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ケルト人、バスク人やゲルマン系アーリア人の Y染色体は R1b

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2022/05/31 (Tue) 19:44:43

ケルト人、バスク人やゲルマン系アーリア人の Y染色体は R1b


ハプログループ R1b (Y染色体)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97R1b_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)

ハプログループ R1b

ハプログループR1bの分布図
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97R1b_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Haplogroup_R1b_(Y-DNA).PNG


推定発生時期 18500年前

推定発生地 西アジア

親系統
(大親)R
(親)R1

定義づけられる変異 M343

高頻度民族・地域
西ヨーロッパ、アルメニア、カメルーン、バシコルトスタン、北米北東部等


ハプログループR1b (Y染色体)(Haplogroup R1b (Y-DNA))とは、分子人類学で用いられる、人類の父系を示すY染色体ハプログループ(型集団)の分類で、ハプログループRの子系統R1のうち、「M343」の変異で定義づけられるものである。

18500年前に西アジアで発祥した。

分布

ハプログループR1b系統は西ヨーロッパと南ヨーロッパに顕著に分布している系統であり、バスク人やケルト系民族に80%以上の高頻度に見られる。

ヤムナ文化人で高頻度に見つかることから、印欧語族の担い手である。
(R1bはケントゥム語、R1aはサテム語の担い手である)

ヨーロッパ西部には青銅器時代に分布を広げ、ウーニェチツェ文化の担い手と考えられる。

またトカラ語派とアファナシェヴォ文化の担い手である。
大航海時代以降の人種の流動に伴って、南北のアメリカ大陸やオーストラリア大陸にも分布の範囲を拡大した。

またバシキール人にも86%の高頻度である。

この流れとは別に、古代にもアフリカ内陸部へ移動したR1b系統の一集団があったと見られ、ハプログループR-V88に定義づけられる分岐系統がチャド語派の言語を話すカメルーンの先住民族の間において高濃度で発見されている。


系統樹
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97R1b_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)

系統樹から、オリエント発祥が読みとれる。

R-M269はもともとインド・ヨーロッパ語族集団であったが、非印欧語のバスク語でも高頻度である。

(太字は元来の印欧語系関連言語、斜字は話者交替を起こした言語。関連文化を記載。)

系統関係はY-DNA Haplogroup R and its Subclades - 2017に基づく

インド・ヨーロッパ語族#系統樹と年代と照らし合わせると、サテム語に属すバルト・スラブ語派、アルバニア語、インド・イラン語派を除き、言語系統樹と遺伝子の系統樹がほぼ一致している。


印欧語族の拡散
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97R1b_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Indo-European_migrations.gif

その他

インド・ヨーロッパ語族に属する諸言語話者の拡散はハプログループR1b (Y染色体)およびハプログループR1aに対応する。

R1bはヨーロッパ西部に高頻度であり、R1a系統はインド北部から中央アジアや東ヨーロッパに高頻度に分布している。

R1bはケントゥム語、R1aはサテム語の担い手である。

印欧祖語が話されたヤムナ文化の人骨からはハプログループR1b (Y染色体)が91.5%の高頻度で検出されているが、R1aは検出されていない。

そのため、元来の印欧語族話者はR1bであり、ある時点でR1a集団が印欧語に言語交替を起したものと考えられ、その際にR1a集団の基層言語の特徴がサテム語の特徴として受け継がれたものと思われる。

ハプログループR1bの分布は赤毛と相関しており、赤毛遺伝子の担い手である。

R-V88は7000年前にレバントから移動を開始しエジプト、スーダンを経てチャド湖平原に到達したと考えられる。

途中でアフロ・アジア語族チャド語派に言語交換した。

この移動に伴って、オリエントからの農耕技術を、カメルーン付近の原バンツー族にもたらし、その後のバンツー系民族の拡散の引き金となったと考えられる。

バスク人は非印欧語を話すにもかかわらず、印欧語系R1bが高頻度である。

その理由として、印欧語を話す男系征服者集団が原住バスク人女性に多くの子を生ませたが、その子供は父親の印欧語ではなく母親のバスク語で育てられたため、父系のみR1bの印欧系ながら、言語はバスク語を保ったということが考えられる。

あるいはバスク人は小サイズ集団のため遺伝的浮動を経ており、高頻度のR1bは瓶首効果による可能性もある。


ツタンカーメンはハプログループR-M269に属す。これはヨーロッパに分布し、現在のエジプト人にはほとんど見られないタイプである。

北アメリカ先住民(特にアルギック系民族)でみられるハプログループR1は多くがR1bである。

その起源については判然としないが、有史以前(コロンブスがアメリカ大陸に到達する1492年より前)のある時期にヨーロッパ方面からの直接渡来が存在した可能性がある。

11世紀ごろ、バスク人の漁師たちがクジラを追ってニューファンドランド沖、セントローレンス川の河口に至った時、タラの豊富な漁場を発見した。しかし、その秘密は他国の漁師に漁場を知られないよう保持されていた。16世紀にジャック・カルティエの探検隊がセントローレンス川を発見した時、そこではバスク人の漁船団が漁をしていたという。

このような事例を検討すると、有史以前に西ヨーロッパの住民(バスク人など)の一部が北アメリカへ移住していても不思議ではない。

中南米の先住民においてもハプログループR1(おそらくほとんどがR1b)が低頻度でみられる先住民族がおり、従来はコロンブス大陸発見後のヨーロッパ人との混血によるものと考えられてきた。

しかしアステカ文明にエジプトと同様のピラミッドが存在すること、マチュピチュにおいて驚くほど高精度な石材加工技術が存在すること、世界最後の巨石記念物であるイースター島のモアイ像が南米の巨石遺跡起源の可能性があることなどから、巨石記念物の製作技術をヨーロッパより携えたハプログループR1bが紀元前のある時期に北米のみならず中米、南米にも至った可能性がある。

またアメリカ大陸で始まった農耕もハプログループR1bの集団がヨーロッパ方面からもたらした可能性がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97R1b_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)
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2022/05/31 (Tue) 19:59:31

日本人の ガラパゴス的民族性の起源

1-1. Y-DNAハプロタイプ 2019年6月版 最新ツリー
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm

2-1. mtDNA ハプロタイプ 2019年5月21日取得 最新ツリー改訂版
http://garapagos.hotcom-cafe.com/2-1.htm

1-5. Y-DNA ハプロタイプの意義と拡散
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-5,2-2.htm#1-5

1-5. Y-DNA/mtDNA ハプロタイプの意義と拡散
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-5,2-2.htm#2-2

0-2. 日本人の源流考
http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-2,0-5,15-28,18-2.htm#0-2

1-18. 多民族国家 インドのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-18.htm

1-16. 多民族国家 中国のY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-16.htm

▲△▽▼

ヨーロッパY-DNA遺伝子調査報告

 3-1. Y-DNA調査によるヨーロッパ民族
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-1.htm

 3-2. Y-DNA「I」   ノルマン度・バルカン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-2.htm

 3-3. Y-DNA「R1b」  ケルト度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-3.htm
       
 3-4. Y-DNA「R1a」  スラブ度・インドアーリアン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-4.htm

 3-5. Y-DNA「N1c」  ウラル度・シベリア度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-5.htm
 
 3-6. Y-DNA「E1b1b」 ラテン度(地中海度) 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-6.htm
  
 3-7. Y-DNA「J」   セム度・メソポタミア農耕民度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm

 3-8. Y-DNA「G」   コーカサス度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-8.htm

15-4. アイスマンのY-DNAはスターリンと同じコーカサス遺伝子の「G2a」
http://garapagos.hotcom-cafe.com/15-4.htm
 
3-9. Y-DNA「T」   ジェファーソン度 調査 
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-9.htm  

3-10. Y-DNA「Q」   異民族の侵入者フン族の痕跡調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-10.htm

1-11. ユダヤ人のY-DNA遺伝子は日本列島の構成成分となっているのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-11.htm

1-15. コーカサスはバルカン半島並みの遺伝子が複雑な地域
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-15.htm

1-14. ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島の遺伝子は?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm

1-13. 中央アジアの標準言語テュルク語民族の遺伝子構成はどうなのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-13.htm

1-17. 多民族国家 ロシアのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-17.htm

1-9. 多民族国家 アメリカのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-9.htm
3:777 :

2022/06/05 (Sun) 20:33:42

あげ11

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