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OK食材・NG食材リスト | レクチンフリーについて | ゆるレクチンフリー生活
本ページでは、「レクチンフリーかどうか」という観点から、OK食材・NG食材のリストを記載しています。
https://plus-minus.casa/lectin-free/ok-ng-list
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【神回】飲酒の真実お酒は「適量」飲む分には身体に良い!?お酒は「少量」でも身体に悪い!?【吉野敏明】
よしりんとチョーさんの人生健康サロンch 2024/06/24
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酒タバコはそんなに体に悪いのか? 女優の熊谷真美さんとの収録を終えて
吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=V5JpheWrgFY
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日本酒ガイド
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14140663
酒粕をもっと食べよう
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/334.html
食物によし悪しなし!_ 『衣食住・・・日本文化を見直そう』
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/550.html
酒は文化財 _ 長生きできなくてもいいから、毎日美味しいお酒を飲もう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017005
超簡単にブドウ酒を作る方法
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040723
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酒粕をもっと食べよう、衣食住・・・日本文化を見直そう
桃の節句、といえば甘酒・・・。
わたしの子どもの頃も、祖母がよく作ってくれた。お米の香りがして、熱い甘酒をフーフー吹きながら飲んだものだ。しかし、いつの間にか、日本人全体の食卓、暮らしから姿を消してしまった。
温泉地などで、ときおり「甘酒いかがですか?」とふるまわれると、なんとなくホッとする。 これもまた、滅びゆく(滅ぼされゆく?)日本の文化のひとつなのか・・・。
わたしは、最近日本人の衣食任すべてにおいて、その完成度、美的なること、深遠なることに驚き、これをいかにしても残さねば、という熱き思いにかられている。 たとえば、着物に代表される和衣の美しさ。世界の名だたるファッション・デザイナーたちは、こぞってこう言うそうだ。
「日本人よ、キモノだけは滅ぼさないで!」。
着物(KIMONO)の美を、より深く理解しているのは海外のアーティストたちなのだ。
日本民家の美しさに驚嘆したのは来日、滞在する青い目の芸術家たちだ。
彼らは民家を修復、改修して、住みつき、さらに民家保存を訴え続けた。それが昨
今の古民家ブームにつながったのだ。
食もしかり。かつてアメリカ上院栄養問題特別委員会リポートは、日本の伝統的料理こそが、もっとも理想的な食事である・・・と断定、アメリカ国民に推奨した。
アメリカに”餌づけ”された食生活
日本人は、洋風、洋食狂い、カタカナ志向から、そろそろ目覚めるときではないか。誤解を恐れずにいえば、敗戦後の熱にうかされたような欧米志向、模倣こそは、アメリカの巧妙な占領政策に端を発すると確信する。
コカ・コーラ、マクドナルドをはじめとするファストフード、肉食・・・などの流行こそは、まさにアメリカによる敗戦国、日本人の”餌づけ戦略”だったのだ。 さてさて・・・日本人というか、わたし自身が忘れかけている甘酒のはなし・・・に戻そう。
専門書『発酵食品』(中野政肇光琳全書21)には
「・・・甘酒は、米飯もしくはカユに米こうじを加えて糖化したカユ状の食品」
とある。
「名前は酒であるがアルコールを含まないので酒としては取り扱われていない」
「その起源は、清酒のばあいと同様非常に古いことは確か・・・」
といいながら
「でんぷんがアミラーゼ(糖化酵素)で糖化した段階であるから酒以前のものであった、とも考えられるが、これを証明する適当な史実が見当たらない・・・」
とは太古からあったのではないか。なにはともあれ
「砂糖が甘味料として普及する以前の食生活において、重要な甘味食品」
であったことは、まちがいない。
臓強化、髪ふさふさ・・・飲む”若返り薬”
日本の発酵食品の研究では、右に出るものがない学者。それが小泉武夫氏(東京農業大学教授)だ。彼は、甘酒の効用についても造詣が深い。 健康雑誌『壮快』(1996年3月号)に寄せた一文にこうある。
「甘酒は、肝臓を強化し、髪をふさふさにして肌まで美しくする、飲む”若返り薬”だ」
これは、なんと・・・!ふつうのお酒は、そのアルコール作用で、飲み過ぎると肝臓を弱めてしまうことは、誰でも知っている。しかし、甘酒は肝臓を強くする効能がある・・・とは呑ん兵衛には嬉しいではないか。
しかし、江戸時代に暑気払いに売り歩いた、というからには、夏バテつまり体の弱ったとき効果があることを、江戸庶民は知っていたのだろう。 小泉教授によれば、甘酒が”若返りの妙薬”であることが判明したのは「酒粕成分」を研究する過程でわかったという。
日本酒と甘酒の違いは、次のとおり。
日本酒は、米と米こうじ、水を仕込み容器に入れて、さらに酵母を加えて増殖発酵させる。米こうじはカビ菌の一種で、米でんぷんを分解糖化させるはたらきをする。酵母は、さらに、その糖分をアルコール発酵させる。
だから、日本酒は、この2段階のバイオ発酵で醸し出されるのだ。酵母が増殖したものを”もろみ”と呼ぶ。さらに20日ほど発酵させて、袋に入れて加圧すると芳香鮮烈な原酒が垂れほとばしる。これぞ初搾り原酒で、これがじつに旨い!さて、この袋のなかに残ったものが酒粕である。
甘酒は酒粕をいただくのと同じ
甘酒の作り方は、まずドロドロのおかゆに米こうじを加える。その、こうじ菌作用で米でんぷんを糖化させてできあがり。だから、ほんのり甘い。「酒になる一歩手前の状態といえる」(小泉教授)。
酵母菌でアルコール発酵していないので、むろんアルコール分はなく、子どもでも飲めるわけだ。
どちらにせよ、酒粕と甘酒は、同一成分といってよい。つまり甘酒を飲むということは、酒粕をいただくことと同じなのだ。『壮快』(前出)でも小泉教授は「酒粕と甘酒は栄養的に同じものと考えてかまいません」と述べている。
では、甘酒(酒粕)が、肝臓に効能がある・・・とは、どういう理由からだろう?
ポイントはこうじ菌である。酒づくりに使われる米こうじは、蒸した米にこうじ菌というカビを繁殖させたもの。蒸米にこうじ菌胞子をまき、一定温度を保つと48時間後には、蒸米表面から内部にかけて、びっしり菌糸が覆い米こうじができあがる。この米こうじは日本酒の原料だけでなく、味噌やお酢、そして甘酒づくりにも欠かせない。
ペチプドによる細胞活性化作用
小泉教授によれば「そのこうじ菌の中に、わたしたちの体にとって重要な機能をもつ物質が次々と発見されて注目を浴びている」という。
つまり
「こうじ菌が、人体の健康維持や老化防止に役立つ”機能性物質を生産している」
のだ。その代表がペプチドである。これはたんぱく質が分解されてアミノ酸に変わる中間過程で生成される物賃酵母菌は、酒粕中で一部、自らの菌体も分解する”自己消化”と呼ばれる作用を起こす。そのようにして菌体を構成するたんぱく質を分解してアミノ酸を増やしていく。
さまざまな研究によって、この酒粕に含まれるペプチドには、人間の細胞強化作用が発見された。たとえば、弱った肝細胞もペプチドで活性化される。夏バテも、体全体の細胞がグッタリ弱った状態。それに”酒粕ペプチド”は活を入れてくれるのだ。江戸庶民の暑気当たりに甘酒・・・という知恵は、じつに医学的根拠があったのだ。
”こうじ酸”の老化防止、若返り効果
『壮快』誌から、小泉教授の甘酒礼讃を、少し引用してみよう。
「・・・酒粕や甘酒は、アルコール濃度のきわめて低い食品です。これを適量摂取することは、肝臓を健康にすると考えられるでしょう」。
その他、甘酒に含まれる機能性物質として”こうじ酸”を挙げる。この物質にも「老化防止や若返りの効果が期待できる」
という。
「地球上には、何千、何万というおびただしい数の微生物(菌類)が存在していますが、この”こうじ酸”という物質は、こうじ菌だけが生成することのできるきわめて特殊な物質です。
この”こうじ酵”が、最近、養毛剤や育毛剤に入れられていることは、知っている人も少なくないでしょう。これは、”こうじ酸”の特殊な還元作用によって、老化して弱った頭皮や毛穴を矯正し、活力をとりもどす効果があるためです」
「”こうじ酸”を含んだ甘酒を適量飲むことでも。老化した部位に作用して、育毛や美肌の効果が得られるのではないかと思います」
甘酒には、その他、ビタミンB1、B2など重要なビタミンやミネラル類も多く含んでいる。以上述べた栄養素は、すべて肝臓機能を健康に保つためには不可欠のものばかり。小泉教授はこう締めくくる。
「肝機能が弱っている人、アルコールで肝臓を酷使している人に、ぜひ甘酒をおすすめしたい・・・」
発酵飲料ヨーグルトの落とし穴
甘酒と似た発酵飲料に、ヨーグルトがある。東の甘酒、西のヨーグルト・・・といえるだろう。
東欧諸国などに古くから伝わる発酵乳の一種。「生きた乳酸菌が腸内有害菌を抑える」というふれこみで、日本でも大変なブームだ。日本でも愛飲している人は多いだろう。それよりも多いのは、その大衆版ともいえるヤクルトだ。これも”生きた乳酸菌”が売り物。しかし、これに異を唱える学者も多い。たとえば母乳育児の推奨で知られる小児科医の真弓定夫医師は
「ヨーグルトは飲まないはうがよい」
と指導している。
その理由の第一は乳製品自体がもつ問題点。
なるほどヨーロッパ民族は酪農とともに生きてきた。その理由は
「寒冷気候が厳しく穀物が育ちにくい風土だったので、乳製品を代替食として摂取するうちに2000~3000年かけて乳糖分解酵素(ラクターゼ)が大人になっても生成される特異な体質へ適応している」から・・・
という。あらゆる哺乳類は、乳離れとともにラクターゼ分泌はピタリと止まる。それ以降は乳を受け付けなくなる。自然の摂理である。
それに逆らって乳製品をとり続けると、体はそれを異物と認識してアレルギーなどさまざまな異常反応を起こす。
牛乳を世界で最も飲むノルウェー人の骨折率は日本人の5倍という。
牛乳の過飲が骨カルシウム脱落を促進しているのだ。
牛乳を飲む人ほどガン、精神的不安定、暴力行為さらに白内障などが多いとは、その異常反応の現れだろう。
ヨーグルト、ヤクルトなど”生きた乳酸”が豊富・・・と謳うのも滑稽・・・
と真弓医師は指摘する。
「生きた乳酸菌ならお漬物を食べればいいのです。乳酸菌がたっぷりです。
カルシウムなら昆布でダシを取った味噌汁で十分です」
つまりは甘酒は、ヨーグルトに勝る。
発酵飲料も、カタカナから、ひらがなへ・・・このキーワードを胸に刻みたい。
http://blog.livedoor.jp/macrobi/archives/25020044.html
月桂冠総合研究所 2007-05-10
植物性乳酸菌で発酵した融米造り酒粕は、肥満・脂肪や健忘、脱毛を抑制する
脂質代謝を改善して体重や腹腔内白色脂肪組織の増加を抑制し、血清中性脂肪の上昇を抑制する効果が高まるとともに、健忘症や抗がん剤による脱毛を抑制する──。
月桂冠総合研究所は、耐熱性αアミラーゼを用いた液化仕込みで生産される酒粕(液化粕)を、植物性乳酸菌GKS-KN2株(Lactobacillus brevis)で発酵した素材が、数々の健康効果を発揮することを見いだした。京都市で開かれる日本栄養・食糧学会第61回大会で、2007年5月19日に発表する。
http://www.gekkeikan.co.jp/RD/research/new006.html
http://www.gekkeikan.co.jp/RD/research/product005.html
http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201005_01.html
ホンマかいな…酒かすが肝臓保護、月桂冠が研究 (2010/6/4、読売新聞)
かす汁など冬の家庭料理で親しまれている酒かすに含まれる成分が、肝臓を保護する効果があるという研究結果を、月桂冠総合研究所(京都府伏見区)がマウスを使った実験で明らかにした。
記事によれば、酒粕に含まれている成分が、肝臓を保護する効果があるそうです。どのようなものが肝臓を保護してくれるのでしょうか。
強い酸化力をもつ「活性酸素」が体内で増えると、臓器が傷つくなどして、様々な病気を引き起こす。特に肝臓は血液にのって活性酸素や過酸化脂質が集まりやすく、酸化を防ぐことが重要だと考えられている。
同研究所の堤浩子・副主任研究員、大浦新・副主任研究員は、日本酒を製造する過程で副産物としてできる酒かすの約6割を占めるたんぱく質に注目。 これを酵素で分解してペプチドと呼ばれる断片にし、その働きを調べたところ、肝臓内で活性酸素を防御する働きがあるグルタチオンという物質と同様の酸化抑制作用があることを確認した。
さらに、マウスの腹部に肝障害を引き起こす薬剤を一定期間、注射し続け、その間、グループごとに様々な餌をやる実験を実施。その結果、肝障害の指標となるGOTとGPTの数値について、普通の餌を食べさせた場合を100とすると、断片の入った餌をやったグループでは、それぞれ39と26だった。
一方、酒かすをそのまま食べさせた場合は、普通の餌より両方の数値とも低かったが、断片入りの餌ほどには効果が出なかった。 このことから堤研究員らは、酒かすに含まれる成分に肝機能保護や肝障害予防の効果があると結論づけた。
http://kanzoo.wordpress.com/2010/06/04/%E9%85%92%E7%B2%95%E3%81%8C%E8%82%9D%E8%87%93%E4%BF%9D%E8%AD%B7%EF%BC%8D%E6%9C%88%E6%A1%82%E5%86%A0%E7%A0%94%E7%A9%B6/
酒粕の効能
酒粕とは日本酒の製造過程でできる濾過残存物です。近頃は発酵食品が注目されていますが、酒粕もその一種類の中に含まれます。
最近、愛媛大学医学部奥田教授、秋田大学医学部滝沢教授、国立ガンセンター平山博士、倉敷芸術大学須見教授、京都大学吉川教授、月桂冠(株)総合研究所、等の研究により、日本酒や酒粕には健康面できわめて期待の持てる、様々な発酵による生成物質が含まれている事が明らかになってきました。
① 糖尿病予防
食物中の澱粉質は、体の中のアミラーゼという消化酵素によって、ぶどう糖に変ります。 血糖(血液中のぶどう糖)は、膵臓で造られるインスリンの作用で脂肪細胞に取り込まれ、脂肪に変ってエネルギー源となります。糖尿病は、インスリンの作用が妨げられ、血糖が脂肪細胞に取り込まれずに増えてしまう病気です。
結果として、血糖は筋肉に入っていかず、尿にぶどう糖として出てしまい、いくら食べてもエネルギー源が確保できないと言う、大変なことになります。
一方、体内にはインスリンとは逆の作用をするホルモンがあり、そのあるものは脂肪細胞の脂肪を分解します。(糖尿病になると患者が急に痩せるのはこの為です。)しかし、正常時はインスリンとこのホルモンはバランスをとって存在しています。
このホルモンの働きを弱めてやれば、インスリンは作用しやすくなります。
愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中に、インスリンに似た働きをする物質があり、このホルモンの働きを弱めて、脂肪の分解を抑制する事を発見しました。
この事から、酒粕が、糖尿病予防に役立つのではないかと期待されます。
②ガン抑制
私たちの体の中には、ガン細胞と正常な細胞を見分けて、ガン細胞だけを殺すリンパ球があります。その代表がNK(ナチュラルキラー)細胞と言われております。
愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中の生理活性物質とその医学的効果の研究において、酒粕はリンパ球のガン細胞を殺す作用(NK活性)を強める、すなわち、 NK細胞の活性促進物質がある事を明らかにしました。また、(株)月桂冠総合研究所は、清酒や酒粕中に、ガンを予防する物質(αーハイドロオキシ酸)を見つけました。
この他、秋田大学医学部の滝沢教授は、清酒中にガン抑制物質が含まれることを発見し、国立ガンセンターの平山博士は、長期の疫学調査の結果、日本酒を飲む人の方が飲まない人より、大腸、胃ガンにかかる危険性が少ないと報告しています。
これらのことから、酒粕が、ガン抑制に役立つのではないかと期待されます。
③ガン患者の激ヤセ防止
ガンにかかると、お腹が空かない為に、あまり食べられず、その結果、痩せるといった症状がでます。
これは、ガン細胞から出るトキソホルモンLという物質が、体内の脂肪を溜めている脂肪細胞に作用して、中の脂肪をドンドン分解したり、また、脳の満腹中枢を刺激して、何時も満腹感を覚えさせて食欲を低下させるからと言われております。愛媛大学医学部奥田教授は、マウスを使った実験で、酒粕にはこのトキソホルモンLの働きを妨害するグルコサミンなどの物質が含まれている事を明らかにしました。
この事から、酒粕が、ガン患者の急激な痩せを防ぐと共に、食欲も増すので、ガン患者の闘病体力の維持に役立つのではないかと期待されます。
④高血圧の抑制
生活習慣病の中で、高血圧は、狭心症、心筋梗塞といった心臓疾患や、脳溢血などの脳疾患を引き起こす恐ろしい因子です。
血圧は、色々なシステムによってバランスよく制御されています。中でも、重要な調節系に、腎臓から分泌されるレニン及びカリクレインという物質があります。血圧を上げる仕組みは、レニンが血中のタンパク質を分解してアンジオテンシンなる物質を作り、これが血管を収縮させたり、交換神経を刺激して、血圧を上げます。血圧を下げる仕組みは、カリクレインが、肝臓から分泌されるキノーゲンに作用してキニンという物質を作り、これが血管を拡張させて、血圧を下げます。これらがバランスを取りながら血圧を調整しているといわれています。
ところが、ここにアンジオテンシン変換酵素(ACE)なる迷惑な物質があって、これが血圧を上げるアンジオテンシンの働きを強め、血圧を下げるキニンの働きを弱めます。 高血圧の患者は、この酵素の活性が強くなりすぎているので、これを阻害してやると血圧が下がります。
(株)月桂冠総合研究所の川戸博士は、この酵素を阻害するペプチドという物質を日本酒から3種類、酒粕から6種類発見し、実験用高血圧ラットに与えて血圧の降下を確認しました。中には、市販の血圧降下剤に匹敵する降下を示すものもありました。
この事から、酒粕が、高血圧症の予防に役立つのではないかと期待されます。
⑤肥満予防
人間の体は、食べた物が脂肪細胞の中に脂肪として蓄えられ、これが運動エネルギーとして消費されます。この時に、消費よりも、蓄積される脂肪のほうが多いと太ることになります。
先ず、食べた澱粉は溶け、これが消化酵素αアミラーゼによって分解され、グルコース(ぶとう糖)になります。このグルコースは小腸から吸収され血液に入って血糖になります。しかし、これだけでは、ただ血糖として存在するだけで、脂肪細胞に取り込まれません。ここで、澱粉がふどう糖に変る速さ、即ち血糖の上昇に刺激されて、その上昇の速さ以上の速さで膵臓からインシュリンが分泌されます。このインシュリンが血糖を効率よく脂肪細胞内の脂肪に変えていきます。
つまり、太るという事は、血糖とインシュリンの両方が揃った時に初めて生じます。愛媛大学医学部奥田教授は、酒粕中に、αアミラーゼの作用を妨げる、即ち澱粉の分解を抑制する物質が含まれている事を発見しました。この物質により、澱粉の分解が遅くなる為、インシュリンはあまり上昇せず、したがって、血糖も脂肪細胞に取り込まれないことになり、脂肪の蓄積が少なくなります。
この事から、酒粕が、肥満防止に役立つのではないかと期待されます。
⑥健忘症予防
老年になって起こる痴呆の主なものに、脳血管性痴呆と老年痴呆(アルツハイマー型 老年痴呆)があります。この老年痴呆は、原因も治療方法も現在は不明で、医学界も全力で取り組んでいるよう です。その中で、パソプレッシンというタンパク質が注目されているそうです。
パソプレッシンは大脳にある、記憶の保持・学習機能・神経伝達に関与しているホルモンで、 プロリルエンドペプチターゼ(PEP)という酵素によって分解されます。本来、この二つはバランスが取れて、正常なシステムとして働いていますが、何らかの 原因でバランス調節がくずれ、例えばPEPがパソプレッシンを異常に分解する事により、記憶や学習能力を低下させ、これが痴呆症状の発現に関係があるのでは?・・と考えられているそうです。
(株)月桂冠総合研究所のグループは、PEPの働きを阻害する物質が、 日本酒の中に3種類、酒粕中にも3種類含まれている事を発見しました。 そして、マウスによる実験でその効果を確認しました。
この事から、酒粕が健忘症の予防に役立つのではないかと、 期待されます。
⑦脳梗塞予防への期待
脳には多くの脳細胞があり、血液によって大量の酸素・ 栄養物がその脳細胞に供給されています。従って、血液の流れに障害が起こると大変な事になります。
脳梗塞は脳内の血管が詰まる為に起こり、これには心臓など他から血栓が 飛んできて脳内血管を詰まらせる脳塞栓、脳内の血管自体に動脈硬化が起きて血栓が出来る脳血栓があります、(血栓は血液が凝固したものです。)
私たちの血液は、必要な時は固まり、必要がなくなるとそれが溶けるようにできています。つまり、血液の固まりを溶かすウロキナーゼという酵素が分泌され、血液がスムースに流れる様にな っています。この他にも、血栓を溶かす物質にプラスミノーゲンがあります。
日本酒や酒粕の中には、体内でこのウロキナーゼの合成を促進させる酵素やプラスミノ ーゲンに働いて血栓を溶かす物質も含まれている事が分かってきました。
これらの事から、酒粕が、脳梗塞の予防に役立つのではないかと期待されます。
⑧骨粗しょう症予防
私達の骨は、分解と合成を繰り返しています。 古くなった骨は血液中に溶け出し(骨吸収)、新たに骨になる細胞が作られます(骨形成)。骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨吸収の方が早くなると、骨はスカスカになり、骨粗しょう症となります。
私達は年を重ねると、骨の組織(骨コラーゲン)を壊すカテプシンLという物質を分泌すようになります。 その為に、骨形成より骨吸収の方が早くなります。
(株)月桂冠総合研究所は、日本酒を造る麹の中から、カテプシンLの働きを阻害する物質を3種類も見つけ、しかもその働きは強く、それは酒粕でも見られました。
このことから、酒粕が骨粗しょう症の予防に役立つのではないかと期待されます。
⑨アレルギー体質改善
現代病の1つにアレルギーがあります。
本来、体は外敵の侵入に対し、これに対抗する抗体(と呼ばれるタンパク質)を作り、リンパ球(白血球)を増やして外敵を退治し、次に同じ外敵が侵入してきた時には、既に作られている抗体や増えているリンパ球で直ちに外敵を排除し、病気を防ぐ免疫という仕組みを持っています。
この仕組みが敏感に働きすぎて、自己の組織にまでも影響を及ぼすのがアレルギーと 言われています。アトピー性皮膚炎や花粉アレルギーは、カテプシンBという酵素によって作られる免疫グロブリンが原因で引き起こされるアレルギーと言われております。
(株)月桂冠総合研究所のグループは、日本酒や麹の中に、このカテプシンBの働き を阻害する物質が含まれている事を発見しました。
この事から、酒粕がアレルギー体質の改善に役立つのではないかと、期待されます。
⑩狭心症、心筋梗塞、動脈硬化予防
心臓は血液ポンプですから、他の臓器より多くの酸素・エネルギーが必要です。
この心臓を動かす筋肉(心筋)に、酸素・エネルギーを供給する血管が狭くなって、血流が低下し、心筋の動きが悪くなったり(狭心症)、血液が流れなくなり、心筋への酸素・栄養補給が阻害されると、心臓の収縮力・リズムが乱れ。大変なことになります(心筋梗塞)。血流を悪くさせるものに、血液自体に血栓がある事や悪玉コレステロールによって血管の内膜が厚く・固くなる事(動脈硬化)がありますが、最近は動脈硬化によるものが多くなっていると言われています。
(株)月桂冠総合研究所の川戸博士らは、ラットによる実験で、酒粕には、血清や肝臓中の総コレステロールの上昇を著しく抑え、善玉コレステロールを増やす働きがある事を明らかにしました。これは悪玉コレステロールが減っていることも意味します。また、倉敷芸術科学大学須見教授は、日本酒は、動脈硬化、脳卒中の予防に効果があることを報告しています。
これらの事から、酒粕が狭心症、心筋梗塞などの心疾患や動脈硬化の予防に役立つ のではないかと期待されます。
⑪美白効果への期待
シミ・ソバカスは、皮膚のメラニン色素の沈着により起こります。
このメラニン色素の発現は次のメカニズムによります。即ち、アミノ酸の一種のL−チロシンにチロシナーゼという酵素が作用して、ドーパクロムという メラニン色素になる前の物質ができます。このドーパクロムがメラニン色素に変わる事により、シミ・ソバカスができたり、日焼けして皮膚が黒くなったりします。
しかし、チロシナーゼの働きを阻害する酵素を加えると、ドーパクロムは生成できません。このチロシナーゼの働きを阻害する物質の代表の一つが、遊離リノール酸で、酒粕には大量に含まれています。
この事から、酒粕には美白効果があるものと、期待されます。
昔から、酒造りに携わる人の手は白くつやがあるといわれるのは、この為でしょうか。
http://www.sakekasu.com/nutrition.html
酒粕を用いた民間療法
(A)ヤケドの塗り薬
◆ヤケドしたところをよく冷やした後、板粕の表面をよくあぶって殺菌し、それをよく冷ました後、傷口の表面に貼る。(ヤケドによる熱を早くとることが出来、酒粕の成分により、治りも早い)
(B)喉が痛いとき
◆ガーゼに酒粕を延ばして置き、それをガーゼで包み、喉にしばらく乗せておく。(喉の痛みがすーっと消える)
(C)ひび・あかぎれに
◆ひびの場合は、酒粕を水でどろどろに練り溶かし、患部に塗る。しばらくして洗い流す。これを何日か続けることにより、ひびが治るだけでなく、手もつるつるになる。
◆あかぎれの場合は、柔らかめの酒粕を患部に塗って、バンソウコウで止めておく。(酒粕は、皮膚関係には万能薬のように使える)
(D)捻挫や腰痛の湿布に
◆酒粕をガーゼで包んで患部に貼る。(腫れがひき、痛みも和らぐ。)
http://www5.plala.or.jp/fmartkoyama/sakekasu.htm
酒粕をもっと食べよう
日本酒を絞ったあとの粕が酒粕だが、これは発酵食品であって、エンザイム(酵素)の宝庫であり、酵母に含まれるビタミン・ミネラルの宝庫でもあり、善玉微生物の宝庫でもある。食物繊維も多い。なにより安いのが魅力である。
アルコールが含まれるので、長期保存に耐えられる。冷蔵庫に保管するとずっと腐らない。マイナス18度以下なら3年も品質が劣化することはないそうだ。冬の初めに買って、「春過ぎて夏来にけらし酒粕の…」になっても食べられる。 もっと活用されていいと思う。
酒粕には糖尿病治療、高血圧予防、美肌作用が認められ、ほかにも肥満や骨粗鬆症、ガン抑制作用等の生活習慣病予防などに関する研究がすすめられているのだそうだ。
ただ固まっているので、溶かすのがやや面倒である。一晩水に漬けておけば溶解しているから、どうってことはないのだが、このひと手間を惜しむべきではない。 私はよく粕汁もつくるが、味噌汁に少量入れるのが手軽だ。
寿司酢は、酒粕を原料に酢酸発酵させたもので、赤みを帯びることから「赤酢」と言われる。わさび漬けや粕漬けの床にもなる。
酒粕料理の代表は、粕汁と甘酒であろうか。
そのほかにも、クラムチャウダーやパンに混ぜ込んだり、味噌粕漬け物もいい。
酒粕をラーメンに入れたり、シチューなどにも入れる。
ホウレンソウの和え衣にも使える。
そのまま火にあぶって食べるのもいい。
レシピは以下を御覧いただきたい。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/tag_id/4978_酒かす/1/
http://www.shikisakura.co.jp/zatugaku/a015tyouri.htm
http://search.allabout.co.jp/s.php?qs=%8E%F0%94%94&x=13&y=8
大事なことの一つは、酵母が生きているものでもあり、酵素の作用も大事なので、あまり熱を加えないことであろう。味噌汁の味噌もそうだが、ぐらぐらと煮てはいけない。酵母も酵素も死んでしまう。だから酒粕を油で揚げるのは、たとえおいしくても栄養的には不合格だ。
シチューやラーメンに入れるときは、煮炊きして完成してから、仕上げにやや温度が下がったところで酒粕を入れるほうがいい。
新谷弘実医師によるエンザイム(enzyme 酵素)の説明を引用しよう。
* * *
酵素とは、簡単にいえば、いろいろな生命活動を司る「生命力」、もしくは「生命エネルギー」というべき存在です。生命あるところに必ず酵素があり、動物でも植物でも、酵素が土台となって生命エネルギーを生み出しているのです。植物の芽が出る、果実が実る、葉が紅葉するなどの一連の生命活動には、酵素が重要な働きを果たしています。
私たちの体にとっても、同じことがいえます。人間の体のなかで酵素は、
1.体の恒常性(体温や血圧、神経などが意思とは無関係に常に同じように動くこと。ホメオスターシスともいう)を維持する。免疫力や自然治癒力を正常に保つ。
2.細胞の再生や修復をしたり、神経やホルモン系のバランスを調整する。
3.食べた食物を消化する。
4.体外から入ったり、体内でできた毒物を解毒する。
などの働きをします。
このような大事な働きをするにもかかわらず、医学や栄養学の分野でこれまで酵素の働きについて重要視されることはありませんでした。それは酵素の分析や合成が可能でないことから、研究が遅れたためだといわれます。(『ニューヨーク式腸の掃除法』主婦の友社)
* * *
酵素には、生まれながらに持っている体内酵素のほかに、大きく分けると、体内でつくられるもの、食物から摂取するものがある。
働きで分けると、消化酵素(食べ物が消化吸収される過程に担う)、代謝酵素(栄養素が細胞で働けるよう手助けする、毒素や化学物質を解毒する)、それに食物酵素(動植物の生きた食べ物に含まれる)になる。
ビタミン・ミネラルは補酵素であって、肝心の酵素をうまく働かせるために必要なものなのだ。肝臓は500種以上の酵素を使っているが、酵素が働くためにビタミン・ミネラルが必要だし、逆に、酵素が十分でないと、ビタミン・ミネラルやほかの栄養素が利用されない。
消化酵素と代謝酵素は、生まれながらの酵素(潜在酵素)から体内でつくられるもので、片方に多くの酵素が使われると、片方の働きがおろそかになるそうだ。「その結果、欠乏や消耗が多くなると、ガンや生活習慣病をはじめとするさまざまな病気を招く原因になると考えられ」それゆえに「体内酵素が欠乏したときが寿命の尽きるとき」と新谷医師は説く。
健康を保つためには、酵素を減らさない生活習慣や食事が大事だというのである。 酵素は高分子タンパク質で、体内である物質をほかの物質に変える触媒の役目を果たす。その数は3000種以上はあるとか。
ちなみに、花王とかライオンとか、洗剤や歯磨き剤を作っている会社の研究所では、全国の土を集めては、その中から新たな酵素を発見しようと地道な研究をやっている。で、歯を白くする酵素を見つけた、と言っては製品化する。
Unknown (奈々氏) 2010-05-13 10:46:58
私も酒粕ファンですので、ブログ主様が酒粕を取り上げてくださって嬉しいです。
酒粕は冷凍すれば持ちますので、私は冷凍庫で酒粕を計2キロほど常時保存しています。
酒粕を太陽石で作った水に数時間つけて、ミキサーなどでかき混ぜると、ヨーグルトのようなものができ、これにジュースや梅酒などと混ぜてカクテルのようにして毎日飲んでいます。また、魚の切り身が余ると粕漬けにして保存します。溶かさなくても、そのままグリルなどで焼いて、お好みでおしょうゆや、ハチミツなどをつけて食べるのもなかなかおつなものです。
私の健康法というか日々の食事はお米とお豆につきておりまして、特にお米は、米ぬか(玄米、ぬか漬け)、酒粕、日本酒、と日本人と切っても切れない食そのものなのですね。だから、日本人は、玄米、味噌汁、ぬか漬けを基本に日々食べていれば、それ以上のものはいらないと思います。
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/a539663c06154f8bc723fc095af2027e#comment-list
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/c32f0356a40c03fea6fd8bd7f81f4e4c
幸霊 奇霊 祓へ給へ 清め給へ 守り給へ
幸はへ給へ 照らし給へ 導き給へ
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神 ◇ ミ ◇ 祓へ給ひ清め給へと
筑紫の日向の橘の ◇◇ / ̄| ◇◇. まをすことを聞こし召せと
小戸の阿波岐原に ◇◇ \ |__| ◇ ◇ 恐み恐みもまをす。
禊ぎ祓へ給ひし時に 彡 O(,,゚Д゚) /.
なりませる祓へ戸の大神たち ( P `O
諸々の禍事・罪・穢れあらむをば /彡#_|ミ\
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2:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/01/10 (Tue) 16:59:31
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【料理】咲夜ちゃんの粕汁お雑煮作り!【ゆっくり実況】
2023/01/09
https://www.youtube.com/watch?v=wHTbygheRGQ
材料
・酒粕150g ・お肉300g
・大根 ・人参
・こんにゃく ・薄揚げ
・顆粒だし大匙2 ・お醤油大匙4~5
・お塩小1 ・お砂糖大1
・水1.5リットル ・お餅
前回:https://youtu.be/BdCNFwnsAkg
【料理】咲夜ちゃんの大晦日に年越しそば作り!【ゆっくり実況】
Twitter→https://twitter.com/fuyunonatsume
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3:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/01/17 (Tue) 10:47:30
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【ゆっくり解説】甘酒を大量に飲むとどうなる?飲酒と健康効果について
2021/08/19
https://www.youtube.com/watch?v=Pws5v4oqelc
目次
00:00 甘酒の健康効果について
01:29 甘酒とは
・米麹と酒粕の2種類がある
03:13 甘酒の健康効果
・米麹は飲む点滴、夏バテに良い、美肌効果など
・酒粕はダイエット効果、睡眠改善効果
07:18 甘酒の正しい飲み方
・朝昼夜いつがいいの?
09:49 甘酒の注意点
・1日にどのくらい飲めばいいの?
11:53 甘酒を飲むと飲酒運転になる?
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4:777
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2024/05/29 (Wed) 04:50:24
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酒タバコはそんなに体に悪いのか? 女優の熊谷真美さんとの収録を終えて
吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=V5JpheWrgFY
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「日本酒のすごい薬効
日本酒はガン細胞の増殖を抑制することを実験で確認
医学博士 滝澤行雄 秋田大学名誉教授
国立水俣病総合研究センター所長
私は長年、疫学の研究に携わってきました。疫学という学問は、人間の集団を対象にして、環境や地域の特性、生活習慣などが、健康に与える影響を調べ、疾病の予防手段を考える研究分野です。
東北の秋田といえば、全国的にみても日本酒の消費量が多い地域です。
疫学の調査を通してわかったことは、秋田をはじめ、日本酒の消費量が全国平均よりも多い地域では、消費量の少ない地域に比べて、肝硬変や肝臓ガンによる死亡率が低いことです。
では、なぜ日本酒の消費地では、肝硬変や肝臓ガンによる死亡率が低いのでしょうか。
この疑問に答えるため、私たちは日本酒のガン細胞に及ぼす影響を、ヒトのガン細胞を用いて調べました。
最初に、火入れ処理(製造過程の日本酒を65度前後に加熱して殺菌すること)をする前の純米酒100ミリリットルを濃縮ろ過し、2.5ミリリットルの資料を作りました。
次にヒトの膀胱ガン、前立腺ガン、子宮頚ガンの培養細胞をプレートに取り出し、5段階の濃度に調整した試料に24時間培養して、細胞の変化を観察しました。
その結果、64倍に薄めた日本酒の調整試料は、ガン細胞の90%以上が凝縮あるいは壊死していました。
さらに128倍にも薄めた調整試料では、約半分のガン細胞が凝縮、または壊死するという結果が出ました。
この研究では、ウイスキーやブランデーでも同様実験を行って比較しましたが、日本酒のようなガンの抑制効果は殆ど認められませんでした。
次いで日本酒のどの成分が、ガン細胞の増殖抑制を示したのかを調べたところ、日本酒に含まれるアミノ酸、糖類といった低分子量の成分(分子量約1万)に、ガン細胞の萎縮・壊死に効果があることがわかりました。
醸造酒である日本酒には、アミノ酸や糖類をはじめ、100種類以上の微量栄養素が含まれています。一方、ウイスキー、ブランデー、焼酎などの蒸留酒では、蒸留という製造工程でこうした有効成分の大半が失われ、わずか四、五種類の栄養素しか残りません。
この栄養分の多寡が、ガン細胞を死滅させる効果の違いに関わっているものと推測されます。またビールやワインなども醸造酒ですが、日本酒ほど成分の種類が豊富ではありません。
この実験では純米酒を使用しましたが、日本酒なら、本醸造酒や吟醸酒でも、純米酒とほとんど変わらない効果が得られるものと思います。
なお、一般にアル添酒や三増酒と呼ばれる、醸造アルコールを添加している普通酒では、ガン細胞の抑制効果は低くなっています。
「日本酒のすごい薬効」マキノ出版ムック。須見洋行教授監修より
http://www.organic-mikishi.jp/homepage0/1_10jyuttoku/0007.htm
日本酒にはがん抑制効果がある
◆東日本と西日本で違う肝がん死亡率
長期にわたる大量の飲酒は、アルコール性肝硬変を介して肝がんを引き起こすのではないかとされてきました。かつてドイツのレールバッハ博士(1967)が
「飲酒量とアルコール性肝障害は密接に関連しており、1日平均180g(日本酒で約7.5合)以上のアルコールを15年以上摂取すると、アルコール性肝炎や肝硬変の発生頻度が非常に高くなる」
と報告。こうした総アルコールだけに基づくヨーロッパの知見がそのまま紹介された結果、“日本酒換算”で1日平均7合以上飲むとアルコール性肝障害を引き起こす、と短絡的に結びつけられました。
しかし実は、日本における肝がんの死亡率には大きな地域差があります。
日本酒など醸造酒を多く飲む東日本と比べて、蒸留酒(焼酎・ウイスキー他)の消費が多いとされる西日本の方が肝がんでの死亡率が高く、これは戦後ほぼ一貫した地域特性となっています。(図1)
◆実験室でがん細胞を萎縮させた日本酒
国立がんセンター研究所疫学部では、40歳以上の健康成人約265,000人を対象に1965年から17年間かけて大規模なコホート研究*を行っていますが、その資料によると、
日本酒を毎日飲用する者の年齢別標準化死亡率比は、非飲酒者と比べ全死因が0.86、全部位のがんが0.79、胃がんが0.61と明らかに低下。
同研究所疫学部代表でもある平山雄部長は
「全がん、特に胃がんのリスクを有意に低下させていることは注目すべき新事実である。最近、秋田大学で実験室内研究によって日本酒にがん予防効果があることを認めているが、それを支持する疫学的根拠と言えるのではないか」
とコメントしています。
なお秋田大学での実験室内研究とは、純米酒で作成した試料に様々ながん細胞を入れて培養するというもの。結果は、
純米酒100mlを2.5mlに減圧濃縮し64倍に薄めた試料の場合でがん細胞の90%、128倍に薄めた試料でもがん細胞の約50%が萎縮または死滅(壊死)しており、
一方スコッチウイスキーとブランデーの試料では逆にがん細胞は増え続けました。
◆飲酒者より禁酒者の方ががん死亡リスクが増加
1988年からは、文部省特定研究として約125,000人を対象に「コホート研究による発がん要因の評価に関する研究」がスタート。そのうち1992年までの5年間のがん死亡者(760人)について、特に飲酒の影響に絞って中間データを検討したところ、飲酒者は禁酒者に比べ全がん、胃がん、肺がん、及び肝がん・肝内胆管がんにおいて相対リスクが男女とも低い値を示しています。(図2)
表1 飲酒が死亡者を減らしている病気
非飲酒を1とした場合の割合で表す。たとえば(全死亡)については非飲酒者100人の死亡に対して飲酒者が85人、禁酒者が177人となる。
さらに2年の追跡データを加えた7年間(1988~94年)の死因別の死亡リスクを見ても、
非飲酒者を1とした場合、飲酒者の全死亡リスクは0.85、全がんリスクは0.89
と明らかに低下。これに対し禁酒者(飲酒をやめた人)の全死亡リスクは、皮肉なことに1.77と高くなっています。
がん死亡リスクが明確な高低を示したものを取り上げてみると(表1)、全部位がんで見ると飲酒者のがん死亡リスクは明らかに低く、禁酒者は高くなっています。肝がん・肝内胆管がん、食道がん、胃がん、胆のうがん、気管・気管支がん・肺がん、子宮がんでも、同じく禁酒者の死亡リスクが高くなっています。
http://www.kikumasamune.co.jp/health/t_01.html
日本酒を誤解してませんか
「健康が気になるから」「次の日がつらいから」と、日本酒から遠ざかってしまっているお客様はいませんか?
これは誤解によるもの。実際には、高い健康効果があり、身体にやさしいのが日本酒です。
日本の伝統行事と深く結びつき、季節感や楽しみ方の自在性なども魅力ですから、経験や知識が豊富で、賢くお酒を楽しみたい「大人の男性」にこそお奨めしたいもの。正しい知識を伝えることで、日本酒をもっと楽しんでもらいましょう。
日本酒に含まれる成分が、ガン細胞の動きを抑えることが、数々の実験から明らかになっています。ここでは、日本酒の「ガン予防効果」について紹介します。
日本酒をよく飲む地域は肝硬変による死亡率が低い
日本人の肝硬変や肝ガンによる死亡率は世界で低いほうだといえます。これには国内でも地域差があります。1983年まで15年間における肝硬変・肝ガンの性別・都道府県別死亡率で、日本酒の消費量が多い東日本地域のほうが、西日本に比べて死亡率が低いという結果があります。
この差は、肝ガンより肝硬変で大きく、男性の中高年齢層でより明確になりました。これを受け、秋田大学・滝澤行雄名誉教授(当時)はさらに最近10年間の肝硬変による死亡率を酒類別に観察しました。その結果、
日本酒を飲んでいる人は肝硬変による死亡の危険が極めて少ないという結果が表れ、肝ガンでもほぼ同様の結果となりました。
日本酒に多く含まれるアミノ酸がガン増殖を抑制
これを踏まえて、さらに研究が重ねられました。日本酒から得られた成分をそのまま抽出したものと、濃縮したももの二種を用意し、五段階の濃度に調整。それを膀胱ガン、前立腺ガン、子宮頚ガンそれぞれの細胞に添加して変化を観察したところ、すべてでガン細胞の増殖を抑制する作用がみられました。
64倍まで薄めた場合は、なんとガン細胞の90%以上が凝縮または壊死していました。ウイスキーやブランデーから得られた成分でも同様の実験を行いましたが、日本酒でみられたガン(細胞)の増殖抑制効果はほとんど認められませんでした。
また、日本酒にアルコールを加えると、効果は三分の一ほどに低下しました。このことからも、日本酒中の微量成分に効果があることがわかります。さらに、日本酒のどの成分がガン細胞の増殖抑制を示したかを調べた結果、日本酒に含まれるアミノ酸、糖類といった成分にガン細胞の萎縮・壊死を示す効果があることが判明しました。
毎日適量飲酒する人は発ガンのリスクが低い
こうした結果が人体に適用できるのか、国立ガン研究所で行われた実験があります。これは全国から選ばれた健康な成人26万5千人余りについて、様々なガンの危険因子を16年間にわたり継続観察した息の長い調査です。それによると
「毎日喫煙・飲酒・肉食をし、しかも毎日緑黄色野菜をとらない」グループが最も発ガンの危険性が高いことを示しました。
しかし同時に
「毎日飲酒する」群が、非飲酒群に比べて胃ガンや腸ガンのリスクが低い
ことも明らかになったのです。
また、文部省(当時)の「がんコホート班」研究でも、これまでの 40歳以上の約13万人を対象にしたガン死亡調査で、1987年から1992年の五年間の全死亡者のうちガンによる死亡者(全ガン、胃ガン、肺ガン、肝内胆管ガン)のすべてにおいて「毎日飲酒者のほうが非飲酒者に比べて低い」ことが、中間報告ではあるものの明白になっています。
このように、日本酒には、肝硬変や肝ガン、消化器系ガンなどを予防する効果があることが明らかになっています。特に健康が気になる 50代男性のお客様の誤解を解いて、日本酒を奨めてはいかがでしょう。
http://www.takashimizu.co.jp/enjoy/health.html
日本酒は日本人の3大死因の一つである癌に対して抑制効果があるといわれています。
国立癌センターの調査では、毎日、日本酒を飲む人は飲まない人に比べてあらゆる癌に対して患う危険性が少ないと報告しています。
また日本酒やその副産物である酒粕には癌細胞を直接的に殺す作用であるナチュラルキラー活性を増強する効果や、癌患者の激やせの原因であり、癌細胞から分泌されるトキソホルモン-Lという脂肪分解物質の脂肪分解作用を抑制する働きも確認されており、癌患者の激やせを防ぎ、癌治療に耐えうる体力を養う効果があると報告されています。
以上のように日本酒には癌を防ぐ多くの物質が含まれていることが明らかにされつつあります。
よって日本酒を飲むことで少なからず癌予防に効果があることは本当のようです。
http://www.nakanoshuzou.jp/sake/sake01.html
日本酒が、がん培養細胞の増殖を抑える
糖尿病と日本酒、直接の関係はありません。アルコールは1グラムにつき7キロカロリーあり、これはどんなお酒でも同じです。糖尿病に日本酒の糖分がよくないとか、日本酒はカロリーが高いから、などという意見がありますがそれは間違いです。むしろ日本酒には、血糖値を下げるインスリン様の物質が含まれていることが解明されています。
日本酒に発がん予防効果
酒はその国の文化の所産です。また医学的にみても、適量の飲酒は胃液の分泌を促して食欲を刺激し、さらに善玉コレストロール(HDL高密度リポ蛋白)を増やして心筋梗塞や冠状動脈疾患を予防してくれます。
最近の研究では、老化や痴呆の防止にも効果があることがわかってきています。
そればかりか、がんの抑制にも効果があるという驚くべきデータも得られたのです。
世界にさまざまな酒がある中で、とりわけ日本酒は、アルコールのほか有機酸、糖分、アミノ酸、ビタミンなど100種類以上の微量成分が含まれています。疫学的研究やがん細胞の増殖抑制実験で、これら日本酒の成分ががんの死亡率やがん発生のリスクを軽減するという研究の成果が相次いでいます。
日本酒を飲む人は肝硬変になりにくい
日本人の飲酒率は近年、急激に上昇していますが、肝硬変、肺がんの死亡率は世界のうちでもむしろ低率国群に属しています。ただ同じ国内でも、日本酒の消費量が多い東日本地域のほうが、西日本に比べて肝硬変や肺がんによる死亡率が低いのです。
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日本酒一口メモ
ごはんを炊く時、水と一緒にお酒を少々。
また冷やご飯や冷凍したご飯も日本酒を少々ふりかけてから電子レンジにかけると、びつくりするほどおいしくなります。
酢の物やドレッシングに日本酒少々を加えるとまろやかな味に。また味付けの塩や酢をきかせすぎて困った時日本酒をひとふりすれば、味の修正ができます。
最近スーパーで販売されている「ウナギの蒲焼」は臭くて美味しくないと言われますが、加熱する時に日本酒をふりかけ電子レンジで加熱すると臭みも取れ、ふんわりし美味しくいただけます。
http://ee26.com/list.html
【日本酒の健康効果】
□ 血圧を下げる効果がある
→グラス一杯程度の日本酒で、市販の血圧降下剤と同等の効果が認められています。
清酒中の活性ペプチドによる効果で、血圧上昇の阻害活性があります。
□ 抗ガン作用がある
→日本酒にはガン培養細胞の増殖を抑制する作用があります。
医学的にも立証されており、酒粕がナチュラル・キラー細胞を増強させ、
癌細胞を殺す作用があること(愛媛大学医学部、奥田教授)や、
酒の乳酸菌により、癌の再発防止の効果がある(阿曽東大教授)
ことなどが解明されています。
□ 老化を防止する
→清酒は抗酸化作用を持つ物質(フェルラ酸)や、ビタミンEなどが多く含まれて
おり、老化や健忘症を防ぐ効果があります。
□ 肝臓に効く
→清酒を飲む人は、肝硬変やA型肝炎にかかる人が少ないという統計が
出ています。清酒の酵母に含まれる「グルタチオン」という物質が、
抗酸化作用を持っているため、肝臓での解毒作用を果たしてくれるためです。
□ 糖尿病に効く
→酒粕は、インスリン様の効果や、澱粉の分解を阻害するため、糖尿病や
動脈硬化症、肥満など成人病に対する予防や治療効果があります。
□ 骨粗しょう症を回復する
→これは特に女性に言えます。清酒の飲酒により、女性ホルモンが増加し、
骨密度を大きくする効果があります。女性の骨粗しょう症は毎年深刻に
なっていますので、是非お試しあれ。
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【日本酒の美容効果】
□ アトピー性皮膚炎に効く
→日本酒の米の発酵エキスがアトピー性皮膚炎に効果があることが、
皮膚科学会で報告されています。
□ 美肌効果がある
→日本酒の原料に含まれる「コウジ酸」には、シミやほくろの原因となるメラニン
色素の生成を抑える働きがあります。そのため、日本酒を飲んだり、肌にしみこ
ませたりすることで、美白効果があります。また、保湿効果もあるため、お肌は
しっとりうるおいを保つことができます。
□ 肌を活性化する
→コウジ酸は、細胞の老化を防ぎ、肌を活性化する働きがあるため、美容の源に
なります。
□ 肌を艶やかにする
→日本酒の飲用により、全身の毛細血管が拡張する事で、血行が良くなります。
そのため、血液循環が良くなり、肌にみずみずしさや輝きが出てきます。
冷え性の予防にもなります。
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【日本酒で料理をおいしくする】
□ 市販の料理酒は使ってはいけない
→飲んで旨い美酒でなければ料理は美味しくなりません。アミノ酸含有量の
少ない市販の料理酒では、せっかくの料理が台無しです。
芳香芳醇な純米酒を一度料理酒に使ってみて下さい。
□ 味噌汁に一工夫
→完成した味噌汁に、みりんと吟醸酒を少量たらすだけで、上品で甘味のある
味噌汁に変化します。お試しあれ。
□ ご飯を炊くときに
→5合に盃一杯分の酒を加えて炊くと、美味になります。好みに合わせて
大吟醸、吟醸、純米と試してみてください。
□ 魚を煮るときに
→魚を煮るときに日本酒を加える事で、生臭さがとれ、煮崩れしなくなります。
□ 塩辛に
→塩辛などの塩辛さが強いものには酒を加えて伸ばしてやる事で、味が
丸くなります。
□ ステーキに
→赤ワインの代わりに日本酒を使う。臭みをとり、香ばしく仕上がるだけでなく、
バターとの相性も良いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/superhypocritetomo/10592778.html
ビールは日本酒と違って体に有害
味噌でも清酒でも酒粕でもお米を発酵させたものは栄養価が高く、抗癌作用や抗アレルギー作用も有るのですが、麦や果実を発酵させたものはすべて体に悪いんですね。
お米だけは例外なのか、こうじを使った発酵の特長なのか:
ワイン、ビール、蒸留酒いずれも乳癌(がん)リスクを増大
アルコールを多量に摂取すると、その種類にかかわらず乳癌(がん)リスクが増大することが明らかにされた。これまでにも多くの研究でアルコールと乳癌リスク増大との関連が示されていたが、アルコールの量や種類については明確にされていなかった。
今回、米カイザーパーマネンテKaiser Permanente(カリフォルニア州オークランド)のYan Li、Arthur Klatsky両博士らの研究グループは、1978~1985年に健康診断を受けた7万人強の女性(いずれもカイザーパーマネンテ健康保険の加入者)の飲酒習慣を評価。このうち2,800人強が2004年までに乳癌と診断された。飲酒習慣と乳癌罹患率を比較した結果、飲酒量の少ない人(1日1杯未満)に比べ、1日1~2杯の飲酒をする女性は乳癌リスクが10%高く、1日3杯以上飲む人は30%高いことがわかった。
Li氏によると、乳癌リスクは家族歴、遺伝子などによる個人差が大きいが、一般集団の生涯の乳癌リスクは8人に1人だという。しかし、1日3杯以上飲酒した場合、このリスクが6人に1人に増大することが今回の研究から明らかになった。
また、よく飲むアルコールの種類に関わらずリスク増大は同程度で、ワイン、ビール、蒸留酒の間に差はなかった。過去の研究で、赤ワインは白ワインより心疾患予防効果が大きいと示されているが、今回の研究ではワインの赤、白による差はみられなかった。
米アラバマ大学バーミンガム校のCoral Lamartiniere氏は今回の研究について、どの種類のアルコールでも同様に乳癌リスクを増大させる点が特に貴重な情報だと述べている。
同氏は今年(2007年)8月に、赤ワインに含まれる抗酸化物質レスベラトロール(resveratrol)を投与した動物では、前立腺癌リスクが87%軽減すると報告している。
今回の知見とは矛盾する結果だが、Lamartiniere氏は、レスベラトロールの効果以上にアルコールが強い発癌性物質であるとしている。また、レスベラトロールの効果は赤ワインの種類により異なり、今回の研究対象者がどの赤ワインを飲んでいたのかは不明な点も指摘している。
乳癌リスクを最小に抑えるためには、種類にかかわらず適度に摂取することだとLamartiniere氏は述べている。Li氏は、アルコールは乳癌リスクを増大させる因子の1つにすぎないと強調しており、食生活、運動、喫煙、飲酒などに注意して健康的な生活を送ることが重要だとしている。
原文[2007年9月27日/HealthDay News]
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20071004hj000hj
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日本酒ガイド
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14140663
酒粕をもっと食べよう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14012737
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/334.html
食物によし悪しなし!_ 『衣食住・・・日本文化を見直そう』
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/550.html
日本の料理
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酒は文化財 _ 長生きできなくてもいいから、 毎日美味しいお酒を飲もう
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超簡単にブドウ酒を作る方法
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2024/06/04 (Tue) 03:56:46
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ネットで大人気の発酵あんこ の作り方
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酒粕を もっと食べよう
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/334.html
酒粕をもっと食べよう、衣食住・・・日本文化を見直そう
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2024/06/05 (Wed) 13:43:25
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「超加工食品」でたばこ並みの依存性が判明、渇望や禁断症状も、「抗いがたい魅力」の罠
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https://news.yahoo.co.jp/articles/c13eb42664b4d4b64bd2ab5e19e4cc1bab4229c6
世界で成人の20%、子どもの15%が依存症に該当、多くの健康問題と関連
ソーダやポテトチップスのような超加工食品は多くの健康問題と関連しているが、摂取をやめるのはたばこをやめるのと同じくらい難しいかもしれない。
ポテトチップスの大袋をいつの間にか完食してしまったり、思っていた以上にドーナツを食べてしまったりした経験がない人はいないだろう。この現象の原因が、意志の弱さではなく「超加工食品依存症」という状態にあることを示す証拠が集まってきている。
ギャラリー:「病気を生む顔」になる食べ物とは 画像5点
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/091901760/
超加工食品(高度に加工された食品)には、袋菓子、朝食用シリアル、ほとんどのファストフード、大量生産されたパンやデザート、ソーセージ、ホットドッグ、冷凍魚フライ、ソフトドリンク、アイスクリーム、キャンディーをはじめ、包装されてスーパーに陳列される多くの食品が含まれていて、米国の成人が消費するカロリーの60%近くを占めると推定されている。
超加工食品は、人によってはたばこやアルコールなどの物質使用障害で見られるのと同じような渇望や強迫的消費を引き起こし、依存性がある。実際、さまざまな国で得られた多数の調査結果を分析した研究によると、成人の20%、子どもや青少年の15%が、超加工食品への依存を示す基準に当てはまるという。
工場で製造される超加工食品は、家庭の台所で調理される食事に比べて脂肪分、糖分、塩分が多く含まれる。「ほかにも味などを増強する成分がいくつも添加され、抗いがたい魅力が付け加えられています」と、食品依存について研究している米ドレクセル大学の心理学・脳科学教授のエバン・フォーマン氏は言う。
「超加工食品は脳の報酬系を強く活性化させます」と氏は言う。「私たちは自由意志で食べるものを決めていると思っていますが、多くの場合は違います。人々はそのことに気づいていないのです」
脳の報酬系を刺激する
ある種の食品が依存的な行動を引き起こすことは数十年前から知られていた。ラットを使った1980年代の研究で、報酬の餌を得るためにレバーを押すときに、ラットの脳内のドーパミン報酬系が大幅に活性化することが示されたのだ。これは、ラットにコカインを与えたときと(そこまで強烈ではないにせよ)同様の反応だった。
しかし、食品の依存性が本格的に研究されるようになったのは、この10年ほどのことだ。米国の成人の肥満率が42%まで急増し、食をめぐる環境のどの部分の変化に原因があるのか解明する取り組みが始まった結果、超加工食品依存症の影響を無視できなくなった。
人類の進化の歴史を通じて、脂肪分や糖分を多く含む食物を探し求める行動は生存に欠かせなかった。そのため、そうした食物を摂取するとドーパミンが放出されて脳の報酬系が活性化されるように進化してきた。
「超加工食品だらけの現代の食環境で、私たちの脳は、有害な経験や物質を、生存にとって有利になるものと勘違いしているのです」と、米ロサンゼルスの管理栄養士で食品依存の研究者であるデビッド・ウィス氏は言う。
超加工食品は「報酬となる成分を不自然なほど大量に、不自然なほど手軽に、しばしば不自然なほど多種類を含んだ組み合わせで提供します」と米ミシガン大学の心理学教授で、この分野の主要な研究者であるアシュリー・ギアハート氏は説明する。
たばこと同じ依存性の基準を満たす
ギアハート氏は、渇望は依存症の重要な特徴だが、超加工食品ではよく見られると言う。「あるとき無性にブロッコリーが食べたくなって買いに走ったという話は聞きませんが、どうしてもドーナツが食べたくなって、ガソリン代も苦しいのに車で40分もかかるお店に行って、2型糖尿病なのに駐車場で1箱ぺろりと食べてしまったというような話は聞くでしょう」
離脱症状(禁断症状)も依存症の要素の1つだ。フォーマン氏らが2024年5月18日付けで医学誌「Current Obesity Reports」に発表した最新の研究によると、超加工食品の摂取をやめたときに離脱症状が起こることを裏付ける、予備的な証拠が得られたという。
「超加工食品の摂取をやめさせると、ラットでは歯をカタカタと鳴らしたり、ヒトでは頭痛や疲労感やイライラを訴えたりするようになったのです」とフォーマン氏は説明する。
ギアハート氏らは2022年に医学誌「Addiction」に発表した研究で、超加工食品が、強迫的な使用、多幸感など精神に影響を与える作用、それを得るための行動の強化という、依存性の3つの基準を満たしていることを示した。これらは1988年の「米国公衆衛生総監報告書」でたばこ製品の依存性を判断した基準と同じだ。2022年の研究では、超加工食品はこの3つに加えて、渇望を引き起こすという新しい基準も満たしていると結論づけている。
健康に悪く、食べ過ぎてしまう
超加工食品を多く消費するのは、心臓病、2型糖尿病、肥満、うつ病、不安障害、さまざまな原因による死亡のリスクの増加など、多くの健康問題と関連している。2024年5月17日付けで医学誌「JAMA Network Open」に発表された研究では、超加工食品を多く食べる子どもたちほど、血液中の善玉コレステロール値が低く、空腹時の血糖値が高いことも明らかにされている。
超加工食品の摂取は体重の増加につながりやすいが、これはおそらく意図した以上に食べ過ぎてしまいやすいからだろう。20人の参加者を超加工食品グループと非加工(自然)食品グループに無作為に分け、それぞれの食品で作ったメニューを用意して2週間好きなだけ食べるように指示した研究では、超加工食品グループは毎日500キロカロリーも多く摂取していた。
超加工食品がもたらす最大の問題の1つは、その強い味や心地よい口当たりに慣れ親しんでしまうと、自然食品に満足できなくなってしまう点にある。
「実際、レンズ豆やブロッコリーを好まないティーンエイジャーが育ってきています」とウィス氏は言う。
コントロールを取り戻すには
超加工食品への依存症を防ぐために、ギアハート氏は、明確な栄養情報の表示と、たばこのような警告表示の義務化を望んでいる。それが実現するまでは、消費者は自然でない成分をなるべく含まない食品を選ぶように努力するしかない。子ども向けの広告を止めることも重要だ。
超加工食品が人気なのは、料理をする時間がない人にとって非常に便利だからでもある。そのためギアハート氏は、超加工食品がもたらすさまざまな疾患の治療費を負担させられている保険会社が、自然食品で作った料理の宅配サービスを補助する日を夢見ている。
深刻な超加工食品依存症の人をどう治療するかについては、まだ答えが出ていない。オゼンピックなどのGLP-1受容体作動薬が有効ではないかと指摘する人もいる。こうした薬の利用者から、嗜好性の高い食品への渇望が減るという報告があるからだ。
ウィス氏らが2022年に医学誌「Frontiers in Psychiatry」に発表した予備的な研究では、グループおよび個人での週1回の教育的・心理的サポートと自然食品の摂取計画を併用する治療法の効果が示されている。
ギアハート氏は、 超加工食品をめぐる問題の将来について楽観的だ。「かつての人々はたばこの害に無関心でしたが、今は違います。超加工食品の害にもそのうち気づくはずです」
文=Meryl Davids Landau/訳=三枝小夜子
https://news.yahoo.co.jp/articles/c13eb42664b4d4b64bd2ab5e19e4cc1bab4229c6?page=3
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2024/06/24 (Mon) 19:15:44
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2024/09/09 (Mon) 19:42:35
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いいおおお