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ニセコは既に外人に乗っ取られ日本語も通じなくなった

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2022/06/03 (Fri) 00:25:27


ニセコは既に外人に乗っ取られ日本語も通じなくなった


2017-01.24 これが日本なのか?ニセコのスキー場の現状 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UiGw-AZUDsM

ニセコの夜の大通りを歩いてみたら外国人だらけで日本じゃなかったw【農村JACK】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NX1ZuLLfhcM

2018.01.18 日本人がいないニセコの路線バス - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UwiVO2GjLH8


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日本人には高くて買えなくなったニセコの別荘


日本人の勝ち組が中古別荘を買う場合もありますが、金額の桁が2ケタ違いますね:


ニセコ高級別荘情報 Taiga Niseko
http://www.taigaprojects.com/ja/niseko-real-estate-sales/property

ニセコひらふ泉郷 - 別荘
http://www.izumikyo.co.jp/realestate/

ノースベースニセコ株式会社 ニセコ暮らしを応援します!
https://northbaseniseko.com/


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ニセコ温泉の話 オーストラリア人の富豪別荘エリア

ホテルニセコいこいの村に来る途中、別荘エリアの「入口」を通る。

 で、帰りは、別に別荘エリア内には侵入禁止ではないので、エリア内をドライブして、貧乏夫婦(私と奥さん)は素晴らしい別荘を車の中から眺めて思う存分嫉妬の嘆声を上げてきた。

 というのも、ここはオーストラリアの富豪(!)たちの別荘エリアだからである。


 なぜ、富豪と解るか?
 なぜ、日本人のものではないと解るか?

 それは簡単である。
 建てられている別荘の「質」が、全く違うからである。
 それは「ひと目」で区別できる。


 私がニセコにたまに来るようになったのは20年前から。オーストラリア人が不動産投資をし、別荘やリゾートマンションを建てるようになったのは10年ほど前からである。20年前のその前から、ニセコは別荘地だった。しかし、どの別荘を見ても、

「倹約してやっと建てた掘っ立て小屋」

 以上のものではなかったし、今でも、そうした日本人のみすぼらしい古い別荘はいたるところにある。

ところが、オーストラリア人のそれは、まるで小さな城のように、頑丈で、立派で、見た目も美しい。何よりも、どの家も壁一面を大きく硝子で作り、景色を楽しむことができるようにしている。南側に向けたその硝子壁だけでも驚きである。

建材もいいのを使っていて、大きな車庫のドアですら、日本人が使うガレージ扉などではなく、ずっしりとした木の、彫刻でも施しているような高級品を使っている。

こうした建材は日本では手に入らないのではないか、オーストラリアから持ってきているのではないか、と思えた。庭に駐めてあるジープは、もちろん宗主国英国製のレンジローバーの高級機種である。

 円高でオーストラリア人観光は減ったなどというけれども、オーストラリアや香港の大金持ちは、何も変わっていない、リッチな金の使いかたというのを心得ている。

 それに比べて、日本人の建てている別荘という名の粗末な小屋。

 日本人の別荘エリアにも入ってみたのだが(東山エリアにあった)、どの家も、地方都市の住宅街の建売住宅のように個性が無い。安普請であることがヒシヒシと見るものに確実に伝わってくる建築物だった。
http://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200903090000/



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2018.04.21
もう日本人の出る幕なし?外国人だらけのニセコに見る日本の未来
このままでは「観光大国」は遠い夢…
高橋 克英
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55346

いまや「日本で最も国際的なリゾート」といわれる北海道ニセコ。
街は外国人で溢れ、看板や物価も完全に富裕層向けにシフトしている。

高級ホテルの建設ラッシュに沸く同地区は、地価の上昇でも3年連続国内トップを記録した。ところが、当然ウハウハだと思われた地元経済の実態は……? 

毎年同地をスキーで訪れている金融コンサルタント、マリブジャパン代表の高橋克英さんが、最新事情から「インバウンド」という言葉にすがる日本の未来を読み解く。

日本人客にも「まずは英語で話しかける」ニセコ事情

パウダースノーで世界的に有名な北海道のニセコリゾート。オーストラリア人やフランス人に華僑を中心に、今年も世界中から多くのスキーヤー、スノーボーダ―が同地を訪れ、温泉とともにスノーシーズンを満喫した。

地元の倶知安町が、スイスのサンモリッツと姉妹都市の提携を結んでから54年、いまやニセコは「東洋のサンモリッツ」から「世界のニセコ」として、その名を世界のスキーヤーや富裕層に知られる存在となっている。


私事ながらスキーが趣味で、ここ数年、毎年ニセコを訪れているが、その変貌には目を見張るばかりだ。例えば、ニセコ地区にある4つのスキー場の一つ、東山エリアの中核ホテルである「ヒルトンニセコビレッジ」の館内表記は、日本語よりも英語が先にあり、ホテル従業員も基本、外国人。当然「公用語」は英語である。

館内の寿司屋では板前が、私のように、どこから見ても日本人にしか見えない相手に対してでも、まずは英語で話かけてくる。宿泊客や利用客の大半が外国人なのだから、見かけは日本人でも、ひょっとしたら外国人かもしれないと考えて接するのは合理的だろう。

こうしたサービスは、なにも外資系のホテルだから行われているというわけではない。

ニセコで最も栄えている「ひらふ」エリアは、まるでスイスやイタリアの高級スキーリゾートのようだ。ショップの看板や広告も英語表記オンリーで、日本語が一切ない店も珍しくない。ショップの客も従業員も外国人。ひらふ十字路を中心に、スキー場のリフトに乗る地点までのひらふ坂の両側には、欧風デザインのホテルや近代的なコンドミニアムが並んでおり、そのほとんどが外国資本による外国人相手のものだ。

現在も、ひらふ地区では、あちこちでクレーン車と英語表記の建設看板が立ち並び、さらなる開発が進められている。たとえば今年、私が訪れた際もシンガポールの大手デベロッパーであるSCグローバルが、外国人富裕層向け高級ホテルを建設中だった。


[写真]まるで海外のように英語表記の看板が建ち並ぶニセコの街(Photo by GettyImages)まるで海外のように英語表記の看板が建ち並ぶニセコの街(Photo by GettyImages)

日本であって、日本ではない

冬のニセコは、日本でもっとも外国人率が高い街であり、もはやここは日本であって日本ではない。

京都や金沢など、近年日本の多くの観光地には外国人観光客が訪れている。だが、それらとニセコには決定的な違いがある。それは、ビジネスの対象を外国人、それも富裕層に特化していることだ。しかも、その戦略は大成功を収めている。

欧米などのスキーリゾートを対象とした「ワールド・スキー・アワード」における、50室未満のブティックホテル部門で、ひらふ地区にある高級デザイナーズ・ホテル「ザ・ヴェール・ニセコ」が世界一に輝いている。カテゴリーが限定されているとはいえ、日本にあるホテルが世界的にこれだけ高く評価された例は過去にもほとんどないはずだ。

「ザ・ヴェール・ニセコ」の最上階に位置するペントハウスは、ニセコでも最高級とされる部屋の一つで、187㎡の広々とした室内には最高のプレミアム暖炉、バスルーム3つを備え、天井まで届く大きな窓からは北海道の名峰・羊蹄山の壮大な眺めを一望できる。スキーのあとは開放感あふれる57㎡を誇るバルコニーの露天風呂でゆっくりと星空を眺めながらリラックス。まさに至福のひとときに違いない。

このペントハウスは、トップシーズンでは1泊50万円を超えるのだが、なんと、すでに来年2019年のシーズンまで予約で満室状態だという。

ちなみに、ホテル予約検索サイト「エクスペディア」などで、今年12月から来年3月のスキーシーズンにて宿泊予約しようとしても、「ザ・ヴェール・ニセコ」はじめ、ニセコ地区の高級ブティックホテルは、軒並み既に満室や売り切れとなっている。繰り返すが、今年ではなく、まだ1年近く先の来シーズンの話だ。まるで、バブル期の東京湾岸エリアや都心のクリスマス時期のホテル予約のような狂乱ぶりではないか。

ニセコが世界的に注目されはじめたのは2000年頃からだ。最初はオーストラリア人から人気に火がつき、その後、SNSなどを通じて評判が広がると、フランスを中心に、イギリス、ドイツ、北欧など、ヨーロッパ各国からもスキーヤーが訪れるようになった。

理由はズバリ、雪質にある。ご存知の方も多いと思うが、ヨーロッパのアルプスなどの雪質は固く締まっており、初心者には荷が重いところが少なくない。それに対し、ニセコはサラサラのパウダースノーで、しかも毎日のように雪が降るから常に新雪。一度これを体験すると、その違いに病みつきになる人が続出するのも頷ける。しかも、ナイター施設なども充実しているのに加えて、温泉や北海道の食と魅力に溢れている。


物価も「世界の高級リゾート水準」

さらに、ここ数年は、香港やシンガポール、マレーシア、台湾などの華僑を中心とした富裕層や、フィリピン、ベトナム、タイなど、雪が降らない国からの観光客も急増した。大げさではなくニセコでは日本人を探すのが困難になるほど、外国人で賑わっている。

リッチな外国人客を相手にしているため、物価も世界の高級リゾート相場になっている。ゲレンデ周辺では、ランチの海鮮丼でさえ5000円というのが、ごく標準的な料金だ。すし盛り合わせになると松竹梅で、それぞれ1万円、2万円、3万円も珍しくない。価格に、5000円、1万円といったキリのいい数字がやたらと多いのは、両替や換算を意識してのことだという。

これだけお金持ちが集まれば当然、地元経済にも恩恵が大きいだろうと思われそうだが、残念ながらそうでもないようだ。

まずショップやレストランだが、いまでは客はもちろん、従業員までも外国人が目立つようになり、日本人の姿がめっきり減っている。私が毎年訪れているレストランでも、昨年までは地元の日本人女性2人が「May I help you?」と慣れない英語で接客のアルバイトをしていたが、今回は、夏場はロンドンで働き、冬はニセコでスキーを楽しみながらアルバイトしているというフランス人青年と、職を求めて中国本土からやってきた20代女性の2名にとって代わられていた。これだけ多くの国から観光客がやってくると、接客にも英語だけでなく、フランス語や広東語までが求められる。これでは、普通の日本人が出る幕はないかもしれない。

「99.9%お客さんは外国人。今日もフランス人の団体と、香港やマレーシアからのグループの予約で満席です。彼らが満足する接客は、日本人では難しいですね」と英語でアルバイトに指示を出しながら、日本人の料理長は話していた。


[写真]外国人客でごった返すニセコのスキー場の食堂(Photo by GettyImages)外国人客でごった返すニセコのスキー場の食堂(Photo by GettyImages)

ニセコ地区では、外国資本による別荘やコンドミニアムの開発も進んでおり、外国人スキーヤーや観光客だけでなく、外国人居住者も年々増加している。こうした外国人のために働く外国人従業員の増加もまた、続いている。地元の学校には外国人の子供が増え、新たにインターナショナルスクールも作られているという。


なぜか地元も国内資本も儲けられていない

流入人口が増えれば、当然地価は上昇する。3月末、国土交通省から発表された公示地価では、地元の倶知安町の住宅地の公示地価は前年比33.3%と3年連続全国トップ。しかもトップ3をニセコ地区が独占した。さらに、商業地でも35.6%と全国トップとなり、まさにニセコが日本全国を圧倒している。


そうなれば、少なくとも不動産開発の分野では、日本のデベロッパーや金融機関が荒稼ぎしているのだろうと思ったのだが、どうやら、それもないようだとわかって驚いた。

私が調べた限り、ニセコでの海外富裕層向けを中心としたコンドミニアムや別荘への不動産投資ニーズに、国内の不動産業者・銀行は、ほとんど応えられていない。海外不動産業者やプライベートバンクと海外富裕層との間には、独自のネットワークが形成され、日系企業が入り込む余地がほとんどない状態であるという。

ニセコは、まさに「外国人の、外国人による、外国人のためのリゾート」と化していると言っていいだろう。地元ニセコ町の分析でも、民間消費や観光業の生産額のほとんどが、町外に流出超過だとされている。観光客や投資の増加は、もはや地域の収入には十分つながっていないというわけだ。

もちろん、ニセコ興隆は悪いことではない。ただ、観光客やスキーヤーたちがこれほどお金を落としてくれているのに、地元や日本経済に恩恵がないというのは、もったいなさすぎる。「おもてなしの心」などという美学を奉じて、細やかな気配りを観光産業の中心にすえるのもよいが、奥ゆかしいばかりでハングリー精神に欠けては、世界を相手に、いただけるものもいただけないことになってしまう。


[写真]メニューの表示も英語のほうが目立つニセコのレストラン(Photo by GettyImages)メニューの表示も英語のほうが目立つニセコのレストラン(Photo by GettyImages)

折しも、来年のG20大阪開催にあわせ、G20観光相会議がニセコで開催されることが決まっている。それに合わせてパークハイアットやリッツ・カールトンといった外資系超高級ホテルやコンドミニアムの開業も予定されており、北海道新幹線の札幌までの延伸にあわせ、ニセコ地区にも新駅ができる予定だ。共存共栄の世界を目指して、出遅れている国内資本による投資の増加に期待したい。

そこでの成否が、「観光大国」を目指す日本の未来をうらなう試金石になる、と言っても、あながち大げさにすぎるということはないだろう。

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2016.9.22
ニセコがすごい!外国人観光客が押し寄せる高級リゾートに変貌


東京大学名誉教授、月尾嘉男さんが詳しく解説!


★10年で様子が一変

先日、北海道のニセコに行ってきたのですが驚くほどの変化でした。ニセコという地名は世界に有名ですが、世界からスキーヤーが集まってくるのは、人口1万5000人強の倶知安(くっちゃん)、4700人のニセコ、5600人の蘭越(らんこし)という、尻別川(しりべつがわ)の流域に展開している3つの町が一帯となった地域です。

とりわけ倶知安は新潟県高田、北海道旭川と並んで、オーストリア・ハンガリー帝国のレルヒ少佐が西欧式のスキーを教えたというスキー発祥の地ですから、スキーは盛んなことは勿論ですが、羊蹄山やニセコアンヌプリへの登山、尻別川でのカヌーなど、一年を通じでアウトドアスポーツが楽しめる場所です。

これまで観光客が増えなかったのは、新千歳空港から自動車で2時間、鉄道で3時間かかるという不便な場所だったことが影響しています。私も毎年1、2回はスキーやカヌーをするために遊びに行っていますが、往復にそれぞれ1日が必要であり、不便な場所でした。

ところが、ここ10年ほどで様子が一変しました。宿泊客数が2000年代は年間130万泊程度でしたが、リーマンショックが終わった2011年頃から増えて、最近では170万泊に増え、札幌には及びませんが、北海道では第2位に成長しました。

東北6県の観光目的の宿泊客数が170万泊ですから、いかにニセコ一帯の人気が高いか分かると思います。それを支えているのが外国人観光客です。


日本人観光客は2003年の130万泊から減少気味で、2010年頃には100万泊を切っていました。ところが2003年には4万泊以下で全体2~3%でしかなかった外国人観光客が急速に増加し、2014年には55万泊と全体の3分の1になるほど増えてきたのです。


★外国人が押し寄せ、開発ブーム

大きな理由は2つあります。

1つは2001年にアメリカで発生した9.11同時多発テロ事件の影響で、安全な日本を目指して外国人が来るようになったことです。

もう1つは日本の冬の時期は南半球のオーストラリアが夏休みになり、パウダースノーのニセコ一帯のスキー場は絶好の目的地になったことです。実際、外国人の比率はオーストラリアが32%、香港が18%、シンガポールが9%となっています。


その結果、ニセコ一帯に開発ブームが発生しました。ニセコ地域には主要なスキー場が5ヵ所ありますが、とりわけ外国人に人気のある「ヒラフスキー場」には、道道からスキー場のリフトに乗る地点まで1キロほどの坂道があり、その両側にはホテルやコンドミニアムが並んでいますが、数十軒ある宿泊施設のうち1、2軒を除いてはすべて外国資本に買収されてしまいました。

正面に羊蹄山の勇姿を眺めることができるという条件が好まれた結果です。また道道の両側には個人経営のペンションが並んでいましたが、大半が外国人相手の豪華なコンドミニアムに変化しました。


それらのホテルやコンドミニアムは国際的な評価も高く、去年の「ワールド・スキー・アワード」誌の評価で、ホテルでは「ザ・ヴェール・ニセコ」、大型ホテルでは「ヒルトン・ニセコ・ヴィレッジ」、ロッジでは「セッカカン」が世界1位になっています。

倶知安はスイスのサンモリッツと姉妹都市になっていますが、それに近い雰囲気になってきました。


★高級リゾート地に

去年、国土交通省が発表した地価公示価格では、ニセコの「花園スキー場」に隣接する別荘地の値段が1年で20%値上がりし、全国1位の値上がり率になりました。 さらに20日に発表された2016年の地価調査では、北海道全体が低下している中で、倶知安町(くっちゃんちょう)は上昇しています。そしてこの一帯の2004年から去年まで12年間の不動産投資が1500億円にもなり、最近ではリゾート地帯ではない、倶知安の市街地にも次々と店舗や住宅が建設されはじめています。

東京都庁の建設費が1500億円、六本木ヒルズ全体が2700億円という東京と比較すれば驚くような数字ではありませんが、人口規模で比較すれば、異常な数字です。

その結果、地域に異常な事態が発生しはじめています。日本全体の有効求人倍率は1.3に上がってきましたが、北海道平均は1.06で、札幌でも同じ程度です。ところが倶知安では2.3にもなり、その影響でアルバイトの時給が1200円にもなっています。

しかも外国からは富裕層が到来するために物価も上昇し、スキーシーズンには高級ホテルの宿泊料金が平均1泊15万円、最高は55万円にもなり、スイスのサンモリッツに匹敵する値段になっていますが、一般の日本人には遠い存在になりつつあります。

それを象徴する逸話があります。ニセコの料理店では名物の「蟹ラーメン」が2300円ですが、日本の物価は安いと外国人の注文殺到という状態です。
http://www.tbsradio.jp/75667


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ニセコでは英語がペラペラ話せないとアルバイトすらできなくなった


外国語学習について - 内田樹の研究室 2018-10-31

2018年6月12日に「文系教科研究会」というところで、私立の中学高校の英語の先生たちをお相手に英語教育についてお話した。その一部をここに掲載する。

ここで論じたのは英語だけれど、言語教育一般について適用できる議論だと思う。
ここ数日、「論理国語」と「文学国語」というカテゴライズをするという話がTLを飛び交っているけれど、それがほんとうだとしたら、それはたぶん言語というものについて一度も真剣に思量したことのない人間の脳裏に去来したアイディアだろうと思う。それはまさに「植民地における現地人への宗主国言語教育」とまったく同型的なものだからだ。

国語教育においても「植民地現地人」に求められる言語能力は同じである。

それは宗主国アメリカに仕え、アメリカに朝貢することで「代官」「買弁」としての地位を保全している日本の支配層たちが、同国人の知性の発達を阻害し、日本人を愚民化することで、属国日本をアメリカが支配しやすいようにするために作り出した仕掛けである。

以下がそのときの講演。途中からなので、話が見えにくいのはご容赦。


外国語学習について語るときに、「目標言語」と「目標文化」という言葉があります。

「目標言語」というのは、今の場合なら、例えば英語です。なぜ英語を学ぶのか。それは「目標文化」にアクセスするためです。英語の場合であれば、ふつうは英語圏の文化が「目標文化」と呼ばれます。

僕らの世代において英語の目標文化ははっきりしていました。それは端的にアメリカ文化でした。アメリカ文化にアクセスすること、それが英語学習の最も強い動機でした。僕たちの世代は、子どものときからアメリカ文化の洪水の中で育っているわけですから、当然です。FENでロックンロールを聴き、ハリウッド映画を観て、アメリカのテレビドラマを観て育ったわけですから、僕らの世代においては「英語を学ぶ」というのは端的にアメリカのことをもっと知りたいということに尽くされました。

僕も中学や高校で「英語好き」の人にたくさん会いましたけれど、多くはロックの歌詞や映画の台詞を聴き取りたい、アメリカの小説を原語で読みたい、そういう動機で英語を勉強していました。

僕もそうでした。英語の成績は中学生からずっとよかったのですが、僕の場合、一番役に立ったのはビートルズの歌詞の暗記でした。ビートルズのヒット曲の歌詞に含まれる単語とイディオムを片っ端から覚えたのですから、英語の点はいいはずです。

つまり、英語そのものというよりも、「英語の向こう側」にあるもの、英米の文化に対する素朴な憧れがあって、それに触れるために英語を勉強した。英米のポップ・カルチャーという「目標文化」があって、それにアクセスするための回路として英語という「目標言語」を学んだわけです。

その後、1960年代から僕はフランス語の勉強を始めるわけですけれども、この時もフランス語そのものに興味があったわけではありません。フランス語でコミュニケーションしたいフランス人が身近にいたわけではないし、フランス語ができると就職に有利というようなこともなかった。そういう功利的な動機がないところで学び始めたのです。フランス文化にアクセスしたかったから。

僕が高校生から大学生の頃は、人文科学・社会科学分野での新しい学術的知見はほとんどすべてがフランスから発信された時代でした。40年代、50年代のサルトル、カミュ、メルロー=ポンティから始まって、レヴィ=ストロース、バルト、フーコー、アルチュセール、ラカン、デリダ、レヴィナス・・・と文系の新しい学術的知見はほとんどフランス語で発信されたのです。

フランス語ができないとこの知的領域にアクセスできない。当時の日本でも、『パイデイア』とか『現代思想』とか『エピステーメー』とかいう雑誌が毎月のようにフランスの最新学術についての特集を組むのですけれど、「すごいものが出て来た」と言うだけで、そこで言及されている思想家や学者たちの肝心の主著がまだ翻訳されていない。フランス語ができる学者たちだけがそれにアクセスできて、その新しい知についての「概説書」や「入門書」や「論文」を独占的に書いている。とにかくフランスではすごいことになっていて、それにキャッチアップできないともう知の世界標準に追いついてゆけないという話になっていた。でも、その「すごいこと」の中身がさっぱりわからない。フランス語が読めないと話にならない。ですから、60年代―70年代の「ウッドビー・インテリゲンチャ」の少年たちは雪崩打つようにフランス語を学んだわけです。それが目標文化だったのです。 

のちに大学の教師になってから、フランス語の語学研修の付き添いで夏休みにフランスに行くことになった時、ある年、僕も学生にまじって、研修に参加したことがありました。振り分け試験で上級クラスに入れられたのですけれど、そのクラスで、ある日テレビの「お笑い番組」のビデオを見せて、これを聴き取れという課題が出ました。僕はその課題を拒否しました。悪いけど、僕はそういうことには全然興味がない。僕は学術的なものを読むためにフランス語を勉強してきたのであって、テレビのお笑い番組の早口のギャグを聴き取るために労力を使う気はないと申し上げた。その時の先生は真っ赤になって怒って、「庶民の使う言葉を理解する気がないというのなら、あなたは永遠にフランス語ができるようにならないだろう」という呪いのような言葉を投げかけたのでした。結局、その呪いの通りになってしまったのですけれど、僕にとっての「目標文化」は1940年から80年代にかけてのフランスの知的黄金時代のゴージャスな饗宴の末席に連なることであって、現代のフランスのテレビ・カルチャーになんか、何の興味もなかった。ただ、フランス語がぺらぺら話せるようになりたかったのなら、それも必要でしょうけれど、僕はフランスの哲学者の本を読みたくてフランス語を勉強し始めたわけですから、その目標を変えるわけにゆかない。フランス語という「目標言語」は同じでも、それを習得することを通じてどのような「目標文化」にたどりつこうとしているのかは人によって違う。そのことをその時に思い知りました。

ロシア語もそうです。今、大学でロシア語を第二外国語で履修する学生はほとんどいません。でも、若い方はもうご存じないと思いますけれど、1970年に僕が大学入学したとき、理系の学生の第二外国語で一番履修者が多かったのはロシア語だったのです。

「スプートニク・ショック」として知られるように、60年代まではソ連が科学技術のいくつかの分野でアメリカより先を進んでいたからです。科学の最先端の情報にアクセスするためには英語よりもロシア語が必要だった。でも、ソ連が没落して、科学技術におけるアドバンテージが失われると、ロシア語を履修する理系の学生はぱたりといなくなりました。もちろんドストエフスキーを読みたい、チェーホフを読みたいというような動機でロシア語を履修する学生の数はいつの時代もいます。目標文化が「ロシア文学」である履修者の数はいつの時代もそれほど変化しない。けれども、目標文化が「ソ連の科学の先進性」である履修者は、その目標文化が求心力を失うと、たちまち潮が引くようにいなくなる。

僕の学生時代はフランス語履修者がたくさんおりました。でも、その後、フランス語履修者は急減しました。ある時点で中国語に抜かれて、今はもう見る影もありません。

理由の一つは、日本のフランス語教員たちが学生たちの知的好奇心を掻き立てることができなかったせいなのですけれど、それ以上に本国のフランスの文化的な発信力が低下したことがあります。フランス文化そのものに日本の若者たちを「目標」として惹きつける魅力がなくなってしまった。

フランス語やロシア語の例から知れる通り、われわれが外国語を学ぶのは目標文化に近づくためなのです。目標文化にアクセスするための手段として目標言語を学ぶ。

しかし、まことに不思議なことに、今の英語教育には目標文化が存在しません。英語という目標言語だけはあるけれども、その言語を経由して、いったいどこに向かおうとしているのか。向かう先はアメリカでもイギリスでもない。カナダでもオーストラリアでもない。どこでもないのです。

何年か前に、推薦入試の入試本部で学長と並んで出願書類をチェックしていたことがありました。学長は英文科の方だったのですけれど、出願書類の束を読み終えた後に嘆息をついて、「内田さん、今日の受験者150人の中に『英文科志望理由』に『英米文学を学びたいから』と書いた人が何人いると思う?」と訊いてきました。「何人でした?」と僕が問い返すと「2人だけ」というお答えでした「後は、『英語を生かした職業に就きたいから』」だそうでした。

僕の知る限りでも、英語を学んで、カタールの航空会社に入った、香港のスーパーマーケットに就職した、シンガポールの銀行に入ったという話はよく聞きます。別にカタール文化や香港文化やシンガポール文化をぜひ知りたい、その本質に触れたいと思ってそういう仕事を選んだわけではないでしょう。彼らにとって、英語はたしかに目標言語なのですけれど、めざす目標文化はどこかの特定の文化圏のものではなく、グローバルな「社会的な格付け」なのです。高い年収と地位が得られるなら、どの外国でも暮らすし、どの外国でも働く、だから英語を勉強するという人の場合、これまでの外国語教育における目標文化に当たるものが存在しない。
これについては平田オリザさんが辛辣なことを言っています。彼に言わせると、日本の今の英語教育の目標は「ユニクロのシンガポール支店長を育てる教育」だそうです。「ユニクロのシンガポール支店長」はもちろん有用な仕事であり、しかるべき能力を要するし、それにふさわしい待遇を要求できるポストですけれど、それは一人いれば足りる。何百万単位で「シンガポール支店長」を「人形焼き」を叩き出すように作り出す必要はない。でも、現在の日本の英語教育がめざしているのはそういう定型です。

僕は大学の現場を離れて7年になりますので、今の大学生の学力を知るには情報が足りないのですけれども、それでも、文科省が「英語ができる日本人」ということを言い出してから、大学に入学してくる学生たちの英語力がどんどん低下してきたことは知っています。それも当然だと思います。英語を勉強することの目標が、同学齢集団内部での格付けのためなんですから。低く査定されて資源分配において不利になることに対する恐怖をインセンティヴにして英語学習に子どもたちを向けようとしている。そんなことが成功するはずがない。恐怖や不安を動機にして、知性が活性化するなんてことはありえないからです。

僕は中学校に入って初めて英語に触れました。それまではまったく英語を習ったことがなかった。1960年頃の小学生だと、学習塾に通っているのがクラスに二三人、あとは算盤塾くらいで、小学生から英語の勉強している子どもなんか全然いません。ですから、FENでロックンロールは聴いていましたけれど、DJのしゃべりも、曲の歌詞も、ぜんぶ「サウンド」に過ぎず、意味としては分節されていなかった。それが中学生になるといよいよ分かるようになる。入学式の前に教科書が配られます。英語の教科書を手にした時は、これからいよいよ英語を習うのだと思って本当にわくわくしました。これまで自分にとってまったく理解不能だった言語がこれから理解可能になってゆくんですから。自分が生まれてから一度も発したことのない音韻を発声し、日本語に存在しない単語を学んで、それが使えるようになる。その期待に胸が膨らんだ。

今はどうでしょう。中学校一年生が四月に、最初の英語の授業を受ける時に、胸がわくわくどきどきして、期待で胸をはじけそうになる・・・というようなことはまずないんじゃないでしょうか。ほかの教科とも同じでしょうけれど、英語を通じて獲得するものが「文化」ではないことは中学生にもわかるからです。

わかっているのは、英語の出来不出来で、自分たちは格付けされて、英語ができないと受験にも、就職にも不利である、就職しても出世できないということだけです。そういう世俗的で功利的な理由で英語学習を動機づけようとしている。でも、そんなもので子どもたちの学習意欲が高まるはずがない。

格付けを上げるために英語を勉強しろというのは、たしかにリアルではあります。リアルだけれども、全然わくわくしない。外国語の習得というのは、本来はおのれの母語的な枠組みを抜け出して、未知のもの、新しいものを習得ゆくプロセスのはずです。だからこそ、知性の高いパフォーマンスを要求する。自分の知的な枠組みを超え出てゆくわけですから、本当なら「清水の舞台から飛び降りる」ような覚悟が要る。そのためには、外国語を学ぶことへ期待とか向上心とか、明るくて、風通しのよい、胸がわくわくするような感じが絶対に必要なんですよ。恐怖や不安で、人間はおのれの知的な限界を超えて踏み出すことなんかできません。
でも、文科省の『「英語ができる日本人」の育成のための行動計画の策定について』にはこう書いてある。

「今日においては、経済、社会の様々な面でグローバル化が急速に進展し、人の流れ、物の流れのみならず、情報、資本などの国境を超えた移動が活発となり、国際的な相互依存関係が深まっています。それとともに、国際的な経済競争は激化し、メガコンペティションと呼ばれる状態が到来する中、これに対する果敢な挑戦が求められています。」

冒頭がこれです。まず「経済」の話から始まる。「経済競争」「メガコンペティション」というラットレース的な状況が設定されて、そこでの「果敢な挑戦」が求められている。英語教育についての基本政策が「金の話」と「競争の話」から始まる。始まるどころか全篇それしか書かれていない。

「このような状況の中、英語は、母語の異なる人々をつなぐ国際的共通語として最も中心的な役割を果たしており、子どもたちが21世紀を生き抜くためには、国際的共通語としての英語のコミュニケーション能力を身に付けることが不可欠です」という書いた後にこう続きます。

「現状では、日本人の多くが、英語力が十分でないために、外国人との交流において制限を受けたり、適切な評価が得られないといった事態も起きています。」
「金」と「競争」の話の次は「格付け」の話です。ここには異文化に対する好奇心も、自分たちの価値観とは異なる価値観を具えた文化に対する敬意も、何もありません。人間たちは金を求めて競争しており、その競争では英語ができることが死活的に重要で、英語学力が不足していると「制限を受けたり」「適切な評価が得られない」という脅しがなされているだけです。そんなのは日本人なら誰でもすでに知っていることです。でも、「英語ができる日本人」に求められているのは「日本人なら誰でもすでに知っていること」なのです。

外国語を学ぶことの本義は、一言で言えば、「日本人なら誰でもすでに知っていること」の外部について学ぶことです。母語的な価値観の「外部」が存在するということを知ることです。自分たちの母語では記述できない、母語にはその語彙さえ存在しない思念や感情や論理が存在すると知ることです。

でも、この文科省の作文には、外国語を学ぶのは「日本人なら誰でもすでに知っていること」の檻から逃れ出るためだという発想がみじんもない。自分たちの狭隘な、ローカルな価値観の「外側」について学ぶことは「国際的な相互依存関係」のうちで適切なふるまいをするために必須であるという見識さえ見られない。僕は外国語学習の動機づけとして、かつてこれほど貧しく、知性を欠いた文章を読んだことがありません。

たしかに、子どもたちを追い込んで、不安にさせて、処罰への恐怖を動機にして何か子どもたちが「やりたくないこと」を無理強いすることは可能でしょう。軍隊における新兵の訓練というのはそういうものでしたから。処罰されることへの恐怖をばねにすれば、自分の心身の限界を超えて、爆発的な力を発動させることは可能です。スパルタ的な部活の指導者は今でもそういうやり方を好んでいます。でも、それは「やりたくないこと」を無理強いさせるために開発された政治技術です。
ということは、この文科省の作文は子どもたちは英語を学習したがっていないという前提を採用しているということです。その上で、「いやなこと」を強制するために、「経済競争」だの「メガコンペティション」だの「適切な評価」だのという言葉で脅しをかけている。

ここには学校教育とは、一人一人の子どもたちがもっている個性的で豊かな資質が開花するのを支援するプロセスであるという発想が決定的に欠落しています。子どもたちの知性的・感性的な成熟を支援するのが学校教育でしょう。自然に個性や才能が開花してゆくことを支援する作業に、どうして恐怖や不安や脅迫が必要なんです。勉強しないと「ひどい目に遭うぞ」というようなことを教師は決して口にしてはならないと僕は思います。学ぶことは子どもたちにとって「喜び」でなければならない。学校というのは、自分の知的な限界を踏み出してゆくことは「気分のいいこと」だということを発見するための場でなければならない。

この文章を読んでわかるのは、今の日本の英語教育において、目標言語は英語だけれど、目標文化は日本だということです。今よりもっと日本的になり、日本的価値観にがんじがらめになるために英語を勉強しなさい、と。ここにはそう書いてある。目標文化が日本文化であるような学習を「外国語学習」と呼ぶことに僕は同意するわけにはゆきません。

僕自身はこれまでさまざまな外国語を学んできました。最初に漢文と英語を学び、それからフランス語、ヘブライ語、韓国語といろいろな外国語に手を出しました。新しい外国語を学ぶ前の高揚感が好きだからです。日本語にはない音韻を発音すること、日本語にはない単語を知ること、日本語とは違う統辞法や論理があることを知ること、それが外国語を学ぶ「甲斐」だと僕は思っています。習った外国語を使って、「メガコンペティションに果敢に挑戦」する気なんか、さらさらありません。

外国語を学ぶ目的は、われわれとは違うしかたで世界を分節し、われわれとは違う景色を見ている人たちに想像的に共感することです。われわれとはコスモロジーが違う、価値観、美意識が違う、死生観が違う、何もかも違うような人たちがいて、その人たちから見た世界の風景がそこにある。外国語を学ぶというのは、その世界に接近してゆくことです。 

フランス語でしか表現できない哲学的概念とか、ヘブライ語でしか表現できない宗教的概念とか、英語でしか表現できない感情とか、そういうものがあるんです。それを学ぶことを通じて、それと日本語との隔絶やずれをどうやって調整しようか努力することを通じて、人間は「母語の檻」から抜け出すことができる。

外国語を学ぶことの最大の目標はそれでしょう。母語的な現実、母語的な物の見方から離脱すること。母語的分節とは違う仕方で世界を見ること、母語とは違う言語で自分自身を語ること。それを経験することが外国語を学ぶことの「甲斐」だと思うのです。

でも、今の日本の英語教育は「母語の檻」からの離脱など眼中にない。それが「目標言語は英語だが、目標文化は日本だ」ということの意味です。外国語なんか別に学ぶ必要はないのだが、英語ができないとビジネスができないから、バカにされるから、だから英語をやるんだ、と。言っている本人はそれなりにリアリズムを語っているつもりでいるんでしょう。でも、現実にその結果として、日本の子どもたちの英語力は劇的に低下してきている。そりゃそうです。「ユニクロのシンガポール支店長」が「上がり」であるような英語教育を受けていたら、そもそもそんな仕事に何の興味もない子どもたちは英語をやる理由がない。

(中略)

今は英語教育にとりわけ中等教育では教育資源が偏ってきています。他の教科はいいから、とにかく英語をやれという圧力が強まっています。別にそれは英語の教員たちが望んだことではないのだけれど、教育資源が英語に偏っている。特に、オーラル・コミュニケーション能力の開発に偏っている。何でこんなに急激にオーラルに偏ってきたかというと、やはりこれは日本がアメリカの属国だということを抜きには説明がつかない。

「グローバル・コミュニケーション」と言っても、オーラルだけが重視されて、読む力、特に複雑なテクストを読む能力はないがしろにされている。これは植民地の言語教育の基本です。

植民地では、子どもたちに読む力、書く力などは要求されません。オーラルだけできればいい。読み書きはいい。文法も要らない。古典を読む必要もない。要するに、植民地宗主国民の命令を聴いて、それを理解できればそれで十分である、と。それ以上の言語運用能力は不要である。理由は簡単です。オーラル・コミュニケーションの場においては、ネイティヴ・スピーカーがつねに圧倒的なアドバンテージを有するからです。100%ネイティヴが勝つ。「勝つ」というのは変な言い方ですけれども、オーラル・コミュニケーションの場では、ネイティヴにはノン・ネイティヴの話を遮断し、その発言をリジェクトする権利が与えられています。ノン・ネイティヴがどれほど真剣に、情理を尽くして話していても、ネイティヴはその話の腰を折って「その単語はそんなふうには発音しない」「われわれはそういう言い方をしない」と言って、話し相手の知的劣位性を思い知らせることができる。

逆に、植民地的言語教育では、原住民の子どもたちにはテクストを読む力はできるだけ付けさせないようにする。うっかり読む力が身に着くと、植民地の賢い子どもたちは、宗主国の植民地官僚が読まないような古典を読み、彼らが理解できないような知識や教養を身に付ける「リスク」があるからです。植民地の子どもが無教養な宗主国の大人に向かってすらすらとシェークスピアを引用したりして、宗主国民の知的優越性を脅かすということは何があっても避けなければならない。だから、読む力はつねに話す力よりも劣位に置かれる。「難しい英語の本なんか読めても仕方がない。それより日常会話だ」というようなことを平然と言い放つ人がいますけれど、これは骨の髄まで「植民地人根性」がしみこんだ人間の言い草です。

「本を読む」というのはその国の文化的な本質を理解する上では最も効率的で確実な方法です。でも、植民地支配者たちは自分たちの文化的な本質を植民地原住民に理解されたくなんかない。だから、原住民には、法律文書や契約書を読む以上の読解力は求めない。

今の日本の英語教育がオーラルに偏って、英語の古典、哲学や文学や歴史の書物を読む力を全く求めなくなった理由の一つは「アメリカという宗主国」の知的アドバンテージを恒久化するためです。だから、アメリカ人は日本人が英語がぺらぺら話せるようになることは強く求めていますけれど、日本の子どもたちがアメリカの歴史を学んだり、アメリカの政治構造を理解したり、アメリカの文学に精通したりすること、それによってアメリカ人が何を考えているのか、何を欲望し、何を恐れているのかを知ることはまったく望んでいません。

(以下略)

「原住民には法律文書や契約書を読む以上の読解力は求めない」ということを英語教育について書いたら、国語教育でも同じことをしようとしているということを知らされた。

まことに情けない国に成り下がったものである。
http://blog.tatsuru.com/2018/10/31_1510.html


詳細は

ニセコは既に外人に乗っ取られ日本語も通じなくなった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/184.html
2:777 :

2022/12/11 (Sun) 18:32:06

安くなった日本の土地… いま、 中国人富裕層が「京都の不動産」を続々と買い占め始めた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14071801
3:777 :

2022/12/19 (Mon) 08:45:37

中国人が日本領土爆買い「北海道は中国32番目の省 になる」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073746
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/01 (Wed) 05:10:29

スキー天国ニセコ、「真逆の戦略」で攻める豪経営者-値上げも辞さず
松山かの子、Peter Elstrom
2023年1月31日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-31/RP4TWIT1UM0X01

欧米では米ベイル・リゾーツなどがスノーリゾート買収し設備投資
国内のリゾート経営企業は地元利用者のニーズに対応、値上げに懸念
「こんな場所は他に存在しない」。極寒の中、世界的なスキーリゾートとして知られる北海道ニセコで、オーストラリア人のコリン・ハクウォース氏(65)は、上質のパウダースノーが降り積もったお気に入りの場所をスキー客に紹介していた。

  日本ハーモニー・リゾート代表取締役で、ニセコの花園地区でリゾートを経営する同氏は、香港の資産家、李沢楷(リチャード・リー)氏の支援を受け、数百億円をかけてパークハイアットニセコHANAZONOを2020年1月にオープンし、翌年、最新鋭のリフトとゴンドラを導入した。ホテルは繁忙期の今、宿泊料金が1泊約15万円であるにもかかわらず連日大盛況だ。

A $500 Million Bet on Reinvigorating Japan’s Aging Ski Industry
ニセコHANAZONOリゾート(19日・倶知安町)Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
   「どれだけスキーの費用を安くできるかという姿勢は、間違ったビジネス戦略だ。投資すれば人は来る。ニセコに世界一の雪があることは誰もが知っている」。ニセコには、世界的スキーリゾートとして知られる米コロラド州ベイルやフランスのアルプス山中にあるクールシュヴェルの2倍以上の雪が降ることもある。

  新型コロナウイルス感染症に関する水際対策緩和後、初のスキーシーズンを迎え、ゲレンデはシンガポールや豪州、米国、スウェーデンなどからの外国人旅行者でにぎわっている。もともと海外に比べてスキーにかかる費用が低いことに加え、円安の影響で拍車がかかっている。

絶好の機会
  ハクウォース氏の試みは、国内の多くのスキーリゾート経営者とは真逆の戦略だ。1990年代にピークを迎えた日本のスキー産業は高度経済成長の波に乗って拡大し、スキーリゾートの数は800以上と世界最多に達したが、現在では約475にまで落ち込んでいる。経営者たちはバブル崩壊後、国内需要を引き留めようと老朽化した設備の使用を継続し、リフトチケット価格を低く抑えてきた。

  ハクウォース氏はこうした現状について、衰退したスキー産業を多額の投資によってよみがえらせる絶好の機会だと主張する。同氏が運営する花園地区のリゾートでは、ヒーター付きの革張りシートを備えた高速リフトを導入した。一方、山の西側に位置するニセコアンヌプリ国際スキー場のゴンドラは1985年から利用されている。

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コリン・ハクウォース氏Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
  同スキー場を経営する北海道中央バスは、低価格をある程度維持することが地元企業としての重要な役割の一つと考えている。「海外向けだと価格は上げやすいが、近隣の人たちに利用されないと、ここにある必要がないと思っている。地元をないがしろにできない」と常務執行役員の菊井隆則氏は言う。

  同社は交通事業と観光が相乗効果をもたらすと考え、70年代に同スキー場を開業。人々の生活が豊かになるにつれて国内のスキー人気も高まり、87年公開の映画「私をスキーに連れてって」に象徴されるように、スノーリゾートは多くの若者が集まる社交場になった。国内スキー人口は93年に1860万人に達した。

  「スキーは単なるスポーツではなく、スマートフォンがなく、コミュニケーションの手段が限られていた時代に男女が交流する一番の手段だった」。スキー用品会社フェニックスの創業者で、現在はホテルグランフェニックス奥志賀(長野県)を経営する田島和彦氏は当時を振り返る。「ウエアは作れば売れた。人々はトレンドの最前線にいようと必死だった」。

強烈な成功体験
  しかし、バブル崩壊とその後続いた経済停滞によって所得が上がらず、スキー人口はピーク時の4分の1未満に急減。リゾート数も減少し、多くが赤字経営に陥っている。

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観光客でにぎわうニセコの街(17日・倶知安町)Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
  日本の観光庁は国際競争力の高いスノーリゾート形成を促進しており、スキー産業への外国人観光客の誘致に大きな期待を寄せている。世界のリゾートを調査しているスキー業界専門家のローラン・バナット氏は、設備の老朽化が日本のスキー場の評判に悪影響を及ぼしていると指摘。パウダースノーを求めて世界中から訪れたスキーヤーが、80年代や90年代に建てられたリフトに乗るとがっかりすると話す。

  観光庁のスノーリゾートの投資環境整備に関する検討会の座長を務めた東京女子大学現代教養学部の矢ケ崎紀子教授は、日本のスキー場は地元の人が使うスキー場と海外からの旅行者が使うスキー場の機能分化がしっかりされておらず、スノーリゾートの将来をどう描くかという経営視点が欠けていると説明する。インバウンドや国内、上級者や初心者などさまざまな層がいるのに全部を呼び込もうとしていると語る。

  「日本には事業規模が小さい多くの経営者、所有者が存在する。地方の方向性を決める決定者には強烈な成功体験があり、そこから抜け出せていない。世界の企業がどうアプローチしようとしているのか、その中で選ばれるスノーリゾートになるにはどうすればいいのかというところまで考えてほしい」と述べた。

財源捻出に苦労
  投資によるスキー産業の復活は欧米を中心に各国で進められてきた。米国ではベイル・リゾーツなどがスノーリゾートを買収して多額の設備投資を行い、リフト券の値上がりにつながった。米国のリゾートでは年間20台以上のリフトが建設されるが、日本では過去10年でわずか6台ほどにとどまる。

  日本はスキーリゾート数は多いが欧米に比べて規模が小さい。ニセコアンヌプリ山だけでも、日本ハーモニーや北海道中央バスなど4社あり、ビジネス戦略や目標についても違った考え方を持つ。

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ニセコアンヌプリ国際スキー場Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
  ニセコ地区はインバウンド需要のおかげで再生することができたが、2年以上にわたる水際対策によって大きな被害も被った。ゴンドラやリフトは建設後20年以上経過したものもあり、更新するための財源を見つけるのに苦労していると北海道中央バスの菊井氏は言う。

  ゴンドラを新設すれば、シベリアからの季節風が強まった際に運休する頻度を最小限に抑えられる可能性があるとは認識しているが、費用を捻出するためにはリフト券への価格転嫁が必要で、顧客の約40%を占める国内の客を遠ざけてしまう懸念が付きまとう。

  「どうやって資金を調達するかというのは一番の悩みだ。地元の学校のスキー事業を継続して受けているし、本州からの修学旅行も受け入れている。そういった価格はなかなか上げづらい」。

バケットリスト
  ハクウォース氏は今が変化の時だと考えている。日本ハーモニーは、ホテルオークラ系列のニッコースタイルニセコHANAZONOを2024年に開業する予定。またニセコアンヌプリに隣接するワイススキー場を15年に購入し、今後、ワイスと花園をつなぐ新しいゴンドラを建設する予定だ。ただ、これら全ての投資の財源をチケットの価格を引き上げることで補いたいと考えている。

  リゾート管理で約30年の経験を持つ同氏によると、スキー業界を理解すると、ニセコのような良質で豊富なパウダースノーを手に入れることがいかに貴重であるかが分かるという。実際、この冬、欧州のリゾートでは暖冬で雪が不足し、ゲレンデの閉鎖を余儀なくされるケースが目立つ。

  「リフト券は50%高くする必要がある」が、新しいリフトや施設が建設され価値が上がれば顧客は反対しないと思うとハクウォース氏は話す。

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HANAZONOの新しいゴンドラPhotographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
  夫と訪れたハワイ州ホノルル出身のサンドラ・ルーさん(49)は、毎年米国内でスキー旅行をしているが、ニセコのような降雪は見たことがなかった。「ここに来ることは私たちのバケットリスト(死ぬまでにしたいこと)に入っていた」と言う。

  最新鋭のゴンドラは1時間当たり約3000人を運び、80年代のものと比べて輸送力が約5倍に上り、混雑解消や収益の増加につながる。ゴンドラやリフトの導入資金は安価なものでも計数億円、高価なものになると3500万ドル(約45億6000万円)以上だが、導入後のメリットは大きい。

  積極的な投資がリターンをもたらすことは米国のベイルリゾーツが証明している。同社は1997年に上場、ブリッケンリッジ(コロラド州)、ヘブンリー(カリフォルニア州)、パークシティ(ユタ州)など北米のリゾートを相次いで買収。コストに見合う価値のある体験を提供するために設備投資をしていることをスキーヤーに強調した。

  ベイルリゾーツのリフトチケットは現在1日208ドルからだが、多くの人は全米や海外でも使える859ドルの「エピックパス」というシーズンパスを購入する。一方、花園地区と隣接するヒラフ地区のリゾート共通1日券は6600円。アンヌプリ地区の1日券は5900円。「ニセコユナイテッド」と呼ばれるニセコ全山共通リフト1日券は8500円だ。

  ベイルの時価総額は現在100億ドル強と、北海道中央バスの100億円強の約130倍となっている。

「とてもぜいたく」
  ハクウォース氏は94年に豪州の主要なスキー場の一つであるマウントホッサムのゼネラルマネージャーに就任し、1年後にリゾートのマネジメントバイアウト(MBO)を主導した。初めてニセコを訪れたのは2003年。ちょうど同国から多くの旅行客が日本のスキー場を訪れ始めたころだった。「豊富な天然資源があるのにまだ誰もいなかった」と振り返る。翌年、東急グループから花園地区のリゾートを買収した。

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ニセコ東急 グラン・ヒラフと羊蹄山Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg
  新型コロナのパンデミックはスキー需要を打ち砕いただけでなく、ハクウォース氏のリフト導入計画も狂わせた。19年に発注していたリフトとゴンドラは到着したが、建設を監督するフランス人のエンジニアたちが入国できなかったため、150個のコンテナに入れたまま2年間保管しなければならなかった。21年、国はハクウォース氏が厳格な検疫管理を順守することを条件にエンジニアの入国を承諾したという。

  今シーズンの花園地区への来客数はコロナ前と比較して増加しており、パンデミック前のレベルを上回っている。「新しい設備と古い設備を見ると、顧客がどちらに行きたいかは明白だ」とハクウォース氏は言う。ハワイからの旅行者ルー氏は、高速リフトのヒーター付きシートについて「とてもぜいたく」と述べた。

  30年度には北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間が開業予定で、花園地区がある倶知安町に駅ができ、首都圏からのアクセスが大幅に改善する。交通網の拡充によるニセコのさらなる発展をハクウォース氏は期待している。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-31/RP4TWIT1UM0X01
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/17 (Wed) 10:54:19

中国富裕層が担い手に、斜陽の国内温泉旅館-外国人所有が4割へ
萩原ゆき
2023年5月15日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-15/RUIVQ5T0G1KW01

静岡県熱海市に戦後、憧れの新婚旅行先だった温泉旅館がある。1934年に開業し、吉田茂元首相ら政財界の要人も愛用した「つるや旅館」だ。尾崎紅葉の小説「金色夜叉」に登場する「お宮の松」の正面に位置する。80年代にかけて団体旅行でも人気だったが、2001年の閉館後は廃虚となり熱海衰退のシンボルとも呼ばれた。

  この跡地を香港に本社を置くグローリー・チャンピオン・エンタープライズ・リミテッドが17年に買収し、約250億円かけて改修。全87室に温泉風呂とバトラー(執事)がつく高級宿「熱海パールスターホテル」として昨年9月に開業した。

relates to 中国富裕層が担い手に、斜陽の国内温泉旅館-外国人所有が4割へ
熱海パールスターホテルSource: The Atami Pearl Star Hotel
  少子高齢化による働き手不足や経営者の高齢化、施設の老朽化などが重なり温泉旅館の廃業が相次いでいる。この担い手として台頭しつつあるのが中国富裕層だ。新型コロナウイルス禍で経営が悪化して積極的な銀行融資が見込めない中、相場の倍近い高値もいとわない中国資本が売却先として魅力を増している。

  物件仲介も手掛けるホテル旅館経営研究所の辻勇自所長は、高齢となった旅館経営者から海外への売却依頼が増え、同時に中国系資本からの紹介依頼も急増していると指摘。「今後10年間で温泉旅館の外国人所有率は4割程度になる」との見通しを示した。問い合わせは19年から増加傾向にあり、香港に拠点を持つ富裕層の割合が急増しているという。

  中国からの投資が増える背景には習近平政権の政策がある。アリババグループ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏をはじめ、不動産やテクノロジー、金融などへの締め付けを強めた結果、警戒感を強めた富裕層が世界各国への資産移転を始めた。

中国・香港からの関心が急増
日本の温泉旅館を購入希望


出所:株式会社ホテル旅館経営研究所

潤沢な資金
  太平洋を一望する関西の温泉宿の経営者(78歳)は、3年前に働き手不足のため旅館を手放す決意をした。

  約5億円で売りに出すと国内からは半値なら買う、との回答が1件のみ。売却先を中国に広げると5社が手を挙げ、買値を上乗せする業者もあった。うち2社は中国人富裕層の資産管理会社だ。交渉中のため、匿名で取材に応じた。

中国人富裕層の海外移住加速、巨額資本流出の恐れ-ゼロコロナ解除で

  学習院大学経済学部の渡辺真理子教授は、中国共産党が学習塾の非営利化を進めるなど教育への介入を始めたことで富裕層が投資だけでなく移住を視野に入れ始めたと指摘する。在留資格を得ることで国外で子供の教育機会が得られるためだ。

  中国から日本への移住では、「経営管理ビザ」や「高度専門職ビザ」の在留資格の取得や相談が増えている。継続的に安定した事業を行うことが要件のため、旅館の買収と経営をセットで検討するケースも増えている。

経営管理ビザ取得者の半数超が中国籍
コロナ隔離中も微減にとどまる


出所:政府出入国管理統計

中国籍に台湾在住者は含まない

  海外投資家向けに不動産紹介やコンサルティング事業を行うパープル・キャピタルの管翼代表取締役は、同社が仲介した富裕層はポルトガルやギリシャなど世界数カ所で同時に在留資格を取り、それぞれ現地流のサービスを徹底していると指摘。日本でも大規模修繕で老舗旅館の付加価値を高めて日本人を雇用しており、利ザヤ目的に短期間で転売するとのイメージはあてはまらないとしている。

  1980年をピークにホテル・旅館の施設数は減少してきた。政府は海外からの旅行客を増やそうと2008年に観光庁を設立し、翌年から中国人にも個人観光ビザの発給を開始。その後も政府は訪日客増を成長戦略の柱に位置付け、18、19両年は1年間で3000万人を超えた。

  しかし、部屋食を提供する温泉旅館はインバウンド需要を十分に取り込めないままコロナ禍に直面し、負債を抱えての事業継続が難航している。

熱海再生
  中国資本の買収が地域の再生につながる例も見られ始めた。熱海のパールスターホテルでは、運営を任された日本人スタッフが開業前から熱海市と対話を重ね、食事を提供しない「泊食分離」形式を取った。宿泊客に地域の飲食店で料理を楽しんでもらうためだ。

  経営戦略室の大川真美支配人は、新婚旅行先として人気だった時代を知る世代だけでなく、初めて日本を訪れる海外客にも「今の熱海の魅力を知ってもらうこと」が経営戦略でもあると述べた。

  熱海市の人口は約3万4000人。年間約300万人が訪れるが旅館食の提供により飲食店や地元の農漁業者への恩恵は限られていた。熱海市観光建設部の立見修司次長は、観光客向けに地産地消のメニュー作りが進めば野菜農家や漁業者の販路確保となり、高齢化の歯止めにつながる可能性もあると歓迎する。

relates to 中国富裕層が担い手に、斜陽の国内温泉旅館-外国人所有が4割へ
熱海パールスターホテルの客室Source: The Atami Pearl Star Hotel
  最大の課題である「働き手不足」の解消も進むとみている。「定休日」を設けて従業員を休ませる宿が増える中、世界水準のサービスでインバウンドを呼び込む外資は、平日の宿泊需要を増やして収益の平準化に寄与する。海外で「熱海」がブランド化すれば、繁忙期に頼らない経営は他の旅館にも波及する。

  熱海市の宿泊客数は1969年度の532万人をピークに減り続け、2011年度に約250万人に半減した。2000年代はゴーストタウンとやゆされたが、シニアの団体旅行を想定したプロモーションを個人客向けに切り替えたことで、新型コロナ感染拡大前の18年度には309万人にまで回復していた。

インベスト・ジャパンはどこへ
  中国資本に宿を託したいが周囲の偏見を恐れて二の足を踏む経営者も多い。箱根でペンションを経営する50代のオーナーは1980年代に企業の保養所を買い取って年1000万円程度の収益を得る運営をしてきたが、老朽化による建て替え費用が捻出できずにいる。

  老朽化した施設は資産価値がないと敬遠する日本人より、設備投資を惜しまず旅館経営を引き継いでくれる中国資本を選びたいのが本音だという。オーナーは中国資本への売却検討が知られると偏見による批判を受ける可能性があるとして匿名で取材に応じた。

  学習院大学の渡辺教授は、タイやベトナムが中国からの投資を自国の経済発展につなげているのに対し、日本は反中国感情が阻害要因となって投資魅力を失わせていると指摘。政府が「インベスト・ジャパン」を掲げるのであれば、リスク管理を助言できる民間のコンサルタント会社を活用するなど中国資本の取り込みを模索すべきだと語った。

  観光庁の宿泊旅行統計によると、 3月の宿泊者数は前年同月比49%増ののべ4973万人。うち外国人は同23.9倍の789万人だった。政府は4月、30年までに対日直接投資100兆円を目指して海外から人材や資金を呼び込むアクションプランを公表している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-15/RUIVQ5T0G1KW01
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/18 (Thu) 12:44:38

中国人富裕層が東京や地方不動産を爆買い
2023.05.18
熱海のホテルなどを中国人資産家が次々に購入している


爆買いの新常態

爆買いは2015年ごろから19年の観光ブームで来日した中国人観光客が、目を見張るような買い物をするのを差し最初は炊飯器などの家電を持って帰っていた

すぐにアリババなど中国のネット市場で購入できるようになり、爆買いの対象は化粧品や医薬品やマスクなど移り変わって行きました

20年から22年は新型コロナによって中国は海外旅行を大幅に制限していたが、23年になって解禁され今後訪日数の増加が予想されている

中国はいくつかのの階層に別れていて一番下が農民戸籍だが彼らは貧しいので海外旅行せず日本人の目に触れる事も無い

2番目が都市戸籍の都市住民で年収は100万円前後のような層だが、彼らは海外でお金を使うほど豊かではない

3番目は資産1200万円(600万元)以上を持つミニ富裕層が1億人居て彼らが海外旅行を楽しんだり爆買いしている


だがその上に外国で不動産や会社を買うような富裕層が存在し、この人たちが今日本を舞台に新たな爆買いをしています

アリババ創業者のジャックマーは日本に数か月滞在していたと報じられたが、報道によると東京の一等地マンションのワンフロアを丸ごと購入したほか、元孫正義が所有していた箱根の別荘を購入したという

日本での逃亡生活用にも使えるが、誰かに貸せば収入になるのでおそらく不動産投資として購入したのでしょう

22年頃から中国人富裕層が日本の不動産を爆買いしているという報道が続いていて、東京はもちろん地方都市や田舎の観光地にまで手を伸ばしている

公式には中国から日本などへの送金は制限されているが、実際には手数料を払えば制限に関係なく日本に送金し不動産を購入している

その手口は中国国内で富裕層から仲介業者に送金し、同じ仲介業者は日本国内で自身の口座から購入した不動産業者などに送金する


成功しながら政府から逃げる中国の資産家
この方法だと両国の国内でしか資金が移動しないので簡単だが、業者は日中双方で多額の金を移動できなくてはならない

中国政府は資金流出を恐れて海外送金を厳しく制限するが、そうした制限が強化されるほど富裕層は資金を外国に移そうとします

それは中国の資産家が政府を信じていないからで、ある日逮捕され全資産を没収されたり、”行方不明者”になったり謎の最後を遂げたりする資産家が非常に多い

富裕層が日本に投資するのは投資で利益をえるという目的もあるが、もうひとつの理由は中国政府に没収されないように中国の勢力下では無い国に資産を分散している

さらにもうひとつの理由は日本に移住する為で、日本で事業をしていて問題なく居住していると他の国より簡単に永住許可が取れる


米メディアブルームバーグの記事では「今後10年間で温泉旅館の外国人所有率は4割程度になる」というほど中国人の日本への投資意欲は強い

日本は外国人の就労には厳しい規制を設けているが、 一方で外国人の投資にはほとんどノーチェックで欧米よりも基準が緩い

日本で長期滞在が可能になる経営管理ビザ取得者は年間1万5000人いるが8000人以上が中国人で、渡航制限解除によって増加する

経営管理ビザで日本に移住実績を作って永住権取得、その後日本国籍を取得するのが王道になっていて、日本国籍を得ればもう中国政府の手の届かない存在になる

多くの中国人資産家は成功を納めながら常に中国政府を恐れていて、とにかく失踪や不自然な最後、逮捕や拘束、違法行為による失脚と資産没収が非常に多い
https://www.thutmosev.com/archives/268064j.html
7:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/25 (Thu) 18:55:38

中国から大量の難民がやってくる問題
2023年05月25日
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12804538434.html

中国から大量の難民がやってくる問題

 現在、中国共産党は、習近平の超無能政策によって体制崩壊寸前の危機的状況にあって、中国民衆は中国における生活維持に絶望して、物凄い勢いで海外に逃げ出している。
 とりわけ、富裕層による海外密出国、移住の状況が凄まじい勢いだ。
 日本への移住を求めている中国人は、1000万人を超えるとの報道もある。

 富裕層だけでなく、まるで毛沢東による大躍進(大殺戮)運動を想起させる、「全土の農地転用強制」によって、強制的に畑を育っている作物ごと破壊されて悲嘆にくれる農民も難民化して、海外移住を強く求めているという。

 【中国・耕作地拡大】「私を死なせたいの?」泣き崩れる中国農家 習主席の“鶴の一声”
 https://www.youtube.com/watch?v=kUZ9Q4tNphk&ab_channel=%E6%97%A5%E3%83%86%E3%83%ACNEWS

 https://www.youtube.com/watch?v=FjaA74qMENc&ab_channel=%E6%97%A5%E3%83%86%E3%83%ACNEWS

 大躍進では、毛沢東が「雀を皆殺しにすれば大増産できる」と思いつき、中国全土の雀を殺させた結果、雀が食べてくれていた害虫の凄まじい繁殖によって作物が全滅し、5000万人が餓死したが、ほぼ同じことを習近平が再現している。

 中国社会の状況に詳しい妙佛のコンテンツ
 中国経済の明らかな低迷!ノービザの国から命がけの密入国が増加
 https://www.youtube.com/watch?v=kxydHkX8foA&ab_channel=%E5%A6%99%E4%BD%9BDEEPMAX


 じつはいま「日本への移住を望む中国人」が激増している…その「驚きの実態」
5/18
 https://news.yahoo.co.jp/articles/69e02c7c539fbcce21775c42ea58ab46a6e6f208

 いま、日本への移住を望む中国人が急増しているという。いったいどういうことなのか? 『中国人が日本を買う理由』を上梓した、ジャーナリストの中島恵さんが最前線をレポートする。

 「上海の厳しいロックダウン(都市封鎖)を目の当たりにして、このまま中国にいたら自分はどうなるんだろう、と思うと空恐ろしくなり、日本への移住を決意しました。急いで身の回りの荷物だけ持って、東京にやってきたのです」

 2022年末、私のインタビューにこう語ったのは、中国の大都市出身の29歳の男性だ。職業や経歴など詳しいことは書けないが、かなりの資産を持つ富裕層。ネット関連のビジネスで成功し、わずか数年で大金を稼いだ。

 その男性はコロナが始まってすぐの2020年初め、たまたま東京・豊洲にあるタワーマンションの一室(約58平方メートル)を約7000万円で購入していた。旅行や仕事で来日した経験があり、日本を気に入ったからだ。マンションを買った当時は、そこに腰を落ち着けるつもりはなかったが、中国の厳しすぎるゼロコロナ政策に「もう耐えられない」と感じ、決断したという。

 「出国時(2022年春)は、たとえ正式なビザや航空券を所持していても、イミグレーションで係員に意地悪をされて出国できない場合がある、との情報を複数の知り合いから聞いていたので、とても緊張したのですが、無事に出国できました。飛行機が離陸し、機内から中国の大地を見たときには、正直ホッと胸をなでおろしました」

 コロナ禍が一段落した今年のゴールデンウィーク期間中、中国各地はコロナ禍前を上回る人出で賑わった。日本から見ていると、中国社会は急速に活気を取り戻し、まるであの混乱などなかったかのように、人々は日常生活を謳歌しているようだ。

 だが、取材してみると、彼らの心の中に「ゼロコロナのときに味わった痛み、苦しみは、一生忘れることができない」「この国にいたら、苦労して築いた資産が、ある日突然、没収されるかもしれない」という気持ちがくすぶっており、この男性のように「日本に移住したい」「中国から脱出したい」と考える中国人が、水面下で増えているのだ。

 私は上海で2ヵ月に及ぶロックダウンが始まった当初の2022年4月末に、【いま中国で「海外移住」を考える人が激増中…習近平・共産党への反発が止まらない】という記事を書いたが、その中で、中国国内で「移民」に関する検索が急上昇している、という話を紹介した。

 「移民」の隠語は「潤」(run=ルン)で、英語の「run(ラン)」と同じスペルであることから、中国では「ずらかる」「逃げる」などの意味で使われている。SNSでも「移民」というワードを避け、「あなたは“潤”する予定ですか」などと使うことが流行った。

 ロックダウンの厳しさに耐えられず、もうこの国に見切りをつけようと考えた人が、ほぼ同時期に、大量にこのワードを検索したのだが、当時は物理的に身動きが取れず、検索するだけで終わった人もいた。また、早急に事を進めようとした結果、移民仲介会社にお金をだまし取られたり、所有していたマンションが希望価格で売れず、移住資金を確保できなかったりして、失敗したケースも多いと聞いた。
 だが、日本の中国系不動産会社、行政書士などに話を聞くと、コロナ禍が一段落し、個人ビザの発給が再開された今年の春ごろから、再びじわじわと問い合わせが増えているという。

 問い合わせの内容で多いのは、日本に滞在するためのビザの問題、そして不動産購入の話だ。冒頭の男性はまずビジネスビザで入国し、しばらくして就労ビザに切り替えたと言っていたが、最近、日本に移住する富裕層は「経営管理ビザ」を取得することが多い。経営管理ビザとは、日本で貿易、その他の事業の経営、またはその管理に従事する活動のための在留資格のことだ。

 経営管理ビザの取得者は、約10年前の2012年と比較して約3倍に増加し、2021年までのデータで約1万4000人にまで増加している。知人の行政書士によると、「マンションを10戸購入すれば、経営管理ビザを取得できますか」などの問い合わせもあるそうだ。

 また、不動産購入についても、ビザ取得と同時進行で進める人が多い。中国の大都市と比較すると、日本の不動産は激安だ。昨年はオンラインで購入していた人が、最近では来日して自分の目で見て購入するようになるなど、変化が生じている。

 東京都内で人気なのは、中国人が多く住む豊洲のほか、白金、虎ノ門、麻布など。子どもを通わせるインターナショナルスクールの近くの街を選ぶことが最近の特徴だという。日本留学経験者ではなく、これまで日本と接点のない富裕層は中国語か英語でコミュニケーションを取るため、そうした選択肢になるようだ。
 ところで、彼らはなぜ移住先として、日本を選ぶのだろうか。
 中島 恵(ジャーナリスト)
 https://gendai.media/articles/-/110363?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related

 コロナ禍にたいする中国政府のあまりに横暴な対応に、ほとほと愛想を尽かした中国人の一部は、「海外移住」を希望するようになっていた。
 その移住先として、今年の春ごろから「日本」が注目を集めていることは、「じつはいま「日本への移住を望む中国人」が激増している…その「驚きの実態」」で見たとおりだが、では、なぜ日本が選ばれているのか?

 『中国人が日本を買う理由』を上梓した、ジャーナリストの中島恵さんがレポートする。
 カナダ、イギリスより日本!な理由

 私の取材では、多くの中国人の移民希望先の上位は、これまでカナダ、イギリス、シンガポール、マレーシアなどだった。いずれも移民受け入れの実績が多く、英語が通じたり、中国系の人が多く住んでいたりして、言葉の問題が比較的少ないこと、子どもの教育上でも問題が少ないことが理由だ。

 だが、ある在日中国人不動産会社の担当者はいう。
 「カナダやイギリスは、英語は通じるものの、中国から遠くて、冬は寒い。シンガポールは中国語が通じるけれど、生活コストが高い。その点、日本は近いし、(生活コストが)安い、(子どもが1人で外出しても)安心、安全。食事も美味しくて、コスパがいい。政治的に安定していて、空気もいい。よく考えてみると、日本は三拍子どころか、五拍子、六拍子も揃っている、理想的な移住先なんです」

 「それに日本は、中国以外では、唯一漢字を使っている国。日本語を勉強したことがなくても、日本語の看板や標識をある程度理解できますし、顔つきも似ているので、街に溶け込みやすく、緊張感が少ない。気候風土、文化も似ています。
 その上、不動産の利回りも安定しているので、日本にいくつかの不動産さえ持っていれば、働かなくても定期的な収入が得られます。中国にも頻繁に帰れます。こうした観点から、最近は海外の中でも、とくに日本に移住したいという人が増えているんですよ」

 資産を移したい
 そして、彼らが移住を希望しているのは、中国政府によるゼロコロナやロックダウンだけが原因ではない。それらはあくまでも決断に踏み切るきっかけのひとつであり、理由はほかにもあるという。その理由のひとつが、2021年から始まった共同富裕政策(ともに豊かになる、という政府のスローガン)の影響だ。

 共同富裕は、経済成長によって生じた格差の是正を目的とするもので、とくに政府によってファーウェイやアリババといった巨大IT企業への締め付けが強化されている。富裕層や芸能人への目も厳しくなり、不正蓄財をした人の摘発、財産没収や資産凍結が始まる、との噂も飛び交った。

 人口約2500万人の上海には、およそ200万人の富裕層が住んでいると言われるが、彼らの中には、たとえ不正とは関係なくても、「とにかく不安なので、資産を安全なところに移しておきたい」という気持ちが強い。

 今年初め、私が取材した40代のある富裕層は、以前から投資目的で東京に複数の不動産を所有していたが、日本語がわからないため、本格的な移住には躊躇していた。だが、「だんだん中国にいることが怖くなってきて、家族とも話し合い、中国から最も距離的に近い日本への移住を決めました」と話していた。

 また、複数の移住者に聞いてみると、中国に対する不安はほかにもあるという。子どもの教育、医療、老後、情報統制などの身近な問題のほか、米中対立や台湾問題、国内政治の不透明さなど、その不安は多岐に渡るという。
 取材していて、私がとくに意外に思ったのは、彼らが日本に移住したい理由として「老後の不安」を挙げていたことだった。比較的若い人でも「老後、どこに住めば、精神的に落ち着いて生活できるか」について、真剣に考えていた。中国の脆弱な医療事情とも関係するが、中国に住んでいたら、いくらお金があってもよい老後を送れないのではないかと考え、悩んでいたのだ。

 2022年末、中国国内に住むある男性は、子どもが「頭が痛い」といったので、病院に連れていったところ、MRI検査をされたのち、再検査を求められた。その際、医者から「私の個人事務所に来れば、もっと詳細な検査ができますよ」と言われ、そこに行くように指示されたという。男性はその時点で「怪しい」と直感し、別の病院に連れていったところ、子どもには何も異常がないことがわかった。

 この男性が言う。
 「おそらくこの医者は、自分の事務所で再検査をするフリをして、高額な治療費を巻き上げようとしたのでしょう。これは、誰もが知っている大病院での話です。中国の病院はいろいろ問題がありますが、まさかいまだに医者が堂々とそんなことをしているとは……ショックでした。

 健康で、ある程度のお金があれば、この国には日本よりもずっとチャンスがあるように感じます。でも、いざ、こういうことに直面すると、この国から出ていきたくなるのです」
*************************************
 引用以上

 中国人1000万人が海外移住、日米などが人気
 https://www.youtube.com/watch?v=RETOSa4ldTs&t=1s&ab_channel=%E5%A4%A7%E7%B4%80%E5%85%83%E3%82%A8%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3

  中国人はなぜ日本に移住したいと願うのか!?360
https://www.youtube.com/watch?v=oN5wj2u1_p8&ab_channel=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%BE%E3%82%8B%E8%A6%8B%E3%81%88%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%B1%80

 日本へは、過去2年間で約80万人が中国から移住している。安倍晋三が、海外から「単純労働者」を移民させる政策を行ったことから、以来、東アジア各国から日本に大量の外国人移民が入っている。
 すでに300万人を超える海外からの移住者が永住権を取得している。
 https://globe.asahi.com/article/13996571

 だから、私の住む中津川市でも、付知や加子母のような田舎でさえ、スーパーでは外国語が飛び交っている。
 今や、一歩外に出れば、ベトナム人、中国人など東アジア系の移民ばかりだ。
 だが、今、中国における移住希望者は、これまでとは数桁違う。1000万人を超える人が日本への移住を求めていて、かつてのボートピープルのような非合法移民事件が発生するのも時間の問題になっている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB

 これは非合法なものなので、中国から漁船に乗って数百万人の人々が日本海沿岸に上陸しようとするだろう。それを日本の治安当局や海保が、どのように扱うのか?
 まさか機関銃で皆殺しにすることはできないから、せいぜい食料を渡して追い返す程度だろう。だが、中国避難民の数は、そんな日本の治安や難民受け入れキャパシティを桁違いに超えて押し寄せてくる。

 大多数が上陸して、生きるために、さまざまな行動を起こして日本人の生活を侵食するのは確実であって、たくさんの殺人や強盗事件が発生するにちがいない。
 中国人は、日本人のような大人しい民族ではなく、生きるためなら沈没、遭難を厭わず小さな船で荒海を超えてくるのだ。
 そんな彼らと共存するのか、それとも排除するのか、我々は人生観、世界観のすべてを問われる事態になる。

 ウクライナからの避難民程度なら十分に受け入れて、温かいもてなしをすることができるが、中国人が1000万人というスケールで押し寄せたなら、阿鼻叫喚の事態になる。
 今の日本人の食料すら危うくなる。住居も多くは乗っ取られる。それこそ、押し寄せた地域では、国内避難民が出かねない。

 それが余計な心配=ただの被害妄想かといえば、実は非常に現実的な危機になっている。
 経済的に恵まれた富裕層は、合法的に入国してくるが、習近平政権に死ぬほど痛めつけられた下層民衆は、非合法なボートピープル以外の手段はない。
 たぶん100万人単位程度なら、日本各地の遊休地にテント村を建設して安全と食料を確保した上、中国に順次送り返すことになるが、キャパシティを超えた数では無理だ。

 移民の歴史を遡ってみれば、実は我々の先祖である「弥生人」は、呉越戦争で敗北した蘇州呉の住民がボートピープルとして九州に上陸し、邪馬台国などを建設した。(郭沫若)
 あの当時は日本列島全体で10万人もいなかったようなので、キャパシティは何の問題もなかった。しかし、今の日本には1億人以上が住んでいる。

 1700年ほど前、AD300年前後には、秦氏(弓月氏)が120県=20万人の民を連れて山陰・北陸に上陸し、京都を埋め立てて新しい大和王朝を開いた。
 歴史というものは巨大な移民集団によって作られるものだ。もしも、中国から数百万単位のボートピープルがなだれ込んできたなら、日本の歴史は根本的に変化してしまう。

 また「ボートピープルを保護する」 という名目で中国軍が侵入してくる可能性もある。
 そして、これから日本列島には巨大震災と戦争の危機が押し寄せてくる。
 この予想が、荒唐無稽な被害妄想で終わってくれるならありがたいが、たぶん実現してしまうような気がする。

 中国共産党が、大躍進時代の毛沢東路線を再現しようとしている以上、6億人口のうち1億人を殺した当時の政策(大躍進・文革)と同じことを習近平がすでに実行しはじめている以上、1000万人規模のボートピープルの侵入は覚悟する必要があるように思える。
 いったい、どんなライフスタイルのビジョンを描いたら良いのか、今問われていると思う。

https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12804538434.html
8:777 :

2023/06/09 (Fri) 09:59:28

特番「平井宏治氏に訊く!土地も技術も中国に奪われるニッポン!参政党は何をなすべきか?」経済安全保障アナリスト 平井宏治 × 松田政策研究所 代表 松田学
2023/06/07
https://www.youtube.com/watch?v=qeMW-IZ8Lvo

<出 演>
 松田政策研究所代表 松田学
 経済安全保障アナリスト 平井宏治氏

<目次 >
<前半:無料パート>
〇米・フロリダ州の中国人土地売却禁止法と農業安全保障
〇LGBT法案が皇統を破壊する理由
〇狙われるニッポンの土地 北海道事例から
9:777 :

2023/07/01 (Sat) 22:49:55

激安フェリーで金持ち外国人だらけの物価がやばい街「北海道・ニセコ」に行くと起こることまとめ
ナオヒロ / Naohiro
2023/02/17
https://www.youtube.com/watch?v=Re8AF2r9o2s

【今回の紹介先】
旭川ラーメン登山軒
https://goo.gl/maps/bHG71XNtUUkueSU58

トリフィートホテル&ポッドニセコ
https://goo.gl/maps/Bz4atMFwUubAh9y46


【もくじ】
0:28 新潟フェリーターミナル

0:53 今回の運賃とスケジュール

1:18 「あざれあ」について

1:44 乗船開始&船内リポート

5:43 グルメリポート①「船内レストラン白樺(昼食&夕食)」

9:08 小樽フェリーターミナル到着

10:13 小樽駅到着

11:52 倶知安駅到着&バス乗車

12:36 ひらふウェルカムセンター到着

12:44 今回のリポートエリア

13:08 ニセコの概要

13:44 ニセコ東急 グラン・ヒラフ&施設リポート

15:09 ニセコのゲレンデについて

16:43 ニセコの歴史

17:23 ヒラフの街リポート

18:08 ホテルの物価

18:44 飲食店&不動産の物価リポート

20:23 なぜニセコの土地が高いのか?

21:17 ニセコのセイコーマート

22:05 グルメリポート②「旭川ラーメン登山軒」

24:02 ゴンドラ坂

24:49 マウンテンセンター&ゲレンデ内レストランの物価リポート

25:38 グルメリポート③「ゲレンデ内カフェ・ニセコ髙橋牧場」

26:27 ニセコの物価調査結果

27:39 ひらふウェルカムセンター

27:55 羊蹄山について

28:11 ホテル「トリフィートホテル&ポッドニセコ」リポート
10:777 :

2024/02/04 (Sun) 00:11:05

外国人で溢れるニセコ。2400円のカレー実食。外国人の数に対して飲食店が足りない
2024/01/10
https://www.youtube.com/watch?v=zMzaX9zbssk
11:777 :

2024/03/04 (Mon) 12:36:28

日本語が通じないニセコ に行ったら物価高すぎて破産しかけた。。!!|niseko|ニセコ|雪中車中泊|earthhopper|ドライブ|田舎暮らし|北海道|4K
2024/02/18
https://www.youtube.com/watch?v=Fkw2T9Kx1kg

今回は、北海道のスキーといえばニセコは外せないのでニセコエリアで2箇所スキー、スノーボードを楽しんでみました。ニセコのバブリーな現状も調査してきたのですが、ゲレ食の高さに仰天でした。。
12:777 :

2024/03/06 (Wed) 10:37:01

【日本やばいよ】侵略されそうな北海道ニセコの物価も環境もヤバすぎた
BUCKET LIST〜死ぬまでにしたいこと〜
2024/03/03
https://www.youtube.com/watch?v=tbBgBWnT50U&t=25s


BUCKET LIST〜死ぬまでにしたいこと〜 - YouTube
https://www.youtube.com/@bucketlist0829/playlists
https://www.youtube.com/@bucketlist0829/videos
13:777 :

2024/03/08 (Fri) 09:23:24

米沢牛、生卵、白米! 人生初すき焼きに大感動した外国人
日本食冒険記Tokyo Food Adventures
2024/03/07
https://www.youtube.com/watch?v=N_T9nbP8lVA
14:777 :

2024/03/11 (Mon) 21:23:33

北海道ニセコエリア「羊蹄山」で雪崩2人死亡  バックカントリー恐怖の瞬間【スーパーJチャンネル】(2024年3月11日)
2024/03/11
https://www.youtube.com/watch?v=0bQ11wZ-uns

 雪崩が発生し、2人が死亡しました。

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