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カペー弦楽四重奏団 _ リュシアン・カペー (1873年1月8日 – 1928年12月18日)

1:777 :

2022/06/10 (Fri) 15:55:49

クラシック音楽の作曲家の主要作品とその評価
クラシック音楽 一口感想メモ
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クラシック音楽の名曲と歴史的名盤
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カペー弦楽四重奏団 ディスコグラフィー  / Quatuor Capet Discography
http://salondesocrates.com/capet.html

 カペー弦楽四重奏団の素晴らしさについては、既に語り尽くされてをり、ここで改めて申し上げることは、実は何もない。ましてディスコグラフィーなど全12曲の録音しかないのだから、作ること自体意味がない。だから、これは私なりのカペーSQへのオマージュであつて、それ以上の何物でもないのだ。

 弦楽四重奏団の在り方は大きく分けて2つに分類出来る。一つはカペー、レナー、ブッシュ、ウィーン・コンツェルトハウスなどの第1ヴァイオリン主導型。これに対してブダペスト、バリリ、スメタナ、ボロディン、アルバン・ベルクなどはアンサンブル重視型と云へる。後者の第1ヴァイオリン奏者が弱いと云ふのではない。突出してゐないのである。前者の場合、魅力の殆どが第1ヴァイオリン奏者の藝術性にあり、四重奏団の性格を決定してゐる。
 しかし、近年はアンサンブル重視の団体が殆どであり、特に合奏能力の向上は目覚ましく、4つの楽器が見事に融合し、調和を保つた演奏でなければ、弦楽四重奏団として一流と見なされない。実のところ、第1ヴァイオリン主導型の団体は絶滅したと云つても過言ではないのだ。従つて、カペーSQなどの演奏を現在の耳で聴くと、アンサンブルに埋没しない自在な節回しがあり、却つて新鮮である。しかし、反面、団体としての均衡を欠く嫌ひはある。カペーSQにおいて、ヴィオラ奏者には余り魅力を感じない。チェロ奏者も無難と云ふ程度だ。一方、第2ヴァイオリンのエウィットが傑出してゐる。カペーとの対話も互角に行なはれ、実に達者である。大概、第2ヴァイオリンの聴き映えがしない団体の多い中、カペーSQを聴く喜びはヴァイオリン2挺の銀糸のやうな気品ある絡み合ひにある。とは云へ、各奏者はカペーの音楽に見事に収斂され、ひとつの藝術として完成してゐるので、荒を探すのは止そう。

 品格があり聡明な演奏をすると一般的に思はれ勝ちなカペー弦楽四重奏団だが、同時期に活躍した四重奏団の録音を聴くと、意外な点に気が付く。カペーSQの演奏を特徴付けるのはノン・ヴィブラートとポルタメントである。カペーSQの演奏は、同世代或は先輩格の四重奏団―ロゼーSQ、クリングラーSQ、ボヘミアSQらと、これらの点で共通する。そして、第1次世界大戦を境に勃興し、カペーSQの後塵を拝してゐた四重奏団―レナーSQ、ブッシュSQ、ブダペストSQの各団体がヴィブラート・トーンを基調とするのと、大きな相違点を持つ。しかも、カペーのポルタメントは旧式で、時代を感じる。ポルタメントを甘くかける印象の強いレナーも、カペーとは世代が違ふことが聴きとれる。
 ここで、最も藝術的なポルタメントを使用したクライスラーの特徴を例に挙げることで、ポルタメントの様式における相違点を検証したい。クライスラーの奥義は3点ある。第1に、必ずしも音の跳躍―即ち運指法の都合―でポルタメントを使はない。云ひ換へれば、指使ひを変へないでも弾けるパッセージであらうとも、感興の為にポルタメントを使用する。第2に、音から音への移行過程は最初が緩やかで、最後になるほど速く行なはれる。第3に、フレーズの変はり目が同じ音のままの場合、敢てポジションを変へて音色を変へる。この際に同一音の連続にも関わらず、ポルタメントが入ることになる。このクライスラーの特徴は、ティボー、エルマンそしてレナーにも概ね当て嵌まる。これに反してカペーはポルタメントの使用箇所に運指の都合が見られ、何よりも移行過程の速度が均一である。カペーの左手による表現はロゼーやマルトーと云つた旧派と同じ音楽様式に根付いてゐるのだ。

 しかし、電気録音初期に登場したカペーSQの録音が、旧派の名団体のみならず当時最大の人気を誇つたレナーSQの株を奪ひ尽くした理由は、偏にボウイングの妙技による。1910年以前に記録されたヴァイオリニストの録音を聴くと、弓を押し当てた寸詰まりの音、頻繁な弓の返しが聴かれ、時代を感じさせる。ところが、カペーのボウイングからは、響きが澄み渡るやうに程よく力が抜けてをり、だからといつて空気を含んだ浮ついた音にはなつてゐない。凛と張つたアーティキュレーションは大言壮語を避け、ボウイング・スラーを用ゐることでしなやかなリズムを生み出した。
 『運弓のテクニック』なる著作を残したカペーは、エネスクやティボーと並ぶボウイングの大家である。彼らの共通点はパルラント奏法と云ふ朗読調のボウイングを会得してゐることにある。多かれ少なかれ、あらゆるヴァイオリニストは歌ふことに心を砕くが、歌はフレーズを描くために強い呼吸を必要とし、リズムの躍動を糧とする。だから、ためらひや沈思や侘び寂びを表現するには必ずしも適当ではない。これらの表現は、繊細な呼吸、慎ましい抑揚、語るやうに送られる運弓法によつて初めて可能になるのだ。カペーが本格的に独奏者としての活動に乗り出さず、室内楽に没頭したことは同時期のヴァイオリニストにとつては幸運なことであつたらう。出来ることならカペーにはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの録音を残して欲しかつた。

 カペーSQはノン・ヴィブラートとポルタメントを演奏様式とする旧派の一面も持つが、ボウイングに革新的な表現力を持たせたカペーの元に一致団結した名四重奏団である。演奏は、清明で飄々としてゐるが、高潔で峻厳な孤高の世界を呈してゐる。それは丁度雪舟の山水画にも比せられよう。

 ルイ=リュシアン・カペーは、1873年1月8日パリの貧しい家に生まれた。15歳の時、パリ音楽院に入学、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番を初演したといふピエール・モーラン教授に師事した。1893年に満場一致の1等賞にて卒業すると、直ちに四重奏団を結成して活動を開始した。ラムルーに見出され、コンセール・ラムルー管弦楽団のコンサート・マスターを勤める。1903年、ベートーヴェンの協奏曲で大成功を収め、独奏者としても名を馳せた。1904年には、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲連続演奏会を行ひ大反響となつた。欧州各国への演奏旅行は絶賛を博したが、1911年にボンで開催されたベートーヴェン音楽祭にはフランス代表で参加した。1907年よりパリ音楽院の室内楽科教授、1924年からはヴァイオリン科の教授も勤めた。1923年以降毎年ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲演奏を行なつた。1928年12月18日パリで急逝した。医師の誤診による為といふ。作曲も手掛け、作品に弦楽四重奏曲やヴァイオリン・ソナタなどがある。

 カペーを除く四重奏団員の変遷は次の通りで、括弧内は順に第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロである。第1次(1893~99、ジロン、アンリ・カサドシュ、カルカネード)、第2次(1903~10、アンドレ・トゥーレ、アンリ・カサドシュ、ルイ・アッセルマン)、第3次(1910~14、モーリス・エウィット、アンリ・カサドシュ、マルセル・カサドシュ)、第4次(1919~28、モーリス・エウィット、アンリ・ブノア、カミーユ・ドゥロベール)。


Discography

1 1928/6/12? Columbia Debussy String Quartet g-moll,Op.10
2 1928/6/14-15 Columbia Beethoven String Quartet No.7 F-dur,Op.59-1 "Rasumowsky"
3 1928/6/15-19 Columbia Ravel String Quartet F-dur
4 1928/6/19-21 Columbia Schubert String Quartet No.14 d-moll,D.810 "Der Tod und das Mädchen"
5 1928/6/21-22 Columbia Beethoven String Quartet No.10 Es-dur,Op.74 "Harfe"
6 1928/10/3 Columbia Schumann String Quartet No.1 a-moll,Op.41-1
7 1928/10/? Columbia Haydn String Quartet D-dur,Op.64-5 "Lerchen"
8 1928/10/? Columbia Beethoven String Quartet No.5 A-dur,Op.18-5
9 1928/10/5-8 Columbia Beethoven String Quartet No.14 cis-moll,Op.131
10 1928/10/8-10 Columbia Beethoven String Quartet No.15 a-moll,Op.132
11 1928/10/11 Columbia Mozart String Quartet No.19 C-dur,K.465 "Dissonanzen"
12 1928/10/20? Columbia Franck Piano Quintet f-moll with Marcel Ciampi (p)


 カペー弦楽四重奏団の録音は上記12曲しかない。録音は1928年の6月と10月のみで、同年12月にはカペーが急逝して仕舞つた。テイク数は殆どが1か2で、ライヴ録音のやうな感興とむらがあり、音程の狂ひや弓の乱れなどもありのまま残された。まさに一期一会の記録なのである。

 カペーSQを語るのにベートーヴェンから始めなくては申し訳が立たない。それも後期2作品から始めるのが礼儀といふものだらう。古来より、第15番はカペーSQの最高傑作とされてをり、現在に至るまでこの演奏を超えたものは一切ないと断言出来る。分けても第3楽章、ベートーヴェンが「病から癒えた者の神性への聖なる感謝の歌」と書き添へた曲を、カペーSQのやうに神妙に演奏したものを知らない。ノン・ヴィブラートによる響きの神々しさは如何ばかりであらう。感謝の歌では飛翔する精神が弧を描く。第2ヴァイオリンのエウィットが奏でる憧れに、カペーの清らかなトリルが応へ、スタッカートの軽妙洒脱な戯れが福音を語る。音楽が静かに下つて行くパッセージで、音色が侘び寂びを加へて行く様は至藝と云ひたい。好敵手ブッシュSQも相当の演奏をしてゐるが、カペーSQに比べれば青二才だ。第1楽章では、哀切極まりない音楽を感傷に貶めず、一篇の叙事詩のやうな風格を持たせてゐる。真一文字に悲劇に対峙するカペーのソロが印象的な第4楽章。緊張の糸が持続する天晴な合奏を聴かせる終楽章。何れも極上の名演。

 初演者であるモーラン直伝による第14番の演奏をカペーSQの頂点とする方は多いだらう。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の頂であるこの曲の神髄に迫ることは、19世紀においては不可能とされ、名曲かどうかも議論にされたやうな曲である。諦観、静謐、彼岸と云つた世界を音楽に持ち込み、未だに独特の位置を保持し続ける。カペーの弾く冒頭を聴いて、精神が沈思しない者は立ち去るがよい。これから始まる儀式には参列出来まいから。この神韻縹渺としたパルラント・アーティキュレーションは空前絶後の至藝であり、変奏曲形式による第4楽章に至つては天衣無縫の奥義を示す。終楽章は一筆書きのやうな閃きに充ちた名演である。第14番はブッシュSQが霊感あらたかな名演を成し遂げてゐる。ドイツ人の手堅さと熱情が渾然となった大伽藍のやうな楷書体の演奏で、フランス人カペーの力の抜け切つた草書体による絹糸のやうな演奏とは対照的である。全体に隙がなく立派なのはブッシュSQの方だ。しかし、断言しよう。藝格としてはカペーが一枚上手で、何人も及びの付かない美しい瞬間がある。

 第5番は清楚で若やいだ演奏であり、後期作品2曲に次いで仕上がりが良い。甘さと低徊さを排したストイックな歌が、青春の芳しい詩情をもたらす。繊細でさり気ない明暗の移ろひが取り分け美しい。この曲の表現として、これ以上適つたものはないだらう。「ラズモフスキー」はヴィブラートを抑制したトーンと厳しいスフォルツァンドによつて大味になるのを避けてゐる。緊密なアンサンブルと内燃する力強さが素晴らしい。特に第3楽章のパルラント奏法による沈痛な趣が甚く心に残る。しかし、全体的に線が細く、音が軽く聴こえる嫌ひがある。「ハープ」は引き締まつた造形と柔らかなフレージングが魅力で、特に第1楽章の清廉な味はひは絶品である。第2楽章は珍しく甘美で、時代を感じさせる。第3楽章と第4楽章はやや平凡な仕上がりだ。この曲にもっと豊かさを求める人は多いだらう。カペーSQの演奏は脂が少ない。

 ハイドンは天下一品の名演である。冒頭におけるカペーのボウイングには畏敬の念を禁じ得ない。ヴィブラートの誘惑を潔癖に遠ざけ、凛とした運弓で清明な音を創る。非常に個性的な奏法だが、繰り返し聴き、他の団体の演奏と比べて聴くと、カペーの凄さが諒解出来るだらう。第2楽章は細部の彫りが深く、神経が行き届いた名演である。終楽章の目にも止まらぬ軽快なアンサンブルに、上手ひなどといふのも烏滸がましい。この演奏に心躍らぬ者がゐれば、凡そ音楽には無縁の者であらう。モーツァルトも立派な演奏であるが、カペーの特徴である毅然と張つたボウイングが後退してをり、柔和に歌ふことに主眼を置いた甘美な演奏である。カペーならではの高潔で気丈な演奏を期待したのだが、終楽章と第3楽章のトリオを除いては感銘が希薄であつた。しかし、カペーSQ以上の演奏を挙げることが困難なのも事実だ。

 シューベルトとシューマンは、ドイツ系の団体とは異なる厳しいアーティキュレーションと制御されたヴィブラートによる辛口の演奏である。シューベルトは尋常ならざぬ演奏で、仄暗く甘いロマンティシズムを期待してはならない。勿体振つた表情は皆無で、快速のテンポで畳み掛けるやうに捌いて行く。フレーズの最後で掛けられる常套的なルバートも一切ない。硬派だが、雑な演奏だと感じる方もゐるだらう。しかし、これは焦燥感に溢れた、絶望的な熱病を想起させる見事な解釈であると感じる。録音される機会が少ないシューマンに関しては、カペーSQを越える演奏があるとは到底思へない。冒頭から喪失感が漂ひ、悲劇の回顧と夢想への逃避が綾なされてゐるが、軟弱な甘さはない。第2楽章は疾走するギャロップで、カペーの弓捌きが閃光のやうに輝く。他の演奏が聴けなくなつて仕舞ふ逸品である。第3楽章ではヴィブラートを抑制した渋い音と、音型の最高音になる前に始まるディミュヌエンドによつて、侘しい詩情が惻々と胸に迫る。終楽章は情熱的なアジタート、自在なアゴーギクと多彩なアーティキュレーションが素晴らしい。コーダ前のノン・ヴィブラートによるオルガン・トーンの神々しさは追随を許さない。

 フランクでは、シャンピのピアノが独創性と詩情においてコルトーやフランソワに及ばないとは云へ、カペーSQの合奏はフランクの神髄に迫つた究極の演奏と云へる。冒頭の張り詰めたカペーのボウイングから厳しく屹立した音楽が刻み込まれる。ふと力が抜ける際の絶妙さは比類がない。終楽章コーダで循環主題が地の底から湧き上がる瞬間に見せるカペーの霊感には凄みがある。

 ドビュッシーは今もつて最高の演奏ではないか。カペーSQの演奏はドビュッシーが生きてゐた時代の空気を吸つた強みがある。よくあるやうに印象派の絵画を意識して、輪郭をぼかした演奏ではない。第1楽章は剛毅な芯が通い、アルカイックな趣に充ちた名演。陰影と抑揚が自在で瀟洒この上ない。第3楽章におけるノン・ヴィブラートの神聖な光沢は類例を見ない。月に捧げる音楽があるとすれば、凡そこのやうなものだらう。半ばでカペーが瞬間的に見せるエスプレッシーヴォは狂ほしい詩人の涙である。ラヴェルも高次元の演奏である。第1楽章は時代がかつたポルタメントが冒頭から妖艶な息吹を掛けるが、次第に鬱屈した情念の絡み合ひとなり頂点を築く。躊躇ひ勝ちに始まる再現部は官能的な倦怠に充ちてゐる。アンサンブルの試金石のやうな第2楽章では緊張が漲つてゐる。第3楽章で織り成す不安気な綾も絶妙だ。神々しい原初的な響きで魅了するドビュッシー、近代人の憂鬱を感じさせるラヴェル、と両曲に対するカペーの読みは実に深い。全音音階を主体とした楽曲であるドビュッシーでは音楽を解放させ、旋法性と部分的に半音階を特徴とした楽曲であるラヴェルでは音楽を緊縛する。実はこれとは逆の演奏が意外と多い。演奏効果の上がるラヴェルでは輝かしく豪奢に演奏され、ドビュッシーでは繊細なニュアンスを作らうとして軟弱に演奏される場合が殆どではないか。

 カペー弦楽四重奏団の残した録音は全て神品であり、各々の曲の最も優れた演奏であると云つても過言ではない。録音が貧しいことに頓着しない方なら皆そうおっしゃるだらう。しかし、それでは贔屓の引き倒しだ。カペーSQの最高の遺産は、何と云つてもベートーヴェンの後期四重奏曲であり、第1に第15番を、第2に第14番を推す。そして、御家藝である近代フランスの作品に止めを刺す。第1にドビュッシーを、第2にラヴェルを推す。次いで、カペーの妙技を讃へる為にハイドンを加へておこう。更に比類なきシューマンも忘れてはならない。これ以上挙げることは全てを挙げることに繋がるから止すが、個人的にはシューベルトに愛顧を感じる。

 カペー弦楽四重奏団のCDは、国内では東芝EMI、新星堂から発売されてゐたが、Opus蔵から優れた復刻が出たので当分はこれを第一に推そう。海外では、Biddulphからマーストンによる良質な復刻が出てゐたが、現在では入手困難である。この他、Chaconneから出てゐた箱物が、実在感のある音質で、霞がかつた印象ばかりあるカペーSQの復刻から芯の強い音を聴かせてくれた。しかし、これも入手困難だ。
http://salondesocrates.com/capet.html

2:777 :

2022/07/21 (Thu) 03:48:59

リュシアン・ルイ・カペー(Lucien Louis Capet, 1873年1月8日 – 1928年12月18日)はフランスのヴァイオリニスト・室内楽奏者・音楽教師・作曲家。超絶的な演奏技巧と力強く温かみのある音色とを併せ持ち[1]、ヴィルトゥオーゾとして名を馳せた。

ミドルネームはルイ16世に、姓はフランスの王家(カペー家)にちなんでいるものの、実家はパリの労働者であった。15歳までパリのビストロやカフェーでヴァイオリンを弾いて自活した。パリ音楽院ではモランに師事する。フランス国内の著名なオーケストラとソリストとして共演し、1896年から1899年までラムルー管弦楽団のコンサートマスターに就任した。1899年から1903年までボルドー・聖セシリア協会(Société Sainte-Cécile de Bordeaux )でヴァイオリンを指導する。


カペー四重奏団
左からアンリ・カサドス、カペー、マルセル・カサドス、モーリス・エウィット
1893年にカペー四重奏団(フランス語版)を結成し、ソリストとしてのみならず、室内楽奏者としても成功した[2]。カペー四重奏団は、古典派やベートーヴェン、ロマン派の弦楽四重奏曲の録音を実現させている[3]。1925年ごろから1929年までのおよそ5年間に、ハイドンの『ひばり』やモーツァルトの『不協和音』、ベートーヴェンの『ラズモフスキー第1番』や『ハープ』、シューベルトの『死と乙女』などに加えて、ドビュッシーやラヴェルの弦楽四重奏曲も録音しており、さらにはマルセル・シャンピとの共演で、フランクの『ピアノ五重奏曲ヘ短調』も録音している。なかでもベートーヴェンの『弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調』は、カペー四重奏団の残した名録音の一つに数えられている。自らの死去後は、第2ヴァイオリンを担当していたエウィットが継ぎ、新たに第2ヴァイオリンを加入させて、エウィット四重奏団として、継続をしていた。

カペーは教育者としても一目置かれ、とりわけ運弓技術で名高かった。著名な門弟にヤッシャ・ブロツキー(英語版)(またはヤッシャ・ブロドスキーとも)とイヴァン・ガラミアンがおり、いずれも今世紀の最も影響力あるヴァイオリン教師となった。『ベートーヴェンの17の弦楽四重奏曲(Les 17 Quatuors de Beethoven )』や『希望すなわち哲学的著作(Espérances, ouvrage philosophique )』などの著書があるが、最も重要なのは、ヴァイオリンのボウイング技術のあらゆる側面についての決定的な論文『運弓技術の奥義詳解(La Technique supérieure de l'archet où abondent les exemples et les détails )』(1916年)である。

カペーは弓職人のジョゼフ・アルチュール・ヴィニュロン(英語版)と協力して、「リュシアン・カペー型」の弓を作り上げた。ヴィニュロンの設計した弓はリュシアン・カペー型であるとしばしば刻印され、湾曲した一種の三角形の交差部分があり、重心は中心より低めにして弓に安定感を加えたものだった[4]。


作品
交響詩『運命の輪』 (Le Rouet, poème symphonique)
管弦楽曲『宗教的な前奏曲』 (Prélude religieux )
声楽と管弦楽のための『渚にて』 (Devant la mer )
ヴァイオリンと管弦楽のための『詩曲』 (Poème )
弦楽四重奏曲(Quatuors à cordes )(5曲)
ヴァイオリン・ソナタ(2曲)
ヴァイオリンのための『練習曲』(6曲)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%BC

3:777 :

2023/10/23 (Mon) 22:53:46

カペー弦楽四重奏団が取り上げた作曲家の主要作品とその評価


ハイドン(室内楽)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%B3%28%E5%AE%A4%E5%86%85%E6%A5%BD%29

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756 - 1791)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven,1770 - 1827)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3

フランツ・シューベルト( Franz Peter Schubert 1797 - 1828)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann, 1810 - 1856)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

セザール・フランク(Césart Franck, 1822 - 1890)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF

クロード・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862 - 1918)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/790.html

モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel 1875 - 1937)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/785.html
4:777 :

2023/10/26 (Thu) 08:59:00

カペー弦楽四重奏団

Haydn, Mozart & Beethoven: String Quartets - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mekQO-w8bdYHbdPRBPEIfqdvlcdGYsmk8

Beethoven: String Quartet - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nNF_lEa8LEFYiYcGULLPraflqRljSofow

Capet Quartet (1893-1928): Beethoven: String Quartet no.7, 10, 15 & 14 (R.1928)
https://www.youtube.com/watch?v=3smfxKkJAAE
5:777 :

2023/10/26 (Thu) 12:02:25

ハイドン(室内楽)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%B3%28%E5%AE%A4%E5%86%85%E6%A5%BD%29


Haydn: String Quartet op.64 no.5 'The Lark" [Quatuor Capet] (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=we9crm_KA40
https://www.youtube.com/watch?v=ezoJ7OqvOxo
https://www.youtube.com/watch?v=0CpsjZE5sbs

https://www.youtube.com/watch?v=amHMX5e4xqk
https://www.youtube.com/watch?v=3IhuaPqCCaI
https://www.youtube.com/watch?v=jDK_zkT_lqE

Quatuor Capet
- Lucien Capet, violin
- Maurice Hewitt, violin
- Henri Benoît, viola
- Camille Delobelle, cello

Recording date: October 3, 1928
6:777 :

2023/10/27 (Fri) 08:29:31

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756 - 1791)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88


Mozart String Quartet No.19 in C major, K.465 "Dissonant"(Capet Quartet 1928)
https://www.youtube.com/watch?v=Qgi4ii7Wvv8
https://www.youtube.com/watch?v=twKcXwjksf0

https://www.youtube.com/watch?v=aNZHcLE5t3A
https://www.youtube.com/watch?v=DU9G3vT4wNg

Capet Quartet
 Lucien Capet(1st Violin)
 Maurice Hewitt(2st Violin)
 Henri Benoît(Viola)
 Camille Delobelle(Cello)
11 October 1928
7:777 :

2023/10/27 (Fri) 08:54:52

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven,1770 - 1827)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3


Beethoven String Quartet No.5 in A major, Op.18-5(Capet Quartet 1928)
https://www.youtube.com/watch?v=-NA0VHehdBQ
https://www.youtube.com/watch?v=mNxnRSxQUL0
https://www.youtube.com/watch?v=Q76Ni7ylvjg

https://www.youtube.com/watch?v=Hg_BlkZUErg
https://www.youtube.com/watch?v=d7FbP5nVsnc
https://www.youtube.com/watch?v=5FdvKKAq-T8
https://www.youtube.com/watch?v=rixqo7K8kko

カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
1928年10月4日 パリ録音
原盤: 仏COLUMBIA D13066/9
8:777 :

2023/10/27 (Fri) 09:04:26

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven,1770 - 1827)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3


Capet String Quartet - Beethoven: String Quartet No.7 in F Major Op.59-1 (1928.6.15)
https://www.youtube.com/watch?v=zCYAbREkBjQ
https://www.youtube.com/watch?v=kNcYh3BPkCA
https://www.youtube.com/watch?v=p8MaSiZ_bfE

https://www.youtube.com/watch?v=7wXv7GbtXAM
https://www.youtube.com/watch?v=_H_3nK9w_GU
https://www.youtube.com/watch?v=CW6x63lRu-g

カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
1928年6月15日 パリ録音
原盤: 仏COLUMBIA D15063/70
9:777 :

2023/10/27 (Fri) 09:41:44

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」


Capet String Quartet - Beethoven: String Quartet No.10 in E-flat Major, Op.74 (1928.6.21-22)
https://www.youtube.com/watch?v=VWow4p3t8Ac
https://www.youtube.com/watch?v=JxqDVC1aoGY
https://www.youtube.com/watch?v=tlWjaSumjzE

https://www.youtube.com/watch?v=6lw9MAlruNo
https://www.youtube.com/watch?v=fNHwPJPPyNI
https://www.youtube.com/watch?v=y8u07v6cFBw


カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
1928年6月21~22日 パリ録音
原盤: 仏COLUMBIA D15061/4
10:777 :

2023/10/28 (Sat) 07:48:46

ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131

Capet Quartet - Beethoven : String Quartet No.14 op.131(1928)
https://www.youtube.com/watch?v=GuES23LiXdI
https://www.youtube.com/watch?v=9xVlwhEJqn0
https://www.youtube.com/watch?v=iwZtdjfF1J0
https://www.youtube.com/watch?v=fwKZF1fY_00

https://www.youtube.com/watch?v=dulV8wxCFRM
https://www.youtube.com/watch?v=EhmHJt94vnI

カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
1928年10月5, 8日 パリ録音
11:777 :

2023/10/28 (Sat) 07:58:44

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調作品132

Capet Quartet - Beethoven : String Quartet No.15 op.132 (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=CcytpXHuhbU
https://www.youtube.com/watch?v=wHO4PPaMUcs&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=eqDXu1wtWbM


https://www.youtube.com/watch?v=Ke7DlRquRDs
https://www.youtube.com/watch?v=fCpahP-_DVo

カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
1928年10月8-10日 パリ録音
原盤: 仏COLUMBIA D15114/8
12:777 :

2023/10/28 (Sat) 08:40:19

フランツ・シューベルト( Franz Peter Schubert 1797 - 1828)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88


シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」

Capet Quartet - Schubert : String Quartet No.14 "Death and the Maiden" (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=gdz-dosEvaQ
https://www.youtube.com/watch?v=Cqgkln461Bs
https://www.youtube.com/watch?v=KUk-NJkl9fc

https://www.youtube.com/watch?v=qozNqp58zyg
https://www.youtube.com/watch?v=v8A-jM7lEvc

カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
録音:1928年6月19,21日、パリ
(原盤:仏 COLUMBIA D15053/6)
13:777 :

2023/10/29 (Sun) 07:32:51

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann, 1810 - 1856)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3


シューマン:弦楽四重奏曲第1番イ短調 作品41-1

Capet Quartet - Schumann - String Quartet No.1 a - moll Op.41-1 (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=5c_3STGUppE
https://www.youtube.com/watch?v=eXoBOchZYyk
https://www.youtube.com/watch?v=K9Sb33yyIpQ

https://www.youtube.com/watch?v=pUOzMzg9QZA
https://www.youtube.com/watch?v=zC7rZI3tIE8
https://www.youtube.com/watch?v=-4Rf3kNDYbo
https://www.youtube.com/watch?v=-5pE_7HBsGg


カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
録音:1928年10月3日、パリ
(原盤:仏COLUMBIA D15107/9)
14:777 :

2023/10/29 (Sun) 07:43:28

セザール・フランク(Césart Franck, 1822 - 1890)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF


フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調

Capet String Quartet with Marcel Ciampi plays Franck: Piano Quintet in F Minor (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=p3WTIiOT8OQ
https://www.youtube.com/watch?v=6MWvSgLpxWk
https://www.youtube.com/watch?v=aYe6aC5WnJU

カペー弦楽四重奏団:
リュシアン・カペー (1st Vn)
モーリス・エウィット (2nd Vn)
アンリ・ブノワ (Va),
カミーユ・ドロベル (Vc)
マルセル・シャンピ(pf)
録音:1928年10月10日, 15日 パリ
15:777 :

2023/10/29 (Sun) 07:58:11

クロード・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862 - 1918)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/790.html


Capet String Quartet plays Debussy: String Quartet in G minor, Op.10
https://www.youtube.com/watch?v=0BcszezzmKw
https://www.youtube.com/watch?v=53v8bxjYw2k
https://www.youtube.com/watch?v=-AUIzoM-su4&t=50s
https://www.youtube.com/watch?v=yrYRhVSEQtg

https://www.youtube.com/watch?v=IHrvPAsbPdw
https://www.youtube.com/watch?v=oO39qpArjVo
https://www.youtube.com/watch?v=lgErWpa5gCw
https://www.youtube.com/watch?v=fPKSHm2s7zE

Capet Quartet
 Lucien Capet(1st Violin)
 Maurice Hewitt(2st Violin)
 Henri Benoît(Viola)
 Camille Delobelle(Cello)
12 June 1928
16:777 :

2023/10/29 (Sun) 08:16:34

モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel 1875 - 1937)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/785.html


Capet Quartet - Ravel : String Quartet in F (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=e8h6Pum5KSE
https://www.youtube.com/watch?v=jt1kpEu5j-Q
https://www.youtube.com/watch?v=s1jV1x505Tg
https://www.youtube.com/watch?v=2FeVro0_xpE
https://www.youtube.com/watch?v=apMG7uTXR1c

https://www.youtube.com/watch?v=mBPIZ26seHM
https://www.youtube.com/watch?v=laVzYWh0NE0
https://www.youtube.com/watch?v=BOGWj6KmGXA
https://www.youtube.com/watch?v=BTHW3KmzX2k

Capet Quartet
 Lucien Capet(1st Violin)
 Maurice Hewitt(2st Violin)
 Henri Benoît(Viola)
 Camille Delobelle(Cello)
15-19 June 1928
17:777 :

2023/12/23 (Sat) 09:10:56

うy

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