=mjLwBwsWcW8
https://www.youtube.com/watch?v=vXeC-fI2_Kw
https://www.youtube.com/watch?v=5o1Q2l3BdWY
https://www.youtube.com/watch?v=R9e7igvoc24

雨の自給自足生活
https://www.youtube.com/watch?v=0gbbhwADX7w
https://www.youtube.com/watch?v=MTLog3sH1Xo


釣(ツ)ーリングin新潟~なんちゃってサバイバル編~ 新潟県大池憩いの森
https://www.youtube.com/watch?v=HcgBWZd2ZHw
https://www.youtube.com/watch?v=ySXe7rn5Jho
https://www.youtube.com/watch?v=-p6sY7O5FF8


『近所の川で魚釣り』釣(ツ)ーリング~料理編~ 川釣り ジャズ 川魚
https://www.youtube.com/watch?v=9P8ZGof5GIk&spfreload=10
https://www.youtube.com/watch?v=jNPA6xX8RaQ&spfreload=10


1泊2日の橋の下生活
https://www.youtube.com/watch?v=IfTmFG-PoNo
https://www.youtube.com/watch?v=O8vzhZ1svPw
https://www.youtube.com/watch?v=GreXBTRyl2E&feature=youtu.be



北海道開拓日誌。
http://h-kaitaku.sakura.ne.jp/index.html

自給自足虎の巻、北海道での自給自足生活、田舎暮らし、移住の、体験・知恵集。
http://h-kaitaku.sakura.ne.jp/toranomaki.html


北海道石狩市に移り住み、道作りから始まり…、小屋作り、

家作り、法的申請、井戸掘り、畑作りとこなして来ました。
それらの体験と知恵をまとめたのが、この自給自足虎の巻です。
7:777 :

2022/06/27 (Mon) 14:15:26


上記の自給自足虎の巻を読めばすぐにわかる様に

都会人の定住用にはリゾートマンション以外は絶対に無理だと思った方がいいです:

我家の雪かき

例年、12月初め頃から雪かきを始め(根雪)、3月中旬頃には雪かきも必要なくなり、4月中旬頃には雪解けとなります。積雪のピークは2月下旬頃で、約1.5m程積ります。(ここ数年の積雪は増える一方です。)

降り始めと雪解け前には、本州の様に湿った雪になりますが、雪の状態は殆どが粉雪で、降ったら直ぐに雪かきをすれば楽な作業です。

しかし、少ししか雪が降っていなくとも、大型の除雪車が日に4回も来るので、道路の脇だけは山積みになっています(・・;)

雪かきの頻度は少なくとも週2回、1月には毎日の様にやらねばならず、30分から1時間程掛ります。

放って置くと直ぐ堅くなるので、降ったら直ぐやるのがコツです!


____

虫との付き合い方

田舎暮らしで一番困るのは、虫対策とも言えます。我が家でも毎年の様に虫との戦いを繰り広げていますが、ここでは、その付き合い方を詳しくお話したいと思います。

ここに書かれている事は、私の様に、毎日外に出て仕事をしなければならない人の場合ですが、様々なスタイルで田舎に住まわれる方にも、参考にしていただけると思います。

過酷な事ばかり書いたので、田舎暮らしを考えられている方の夢を潰す事になるかもしれませんが、これは偽らざる事実なのでお許しください!そうでない方は人事だと思って楽しんでください!

結局のところ、生を受けた限り、虫との間でも攻防を繰り広げないといけません。虫との共存が耐えられない方は、田舎暮らしを再検討された方がよろしいかもしれません(・・;)


カメムシ

捕まえようとすると、臭~~い液体を噴射するカメムシ、ご存知でしょうか?

ただ臭いだけならいいのですが、これ程手の掛かる虫はいません!

毎年9月下旬頃、大群になって押し寄せ、家の隙間という隙間に入り込み越冬します。

どうして手が掛かるかというと、押し入れの隅からタンスの中、服の中、あらゆる所にはいり込んだカメムシを、ピンセットで摘み出さないといけません。

「窓を閉めておけば入らないだろう。」と言われるかもしれませんが、サッシの3mm程の隙間からでも、身を縮めて入って来ます。

また、持ち込んだ薪に数十匹程潜んでいる事もあります。

秋と春に、家の中から摘み出すカメムシは数千匹に及びますが、捕れない所に潜んでいる数は、その数十倍になるでしょう(@_@;)

どうですか?虫の嫌な面を並べて来ましたが、虫にも良い面があるはず!?

人間にだって長所と短所があるのですから…。と思いきや、生態系には良くても、私にとって良い面は全く見当たりません。

虫との攻防を一生繰り広げないといけない運命なのでしょうか!?\(◎o◎)/
一年間に刺される回数

一年間にどれだけ吸血昆虫に刺されているか?私の場合を計算してみたいと思います。

ブユ:1日平均10回×約14日×約2.5回(1年に2・3回発生)=約350回

ヤブカ:1日平均10回×約150日=約1500回

アブ:1日平均10回×約14日=約140回

ヌカカ:1日平均5回×約60日=約300回

上の数字を合計すると…、

パンパカパーン♪2,290回となりました!(^^)

これだけ刺されても、この土地を明け渡すわけにはいきません!(^◇^)

______

薪ストーブの知恵

我が家の場合、暖房とお風呂は全て薪で賄っていますが、冬は一日平均8時間燃やすとして、1年間に必要な薪の量は、4畳半の部屋に高さ1.5mまで積み上げた量になります。伐採・薪割り・乾燥・保管を一人でやったとして、1日7時間働いて2ヶ月程掛かります。

ちなみに、北海道の年間灯油平均消費量は約2,400リットル。北海道のよいうてい森林組合で薪を販売していますが、4畳半の部屋に高さ1.5mまで積み上げた量で約16万円(送料別)しますので、薪を購入した場合、石油ストーブより少しお得といったところです。

しかしながら、薪ストーブほど手の掛かるものはありません!

一番大変なのは温度調整です。真冬の朝方の室温は5℃(-20℃になる地域は0℃)前後まで下がりますが、室温を18℃にするのに約1時間は掛かります。室温を維持するには薪の燃え具合を頻繁に調整しないといけませんが、慣れて来てもそう上手く行かないので服を脱いだり着たりする羽目になります。さらに、薪を自分で作るとなると想像以上に手間が掛かるものです。

そんな訳で、週末だけストーブを燃やす程度でしたら話は別ですが、定住して暖房や調理を薪ストーブで賄うとなると、それなりの覚悟が必要です!何かしらの必然性が無いと続ける事は出来ないので、高価な薪ストーブを購入するのはお勧め出来ません!

一生薪割り

ここでは、暖房・風呂焚きを全て薪に頼り、通年定住する事を前提に話を進めます。

一年間の薪を必要量得るには、下記の様な条件が必要です。


1.16万円以上出費して、毎年薪を購入出来る事。(輸送代は別)

2.建築廃材を、軽トラックに山積にして(高さ1m)5台分以上継続して貰う事が出来、運べる事。

3.間伐材や伐採跡地の残材などを、自由に貰う事が出来、運ぶ手段がある事。

4.胸高直径40cm前後の木が50本以上ある山林を(面積1ha程)、自由に伐採出来、搬出できる事。

上記のいずれも不可能な場合は、薪のみで生活をする事は諦めないといけません。

我が家の場合、4番に当てはまる訳ですが、非常に手間が掛かるものの、誰にも気兼ねなく、継続的に薪を得られるので幸せかと思います(^^)

ちなみに、家族四人で、暖房・炊事・風呂など全てを薪に頼った場合、最低でも1ha(3030坪)の森が必要になりますが、北海道道民の一人当たりの森林面積は約1haで、全国平均の約5倍になっています。北海道の場合、エネルギーを薪だけに頼る事は可能ですが、本州では不可能という事になるでしょう。

_____


田畑の観察法


農業志望者(農業で現金収入を、と考えている方)に待ち受けている耕地=田畑は、おおむね荒れた耕作放棄地や遊休地と考えたほうが良い。中には最近まで耕作していたところもあるが、そんな幸運なケースは珍しい。そこで、初めて借りる、あるいは買う田畑を目の前にしたときの観察法は?

まず注意しなければならないのは、目の前の田畑の荒れように目を奪われないこと。背丈ほどの雑草や茅に覆われていたとしても、それ自体は大したことではない。草を払ってトラクターなどで耕起すればたちどころに耕地に変身する。

問題は生えている植物の中身。厄介なのは葛などしつこい蔓性の草に覆われていれば、かなり手がかかる。トラクターもロータリーに絡みついて直ぐに動けなくなるからだ。雑木ならまだまし。伐採して根を掘り起こせば済む。ただし田の雑木は盤を根が貫通している可能性があるから、畑への転換を検討したほうが良い(根を掘り起こし、土を固め直さないといけない)

その前に、トラクターなどの機械が入る道があるかどうかの確認が必要。もっとも小型ショベルなどで荒起こしをするのを覚悟するなら、たいていの条件のところは機械は入る(急傾斜地に機械を入れるのは至難の業)

もちろん機械を頼らずに自らの手足で拓く意欲があるのなら、上記の要点は無意味な注意にすぎない。自分でやってみればわかるが、機械はどううまく操作してもやはり荒っぽい。時間と労力を惜しまないのなら、人力でやったほうがきれいだし、また想像するほど大変ではない(悪天候と炎天下での作業は過酷である)

あとは水の問題。とくに田なら水量と水路の状態は細かく観察しておくこと。日光条件や土の性質も重要だが、田畑として耕作されていたのであれば、その条件に合う作物や品種は必ずある。

たとえ耕作放棄地であっても、見ず知らずの他人に売る方は稀でしょう。それは自分が売る側の立場を想像してみると分かること。自分の土地を手放す場合を考えてみましょう…大方、資金を必要としている時か、必要の無い土地を所有している場合でしょう。どちらにしても、買主にとって良い条件で手に入れることは難しいと思います。

そこでお勧めなのが、自分の力だけで開拓可能な土地(原野・山林)を探すことです。原野・山林であれば、格安で手に入れることが出来ます。ちなみに私の土地は坪1000円(それでも相場の3倍の値段です)。この土地は企業が処分したがっていた物件で、不動産屋さんで小耳に挟み案内もなく一人で見に行ったものです。その後、この土地を入念に調べ上げ値段の交渉をしたわけです(最初の言値は坪2500でした)。

本州の方はこの値段に驚かれると思いますが、それには次のような理由があります。冬は地吹雪がひどく通行不能になることが数日あること。除雪された道に面していないことが多いこと。上下水道が整備されていないこと。これらを自分の工夫で克服できない方は、永住することは難しいと思います。
http://h-kaitaku.sakura.ne.jp/toranomaki.html


地空 Facebook にて作業日誌を公開中!
https://www.facebook.com/zisora
8:777 :

2022/06/27 (Mon) 14:39:02


田舎の方が都会よりも生活費は高くつくよ

22 :名無しの権兵衛さん:2010/06/26(土) 21:16:01 ID:Af4b4C96

平成21年平均消費者物価地域差指数

1 横浜:110.2
2 東京23区:110.0
3 大阪:107.1
4 静岡:105.5
5 金沢、京都:105.3
7 名古屋:104.8
8 さいたま:104.5
9 和歌山、岡山:104.0
11神戸:103.5
12宇都宮:103.4
13札幌:103.2
14甲府:102.7
15山形:102.6
16福井、松江、広島:102.5
19長崎:102.3
20盛岡:102.2
21津:102.1
22新潟:102.0
23大津:101.9
24山口:101.8
25千葉、富山:101.6
27福島:101.5
28長野:101.1
29青森、徳島:100.7
31水戸、大分:100.6
33岐阜、鳥取:100.5
35奈良:100.4
36高知、熊本:100.2
38福岡:100.0
39佐賀:99.8
40仙台、高松、北九州:99.5
43松山:99.2
44前橋:98.8
45那覇:97.8
46秋田:97.5
47宮崎:96.6
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/chiiki/index-c.htm
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm


23 :名無しの権兵衛さん:2010/06/26(土) 22:40:57 ID:kLoSRi1V

消費者物価なんか無意味。
問題は光熱費。
プロパンガスしかない田舎は、都市ガスの2倍以上ガス代がかかる。
寒冷地ならもっとかかる。


78 :名無しの権兵衛さん:2013/04/08(月) 18:18:21.97 ID:6C9anqM8

水道料金が異常に高い
下水道整備したからその工事料がどうのこうの・・・
知らんがな

29 :名無しの権兵衛さん:2010/07/05(月) 00:10:02 ID:hnkZ7h+K

田舎は水道代も高い。
水道が早くに整備され、減価償却の終わった京都市や大阪市の何倍するの?


66 :名無しの権兵衛さん:2013/02/18(月) 16:39:29.72 ID:bZuokMBV

東京から山形へ移住してきた
東京とは経費のかかるとこが違うなとおもたw

まず車のガソリン代、この時期はエアコン代、家によっては灯油代かかる

お風呂もすぐさめるから、可能な限り街の温泉にいく。食器洗いも勿論お湯。

冬場家でお風呂入るには必ず追い炊きしてたら二人暮らしでガス代16000円に。汗
お酒のむ時は必ず代行。

東京が恋しいw

67 :名無しの権兵衛さん:2013/02/20(水) 08:06:17.58 ID:YlGc6YV5

ガスが高いからオール電化の流れ

83 :名無しの権兵衛さん:2013/04/28(日) 07:05:38.83 ID:VywU5dc1

電車が通っているかいないかで交通費も桁違いだよ
電車そのものも私鉄で高いが
最寄り駅までのバス代が往復\1400 定期でも月\25000

クルマの経費もバカにならん
寒冷地だと冬タイヤ必須だしな

84 :名無しの権兵衛さん:2013/05/27(月) 19:30:33.58 ID:22hxLxg9

女性の正社員募集みたいなのがかなり少ない。バイトで生活費切り詰めてる。
だけど バスも通ってないから車は一人一台必要。
市内に唯一のデパートあっても高い。
ジーユーとか安い服屋いくにも交通費がかかる。


91 :高知出身練馬区民:2014/08/29(金) 05:06:38.15 ID:m+GPofma

野菜 肉 魚など食料品も田舎のほうが高い。
いまはネットがあるから関係ないかも知れんが電化製品は田舎が高い。
 車必須で ガソリン代等で 交通費に都会以上に金がかかる。
田舎の会社は 交通費 定期代を出すという観念がそもそもない。


87 :名無しの権兵衛さん:2013/06/28(金) 06:14:51.44 ID:RjysmAvo

賃貸住宅はそれほど安くない
ガソリンも高い
それ以上に給料が安い(ボーナス、、何それ?)

人間関係はお互いの動静の探り合いと個人情報垂れ流し
祭りだけに人生のすべてをかける
結局田舎なんていい所何一つない

68 :名無しの権兵衛さん:2013/02/22(金) 01:57:56.30 ID:IQE4AFjU

早い話、貧乏人は大人しく都会で暮らせってことだよ。


38 :名無しの権兵衛さん:2010/10/31(日) 08:12:04 ID:3/cNHOaD

物価が安い、というが競争原理が働いていないからそれほど食料や衣料は安くないし、店が少ないから選択肢も少ない

長野県などは冬が異常なほど寒いので暖房費が滅茶苦茶にかかってしまう
その上、給料が安いので余計に生活は苦しくなってしまう

田舎は暮らしやすいなどと言っているのはアパート代や田畑から食料を補給できる地元出身者だけ

外からの移住者には苦しい事ばかり

2 :名無しの権兵衛さん:2009/10/17(土) 02:02:38 ID:mTT6r3a4

たしかに高い。電気代も水道代もガス代もゴミ袋の値段さえも!
ゴミ袋10枚入りが1000円なんてどうなってるのよ!


3 :名無しの権兵衛さん:2009/10/17(土) 02:31:07 ID:B7cUCtkJ

町会費2500円→30000円にはビビったw
引っ越し当日に普通に集金きてるしw


15 :名無しの権兵衛さん:2009/10/25(日) 13:40:27 ID:6pKCSqEM
>>3
良い金ツルが入ってきた、と思われたのかもw


4 :名無しの権兵衛さん:2009/10/17(土) 02:51:12 ID:CrPR2x7m

田舎は入村料30,000円なんて普通に取るところもあるからな。

5 :名無しの権兵衛さん:2009/10/17(土) 02:51:27 ID:B7cUCtkJ

ガス代も引っ越して来てプロパンになってから倍になった。
健康保険も倍くらいかな~

暖房器具とかプロパン用に変えるのもだいぶ金かかったし
汲み取り代とかあんなにすると思わなかったよ。
田舎は糞するのもカネがないと思いっきり出来ないんだよな…
ケーブルテレビ引かないとテレビも見れんし、初期費用がこれまたべらぼうに高い!
見渡す限り畑なのに野菜まで東京より高い
バスの運賃もクソ高いし外食も高いし何もかも高い!


まあべつにいいんだけど

6 :名無しの権兵衛さん:2009/10/17(土) 08:41:38 ID:v8AI54tR

会社員じゃなければ、国保も忘れたらいけないよ。
同じ収入でも

都会だったら→数千円
田舎だったら→数万円

とかありえるから


9 :名無しの権兵衛さん:2009/10/19(月) 02:17:12 ID:ZdOM76nZ

ど田舎の青森では、雪にたいして金がかかり過ぎる。
冬タイヤのブリザック高いし、除雪にも金かけている。灯油使用量も多い。
余計なところで金使うから貧乏から抜け出せない?

10 :名無しの権兵衛さん:2009/10/19(月) 08:35:07 ID:aTXRWped

降雪地域ではどーしても生活するのにコストがかかってしまう
また凍結、ブリザード等危険もつきまとう。

11 :名無しの権兵衛さん:2009/10/20(火) 07:11:36 ID:ROdg9134

家も寒冷地仕様にしないといけないから
40坪くらいの普通の家でも5000万位する。

12 :名無しの権兵衛さん:2009/10/20(火) 11:56:45 ID:WD9P1Lyt

あと、車が無いと生活し辛い。
引っ越した時、最寄り駅まで歩いてみたら片道2時間かかった。
田舎じゃ車は1人1台が当たり前で、とにかく車費用がかかる。

13 :名無しの権兵衛さん:2009/10/22(木) 19:09:34 ID:bSjAFXnJ

一番の問題は職
ベテラン正社員でも年収200万切るのが地方の田舎じゃ普通
ただし好夢淫、インフラ従業員、資格職、大手企業支社はまとも


16 :名無しの権兵衛さん:2009/11/03(火) 08:15:53 ID:E6biJosw

家賃と駐車場以外は田舎も同じかむしろ高いよね
雪国だと雪対策で生活費が高くつく

家電製品についてはネット通販と価格comのおかげで だいぶ格差が無くなった


17 :名無しの権兵衛さん:2009/11/21(土) 05:25:41 ID:ClC1YvTg

高い高い!!!

なのになぜ「田舎のほうが物価安いよね」てなぜまことしやかに言われてるのだろう?

東京→千葉  大阪→奈良 と、ちょい田舎程度なら物価安くなるからかね。
もっと田舎いくと高くなるよね。

札幌だけど都市ガスきてるくせに大家が引きたがらないからプロパン物件だらけ。
糞高いよ。 前の都市ガスの2倍する。

公共の交通費移動費も高い割高。

それでも「家賃、住居費だけは・・」とも言われてるけど、

冬 雪降るから自転車が足にならず、駅近はずせないし、車ないと田舎なんてぜんっぜん楽しくないしで

結局駐込み 7万払ってる。安くねえよ

そりゃ郊外いっちゃえば安いんだろうけど、そうなるとバス高いし
雪降る中バス待ちとか絶対できないし、なんつうか選択肢がないのよね。

19 :名無しの権兵衛さん:2010/02/07(日) 17:40:39 ID:xWfo/e8n

クルマ絶対必要、人間関係ウザー、激安給料正社員なイナカより、都会でフリーターのほうがまだマシ。
家賃が高いかも知れんけど、イナカのうっとうしさなどはない。
あと仕事が確実にあって、 結構稼げる。

36 :名無しの権兵衛さん:2010/10/30(土) 09:10:34 ID:A8kTfgUa

要するに、田舎に移住してきたにもかかわらず都会のライフスタイルを引きずってるからコストがかさむことになるんでないの

田舎のコミュニティに溶け込み同化する方向で動かないと田舎のメリットも感じ取ることはできないと思うよ

37 :名無しの権兵衛さん:2010/10/30(土) 12:20:40 ID:6hjxGQOA

じゃあ田舎に同化して家の鍵はかけないようにしよう
他人を監視して地域のボスに報告するようにしよう
新興住宅地の住民にいやがらせする事で結束を深めよう

39 :名無しの権兵衛さん:2010/10/31(日) 15:22:08 ID:NEeo6rll

そうそう、電化製品を割高な地元電気屋で買わずにネット通販で買ったら母親が寄り合いで嫌み言われたw
もう二度と東京からものを買うなだってさw
爆笑w

54 :名無しの権兵衛さん:2011/07/01(金) 23:58:48.10 ID:EtTQ5ocg

田舎は交際費もかかる。
しょうもない奴とも、否応なしに付き合わねばならない。

64 :名無しの権兵衛さん:2013/02/07(木) 08:56:50.39 ID:r/I3mdG9

持家と少しばかりの畑があれば、田舎暮らしはたしかに安上がりだけどね。

69 :名無しの権兵衛さん:2013/02/22(金) 02:03:04.74 ID:1lTht+ax

田舎で都会的な生活すればそりゃ高いだろ。
都会で田舎的な生活をしようとすればもっと高いが・・・


79 :名無しの権兵衛さん:2013/04/09(火) 14:23:31.98 ID:BiMCEOZE

ある程度自給自足で、水も井戸水

買い出しは最小限、ガス電気は極力使わない

田舎暮らしを目指した以上、ネットや音楽、アニメやファッションみたいな都会的な趣味は一切捨てる。

食生活も地元の食材や自分で調達出来る物を集めて自炊にして
ジャンクフードを含めて外食は年に数回程度にする

それくらいやらなきゃ都会のが安くつくだろうな
地域のネットワークに入り込んじゃえば、もう少しハードル下げても大丈夫だろう


 

92 :名無しの権兵衛さん:2014/09/03(水) 02:13:27.33 ID:0gxiE+3x

田舎は、金で解決しようと思うと高い。

野菜なんかは、ちょっと仲良くなるとタダでもらえたりするがスーパーに行くと都会より高い。

車の修理なんかも、知り合いに頼むと格安だが自分で知らない店に頼むとバカみたいな金をとられる。

なので「自分で好きなものを選ぶ権利がある」とか思ってるとドツボにはまる。

もらえるものをニコニコもらい、代わりに草刈りなどで体で返し、

興味ない寄合で周りが飲み始めたら自分も積極的に参加し、

愚痴にもしっかり付き合う。自分の世界観で反論しちゃだめ。

お前の隣で酒飲んでるやつが、自分という歯車の隣の歯車そのものなんだから。
自分のペースで回ってたらあっという間にすり減るぞ。
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/countrylife/1255658190/
9:777 :

2022/06/30 (Thu) 14:27:55

あげ457
10:777 :

2022/08/10 (Wed) 09:30:53

あげ33339
11:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/15 (Wed) 15:05:23


2023年02月14日
過疎地の人ほど他地域から来る人を遠ざけている

田舎は都会より”民度”が高いか

某回転ずしチェーンへのいたずら動画を巡って民度の低下が話題になっていますが、一般的に問題行動を起こす人は都会に多いと考えられています

東京の人口は1000万人で田舎の人口が100人なら問題行動の人は東京に多いに決まっていますが、それは東京の総人口が多いからです

100人の東京都民を調査しても99人くらいは常識的な人の筈で、常識に欠ける行動を取る人の割合は1人か0人の筈です


ところが人口100人の過疎の村でそうした調査をもししたら、10人くらいは都会だったら批判されるような行動をしていると思います

過疎地に行って最初に気づくのは車の運転で一時停止しない割合が非常に高く、それでも他の車が通らないので事故が起きない

本人は自分の運転が正しいと信じきっていて、見通しのないカーブで大きくはみ出して高速走行してくるのも大抵はその地域に住む人です


毎日運転しているので道に慣れていて、今までずっと対向車は来なかったので停止できない速度で反対側(車線はないが)にはみ出しても危険運転をしている認識すらないでしょう


過疎地域では自宅の近所の道路を「自分の敷地」のように考えていて私物化するのは当たり前で、他の地域の人が利用すると攻撃的な言動をします

過疎の村に移住したら住民とトラブルになったような話が絶えないが、多くの場合移住者に問題はなく住民の過剰なまでの権利意識が原因と思われます


某N県の山間部に移住してきた人は「よそ者だから」という理由で電力会社が電柱を建てるのを拒否され、隣の自治体経由で引かざるを得なかったという

別なN県の村ではゴミ捨て場の利用を拒否され、ゴミ処理場か役場に自分で運び、別の県では神社や寺の支払いを拒否したら「村八分」にされた

まるで横溝正史の小説のような事が現代の日本のあちこちで起きていて、どのケースを見ても常識に欠ける村びとが権力者のようになっている


過疎の村のゴッドファザー

過疎の村には必ず”実力者”が存在し役場が何かをする時も実力者に依頼するので、移住者やよそ者は彼をゴッドファザーのように崇拝する必要がある

その村ではそれがルールなのだが都会や町から移住してきた人は尊重しないので、移住者と村びとが激突し険悪な事態になります

こうして日本各地に『いじめ村』が出現するが、そんな過疎地に限って人口減少が深刻で移住者の募集や移住促進をしていたりする


村びとが移住者に期待するのはゴッドファザーを恭しく崇拝し、集会や行事で進んで雑用をこなしお金を払う事だが他の地域の人にとっては嫌なだけです

都会で知らない人や親しくない人に何か用事があるとき、「すいません」とか「あの・・・」などと声をかけるが田舎では「おいコラ」「てめえ」で話しかける人が一定数存在します


その地域では住人全員が小学校以前からの知人とその妻、子どもなので知らない人への礼儀という文化がなく、初対面の人に「オイ!」「てめえ!」と話しかける人が居ます


もちろんそうでない人の方が多いが100人のうち数人がそうだったらその地域への印象は最悪で、困った事に「ゴッドファザー」や実力者にこのタイプが多い

全員が同級生や知人で自分より格下なので、 そこでは「おい」と話しかけても良いが、他の地域の知らない人にも「おいお前!そこで何やってる」などとやります

この手の残念な村はいくら移住を促進しても絶対に移住者は来ないし、仮に移住者が来たとしても現実を知ったらすぐ出ていくでしょう

https://www.thutmosev.com/archives/90009044.html
12:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/10 (Wed) 14:56:10

【地方衰退】ガス水道ゴミ捨て路線バスは全国統一すべき
2023.05.09
過疎地でLPガスを配達してもらえるのは縁故の人だけです

人口が一定以下の場所には資本主義がなくなります


地方の衰退を加速した”競争原理”

日本では電気料金と鉄道料金は大きな会社が存在し国が許認可しているので、ほぼ全国どこでも同一に近い料金になっています

だがLPガスは自由競争で国は関与しない為料金も自由設定、都市ガスに比べて3倍もの料金を支払っている地域が多い

水道料金も小さな自治体単位でやっていて料金設定は自由なので、これも3倍以上の価格差あり田舎の過疎地ほど高い理不尽な状態です

過疎地には鉄道がなく路線バスだけが公共交通機関ですが、一日2本だけで土日はなし、料金は距離が長いので異常に高い

東京大阪京都のような大都市の市営バスは本数が多く路線が充実し、距離が短いので料金も安く過疎地はその逆になっています

もっと理不尽なのはゴミ捨てで、ゴミ処理は各自治体でやっているが「ゴミ捨て場」は町内会や組合で運営していて私有地なのでよそ者は利用できない


移住先人気1位の某N県では移住者の人が「よそ者だから」という理由で町内会(村だが)に入れてもらえず、車で直接処理場に持ち込んでいると報道されました

その村の役場は夢いっぱいのホームページなどで移住者を勧誘したが、移住後の面倒を一切見ず苦情を訴えても「あの人は難しいから」とニヤニヤ笑っていたと言います

移住者を集めているような過疎の村では、都会の人には想像もできないが「水道とガスと水洗便所がない」場合がかなりあります

水道があるのは平地で山の高い方には水を流せないので、集落の組合が井戸水とか川の水を利用するが、やはりよそ者は加入を拒否される場合があります

過疎の村の組合は完全な自由運営で自治体は関与しないので、力を持っている老人の気に入られないと加入を認められません

過疎の村に都市ガスはないのでLPガスになるが、販売店はピザ屋と同じで店から一定範囲(車で1時間以内など)しか配達しません(LPガスは有資格者しか交換できない)


過疎地では資本主義も民主主義もない
それでも集落にはLPガスを使っている家が何軒かあるので、「ガスを使えるんだな」と思って移住すると自分は使えません

この種あかしはガス販売店の親戚縁者友人は特別に配達してもらっているが、当然よそものは対象外なので配達してもらえません

過疎地ではこんな話がゴロゴロあるので決して田舎移住を勧めないのですが、人口密度があるレベル以下になると「資本主義も民主主義も機能しない」のです

それでも電気だけはどんな過疎地でも使えて同一料金ですが、別の歴史が長い某N県に移住した人は「よそ者だから」という理由で電柱の設置を拒否さたそうです

幸いその人の家は別の自治体に接していたので反対側に電柱を立てて電気を引いたそうですが、21世紀にもなってこんなのが日本の田舎の現実です


そのN県の古墳が多い場所では神社の氏子になるのを拒否されたり、村八分にされて行事や祭りや冠婚葬祭で呼ばれないなど嫌がらせを受けているという事です

加えて積雪地では雪下ろしや雪処理問題があり、 どかした雪の捨て場を「よそもの」はやはり利用できなくされたりします

雪を捨てる事ができないと雪下ろしや除雪ができないので、屋根を潰したりその家に車が出入りできず路上駐車などしてさらに対立が深まります

一方先祖代々住んでいる住民は皆親戚や同級生なので、仲良く助け合っていて一見すると住民皆幸せな村のように見えます

これらが日本の人口減少を加速させているのは間違いなく、近所の住民と口を利かなくても良いという人もガスや電気やゴミ捨てができなくてはそこに住めません

解決策としてはLPガス会社やバス会社、水道やゴミ管理は全部JRや東京電力のような大組織にし、国が指導して『例外』を認めない事です

「あの人は身内じゃないのでガスを配達しないしゴミ捨てもさせない」のような事が結局は田舎を衰退させ、一度移住した人も出ていく原因になっています
https://www.thutmosev.com/archives/266481z.html
13:777 :

2023/07/28 (Fri) 16:42:25

「人生の楽園」を夢見て“移住”の落とし穴 田舎暮らしで成功するのは“ハイスペック人材”ばかりの理由
7/28
https://news.yahoo.co.jp/articles/68548ce0160ec4a97d2598864a3176faafc10098


田舎は楽園か、それとも

「移住」という言葉には「人生のリセット」「都会の喧騒から離れて自然と触れ合う素敵な人生」「素朴な人々との穏やかな交流」「憧れの人生の獲得」「人間らしい人生をついに獲得」といったニュアンスがある。そのイメージを作った貢献者の一つが「人生の楽園」(テレビ朝日系)だろう。

【写真】東京都渋谷区から佐賀県唐津市に移住した中川氏の充実田舎ライフ

終わりのはじまり? 
 毎度、地方に移住して地元に溶け込んだ生活をする夫婦や一家が登場し、西田敏行と菊池桃子のナレーションとともに、充実しまくった第二の人生が描かれる。7月に放送された2つの回のタイトルと説明文を引用する。なお、本稿では移住については「そんなに夢の世界ではない」「こんな人は向いていない(だからやめとけ)」を伝えるが、「人生の楽園」に登場する移住者のことを批判する意図は一切ないことを前置きしておく。

「福岡・八女市 ~よみがえれ! 僕らの里山~(2023年7月15日)」

<日々、汗と泥にまみれながらの活動は、苦労の中にもやりがいがあり、みんな「いまが青春!」といったいい笑顔です!>

「静岡・三ヶ日町~みかんの花咲く 農家民宿~(2023年7月1日)」

<三ヶ日町に魅せられ“じぃじ”のミカン愛を受け継ぎながら町を盛り上げたいと奮闘するゆきさん。そんな彼女を支え応援する健太さんとココリンズの仲間たち、地元の人たちとの温かい交流をご紹介します。>

 一方、移住生活・田舎暮らしに対して警鐘を鳴らす本は存在する。タイトルを挙げてみる。

『田舎暮らしに殺されない法』(朝日文庫)丸山健二(著)
『田舎暮らし毒本』(光文社新書)樋口明雄(著)
『地獄の田舎暮らし』(ポプラ新書)柴田剛(著)
『田舎はいやらしい 地域活性化は本当に必要か?』(光文社新書)花房尚作(著)

 特に、『地獄の田舎暮らし』の帯はすさまじい。

<9割の田舎移住は終わりのはじまり? 「豊かな自然」「ストレスが減る」「生活費が安い」「憧れの戸建て」 甘い言葉に騙されるな! 後悔しない移住のススメつき>


6つの特徴
 カスタマーレビューで同書に星5つつけている人はこんなコメントをつけている。

<田舎をやれ人情豊かだの自然に囲まれて心豊かだのと美化しているテレビ番組に感化されている方たちへ。この本には、田舎の真実が凝縮されています。田舎は未だにセクハラ山盛りてんこ盛りなのは覚悟してください。いきなり家に押しかけてきます(それも食事中に! )人生の楽園という番組より、この本を!>

<田舎暮らしを夢見ている人たちに、是非読んでもらいたいと思います。田舎暮らしの大変さが、これでもかというほど出てきます。でも、それが現実なんですね。甘い気持ちでの移住は慎んだ方がいい、そんな筆者の気持ちがひしひしと伝わってきます。>

 1つ目のレビューに「人生の楽園」は登場するが、同番組に登場する移住者には以下6つの特徴がある。【1】コミュニケーション能力抜群【2】突然人が訪れてもにこやかに対応する【3】地域の活動に参加する【4】手先が器用だったり明確な能力がある【5】人から羨まれる何らかの実績を持っている。さらに、案外多いのが【6】元々夫婦のどちらかに地縁があった、というものだ。この6つが揃っている人は移住をしても快適な生活ができるだろうが、上記の中でも3~4つほど当てはまらないと移住は難しいだろう。

対価はお金だけではない
 なぜ、これらが重要かといえば、都会では一人では生きていけるが、地方では無理だからだ。大きな理由が、高齢者が多いことと、災害である。高齢者に対しては色々と手伝いをする必要があるし、災害では住民同士協力し合わなくてはならない。それこそ川に近い人が避難してくることもあれば、ビニールハウスが壊れたら復旧を手伝わなくてはならない。

 都会の人はお金ですべてを解決しようとするが、地方の人はそうではない。労働力や野菜や魚の提供、買い物の足などを提供することによりコミュニティ内での立場が良くなっていく。逆に、色々な人から何かをもらえるというのは、自分がそのコミュニティで認められた証。対価はお金だけではないのだ。

 このライフスタイルに耐えられない人間には移住は難しい。ただし、中規模都市でJRの比較的大きな駅があるような市の中心部に住むと「半都会・半田舎」生活のいいとこどりができる。この場合、一番良いのは転勤者である。何しろ、職場があるため同僚がいるし、そこを起点に程よい距離感のある人間関係を築くことができる。しかも、空気はきれいで食料品は安く新鮮。アウトドア好きな人は、少し車を郊外に走らせれば豊かな自然に接することができるだろう。

少ない職種
 だが、これはあくまでも転勤であり移住ではない。将来的には都会に戻ることが前提になっている。とはいえ、転勤期間中にその街を気に入り、人間関係が発展したら定年後は移住しても良いかもしれない。

 と、移住のポジティブな面を書いてきたが、ここからが本題。

 私は2020年11月に東京都渋谷区から佐賀県唐津市へ移住したが、正直、自分の職業がフリーライター・編集者でなかったら移住生活は長続きしなかったと思う。というのも、地方には都会ほど多種多様な仕事がないのだ。求人チラシを見るとスーパーやドラッグストアの店員、配達員、タクシー運転手、食品工場ライン勤務などは見つかるものの、都会ではすぐに見つかるような仕事は少ない。薬剤師や看護師のように資格を持った人であれば、ドラッグストアや病院の求人はあるが、資格がない人は当然無理。大工等の技術がある場合でも地元の工務店に何らかのツテがないと簡単には入社しづらい。

 また、都会ではよく見られるメディア関係の仕事、SE、プログラマー、ウェブサイト制作、各種デザイナー、コンサルタント、FPといった仕事の求人はなかなか見つけづらい。保険の代理店をやろうにも、地元の会社やフリーランスの人ががっちりと客を掴んでいるためそこに割って入るのは至難の業。仮に仕事を獲得できたとしても「あのヨソ者にオレの仕事を奪われた」などと恨みを買うこととなる。

周囲から孤立する悪循環
 幸いなことに唐津という街にライターはほとんどいないし、私の仕事の多くは東京発のため、地元のライターの仕事を奪っているという状況にはない。県庁による佐賀県PRのコンペに2回参加して2回仕事を受注し、佐賀新聞の連載を獲得できたが、地元の仕事はこれだけだ。

 本当にその土地でやりたいことと強い意志がない限り、やはり移住というのは難しいもの。私が楽しそうにしている様子を見て移住してきた人物は、農家でバイトをしたがすぐにやめてしまい、移住促進NPOの担当者に対して「こんな生活は想定していなかった! あなたがちゃんと仕事をしないからだ!」とキレたりもする。彼とは一度会ったものの、その後は会っていない。多分もうこの街にいないだろう。

 移住者の問題の一つは、「寂れた地方都市・田舎に住んであげている」というお客様モードにある。移住当初はNPOや市役所の人が歓迎会を開いてくれたりするかもしれないが、その後は自分の力で切り拓かなくてはいけない。そのためには上記【1】~【6】が必要となってくるのである。それだけハイスペック人材でなくては、移住はうまくいかない。お客様モードが抜けないと、「これだから田舎者は……」といった愚痴ばかり言うようになり、周囲からさらに孤立するという悪循環に陥っていく。

行動が筒抜け
 私の場合、「人生の楽園」的な明るく前向きな移住生活ではなく、ただただ「都会はもういいか……」という後ろ向きな理由から移住をした。47歳まで激務だったし、正直「燃え尽き症候群」のような状態になっていたのだ。そこで、それまでレギュラーで携わっていたネットニュースの仕事をやめ、通勤も不要なフリーライターに戻った。今は半隠居生活をしながら、2ヶ月に1回、テレビ出演のため出張で東京に行く。何しろ人混みが嫌いなので、今の状況は至極快適だ。それでいて、東京時代の人とも接点が続いているのもありがたい。

 幸いなことに唐津では友人も多数でき、日々楽しく過ごせるが、こうなったのも私に情報発信をする術があったからだろう。何しろ私はコラムを多数書くため、必然的に唐津や佐賀の情報を発信するという特殊な立場にあり、それが重宝されている面もある。あとは、酒の付き合いが良い、というのもあるだろう。とにかく佐賀の人は酒を飲む。ありとあらゆる誘いに乗っかっていたら、飲み友達が次々とできてしまった、ということだ。

 不思議な話だが、渋谷にいた頃、知り合いに道で挨拶をすることなど滅多になかった。だが、今は自宅とスーパーを往復するだけで3人と挨拶するなんてこともザラ。青果店や電気店の店主とも挨拶をするようになった。しかも、仰天したのが、顔見知りになったドラッグストアの薬剤師は系列のコンビニでも働くが、そのコンビニの店員が私の動向を把握していたことだ。私は今年2月から5月までタイへ行っていたのだが、その薬剤師は、コンビニの店員から「あの人最近見ないね」や「あの人帰ってきたみたいですね。良かったです」と言われたという。派手なリュックを常に背負っているせいで目立つのかもしれないが、行動が筒抜けなのである。

環境より人間関係
 これが煩わしいと感じられる人は、駅近くでも地方に住むのは難しいだろう。ましてや、より田舎に行くとこれがさらに濃厚になる。何しろ「村の寄合があるけん、街に出られるのは20時ぐらいやな」「近くの爺さんが行方不明になったので消防団で捜索せないかん」「イノシシが近くの農家の柵を壊したけん修理に行ってくる」なんて言葉が日常用語として使われるのである。だからこそ「個人の時間を大事にしたい」なんて言い分は田舎では通用しない。

 その姿勢を貫くと発生するのが村八分である。以前、某地方都市・A町と東京と軽井沢の三拠点生活をしているフリーランスの男性から聞いたのは、A町ではゴミを出せないということだった。三拠点生活ということもあり、様々な会合に参加できないのと、個人の時間を大切にしたいから、と町内会に入るのをやんわりと断った。軽井沢も別荘地のため、個人の時間が尊重される。しかし、A町で告げられたのは「あなたはゴミ捨て場を使ってはいけない」ということだ。調和を乱し、地域の空気を澱ませるわがままで不埒なヨソ者と捉えられたのだろう。結果的に同氏はゴミを出す時は大家の家まで車で毎度運ぶのだという。

 移住する理由は「海が気に入った」や「土地が安く念願の手打ちそば屋を始めたかった」など様々だが、地方では環境や自分の願望より人間関係の方が重要である。都会の生活スタイルをそのまま維持しようとするならば「だったら帰ればいい」と言われてしまうこと請け合いだ。というわけで、「人生の楽園」を見て移住に憧れる人はむしろ私が紹介した4冊の本を読んだ方がいい。移住決断はそれからだ。また、いつでも帰ってこられる場所は用意しておいた方がいい。

中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973(昭和48)年東京都生まれ、 佐賀県唐津市在住のネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』等。最新刊に『よくも言ってくれたよな』(新潮新書)。

デイリー新潮編集部

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