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温泉マニアに超絶人気のボロ宿 福島県 横向温泉 中の湯旅館

1:777 :

2022/06/15 (Wed) 04:39:07

温泉マニアに超絶人気のボロ宿 福島県 横向温泉 中の湯旅館  


福島県 耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975 横向温泉 中の湯旅館
電話番号 0242-64-3341


アクセス
磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICよりR115で約25分
福島県耶麻郡猪苗代町横向温泉 (「マウント磐梯」の奧)

地図
https://www.bing.com/maps?q=%E6%A8%AA%E5%90%91%E6%B8%A9%E6%B3%89+%E4%B8%AD%E3%81%AE%E6%B9%AF%E6%97%85%E9%A4%A8&cvid=3aa5abd3378a45b7b85dbab6f88b3cc0&aqs=edge.0.69i59i450l8j69i65...8&FORM=ANCMS9&PC=SCOOBE


宿泊料金 自炊3,450円~

お風呂 内湯:女1,混浴1

日帰り時間 8:00~19:00 大人300円

源泉掛け流し
泉質 単純温泉
PH 6.5/7.0
湧出量 5L/分(中ノ湯)
源泉温度 41度度
源泉名 中ノ湯

効能 : 頭が良くなる


横向温泉 中の湯旅館 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A8%AA%E5%90%91%E6%B8%A9%E6%B3%89+%E4%B8%AD%E3%81%AE%E6%B9%AF%E6%97%85%E9%A4%A8


横向温泉 中の湯旅館 - 猪苗代|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/inawashiro-onsen/onsen007345/

横向温泉 中の湯旅館【 口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1120997-d5230948-Reviews-Yokomukionsen_Nakanoyu_Ryokan-Inawashiro_machi_Yama_gun_Fukushima_Prefecture_Tohoku.html


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「頭が良くなる温泉」ということで、絶対に行かなければ!と思っていました。今回はゆっくり入るために、宿泊しました。

チェックアウト時に女将さんといろいろお話をしました。
東鳴子のまるみやのご主人と仲良しなんだそうで、まるみやの話で盛り上がりました。

また、お客さんからは「食事も出してくれ」という要望が多かったのですが、
ここは自炊のみを貫こうと考えて、近くに「マウント磐梯」というホテルを造り、食事付きがいいお客さんにはそちらに泊まってもらうことにしたそうです。

時代の変遷の中でも一貫して「湯治宿」というスタンスを守り続けたことは
本当に素晴らしいと思いました。こんな素晴らしい宿に一泊3000円で泊まれるのは、本当に有り難いです。いつまでも変わらずに、この素晴らしい湯、宿を守り続けてほしいと思いました。

ちなみに成分表には単純温泉とあるものの成分総計が1.1141gとも書いてあり、「単純温泉ではないのでは?」と尋ねてみたところ、こちらの成分表は随分昔のものなので、成分総計の分母がkgかどうかもよく分からないそうです。

さて肝心の効能ですが、はたして頭が良くなったかどうか・・・?
やはりしばらく逗留しないと効果は現れないようです。(苦笑)
http://puhi.exblog.jp/1302149/

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土湯峠付近は秘湯のお宿(秘湯っぽいが建物立派)がたくさんあるけれど、
「中の湯旅館」は本当に秘湯(壊れそう・・)。川沿いに建つ湯治専門のお宿です。

食事出しは一切していないので、外食か自炊にて食事を摂ることになります。
1泊3千円+アルファで、お布団や調理器具は揃っています。
浴衣は別料金なので、寝巻きは持参したほうが良いでしょう。

温泉は、「霊泉」と呼ばれるぬるい湯が有名。
混浴の浴室と女性用浴室がありますが、「霊泉」は混浴のほうにしかありません。

どちらも木の浴槽で鄙び風情があります。
浴室を隔てる壁は一部取り払われ、女性用浴室から跨いで混浴へ移動できるよう敷居が低くなっています。つまり混浴側からも女性用浴室が見える状態。
女性用浴室があるとはいえ、慣れていない女性は多少戸惑うこともあるかもしれません^^;

単純泉でありながら、薄い濁りがあり、少しの金気とアブラ臭を感じる湯です。
ツルツル感はほとんどなく、どちらかというとキシキシしたベタつき感を感じてしまうかもしれませんが、黄褐色の湯華が多く浮かぶ良泉です。

せっかく泊まりで訪れたので詳細なレポをすこし・・。
日帰りで寄った際、中の湯旅館の常連さんから、混浴にある2種類の温泉を

“ぬるい湯”が中の湯旅館でしか浸かれない温泉、
“適温の湯”を中の湯旅館系列の付近にある「マウント磐梯」というホテルでも浸かれる湯

・・という説明を受けていました。
気になって後で宿の人に確認すると、それは良くある誤解だそうで間違いとのことです。


中の湯旅館だけで源泉を8本も所有しており、
1本は「霊泉」のぬる湯。(浴室外に小さな小屋があるのですが、それが「霊泉」の泉源です)

残り7本は山からの湧出です。

混合して使っているのではなく、そのうち1本を霊泉脇の適温の湯と女性用浴槽に使っているのだそうです。

適温の湯の方は「霊泉」の加熱槽だと勘違いされてしまうようですが、全くの別源泉であるということでした。
さらに、中の湯旅館系列の「マウント磐梯」へは、中の湯旅館使用とは異なる別源泉が使われているそうです。

横向温泉は1200年もの歴史がある温泉で、「上の湯」・「中の湯」・「下の湯」があり、それぞれに異なる源泉を持っています。

中の湯旅館は、いわば横向温泉発祥の地。
旅館業を営んでからは200年ほどの歴史があるようですが、その間だけで3度も火災に遭ってしまったため、古い書物は焼かれてしまい、残念なことに大昔のことは分らなくなってしまったそうです。

建物は築70年。浴室と浴槽も同様です。
昔を懐かしがる常連さんを想い、改築・補修をしながら建て直さずに頑張ってきたとのこと。

ドアを開くと外れ(宿の方が・・です)、壁はひび割れ、あちこちボロボロではありますが、この宿を愛する常連さんの気持ち、一晩ですが私も充分に分りました。「もう建て直さなきゃいけない。崩壊の危険が迫っているし、このままじゃ命が危ない」と笑いながら話すお宿の方。
その危険度・・・決してオーバーじゃないところが何とも凄い(;^_^A
http://yutabi.exblog.jp/2488612


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横向温泉という奇妙な名前が記憶に引っかかっていました。情報は少ないですが、歴史は古そうです。宿といっても自炊専門で一泊3,450円。二泊以上すると一泊2,800になるようで、これは安い! しかし、泊まってみて納得です。今にも崩れ落ちそうな建物。実際、トイレの床が抜けました。オフ会にどうかとも考えていたけれど、やめておくことにします。

 しかし、温泉は最高です。泊まりは躊躇するものの、入浴しに毎月でも来たいくらいです。

この冷泉はアブラ臭がします。冷泉でアブラ臭というのは他に記憶がありません。冷泉の温度は26~28℃ほどではないかと思います。この水風呂に浸かってみたいところですが、それはできません。混浴の浴室には2つの浴槽があり、一つは40℃ほどのお湯が注がれ、ここから溢れたお湯が隣の浴槽に流れ、ここに冷泉が注がれているため、実際に入るお湯は2つの源泉がブレンドされたものになっています。温度は35~36℃くらいでしょうか。
 
冷泉はすこぶるよいものですが、40℃のお湯のほうも負けてはいません。奥会津の玉梨温泉とよく似た味と香りがします。味は鉄分を含む甘味のあるものです。
 成分分析の表示が読みづらく、記録する気になれなかったのですが、重炭酸土類泉か似たような泉質ではないかと思います。他の横向温泉とは異なるようで、ぬる湯が楽しめるのはここだけかもしれません。

 泡つきやヌルヌルすべすべ感があるわけではありませんが、なんとも気持ちよいお湯です。これまで入ってきた温泉の中でトップクラスでしょう。

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 横向温泉を再訪しました。再訪などは日常茶飯事なので、いちいち新しい記事を書き直すことは普段はしないつもりなのですが、ここは特別です。愛着深まり、次はいつ行こうかと考えるのが楽しいのです。長湯の自己記録も更新し、私にとって特別な温泉の感が強まりました。

 前回の訪問では、浴室の写真が撮れませんでしたし、陽が照っているときに入浴できなかったので、湯の色が分かりませんでした。だんだんはっきりしてきた温泉の素性ですが、どうやら1g/kgを少し越すくらいの無色透明のお湯のようです。いい温泉に多いことですが、成分の数値からは信じがたい存在感のあるお湯です。黒褐色の大きな湯の花が舞っています。

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先月たいへん気に入ったお湯です。今回の再訪で、思いはいよいよ深まりました。これまで体験した温泉のベストと言えるかもしれません。今回は明るいときにも入ったので、色を確認できました。なんと無色透明です。濁り湯をイメージするような強い匂いがするので意外です。大きな湯の花がたくさん舞っています。

 今回も宿泊ですが、温泉好きの異常さはここで爆発しました。トータル7時間も浸かっていましたが、連続入浴時間も3時間25分で新記録樹立です(浸かり続けた時間です)。時間感覚が麻痺する温泉です。「いい湯だなあ、もっと来たいなあ」などと考えているうちに、あっという間に2時間くらいは経ってしまいます。浦島太郎のようですが、出るときは多分若返るところが少し違います。

 なお、混浴の側にしかない霊泉で長湯可能です。少し温すぎなくらいですが、ときどきもうひとつの浴槽に浸かることで体を冷やさずにすみます。

 ところで、この辺りは紅葉が綺麗でした。女将さんの話では、先週がピークだったそうですが、まだまだ綺麗。うつらうつらしながら、部屋の窓越しに紅葉を見ていたら、帰りたくなくなりました。ここは別荘にするぞ。宿泊料は、こたつ、浴衣料金込みで4,150円でした。

○横向温泉「森の旅亭マウント磐梯」

 中の湯の系列なのですが、雰囲気はまるで違います。大きなホテルですが、けっこう古いようです。大浴場を見た瞬間、失敗したかと思いましたが、意外にも掛け流しのいい湯。中の湯と匂いがほとんど同じです。鉄系が効いた匂いです。もしかしたら同じ源泉かと思いましたが、分析表を見ると、こちらのほうが薄い。源泉の温度も高いようです。温泉の力は中の湯よりだいぶ劣ります。
 玄関横に足湯と手湯もあるので、前を通ったら湯の匂いをお試しあれ。なお、道路の反対側200メートル進んだところに有名な幽霊屋敷があります。目に飛び込んでくるや異様な雰囲気を感じます。
http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/cat5198972/index.html



昨年9月、10月に続き、3度目の来訪となる。
3回全て宿泊してじっくりと、このお湯とコミュニケーションしてきた。
いくら時間を費やしても語りあきることのない極上湯がここにある。

3度目なので、レポは以前のものを再掲する。温泉マニアには自信を持ってお勧めするが、宿については日本でも有数のぼろさと推察するので、覚悟願いたい。

2種類の源泉があるが、薬効があるとされる低温の湯のほうは、もうひとつの湯とのブレンドとなる。この低温の湯は、湯口では(源泉そのものとしては)アブラ臭がする。どちらもとてもよい湯だ。
http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/cat5198972/index.html



雨にたたられながらも、東北へ4泊5日で湯巡り旅してきました。全部で9湯。ゆっくり入ることを心がけました。
2泊は八幡平で過ごし、未入湯で懸案だった有名な温泉を堪能しました。
後日、じっくりレポしていきます。

しかし、北東北の有名処をクリアしてゆくに連れて、言われているほどのお湯ではないなという感想も正直なところあります。伝統やロケーションのよさに惑わされず、よいお湯を求め続けていきたいと思います。

笹谷温泉「一乃湯」(泊)、鶯宿温泉「うぐいす旅館」、銭川温泉(泊)、玉川温泉、ふけの湯、後生掛温泉(泊)、松川温泉「松楓荘」、横向温泉「中の湯旅館」(泊)、土湯温泉「富士屋」

以上の9湯。お湯のよさは横向がダントツで、ロケーションでは「ふけの湯」の露天(建物と離れているほう)、お湯の鮮度では横向と「うぐいす旅館」といったところ。後生掛はお湯はともあれ宿泊満足度高いです(湯治棟ではなく旅館のほう)。なお、宿のぼろさにおいて、横向を超えるところはない。ということで、同行者と意見が一致しました(^^;
http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2006/05/gw_f40a.html


横向温泉<中の湯旅館> *新レポート

5度目か6度目の来訪になる。全て宿泊である。
分かってはいるけど、やはりここは凄い。

隔絶された空間だと思う。春とは思えぬヒョウや大雨に見舞われ、まるで夢の世界か、魔空間にでも迷い込んだような気分になった。

通された部屋は、いつもの奥の棟ではなく、玄関の真上にあった。こちらは初めてだ。なんだか雑然としていて、床が傾いているのが一目で分かる。ペットボトルを横向に置くと、転がっていく。そっちの方には座りたくないなあ。
おまけに窓はちゃんと閉まらず、隙間風が入ってくる。

そして、これが一番凄いことなのだが、この宿の温泉は最高である。どのくらい最高かといえば、200~400湯のうちの一番だと言える。

そう、私にとって、ここはなくてはならない温泉であり、この湯にゆっくり浸かるために、毎回恐る恐る宿泊しているのだ。

今回の訪問は、1年半のブランクがあいたが、この間に大きな変化があった。
混浴浴室と女性専用浴室の間にちゃんとした壁が出来ており、女性だけが行き来できる(はずの)扉が作られている。

そしてもっと驚いたことに、何と露天風呂が出来ていたのだ。
露天に出るのに、女湯が丸見えなのと、老人には至難の技といえそうな出にくい通路になっているため、改善が必要である。

露天の湯は、2つの源泉のうち、水のような温度の霊泉で匂う、あの油臭がするのだが、温度は40℃以上ありそうで、いったいどうなっているのか分からない。
今回は、あの歯切れのよい女将さんと話す機会もなく、源泉について確認できなかったのが残念である。

中の湯旅館は素泊まり専門の宿で、自炊設備もあるのだが、私はいつも弁当や外食を利用している。
近くはないが、福島市西部にある「八夢」はよく利用させて頂いている。
料理は決して一流とは言えないのだが、何度来てもまた来たくなる不思議な魅力がある店だ。
http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2009/05/post-8faf.html
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紅葉がやっと始まったばかりの横向温泉にその宿はひっそり建っていた

宿?見た感じ、どう贔屓目に見ても古~~い農家にしか見えない。しかも古さをレトロと称して「売り」にしているようでもなく、ただただ長い年月が経ってしまった・・という感じ。玄関の上の二階の手摺りや屋根の部分、どう見ても歪んでる気が・・ 嫌いじゃないけど、こういうの。

旅館敷地の入り口にこんな看板が。「純自炊湯治療養の宿」  
なんだかこれだけ見ても効き目のある温泉に来たぞ~って感じでワクワク。

綺麗とは言い難い廊下を通って脱衣場に向かう。「婦人浴室通路」と書いてあってドアを開けると、女性用の脱衣場に出るようになっている。
不思議な作りだ。何だろ。この作りの意味は・・

脱衣場にはこんな貼り紙がある。

「この温泉は全く手を加えていない湯治用の湯で右手のぬるい湯が一番効果のある湯のため混浴です。左手川側が一応、婦人用となっておりますので
何卒ご理解とご協力の程を。」

女性用の脱衣場にも同じような貼り紙。一応、婦人用・・という表現がおかしい。
なるほど。効能の高い温泉の浴槽がひとつだけなので混浴になっているというわけか・・ 如何にも湯治宿らしい。

一応、婦人用浴槽 なんで「一応」と書かれていたかというとこの画像の右側を覗くとわかる。 右側は・・

こうなっている。カミさんがいるのが混浴(男性用?)浴室。
直接行き来できるよう女性用浴室との境の開口部がやたら広くなっている。
気は心で衝立みたいなものはあるけれどスケスケの柵状だし・・
お互いに湯舟に入っていれば見えにくい位置関係にはあるけれど
「女性用」と堂々と言うには如何なものか・・という形態。
で、「一応女性用」・・・これが正しいでしょう。


誰もいなかったのでカミさんは安心して混浴の方の湯舟に入る。
長方形の湯舟を真ん中で二つに仕切った形。
上の画像でカミさんが入ってる湯舟は熱くはないが結構暖かい。
女性用も同じくらいかな。それに比べて効能が高いと書かれてあった隣の浴槽はかなりかなりヌルイ。

でも、折角効き目が高いと書かれた温泉だもの入らなくちゃ意味ないね。と
暖かい湯舟からヌルイ湯船に移動する。一度入ったら、なかなか出られなくなるヌルサ。 何時間入っていても逆上せない・・というより
身体が暖まるのかなあ・・と疑問に思うほど。
でも、温泉の効能を感じたくて、じっとここで浸かっていた・・・

男性用脱衣場の方の廊下で足音が。あれ?と思っていると若い兄ちゃんと、続いてオジサンが入ってきた。 あ~・・残念。貸切り状態はここまで。
挨拶するのはいつもの通り。
でも、湯舟が二つあるので、もう一つの方の湯船に行くかと思いきや・・
当然のように、こちらの浴槽に。「え?こっちに入るの?」と思ったけど顔に出さず。 これでダンカミ含めて同じ浴槽に4人。
そこへお爺さんがガラリと戸を開けて入ってきて、またまたコッチの浴槽に。

これで5人。

それから少し経つと女性用のお風呂の方から最初に来たオジサンの奥さん(だと思う)が入ってきて当然同じ浴槽に・・・これで6人!

もう狭い浴槽はイッパイイッパイ・・大袈裟に表現させて貰うと満員電車状態。足を伸ばすと人に触れるから縮こまっていた。

でもそんな中、皆さん慣れているのだろうか・・
殆ど会話することもなく、ただただジ~ッと入っている。

一番話しそうなお兄ちゃんに「ここに泊りですか?」と話しかけてみる。
「いや、別のホテルに泊ってます。ここは隙間風が凄くて泊まれません。」と。 なるほど・・相当な年季の入った建物だものなあ・・

でも、そのあとの会話が続くわけでなし、すぐにシンと静まりかえる。
和気藹々とはほど遠いけど、かといってオカシナ雰囲気なんじゃなくて
純粋にこの小さな湯舟に掛け流される温泉の効能に身を任せてる感じ。
そこに他人に気を遣った会話は不必要なのかも。

ダンカミも郷にいれば郷に従えで、会話もせず、じっと丸まって入っていたが・・ やっぱりどうも・・落ち着かなくなってきた。
そろそろ出ようか・そう思って肩を半分くらい出したがまだ身体が暖まってないのか、寒い。 カミさんはそっと後のもう一つの湯舟に手を入れる。

すごく暖かく感じて気持ちいい。こっちでしばらく暖まってから出れば大丈夫かな。 でもこれだけの人口密度の中、隣に移動するのは正直言ってちょっとばっかり躊躇。 しばらくモゾモゾと悩んでいたが、そのうち皆さんが目を閉じ瞑想に(?)入ったので意を決して・・瞬間移動!(^_^;)
ボチャン!・・の音が浴室内に不謹慎にコダマする。

暖か~い!今までとの温度差で最初に入ったときより数段の心地よさ。
身体が一度に生き返る~~・・
効能は隣の満員電車(?)よりも劣っても、貸切で暖かい湯舟にカミさんは軍配だな。 しばし暖まってホッとしたところで
ダンさんに眼で合図して「お先に~」とそっと囁いて退散する。

「あ~~、ビックリした。あんなに混むなんて・・」

「しかもみんな真面目にじ~っと入ってるんだもんなあ」

「オジサンの顔が真正面にあってなんか緊張したよ」

「俺だって足をちょと伸ばすとオバサンの足に触っちゃいそうで緊張したよ」

鄙びた人知れぬ湯治場で二人っきりでマッタリするはずが、全くの想定外。

でも今想像すると可笑しくて楽しかった(^_^;)

お湯の印象も窓からの景色の印象も何もかもが、この「満員混浴」で頭からとんでしまったけれど今、落着いて思うと、あの建物の味と「宮崎ワ~ルド」の女将さんと効能あらたかな温泉、ダンカミ的には「二重丸」です。
http://www1.odn.ne.jp/dansantokamisan/nakanoyu.htm


道路脇の案内看板を頼りに横道に入り、そのまま進んだ先にお宿はありました。建物の印象としてはパッと見ると鄙びた民家風の外観で、お宿の看板が無ければ二階建て民家そのものです。屋根が多少傾いているようにも見えました。お宿の館内も鄙び雰囲気がたっぷりと漂っており、廊下壁の表示されている「温泉浴場」の木造り案内板、館内入口正面にあるご主人挨拶の「舌代り」が面白い。

肝心なお風呂は混浴浴槽が二つ、女性専用浴槽が一つの構成。女性浴室から混浴風呂に行き来は自由。混浴浴槽は4-5人ほどの「あつ湯」と、3人ほどの「ぬる湯」の二つに仕切られている。「あつ湯」は無色透明、やや表面が白っぽく濁りがかった湯からは、弱い油の臭いが感じ取れます。竹筒の湯口から常時、25L/min弱ほどの源泉が浴槽へ吐き出されていて41℃ほど。

小さな浴槽は体感30℃そこそこの湯が注がれていますが、隣の「あつ湯」浴槽から湯が流れ込むので35℃位になっていた。立寄り時には「ぬる湯」に6人がひしめきあって湯に浸かった。

湯治客がいうには「ここのぬる湯が効く」との事で通っているそうだ。弱い金気臭のする湯、ギチギチ感あり。完全な湯治場で、小さな混浴浴槽に男女6人が浸かり、キノコの話しで盛り上がる。やはりこの手の湯治宿は宿泊して、お宿の雰囲気、お湯を充分に満喫してみたと思う。立寄りだけで、良さが分かるには時間が足りないと思う。


浴室は女性用、混浴用の二箇所。この二つの浴室には大雑把な仕切りしかなく、最初は少し驚くも、脱衣所はきっちり分かれているし、女性浴室からはヒョイと混浴へ行けるので、比較的気楽に湯浴みができた。まずは女性用浴室へ。3人サイズの四角い浴槽には、適温細々濁りの中に大量の鉄サビ色の湯花が舞う湯が満たされ、結構な溢れ出しとなっていた。湯口での鉱物系不思議臭に加え湯面からは仄かな金気臭も。キチキチと肌に引っかかり感のある湯。浴室の窓を開けると目の前には原生林が広がり、なんとも気持ちいい。

お次は混浴へ移動。ここには二つに仕切られた長方形浴槽があり、片方が4~5人サイズの適温湯、もう片方が3人サイズの「ぬる湯」となっていました。「適温湯は女性湯と同じ湯だよ」と、湯浴み中のオジサンが教えてくれたのですが、こちらには女性側で見られた程の湯花はありません。

そして「中の湯」名物の「ぬる湯槽」です。こちらは竹筒より人肌よりも冷たく感じる湯+隣の適温湯からの流れ込みにより、人肌程度の湯温となっていました。仄かに何らかの鉱物系臭漂う透明湯です。引っかかり感のある印象でしたが、隣からの流れ込みも沢山混ざっているので、これは冷たい湯本来の浴感ではないかもしれないですね。

さて、ここでジッと長湯をするワケですが、わずか3人程のスペースに6人がギュウギュウ詰め( ^ ^ ;)最初はお婆ちゃん、私、三昧の3人だったのですが、あれよあれよという間にオバチャン1人、オジチャン2人が加わりました。皆、人が増えても嫌な顔せず、後から来る人あれば、隙間を空けて「入りな、入りな」という具合。皆で円になりながらキノコやアケビに関する知恵袋が沢山飛び出します。アケビの話題など「へぇー!」と驚きの連続でしたよ。

また、中の湯のリーダー的湯治客のオジサンによると「最近配管を変えたから冷たい湯の出がとても良くなった、以前とお湯の感じが変わったが、元々はこんな湯なんだ」との事。けれど、そもそも前の湯がどんなんだか、初訪問の私にはわかる訳もなく、とりあえず頷いておきました。そんな会話をしながら一時間程浸かっていたでしょうか?ぬる湯ながら長湯が効いたのか、浴後はホカホカとなっていました。
http://www.geocities.jp/oyu_web/t1224.html


横向温泉は土湯峠より会津側の広い道路から少し奥地へ入ったところへひっそりと建っている。湯治の為の宿で、宿泊は自炊のみ。訪れる人も他の温泉宿とはちょっと雰囲気が違う。なんだかここの周辺だけ時間の流れが止まっているかのようなゆったりとした空気に私達は癒された。

ここは横向温泉 マウント磐梯を経営している方と兄弟の方が経営しているとの事。横向温泉では元湯という話だ。湯がすばらしいのも頷ける。

宿は鄙びというより今にも倒れそうな古いアパートのようだった。宿の外から見上げると白いタオルがいくつも干してありこれぞ湯治!といったムード満天だ。宿の前には池があり、紅葉とマッチして綺麗な景色にうっとりした。

宿へ入ると人がいない。「すいませ~ん」と叫んでも出てこない。しかたなく上がらせていただき、宿中を歩き回りながら叫ぶ。それでも出てこない・・・。
どうしようかと思っていた時、人影を発見!「あら誰もいなかったのね~。ごめんね」とおばぁちゃんが出てきた。よかった(^^)

おばぁちゃんに女性用はこっちと案内していただき、脱衣所へ入り湯船を見ると「・・・・・」男の人が入ってる・・・・。これには驚き、「ここは混浴ですか?」と聞いた。となりは混浴となっいるがぬるすぎる為、寒くて入っていたらしい。というのも混浴と女性用の内湯はつながっていて低い仕切り(しかも格子状態)が置いてあるだけ。なので暗黙の了解で誰もいない時は男性も女性用へ入っていい事になっているらしい。

私が脱衣所へ入ってくるとおじさん達は「やっぱり若い子が入って来たら女性用の方へ入るわけいかんな~」といい、女性用の内湯が見えるところから遠ざかって入浴してくれた。さすが湯治宿!マナーも人がらもすばらしい。


身体に効く~!ぬるめの長湯効果

湯は無色透明で一見特徴のない温泉に見えるが入って驚いた!タイヤ臭のいい香りがプ~ンとし、少し苦い味。湯の花は茶色とめずらしいものだった。湯船の周りにある窓は大きく開けると半露天風呂状態。紅葉が美しく、いつまでも入っていたい温泉だった。

ここのメインは混浴にあるぬる湯、私は入りにくく入らなかったが飲泉してみると女性用より濃く、苦味と香りが強い。次回は宿泊してそっちの湯を堪能してみたいと思った。
http://www.hikyou.jp/fukusima/yokomuki/nakanoyuryokan/nakanoyuryokan.htm


いかんせんこのあたりの「めぼしい」温泉はまだほとんど冬期休業期間中でありました。そりゃそうだよなぁ。 それじゃということで、通年営業の湯治宿のある横向温泉中の湯旅館を目指すことにいたしました。 駐車場に車を止めていざ温泉へ。なるほど、外観からして「いい感じ」の味を出してますねぇ。そしてこれまた「いい感じ」のおばさま

いざ入浴料(300円だっけ?)を支払ってお風呂のほうへ。宿の外観もさることながら、内部もなかなかいい感じです。途中にはこれまた味のある案内板が掛けられていました。なるほど、霊泉なのね霊泉。

階段を下りて脱衣場に着くと、何やらこれまた味のある但し書きが目に入ります。

ふむぅ、「37度」を「ぬるい」と書き直しているのは源泉の温度が安定していないということなのでしょうか。それはともかく、「一応婦人用」というところがまた何ともアバウトというかおおらかというか。というわけで浴室に入ってみると‥

右上の湯船が混浴風呂で、中は大小二つの浴槽に区切られており、それぞれ別の源泉が注がれています(「一番効果のある湯」は右側の小さな浴槽です)。最初、「左側に注がれている湯は加温しているのかな」と思っていましたが実際は別源泉で、中の湯旅館の上方にある「ホテルマウント磐梯」で使われているものと同じなのだとか(ちなみにこちらとホテルとは同族経営なのだとか)。


よく考えれば多少加温したところで掛け流しであれば効能が大きく変わるわけでなし、あえてこちらを混浴にする理由もないですしね。なるほど

まずは向かって左側の大きい浴槽へ。ふむ、こちらもかなりぬるめの湯で長湯にちょうどいい感じです。湯の感じもやわらかく、今朝まで入っていた高湯温泉の「上がり湯」としてちょうどいいかなというところ。

続いて右側の「効能抜群湯」へ。

湯船の中で身体を動かすとひやっこさを感じるといった具合で、こりゃ相当長湯しなくちゃきびしいなぁ。もちろん窓の外は雪の壁ということで室内気温が低いことも影響しているんでしょうけれど。
http://achikochi.takema.net/kokunai2/0603tohoku/0603tohoku_13yokomuki.htm


すさまじくツボに嵌まってしまった旅館です。山スキーの中継地点として一泊させていただいたんですが、正直感動しました・・・・(^_^)

「中の湯旅館」は横向温泉の源泉で湯治発祥の地でもあるそうです。
お湯は源泉100%の掛け流し、源泉の温度は40度ちょいでしょうか。正直ぬるいんですが、ちゃんと暖めてある湯船も、男性用と女性用で用意されています。しかし、一番効果があるのは温い源泉掛け流しだそうです。

泉質は単純泉だそうですが、個人的にはかなり効きました。
ぬるいお湯に長時間浸かると言う入浴が効果的らしく、30分も浸かってると身体の芯から暖かくなってきます。つか、のぼせました。有名なだけあり、人気があって夕方7時でもかなりの人が入ってました。

【外観】
建物は古式ゆかしい湯治場の雰囲気色濃く残す歴史ある自炊宿です。
日帰り料金は300円で、日帰りで部屋を借りる入浴休憩だと1980円、宿泊は一泊3450円、冬はプラスで暖房代が500円かかりますが、素泊まりを踏まえてもとてもリーズナブル。

吾妻スカイラインから猪苗代方面の115号線へ向かう途中にある大型ホテル「マウント磐梯」と経営者は同じなので歴史と源泉をを残すために大切に保存されているのでしょう。


さっそく玄関に荷物を下ろして二回の部屋に通していただきました。
途中で自炊用のキッチンがあります。

【キッチン】
とても広くて、流しも4台、ガスレンジも4台、オーブンに電子レンジと冷蔵庫まで完備されています。
鍋類は片手鍋から両手鍋の大小、釜、土鍋まであり、食器も充実してますし、ザルから箸、おたまやすりがね、缶切りなど細かい物まで実に充実しています。ただし、使ったらちゃんと洗って元の場所に戻すのがルールです。
前に使った人はいい人だな~~と、ここでも感動が味わえます。

【ベンディングマシーン】
お風呂に入った後は牛乳ですね。
当然ベンディングマシーン(自動販売機)があります。
これもまたクラシックで時代を感じさせてくれる名品です。

【ランドリー】
長期湯治の方のための洗濯機と乾燥機、洗面台も充実しています。
朝の光がさわやかに差し込んでいます。料金は無料です。

【ブックコレクション】
選択場の手前には休憩スペースがあり、る貴重な蔵書がコレクションされています。ここは時間がゆったりと流れているので一日読書と湯治で過ごすのもよいと思います。

最後におかみさんにお礼を言って宿を引き上げました。こんな素敵な場所が日本にあったんだ・・・・と。  とても感動しました。

おかみさんも優しくて最後まで見送っていただきました。
建物も微笑んで見送ってくれたような気がしました。
ありがとうございました。とても気に入ったのでまた行きたいです。
http://plaza.rakuten.co.jp/outdoorfan/diary/200603270000/
2:777 :

2022/06/15 (Wed) 04:50:40

横向温泉 中の湯旅館
ひっそり佇む懐かしいお宿のぬるめふんわり上質元湯
日帰りレポート 公開日 2018/12/22 投稿者 しおり
https://hikyou.jp/report/dayuse/55887/

※※※※このレポートは2004年10月に訪れた時のものです※※※※


横向温泉は土湯峠より会津側の広い道路から少し奥地へ入ったところへひっそりと建っている。
湯治の為の宿で、宿泊は自炊のみ。訪れる人も他の温泉宿とはちょっと雰囲気が違う。
なんだかここの周辺だけ時間の流れが止まっているかのようなゆったりとした空気に癒された。

冬は営業しているようで、スキーのお客さんが多いと宿の方が言っていた。

ここは横向温泉 マウント磐梯を経営している方と兄弟の方が経営しているとの事。横向温泉では元湯という話だ。
温泉がすばらしいのも頷ける。

宿は鄙びというより今にも倒れそうな古いアパートのようだった。宿の外から見上げると白いタオルがいくつも干してありこれぞ湯治!といったムード満天だ。宿の前には池があり、紅葉とマッチして綺麗な景色にうっとりした。

宿へ入ると人がいない。「すいませ~ん」と叫んでも出てこない。しかたなく上がらせていただき、宿中を歩き回りながら叫ぶ。それでも出てこない・・・。
どうしようかと思っていた時、人影を発見!「あら誰もいなかったのね~。ごめんね」とおばぁちゃんが出てきた。よかった(^^)


おばぁちゃんに女性用はこっちと案内していただき、脱衣所へ入り湯船を見ると「・・・・・」男の人が入ってる・・・・。これには驚き、「ここは混浴ですか?」と聞いた。となりは混浴となっいるがぬるすぎる為、寒くて入っていたらしい。というのも混浴と女性用の内湯はつながっていて低い仕切り(しかも格子状態)が置いてあるだけ。なので暗黙の了解で誰もいない時は男性も女性用へ入っていい事になっているらしい。私が脱衣所へ入ってくるとおじさん達は「やっぱり若い子が入って来たら女性用の方へ入るわけいかんな~」といい、女性用の内湯が見えるところから遠ざかって入浴してくれた。さすが湯治宿!マナーも人がらもすばらしい。


身体に効く~!ぬるめの長湯効果
女性用内風呂 (半混浴)

湯は無色透明で一見特徴のない温泉に見えるが入って驚いた!タイヤ臭のいい香りがプ~ンとし、少し苦い味。湯の花は茶色とめずらしいものだった。湯船の周りにある窓は大きく開けると半露天風呂状態。紅葉が美しく、いつまでも入っていたい温泉だった。

ここのメインは混浴にあるぬる湯、私は入りにくく入らなかったが飲泉してみると女性用より濃く、苦味と香りが強い。次回は宿泊してそっちの湯を堪能してみたいと思った。




クチコミ(3件)


湯の花たっぷりの超鄙び温泉
2021年4月頃に訪問

観音寺川の桜を見に川桁駅へ。そこから1駅の猪苗代駅への送迎があるホテルマウント磐梯へ宿泊し、親族経営でもある中の湯の入浴券を貰い、ホテル横の坂道を降りると徒歩5分位で着いた。
変わらぬ建物や玄関口に置かれたダルマストーブなど、湯治宿でもある昔からの温泉宿で、館内は雑多な感じがし綺麗とは言い難い、非常にざっくばらんな感じ。
日帰り入浴は現在9時~17時で300円。季節により変わったりするので要確認を。

浴室内の割れたガラス窓にはテープが貼られ、あちこちの手書きの注意書きや案内が目立つ。これもB級宿の証の様な物である。
しかし、温泉は実に良い。泉質表示は単純泉となっている事が不思議だ。軽い油臭がし、鉄分と炭酸が含まれ、泡も付く新鮮湯であり、おまけに非常に湯の花が多い。この湯の花が驚く程に多いのは、横向き温泉の特徴なのかも知れない。
女湯では、黒と橙色の細かい湯華が陽を浴びキラキラと舞い踊っていた。浸かると更に沢山の湯華に驚かされる。昼下がり、窓からの光を受け乍ら1人のんびり静かに、この温泉に浸かる至福の時間。あぁ”~気持ちいい~
窓の外は山の緑の木々。朽ちた木の湯舟には、薄濁りで深緑っぽい色の温泉が溢れ出し、床をオレンジ色に染めている。
女性用の湯船は正方形で、2本の源泉を重ねて同時投入しているためドバドバであり、湯面が波打ち湯の花が舞う。新鮮な源泉が生きている。
あ~このまま温泉から上がったら、白いシーツが掛けられた布団でゴロンと横になりたい。そう思わせる温泉であった。

混浴の男性浴室は長方形で湯船が2つに仕切られ、それぞれ源泉の投入口が有り、熱めとぬるめとなっていたが、ほとんど差は無かった。
源泉投入口には網が置かれ、炭の様な真っ黒いケシ粒の固形湯華が、受けられ溜まっていた。
女性浴室との間には細い出入り口が有り、カーテンが掛けられているだけで、誰も居なければどちらの浴槽でも利用できるようだ。
個人的には大変女性浴室の温泉が気に入ってしまったので、男性用の湯には誰も居なかったのでサッとだけ浸かってみただけであった。
素泊まりのみであるが、3980円~となっており、泊まってみたいと思うがこの宿自体での送迎は無いので、マウント磐梯との相談になる。

アクセス例:JR猪苗代駅もしくは、猪苗代駅から中ノ沢温泉方面行きバスで沼尻下車し、その後ホテルマウント磐梯の送迎を利用。マウント磐梯より徒歩5分ほど。



横向温泉のこと 中の湯のこと
2019年9月頃に訪問

旧国道115号線で、土湯峠を猪苗代方面にくだり、横向温泉に向かう。
横向温泉には、現在宿泊温浴施設が3つあり、
上の湯 マウント磐梯・中の湯旅館・下の湯滝川屋と称している。
3軒とも同族経営で、中の湯が本家なのだそうだ。
中の湯では、以前は中の湯別館横向磐梯荘という旅館が、
マウント磐梯の少し離れた並びで営業していた。
透明で少し白く濁った炭酸鉄泉が大量にかけ流されていた記憶がある。
今の中の湯の、女湯と混浴室の大きい浴槽に投入されている源泉と思われる。
今は建屋が撤去されて跡形もない。

中の湯におりていく側道の入口には、
神社の鳥居の足のような石柱が2本あり、
その間を通って出入りする来客者を出迎えてくれる。
「日本温泉湯治発祥の地」「胃腸の名湯」
という縦型の看板表示が見られる。
数年前までは、「頭の良くなる名泉」という看板もあったのだが、
今はもうない。

中の湯旅館建屋入口の重い引き戸を開けて、
玄関先の竹編みのざるに300円を入れて、
勝手知ったる炭酸鉄泉の浴室に向かう。
昼なお暗い脱衣所は鉄泉のかおりが強く漂う。
浴室内に入ると、そのかおりが3倍に濃くなる。
ここの湯温は、季節で5℃近く変動する。
7月~10月までは小浴槽の霊泉が42℃、中浴槽が44℃で、
寒期の12月~4・5月は、それぞれマイナス5℃といった感じだ。
冬季に湯温が38℃を下回ると、
「お湯が冷たくて入れません」という張り紙が、
木戸銭入れのざるのところに張り出される。
そこでくじけて帰るのは初心者なのだ。
厳冬の時期に、中の湯に入浴しに来る人達は、温泉猛者がほとんどだ。
勧告表示をものともせずに、300円をざるに入れて浴室へと急ぐ。
今までで、一番湯温が低かった時には、霊泉で34℃というのがあった。
この温度だと、一度入ったらそう簡単には出られない。
なにせ、1~2月の激寒日の気温は、日中でマイナス10℃近い。
あの小浴槽に10数人が、中浴槽には20人近くが、
肩を寄せ合い、太ももをくっつけあいながら
何時間も入っていたものであった。

今回の訪問時は、霊泉が42℃、中浴槽が44℃であった。
1時間半ほど浴場に滞在したが、来客者はおっさんが3人であった。
サッシの大窓を乗り越えたところにある岩の向うには
露天風呂があるのだが、ここ数年はスルーしている。

今年になってから、霊泉のお湯に茶色の湯の花が見られなくなった。
温泉給湯口にステンレスの網が設置されて、
温泉水を濾してしたのだが、いつのまにか撤去されていた。
霊泉浴槽の、あのどろどろ感もほとんど感じない。
浴感もすっきりさっぱりに近づいている。
引き湯のどこかで温泉水の濾過をしているのだろうな。
でも、浴室内の床はあいかわらずつるつると滑るので、
歩行には注意が必要だ。

今回、まじまじと脱衣所の温泉成分表示版を眺めた。
ペンキが剥げて所どころ判読できないところがある古い古い成分分析表には、
今ではもう使われていない温泉成分名がいくつも記載されていて、
なかなかに興味深かった。






レトロな雰囲気と新鮮なお湯が楽しめる温泉
2019年6月頃に訪問

温泉巡りで下の湯 滝川屋旅館を訪れたあと、すぐ近くだったのでこちらの温泉にも寄りました。レトロな雰囲気で小さな大衆浴場だったような感じの作りでした。源泉投入量は結構多く、湯が新鮮だなと感じました。鉄のいい匂いがして、湯の花がチラチラ舞っていました。また、下の湯は結構ぬるめだったので、冷えた体を温めるのに最適でした。下の湯ほどの神聖な雰囲気はありませんが、これはこれでとても味があり、ドバドバ注がれる新鮮な湯を堪能できて300円とは素晴らしいです。こんな温泉が家の近くにあって、銭湯的な感じで気取らず毎日通えたら最高だと思います。

https://hikyou.jp/report/dayuse/55887/
3:777 :

2022/06/15 (Wed) 19:56:06


フクイチ事故が起きる前の話ではあるが、日本全国の温泉宿を渡り歩いたなかでは、やはり、福島が飛び抜けて素晴らしい。

 わけても、新野路温泉には数回行ったが、植村直己の色紙など日本山岳会の拠点になっていて、温泉の雰囲気といい泉質といい、食事といい、素晴らしいの一語だ。

 ただし、フクイチ事故後、放射能汚染調査のために泊まったときは、食事(出された鮎)に含まれたセシウムのせいで、数日後に炎症反応が出てしまい、もう行けないと思った。

 もう一泊した、横向温泉中ノ湯も、若い頃から何回も行っていた大好きなぬる湯で、一晩中温泉に浸かりながら寝るのは至上の楽しみだった。
 ただし、この中ノ湯は、霊が出没することで、その手の人には心霊スポットとして知られている。金縛りを経験できるのだ。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1144.html
4:777 :

2022/06/16 (Thu) 00:56:11

5あげ6
5:777 :

2022/06/21 (Tue) 22:43:50

あげ12

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