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オウム真理教は一皮むくと創価学会、もう一回むくと統一教会だった

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2022/05/30 (Mon) 03:08:50

オウム真理教は一皮むくと創価学会、もう一回むくと統一教会だった


宗教団体が政治に深く関係していたことで騒ぎになっている日本も、他の国のことは言えないだろう。この宗教団体は信者に高額なお布施を要求したり、明らかに何の役にも立たないものを高額で売りつけたりしながら、信者は特に文句を言うこともなく、長年栄えてきたという。

ちなみにその宗教団体の名前は自民党である。一般にお布施は所得税や社会保険料と呼ばれ、不要なものを山のように作る事業は公共事業と呼ばれている。

日本人は政治に宗教団体が絡んでいることに今更気付いたらしい。恐らく最近レーシック手術でも受けたのだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27343



要するに彼等は、世界支配中枢の手先なんです。

つまり、さまざまな謀略を仕掛ける上で「閉鎖的で・従順な」集団というものが必要なんです。それにはどうしてもカルトが一番適している、というところを世界支配中枢はわかったから、それぞれの国でそういったカルト的な組織を育成して、巨大化させて、権力を持たせてきたわけです。

それを日本においては戦後GHQそしてCIAが主導権を握って、創価学会と統一教会という2つの宗教に主としてその役割を担わせてきたと、考えていますが、ただし、その二つの宗教だけではありません。そういったCIAの息のかかった宗教というのは、例えば真光系のいくつかの教団にしてもそうだし、幸福の科学とか、そういったものもそうだと思います。

まあ、ある意味、それぞれの教団に対して統一教会が人間を送り込んで内側から支配構造を作っていく。いつのまにか支配中枢に座っている、ということで大元は実は統一教会であるという場合が多いと思います。つまり創価学会も実は統一教会の連中が入りこんで中から動かしている。

その結果として何が起きたかというと、オウム事件において統一教会だけではなく創価学会も暗躍したというのはそういう意味だったと思います。

つまり中核でおかしなことをやってる連中はみな同じ連中なんです。つまり、統一の服を着てその上に創価学会の着ぐるみを着て、さらにその上にオウム真理教の気ぐるみを着た三重なんです。十二単みたいな連中なんですね。そういう事なんです。

で、オウム信者というふうに新聞に出るけども、皮むくと創価、もう一回むくと統一教会。これが謀略に謀略を重ねた結果なんですね。

ということで、この連中は宗教というもの、閉鎖的で外に情報が洩れなく、そして非課税特権で守られているから、おかしな金の流れというものに手を染めても司直が手を出せない。というメリットを利用してるわけです。

つまり宗教は非課税特権だからこそおかしなことに手を出せる。犯罪・謀略、全て非課税特権があるからこそ出来るんです。したがって創価学会あたりに対して民主党の議員さんあたりが「宗教の非課税特権を撤廃するべきである。」ということを一言でも言ったら、公明党創価学会大騒ぎして叩きのめそうとする。

つまり彼等にとって一番のウィークポイントがここなんです。つまりこの非課税特権がなければ、宗教はいかなる謀略も出来ないんです。そして、金を集めてその金をどうしようがわからないからこそ、おかしな犯罪に金を投入することが出来るんです。麻薬にしろ保険金殺人にしろ、非課税特権があるから出来るんです。

その結果として、戦後六十数年たって、わが国は完全にこのカルト集団によって略奪されてきています。

あの~ここに、今朝見つけたんだけど「くたばれ創価学会、お国の為に」あのこれは僕が書いたわけじゃないけれど、実に達筆だよね。というかこういうソフトがあるんだろうけれども本当にそうだ。わが国のためにはこんなのいらないよ。 

そりゃね、信者さんの大半はね、変な人じゃないの。信心してるの。でもね、ここをね、大きく2つに分けて考えなきゃいけない。

創価学会は日蓮正宗の信徒団体であって、そもそも最初は日蓮の教えを勉強したい人達がいたわけ。ところが今は、そういう人達とは別に池田教になっちゃっているわけ。池田大作という在日朝鮮人の2世が神様になっちゃってる。

つまり1つの宗教の中に2つの要素が入り込んじゃってる。これが間違いなんだ。
だいたいが教祖を神格化するというのはこれCIAの手口なんだよね。

そもそも本来は仏教団体なんだから、仏教団体として活動してくれる分には全然問題ないわけですよ。どうぞお好きになさいと。仏法、立派なもんです。ゴータマ・シッダルダ以来、人間に生きる道を教えてくれる。素晴らしいものです。

ところがそれと池田教とは全然違うもんなんだよね。で、そこのところに気がついて止めた人も一杯いる。気がついたってことは、あの~まだ頭がちゃんと働いているっていうことだと思う。

さて、このこういう映像・画像見てもらえればだいたい分かると思う。どんなに偉そうなこと言ったって、北朝鮮の親分と手を握り合ってる親父、こんなの信用できるわけ無いじゃないよ。

この親父が、自民党の議員さんに自分のところの信者を沢山送り込んでいるんだよ何百人も、文鮮明が。北朝鮮のボスと手を握った男が自民党のボスなんですよ。こんなことが許せるんですか?

統一教会の信者さん、ここ説明してください。これをどう解釈したらいいんですか?わが国の敵じゃないんですか、北朝鮮は?わが国の人間をどんどん勝手に拉致して行方不明にしてさせて、変なミサイルを飛ばすとか飛ばさない
とか・・

今日はどうやらぶっ壊れたから飛ばないみたいだけども(笑声)そりゃまあそうでしょう。ま、その程度のレベルだと思うから。

そしてこの人、いい顔してるね(文鮮明の写真を指す)こんな人がメシアの再臨のわけないでしょう、顔見れば分かるでしょうが。これがメシアの再臨?そう信じているとしたらあなた頭がおかしいよ!この人、北朝鮮やオウムや麻薬に関わっている犯罪者ですよ。

それからまだ分からないで、いつまでたってもぐずぐず統一教会に引っ張られて搾取され拘束されている人達、可愛そうですね。早く気がついてください。
                  
それからこの三色のうちわ、韓国に行くとおみやげやさんで売ってます。で、あのWBCの野球の大会で日本と韓国が対戦する時は、チアガールの綺麗な女の子がこのうちわを持って「コリアン頑張れ」ってやります。韓国のスリーカラー、韓三色です。

この同じ色が見たかったらそのへんに一杯あります。創価学会の旗です。
創価学会の旗になぜこの色を使ったのか?つまり、池田大作さんは、自分の創価学会の信者の中のごく一握りの、コリアンを源泉に持つ人達にメッセージを与えているんです。

「創価学会はコリアンの為の宗教だよ」ということを伝えるためにわざわざこの色で3色旗を作った、というふうに私は解釈しています。

もう1つ、聖教新聞を読むと、池田大作さんの回顧録として子供の頃お父さんから

「日本人は戦争の時、韓国をいじめた。それに対して反省しなければならない」

ということを先生書いてる。そりゃ結構ですよ。で、同じ聖教新聞には「韓日友好」とか平気で書いてるわけ。日本国の宗教で、日本人のための新聞で、何で「韓日友好」なんですか?

これも同じこと。創価学会の中のコリアンのメンバーに対してメッセージを伝えてるんです。聖教新聞は「創価学会はコリアンの為の宗教なんだよ」ということを暗に伝えている。

http://blog.goo.ne.jp/candy-cats7/e/307813e14d625928891ad4b7150528ba

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Q : monsekanaさん
創価学会と、オウム真理教は似たようなものなんですか?

質問日時:2010/3/21 20:55:02.

A : xoxhaxgixさん

ハイ 似たようなものです

假谷さん拉致事件では コラボしてるみたいですが。

オウムと創価学会の準軍事的関係がはじめて公的に明らかになったのは、1995年4月4日、オウム広報部長上祐史浩の外国通信記者クラブでの会見であった。上祐は、諜報省がオウム防衛組織の背景を調べた結果、少なくとも27人は元創価学会員であったと公表した。この部門は、噂によれば、教団の諜報省とともに、オウム施設への強制捜査を導いた仮谷拉致殺人疑惑を含む、拉致者の殺害、殺人、肉体的懲罰の責任があるという。

オウムの元創価学会員の多くは、犯行後、なぜか消えた、と上祐はつけ加えた。

上祐の情報部は、創価学会とオウムの関係について内部調査を行なったのである。これらの隠された創価学会侵入者を彼は「スパイ」と呼んだが、彼らは、もしオウム真理教が警察の攻撃を受けてきたのであれば判決のために尋問されなければならない。そして、創価学会準軍事的軍隊は、東京地下鉄毒ガス事件を、おそらくは朝鮮半島で訓練されたテロリストといっしょに組織し、着手したことがわかるし、このことは、二つの教団のあいだの致命的な仲違い――それとも創価学会が海外情報組織から恩義を受けていたということのどちらかを指し示している(創価学会は北京・クレムリンと強力に結びついており、在日朝鮮半島人会員が上層部から下部に至るまで広くその教団に浸透している)。

この消えた元創価学会員は、なぜ追及されなかったのか?
そこか事件の核心だったからである。創価がらみの事件は、警察もマスコミも深追いしない。だから、隠蔽できた


・・前科11犯の創価信者。何故免許証をオウムに貸したの?仲間だから?

そして二月二八日、目黒公証役場の事務長、假谷清志さん拉致事件が発生する。この真犯人が誰なのかは別として、一般的にはどう見てもオウム真理教が怪しい。一般の百パーセント近くがオウムを疑ったのではないだろうか。そして実際、オウム真理教の松本剛容疑者が拉致監禁に関わったと報道され、拉致に使用したレンタカーの書類から、松本剛容疑者の指紋まで出てきたのだ。このまま直に松本容疑者が逮捕されれば、すんなりオウム真理教による拉致事件が立証できただろう。だが、松本容疑者はなかなか逮捕されない。松本容疑者はレンタカーを借りるにあたって、他人の免許証使用している。で、当然ながらこの免許証の持ち主にも嫌疑がかかったのだが、どうやらこの人物は、ただひたすら松本容疑者に便宜を図っただけのようである。

便宜を図った免許証の持ち主がまた、創価学会の信者であった。そのことがますます、公安警察を悩ませたのだ。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1138345871


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2022/05/30 (Mon) 04:07:05

北海道教育大は創価学会初代会長・牧口常三郎の母校やんけw

牧ロ 常三郎(まきぐち つねさぶろう、1871年7月23日〈明治4年6月6日〉 - 1944年〈昭和19年〉11月18日)は、日本の教育者、宗教家。
■生い立ち■
1871年7月23日(明治4年6月6日)、柏崎県刈羽郡荒浜村(現:新潟県柏崎市)で渡辺長松・イネの長男として誕生。出生名は渡辺 長七(わたなべ ちょうしち)。1877年、親戚である牧口善太夫の養子となる。
■尋常小学校教師■
1885年に尋常小学校を卒業後、単身、北海道へ職を求めて渡る。小樽警察署の給仕をしながら苦学の末に、1891年、札幌の北海道尋常師範学校(現:北海道教育大学)第一学部3学年に編入。

1893年、常三郎(つねさぶろう)と改名。同年3月に卒業し、母校の付属小学校の教師となる。当時24歳であった1895年、牧口熊太郎の二女クマ(当時18歳)と結婚。1901年、母校の助教諭となる。

■死後■
死後は創価学会初代会長とみなされ、また殉教者として尊敬されている。

>1891年、札幌の北海道尋常師範学校(現:北海道教育大学)第一学部3学年に編入。
>1893年、常三郎(つねさぶろう)と改名。
>同年3月に卒業し、母校の付属小学校の教師となる。
>1901年、母校の助教諭となる。

北海道教育大学は創価学会初代会長・牧口の母校かよwww
って事は北海道教育大学は学会員にとっては神聖な学校みたいなもんなんだろ?
大学がある地域は聖地じゃねえかw

そうなってくれば当然、学会員が教育を目指して北海道教育大学に集まってくる事になるし
卒業生に占める学会員の割合は他大学と比較して多い可能性が高まって来るし
この大学の卒業生自体が、学会員の割合が多いって事じゃねえかw

そもそも創価学会は戦前まで創価教育学会と言っていて、教員達の集まりだった
その関係で今でも教員には学会員が多いし、学会員は公明党の力が強い自治体では、教員採用試験で採用されやすい現実もある

つまりこの地域、学会員教員だらけって事じゃねえかw

学会員が必死になってこの問題で暴れてた本当の理由は、この地域の教員が学会員だらけで
北教大が学会員だらけって事実を隠そうとしてただけなんだろw

▲△▽▼

プチエンジェル事件の黒幕の小沢一郎は池田大作の右腕であった

今の小沢は反創価で創価幹部の奥さんとも離婚しましたが、昔は創価を利用して出世していたんですね。
(以下、創価学会の麻薬ビジネスと小沢一郎との関係より転載)
小沢一郎氏と池田大作氏とノリエガ将軍の三角関係
94年5月以来、ワシントンを起点にしてアメリカの各所に配られた「小沢批判リポート」はもう一つ重大なことに触れている。
(中略)同リポートは、小沢氏が、創価学会名誉会長で偽本尊を作ったりしてとかく会員の中でも批判のある池田大作と連携して、池田大作氏の野望である政教一致による日本の支配と、そのためのハク付けとして「ノーベル平和賞」の獲得に、小沢氏が協力している事実も暴露する。

池田氏と同盟を結んでいる小沢氏は、アメリカにとってますます好ましくない人間だとも明言している。

実はこのくだりを読んだとき、私もひとつ思い出すことがあった。それは、ブッシュ前大統領が金丸、そして小沢両氏を思うままに操っていたころ、両氏に与えるアメ玉だけでは説明がつかないと思うことがいくつかあったのだ。

そこで、CIAに近いアメリカ人が聞かせてくれたのが、小沢氏、池田氏、そしてパナマの独裁者だったノリエガ将軍を結ぶ線だった。

ノリエガ将軍は、ブッシュ氏がCIA長官時代には、その手先となって、キューバのカストロ首相やニカラグアなど中米の革命グループ攪乱に協力した。そして、その代償として、パナマを中継地として、時にはCIAの輸送機も使ってアメリカに南米コロンビア産のコカインを輸出(?)する暴挙を大目に見てもらっていた。

このためにブッシュ氏の弱みを握ったとして、ノリエガ将軍は、ブッシュ氏が大統領となったアメリカを、好きなように操れると過信したのだ。しかし、こんなノリエガを放置しておいたら自分の政治生命が危ないと知って、ブッシュ大統領は89年就任早々に、米軍による電撃的なパナマ侵攻をやって、ノリエガ将軍を「戦犯」として捕らえ、アメリカのフロリダにさらって来た。

そして、同将軍を「アメリカへのコカイン麻薬供給の罪」もつけて秘密裁判にかけて有罪とし、特別監獄の奥に閉じこめてしまった。

このノリエガ将軍が吐かされたものの中に、池田大作氏が創価学会の金をパナマで運用し、ノリエガ将軍の麻薬取引の資金繰りにも使わせていたことと、このあがりから、池田氏は小沢氏へ相当な額を常時渡していた、というものがあった。

ブッシュ氏はこの自白の証拠書類もがっちりと手に入れて、金丸、そして小沢の両氏を操作するムチとして使っていた。

もちろん、アマコスト駐日大使は、このムチを必要に応じて直接使用した中心人物であったということだった。この話は「小沢のパナマコネクション」として、アジア・太平洋諸国の政府の間にも知れ渡っている、と教えてくれたアジアの外交官もいる。知らぬは日本のみということだろうか。

つまり、創価学会が日本の麻薬ビジネスの総元締めで、この創価の麻薬ビジネスの中心にいたのが小沢一郎だった、というわけです。しかも、この記事を見て分かる通り、小沢一郎はかなりブッシュから煙たがられていたようです。要するに、アメリカのロックフェラー一味から嫌われていたということですね。

▲△▽▼

皇太子を中国のハニートラップにかけたプチエンジェル事件の黒幕は小沢一郎と創価学界だった

児童バイシュンのプチエンジェル事件の黒幕の小沢一郎の奥さんは創価 の幹部で、小沢一郎の周辺では沢山の自殺に見せかけた変死者が出ています、小沢一郎は在日人で中国共産党のエージェントです、プチエンジェル事件の顧客には結婚前の今上天皇も入っていたと言われています:
小沢の嫁は、創価の幹部。小沢の嫁の実家の土建屋「福田組」は姉歯設計、ヒューザー販売で耐震偽装マンションを建てている。福田組は創価大の卒業生を、優先して受け入れている会社だ。

▲△▽▼

創価 が必死に隠すプチエンジェル事件の真相が危険すぎてヤバイ
小沢一郎、陸山会との真っ黒な繋がり
犯人吉里弘太郎を練炭自殺に見せかけ口封じ
顧客リストをFBIに握られ米国の奴隷と化した日本政府
フリーライター染谷悟を見せしめで東京湾に!!

プチエンジェル事件と小沢一郎陸山会との真っ黒な繋がり
港区赤坂2-17番地は陸山会所有となっている。
赤坂2-17-54はプチエンジェルの現場で、赤坂2-17-55はプライム赤坂。

2010年01月18日 「プライム赤坂」の内装にびっくり・。・
https://pitanpitan.at.webry.info/201001/article_12.html

39 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2010/01/14(木) 06:10:42 0
プライム赤坂ってエローいマンションだなwwww
リビングルームからガラス張りのお風呂が鑑賞できるようになってるし
わざわざバスタブを間取りの中央においてメインにして
エロイ照明あてまくりだしwwww

小沢のマンションがラブホ仕様な件 2010年01月14日
外国人秘書(女)を住まわせていた小沢名義の都心のマンションはスケスケバスルーム。
"不可解" 陸山会、「民主・小沢氏」名義で億ション買いあさり…謎の女子中国人留学生、外国人秘書が住む?  
3:777 :

2022/05/30 (Mon) 04:13:02

プチエンジェル事件の詳細は

プチエンジェル事件で皇太子の相手をしてグラビアアイドルにしてもらった小向美奈子
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/146.html

プチエンジェル事件の深すぎる闇
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/358.html

中国美女も日本男性が大好き _ 皇族・政治家を中国のハニートラップにかけたプチエンジェル事件の黒幕は小沢一郎だった?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/290.html

飯島愛が殺された理由 _ ジャニーズ・プチエンジェル事件との関係
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/720.html

日本の皇族・政治家を中国のハニートラップにかけたプチエンジェル事件
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/761.html
4:777 :

2022/07/03 (Sun) 03:45:33

あげ457
5:777 :

2022/07/09 (Sat) 21:56:03

あげ15
6:777 :

2022/07/17 (Sun) 00:12:34

統一教会と自民党“ドス黒い歴史”の背後であの組織が暗躍! 誰も触れない日本政治「本当の裏」をジェームズ斉藤が暴露!
2022.07.16
https://tocana.jp/2022/07/post_238376_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  安倍さん暗殺事件から1週間ほど経って、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との癒着ぶりがニュースを賑わせていますが、一つ気になる点があるんですよ。それは統一教会の歴史を解説する中で、どのメディアもKCIAや安倍さんの祖父である岸信介との関わりについては語る一方で、CIAの関与についてはほぼ言及がないということです。

──統一教会はCIAとも関係しているんですか?

ジェームズ  統一教会の教祖の文鮮明は朝鮮戦争で北に捕まっています。彼を解放したのは米軍のマッカーサー元帥で、この時、マッカーサーの側近の一人だったGHQのG2部門(米国陸軍諜報部門)のトップ、チャールズ・ウィロビーが文鮮明に目をつけたのです。アメリカ側は小さなカルト宗教の教祖だった彼のカリスマ性に注目し、配下の米国陸軍防諜部隊(CIC)と韓国軍防諜部隊(KCIC)を通じて密かにバックアップを始めます。そりゃそうでしょう。20代の頃から血分け教義に基づいて、信者にセックスリレーまでやらせるほどマインドコントロールの天才で、諜報機関にとっては喉から手が出るほど欲しかった人材だったはずです。

──まずそこを理解しないといけないんですね。ただのCIAの操り人形ではなかったと。

ジェームズ  文鮮明は諜報員として超優秀だったのです。1954年にソウルで統一教会を立ち上げると、韓国国内で問題を起こしながらも(罪状は)徴兵拒否のみで釈放されるというのを繰り返し、59年には日本に進出します。なお、ウィロビーはCIAの黎明期の関係者でもあるので、統一教会の運営はCIAが後に受け継いだ形になります。

 この時、安倍さんの祖父の岸信介首相(当時)と文鮮明が懇意になるわけで、いま盛んに言われている「渋谷区南平台の岸信介の邸宅の隣、というか敷地内に統一教会の日本の本部があった」「そこで岸信介は何度も講演した」といったズブズブの仲になるわけです。しかし、岸信介と文鮮明をつないだのが誰かをどこのマスコミも言いません。一部ではKCIA(韓国中央情報部)がつないだかのように言っているメディアもありますが、朴正煕が軍事クーデターを起こしたのは1961年です。KCIAは朴政権下で発足したわけですから、59年の岸信介と文鮮明をつなげることはKCIAにはできません。

 この時に動いたのはCIAなのです。ご存知のように岸信介はCIAのエージェントで、CIAに協力することで絞首刑を逃れ、巣鴨プリズンから出られたわけです。文鮮明もずっとCIAが世話してきたエージェントですから、岸信介と文鮮明をつないだのは究極的にはCIAでした。そして、朴政権発足後は韓国を反共の砦とするため、KCIAと文鮮明をつないだのです。アメリカ議会の報告書では「金鍾泌KCIA部長が1961年に統一教会を政治工作の目的のために設立した」とありますが、これはCIAの関与の痕跡を消すと同時に韓国人の「ウリナリ」(愛国心)をくすぐる高等なディスインフォメーションです。

──ということは、統一教会の本当のバックはCIAなんですか?

ジェームズ  いいえ、統一教会はアメリカと韓国の合作という言い方のほうが正しいでしょう。もちろん力関係では、圧倒的にアメリカの方が上ですが、双方に反共主義という共通点があったので合作に至ったわけです。つまり、暫定的な同盟関係です。基本的に諜報機関は外部者を信用しません。これは同盟国間の諜報機関の関係においてもいえます。これはあとでお話ししますが、統一教会とKCIAは数年後にアメリカを乗っ取ろうとしますから(笑)。

──どういうことですか!? アメリカを裏切ったのですか?

ジェームズ  裏切るというか調子に乗ってしまったというのが正解でしょう。ここがある意味、韓国人の凄いところで一度の成功体験で何でもできると思ってしまうんです。そして、その成功体験というのが日本での活動です。岸信介という政界のトップに食い込んだ彼らは、霊感商法で年間数十億円の収入を日本人から吸い上げ、その金を使ってさらに政財界に献金して日本を裏から乗っ取っていったのです。

──たしかに岸さんだけでなく安倍晋太郎さん、中曽根康弘さん、金丸信さん、福田赳夫さんといった派閥の領袖が根こそぎ、統一教会の金に目がくらんで転んでますよね。でも、なぜですか? これくらいの大物であれば、ほかにも献金してくれる人はいくらでもいたでしょうに。

ジェームズ  ですから、そこにCIAが絡んだ意味があるのです。CIAの対日工作は朝鮮系国会議員を非常に重要視していました。メルマガでも書きましたが、岸信介も李氏朝鮮系ですので。

 アメリカは占領時代後半から憲法改正と再軍備を日本に強く要請していました。しかし、吉田茂首相が「陸軍が暴走するかもしれない」と言ってずっと拒否してきたのです。吉田茂は普通の日本人でしたので、彼の態度は当時の日本ではごく正論でありましたが、業を煮やしたアメリカは反吉田派の筆頭であった鳩山一郎(のちに吉田民主党から離脱し、日本自由党を結党)や岸信介に肩入れし、吉田派から政権を奪います。ところが、鳩山一郎は首相になった途端親ソとなり、怒ったアメリカは「天の声解散」をさせます。

──天の声(苦笑)。

ジェームズ  鳩山一郎は「天の声を聞いたので解散した」と言っていますからね(笑)。その後、アメリカが推す岸信介と、鳩山同様に中国、ソ連とも国交を回復を目指す石橋湛山が一騎打ちとなり、石橋が勝利します。しかし、1カ月後に突如脳梗塞で倒れて首相を辞任し、岸信介が晴れて首相になるわけです。

──キナ臭い話ですね。

ジェームズ  CIAが動いていたとしか考えられませんよね。なんとしてでも岸を首相にし、日本を改憲及び再軍備に誘導しようとしていたのです。

 ですから、反吉田派は伝統的に改憲及び再軍備を主張する派閥を形成し、これが安倍さんが率いていた清和会になっていくのです。一方、吉田派は現在、岸田首相がトップの宏池会へとつながっていきます。いまや派閥はもう関係ないという人がいますが、吉田派=宏池会、反吉田派=清和会という大まかな流れぐらいは頭に入れておいてください。

──日本の政治には2つの大きな流れがあったんですね。

ジェームズ  そうです。アメリカは伝統的に反吉田派を推していました。ただし、日本の主流派は吉田派です。メルマガでも書きましたが、吉田派の宏池会は天皇家がバックについていました。天皇家がバックにつくということは天皇家が管理していた豊富な“天皇のゴールド”を使うことが可能だったのです。“天皇のゴールド”についてはTOCANAでも書いていますが、核心についてはTOCANAで語るのは危険すぎるので今後メルマガで書いていきます。一方、資金不足に悩む反吉田派にCIAは統一教会を紹介します。ここから反吉田派は統一教会の資金力に注目するようになるわけです。

──つまり、統一教会は金づるだったんですね。でも、岸さんの周りには児玉誉士夫がいたじゃないですか。確か児玉誉士夫も戦時中は天皇ゴールドの回収をしていませんでしたか?

ジェームズ  はい。回収していました。その総額は447億1476万円、現在ですと兆を超える資金を持っていたと言われます。ただし、その金は着服したわけではなく、戦後、児玉の上司であった米内光政海軍大将(元首相)に戻そうとしたのです。ところが、米内大将は「もう海軍は存在しない。国のために使ってくれ」と言われたので、国のために使ったと児玉本人は言っています。実際にその金は鳩山一郎が目指した自由党の設立資金になっています。しかし、そういう金はいつまでも保つわけではありません。やはり集金マシンというものが必要なのです。

──それが統一教会だったと。

ジェームズ  そうです。そもそも岸信介は前述したように李氏朝鮮系の人ですから韓国の統一教会とは同族意識もあって親和性は高かったんですよ。でなければ、自宅の敷地内の土地を提供するなどといったことはしないでしょう。

 岸と統一教会の仲を決定的にしたのは安保闘争です。最終的には国会前に30万人の市民や左翼が集まって安保改定に反対した運動で、岸は笹川良一や児玉に頼んで右翼、ヤクザ、旧軍人ら4万人を集めます。この時、岸は彼らの活動資金として8億円を用意したと言われています。この8億円は当初、創価学会の池田大作に資金提供を頼みましたが、池田は断っているんですね。では、どこからその金は出たのでしょうか?

──統一教会。

ジェームズ  しかないんですよ。こういうのもあって岸と統一教会は蜜月の仲となっていくのですが、反面、日本の右翼、ヤクザは韓国系に侵食されていくのです。その浸透はKCIAが統一教会のバックにつくとさらに加速していきます。そして67年7月、山梨県の本栖湖にあるモーターボート連合会の研修所で文鮮明と笹川良一、児玉誉士夫らが会合し、国際的反共連合を設立することを約束します。これがのちの国際勝共連合となるのです。ちなみに初代の会長は統一教会の日本支部長の久保木修己、初代名誉会長は笹川良一です。

──完全に韓国の新興宗教と日本の右翼の合作ですね。

ジェームズ  この辺は完全にKCIAのオペレーションで、ここに乗っかってしまった日本の右翼は次第に親韓国、親米、反共になって染まっていくのです。

──日本の右翼になぜ、朝鮮系の匂いがするのかと思ったらそういうことだったんですね。

ジェームズ  コリアンが右翼になってしまったんです。もっと昔の右翼は頭山満、内田良平など西南戦争で没落した九州の武士階級が始めたことなんです。自由民権運動などに反対して武士の名誉を明治の日本でどうやって守り抜くかで発展していったのが玄洋社と黒龍会です。彼らが目指した道というのが玄洋社は国内で活動し、黒竜会は海外で大陸浪人になって日本の諜報活動をしながら御国に尽くすというものでした。

──その流れは断ち切れてしまったんですか?

ジェームズ  いえ、児玉誉士夫も玄洋社、黒龍会の流れを汲んでいます。ただし、児玉誉士夫はCIAとKCIAの双方のオペレーションに乗せられてしまったんです。いや、米内光政に資金を返却されても私物化せず御国のために使った児玉の純粋な愛国心を考えると、「自らエージェントになった」というのが正しいかもしれません。児玉は黒幕やフィクサーの悪評が付き纏い、ヤクザなイメージがありますが、中身は国士そのものでした。これが日本の裏社会の歴史であり、政治の裏の歴史です。

──いまの政治家たちがなぜ、こんなに韓国・中国の言いなりなのかの理由が見えてくるようです。

ジェームズ  日本の政治の裏側には戦後の早い段階でKCIAが統一教会を隠れ蓑に浸透してしまったということです。これはかなり深刻な問題で、日本会議等の似非右翼が台頭する原因になりました。では、次回はここから現代までどう繋がっていったのかを解説しましょう。
7:777 :

2022/07/18 (Mon) 10:38:01

統一教会と政治の癒着、米国の方が数段ヤバい!? 浸透・洗脳のプロセスと恐怖の資金源をジェームズ斉藤が徹底解説!
2022.07.17
https://tocana.jp/2022/07/post_238416_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  前回は統一教会を隠れ蓑にしてKCIAが日本に浸透していった話をしましたが、今回はアメリカからの視点をお伝えしましょう。

──前回は、統一教会がアメリカを乗っ取ろうとしていた話にほんの少し触れていましたね。

ジェームズ  日本での成功体験に調子に乗った統一教会がアメリカでも同じことをしようとしたのです。そんな大それたことを平気で実行しようと思うほど、統一教会とKCIAは日本の政界にがっちり食い込んで日本の政治をコントロールするようになっていました。

──日本がなぜ韓国推しなのか? なぜ常に経済援助をしてあげるのか? 竹島を取られても平気なのか? といった長年の疑問が一気に溶解しましたね。

ジェームズ  日本の政治家が統一教会マネーと信者による選挙のバックアップに頼り切っているからです。すでに報道されていますが、統一教会から議員秘書を送ってもらっている国会議員は何十人と居て、その秘書たちが教会に集まってどのように議員を誘導するかを話し合っていると言われていますからね。一番情けないのは、彼ら議員たちが統一教会の資金源が日本人からむしり取ったものだとわかっていながら平気で献金して貰ったり、便宜を図ってもらっていることです。

──統一教会の霊感商法でどれだけの日本人が破産し、家族が苦しんだことか。

ジェームズ  社会問題になっていたはずですよ。何百万円もする壺を売ったり、文鮮明がマッチングした見知らぬ相手と結婚する合同結婚式を開催したり、日本でも一度、大バッシングされたはずです。ところが解散することもなく、世界平和統一家庭連合と改名までして普通に生き残っているのは政界工作がうまくいっていたからです。しかし、彼らの政界工作の源は日本の信者から搾り取った数十億円にものぼる現金です。まさに政治家公認のもと日本人を食い物にした統一教会です。

 その統一教会ですが、1972年にはアメリカに本拠地を移します。文鮮明はハドソン川東岸の高級住宅街タリータウンの邸宅を購入し、自宅にします。

 ここからアメリカへの浸透が本格化するのですが、実は64年の段階で文鮮明の片腕である元韓国軍人の朴普煕(パク・ポヒ)を尖兵として送り込んでいたのです。ワシントンD.C.に韓国文化自由財団という財団を設立していたのですが、その初代名誉総裁はなんと金鍾泌(キム・ジョンピル)です。

──えっ! KCIAの!?

ジェームズ  そうです。KCIAの初代部長です。統一教会側はよく「KCIAとは関係ない」と言いますが、しっかりつながっています。この時点で、統一教会はほぼ完全にKCIA傘下になっていると見ていいでしょう。

──本当に怖いですね。でも、64年の時点で、すでにアメリカへの浸透も開始していたんですね。

ジェームズ  ですから、その頃から日本の信者から搾り取った金をワシントンのロビー工作に使っていたのでしょうね。朴普煕は翌65年にはアイゼンハワー元大統領と文鮮明の会談を実現させています。そして72年に、満を持して統一教会と文鮮明が本格的に乗り込んでくるわけです。

──アメリカでもうまくいったんですか? 

ジェームズ  うまくいっています。そのやり方は敵ながらあっぱれと感心するぐらい、巧妙で大胆です。なんと、いきなりニクソン大統領に近づくのです。当時、ニクソンはウォーターゲート事件の渦中にあって辞任に追い込まれる寸前でした。そこに手を差し伸べようとニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、サンフランシスコ・クロニクルなどといった全米の主要新聞の第1面に「America in Crisis ― Answer to Watergate: Forgive, Love, Unite(危機にあるアメリカよ。ウォーターゲートの答えは許しと愛と団結だ)」という意見広告を出したのです。

──第1面に広告ですか!? いくらかかるんですか?

ジェームズ  相当でしょう。なにしろ第1面を全面ですから。しかし、いくらかかろうが日本の信者から搾り取ればいいわけですから、彼らは痛くも痒くもありません。実は、統一教会は日本以外の国では霊感商法などで無茶な献金はさせていないのです。世界中の統一教会の資金の70%は日本支部からのもので、年間70億円以上もの金がアメリカの本部に送金されていたと言われていました。その金を使って文鮮明は危機にあったニクソンに取り入り、74年にはホワイトハウスを訪ねて直接会談を成功させるまでになったのです。

 ここから文鮮明の快進撃が始まります。統一神学校を全米各地に作り、76年にはニューヨークのティファニービルを240万ドル(当時のレートで9億円)で買収し、信者たちの宿泊先や会合の場所としてマンハッタンの高級ホテルを500万ドル(約15億円)で買いあげています。そしてワシントンD.C.で約50万人を集めたラリーを開催し、文鮮明はそのカリスマ性を否応なく発揮するのです。

──CIAが目をつけただけあって、もともとカリスマ性はあったんですね。

ジェームズ  文鮮明のカリスマ性だけではありません。ここにはCIAが絡んでいて、CIAの極秘洗脳研究であったMKウルトラなどの最先端の洗脳技術を統一教会に伝授していたのです。これは日本をはじめ、全世界で効果を発揮しますが、アメリカでは自分の膝下であるホワイトハウスがターゲットになるという、全く笑えない諜報工作の大失態を演じてしまうのです。このアメリカ工作で重要になってくるのが韓国人実業家の朴東宣(パク・ドンソン)です。彼はニクソン政権が韓国から米軍を引き上げようとしていることに危機感を覚えて米政界工作を開始するわけですが、これがコリアゲートという大スキャンダルに発展します。この詳細について彼自身が雑誌『新政界往来』に寄稿していますので、ちょっと長いですが、見てください。

──本人が語っているんですね。

ジェームズ  よく読むと興味深い発言があるので注意して読んでみてください。

「米国で70年代、歴史的に空前絶後のコリアゲートという事件が起きた。その事件で訴追されたのが私だ。



 事件は1976年10月26日、私がヒルトンホテルで泊まっていた時に起きた。半年で解決すると思ったが、戦いは3年続いた。



 ワシントン・ポストとニューヨーク・タイムズがコリアゲート記事を競争して出した。韓国政府の代理人として米国下院議員ら150人を買収したという容疑だ。米国は違法ロビーイングしたという疑惑で、私を起訴した。



 コリアゲートの時は、米国のメディアは私を非難した。韓米関係を悪化させたというのだ。しかし、私はロビイストではなく、民間外交をやっただけだ。無論、お金も使ったがすべて私が汗を流して稼いだものだ。韓国はとても貧乏でロビー資金を出せるようなゆとりはなかった。ただ、私はそういうお金を出して米国の国会議員の選挙助けになるのが名誉なことだと思っていた。その当時、米国では外国政府が政治家に資金を出すのは不法だったが、外国人が米国の政治家のために資金を出すのは不法ではなかった。



 当時、米国にはコメを売らないと落選する下院議員がいた。クリントン大統領のアーカンソー州やルイジアナ州、それにミシシッピ州とテキサス州だ。それに東洋人がたくさん住んでいるカルフォルニア州もそうだった。そうした州が力をあわせてグループを作り、議員86人が「コメを買ってくれたら、あなたちが希望(米国の援助)していることを全部やってあげる」ということだった。



 それを朴正煕大統領に報告したら、やってみなさいという。それで、ロビー活動ではなく、私の出身母校ジョージタウン大学を軸に動いた。



 ジョージタウン大学での学生時代には、外国人としては初めて生徒会長に就任していた。日本では料亭とかで話をすることがあるが、米国ではうまくいった人たちはクラブを作る。そして金があるから建物を買うとかして運営されるクラブは、ハイソサイアティーの社交場になる。



 私もジョージタウンクラブというのを、ワシントンに作った。外国人として私が中心となって社交する場所を作りたいと思ったからだ。



 ワシントンでは社交的に大きなものになると、ドアを全部開ける。カソリック教会にもワシントン駐在大使がいる。教会は社交上手な司教をワシントンに送るのだが、社交的にヘゲモニーをとると、政治家も頭を下げてくるようになるから、その効果は大きなものがある。」

 というものです。非常に優秀で抜け目のない人物であることがわかるでしょう。一説によれば、彼はアメリカの主要な政治家36人に各々100万ドルを献金し、周辺156人にも金を渡したと言われています。



──金で横っ面を思い切りひっぱたいてますね。しかし、アメリカではちゃんと事件になっているというのが日本とは大違いですね。

ジェームズ  アメリカがまだまともだった時代ですから。上記の原稿の中で彼は自分の金を使って実質的ロビー活動をやっていたと言っていますが、アメリカ当局はそうは見ていません。資金は統一教会から出ていたと踏んでおり、その後ろにはKCIAが絡んでいると確信していました。諜報工作は、対象が政治家等の社会的地位が高くなり公的度が増すにつれ、諜報員も表舞台に立ち合法的手段を選ばざるを得なくなりますので。

 2022年現在でも、各国の諜報機関関係者の間では、朴東宣がKCIAのスパイであったことは常識となっています。そもそも、朴が「それを朴正煕大統領に報告したら、やってみなさいという」と証言している時点で、「私は実はKCIAです」と言っているようなものです。ここまで来るとCIAも看過できませんし、さすがのニクソンも議会に委員会を設置して調査を開始し、コリアゲートと呼ばれる大スキャンダルに発展していったんです。ですから、アメリカではKCIAというのは、“同盟国の諜報機関ながらかなり危険な組織”として認識されています。その理由は統一教会を握っているからです。

 加えて、韓国系アメリカ人は華僑のようにいろんな場所に住み着いてその土地に勢力を確保しています。韓国系は勉強熱心なのでアイビーリーグなどのトップ校にたくさんいることで、社会的信用も高いのです。朴東宣などはまさにその典型でしょう。同時に、韓国系はほとんどキリスト教徒であり、その大部分が統一教会の信者か、信者になりすましたKCIAスパイとも言われています。ただし、それは本当ではなく、実態はKCIAが「祖国に尽くせ」と脅迫を繰り返し、アメリカにいる韓国系の同胞を無理矢理スパイに仕立て上げているというのが真実に近いです。そんな彼らを効果的に使った最たる例が、朴東宣のワシントンD.C.でのロビーイング活動だったのです。

──とはいえ、とりあえず、そこで一旦、統一教会は潰されたはずですよね? ところが、実際は今でもアメリカでかなりの力を持っていますよね。

ジェームズ  そこが彼らの怖いところです。この大スキャンダルのあと、統一教会は穏健な活動にトーンダウンしていきます。しかし、活動していなかったわけではありません。じっとチャンスを伺っていて運命の1980年の大統領選挙を迎えます。

 この年、現職のジミー・カーター大統領はイランアメリカ大使館人質事件の対応を誤って1年以上も人質解放ができておらず、批判の的にさらされていました。このカーターが民主党の大統領でしたから、共和党としては絶好の政権交代のチャンスだったのですが、共和党の代表候補はロナルド・レーガンでした。そして統一教会はレーガンに接近した。

 今の我々はレーガンの勝利を知っていますから統一教会は勝ち馬に乗ったのだと思うかもしれません。しかし、レーガンは元俳優です。それが大統領になるなんて、当時はアメリカ人でさえ誰も本気では思ってなかったんです。例えるなら、2016年のドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの選挙戦のようなもので、いくらヒラリーに人気がなくてもトランプが勝つとはやっぱり誰も思ってなかったわけじゃないですか(笑)。ところが、蓋を開けたらトランプ大統領の誕生です。それと同じように81年にレーガン大統領が誕生しました。ここから共和党と統一教会が切っても切れない仲になっていくのです。

──そういえば、レーガン大統領だけでなく、ブッシュ大統領もトランプ大統領も統一教会の大会によく出てましたね。


ジェームズ  レーガン以来、統一教会は共和党にがっちり食い込んでいったのです。まさに日本の清和会に食い込んでいったのと同じです。あそこからですよ、アメリカの共和党が朝鮮化していったのは。

──えっ!? 共和党は朝鮮化しているのですか?

ジェームズ  資金源と票集めで頼りにするようになったということは、韓国の意向を無視できないということです。例えば、トランプのラリーには何十万人と人が集まりますが、統一教会が動員をかけているからあそこまで集まるんです。もちろん、資金面もです。無視できるわけがないのです。しかし、統一教会の金の出どころはいまだに日本支部です。

──日本はずっと食い物にされているじゃないですか! 

ジェームズ  日本の政治家がズブズブですから、止まるわけがないんですよ。日本の話はあとでまたお話ししますが、共和党は資金面だけでなく、政治思想にまで統一教会の影響を受けるようになります。神とサタンの二元論など、怪しい朝鮮カルト独特の言説が共和党に浸透していったのです。いまのQアノンにつながるような低レベルの政治討論が始まるのは、統一教会がバックについたレーガン政権からで、共和党全体が次第に陰謀論化していってしまうのです。

 実際、レーガンがソ連を「悪の帝国」と呼び、アメリカ国内のキリスト教福音派を一気に熱狂させます。「ソ連=悪」自体は間違っていないでしょうが、国の指導者がそのように単純な二元論を用いると政治議論が低レベル化し、国民レベルで陰謀論が蔓延することに繋がります。実際、メルマガでも紹介したように、KGBの対アメリカ極右工作が始まったのもレーガン政権時代でした。アメリカの隙を見逃さない、ロシアのインテリジェントの先見性にはいつも驚かされます。

──結局、話を聞いていると、統一教会はアメリカの乗っ通りに成功してませんか? 

ジェームズ  かなりの部分、浸透したと思います。しかし、今後はどうでしょうか? かなり風向きは変わってくるでしょう。なぜ変わるのかと言えば、いまの日本を見ればわかると思います。現在、安倍さん暗殺事件に絡んで統一教会が相当叩かれていますよね。これまでだったら、それはありえないんですよ。政治的圧力が常にかかって、統一教会問題は、ある一線を超えるとうやむやにされてきました。その傾向は現在もあって、事実、今だに警察は統一教会のことを“特定の宗教団体”としか言っていません。

──言われてみれば頑なに守っていますね。テレビも最初はそれを踏襲していましたね。しかし、今は“特定の宗教団体”と言ったり、“旧統一教会”と言ったり、揺れています。

ジェームズ  テレビがいかに権力に弱いか示すいい証拠です。しかし、旧統一教会という名を少しずつ出してきているということは「統一教会はもういらないよ」という勢力の力が強くなってきているということでもあります。

──でも、日本にそんな勢力はないですよね。

ジェームズ  もちろんです。日本の風向きが変わるのは常に海外からです。つまり、アメリカの風向きが変わったのです。そして最も重要なのは、その風向きこそが安倍元首相の暗殺事件を引き起こしたということです。

──えっ! そこにつながるんですか!?


ジェームズ  はい。しかし、それについては「危険すぎるのでTOCANAに掲載できない」と言われてしまいました。

──ああ、あれですか……。でも、あれは今の状況でOKを出すメディアはないと思います。

ジェームズ  確かに証拠を出せと言われたら無理ですからね。しかし、諜報の世界で証拠が出ることはほぼ皆無で、機密解除になるのも相当時間が経ってからです。しかも、機密解除された情報自体がディスインフォメーションの可能性もあります。実際、1909年の伊藤博文暗殺事件も完全な証拠がまだ出ておらず、1963年のJFK暗殺事件もかなり機密解除されましたが、内容は必ずしも真実とは限りません。このようなことばかりですので、真実は状況から判断していく以外にないのですよ。とはいえ、私のもとには事件後すぐに各国の諜報関係者より貴重な情報が入ってきています。単に状況判断や公開情報のみに依存しているわけではありません。

──たしかに、ボツになった原稿は確かに説得力はありました。危ないなとは思ったのですが。

ジェームズ  それは仕方ないところですが、あの結論は多くの諜報関係者とも話し合って共有したものです。ですので、次の原稿は書けるところまでは書きますが、核心部分はメルマガで掲載するしかないので、そこで真実を探ってください。
8:777 :

2022/07/18 (Mon) 20:25:25

なぜ統一教会は日本政治にこれほど浸透できたのか? 国を蝕む売国エセ右翼の実像と米の思惑をジェームズ斉藤が解説
2022.07.18 1
https://tocana.jp/2022/07/post_238474_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  第1弾では日本が統一教会を隠れ蓑にKCIAに浸透されてしまった状況を、第2弾ではアメリカが浸透される様子を説明しました。第3弾では、再び日本に戻って、安倍元首相暗殺事件について、いま諜報機関関係の人々たちの間で囁かれている“ある仮説”をお話ししていきましょう。諜報分析は仮説の設定が要で、あらゆる可能性を想定し、確率論で優先順位をつけます。したがって、諜報機関関係者がどのような仮説を検討しているかは今後の真相究明において必要不可欠です。

──いよいよ、真相に近づくというわけですね。

ジェームズ  第2弾の最後にも言ってるように確実な証拠はありませんし、仕掛ける側はわざと出しません。しかし、可能性として十分にありえる仮説ということです。

 さて、日本では60年代から統一教会とKCIAの浸透が始まっていましたが、あっという間に浸透されてしまったのには政治家のほうにも朝鮮系が多かったからという理由があります。詳しいことはメルマガで解説していますが、岸信介、佐藤栄作らは李氏朝鮮系です。一方、笹川良一、児玉誉士夫ら国士たちには岸たちと徒党を組みながらも愛国心も十分にありました。国士たちは米ソの冷戦時代にあって、反共という部分でかろうじて朝鮮系政治家たちとつながっていたのです。故に、彼らは親韓派と言われていましたが、今の若者に多い朝鮮文化に憧れる低レベルなものではなく、日韓が共有できる米国との同盟を経て大東亜共栄圏を復活させるというロマンを持っていたのです。つまり、当時の日本政治は呉越同舟という言葉がぴったりでした。互いに反目し合う同士がたった一つの目的のために手をつなぎ、同じ舟に乗って反共という目的地に進んでいたのです。しかも、彼らの根っこには大アジア主義を基礎とした反米主義というのがありました。日本側の心の底には「アメリカには戦争で負けたが、真のアジアの盟主は日本である」という思いがあり、韓国側には「母国を真っ二つにし戦場扱いしたアメリカめ」という恨みがありました。そういう複雑な感情が絡む中で、睨み合いながら手を結んでいたのです。


──その頃の人々はただ金のために手を組んだというものではなく、志があったんですね。

ジェームズ  その通りです。しかし、問題はその後です。次の世代になると日本側は統一教会、KCIAから金を貰うことに躊躇しなくなるのです。日本の国会議員は簡単にKCIAのエージェント化し、朝鮮系国会議員はアイデンティティを日本ではなく、朝鮮に持つようになってしまいます。ですから、自国民であり有権者である日本人を平然と朝鮮カルトの生贄にできたのです。やはりこれは彼らが日本国籍保有者であっても、先祖代々から「恨」をしっかり受け継いでいた動かぬ証拠とも言えるでしょう。

 少し話は飛びますが、今回の参院戦で日本に帰化した元中国人、外国人を国会議員にしようという動きがNHK党や自民党、れいわ新選組なんかでありましたが、あれは言語道断です。外国人特に韓国人、中国人は帰化しても忠誠を誓うのは生まれた国です。岸家のような500年前の豊臣秀吉の朝鮮出兵によって日本に来た李氏朝鮮両班の末裔でさえ、アイデンティティとして朝鮮系を意識するほどなので、帰化一世が日本人としての意識を持つことなど不可能です。そんな人間を国会に入れたら完全に日本を乗っ取られかねません。ロシアスパイのゼレンスキーに国を乗っ取られたウクライナの断末魔を見れば一目瞭然です。ところが、それをいまの日本人の議員はわからないのです。いまの国会議員というのはそれほど脇が甘い上に、他国の工作に無頓着なのです。

──妙なリベラル思考に冒されているんですかね。

ジェームズ  極左の浸透も日本では野放しですからね。しかし、根本的には日本人の議員たちにとって選挙は年収2千万円クラスの役職と利権を得るための就職活動にしか過ぎないのでしょう。ですから、「自分を売りまくる」のです。当選しても、4年後や6年後の選挙のことを考えなければいけないので、「永遠の就職活動」が国会議員の仕事の本質になってしまっているのです。でなければ、平気で統一教会だろうと、韓国系からだろうと金を貰い、人員を都合してもらうなどということはできません。それを入り口に漬け込まれるという危機意識が皆無なのです。

──普通わかりそうなものですが…。

ジェームズ  ですから、日本人の中でも国会議員だけが感覚が狂っているんです。そこには狂ってしまう原因があるのです。要は、先輩議員たちが当たり前のように彼ら韓国系ロビーを利用しているためです。それも派閥の領袖と言われる大物議員がそうですから話になりません。いくつか例を挙げましょう。まずは安倍晋太郎です。安倍さんのお父さんですけど、晋太郎議員は前回、紹介した朴東宣(パク・ドンソン)が『新政界往来』に寄稿した原稿の中で「外務大臣だった日本の政治家として最高の人格者の安倍晋太郎先生を通して、日本に関しいろいろ学んだことで、日本が好きになった。」と書いています。朴東宣はコリアゲートの主犯であり、KCIA、統一教会との関係を取り沙汰された大物スパイです。実は、朴東宣はロス留学中の青年時代の晋三さんのお世話をいろいろしています。安倍さんのお母さんである洋子さんは「朴さんにはホームシックになった息子を自宅に招いてくれたり、遊びに連れていってくれて励ましてくれた」と語っているほどです。

──その頃からもう安倍家は取り込まれていたんですか?


ジェームズ  安倍晋太郎の奥さんの洋子さんは岸信介の娘ですからね。安倍家は完全に岸家の人間なのでつまり李氏朝鮮の血を引いています。ほかの大物政治家では中曽根康弘、金丸信、福田赳夫といった名前が並びます。これら大物議員も全て朝鮮系です。福田内閣などは閣僚のほとんどが統一教会、勝共連合と深くかかわっていました。坊秀男大蔵大臣、海部俊樹文部大臣、渡辺美智雄厚生大臣、田中達夫通産大臣、西村栄一行政管理庁長官、宇野宗佑科学技術庁長官、石原晋太郎環境庁長官、園田直官房長官といったところで酷いものです。

 現在はライターの鈴木エイト氏が統一教会と関係ある国会議員112人を公開していますので参考にしてください。鈴木氏の資料は非常に高く評価しています。ざっと抜粋すると安倍晋三、菅義偉、麻生太郎、高市早苗、前原誠司、下村博文、中川正春、萩生田光一、岸信夫、稲田朋美、細野豪志、山谷えり子、船田元、石破茂、林芳正と錚々たるものです。

旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/image/life/308409/191217


 これを見てわかるのはすでに吉田派、反吉田派といったくくりなども関係なくなっているということです。清和会を狙うなどということはもうなくなっており、宏池会、平成研究会など吉田派と言われた派閥にも深く食い込んでいます。

 かつて吉田茂は韓国、中国、ロシアとは一切話をしないという立場でした。李承晩が極秘来日して、吉田茂と日韓国交正常化について話したんですけど、吉田はまったく相手にせず、突きはなしたほどです。それで李承晩が怒って李承晩ラインを作って、竹島問題が始まったという人までいます。しかし、それは邪推で、李承晩自身が法の精神のかけらもない朝鮮民族の民度の低さを行動で示しただけです。しかも吉田茂は、やりたい放題していた在日朝鮮人コミュニティの取り締まりをマッカーサー元帥に直訴するほどの国士でした。「朝鮮人とは関わらない」が絶対原理だった吉田派なのに、後世の政治家たちは吉田の英断を忘れ、完璧に統一教会マネーに溺れ、KCIAの手先に成り下がってしまいました。

──嘆かわしいです。日本は本当に乗っ取られています、絶望的なほど。

ジェームズ  政治家だけじゃないですよ。右翼言論界もそうですよ。例えば、櫻井よしこさんにも国家情報院(KCIAの後継組織)のエージェントの疑惑があります。2021年の8月に韓国のMBCテレビが暴露しています。

──ディスインフォメーションではなくてですか?

ジェームズ  これは極左親北の文政権が、国内右派粛清の一環で暴露した本物の情報です。つまり、日韓の右派は、国家情報院を通じ繋がっていることが証明されたということです。櫻井さんのように安倍さんの周りにいる右翼はすべてエセ右翼と言っていいでしょう。そもそも、安倍さん自身がエセ右翼で『美しい国へ』という本を書いていましたが、あれは初代統一教会日本支部長の久保木修己著の『美しい国 日本の使命』から取ったものだと言われています。

──う~ん、安倍さんのイメージがガラガラ崩れますね。

ジェームズ  実はこれだけではないのです。安倍さんは新興宗教のようなものが好きなようで、「毎晩、声を上げて、祈る言葉を唱えている」というのです。発言者は妻の昭恵さんですから本当のことでしょう。かつて安倍さんは彗光塾という経営コンサルタントの代表に入れ込んでいたことがあります。この代表は神のお告げで企業を導く人で穴吹工務店の社長穴吹英隆氏が心酔して会社を傾けてしまったため、取締役全員から解任されています。安倍さんも彗光塾の代表を頼りにしていたようで一説によると政策の相談までしていたようです。

──かなりマズイですよね。

ジェームズ  いえいえ、機密漏洩ですよ。しかも代表の名前は光永仁義こと光永仁美で韓国系の人です。安倍さんは内閣官房長官に就任した時に秘書官に迷って光永に相談したそうですが、その時に光永が推薦したのが当時内閣府職員だった井上義行でした。この名前を聞いたことありませんか?

──いま問題になっています。あの井上議員ですか?


ジェームズ  はい。井上義行議員は今回の参議院選挙に自民党から出馬して当選しているのですが、選挙戦真っ只中の7月6日、旧統一教会の集会に参加し、統一教会幹部から「井上先生はもうすでに信者となりました」と紹介された人です。

──安倍さんは統一教会だけでなく、韓国の新興宗教全般が好きなんですか?

ジェームズ  オカルト好きな面はあります。あとは、やはりご自身が李氏朝鮮両班系だったので、むしろ自然な行動でしょう。朝鮮は現代でもアミニズムのレベルから脱却できず、統一教会のように元はキリスト教でもトンデモな神秘主義を取り入れて朝鮮的なオカルト化してしまいます。さらに安倍さんは護摩焚きで有名な鹿児島の池口恵観にも心酔し、組閣人事の相談していたそうです。ちなみに、池口氏もバリバリの朝鮮系です。池口恵観和尚はのちに中央区にあった朝鮮総連本部の土地と建物を45億円で落札したことでスキャンダルになっています。恵観和尚は北朝鮮、朝鮮労働党とズブズブでした。

──どうなっているんですか? 安倍さんの周りというのは。誰か注意しなきゃダメじゃないですか!

ジェームズ  ところが本来注意するべき警察まで取り込まれていた形跡があるのです。細川護熙、羽田孜、村山富市の首相秘書官にもなっている元警察庁警備局長の金重凱之氏という人がいるのですが、警察庁を退官したあと企業向けの危機管理コンサルタント会社を作ります。ところが、この会社が慧光塾の傘下で、事務所も慧光塾と同じホテルニューオータニのビジネスコート10階にあったことがわかっています。これは安倍さんと慧光塾の仲が騒がれた中からわかったことで、警察と韓国系新興宗教は裏で蜜月の仲だったのです。

──警察までですか!?

ジェームズ  警察の天下り先にはパチンコ業界やAV業界の倫理基準を見る組織などがあります。これらの業界はどうしても韓国系が強いのです。ある意味、韓国系は警察の利権の一つなのです。

──日本は一体どこまで汚染されているんですか?

ジェームズ  政界のかなりの部分と警察の一部。あとは財界もそうです。一般財団法人国際ハイウェイ財団なんかがわかりやすいと思います。ここは日韓トンネルを推進している財団ですが、日韓トンネルの構想はもともと文鮮明が提唱したものですし、同財団の会長は元統一教会日本支部会長の梶栗玄太郎です。一時、ここにも建設業界が集まっていましたが、いまは計画そのものが頓挫しています。

──それは良かったですけど、一体どうなっているんですか、日本は! この言葉をこの取材で何回言ったことか!

ジェームズ  部外者として正直に言いますが、ほぼ韓国のものなっています。ただし、ここから変わる可能性はあります。それは前回の原稿でも言っていますが、統一教会が邪魔だという勢力が日本にやってきたためです。

──それが安倍さん暗殺計画に関係しているということですが、どうつながるんですか?

ジェームズ  前回、アメリカと統一教会の関係について説明しましたよね。統一教会は現在、共和党にがっちり食い込んでいると。そして、今年アメリカでは中間選挙がありますが、現時点で共和党が圧勝するだろうと言われています。民主党のバイデン陣営は、なんとかして巻き返しを図ろうとしていますが、はっきり言っていまのバイデンでは求心力はゼロです。このままなら2024年の大統領選挙でも民主党は勝てないでしょう。そこで民主党勢力が考えたのが共和党の足元を崩すということです。

──つまり、統一教会!
ジェームズ  はい。前回説明したようにいまや共和党の集金マシンであり、動員マシンが統一教会です。共和党はこの宗教なしでは戦うことはできないでしょう。実際、トランプ運動の巨大スポンサーは統一教会です。トランプも統一教会の会合には必ず参加します。というよりも、共和党自体が統一教会によってかなりの部分成り立っているような状態なんです。私はある時、任務として某共和党議員のアテンドをすることになったんですが、韓国に来てくれと言われたんです。ソウルの某一流ホテルで保守系の国際会議があるからというので行ってみると、会議の主催は統一教会だったんです。同じホテルの別会場では合同結婚式もやっていましたから。つまり、国際会議のコストを信者から巻き上げた献金で賄っていることを堂々と示していました。

──べったりであることを隠そうともしないレベルですね。

ジェームズ  国際会議の参加者も統一教会が動員していますから。民主党はそんな共和党の金の要である統一教会を狙ったのです。安倍さんを撃った犯人が統一教会への恨みからだったということになれば、アメリカでも統一教会への大バッシングが始まります。実際、もう始まっています。これで11月の中間選挙ひいては大統領選挙で共和党の勝利の芽を引き抜くことができるでしょう。

──確かにそれはわかります。しかし、いまの話の流れで考えると……!

ジェームズ  これ以上踏み込んでもTOCANAに迷惑がかかりますので、詳しくはメルマガでお伝えしたいと思いますが、とにかくキーとなるのは諜報機関です。つまり、共和党に勝ってほしくない諜報機関がアメリカにあるのです。その組織とはCIA左派です。最近、私のリポートを読み始めた人には聞き慣れない言葉かもしれませんが、CIAには右派と左派があります。ざっくり分ければ、右派は諜報の現場で動くヒューミント(諜報員が集める情報収集)重視で、考え方は反共の保守で共和党系です。北朝鮮で文鮮明を見出したウィロビー少佐もCIA右派になります。一方、左派はリベラルでCIAの中でもデスクワークをする分析官たちのグループです。彼らを応援しているのが民主党系です。さらにそれぞれの派閥は「コントロールされた反対勢力」を抱えています。例えば、CIA左派であればANTIFA(アンティファ)が代表です。右派はProud Boys(プラウド・ボーイズ)などの民兵になります。CIAの右派と左派はスパイマスターとして、これらの勢力を使って、それぞれ陰謀を企てます。Proud Boys対ANTIFAのような構図となり、裏資金と動員力がモノを言う闘争になります。

 このCIA右派及び左派の関係は、アメリカ政治及び日米関係の裏を知る上で必要不可欠なので、今後メルマガで整理しようと思います。

──同じCIAでも左派にとっては反共の統一教会など邪魔な存在なんですね。

ジェームズ  そうです。統一教会を潰せば、CIA右派も大打撃を受けます。同時に、それはCIA左派と民主党系陣営を勢いづかせることになります。つまり、安倍さんの暗殺事件で最も得をするのは民主党系&CIA左派なのです。この意味で、日本発の統一教会のスキャンダルは、CIA右派が内部崩壊しかねないレベルの出来事になっています。

──それはわかります。しかし、なぜ、日本なんですか? スキャンダルならアメリカであってもいいじゃないですか? 

ジェームズ  それは統一教会の資金源がどこかを忘れている発言です。統一教会の資金源の70%は日本です。日本の組織さえ潰せば、アメリカの統一教会はもう活動できません。

──そうか。だから、わざわざ日本の統一教会のスキャンダルに……!

ジェームズ  それからもう一つ、今回の安倍さん暗殺に関して、日本国内のある組織が動いたと思われる節があるのです。安倍さんはその組織の顔に泥を塗ってしまったようです。しかし、これ以上はもう掲載不可で、TOCANAでも報道自粛しなければならないレベルの話になります。ここから先はメルマガで書いていきますので、チェックしてください。
9:777 :

2022/07/18 (Mon) 20:31:17

旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 歴代政権の重要ポスト経験者が34人も
公開日:2022/07/16 14:05 更新日:2022/07/17 09:55
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308409


旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/image/life/308409/191217

 安倍元首相の暗殺事件でクローズアップされている旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と自民党の関係。山上徹也容疑者(41)の供述によれば、昨年9月に安倍元首相が統一教会の関連団体「天宙平和連合(UPF)」のイベントにリモート出席した動画を見て殺害を決意したという。

 ◇  ◇  ◇

 実際、旧統一教会の政界への浸透は凄まじい。日刊ゲンダイは旧統一教会と関係のある国会議員112人のリストを入手。ジャーナリストの鈴木エイト氏が長年の調査によってリストアップしたものだ。


「統一教会との関わり方は様々ですが、議員本人のイベント出席や秘書の代理出席、祝電など、教団系メディアの生配信やネットに残っている公開資料等で確認できたものをリスト化しています。公になっていないだけで、関りのある議員は他にもいると考えられます」(鈴木氏)

 リストを見ると、やはり自民党議員が圧倒的に多い。衆院議員78人、参院議員20人が統一教会系の団体等との何らかの関わりが確認された。野党でも立憲民主党6人、日本維新の会5人、国民民主党2人が関わりを持っていた。そのうち閣僚、党幹部の経験者だけでも34人に上る(別表)。

 イベント参加や祝電のほか、米国で発行されている統一教会系の日刊紙「ワシントン・タイムズ」や機関紙「世界日報」にインタビューなどが掲載されたケースもあり、献金を受け取っていた議員もいる。

統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用

自民党議員は98人(C)日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/image/life/308409/191217

 そして、旧統一教会との関わりが認められる議員の多くが、第2次安倍政権以降、大臣や副大臣、政務官などに起用されてきた。2019年の第4次安倍第2次改造内閣では、閣僚20人のうち10人が旧統一教会関連だった。

「以前だったら、これほどの関係が発覚すると大騒ぎになりましたが、、第2次安倍政権以降、親密な関係が発覚しても報じるメディアはほとんどなく、大した問題にならないとタカをくくっていたと思います。教団系のイベントに来賓参加するなどした議員の政務三役への登用も顕著になりました。『頼まれてメッセージを送るくらいよくあること』と擁護する声もありますが、政治家の影響力を考えれば、これだけ問題のある団体に祝電を送ればお墨付きを与えることになる。れが新たな被害を生むかもしれないということは少なくとも考えるべきでしょう。『統一教会の関連団体とは知らなかった』では済まされません」(鈴木氏)

 大メディアは旧統一教会を糾弾するだけでなく、政治とのズブズブ関係もしっかり報じるべきだ。
10:777 :

2022/07/23 (Sat) 03:14:34

日本政治に取り入り始めた「統一教会の後釜」カルトの超狂悪な実態とは!? 日本支配計画とCIAの罠をジェームズ斉藤が解説
2022.07.22
https://tocana.jp/2022/07/post_238650_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  どうやら日本の政治家がまたカルト宗教と癒着しようとしているようです。

──本当ですか!? 政治家たちは統一教会で凝りたんじゃないんですか? 

ジェームズ  そんなことはまったくないようです。それどころか統一教会の代わりを探していて、どうやらそれが見つかったようです。

──どこなんですか?

ジェームズ  アメリカのサンクチュアリ教会です。

──えっ!! それは文鮮明の七男の文亨進(ショーン・ムーン)の教団じゃないですか! しかも統一教会よりもヤバそうな。

ジェームズ  そうです。なにしろ、信者にアサルトライフルを持たせてますからね(笑)。そんな最凶最狂のカルト教団が右翼系政治家に近寄っています。

──もしかしてもう取り込まれているんですか? 

ジェームズ  結構入り込まれています。参政党等のトンデモポピュリズム政党から自民党、あとはカルトポピュリズム政党の幸福実現党にも食い込んでいますね。右派の政治家たちがまたしても侵食されています。こうなってしまったのは、基本的に日本の右派は「日本のために血を流せ!」と言いながら、朝鮮カルトに依存するという、支離滅裂な思考をする傾向にあるからでしょう。

──それは一理ありますね。それにしても……。

ジェームズ  全然意外ではないですよ。これまで解説してきた通り日本の右派の政治家には朝鮮系の流れを汲む人が多いですから、むしろ、親和性は高いぐらいです。あと、ここまで浸透している理由はショーン・ムーンの優秀さもあります。彼はハーバード大学の神学部を出ている秀才で、卒業後はカトリックの修道院やチベット仏教でも修行を積んでいる宗教家としてはかなり真っ当な道をいってる人ですから。

──そうなんですか? そんな人がなぜ、アサルトライフルなんですか?

ジェームズ  ショーン・ムーンのサンクチュアリ教会の場合はアメリカにおける銃所持という問題に100%フォーカスし、そこを軸にほかの問題にも連動していくという超ニッチなやり方をしているためです。彼はいまのアメリカをよくわかってやっていて、目のつけどころが鋭いです。


──一見すると狂ったカルト宗教にしか感じないのですが。そもそもキリスト教とアサルトライフルって何の関係があるんですか? ショーン・ムーンはロッド・オブ・アイアン(鉄の杖)とか言っていますけど。

ジェームズ  それこそが宗教なんです。ショーン・ムーンの言葉はすべて聖書をベースにしていて、ロッド・オブ・アイアンというのも聖書の中に出てくる言葉で、本来の解釈では「羊飼いの鉄の杖」を意味しています。神であるキリストは羊飼いで、人間は羊であり、悪に走る人間を鉄の杖でもって制裁を加えるということです。ここからもわかるように、キリスト教は決して暴力を否定していません。逆に悪に走る人間は討てと言っているわけです。そこでショーン・ムーンは「ロッド・オブ・アイアンとはアサルトライフルのことを預言していたのだ」と言ったのです。

──それで納得しますかぁ?

ジェームズ  するんですよ。アメリカのキリスト教、特にプロテスタントの信者は。というのも彼らは予定説なんです。予定説というのは創造の時にすべてが予定されていて、これから起きることも、救われる者も救われない者もすでに決まっているという考え方です。

──だからレイプで妊娠しても堕胎は許さないんですね。

ジェームズ  そうです。レイプも予定されていて、レイプで妊娠するのも予定されていたことという考え方なので、堕胎なんて神に逆らう行為でしかないんです。そういう人たちだからロッド・オブ・アイアンとは銃だというのは物凄い臨場感を生むんです。「そうか、ロッド・オブ・アイアンとはAR-15だ」と。

──本当ですか(苦笑)?

ジェームズ  だから、ここが日本人にはわかりにくい論理なんですよ。予定説というのは、「キリストが予定したものは必ず存在する」という考え方です。ですから、「羊飼いの鉄の杖」とは悪い人々を討つ鉄の杖であり、現代で言えば、それは銃以外にはないだろうとなる。ショーン・ムーンがAR-15を掲げて「鉄の杖とはこれである」と言ったら凄い臨場感で大熱狂になるんです。

 さらに、彼の教祖としてのカリスマ性もあるでしょう。父親の文鮮明もカリスマ性はありましたが、文鮮明の一番のカリスマ性というのは性エネルギー、つまりセックスでした。セックスを操る道教や密教なんかの房中術によって人の気を操っていたんです。

──房中術って性の秘術やマラの使い方なんかを研究してたやつですよね。

ジェームズ  はい。房中術=セックスはマインドコントロールにダイレクトにつながりますから、なかなか侮れない秘術なのです。

 ただし、ショーン・ムーンのカリスマ性は下半身ではなくて知性のほうです。戦略とアジテーションを使って、保守系アメリカ人のハートを掴んだのです。

──しかし、「ロッド・オブ・アイアンは銃だ、ライフルだ」で盛り上がるというのは単純過ぎるというか。

ジェームズ  いえ、アメリカ人というのは素朴な人たちなのです。アメリカはニューヨークやカリフォルニアだけではありません。広大なアメリカの土地のほとんどは農地で、普通のアメリカ人というのは朴訥とした農民であり労働者なのです。一生、生まれた土地から出ていかないような人も少なくないんです。特に南部、中央部はそうです。そこを日本人はわかっていないので、サンクチュアリ教会が支持される理由もわからないんですね。

 そして、このロジックが怖いのは神の論理なので連邦政府が何を言おうが、部外者が何を言おうが全部無視なんです。なぜなら、それらはすべて神未満の論理だからで、そんなものに耳を傾ける必要はないんです、信者にとっては。これが怖いのです。

──いまの説明でサンクチュアリ教会が単なるトンデモ教団ではないことがわかってきました。ショーン・ムーンが切れ者なんですね。

ジェームズ  はい。そんなカルト宗教の教祖がすでに6月30日に来日しています。ショーン・ムーンははっきり、「高市早苗を支持する」と言っています。彼女を支持する理由は同胞だということもありますが、韓国側の思惑もあります。

 韓国の視点に立てば、日本の右傾化は安全保障上の脅威です。ですから、韓国の戦略としては日本の右傾化を防ぐというのが大前提であるのですが、それは不可能なので、右派の中に浸透していって韓国の都合のいいように右傾化を導いていくというオペレーションをやっているのです。統一教会や勝共連合での成功体験があるので、「日本の右傾化は我々が仕切る」というプライドが透けて見えます。こんなことを野放しにすると、そのうち「日本の右派はウリナリだ」と言われても反論できない時代が来ると思います。

──ということはサンクチュアリ教会にも国家情報院(KCIAの後継組織)が後ろについているんですか?

ジェームズ 当然ついています。ついているから日本に来るのです。が、ショーン・ムーンのバックの大元はCIAです。それもCIA右派ではなくて左派がついています。


──えっ、日本の極右のバックはCIA右派じゃないんですか?

ジェームズ  その通りです。しかし、サンクチュアリ教会はCIA左派がバックアップしています。

 実はショーン・ムーンの恐ろしさはここなのです。もともと彼はニューヨーク生まれでアメリカ国籍を持ち、英語もネイティブです。統一教会の2世として国際支部の部長にもなっており、父親の文鮮明から後継者に指名されてもいます。ところが、文鮮明死後に母親の韓鶴子と対立し、統一教会から追い出されています。

──いま統一教会は韓鶴子がトップで、ショーン・ムーンのサンクチュアリ教会とは対立しているのですよね。

ジェームズ  意外にそこを勘違いしている人がいて「親子だから提携団体だ」と思っている人がいますが、まったく違います。ショーン・ムーンは統一教会とは違う独立組織として2018年にサンクチュアリ教会を設立しています。この時期、Qアノンが徐々に本格化し始めており、サンクチュアリ教会もそれに乗って、Qアノンとまったく同じ主張を開始します。それだけでなく、信者にライフルを持たせて、「アメリカ内戦に備えよ」と言い出したので、Qアノン以上に極右だと思います。実際、信者たちは去年の1月6日の議会デモにも参加し、合衆国議会の中に入って暴れています。

──聞いていると完全に極右カルト集団ですよね?

ジェームズ  ですよね。ところが、サンクチュアリ教会の信者は議会デモで誰も捕まっていないんです。スティーブン・バノンやロジャー・ストーンといったCIA右派の人間は捕まるか、スキャンダルなんかで潰されているのに、サンクチュアリ教会の信者は捕まらず、ショーン・ムーンも無傷のままなのです。

 これは本当に変な話で、ショーン・ムーンのインスタグラムには議会突入の現場の写真がアップされているんです。それは動かぬ証拠じゃないですか? ところが何の制裁も受けていない。

──ということは、やはりCIA左派の指示で動いている可能性があると。

ジェームズ  ショーン・ムーンのオペレーションは、極右のフリをして極右の中に紛れ込んだ、CIA左派のトロイの木馬と判断しています。そもそも、QアノンがCIA左派に浸透され、サンクチュアリ教会もQアノンと同調したので確信犯です。特に私のCIA右派関係者は米軍特殊部隊や軍事インテリジェンス出身者ばかりですが、彼らはサンクチュアリ教会などに誰も関わろうとしませんし、私と同じ認識を持っています。それにショーン・ムーンの経歴を調べてみると、2008年の大統領選でオバマを支持しています。

──民主党支持者じゃないですか。

ジェームズ  黒人の大統領が初めて当選したことは同じ有色人種として誇りに思うと言ってます。ショーン・ムーンは本当はリベラル、いや極左なのです。ちなみにオバマはCIA左派の大物です。

 そうやって見ていくと、彼の出身校のハーバード大学は極左の学校でCIA左派が息のかかった人間が多いのでリクルートされやすいのです。

 これは覚えておいてほしいのですが、諜報の世界では「扇動者」という役割があります。挑発するエージェントという意味で、その役割は例えば、デモが起きたらデモの一番前で煽動するリーダー格をスパイに仕立てあげるこよです。

 それが成功すれば、デモの時に本当は右に向かわないといけないのに左に行けと言って運動の方向を決定的に誤らせることができます。


──それはまるっきり1月6日の議会突入じゃないですか?

ジェームズ  極右たちはそれで罠にハマってます。日本の公安警察も同じことをしてデモを鎮圧します。なのでショーン・ムーンは極右を内部崩壊させる、かなり高度な戦略のために使われているCIA左派のエージェントである可能性が高いのです。

──だからトロイの木馬なんですね。

ジェームズ  そうです。

──それにしても日本はザルですね。公安とか警察は何をやっているんですか? そんな人間を日本に簡単に入れて。

ジェームズ  ここが難しいところで、ショーン・ムーンはアメリカ国籍を持っているのでうかつに手が出せないんです。公安は非公式の発言として「アメリカ人は監視対象にしません」と言って憚りませんから。アメリカ人は同盟国なので捜査、監視対象にしないと言うのです。ですから、在日アメリカ人がCIAのスパイだと発覚しても、日本の公安警察は「すみませんが、本部にお帰りいただけると助かります」くらいしか言えません。本部とは大使館のことで、出国もお願いできない有り様です。

 しかし、ここに日米同盟の本質的な矛盾があって、アメリカは移民の国なので、国籍は後から取ろうと思ったらいくらでもできるんですよ。

 とはいえ、ショーン・ムーンの実父の文鮮明はかつてアメリカで1年以上の懲役を食らっているので日本に入国できなかったんです。それを自民党の朝鮮系議員の特別な計らいで入国できたという経緯があるんですが、いくらアメリカ国籍だからといっても、そんな親を持つ人間を自由に入国させるというのはやはりおかしいです。

 なお、アメリカではこんなことは絶対にあり得ません。アメリカの入国審査官を抱える国土安全保障省は、CIA、NSA、FBI等の諜報機関と連携しているので、入国者のデータがすぐにコンピューターのスクリーンに反映され、スパイ、テロリスト、マフィア、極右や極左等の疑いがあるだけで強制送還ができます。日本を含む同盟国であっても容赦ないです。それが「普通の国」でしょう。

──今回の事件で日本が普通の国として機能していないことが痛感されましたね。それもこれもすべて政治家たちが、金に目がくらんで中国や韓国に転ぶからなのに、いまだに反省せず、統一教会の代わりになる金づるを探すようなことをするから浸け込まれるんです。

ジェームズ  それにサンクチュアリ教会は本当に統一教会の代わりになるかもしれません。統一教会の信者は今回の事件で多少は離れるかもしれませんが、彼らは改心したわけではなく、別の教団を探すだけで、そんな時に教祖の息子がやっている教会があると知ったらみんなそっちに行くでしょう。

──サンクチュアリ教会が元統一教会信者の受け皿になると。

ジェームズ  そうです。もっとも、カルト教団の信者は独特で一度染まったら簡単には離れられません。安倍さん殺害犯の山上の母親も、ここ最近「あんな子は知らない」とか言い出しているようですからね。

──根絶やしにはなかなかならないんですね。ところで日本は銃所持が難しいじゃないですか。サンクチュアリ教会は日本ではライフル銃の代わりに何をロッド・オブ・アイアンと言っているんですか?

ジェームズ  サンクチュアリ教会の工作では「日本で銃が持てないのであれば無線機を持て」と。「無線機を持って信者同士で交信しろ」と言っています。

──無線機? 韓国なのでLINEとかでいいんじゃないですか?

ジェームズ  いえ、インターネット回線が全部落ちても無線で交信できるように、です。つまり、日本でも「戦争に備えよ」と言っているんです。

──どこまで戦争好きなんですか?

ジェームズ  アメリカではもっと過激なことをしています。サンクチュアリ教会はテキサスに広大な土地を買って、そこで来る内戦に向けて、戦争の訓練をしていますから。


──軍事訓練所があるんですか!?

ジェームズ  そうです。しかも、場所は右派の一大拠点のテキサスです。テキサスが分離独立を言い出したら一番最初に乗り込んでくるのがサンクチュアリ教会の信者たちでしょうね。なにしろ、サンクチュアリの会員はいま数千人規模で、ほとんどがAR-15を持ち、軍事訓練済みですから。

──もはや、ミリシャ(民兵)じゃないですか?

ジェームズ  ミリシャ以上でしょう。ミリシャというのは州兵を含む組織化された勢力もありますが、多くの場合、村の自警団レベルの有志を募ったボランティア団体だったりで、そういう場合は数十人という場合もあります。連邦政府及び州政府等の政府機関の制約を一切受けない民間ミリシャの有名どころだとオースキーパーズやプラウド・ボーイズが知られていて、彼らの場合は全米ネットワークなので数万人を抱えると分析されています。実力的には元Navy Seals等の特殊部隊OBが大勢参加しているので、レベルは非常に高いです。ただし、去年の1月6日、彼らは連邦政府から弾圧されて勢いをなくしています。

──では、サンクチュアリ軍団のほうが遥かに強力な場合があるんですね。

ジェームズ  自警団レベルのミリシャに比べれば数的優位は望めます。しかし、サンクチュアリ軍団のほとんどは白人のダメ男や主婦がAR-15を持っているレベルで、到底真っ当な戦闘力になり得ません。私は以前対テロ戦の教官として軍や治安組織関係者に訓練を実施していた経験を踏まえて言えますが、サンクチュアリ教会がやっているような、射撃場で静止した状態で的を狙うだけのレベルの訓練では、ただの銃愛好者の自己満足に終わります。実戦となった場合、州兵が呼び出される前の、町の警察相手でも彼らは完敗するでしょう。彼らのレベルは本物のミリシャのそれとは遥かに劣ります。

 しかし、完全に洗脳されたAR-15を装備した信者は、ゾンビの如く、教会指導者に言われるままに支離滅裂な行動に出る可能性があるので怖いのです。

 もし内戦が勃発したら、CIA左派の指示を受けたリーダー格が支離滅裂な作戦を実行し、極右ミリシャの足を引っ張るような行動を取り、結局右派の内部崩壊を誘発すると思います。

 やはり、サンクチュアリ教会はCIA左派の超高等オペレーションではないでしょうか。私は、アメリカの次期内戦の第一発目はサンクチュアリ教会が撃つ可能性が十分にあると見ています。その第一発目を撃つために組織された可能性があるとすら感じています。

 そんな最狂カルト組織がいま日本にも入ってきているということです。これこそれっきとした「外国による選挙介入」 と思いますが、日本の皆さんはなぜ糾弾しないのでしょうか?
11:777 :

2022/07/23 (Sat) 07:20:15

07-23 宗教と犬猿の仲の共産政権は無視か大宣伝か?
2022/07/23 妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=I2MeAiFy8oc
12:777 :

2022/07/25 (Mon) 18:55:27

統一教会問題についてのインタビュー - 内田樹の研究室
2022-07-25
http://blog.tatsuru.com/2022/07/25_0855.html
              :::
― 安倍首相と統一教会の関係がクローズアップされていますが、内田さんは旧統一教会とのかかわりはありましたか?

内田 統一教会と勝共連合の名を知ったのは1970年代はじめです。でも、名前だけで実体は知りませんでした。学部の頃は新左翼の時代ですから、原理研の活動する余地なんかありませんでした。院生になった頃にはじめて「原理」という名前を学生たちの口から聞くようになりました。勝共連合が60~70年代の全世界的なベトナム反戦運動や、学生運動・市民運動・労働運動、革新自治体の広がりといった「左傾」に対抗するために日韓の極右が連携して作った組織で、岸信介、笹川良一、児玉誉士夫らが絡んでいるということもその時に知ったと思います。

- 先生と統一教会の接点は?

内田 一度だけあります。75年に大学を卒業する時、統一教会から「3週間無料アメリカ旅行ご招待」という案内が来ました。卒業生全員にばらまいたわけですから「やたら金のある組織だな」と驚きました。たぶん、五人でも十人でも、統一教会に恩義を感じる人間を作っておいて、彼らがやがて中央省庁や一流企業やメディアや学界で出世したあとにそれなりの「見返り」を求める気だったんでしょう。

- 研究者になってからは?

内田 都立大学には院生と助手で13年いましたが、その間に原理がどうこうしたという話は聞いた覚えがありません。学部レベルではあったのかも知れませんが、研究室で話題に出たことはなかったと思います。90年に神戸女学院に赴任しましたけれど、こちらはミッションスクールですから、原理の浸入に対しては非常にナーバスでしたので、しばしば話題に出ました。でも、実際に学内での活動を見た記憶はないです。

- 聖書勉強会と言って近寄ってきますよね。

内田 ミッションスクールだと「聖書」の名がつく活動に対してはむしろ他の大学以上に警戒心を持っていますから、侵入は難しかったんじゃないですか。「以前に入りかけたけれど、水際で追い払った」という昔話は大学チャプレンから聞いたことがあります。

- では内田先生の統一教会に対する知識は殆ど報道を通じてなわけで、今回の事件をどう見られました。

内田 過去30年近く「統一教会」という文字列をほとんど新聞紙面で見ることがなかったので、もう教勢が衰えて、社会的影響力を失ったのだろうと思い込んでいました。でも、実際は逆で、そのメディアが沈黙していた間に、政界に強力なネットワークを拡げ、メディアが統一教会について報道することがタブーになるくらいの力を蓄えていた。そのことを知りませんでした。だから、銃撃事件の背景を聴いて、びっくりしました。「なんだ、まだ統一教会って活動してたのか!」って。

- 僕もそうですよ。編集者から「統一教会は尾行・盗聴とかされるから止めた方がいい」と言われました。ある編集長が事件後電話をかけてきて「これで(統一教会報道は)解禁だね」と言いました。

内田 大手メディアは最初の2日間、「統一教会」の名前を報道しなかったですね。これにも驚きました。政府は事件と統一教会のかかわりを知られることをひどく恐れている。そこまで深く癒着しているということは、この情報隠蔽工作から知れました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

- 時折、週刊誌が「安倍晋三と統一教会の関係」という報道をするんですが、マスコミ全体が追いかけなかったんです。

内田 そうでしょうね。僕だって「世界基督教統一神霊協会」が「世界平和統一家庭連合」に改称されたなんてまるで知らなかったですから。霊感商法をまだやってることも知らなかった。ですから、事件後になって、被害者の会の弁護士たちの出てくる動画を見て、「霊感商法、まだやってるのか!」と驚きました。被害者が3万人で1237億円が「被害の氷山の一角」だということは、隠れている「氷山」の部分はどれだけ巨大なんでしょう。

- 今回の報道で大分知ったことが多かったんですか?

内田 そうです。この30年近く、仲間内で統一教会のことが話題になることなんか一度もなかったですから。

- 永田町を取材していたら安倍政権以降、統一教会が力を持ち始めたという噂はよく聞きました。

内田 知りませんでした。自民党が岸信介からの因縁で昔から統一教会と親密であることは知っていましたけれど、政策決定に影響を与えるところまで統一教会が入り込んでいるとは知りませんでした。Twitterでは極右の活動を研究している人を何人かフォローしています。その人たちが時々日本の政治家や言論人と統一教会の関わりを報じてくれるんですけれど、エピソード的なものですから、統一教会がこれほど隠然たる組織力を持っているとは思いませんでした。秘書を自民党に100人送っていたとか、有田芳生さんがテレビで話してましたけれど、そんなニュース、新聞でも大々的に報道してくれないと、ふつうの市民には届きませんよ。今統一教会について一番調べてるのは『やや日刊カルト新聞』の鈴木エイトさんだと有田さんが言ってましたけど、そんな方の名前も今回の事件で知りました。

- 『カルト新聞』を知らなかったですか? 創刊者の藤倉さんはよく知ってるんですが。

内田 知りませんよ。カルトなんてもうオウムで終わったことだと思っていたから。今回の事件までLGBTや夫婦別姓の問題で、自民党が世論に頑強に抵抗する理由か分かりませんでした。国民の多くが支持している政策なら、それを採り入れた方が内閣支持率は上がるのに、どうしてやらないのかと不思議でした。「保守派への配慮」と新聞はいつも説明していましたけれど、統一教会のことだったのかと謎が解けました。

- 今回の銃撃した犯人をどう思いますか?

内田 よくわからないです。でも、政府と自民党は「犯人はサイコパスであり、突発的な事件であって、安倍元首相と統一教会の関係が原因ではない」という方向に話をもってゆくつもりでいるようですね。

- 無駄なあがきという気もしますが、犯人への同情はないですか?

内田 なんで僕が殺人犯に同情しなきゃいけないんですか? トマト投げるくらいならともかく、自作銃まで作って人を殺したんですよ。

- メディア的には同情論が強いかな? と思うんですが。

内田 同情論なんか僕はどこでも読んだことないですよ。誰が言っているの?

- ネットニュースなどで・・・。例えば元信者の人は「殺人はいけないけど、気持ちはわかる」という人はいます。

内田 こういう場合に「気持ちがわかる」という言い方はしてはいけないんです。「犯人の行動には主観的には合理性があり、その筋道をたどることはできる」ということは知性な作業ですが、「気持ちがわかる」というのは感情的な反応であって、この二つはまったく別のことですから。

- そこは大事なところですね。

内田 当人だって主観的には「自分のふるまいは合理的だ」と意味づけしているはずです。でも、この「犯人にとって主観的には合理的な犯行の理由」を開示されることを政府と自民党は恐れている。もしこれが公判に持ち込まれたら、「なぜ犯人が殺意を持つに至ったか」が中心的な論件になるからです。でも、それは自民党と統一教会の癒着の構造を白日の下にさらすことを意味する。だから、政府と自民党は、犯人が精神を深く病んでいて、妄想的に凶行に及んだのであって、統一教会と自民党を結ぶ線は事件においてまったく重要性がない...というストーリーにまとめて、彼を精神病院に収監させて、メディアの前には生涯二度と出さないという方向で動いていると思いますよ。

- そうです。公判はじまったら、全部ばれますよ。

内田 弁護団は自民党と統一教会の癒着についての証言をどんどん積み上げてくるでしょう。容疑者の思考や行動には「主観的には合理性がある」ことを証明することで情状酌量を勝ち取ろうとする。それが弁護方針としては最も効果的ですから。

- 内部告発も相次ぐでしょうしね。

内田 あるいは、そういうこともあるかも知れません。だから、とにかく裁判には持ち込みたくない。「留置場か病院で自殺」というストーリーが結果的には一番好ましい展開なんだが...と思っているんでじゃないですか?

- 権力的な殺人ですか、そこまで出来るでしょうか?

内田 そこまではできないでしょう。こうやって僕みたいな人間が出て来て、口々に「留置場か病院収監中に自殺というシナリオが政府・自民党にとってはベストであろう」と周知してしまうと、シナリオ通りのことはいくらなんでもできない。この状況で、予測通りに「自殺で幕引き」にされたら、もう警察発表なんか誰も信じなくなる。警察が市民の信頼を致命的に失ってしまう。いくら警察の上層部が政府・自民党に「いい顔」をしたくても、警察組織そのものの信頼を揺るがせるようなリスクを取るわけにはゆかない。それにもう事件ついてはステークホルダーが多すぎて、情報統制のしようがないんじゃないでしょうか。それに、県警としては「狂人による偶発的な事件ではなく、緻密に計画された暗殺である」方が望ましい。「狂人による偶発的な事件」だったら「それくらいのことは想定内だろう。どうして回避できなかったのか」と責任を追及されますけれど、「銃器の操作に習熟した人間による周到な犯行」だということになると、「いくら要人警護と言っても、日本の場合はそこまでのリスクを想定した警備はふつうしません」という言い訳ができる。奈良県警が身に降りかかる責任を軽減しようとしたら、後の方のシナリオを選好するはずです。 

- 自民党は今、蜂の巣をつついたような大騒ぎでしょうね。

内田 でしょうね。内閣はとりあえず「様子見」だと思います。岸田さんは今のところは国葬で安倍派に対する配慮を示していますが、いずれ安倍派が内紛で分裂すれば、安倍派を優先的に配慮する必要もなくなってくる。それ以前に「統一教会と癒着していた議員」と「癒着していなかった議員」の間に対立が出てくると思います。「癒着していなかった議員」にしてみたらひとしなみに「自民党議員は...」と責められることは「痛くもない腹を探られる」わけですから、「誰がクロかはっきりさせてくれ」という気分になる。一方のブラックやグレーの議員たちはうっかり癒着を認めて謝罪などすると「じゃあ、議員辞職して責任を取れ」という話になりかねない。それだと解党的な危機になりかねない。だから執行部としても、そこまでは追いつめられない。「癒着議員」をなんとか「謝罪」させて、かつ「責任を取らせないで済ませる」ためにはどうしたらいいのか、それを今党執行部では頭を悩ましていると思いますよ。

- 既にそういう状況が起きているのでは? 落としどころがないわけで、程度ものによっては議員辞職しなきゃいけないですから。

内田 「赤信号みんなで渡れば怖くない」ですから、癒着していた議員たちが100人くらい全員一斉に記者会見して、そこで最敬礼して謝罪するというのがたぶん一番傷が少ない解決法だと思います。それは「全員の足並みが揃うまでは謝罪しない」ということですが、全員の足並みが揃うことなんかあり得ない。だから、最終的には、誰一人謝罪しないままぐずぐずにするつもりだと思います。

- 野党にも若干いるみたいです。立憲にも数人いたとか・・・。

内田 野党が先に「癒着議員」に詰め腹を切らせて、離党なり、議員辞職なりさせたら、自民党に対してはこのあと一気に優位に立てます。でも、その政治判断が出来ないとしたら、そこが今の立憲のダメなところですね。

http://blog.tatsuru.com/2022/07/25_0855.html
13:777 :

2022/07/30 (Sat) 19:23:04

2022年07月30日
安倍首相は韓国のスパイだったか?

統一教会創設者の娘と、統一教会日本支部創設者の孫が日韓で「愛国者」として権力を握り、統一教会を保護した
このように統一教会は愛国心や愛国者を巧みに利用し支配下に組み込む

https://www.jiji.com/jc/d4?p=pgh219-jlp04306346&d=d4_int



統一教会収益の7割は日本

韓国情報部(工作機関)KCIAが設立した工作機関が統一教会であり、対日工作として岸信介首相や安倍首相に接近し、金や便宜を提供して対日世論工作をしていた。

ロッキード事件など足元にも及ばない日本史最大のスキャンダルだが、話が巨大すぎるからか、多くのメディアや国会議員は黙り込んでいる。

事件やニュース毎にメディア各社のどこが一番良いニュースを提供するかは異なり、例えばウクライナ戦争ではBBCが一貫して詳細なトップ記事を出し続けている。


統一教会と安倍首相の関連性でもっとも詳細かつ率直なのはニューズウィークで、その長年の癒着ぶりを解説している。

元CIA諜報員のグレンカールによると統一教会を創設したのは韓国政府とKCIAで、国民を操る道具として利用する目的だった。

占い師事件で逮捕された朴槿恵大統領のおやじの朴正煕大統領時代、KCIAの金鍾泌が文鮮明を立てて統一教会を創設した。


この経緯はアメリカ軍が李承晩を初代大統領に「指名し」、形式的な議員投票で独裁者を作り上げた経緯に何となく似ている。



韓国の前身は李氏朝鮮だが、朝鮮王は冊封を受ける中国皇帝の家臣の1人にすぎず、代替わりの度に中国皇帝から朝鮮王に任命されていました。

中国皇帝が別な人を朝鮮王に指名するかも知れないので、朝鮮王は中国皇帝を神のように恐れていました。


このように韓国では自分たちのトップを外国人が勝手に決めたり、宗教の教祖を独裁者が決めても反発はありませんでした。

朴正煕大統領は反北朝鮮で反中国、反共産主義の保守政治家で、統一教会はそうした方向に世論を誘導する役割を担っていました。



これは解説を必要とするが韓国では1945年以降、共産主義や北朝鮮中国の方が正しいとする左派が支持を得て、北朝鮮に統一して貰おうとする人が多い。



安倍首相は韓国のスパイだった

韓国人が「統一」と言う時、日本人は「韓国が民主主義で北朝鮮を統一する」と思うでしょうが、かなりの人は韓国が北朝鮮に統一されるのを支持している。

これには先ほど書いた宗主国の中国が共産主義である事と、歴史的に半島では北側が「京都奈良」のように国の中心だったからでした。

朴正煕大統領は宗教の力で世論を反共産主義、反北朝鮮に誘導しようとして統一教会を創設しました。


統一教会は安倍首相の祖父の岸信介首相に接近し、見返りに何かを提供する代わりに、日本政府の保護を受けて勢力を拡大した。

孫の安倍首相も統一教会を保護し続け、この間日本では「霊を封じ込める壺」を数百万円で売りつけられる被害者が続出した。



不思議な事に安倍首相時代、統一教会の被害届が1/10に減少したが、これは安倍首相の指示で「事件として受け付けず捜査しない」ようになったからです。


KCIAと韓国政府は統一教会を利用して日本の総理大臣や日本政府の操作に成功し、安倍首相は韓国に便宜を図る政策を連発した。

こうした諜報機関の行為は秘密工作活動と呼ばれ、中国やロシアや台湾やアメリカなど、あらゆる国が日本の天皇や総理大臣を操ろうと試みる。

その最悪の例が平成の天皇訪中で、 日本政府はチベット・ウイグル弾圧や天安門事件や米中対立などで中国を支持した事になり、天皇は過去の戦争を謝罪までしてお金を払って帰国してきた。

安倍首相や自民党、日本政府が統一教会と癒着し保護したせいで多くの人が破産に追い込まれ、日本人は貶められ韓国は利益を得た。
https://www.thutmosev.com/archives/88676158.html
14:777 :

2022/07/31 (Sun) 05:59:07

「我々は世界を支配できると思った」米・統一教会の元幹部が語った”選挙協力”と”高額報酬”の実態【報道特集】|TBS NEWS DIG
2022/07/30
https://www.youtube.com/watch?v=Izy1Va7ytbw


アメリカ統一教会の元幹部が報道特集の取材に応じ、 教団が政界に近づいた理由、そして政治家に多額の報酬を出していた実態などを証言した。

■『私は文(鮮明)氏の犬だ』

日本での献金はアメリカでの信者獲得にも使われたという。

1960年代から70年代にかけてアメリカ統一教会の政治部門の幹部だったアレン・ウッド氏。報道特集の取材に応じ、教団の実態を証言した。

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「文鮮明氏らは権力者たちを支配しようとしていました。信者に“組織が世界を牛耳っている”と信じ込ませるためです。そのために権力者たちのビデオを作成し、若者に見せるのです」

ウッド氏自身、脱会するまではこうした講演を通して洗脳されていったという。

1970年に日本武道館でおこなわれた統一教会と関連する政治団体「国際勝共連合」のイベント。ここでウッド氏は司会を務めた。日本からは右翼の大物・笹川良一氏も出席。ウッド氏は笹川氏の発言が忘れられないと話す。

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「彼(笹川)は胸をたたきながら『私は文(鮮明)氏の犬だ』と言いました。驚くべき発言でした。日本で最強の人物が自分を文氏の下に位置づけたのです。あの時、『我々は世界を支配できる』と思いました」

■岸元総理がレーガン大統領に送った親書には・・・

さらに、文鮮明氏と深い関係にあったのが、安倍晋三氏の祖父・岸信介元総理だという。1982年、韓国で行われた合同結婚式には岸元総理が祝電を送っていた。

岸元総理祝電代読
「天を中心にとした理想と信念のもとに指導し、教育しておられる。私が文鮮明先生を心より尊敬する所以であります」

これはその2年後の1984年、岸元総理がレーガン大統領に送った親書だ。

文書(岸信介)
「本日、大統領にお願いをしたいと思います。文(鮮明)尊師は現在、不当に収監されています。あなたのご協力のもと、何としてでも、一刻も早く、彼が不当な収監から解放されるよう、お願いいたします」

実は、この親書が出されたとき、文氏はアメリカで脱税の罪で収監されていた。岸元総理がレーガン大統領に文氏の釈放を依頼する内容だったのだ。

文書(岸信介)
「文尊師は、自由の思想を掲げ、共産主義の誤りを正すことに人生をかけている、誠実な男だと私は理解しております。彼の存在は、現在も将来も自由と民主主義の維持にとって、貴重で不可欠です」

■反共産主義を掲げると…

結果的には、釈放には至らなかったが8年後の1992年。文氏はアメリカでの実刑後、初めて来日した。

このときに政府に働きかけをしたのが、自民党の金丸信副総裁(当時)だったという。さらに来日中に、中曽根元総理と会談を行っていた。

中曽根康弘元総理
「あの人(文鮮明氏)は統一教会、あるいは昔の勝共というような関係で、むしろ共産圏の中へくさびを入れていくと。そして自由世界の空気、光を入れていくと。そういうような一貫した方針でやられたんではないかと思いますね」

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏は1970年代、ベトナム戦争の終結後、反共産主義を掲げることで教団の影響力が増したと話す。

中でも共和党との関係は…

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「レーガン大統領は教団の関連団体が発行するワシントン・タイムズを見せながら『私が読んでいる新聞はこれだけだ』と言いました。文氏がオーナーの新聞です。政治的プロパガンダのための新聞で、政界に入り込もうとしていました。共和党の政治家を取り込むという点では大いに成功しました」

傘下にある新聞で歴代大統領への支持を表明した。さらに選挙運動においては…

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「レーガン、ブッシュ親子、トランプ、その全員が統一教会の大々的な支援を受けました。信者が資金集めをし、全米各地で戸別訪問をして支持を広げました。父親のブッシュが『統一教会の信者等がいなければ、選挙での勝利はなかった』と発言していました」

■1回のスピーチで約1億3千万円

また大物政治家がイベントに出席したり、メッセージを送ったりする際には、多額の報酬が支払われていたことも証言した。

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「ブッシュが大統領の任期を終えて、韓国に講演に行ったときは1回のスピーチにつき100万ドル(約1億3千万円)を支払いました。レーガンにも1回100万ドル支払いました。これは凄いことです。なぜならこの金は洗脳されて奴隷となった若者たちから巻き上げたものだったからです」

去年9月には、関連団体のイベントにトランプ前大統領もビデオメッセージを送るなど、共和党とのつながりは現在も続いているという。

選挙協力や多額の報酬によって日本やアメリカの政界とつながりを深めた旧統一教会。ウッド氏は…

アメリカ統一教会の元幹部アレン・ウッド氏
「(文氏は)イデオロギーで心を掴めなければ金で買収するんだと言っていました」

金平茂紀キャスター
「普通の教会ではない?」

15:777 :

2022/07/31 (Sun) 15:26:15

清和会は飼い慣らされていたのか?
2022年7月31日
https://www.chosyu-journal.jp/column/24213

 統一教会による政界汚染の酷さが徐々に明るみに出て、世間を唖然とさせている。清和会に至っては親分だった安倍晋三にはじまりその手下たちもこぞって関係を切り結び、選挙では応援までしてもらい、まるでズブズブだったことが暴露されている。戦後からこの方、日本社会では建前として「政教分離原則」などといってきたが、実態においては分離どころか一致ではあるまいかと思うほど、その関係や距離感は密だったことが明るみに出ている。学校で習う教科書の建前など大嘘であることを、日本の全ての子どもたちに教えてあげなければならない事態といえる。既に「民主主義」の看板が朽ち果て、根本から腐って落っこちているような光景なのである。



 90年代に合同結婚式や霊感商法が叩かれて以後の30年、この教団がメディアに登場する機会はあまりなかったものの、むしろこの沈黙こそが浸透の成果だったのだろう。影響力が薄まり力を失ったからではなく、その逆で政界その他への影響力を強めたからこそメディアや司法を沈黙に誘うことができた――と見なすのが自然だ。政界だけでなく警察権力や司法、メディアにもその手は及んでいないか、さらなる追及が必要である。



 末端信者たちやその家族たちの人生を崩壊させて積み上げられた巨額の宗教マネー――。それが政治家の手に渡っていた場合、課税申告もいらぬ使い勝手のよい裏金にもなろう。要は政治とカネの問題にも収斂(しゅうれん)するわけで、信者たちの悲劇を尻目にして、群がっていた連中の炙りだしは必至である。岸信介と教団教祖の文鮮明が昵懇(じっこん)の仲で、教団の立ち上げにも関与していたことは既に周知の事実であるが、カネのかかる自民党の権力闘争において、清和会の権力の源泉としてこの宗教マネーが威力を発揮していたといわれても何も驚かないし、さもありなんと思えるから不思議である。でないと、どうして清和会の下っ端までがあんなに韓鶴子様々な対応をするのか解せないし、なんだかさもしい連中が飼い慣らされているように見えて仕方がないのである。



 今回の元首相射殺事件を経て、清和会所属の議員どもときたら競うように教団総裁の韓鶴子を崇め奉る関係が出来上がっていたのがバレて、ホームページから慌てて写真を削除したり、すっとぼけたり、見苦しい対応に終始している。衆議院議長の細田に至っては、「政治を動かす」を意図している教団の大会に出かけて韓鶴子を称賛し、「盛会を安倍晋三総理にご報告したい」とのべるなど、もはや政教分離原則などどこへやら、彼らの間には垣根など何もないことをあらわした。このような男が立法府のトップであり続けることもまたデタラメといえる。憲法で謳った政教分離の原則を衆議院議長みずから土足で踏みにじっているからである。



 政教分離でいえば、統一教会に限らず創価学会=公明党が自民党の補完勢力なのも歴然とした事実で、自民党政治家は学会の組織票を上積みしてもらうことで当選を果たしてきた面々も少なくない。選挙区の万をこえる宗教票をガッチリと固めて回してくれるのだから、足を向けて寝られない関係である。その他にも例えば山口4区を見てみても、立正佼成会とかPL教団、お光りさんに至るまでみな安倍派の応援団である。そうして地方選になると、統一教会は市議選では井川典子(安倍派・下関市議会副議長)、県議選になると友田有(安倍派)に組織票を回していることなどは有名な話で、それぞれの宗教団体の組織票が上手に自民党地方議員たちに割り振りされる様は見事である。



 政治日程としては改憲 が動き出そうとしているものの、今ある憲法すら遵守しない側が何をかいわんやである。憲法で謳った政教分離の原則を逸脱しまくり、カルト宗教による政界汚染が広がっていることがわかった今日、まず急がれるのはその除染であろう。  吉田充春

https://www.chosyu-journal.jp/column/24213
16:777 :

2022/07/31 (Sun) 15:49:25

旧統一教会の"献金"内部資料を独自入手 毎年200億円以上が韓国へ…<報道特集>(TBS)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/472.html

2022年7月30日(土) 21:07  TBSテレビ

旧統一教会の”献金”内部資料を独自入手 毎年200億円以上が韓国へ…【報道特集】|TBS NEWS DIG
https://www.youtube.com/watch?v=ataCfftqDwY&t=3s

独自入手した旧統一教会の内部資料から献金集めの実態に迫る。さらに韓国人現役幹部が取材に応じ、日本からの献金、日本の政治家との関係を赤裸々に語った。

■取材に応じた韓国人現役幹部

2021年9月。旧統一教会の関連団体、UPFが開いたイベントにアメリカのトランプ前大統領がビデオメッセージを送っていた。次にスクリーンに映し出されたのが、安倍元総理の姿だった。

安倍元総理
「朝鮮半島の平和的統一に向けて、努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ皆様に敬意を表します」

この映像は、韓国の会場からオンラインで世界に配信された。韓国人の現役の信者が報道特集の取材に応じた。男性は40年前に入信し、現在、教団の幹部をしているという。

韓国の教団幹部
「正直私は安倍さんに、かなり悪い印象を持っていました。独島(竹島)問題、慰安婦問題、教科書問題、軍国主義の復活などがあったからです」

Q ビデオメッセージによって、安倍氏への考え方が変わった?

韓国の教団幹部
「そうです、大変驚きました。あのとき動画が流れることは秘密でしたし、あの映像が流れてみんなが驚きました。安倍さんのことをよく知らなかった人や否定的に見ていた人たちが、“すごくいい方だ”と言ってイメージが大きく変わりました」

この幹部は、1992年の合同結婚式で日本人女性と結婚し、今もその妻と韓国で暮らしているという。

韓国の教団幹部
「私が合同結婚式に参加したとき、中曽根元総理がビデオメッセージを送ってこられました。そのことを思い出します。日本では、統一教会のイメージが悪いので、安倍さんは、今回のメッセージを送ることに悩んだと思います。政治家として大きな負担を感じたはずなのに、送ったということに対して、大きな意味があると私は感じています」

■トランプ前大統領のビデオ出演で風向きが変わり・・・

安倍元総理へビデオ出演を依頼したのが、UPFの日本支部。中心となって働きかけたのが梶栗正義会長だ。信者に向けた配信映像を入手した。安倍氏のビデオ出演のひと月後に行われた教団の礼拝。梶栗会長がそのいきさつを語っていた。当初は、3人の元総理に話を持ち掛けたというが・・・。

UPF天宙平和連合 梶栗正義会長
「(元総理の)事務所から一体何を言われたかと。『結局、あなたたち団体は、私共の〇〇先生を団体の宣伝材料に使いたいだけでしょ。布教のために利用したいだけでしょ』と。3人の元首相からはそっぽ向かれました」

ところが、トランプ前大統領のビデオ出演が決まったことで風向きが変わった。安倍元総理側とは、過去にこんな話をしていたという。

UPF天宙平和連合 梶栗正義会長
「先生、もしトランプがやるということになったら、やっていただかなくちゃいけないけどどうかと。“ああ、それなら自分も出なくちゃいけない”という話を実は2021年の春にやりとりをしてたんですよ。先方から『やりましょう』という答えが返ってきて私の耳に入ったのが、8月24日。この8年弱の政権下にあって、6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものも、ちゃんと本人が記憶していた」

韓国の教団幹部は、安倍元総理がビデオメッセージを送った理由についてこう話す。

韓国の教団幹部
「政治家はたくさんの人々と接する必要があり、選挙の票を意識した行動を取らざるを得ないんです。政治家は“多宗教人”だといわれます。票のためにキリスト教ではキリスト教徒のように、仏教であれば、仏教徒のように振る舞うしかないのです」

■“献金”内部資料を独自入手

この幹部に、かつて強引な“献金集め”が社会問題化したことについて尋ねた。

韓国の教団幹部
「よく知っています。当時は文総裁が最も世界的な活動を行った時期で、この時期の教団には多額の献金が必要でした。それで多少、無理な方法で献金が行われたことも少しは知っています。それについて、日本統一教会は2009年のコンプライアンス宣言によって、“これ以上、強制的な献金を行わない”と打ち出したはずです」

実際はどうなのか?報道特集は、旧統一教会の関係者から内部資料を入手した。

1999年度から2008年度まで、献金額は年間おおむね600億円で推移している。2009年のコンプライアンス宣言の後も変わらず600億円近くの献金を集めていたことが分かる。

別の資料に示されたTD。ThanksDonation「感謝献金」の略で、日本から韓国の教会側へ送金した金額だという。


2009年度以降3年間で、200億円以上が毎年、送金されている。さらに別の内部資料には、韓国の関連財団への送金額が日付ごとに記されていているという。2013年度には約132億9996万円が送金されていた。

■HK=「返金(HenKin)」は30億~20億円台

韓国の教団幹部
「日本の信者たちは大変な額の献金をしてくれました。とても感謝しています。おかげで今日の統一教会は世界的な宗教に発展し、彼らは世界を救う運動に大きく貢献したと思います」

さらに、資料の「HK」という項目。 「返金(HenKin)」を意味する言葉で、裁判によって、教団側が信者側に支払った損害賠償などの金額が示されている。その額は30億円から20億円台で、2009年度以降も信者に返金する事態が続いていた。

献金について旧統一教会は番組の取材に対し、「宗教法人は公表したこともなければ、公表する義務もない」としている。
17:777 :

2022/08/02 (Tue) 19:32:01

統一教会とズブズブじゃないか 「反日カルト」と密だった自民・清和会 次々に暴かれる両者の関係 戦後政治の闇引きずり出す
2022年8月2日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24218

 安倍元首相射殺事件に端を発して、その背景にあった統一教会による政界汚染がクローズアップされ、自民党をはじめ政治家とのズブズブの癒着関係が芋づる式に明るみに出てきて世間を驚かせている。霊感商法や合同結婚式などが社会問題化した8、90年代以上に深く広く浸透しているのが実態で、とりわけ政界中枢を握ってきた自民党安倍派(清和会)では統一教会との二人三脚ともいえる関係ができあがっていたことが浮き彫りになっている。それは岸田政府が安倍氏の「国葬」にこだわることと無関係でないばかりか、自民党が進める改憲とも密接につながっており、戦後政治の黒々とした闇を見せつけている。本紙は座談会をもってこの間明らかになった統一教会による政界汚染の実態について論議した。



 A 7月8日、安倍晋三が奈良で演説中に銃撃され、犯行に及んだ山上某がカルト宗教である統一教会(現・世界平和統一家庭連合)によって家庭が崩壊させられた恨みから、「最も影響力のあるシンパ」である安倍晋三を狙ったことを供述している。警察は犯人の「思い込み」によるものと発表したが、思い込みどころか、その後の調べでは、安倍晋三を筆頭に自民党とのズブズブの癒着関係が一般人が知り得ないところで出来上がっていたことが明るみに出ている。当初は「特定の宗教団体」と言葉を濁していたメディアも、統一教会について報じ始めたが、誰がどう見ても、この問題抜きにして安倍射殺の真相に迫ることなどできないのだ。



 統一教会と国会議員との関係を挙げだしたらキリがない。全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士やジャーナリストらが作成したリスト『統一教会と関わりを持った国会議員たち』に載った現職国会議員100人のうち、野党・無所属議員は10人程度で、残りはすべて自民党議員だ。主立ったものを挙げてみたい。




統一教会系の国会議員連合の総会写真(2021年6月)。自民党の現職国会議員19人(うち安倍派7人)が参加し、細田博之衆院議長(前列右から5人目)や梶栗正勝勝共連合会長(同4人目)など幹部の姿もある。

 B 統一教会と同じく文鮮明と韓鶴子が創設した団体で、安倍元首相が在職中にたびたび動画メッセージを送っていたことで知られる天宙平和連合(UPF)。その各国会議員組織「世界平和国会議員連合」の日本支部である「日本・世界平和議員連合懇談会」の名誉会長になっていたのが細田博之・衆議院議長だ。安倍派の前身である細田派の領袖で、官房長官など党の要職を歴任してきた人物であり、自民党と統一教会との関係の深さを象徴している。



 この議員連合は、家庭連合(統一教会)総会長が「国会議員たちに真の父母様(文鮮明と韓鶴子)の『み言』と理念、原理を教育し、彼らが天の願われる方向で政策を推進し、救国救世基盤を創るにおいて、先頭に立つようにします」といっているもので、文字通り統一教会を補完する議員組織だ。



 2019年10月、UPFが名古屋で開いた国際会議では、「政治と宗教はひとつにならなければならない」などと宣言した韓鶴子総裁に対し、細田(当時・清和会会長)は「韓鶴子総裁の提唱によって実現した、この国際指導者会議の場はたいへん意義が深い」「誠におめでとうございます」と賛辞を送り、「今日の盛会を、会の内容を安倍総理に早速ご報告いたしたい」などとスピーチでのべていた。




「天宙平和連合」の国際会議で韓総裁に花束を贈呈する江島潔参議院議員(2019年10月、名古屋)

 同じく2019年9月の国際会議には、細田をはじめ、参院山口選挙区の江島潔(元下関市長)も登壇し、壇上でと韓鶴子総裁に直々に花束を贈呈。「祝電のみ」議員との格の違いを見せつけた。



 この会にも出席していた、「踊る宗教」こと天照皇大神宮教の教祖北村サヨの孫・北村経夫(参院山口、元産経新聞政治部長)の選挙応援を統一教会に依頼したのが安倍晋三だったことは有名だが、北村が比例候補として出馬した2013年の参院選直前に、「全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(「踊る宗教」とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。首相からじきじきにこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です」としていた統一教会の内部通達が出回っている。当時は安倍政権時代。この文章からも、選挙応援の見返りに統一教会を野放しにするという相互依存関係がうかがえる。



 2021年6月に衆議院会館で開かれた「日本・世界平和議員連合会」の第一回総会では、参加した現役国会議員19人の全員が自民党。名誉会長に細田、会長に原田義昭(福岡5区、元環境大臣)、さらに逢沢一郎(岡山1区、元国対委員長)、御法川信英(秋田3区、元復興副大臣)、中村裕之(北海道3区、農水副大臣)、牧原秀樹(埼玉5区、元産業経済副大臣)など、安倍内閣で要職にあった議員らが名前を連ねている。



 自民党の茂木敏充幹事長は、統一教会について「党と組織的関係がないことを確認した」などと主張しているが、同日に岸信夫防衛大臣(山口2区、安倍晋三実弟)が「電話作戦など選挙のお手伝いをいただいている」と公然と認めるなど、彼らにとっては切っても切れない長年にわたる同盟関係がある。



見返りに名称変更を承認 安倍政権下で実現




統一教会系月刊誌の表紙を飾っていた下村博文文科大臣(当時)

 C 安倍派存続を力説している下村博文(東京11区)も、統一教会系のイベントにたびたび参加し、関連団体から献金も受けたり、パーティー券を買ってもらっていたことが明るみに出ているが、文科大臣時代の2015年8月、文化庁(文科省所管)は統一教会の「世界平和統一家庭連合」への名称変更を承認していた。統一教会は1997年から名称変更の承認を文化庁に求めてきたが、違法な霊感商法や合同結婚式が社会問題になっていたことを踏まえ、同庁は「教義など団体の実体に変化がないと名前は変えられない」として拒否を続けた。悪事を働いた宗教法人が名前を変えることでカモフラージュし、同じことをくり返すのを防ぐための一般的な措置だ。



 数百万円で壺を買わせる霊感商法で有罪判決が出たり、法外な献金強要による破産など問題だらけの新興宗教として名を馳せていた統一教会としては、名称変更によって市民権を回復することで信者を再統率し、布教活動がやりやすくなる。



 2015年に統一教会から改称申請を受けた文化庁宗務課は、名称変更の「専決者」は文化部長であるものの、「(統一教会からの申請については)事前に大臣に説明」したと釈明。下村は「最終決裁は当時の文化部長」であり「(私は)まったく関わっていない」といい張っているが、「あり得ない。(大臣から)指示が出ている。最初の報告というのは、大臣の指示を仰いだということ。指示がなければ前例を踏襲しているはずだ」と97年当時、文化庁の担当課長だった前川喜平・元文科省事務次官が指摘している。



 下村が代表の自民党東京第11区支部は、統一教会の機関紙『世界日報社』から献金を受け、後援会「博友会」の支援者名簿には統一教会関連団体の「世界戦略総合研究所」「世界日報社」「世界平和女性連合」などの会長や取締役、事務局長らが名前を連ねていることを『文春』が暴露している。選挙応援の見返りに改称承認で便宜を図った可能性が高い。これが統一教会の違法な布教活動を増長させたことはいうまでもない。




統一教会関連団体のイベントに実行委員長として参加した二之湯智国家公安委員長(2018年、京都)

 D さらには国家公安委員長の二之湯智(参院京都)は、統一教会系組織UPF(天宙平和連合)の「ピースロード」(サイクリングイベント)の実行委員長をつとめていたことが明らかになると、「平和の運動で名前を貸してほしいと言われて貸した」だけと釈明したが、2018年には壇上で実行委員長挨拶までしていたことが主催者団体のホームページに写真入りで記載されていた。反社会的組織を取り締まる側である国家公安委員長がみずから宗教団体の広告塔になっていたわけだ。




2021年7月、統一教会関連団体のイベントで、実行委員長の平井卓也デジタル大臣(当時、前列右から3人目)、磯崎仁彦官房副長官(前列右端)、三宅伸吾外務大臣政務官(前列左から2人目)

 香川県で開催された同じイベントには、香川県実行委員長の平井卓也前デジタル大臣(衆院比例四国)、磯崎仁彦内閣官房副長官、三宅伸吾(参院香川)が参加し、「世界平和への道」と書かれたタスキをかけて記念写真に収まっていた。



 山本朋広・元防衛副大臣(比例南関東)に至っては、2017年の統一教会のイベントで韓鶴子総裁に花束を手渡し、「私の母は私にとっての母でしかありませんが、マザームーン(韓鶴子総裁)は、今日お集まりの皆様にとっての母。皆様からマザームーンに対しての感謝の思いがマザームーンへ伝わる」「皆様には我々自民党に対し、大変大きなお力を頂いている」と礼賛。「総裁」でも「韓鶴子氏」でもなく、「マザームーン」とはかなりの入れ込みようだが、統一教会はアメリカでは文鮮明の名前を文字って「ムーニー」と呼ばれており、「マザームーン」は最大級の敬意を込めた呼称なのだという。もはや気持ち悪いの一言に尽きる。



 安倍晋三の秘書官だった井上義行(参院比例)も、今年7月の参院選期間中に埼玉で統一教会による「出発式」を開いてもらい、「井上先生はもう食口(シック・教団用語で信者の意)になりました!」と紹介される異様な光景も映像が出回っている。自民・公明の推薦で沖縄県知事選に出る佐喜真淳(元宜野湾市長)も、台湾でおこなわれた統一教会の「記念式典」に出席して挨拶していた。



 C その他、自民党では、菅義偉元首相(統一教会の北米大陸会長一行を官邸に招待)、麻生太郎前財務大臣(統一教会系の米国日刊紙『ワシントン・タイムズ』に全面意見広告掲載)、加藤勝信元官房長官(統一教会団体に会費を支出、イベントに出席)、高市早苗政調会長(UPFイベント「祖国郷土還元日本大会」に祝電)、武田良太元総務大臣(統一教会イベント「日韓トンネル」結成大会に出席)、山下貴司元法務大臣(イベントに参加や祝電)、萩生田光一経産大臣(統一教会イベント「祝福原理大復興会」で来賓祝辞)、稲田朋美元防衛大臣(世界平和連合福井県大会などで講演)……等々、数え上げればキリがない。維新や国民民主など野党議員も関係が取り沙汰されており、地方に支部を作って地方議員にも相当に食い込んでいる。



 安倍射殺事件後、急いでブログやSNSから関連する記事や写真を削除してシラを切っているが、逆にネット上では拡散されている。



教団の主張と自民改憲草案 ウリ二つの両者




文鮮明と韓鶴子

 B このようなカルト宗教がこれほどまでに日本政界に浸透しているのは、歴史的に相当根深い背景があるし、今後さらに解明が進むと思われるが、要するに教団側からすれば権力に食い込むことによって組織が守られ、布教活動(壺売り等の違法な献金活動も含む)がやりやすくなり、政治家の側からすれば選挙における組織票や選挙スタッフがあてがわれ、資金源にもなる。そのためには信徒にもなれば「マザームーン」だの「真の父母様」だと真顔でいってのける。「モリカケ桜」とも通じる実利がともなったビジネス人脈のようでもある。



 彼らは口を開けば「美しい国」とか「愛国心」を唱え、改憲を主張する自称保守の右翼政治家だが、それらをとり込んでいた統一教会は「韓国はアダムの国、日本をエバ(罪深い)の国」「植民地時代の原罪を償うため、日本人は先祖解怨(せんぞかいおん・先祖を苦しみから解放するという意味)をすべし」と、日本の信者から霊感商法や献金で何百億、何千億円も巻き上げていたのだから皮肉なものだ。韓国にある大理石でつくられた豪華な宮殿にも度肝を抜かれるが、右翼の言葉を借りれば「反日カルト」そのものではないか。



 A 韓国で「統一」といえば、一般的には「南北統一」を思い浮かべるが、北朝鮮より先に日本の自民党がすっかり統一されているではないか……と思わざるを得ない光景だ。安倍晋三自身、徴用工問題で輸出規制までして嫌韓・反韓感情を前面に出していたが、キャッチフレーズの「美しい国」も日本統一教会の初代会長・久保木修己の教えなのだから。「日本を取り戻す」といいながら、売り飛ばしていないか? と。




総工費数百億円といわれる統一教会の博物館施設「天地鮮鶴苑」(韓国・清平)

 自民党が全力で進めようとしている改憲の中身も、統一教会の政治団体「国際勝共連合」が提唱してきたものとウリ二つだ。



 国際勝共連合は、共産主義に対抗する政治団体として1968年に文鮮明が創設し、日本では統一教会会長だった久保木が会長、「日本財団」創設者の笹川良一が名誉会長で、CIAエージェントだった岸信介や同じく戦後右翼のドンだった児玉誉士夫などの支援を受けて活動を始め、憲法改正を説き、スパイ防止法や緊急事態基本法の制定、日本版NSCの設置、集団的自衛権の行使容認、非核三原則の改廃、武器輸出三原則の改廃、防衛産業を成長戦略に盛込む、宇宙の軍事利用を促進するなど、安倍政府をはじめ歴代自民党政府がおし進めてきた内容と重なる主張をしてきた。



 統一教会の機関紙『世界日報』では「軍の存在を認めない九条が諸悪の根源」「憲法に国防義務を明示し、しかるべき軍事力を保持することを明示する」ことを主張。自衛隊を「自衛軍」「国防軍」などと明記することを説いている。また「家族は社会の自然かつ基礎的単位」といい、憲法に「家族保護の文言」を加える必要性を説き、同性婚の合法化に反対している。



 自民党改憲草案をみても、緊急事態条項から自衛隊明記に至るまでそっくりで、家族や婚姻についての基本原則(憲法24条)にも「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない」など一言一句同じ文言が盛り込まれているからゾッとする。憲法をカルトの教典にするつもりなのか…と。



 B 安倍晋三もかつて「夫婦別姓は家族の解体を意味する。家族から解放されなければ人間として自由になれないという左翼的かつ共産主義のドグマだ」(雑誌WiLL)と統一教会とまったく同じ主張を自ら披瀝していたし、UPFに送った動画メッセージでも「(統一教会の)家庭の価値を強調する点を高く評価します」みたいな挨拶をしていた。これが山上某のように、母親が教団に入り込んだおかげで数億円をむしりとられて破産し、家庭が崩壊した信者二世らの感情を逆なでしたことは想像に難くない。家庭を持ち投げて、他人の家庭を散々に壊しているのだから。



 いきなり暴力で命を奪う行為は容認できないが、このようなカルトが規制も制裁もされず、しかも時の政権の庇護を受けてはびこったおかげで、失われた命、壊された家族もたくさんあるわけで、その意味では「因果応報」という見方をする人もいて当然だろうと端からみて思う。戦後77年の間、自民党が権力と金力にものをいわせて積み上げてきたドロドロとした闇世界の矛盾が、思わぬ形で爆発したともいえる。



 あげくの果てには憲法にもカルトの教典を盛り込むというのでは、他人事とはいっておれないものがある。このさい徹底的な検証が必要だろう。



日米韓の政界人脈繋ぐ 親米保守の軸として



 C モリカケ問題で「日本会議」などの神道系団体の政界癒着がクローズアップされたが、統一教会は国際宗教団体であって格が違う。日本政界との関係性も歴史的に根深く、まさに戦後政治の闇といえるものがある。それが明るみに引きずり出されている。



 統一教会は1954年に文鮮明が韓国で創設し、すぐに日本でも布教活動を開始しているが、韓国では反共の軍事独裁政権を敷いていた朴正煕政権にとり入り、CIAをモデルにした韓国の諜報機関KCIAの初代長官・金鍾泌が信者拡大に貢献したことがCIAの内部報告書で明らかになっている。「金鍾泌はKCIAの長官として統一教会を組織化し、2万7000人の信者がいる同教会を政治的なツールとして使っていた」と。



 B 朴正煕といえば、岸信介にとっては満州国時代の部下(元日本軍将校)で、戦後は8000万㌦の経済援助で日韓の戦後処理を解決したように見せかけ、主要事業であったソウル地下鉄や鉄鋼事業などでは三菱や丸紅などに資金を還流するなど日韓を股に掛けた癒着関係を築いてきた。ともに「国際勝共連合」草創期を支えた人物だ。



 1972年に文鮮明は渡米し、以来アメリカでの活動を活発化させている。77年には米下院の国際情勢委員会で、民主党議員を中心に報告書がまとめられ、KCIAが文鮮明氏と結託して進めた韓国の影響工作に米議会の100人以上が関与したと指摘している。後にコリア・ゲートと呼ばれたものだ。



 統一教会が日本で巻き上げた資金は、アメリカでの活動資金に使われたともいわれ、1976年~2010年までの間に日本からアメリカの統一教会に送金された資金は36億㌦にものぼると『ニューヨーク・タイムズ』が報じている。



 アメリカでは旧統一教会のメディア企業「ニューズ・ワールド・コミュニケーションズ」がワシントンで創刊した日刊紙『ワシントン・タイムズ』が主要保守紙として定着しているし、数々の教団系列企業がビジネスを展開している。宗教団体というよりもビジネス企業体で、財界の一翼を為している状態だ。韓国でも同じだ。



 米政界では主に共和党に食い込み、統一教会のイベントで幾度も講演しているジョージ・W・ブッシュ元大統領に至っては、1回の講演料が8万㌦以上だった可能性があると『ワシントン・ポスト』紙が報じている。つまりカネをバラ撒いて買収していたという関係で、昨年だけでも同様のイベントにマイク・ペンス前副大統領、マイク・ポンペオ前国務長官、マーク・エスパー元国防長官が登場。同じイベントに安倍晋三とともにメッセージを送っていたトランプ前大統領もイベントでスピーチするなど関係は密接だ。



 A 岸や児玉などのA級戦犯がアメリカによって免罪され、戦後政治を司っていくうえで、戦前のような国家神道や天皇制による思想動員のかわりに、宗教(カルト)に投機して右派の軸を形成していった。遡れば、統一教会がアメリカでの活動を本格化させていた80年代初頭、文鮮明がアメリカで脱税容疑で起訴され、懲役1年6カ月の実刑判決を受けて連邦刑務所に収監されたとき、元首相である岸信介が「彼(文鮮明)の存在は、現在そして将来にわたって、希少かつ貴重なものであり、自由と民主主義の維持にとって不可欠」「不当な拘禁から解放されるようお願いしたい」とする異例の嘆願書をレーガン大統領宛に出していたことさえある。安倍晋三と統一教会の関係でいえば、戦後から続く祖父からの三代にわたる盟友関係があり、これが「反共」を軸とする日・米・韓の政界人脈を繋ぐ媒体になっていたのだろう。「親米保守」を名乗る自民党政治家たちがこぞって統一教会に入り浸る根拠ともいえる。



 G 日本では、京都・嵐山の旅館を買いとって「嵯峨亭」と呼ばれる統一教会の議員秘書養成所までつくられていたというから、秘書を通じて議員をとり込んでいくシステムができあがっていたようだ。いずれにしても、昨今の「自民一強」や安倍派の肥大化、改憲推進など右傾化の流れの根底にあったものが、元首相射殺事件を契機に表舞台に引きずり出されてきた感がある。公明党も自民党もフタを開けてみれば、どいつもこいつも宗教ばっかりじゃないかといった惨憺たる状態だが、政治と宗教の癒着によって「政教分離原則」が無残なまでになし崩しにされている現状、それが民主主義そのものを形骸化させてきた実態についてさらにメスをいれることが必須といえる。カルトがのさばり、怨恨が渦巻くような国など誰も望んではいない。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24218
18:777 :

2022/08/05 (Fri) 06:36:44

「改憲」の黒幕は統一教会とアメリカの支配層だった

「憲法改正はもはや絶望的」自民党が頭を抱える “統一教会とズブズブ” 露呈の痛すぎる代償
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https://news.yahoo.co.jp/articles/76ad8b9b41883d8a57fe011481bb4f4705a4d104

自民党はポスターも作って改憲を訴えたが…(写真・時事通信)

 安倍晋三元首相の悲願だった憲法改正への動きに強烈なブレーキがかかっている。

 自民党は7月の参院選で圧勝し、憲法改正に前向きな勢力が参院で3分の2を超えた。7月11日の記者会見で、岸田首相は「安倍元総理の思いを受け継ぎ、特に情熱を傾けていた拉致問題、憲法改正など、自身の手で果たすことができなかった難題に取り組む」との意向を表明している。

【画像あり】「旧統一教会」関係議員101人、全リスト
https://smart-flash.jp/sociopolitics/192902/image/1?rf=2

 だが、7月30日と31日に共同通信社が実施した全国電話世論調査で、岸田内閣の支持率は51.0%と前回調査から12.2ポイントも急落。2021年10月の内閣発足以来、最低となった。

 また、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政界の関わりについて、実態解明の「必要がある」との回答は80.6%にのぼった。

 旧統一教会との関係で注目されているのが、自民党が2012年にまとめた「憲法改正草案」だ。8月2日、東京新聞は《旧統一教会側と自民党、改憲案が「一致」 緊急事態条項、家族条項…濃厚な関係が影響?》という記事を掲載。

 旧統一教会の政治部門とされる国際勝共連合(勝共連合)の改憲案と、自民党の改憲草案が、「緊急事態条項」や「家族条項」などで一致していることを指摘している。

 たとえば、自民草案では、現憲法20条にある《いかなる宗教団体も政治上の権力を行使してはならない》の文言を削除。さらに、国とその機関の宗教活動を禁じた点も変え、《社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない》としている。自民党の改憲草案では、信教の自由への制限と政教分離の原則が緩和されているのだ。

 この報道を受け、SNSには《自民党改憲草案、統一教会の教義にそっくり》といった声が数多くあがっている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、「いまのままの自民党の改憲草案では、憲法改正は絶望的」と言う。

「選挙を手伝ってもらったぐらいなら、他の宗教団体と変わらないでしょう。ただ、これだけ、旧統一教会の考え方と自民党の改正草案が一致してしまうと、旧統一教会が自分たちの理想を実現しようと憲法に手を突っ込んだと見られかねません。

 自民党は同性婚やLGBT平等法に反対。さらに、旧統一教会の影響で、『子ども庁』が『子ども家庭庁』に名称変更されたと思わせてしまった。

 これでは、政教分離の原則から逸脱するだけでなく、政治が宗教に支配されているという印象を与えてしまう。もはや、自民党の憲法改正草案を、『旧統一教会とは関係ない、私たちが考えたもの』と言い続けるには無理があります」

 現実問題として、憲法改正を発議できても、国民投票で過半数を得るのは難しいだろう。

「本当に憲法を改正したいのなら、一度、自民党の改憲草案を引っ込めて、宗教に影響を受けたと思わせない新たな草案を出し直すしかないですよ。そうしないと、いつまでも旧統一教会の改憲案に自民党が乗っかったと思われてしまいます。

 国民投票で、『旧統一教会が作った改憲案は認められない』と反対キャンペーンをやられたら終わりですよ。いまの草案で突き進む限り、憲法改正は絶望的です」(同)

 安倍元首相の悲願だった憲法改正を成し遂げるには、自民党は旧統一教会との関係性を徹底的に調査し、見直すところから始めるべきだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/76ad8b9b41883d8a57fe011481bb4f4705a4d104


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安倍晋三の統一教会関係のスキャンダルは財務省関係者が拡散したのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020597

オウム真理教は一皮むくと創価学会、もう一回むくと統一教会だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006897


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2022.06.27XML
「改憲」の黒幕はアメリカの支配層
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202206270000/

米国の手先として中露との戦争の準備を進める日本で憲法改定の動きが強まる必然

 6月29日から30日にかけてスペインで開かれる予定のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議に岸田文雄首相が出席する。ウクライナや台湾の情勢に対応するため、アメリカやヨーロッパとの連携を強めることが目的だというが、NATOは軍事同盟であり、その提携は軍事的なものになる。

 日本とアメリカはすでに軍事同盟を結んでいる。1951年9月8日にサンフランシスコのオペラハウスで日米両国は「対日平和条約」に調印、同じ日の午後にプレシディオで「安保条約」に調印した。その1週間前に同じプレシディオでアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国はANZUS条約を結んでいる。

 この安保条約が締結されたのは朝鮮戦争の最中で、アメリカが中国との戦争を想定していたであろうことは本ブログで繰り返し指摘してきたことだ。その条約ではアメリカ軍による日本占領の継続と日本の内乱や「付近の安全の乱れ」への介入が認められていた。

 1945年4月にフランクリン・ルーズベルトが急死するまでホワイトハウスで実権を握っていたのはニューディール派だったが、1933年から34年にかけて反ニューディール派のクーデターを計画していたウォール街の巨大金融資本も力を維持していた。ルーズベルトの急死でウォール街が主導権を握る。

 大戦中、ヨーロッパでドイツ軍と戦っていたのは事実上、ソ連とレジスタンスだけだった。アドルフ・ヒトラーは全戦力の4分の3を東部戦線へ投入したが、その主力部隊が1942年の冬に壊滅、ドイツの敗北は決定的になった。そこでSS(親衛隊)はアメリカとの単独講和への道を探りはじめ、実業家のマックス・エゴン・フォン・ホヘンローヘをスイスにいた戦時情報機関OSS(戦略事務局)のアレン・ダレスの下へ派遣している。そこからダレスはドイツ側との接触を繰り返し、ナチスの高官を保護するために「サンライズ作戦」を始めた。(David Talbot, “The Devil’s Chessboard,” HarperCollins, 2015)

 ドイツ軍がソ連を壊滅させると見通していたイギリスやアメリカの支配層は衝撃を受け、1943年7月にシチリア島上陸作戦を実行する。その際、レジスタンスの主力だったコミュニストを抑え込むため、アメリカ軍はマフィアの協力を得ている。ノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)は1944年6月だ。

 その頃になるとOSSのフランク・ウィズナーを介してダレスのグループがドイツ軍の情報将校、ラインハルト・ゲーレン准将(ドイツ陸軍参謀本部第12課の課長)と接触している。ソ連に関する情報を持っていたゲーレンをダレスたちは同志と見なすようになった。大戦後、ゲーレンを中心として情報機関が編成され、BND(連邦情報局)になる。

 大戦中、中国の昆明ではOSSの第202部隊も活動、その中には後にさまざまなCIAの秘密工作で名前が出てくるレイ・クライン、リチャード・ヘルムズ、E・ハワード・ハント、ジョン・K・シングローブ、そしてワシントン・ポスト紙のコラムニストになるジャック・アンダーソンもいた。

 1942年にOSSは中国でSACO(中美合作社)を組織、ゲリラを訓練するが、この組織を指揮していたのが蒋介石の側近だった戴笠。この戴笠はアメリカから提供された武器を新四軍(中国共産党軍)などを叩き潰すために使うことになる。

 OSSのエージェントとして中国で活動していたポール・ヘリウェルは1948年にシー・サプライを設立、極秘の破壊工作機関OPC(後にCIAの破壊工作部門になる)が東南アジアで行っていた国民党軍の支援工作に協力する。このヘリウェルと手を組むことになるアメリカ空軍のクレア・シェンノートは1937年から蒋介石の顧問を務めていた人物だ。

 大戦後の中国を支配するのは蒋介石が率いる国民党だと推測する人は少なくなかったが、大方の予想に反して国民党は劣勢になり、1949年に入る頃には敗北が決定的になる。国民党に肩入れしていたシェンノートは同年5月にトルーマン大統領と会談、蒋介石を支援するため、さらなる資金援助を求めたものの、拒否された。そこに手をさしのべたのがOPCだ。

 OPCが最初に行った作戦は中国共産党の幹部を砲撃で皆殺しにし、偽装帰順させていた部隊を一斉放棄させるというものだが、これは途中で計画が漏れて失敗した。そして始まるのが朝鮮半島で緊張を激化させるための秘密工作。

 戦争を行うためには輸送を支配する必要があり、国鉄の強力な労働組合を潰す必要が生じた。そうした中、1949年に引き起こされたのが国鉄を舞台とした下山事件、三鷹事件、松川事件だ。これらの事件で労働組合は総攻撃を受け、致命的なダメージを受けた。

 朝鮮戦争が始まる3日前の1950年6月22日、ニューズウィーク誌の東京支局長だったコンプトン・パケナムの自宅で夕食会が開かれ、パケナムのほかニューズウィーク誌の外信部長だったハリー・カーン、ドワイト・アイゼンハワー政権で国務長官に就任するジョン・フォスター・ダレス、ダレスに同行してきた国務省東北アジア課長ジョン・アリソン、そして、日本側から大蔵省の渡辺武、宮内省の松平康昌、国家地方警察企画課長の海原治、外務省の沢田廉三が参加した。

 1951年1月にジョン・フォスター・ダレスは講和使節団を率いて来日し、占領後の日本をめぐる交渉が始まる。ダレスは日本に対し、自分たちが「望むだけの軍隊を望む場所に望む期間だけ駐留させる権利」を求めようとしていたという。(豊下楢彦著『安保条約の成立』岩波新書、1996年)

 1953年にドワイト・アイゼンハワーが大統領に就任するとジョン・フォスター・ダレスは国務長官に任命される。この当時、インドシナではフランスがこの地域を再植民地化するために戦っていたのだが、1953年11月にディエンビエンフーを守るフランス軍をベトミン軍が包囲、翌年の5月にフランス軍は降伏した。

 それに対し、ダレス国務長官は1954年1月にNSC(国家安全保障会議)でベトナムにおけるゲリラ戦の準備を提案、それを受けてCIAはSMM(サイゴン軍事派遣団)を編成した。ここからアメリカのインドシナへの軍事介入が始まるが、本格的な介入はジョン・F・ケネディが暗殺され、リンドン・ジョンソンが大統領になってからだ。

 この間、アメリカの好戦派はソ連や中国に対する核攻撃を計画している。1945年8月15日に天皇の声明が日本人に対して発表されてから半月ほど後にローリス・ノースタッド少将はレスニー・グルーブス少将に対し、ソ連の中枢15都市と主要25都市への核攻撃に関する文書を提出している。

 グルーブス少将は1944年、マンハッタン計画に参加していたポーランドの物理学者ジョセフ・ロートブラットに対し、その計画は最初からソ連との対決が意図されていると語ったという。(Daniel Ellsberg, “The Doomsday Machine,” Bloomsbury, 2017)

 1945年9月15日付けの文書ではソ連の主要66地域を核攻撃で消滅させるには204発の原爆が必要だと推計。そのうえで、ソ連を破壊するためにアメリカが保有すべき原爆数は446発、最低でも123発だという数字を出していた。(Lauris Norstad, “Memorandum For Major General L. R. Groves,” 15 September 1945)

 1949年に出されたJCS(統合参謀本部)の研究報告にはソ連の70都市へ133発の原爆を落とすという記載がある。1952年11月にアメリカは初の水爆実験を成功させ、1954年にSAC(戦略空軍総司令部)は600から750発の核爆弾をソ連に投下、118都市に住む住民の80%、つまり約6000万人を殺すという計画を立てる。

 1957年に作成された「ドロップショット作戦」では300発の核爆弾をソ連の100都市で使い、工業生産能力の85%を破壊する予定になっていた。沖縄の軍事基地化はこの作戦と無縁ではないだろう。(Oliver Stone & Peter Kuznick, “The Untold History of the United States,” Gallery Books, 2012)

 アメリカが必要なICBMを準備でき、しかもソ連が準備できていないタイミングで先制核攻撃をすると考えた好戦派の中には統合参謀本部議長だったライマン・レムニッツァーや空軍参謀長だったカーティス・ルメイが含まれる。​彼らは1963年後半に先制攻撃する計画を立てた​。

 沖縄が軍事基地化されていく背景にはこうした核攻撃計画がある。アメリカにとって沖縄への核兵器持ち込みは戦略上、必然であった。

 そして現在でも沖縄はアメリカが中国やロシアを攻撃する拠点だ。自衛隊は2016年に与那国島、奄美大島、宮古島に施設を建設、23年には石垣島にも建設する予定だ。

 アメリカ国防総省系のシンクタンク「RANDコーポレーション」は今年、アメリカのGBIRM(地上配備中距離弾道ミサイル)で中国を包囲する戦略について分析している。

 アメリカ、イギリス、オーストラリのアングロ・サクソン系3カ国は2021年9月に「AUKUS」という軍事同盟を結んだ。日本はアメリカ、オーストラリア、そしてインドと「Quad(クアッド)」と呼ばれる軍事同盟を結んだが、インドは腰が引けている。

 インド・太平洋地域でそうしたミサイルの配備はオーストラリアも嫌がっているようで、結局、ミサイル配備を容認する国は日本しかないのだが、その日本には「専守防衛」の建前と憲法第9条の制約がある。そこでアメリカは​ASCM(地上配備の対艦巡航ミサイル)の開発や配備に協力するという案をRANDは提示​している。

 本ブログでは繰り返し書いてきたように、1995年2月に「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」が発表されてから日本はアメリカの戦争マシーンに組み込まれた。

 1991年12月にソ連が消滅、アメリカが「唯一の超大国」になり、単独で行動できると考えた人は少なくなかったが、ネオコンもその中に含まれている。その当時、国防総省はネオコンのディック・チェイニー長官とポール・ウォルフォウィッツ次官補を軸に動いていた。

 そのウォルフォウィッツを中心に「DPG草案」という形で世界制覇プランが1992年2月に作成されている。いわゆる「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」だ。

 それに対して細川護熙政権は国連中心主義を掲げていた。そこでこの政権は1994年4月に潰される。この時、最初に動いたのはマイケル・グリーンとパトリック・クローニンのふたり。カート・キャンベルを説得して国防次官補だったジョセイフ・ナイに接触し、ナイは1995年2月に「東アジア戦略報告」を発表したのだ。グリーン、クローニン、キャンベルはウォルフォウィッツやチェイニーと連携している。現在、キャンベルはアメリカのアジア政策を指揮している。

 大戦後、ドイツと同じように、日本でもアメリカに協力的な軍人を保護、協力させていた。有末精三陸軍中将、河辺虎四郎陸軍中将、辰巳栄一陸軍中将、服部卓四郎陸軍大佐、中村勝平海軍少将、大前敏一海軍大佐らは特に有名で、そのイニシャルをとって「KATO機関」、あるいは「KATOH機関」とも呼ばれている。

 アメリカ軍に対する敵対的な意志を持つ軍人は処分されていたが、処分しきれたとは言えない。そこで日本国憲法の第9条はアメリカにとって必要な条項だったと言えるが、すでにそうした心配をする必要はなくなっている。つまり、アメリカの支配層にとって第9条は邪魔になっている。「改憲」の黒幕はアメリカの支配層だと言うべきだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202206270000/
19:777 :

2022/08/14 (Sun) 10:20:36

旧統一教会「訴訟減っている」のウソ そのウラにあった“返金放棄の合意書”【報道1930】
2022/08/14
https://news.goo.ne.jp/article/tbs/nation/tbs-123690.html

日本の政治に根深く入り込んでいることがわかってきた世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)。教団は現在ではかつてのような被害者は出ていないと釈明するが、番組では信者と教団の間で交わされた“合意書”なる書面を入手。また一つ見えてきた教団の正体について識者に聞いた。

■「旧統一教会の本質というのは、単なる宗教団体じゃない。」
岸田改造内閣が発足した。総理曰く「旧統一教会との関係を点検し、厳正に見直すことを了承した人のみを任命した」。今回、教団と何らかの関わりがあったと明らかにしていた7人は全員交代。閣外に出ることになったが、ふたを開けてみると新しくなった顔ぶれと、残留した中で新たに関係を明らかにしたのも7人。萩生田氏は閣外に出たものの党3役となり、政府・与党の中枢では旧統一教会との関係があった議員の数は減るどころか増えた。さらにその後の副大臣・政務官をみると54人中少なくとも19人(8月12日現在)の接触が明らかになった。閣僚だけでなく自民党全体の「点検と見直し」をすればどのくらいの議員が関係を持っていたことになるのだろうか?

国際情報誌『フォーサイト』元編集長 堤伸輔氏
「事の重大性からして点検と見直しというのは正しくない言葉遣い。まるで会社の防火設備を点検しなさいみたいな軽いものに聞こえる。必要なのは調査と解明。今回の岸田総理の人事は全く期待外れです」

国会議員だけでなく、地方議会、自治体を加えたらどこまで広がるのはわからない“教団との関係”。議員の中には関連団体とは知らなかったとする人も多いが、それでは済まされない。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「旧統一教会の本質というのは、単なる宗教団体じゃない。政治部門もありますし、献金を集め、いろんなところに自由に使う経済部門もあります。それからワシントンタイムスなどその他言論の部門もある。政治部門だけが関わったということはあり得ない。私が聞いた議員さんも、よくわからなかったって言うんですけど、行けばすぐわかるんですよ。どんな挨拶をしてるかだけでも。文鮮明夫妻の写真だってあるし・・・。その人は、マズいと思ってすぐ帰ってきたと言ってましたが、わからなかったっていうのはあり得ないです」

全国には旧統一教会の関連の施設は200以上ある。その建物の入り口などに自民党議員のポスターが貼られているケースが目につく。これは一体何を意味するのだろうか…。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
北海道大学大学院 櫻井義秀教授
「ポスターを外に向けて貼るというのは、この組織はこの先生にオーソライズされている、認められているんですって打ち出し方です。一般の教団の推薦の仕方とは違う」

宗教団体が票集めに協力する場合はポスターは施設内部に掲示し、信者たちの票固めに使うのが普通だという。だが、旧統一教会は、外部の目に触れる場所に掲示し、自分たちの力の誇示のために利用するというのだ。

旧統一教会にとって日本人は献金マシーン以外の何ものでもないことはこれまでも「報道1930」でも報じてきた。教団側は政治家とのつながりを宣伝材料として信者を増やし、献金させ、資金を増やしている。結局、政治家は“自分が信者獲得に利用されている”ということを自覚すべきではないのか…。

■「金丸さんが受け入れたということで文さんが本当にメシアかも、って変わったんです。」
過去、教団が信者と献金を劇的に増やしたきっかけがある。そこにも政府自民党の議員の存在があった。1992年3月。文鮮明氏が、夫人・韓鶴子氏を伴い成田空港に降り立った。アメリカで実刑判決を受けていた文鮮明氏は日本の入国禁止対象だった。だが、自民党のある大物議員の働きかけで入国が許可された。このことは信者たちの間でも話題になったという。

元日本人信者の証言
「教会内では『金丸さんがメシア(救世主)の文さんを受け入れたんだ』と」

金丸さんとは、当時キングメーカーと称されていた自民党副総裁、金丸信氏に他ならない。文さんは、もちろん文鮮明氏だ。文氏は入国後、中曽根元総理と会談するなどし、信者に向けては「私が日本に入れなかったら日本はエバ国をはく奪されるところだった」と語ったという。そして日本入国を果たしてから5か月後、文氏は「私と妻の韓鶴子女史は人類の真の父母であり、救世主・再臨主でありメシアであると宣布します」と宣言した。信者たちは思った・・・。

元日本人信者の証言
「この出来事(日本への入国許可)の前までは私も半信半疑だったんですが、金丸さんが受け入れたということで文さんが本当にメシアかも、って変わったんです。」

この1992年、日本のキングメーカーがオーソライズしたという形になり、当時の統一教会は日本人信者と献金額を大幅に増やした。その象徴として1989年1275組だった“合同結婚式”が、この年、3万組に急増している。日本の芸能人も参加したことで当時話題となった。


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結果的に文氏に日本は利用された形なった日本への入国許可。しかし文氏は、日本への入国に関し、こんなことを言っていた。

「天皇がやってきてひざまずいてひれ伏して慟哭するまでは私はいつまでたっても(日本に)行ってなんかあげませんよ」

彼の日本観がよく表されている。こんな人物を特別に入国させたのである。


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■「あっちこっちでこの合意書を取り付けるのに忙しくて仕方ない」
かくして信者を獲得するとともに、多額の献金による問題が後を絶たない旧統一教会。

今回、国会議員の教団との関係が取り沙汰される中で、これは政教分離など宗教問題ではなく、旧統一教会が単なる宗教団体ではなく、反社会性を持った団体であることが問題だと伝えてきた。が、内閣改造のタイミングに合わせ、旧統一教会が会見を開いた。そこで強調されたのが、2009年のコンプライアンス宣言以降、高額献金が行われないよう徹底していることだ。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会) 田中富広会長
「民事訴訟は着実に減ってきている。1998年(ピーク)は78件だが、2022年は5件です」

だが番組では1つの書面を入手した。「合意書」とある。2015年、教団関係者と元信者との間で交わされたものだ。そこには、元信者が教団から買ったお言葉集の代金など約630万円の返金を求めたところ、203万円が解決金として支払われるかわりに、今後一切、教団に金銭を要求しない旨が記されている。


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この信者は203万円をいったんは受け取ったが、納得できず訴訟を起こした。判決は「合意書は無効」とされ、この元信者は勝訴することができた。
しかし、番組が入手しただけでも、他にもいくつもの合意書が存在した。みんなが訴訟を起こすわけでもなく、多くは“泣き寝入り”の合意に至っている。そして、これによって表向き訴訟件数が大幅に減少しているとも考えられる。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「(合意書によって裁判を起こさせないように)組織的にやっています。当時の(教団の)総務局長、司法試験崩れの某大学出身の男なんだが、『あっちこっちでこの合意書を取り付けるのに忙しくて仕方ない』って言ってましたね。(中略)1憶2億の献金に対して一部だけ返して、あとは債権債務はないという書面を交わすという手口ですよ。」

法律に詳しくなければ、交わしてしまった契約書の類は有効だと信じるし、早く縁を切りたい元信者にしてみればいくらか返ってきたんだからこれで終わりにしようと考える人は少なくないという。

■日本がダメなら韓国での“献金ツアー”
 教団が強調するコンプライアンス順守。しかし信者からの金集めのシステムは日本ではなく目の届きにくい韓国で行われていた。それが韓国の清平にある教団へ行き金を支払う“献金ツアー”だ。インターネットの予約票には1から7、8から14など7刻みの数字が並ぶ。これは一回行けば7代毎の先祖の怨みを解くという“先祖解怨”というものだという。一回行くと280万円を献金することになる。


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全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「韓国でやっていることだから日本の教団は関係ないという責任逃れをしている。しかし違法な説得活動は日本で行われているんですから、日本の旧統一教会が責任をとるべきで、裁判所もそう認めている」

 番組で調べたところ少なくとも2021年の7月までこうした“献金ツアー”の募集をしていたことが分かっている。被害は昔のことではなく、今も続いているの。
自民党が党をあげた調査の方向を出さない中、逆に世界平和統一家庭連合・旧統一教会の田中富広会長は会見で、これまでの自民党議員との協調関係を強調した。

世界平和統一家庭連合・旧統一教会の田中富広会長
「私たちは共産主義と対峙している。その点からいうと自民党の議員の方々とより多くの接点を持つ。政治工作と言う意味ではなく、より良き国づくりに向かって手を合わせてきた」

あえて今、教団側が表立って自民党との協調関係を強調した意味は何だったのか…。これに対し、自民党は毅然とした態度をとることができるのか。今後の一つの試金石となる。

(BS-TBS 『報道1930』  8月11日放送より)

https://news.goo.ne.jp/article/tbs/nation/tbs-123690.html
20:777 :

2022/08/19 (Fri) 18:59:39

北朝鮮を支えた正体は統一教会=文鮮明
2022年08月19日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1959.html

 北朝鮮の人間として許されざる暴虐な国民支配の実態は、高英起の情報によって、次々に明らかにされている。
  https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki

 地球上の国々で、これほど非人道的な支配が長年繰り返されるなら、普通は抵抗勢力が成立して、国家権力が倒される。だが、実に74年間にわたって、極悪独裁政権が続いて、国民が塗炭の苦しみに喘いでいる国がある。
 それが北朝鮮だ。もちろんベラルーシやロシアなど、世界には悪質な独裁政権がたくさんあるが、北朝鮮ほど凄まじい人権侵害を平然と続ける国は他にない。

 なぜ、このような劣悪な暴虐国家が存在できるのか? それは、国民を51階級にも分断し、序列と差別の支配を取り入れることで、まるでオーウェル1984のような監視警察以外にも、人民が人民を相互に監視する体制を作っていることもある。
 例えばカダフィのリビアや、アサドのシリア、ムガベのジンバブエもそうだが、それだけで、これほど強固な独裁が続くとは思えない。

 北朝鮮という歴史の合理性を無視して存在し続ける愚劣国家には、それを必要とし、支援する強大な勢力が存在しているのだ。
 もちろん筆頭にくるのが中国だが、中国共産党は北朝鮮に存在する世界最大級の軍事資源(タングステン・ウラン)を簒奪する目的が明確であって、併合するより政権を支援することで資源をだまし取る方に夢中だ。

 だが、歴代北朝鮮政権を支えてきた莫大な資金の提供者がいた。それが文鮮明であり、文の盟友である岸信介であった。
 
旧統一教会と岸一族と北朝鮮 この奇妙な三角関係をどう考えるべきか 2022年7月30日 東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/192732

 連日報道される政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係。教団所属の人物から選挙で支援を受けたと証言したのが、岸信夫防衛相だ。
 その関係を聞くと、兄の安倍晋三元首相が教団の友好団体にメッセージを寄せたのも「さもありなん」と思える。ただ、話はそこで終わらせられない。教団側は北朝鮮と親密な関係を築いてきたからだ。
 北を警戒すべき防衛相が、北と縁深い教団側とつながるのは問題ないのか。奇妙な三角関係をどう考えるべきか。(特別報道部・中山岳、中沢佳子)

◆岸一族と教団、関係の源流は「勝共連合」後押しした岸信介元首相

 「選挙というのは、まさに戦。手の内を明かすようなことはしたくない。適切に判断をし、対処したい」
 29日の会見でそう述べたのは岸防衛相だ。3日前には、教団に所属する人物から過去の選挙で支援を受けたと明かしたが、今後については曖昧に語った。

 兄の安倍氏の銃撃事件以降、同氏と旧統一教会の関係が取り沙汰されてきた。源流をたどると、教団の日本進出のほか、反共産主義を掲げる政治団体「国際勝共連合」の設立を冷戦下に後押しした祖父の故・岸信介元首相に行き着く。
 「反共」を名目に接点を持った岸一族と教団。両者の関係を考える上で気になる存在がある。共産主義を掲げて誕生した北朝鮮だ。教団は冷戦末期から同国とつながりを深めてきたからだ。

 教団のサイトによると、教祖の故・文鮮明氏は現在の北朝鮮・平安北道出身。1954年に韓国で教団を創立して信者を増やした一方、91年に北朝鮮側の招きに応じて電撃訪問。文氏は主席の金日成キムイルソン氏と会談し、南北の離散家族を捜す事業の推進などで合意した。

 その後、金正日キムジョンイル、金正恩キムジョンウン両氏ら後継指導者とも関係を築いた。2012年9月に文氏が死去した際は、正恩氏が「民族の和解と団結、国の統一と世界平和のために傾けた先生の努力と功績は長く伝えられる」と弔文を遺族に送った。一周忌を前にした13年8月にも追悼メッセージを出すなど、教団への配慮を見せた。

 反共を掲げる教団が北朝鮮と接近したのはなぜか。文氏訪朝時に教団系の日刊紙「世界日報」記者だった元信者で、金沢大の仲正昌樹教授(思想史)は「文氏には祖国統一の理念があった。教会としても、訪朝目的は北朝鮮が共産主義を克服するために指導者に働きかけ、悔い改めさせるとの理屈が成り立つ」と語る。

 教団とつながりを持つことは北朝鮮にもメリットがあったとみる。「教会信者の経営する会社が北朝鮮に協力するなどし、利益をもたらした面はある」
 朝鮮半島問題の専門誌「コリア・レポート」の辺真一編集長は「一九八九年にベルリンの壁が崩壊してから東西陣営の緊張緩和が進み、反共一辺倒だった統一教会の姿勢も変わった」と指摘。「北朝鮮は統一教会の資金力に加え、米共和党へのコネクションを利用する思惑もあった。北に強硬姿勢だった同党との関係を改善しようとしたからだ」

◆安倍氏ら、教団の北朝鮮とのパイプを重視か

 一方で岸一族、特に首相時代の安倍氏は、北朝鮮と教団のつながりをどう捉えていたのだろうか。先の仲正氏は「教会は北朝鮮にいろいろなパイプがある。拉致や安全保障を巡る問題を抱えていた安倍氏らは北の情報を得るため、同国と教会との関係は黙認したのだろう」と推し量る。
 教団側は、社会的認知度を上げるために安倍氏らとの関係は重視しつつも、信者になってもらうのはハードルが高いと考えていたと仲正氏は見立てており、「賛同を得られる範囲で接点をつくり、両者は『ウィンウィン』の関係を続けたのだろう」と解説した。

 ジャーナリストの桜井よしこ氏は「週刊新潮」今月7日号の連載コラムで、旧統一教会系の日刊紙「世界日報」の掲載記事を「特ダネ」と持ち上げたうえ、日本人拉致被害者の生存情報を引用して伝えた。

 防衛相である岸氏は、北の情報を得る上で教団に価値を見いだすことはあるのか。つながるとしても別の理由があるのか。
 「教団は植民地支配への恨みを解くとして、日本で献金を募った。保守の政治家と相いれないのに、多くの自民保守系議員に教団側の息がかかっている。人手や票など、目先の利益を求めたのだろう」。英軍事専門誌の元東京特派員で、国際ジャーナリストの高橋浩祐氏はそう語る。

 29日の岸氏の会見に出席し、教団との関係を改めてただした高橋氏は「終始歯切れが悪い。岸一族に脈々と続くつながりが深過ぎて、手を切れないんだと感じた」と振り返る。
 教団側を介した防衛相と北朝鮮の接点はむしろ、リスクが潜むと懸念を語る。
 「実際には情報漏洩などがないとしても『何か起こるのでは』と疑念を抱かせる。国防の根幹は国民の安心感なのに、国民の不信と不安を招く」

 ◆教団側が政治家をコントロールしうる立場に

 山口大の纐纈厚名誉教授(政治学)は「岸氏や兄の安倍氏の選挙区がある山口県は、朝鮮半島に近い。岸一族はさまざまな『半島ルート』を持っている」と語る。その力を思わせる一件として、2002年の拉致被害者5人の一時帰国を挙げる。当時、官房副長官として小泉純一郎首相の訪朝に同行したのは安倍氏だ。

 「北朝鮮との公式なパイプが細っている今、外交、国防、拉致問題の解決といった問題には、私的ルートを頼らざるをえない。ただ、それを持つ人物が防衛相だと、安全保障上、大いに問題だ」と纐纈氏は話す。
 「教団側はさまざまな政治家とパイプを持ち、政治家をコントロールしうる立場にある。そんな集団と防衛相が近しいと、日本を危機に追い込みかねない」

 岸氏はこれまでの会見で、選挙で手伝いをした教団所属の人物が「(投票を呼びかける)電話作戦などはあったと思う」と明かした。お膝元の選挙区は、米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地のある山口県岩国市が含まれている。「教団関係者が電話作戦をしたのなら、岸氏の事務所から支持者名簿が教団に渡っていないか。それがどこまで流れたのか、検証しなくては」と纐纈氏は訴える。

 千葉商科大の田中信一郎准教授(政治学)は教団との結び付きを追及された政治家たちが「関係を切る」と明言しないことを問題視する。
 「岸氏は防衛相の前に国会議員として不適任。そんな人物が与党にいる。そもそも自民党は税金や権限、政治を私物化する利権集団に支えられて政治の舞台に出てきた人々の集まり。教団との関係も悪いと考えていないのだろう」
*****************************************************************
 引用以上

 東京新聞は、岸信介が、満州国と朝鮮総督府の実務トップだった時代のことを隠蔽しているのだろうか?
 もし、それを明らかにすれば「昭和通商=世界最大の麻薬密売機関」問題が世界的な大問題として蒸し返されるのを恐れているのかもしれない。
 岸信介は、天才麻薬技師だった二反長音蔵の協力を得て、北朝鮮・満州国境の奥地に、巨大なケシ畑を作らせ、それを星製薬や三共製薬に精製させて、モルヒネやヘロインとして世界中に密売していたのだ。北京=通州基地でも精製を行った。
 https://www.shokabo.co.jp/column/matsu-29.html

 文鮮明は、岸信介の片腕であり、昭和通商のエージェントだった。
 初期の金王朝=北朝鮮国家は、実は、陸軍中野学校出身、残置諜報員だった畑中理=金策によって作られたといわれる。
 https://myjitsu.jp/archives/30272

 文鮮明と北朝鮮の関係は、この建国時代に遡る。岸信介の昭和通商による麻薬密売資金が北朝鮮建国資金となった可能性が大きい。
 また北朝鮮の運営資金は、岸が作った北朝鮮奥地のケシ畑によって担われていると考えられる。以下に、その実態の一端が記録されている。
 https://jp.yna.co.kr/view/MYH20081210001600882

 つまり、世界最悪の暴虐国家=北朝鮮は、岸信介と文鮮明の関与によって支えられてきた。だから、文の死後10年、今年、北朝鮮は統一教会に対して感謝の弔電を送った。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fc68de1c571e2ccc553c0eb8453b84832eae8807

 文鮮明と北朝鮮の蜜月関係については、以下の文春報道がある。
 https://www.jiji.com/jc/bunshun?id=56024

 上のリンクを見ると、文鮮明が巨額の資金(日本人の若者を洗脳、騙して献金させたもの)を北朝鮮に送っていたことが伺い知れる。
 原理研や統一教会という組織は、日本からカネを吸い上げて、文鮮明の「蒙古斑帝国=大韓統一国家」を築くための陰謀組織だった。

 文鮮明と岸信介は、いったい何を目指していたのか?

 岸信介という人物は、もしかしたら1990年前後の李朝崩壊まで李朝と大韓帝国の高官だった人物が日本に移住した二世かもしれないと書いたが、まだ具体的な証拠を発見できていない。
 しかし、全体の流れから、どうも、娘である洋子が生んだ、安倍晋太郎と孫の晋三を国王とする統一大韓帝国=蒙古斑連合国家樹立を目指していたようにしか思えないのである。

 それは、安倍晋太郎が実父の安倍寛とは似ても似つかず、最期の李朝王であった李垠(と梨本宮方子)の子、李玖と瓜二つであり、殺された李晋の次に生まれた子を、岸信介が友人の安倍寛に引き取らせて育てたとしか思えないことから推理できる。
 ちなみに、末女が横田早紀江さんであるとすれば、すべてに整合性が成立する。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1947.html

 韓国についての奇っ怪な情報 2019年01月26日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-628.html

 2012年9月に、統一教会教祖=文鮮明は92歳で病死したことになっているが、もちろん世界中が、本当の死は2008年7月のヘリコプター事故によることを知っている。
 http://www.afpbb.com/articles/-/2420219?pid=3149115

 AFP通信の報道写真によれば、機体は完全に破壊されて炎上し、炭化した遺体が運び出される様子が映っている。
 文鮮明夫妻は、軽傷で逃げ延びたと解説されたが、誰一人信用する者はいない。死亡したのは秘書だというが、隣にいた秘書が黒焦げになっているのに、夫妻が無傷などありえないことだ。

 この事故については、様々な憶測が流れたが、文鮮明がCIAの指示を無視して暴走したため、不興をかって事故に見せかけて殺害されたという解説に説得力があった。
 現在は、関連資料が、どこからも消えてしまって検索することができない。

 文鮮明がCIAに殺害された理由について、当時、韓国通だった某メディア関係者から、いろいろ深刻な噂を聞いたことがある。
 その後、整合性のある情報によって検証できなかったため、忘れていたのだが、文在寅政権になって、再び,、文鮮明時代から続く奇妙な対日軍事計画があることを思い出させる事件が続いている。

 韓国最大のカルト集団=統一教会を率いた文鮮明は、日本の天皇を自分に跪かせる儀式を続けていたことで知られる。
文鮮明による統一教会内部での、日本に関する教義を再確認してみよう。
 http://www.asyura2.com/sora/bd11/msg/691.html

 以下引用
 イエスが再臨する「東方の国」は韓国であり、韓国語が祖国語となって世界は一つになるという。なぜ、「東方の国」が韓国かというと、中国は共産化したからサタン側の国であり、日本は「代々、天照大神を崇拝してきた国として、さらに、全体主義国家として、…・

 韓民族が選民であり、他民族に優越しており、再臨主とは、すなわち文鮮明氏のことであり、文氏によって世界は統一され、必然的に韓国は世界の中心となり、韓国語が世界の共通語となる。こう説かれているという。

 「統一教会が四代名節と呼ぶ記念日には、早朝五時からの敬礼式があり、そこでは聖壇に座った『文氏』とその家族に対し、統一教会の主要幹部が三拝の拝礼を行う。場所はだいたい『文氏』の私邸であるアメリカ・ニューヨーク州のイーストガーデンである。その際、天皇陛下をはじめ、レーガン大統領、全斗煥大統領ほか主要国の元首の身代わりを、それぞれの国の教会幹部が担当し、文教祖一族に拝跪して全世界の主権者が文教祖に拝礼したという儀式を行うのである。
 日本の天皇陛下の身代わりを演ずるのは、日本統一教会会長の久保木修身(元立正佼成会)である。

 引用以上

 http://www.asyura2.com/07/cult5/msg/381.html
 文鮮明は、「生身の地上の王」になって、天皇をはじめ、各国元首を自分の前に跪かせていたのである。
 そして、文鮮明には、日本を侵略し、韓国の植民地化する目的の、秘めたる軍事的野望があったといわれる。

 https://ameblo.jp/chanu1/entry-11751201354.html
 
 https://ameblo.jp/chanu1/entry-11754192185.html

 https://ameblo.jp/chanu1/entry-11769018716.html

 これは、上のリンク内に紹介されているとおり、非常に綿密に計画された、いわば「日本乗っ取り計画」で、日本人の誰もが気づかないうちに、着々と日本国内に韓国人拠点を建設し、土地を買収し、軍事拠点を構築するというものであった。

 この壮大な計画のために、文鮮明は、何十年も前から着実に、日本国内に橋頭堡を作り、それは土地購入だけでなく、政治家の買収まで含まれていた。
 政治家との接点を作り出すために、文鮮明は壮大極まりない「日韓トンネル計画」をぶちあげて、政治家を統一教会の影響下に置くことに成功している。

 日韓トンネル事態は、あまりにも巨額な工事費に見合う、経済効果が見込めないことから、実現可能性は極めて少ないが、左派系の議員まで巻き込んで、統一教会の影響下における一種の政治的圧力団体を結成させることに成功している。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9F%93%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9F%93%E6%B5%B7%E5%BA%95%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E6%8E%A8%E9%80%B2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F

 文鮮明は、戦前から、朝鮮総督府を経営する岸信介と深い親交があり、日本軍部による麻薬武器販売組織であった昭和通商にも、職員として入り込んでいた。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-320.html

 戦後も、岸信介・朴正熙・文鮮明は、一つの政治人脈として日韓関係の基礎的な政策局面に必ず登場する重要人物である。
 文鮮明は、日本の政治家を利用するための拠点として、岸信介人脈を活用したのは、間違いないところで、例えば、日本最初の統一教会本部は、岸信介の南平台本宅の敷地に誘致されている。
 したがって、岸の直系親族である、安倍晋三はもとより、実弟の岸信夫、同一グループの北村経夫に対して、莫大な資金援助を行い、いわば統一教会の政治的代理人として安倍を利用してきたのである。

 安倍晋三は、統一教会直系の議員であり、文鮮明の野望を実現するために、計画的に日本政府に首相として送り込まれている可能性が極めて強い。
 文鮮明は殺害されたが、その野望は、決して潰えていない。文の死後、20年を経て、いよいよ韓国全体が、文の意思を実現するための軍事的野望を俎上に載せているような印象さえ抱くのである。

 そもそも、文在寅と文鮮明の関係について、私は知識がなく、文在寅が統一教会と、どのような関係にあるのかの資料も見つからない。
 しかし、統一教会が、韓国軍部に大規模に浸透しているとの情報だけは確認できる。
 したがって、文鮮明の軍事的遺志を、文在寅政権と韓国軍部が、そのまま継承する可能性については、現段階では不明である。

 それでも、韓国軍部は、この1年、極めてきな臭い動きを加速させている。
 一国の軍部が侵略行動を準備するときは、特徴的な暴走が起きるのである。例えば、軍部の独走を抑制しようとする勢力に対して、強権弾圧を行う。

 朴槿恵を、不鮮明な証拠のまま投獄しているのもそうだし、数日前には、韓国前最高裁長官まで拘束してしまった。
 https://www.sankei.com/world/news/190124/wor1901240014-n1.html

 極めつけは、国際法を完全無視した、徴用工への賠償判決と、慰安婦問題の証拠もないままのごり押し、さらに、偵察機に対するロックオンという挑発行動、その非合理極まりない悪質な隠蔽と正当化と、文政権、韓国軍部の異常性が目白押しに続いている。
 これらの行動は、決して偶発的なものではなく、一連の暴走と捉えるべきであり、まるで、日中戦争前夜の陸軍統制派の暴走を想起させるものであった。

 戦争を志向しない、穏やかな国家権力は、決して、このような説得力のない暴走は、しないものだ。
 韓国の異様な興奮ぶりは、明らかに、韓国軍部が、対日軍事侵攻を準備していることを露骨に示すものである。

 この問題について、右翼系の大半の識者も、「韓国軍の対日軍事侵攻など、あるはずがない」と信じ込んでいるが、藤井厳喜だけが、それを理解しているようだ。
 もちろん、韓日戦争の局面では、海軍力に差がありすぎるので、たかをくくっているのだろうが、韓国は竹島を、いつ取り返しに来るかわからないという緊張感を持っているし、先の、文鮮明の日本侵攻のプロセスによって、安倍晋三はじめ自民党の多くの議員を買収していることと、軍事的橋頭堡である対馬は、すでに買収済みで、日本侵攻のための韓国軍事基地作りまで終わっているともいわれる。

 日本の軍事力に対する恐怖心があるために、北朝鮮と手を結び、さらに中国の支援を確保しようとしているのが、現在の文在寅政権の戦略であるとすれば、この一年の政治姿勢や、護衛艦事件など、実にわかりやすく説明できるのである。

 「文は日本と戦争をするつもりなのだ」
 そのために、安倍晋三ら、韓国ロビーの議員を育て、対馬を買収して軍事拠点を作り、日本各地の軍事的要衝を買収してきた。
 北朝鮮や中国に急激に接近した理由も、日本との戦争準備のためと考えれば、ひどく整合性をもって理解できる。
 韓国軍防衛相の陳腐で独善的な暴走も、まるで戦前の日本陸軍暴走を再現しているようだ。

 もちろん、これらの情報は、確実な検証を経たものではなく、現段階では、憶測にすぎないものだが、こうした視点で、一連の韓国の異常行動を見れば、わかりやすく、首尾一貫して理解することができることも事実である。

 しかし、韓国軍の強烈な自負にもかかわらず、彼らのデタラメな屁理屈を見ているかぎり、知性の行き届いた軍隊ではなく、軍事力を発揮できるようなレベルに達していないことがわかる。
 まるで小学生が武器を持ってわめいているだけのように見え、とてもじゃないが、軍事行動に走ってしまったなら、たちまち、すべてを失う結果しか得られないだろう。
 世界中で、絶え間なく戦争を経験している、アメリカやロシアの軍隊とは、本質的に異なる「オモチャの軍隊」にすぎない。

 それは中国や北朝鮮も同じで、腐敗した「張り子の虎」にすぎない。これらの三国を相手に軍事衝突が起きた場合、日本は簡単に勝ってしまうような気がするが、だからこそ危険である。彼らの背後には、百戦錬磨の米ロがいるのだ。
 一つの軍事的勝利は、ちょうど日清日露戦争のように、結局、世界戦争に行き着くまで止まらなくなると思う。
 今や、世界の指導者は、露骨なマキャベリストばかりであって、平和を志向するような賢明な指導者が見当たらない以上、太平洋戦争と同じように、莫大な犠牲者が出て、みんな「もう嫌だ」という意思を共有するまで、地獄が続くのだろうと予想している。
***************************************************************
 引用以上

 これを書いたのは三年半前だが、当時は、私のブログを信用するものは皆無であり、根拠のないヨタ記事扱いを受けていた。
 ところが、安倍晋三射殺事件によって大きく風向きが変わり、毎日のように統一教会の報道が続き、上に書いた記事が真実であったことが検証されつつある。

 いずれ、安倍晋太郎が李朝王、李垠の実子であることも明らかにされると信じているとともに、岸信介と文鮮明の本当の目的が、韓国を中心に据えた、旧満州、モンゴル、北朝鮮、韓国、日本による「蒙古斑王国=大韓帝国」の再建であったことが知られる日が来ると考える。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1959.html
21:777 :

2022/08/20 (Sat) 06:48:53

韓国ばりの大嘘ついた統一教会の記者会見【ゆっくり解説】 - YouTube
2022/08/19
https://www.youtube.com/watch?v=chj9KKrXUlo&t=98s

旧統一教会・田中会長“言い訳会見”に重大なウソ 会見弁護団・国民生活センターが次々指摘
https://news.yahoo.co.jp/articles/44459559e0e0411cd8ed197ba49dd26c51d6a8e6

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への高額献金が問題視される中、政府は「霊感商法」の被害対応に関して、今月下旬、検討会を設置することを決めた。2018年の消費者契約法改正により、霊感商法で結んだ契約は取り消せるようになったが、近年は物品販売より寄付を巡るトラブルが主流になっている。

 その霊感商法について、旧統一教会の田中富広会長(66)は10日、外国特派員協会で行った会見で「いわゆる霊感商法なるものを過去においても現在も当法人が行ったことはありません」と言い切った。

「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)代表世話人の山口広弁護士は「霊感商法をやっていないって、何を言ってるんだと思った」と、こう語気を強めた。

「当法人が先頭に立って積極的にやっています。会見はとにかくウソだらけでした。<返金要請には個別に対応している>と言っていましたが、むしろ(訴えられないように)合意書を作らせて、一部だけ返してあとは知らんぷりです」

 田中会長は「14年以降、当法人は消費者センターから、当法人に関する何らかの相談があった場合には連絡をもらうようにしていましたが、記録にあるこの年以降、消費者センターから相談を受けたとの連絡は一件もありません」と“トラブルなし”を強調したが、「消費者センターに連絡をもらうようにしていた」こと自体が虚偽説明だった。

「会見を見て驚きました。<連絡をもらうことになっていた>と言っていましたが、そもそもそういった事実はございません」(全国の消費者センターを支援する独立行政法人国民生活センター広報課)

 全国弁連事務局長の川井康雄弁護士も「霊感商法については言うのもアホらしいのですが……」とこう続ける。

「法人としてやったことではなく、信者がやったことだと言いたいのでしょうが、全国各地で霊感商法被害について違法の判決が出ています。組織的だと認定された歴史的事実です」

■「資産は全て捧げなさい」という教え

 田中会長は会見で献金についても言及。「財産に比しての高額な献金が行われないよう徹底した努力を重ね、今日に至っております」と説明したが、旧統一教会にとって、資産がある信者は一番ありがたい存在。「資産は全て捧げなさい」という教えを説いている。献金には「義務」「祝福」「先祖解怨」「愛国」「聖本」など、さまざまな種類がある。

「億単位の献金も珍しくはありません。むしろ比較的多い方です。旧統一教会がもっとも早い段階でやるのが、信者になりそうな人の財産の把握です。財産のない人からは取れませんから。<高額な献金を行われないように>と言っても、具体的にどういうやり方なのか。詭弁に過ぎません」(前出の川井弁護士)

 旧統一教会に対する不信感を募らせるだけの「言い訳会見」だった。
22:777 :

2022/08/27 (Sat) 15:55:08


自民党と統一教会、 死せる文鮮明のビジョン「大韓統一帝国」の走狗
2022年08月27日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1967.html

 以下の文章は、私が2014~2018年頃にブログアップしたものだが、安倍官邸の警察官僚の介入により、ブログ管理人が勝手に削除したものの一部だ。
 当時、私の統一教会に関するブログは、私も分からないほど、たくさん無断削除された。
また、読者の側も、信用する人は少なかった。私が想像で、でっちあげたものだと思っていた人が多かった。だが山上君のおかげで、私がウソを書いていたわけではないことが、やっと目を向けたメディアによって、次々に明らかにされている。
 以下の「デマ」と認定されていた私のブログ情報は、すべて真実である。
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 これは、統一教会の機関誌「世界思想」

sekaisisou.jpg


 頻繁に安倍晋三を表紙写真に用い、「安倍がいなければ、統一教会の目的は達成されないと持ち上げている」 いったい、安倍晋三と統一教会の本当の関係は何であるのか?
  
 ウィキの統一教会の記述は、教団側の作為、関与が感じられず、比較的公明なものと考えている。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%B5%B1%E4%B8%80%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E9%80%A3%E5%90%88
 
 文鮮明
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E9%AE%AE%E6%98%8E
 
 2008年7月末、我々は奇っ怪なニュースを目にした。
 統一教会の創始者、文鮮明(88)と家族が乗ったヘリコプターが19日、韓国・ソウル東40キロの加平郡に不時着し、文や夫人ら数人が軽傷を負った。
 http://www.afpbb.com/articles/-/2420219?pid=3149115
 
 「ヘリコプターは着陸後炎上したというAFP」 と説明されているが、着陸後の炎上であっても、頑丈な骨格部が、燃焼によって完全にスクラップになってしまう事故などありえないことだ。
 これは明らかに墜落して大破したのであり、救助隊が黒焦げの遺体を運び出す様子も撮影されている。この状況で、文夫妻だけが軽症で済んだなど絶対にありえない。なお秘書は死亡したと報道された。
 
 これは退院時の写真
 http://www.segye.com/newsView/20080803001462
 何事もない、めでたい写真に見えるが、実は、この写真は分析専門家から見たら稚拙なほどの合成写真である。 
 「人物の輪郭線や光源と陰影の関係に不自然な点が多い」、「奥さんの右手がおかしい」などの指摘が相次ぎ、生花店での勤務経験があるというネットユーザーからは、「ふたつの花束が同じ季節のものとは思えない」との意見も出ている。
 花束のアウトラインが背景への距離感がないし、後ろの看護師と文夫妻の照明の向きが違うし、明度も不自然、何よりも距離深度のピントが全体に違和感が強い。拡大するとCG特有の格子縞が現れるなど、多数の合成証拠が見える。
 
 これが何を意味しているかというと、2008年7月の、このヘリ事故で文鮮明と側近は死亡したが、あたかも軽症であるかのように発表され、 半月も経ていない8月3日に、この写真が公表された。
 同乗者が全身丸焦げで死亡してるのに、傷一つない笑顔の退院写真。
 その後、死して統一教会を走らせ続けた文鮮明は、やっと2012年9月3日死亡したと発表された。92歳、死因は肺炎とされた。
 
 妻の韓鶴子については、本当にヘリに同乗していたのかも、よく分かっていない。
 もし、文鮮明夫妻が生き延びたことが事実だとすれば、今度は二人が墜落ヘリに乗っていなかったことになってしまう。
 しかし、二人が半月の間、入院したという既成事実が必要な事情があることにもなる。
 
 ヘリコプタ墜落の原因については、一部でCIAの命令を無視したことで、米軍特殊部隊によってミサイルを撃ち込まれたことが原因と報じられた。ネット上には、当時詳細な情報があったが、今は削除されて存在しない。

 なぜ、4年以上もの間、統一教会は、死を隠す必要があったのか?
 もちろん、後継者問題が未確定だったからだろう。文鮮明の子供は、4名の妻との間に数十名もいて、それぞれ問題児だらけだという。韓国では経済的に成り上がった家の子供は、王侯貴族のような生活をするのが普通なので、ちょうど、大韓航空の会長の娘たちをイメージすればよい。

【追記、文鮮明の子供たちが、麻薬に溺れているとの暴露があったが削除された。文鮮明は、岸信介の作った世界最大の麻薬密売組織で岸の使い走りだった。だから戦後も大量のヘロインなどを所持していたはずだ。
 日本の若者を洗脳するのに、この麻薬が利用された可能性を考えなければならない。文は、「ヘーゲル弁証法」を土台に、優越意識の高い若者たちを選んで麻薬で洗脳した可能性が高いと私は考えている】

 誰が統一教会の巨大な利権を継ぐかで、数年間もの親族内部での熾烈な戦いがあったようだ。韓鶴子との二人目の子供である文孝進は、文鮮明の家族の実態を暴露している。
 
 わが父、文鮮明の正体(削除された)
   https://www.youtube.com/watch?v=L0nm0mABf2o
 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%8F%E3%81%8C%E7%88%B6-%E6%96%87%E9%AE%AE%E6%98%8E%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93-%E6%B4%AA-%E8%98%AD%E6%B7%91/dp/4163546103

 これによれば、文鮮明の子供たちは、麻薬狂いや、贅沢三昧で(日本の信者から強奪した)金を湯水のように使って酒池肉林の大騒ぎを繰り返す者や、妻や子供たちに激しいDVを繰り返す者、いずれも問題児だらけで、社会の疎外者ばかりであるという。
 
 [文鮮明とは何者なのか?]
 
  文鮮明は、世界中にいる統一教会の信者にとっては、地上に再来したメシア、第三のアダム、再臨の主であり、彼と妻の韓鶴子は真の父母であるとされる。
 ところが、上の暴露本を出版した、文一家の家族によれば、文鮮明は第一級の宗教的詐欺師であり、陰謀によって会員や元会員、その家族たちの人生を台無しにしてきた極悪人であると考えている。
 
 1920年1月6日、北朝鮮、平安北道定州郡で出生。一家は需家からプロテスタントキリスト教に転宗する。19歳の時に日本に留学し、早稲田高等工学校に通って電気工学分野の勉強を続け、卒業後鹿島組で働いていた。
 
 実は、この経歴が極めておかしい。1940年代、文鮮明の名は、岸信介の経営した「昭和通商」=日本軍の麻薬販売特務機関 に見えるのだ。
 金日成と「義兄弟の誓い」を行ったのも、この頃であろう。
 日本に向かったのではなく、岸信介の下で、同じ朝鮮人にアヘンを売りつけていたのではないだろうか?
 
 文は生涯、自分は1944年、早稲田大学卒と主張したが、卒業名簿にある文鮮明=山本朋成という名は、まったくの別人で、1975年頃、早稲田原理研のメンバーが総長と交渉して書き換えさせたものだという。
 文鮮明という人物は、自分の履歴に虚飾を加えることが好きだったようだ。
 
 敗戦後、22歳の時に帰国し、1945年に自らの思想「原理」を系統立ててまとめ、1945年8月に「原理」による聖書解釈の説教で布教活動をスタートしたが、その教えはキリスト教主流派に受け入れられるものではなく、迫害を受け、1946年にソ連軍占領下の平壌に向かい布教を開始した。
 
 1948年、当局によって、逮捕・投獄・拷問を受け、社会秩序紊乱罪で再び逮捕され、興南強制労働収容所で5年間の労働を言い渡された。1950年6月に朝鮮戦争が勃発し、国連軍が19月に興南に達して囚人たちを開放。
 文は釜山で避難生活を送り、1950年から1955年まで釜山で港湾労働者として働きながら教義書「原理原本」を執筆、1952年5月に完成。
 1954年5月1日に「世界基督教統一神霊協会」を設立。原理運動とも呼ばれる。

 【追記、原理講論は、ヘーゲル弁証法を写しているので、優越感の強い若者は「宇宙の真理を教えられた」とイチコロで洗脳される。ちょうどオウム麻原が空中浮揚で若者を籠絡したのと同じ手口だ。宗教は「不思議なこと」を見せつければ、簡単に若者を洗脳できるのだ】
 
 1959年10月2日日本でも世界基督教統一神霊協会を設立、1964年、久保木修身が初代、統一教会日本支部、会長となる。
 このとき、最初の統一教会日本支部は、渋谷区南平台の岸信介邸内に建設された。
 【追記、隣家の高峰三枝子邸を買い取ったといわれる】
 これが、はっきりした文鮮明・岸信介関係の嚆矢である。
 この縁を取り持ったのが、朝鮮における日本軍麻薬密売組織=昭和通商と、強烈な反共思想であった。
【追記、後に私は、文と岸が、李朝高級官僚の子弟だった可能性に気づいた。文は、大韓統一帝国を再建し、李垠・方子の子であった安倍晋太郎~晋三を国王にするつもりだったのだと確信した。これは北朝鮮金一族とも示し合わせていた】
 
 1968年に下部組織として、「国際勝共連合」を設立した。これは岸信介・笹川良一・中曽根康弘ら、日本の極右メンバーも主体になっていた。1972年にアメリカに移住し、統一教会の総本部もアメリカに移した。
 激しい反共主義によって、ニクソン米大統領にホワイトハウスに招かれ、ソビエト連邦の最高指導者ゴルバチョフにクレムリンに招かれるなど、著名な政治家、宗教指導者とつながりを持ち、日本の名だたる右翼の大半と、数多くの保守派の活動に資金援助をした。
 谷口雅春(成長の家)らと結託して日本会議を形作ったのもこの頃である。なお、日本会議は、未来の右翼政治家育成組織として、松下政経塾も立ち上げ、自民・民主の(立憲を含む)右翼的政治家を多数育成した。(松下塾は国家主義の極右思想を薫陶した)
 
 日本国内の統一教会は、文鮮明にとって最大の金づるであった。
 真面目な日本人の性格を利用して、洗脳を繰り返し、合同結婚式、文一家による信者の生活への厳しいコントロール、組織を揺さぶる個人的または金銭的なスキャンダルといった問題を抱えており、1970年代から80年代には、文鮮明は信者を「洗脳」し、自律した思考や行動ができなくなるほど強い思想統制や行動修正の体制を信者に押し付け組織や指導者の奴隷にされてしまっていると非難された。
 
 ちょうど、この頃、私は個人的に統一教会の洗脳現場に出くわしている。
 確か1970年代後半だったと思うが、名古屋で職場の同僚とともに、東区にあった「銀映」というストリップ劇場に行ったとき、踊り子が股間を見せる佳境になる頃、突然、どやどやと若い女性たちが十数名も入ってきて驚かされた。
 
 その後、核心の「まな板ショー」=客を呼んで舞台上で性交をさせる=に移ると、「さあ、見なさい! これが悪魔の所業だ!」 という声が聞こえた。
 女性たちは、それを見て、ぞろぞろ引き上げていった。
 
 後で分かったことだが、実は、これは名古屋市守山区にあった統一教会(原理研)の洗脳施設から、若い女性たちにショックを与えて、この世は悪魔に支配されているとの刷り込みを行わせる手口であった。
 守山以外にも、千葉市花見川区三角町にも同じ洗脳施設が、今でもあるということだ。
 
 洗脳された彼女たちは、ただちに統一教会集金マシーンとして機能するようになる。
 都会に住む日本人の誰もが、一度は彼女らの詐欺的集金の罠にはまった経験があるのではないだろうか?
 街頭で花束を持っていて、誰にも手渡そうとする。
 ただでくれるのかと思って受け取ると、千円請求される。返そうとすると、「あなたは一度買ったではないか」と追求して金をせしめる手口である。
 
 1975年に文鮮明が出した送金命令により、日本の統一教会は過酷な集金・違法な商売を行いアメリカ・韓国等の統一教会の活動に多額の資金を送金した。 
 2000年には経営危機となったアメリカのUPI通信社を買収した。これらの発行に必要な莫大な経費は、日本の統一教会の信者による経済活動が支えていた。
 
 この頃、日本でも有名になったのが「霊感商法事件」である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E6%84%9F%E5%95%86%E6%B3%95
 
 統一教会の広告塔になった芸能人に桜田淳子がいるが、彼女は、最近、洗脳から冷め始めているとの噂もある。本当に洗脳から冷めて統一教会を大慌てさせたのが山崎浩子であった。 
 http://open.mixi.jp/user/31894606/diary/1952778759
 
 新体操のスターだった山崎浩子が涙ながらに自分の洗脳体験をメディアに語り、警告を呼びかけたことで、日本における統一教会の活動は劇的に凋落することになった。 
 しかし、まだ統一結婚式などで、日本女性7000名が韓国の農村に性奴隷として強制的に送り込まれ、連絡も取れない行方不明状態で、多くはDV被害に遭い続けているとの情報もある。
 (現在までに数万人の日本女性が韓国人の性奴隷として渡航させられ、家族との関係を断たれている)
  http://aszxcv.blogspot.jp/2011/09/blog-post.html
 
 http://the-soliloquy-of-ishikawa-quon.blog.jp/archives/1064999000.html
 
 https://ameblo.jp/64152966/entry-11947021257.html
 
 (私は、合同結婚式に関するブログを数編アップしらたが、すべて無断削除されていた)
 
  自民党に深く食い入る統一教会 事実上、自民党を支える選挙運動部隊
 
 99年と、かなり古いデータで申し訳ないが、1980年代、中曽根政権時代に、統一教会原理研が、国際勝共連合系の自民党議員に対して選挙支援活動を行った。
 統一教会とともに国際勝共連合の結成に加わったのは、岸信介を筆頭に、笹川良一、中曽根康弘らであった。
 
 公選法では事務員・ウグイス嬢・手話通訳者以外の有償選挙活動を禁じている。バイトを雇って選挙活動をさせるのも禁止。
 このルールで一番困ったのが、金権に依存する自民党で、今でも大半の議員が秘密裏にバイトを雇って選挙活動をさせているのは公然の秘密である。
 
 共産党・社会党・公明党は、圧倒的な組織、思想信念に裏打ちされた人海戦術で選挙活動を行っていたので、困ったのは、何でも金の力で動かせると信じていた自民党であった。そこに国際勝共連合=統一教会という凄まじく強大な救世主が現れた!
 
 国公立、私大の一流大学に、統一教会の学生組織である「原理研」サークルが作られていて、早稲田大学などは、非常に規模の大きな組織であった。
 この原理研メンバーが、自民党の極右議員の選挙活動を無償で担ったのである。 
http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/411.html
 
 そして、当然のことながら、統一教会の組織として当選御礼を要求した。
 それは、当選議員の秘書にメンバーを送り込むこと、官僚に政治的な口利きを行い、原理研のキャリア組メンバーを優先的に各省庁に送り込むことであった。
 
 これが、もっとも大規模に公然と行われたのは、国際勝共連合の創始者の一人でもある1980年代、中曽根康弘政権の時代である。
 それから山崎浩子「脱洗脳」事件が起きた1993年に統一教会が激しくバッシングを受けて、支援を受けている事実が明らかになれば選挙がヤバくなると感じた議員たちは、少しずつ引いていった。
 
 この当時、官庁に送り込まれた人物は、それから30年以上を経て、各官庁のトップクラスに出世している。
 統一教会が希望した入省先は①防衛省 ②文科省 ③法務省 などであるという。今の最高裁事務局や、検察庁の幹部にも原理研出身者が含まれているわけである。
 
 自民党に入り、大臣になった者もたくさんいる。はっきり分かっているのは、早稲田原理研リーダーだった世耕弘成経産大臣、早稲田出身自民党議員は、原理研出身者が多いと噂されている。 
 ほぼ確実に原理研出身といわれるのが山谷えり子、稲田朋美・高市早苗・杉田水脈も疑われている。
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154061
 
 統一教会機関誌である、世界日報や世界思想が、表紙などに採用して頻繁に持ち上げている議員は安倍晋三、麻生太郎、鳩山由紀夫、中曽根康弘、福田赳夫、三塚博、松下正寿など。他にも、100名を超える極右系議員が、統一教会の支援を受けている証拠がある。
 
 とりわけ田布施人脈議員といわれる、安倍三兄弟=安倍晋三・岸信夫・北村経夫らは、統一教会から大規模な資金援助を受け、選挙活動の支援も受けて当選している。
 統一教会の支援を受けていなければ、彼らの集会に顔を出したり、祝辞を送ることなどありえないので、そうした議員は、統一教会と深い関係があるか、または原理研出身者である。 
 http://poligion.wpblog.jp/archives/1520 (官邸ポリスの介入により削除された)
 
 一番問題なのは、完全に自民党の私物組織であるかのような思想統制の行き渡っている、最高裁判所・検察庁のトップに、統一教会員が入り込んでいる可能性が非常に強いことである。
 安倍政権になって、権力側の不利になるような判例は、まったくといえるほど出なくなり、すべて権力側に都合のよい判例ばかりである。(最高裁判事は、ほぼ全員、安倍政権の指名による人物ばかりである)
 検察も、森友・家計・公文書捏造問題についても、捜査のフリだけで、安倍政権に都合の悪い起訴は一切しない。
 
 小沢一郎の、どうでもいい無意味な期ずれ書き込みで、石川議員が起訴されたなど典型で、自民党の反対者に対しては極めて政治的姿勢で弾圧者として君臨し、まるで戦前の特高警察を思わせるような極右的姿勢に満ちている。
 これは、司法トップに統一教会員が入り込んでいなければ、これほどひどくなるものではないと私は思う。 
 司法といい、メディアの権力迎合といい、あらゆる通信媒体における思想統制・世論操作は、まるで戦前の大政翼賛会を思わせるものである。
 
 調査してゆくと、早稲田原理研出身(現在、係争中)の経産大臣、世耕弘成が、自民党内のインターネット世論操作部隊のトップであるという。
 私には311後、凄まじい人格破壊攻撃、嘲笑、蔑視、嫌がらせが、これでもかというほど続いたが、彼らの主体は、自民党ネットサポーター部隊であり、それを指揮していたのが世耕であるらしい。
  https://togetter.com/li/1149318
 
 私に対する人格攻撃は、何度も紹介しているが、この世に、これほど下劣な人間性がこの世に存在できるのかと驚愕するほどの低俗な「人間のクズ」というしかないレベルであった。
 我々が、彼らのマネをしないのは、こんな下劣な発想で相手を攻撃すれば、必ず自分の波動をも取り返しのつかないほど下落させてしまうからである。
 (追記=ブログにコメントを書き込んできたので、調べたところ、大半が同じアドレスで、自民党青年部の統一教会系出版社が使っていたものだった)
t6.jpg

 ジョニスト・ちあき・不言実行なのだ2003jpLove2mなど約10名は、すべて西新宿の同じ通信基地から発信されていた。中央区の自民党本部と同じアドレスだった。

 こうした誹謗中傷は、2011年原発事故以降、組織的に行われているもので、誰がやってるかといえば、自民党ネトサポ部隊で、そのメンバーの大半が統一教会員であることが分かってきた。 
 それも個人的にではなく、統一教会系出版社などの社員や協力者がやっているのである。
 統一教会の出版社は、もうほとんど売れなくて暇なので、ネトサポの下請けとして原発推進、反原発潰しの世論工作を引き受けるくらいしか仕事がないのだろう。
 http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/442.html
 
 上のような嫌がらせ書き込みは、2011年から2018年、私のアカウントが凍結されるまで続いていて、その後もブログなどのコメントに嫌がらせを書き込んでくるが、ツイッター以外の書き込みは、すべて調査可能なので、正体が明らかになってきた。
 YD87は福島市在住と書いているが、真っ赤な嘘で、実は全部東京からであった。雷鳥2号は、名古屋市内、それも統一教会の名古屋支部から書いているらしい。
 いくら自民党支持者でも、普通の女性が7年間も張り付いて終日、誹謗中傷を書くことができる者は、統一教会のネット工作員以外、存在しないのである。
  
 コンピュータ時代の悪用最前線
 
 ツイッターのアカウントを不可解な理由で凍結されてから、意見表明をブログに移し、今のところFC2無料ブログを利用している。
 
 これまでメインにしていたヤフーブログは最低で、勝手に大切なページを削除し、理由も開示しないで、完全に上から目線なので、やる気を失って、数年間、更新もほとんどしなくなっていた。
 今回、他ブログへの技術的な移行の目処が立ってからアカウントを廃止したが、ヤフーブログは他ブログへの移行を設定しておらず、自社で囲い込むつもりだったようだ。
 (追記、移行に成功したのは半分程度にすぎない。残りは永遠に消されてしまった。原本は自宅のパソコンHDにあったが、経年劣化で再生不能になっている)
 
 FC2ブログをメインに決めた理由は、FC2運営会社が、何度もアダルトサイト運営で摘発されており、反権力的な心情からか、運営規則が比較的緩やかだからである。 
 いくつかのブログにアカウントを作ってみて、ヤフーなみに上から目線で、勝手に削除するのが「はてなブログ」。ほぼFC2と同等な緩やかさで運営されているのが「SEESAAブログ」である。「忍者ブログ」はページ容量が少なすぎて、データを移行させることもできなかった。
 
 ツイッターを凍結されてから、FC2ブログをメインにしたわけだが、2ヶ月くらい経ち、おおむね毎日2000以上のアクセスがあるが、実際に読んでいただいているのは、重複IPアドレスをカウントしないユニークアクセスで示される800カウント前後だろう。
 ツイッター時代は7万近いフォロワーだったが、永久凍結後、ブログでは二度と望めなくなってしまった。

 2013年段階で、日本ツイッター社は電通と提携し、管理を電通に委嘱していることが分かってきた。
 https://blog.goo.ne.jp/luca401/e/8f12d8e8a804384e5ca9f98afa45a773?fm=rss
 なるほど原発推進派の総本山である日本版CIAの電通がツイッターを管理していたのでは、私が追放されるわけだ。
 岸信介と里見甫が麻薬密売機関として構築した電通だから、今でも自民党のための世論工作機関として働いているわけである。

 [コンピュータで統制される時代]
 
 統一教会のバックにはCIAがいるという。教祖、文鮮明が、CIAによって搭乗ヘリを撃墜されて殺害された可能性があることは前回に書いた。 
 CIAが前身である米軍調査局時代から、敗戦国日本の左傾化を防ぎ、アメリカの国益に奉仕する政権を作るため、徹底的なジャパンハンドリングを行ってきたことは何度も書いた。
 韓国政権も朝鮮戦争以来、ハンドリングの対象であり、統一教会は、その手足として利用されてきたのである。 
 戦後、自民党の選挙は、すべてCIAによって結果を操作されてきたといってよい。
 
 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/1948cia-0abd.html?optimized=0
 
  https://blog.goo.ne.jp/nvno/e/04724cdf56aa87a6c854651ff8ae915a
 
 岸信介や正力松太郎がCIAのコードネームを持ったエージェントであったことも暴露されている。
 CIAは全世界の政権をアメリカのポチにするための活動を行ってきたが、その第一の標的は、もちろん日本であった。日本人は、第二次大戦でアメリカに真正面から刃向かった唯一の国であり、膨大な犠牲を出している。その政権を支配することは、CIAの第一の使命であったといってもよい。

 http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20120120/1327020002
 
 選挙でアメリカ盲従の自民党を勝たせるだけでなく、反対勢力でコントロールの効かない社会党や他の左翼勢力を自滅させること、一番厄介な市民運動を弾圧することがジャパンハンドラーたちの任務であった。

(追記、統一教会は、CIA韓国部会であるKCIAを創立した金鍾泌が文鮮明とともに設立したとの記述が米公文書にある。以下の記事で岸の「昭和通商」が隠されている理由は、敗戦後、CIAが昭和通商の麻薬を資金源として利用していたためである)

「統一教会」日米での政治工作の歴史...背景には韓国「情報機関」による庇護も7/23
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ac2863903d246c30ee97433fcb1bcecca126f90
 以下一部引用

 もともと旧統一教会は、1954年に文鮮明氏によって韓国で設立された。韓国ではすぐに信者を増やし、その後は日本などでも布教を始めている。
 反共ということで韓国で逮捕歴もある文鮮明の率いる旧統一教会は、反共産主義の軍事独裁政権だった朴正煕政権の流れに乗り、1961年に設立されたスパイ機関であるKCIA(中央情報部)の初代局長である金鍾泌氏が信者の増加に貢献した。金鍾泌は後に首相にもなった人物だ。

 1963年にまとめられたCIAの内部文書を読むと、そこにはこう書かれている。「金鍾泌はKCIAの長官として統一教会を組織化し、2万7000人の信者がいる同教会を政治的なツールとして使っていた」

 こうした背景もあって、朴正煕政権のKCIAが背後にいて、旧統一教会と密につながっていた。日本でも、反共産主義を推し進めることにアメリカ側と合意して、後ろ盾をもらっていた安倍元首相の祖父である岸信介元首相が、同じ流れで旧統一教会と関与するようになっていった。
 もちろん、その背後には、アジアの共産化を阻止したいアメリカとCIAの動きがあったのは間違いない。

 ところが、文鮮明氏が1972年にアメリカに移住し、アメリカでの活動を活発化させるようになると、今度はアメリカ国内での影響力が広がることへの懸念が、米政界で強まるようになる。
 1977年には米下院の国際情勢委員会で、民主党議員を中心に報告書がまとめられ、KCIAが文鮮明氏と結託して進めた韓国の影響工作に米議会の100人以上が関与したと指摘している。この騒動は「コリア・ゲート」と呼ばれた。

 旧統一教会は、その後も引き続き米政界に近づいた。例えば、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は多額の講演料で旧統一教会のイベントに多数登場して、密接さを見せつけていた。ブッシュの1回の講演料は8万ドル以上だった可能性があると米ワシントン・ポスト紙は指摘している。

 2021年5月には、旧統一教会の関連イベントに、アメリカのマイク・ペンス前副大統領と、マイク・ポンペオ前国務長官、マーク・エスパー元国防長官が登場。潘基文・元国連事務総長も登場した。同年9月には、ドナルド・トランプ前大統領も別の旧統一教会系のイベントでスピーチしている。そもそも共和党は旧統一教会と繋がりを持っていた。
*******************************************************************
 引用以上

 戦後最悪の愚劣無能政権、安倍晋三政権を登場させたのもCIAである。
 日本の選挙活動のすべてを委託された民間選挙企業、ムサシの最大株主は安倍晋太郎であった。
 その後、たぶん今でも株は、そのまま息子の安倍晋三に委譲されたと思われる。ムサシの表向きの最大株主、上毛起業の支配権を持っているのはゴールドマンサックスの有名なCIA工作員、ピーターブリガーであった。 
 https://ameblo.jp/tamamocross2011/entry-11461820793.html

 
安倍晋三の不正選挙インフラ2022年08月10日(追記分)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1950.html
 
 ムサシの選挙システムはネットに接続され、バックドアーをつけられて、勝手に票数を操作されるという証拠が明らかにされている。
 
 https://www.youtube.com/watch?v=vMj8s8Zi4gs
 
 https://www.youtube.com/watch?v=VoBgBx9IfLE
 
 つまり安倍晋三政権は、CIAが不正票操作によって捏造した政権なのである。
 CIA工作員であったスノーデンが暴露したのは、日本支配のために、恐ろしい工作が無数に行われてきた実態であった。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507
 
  https://iwj.co.jp/wj/open/archives/357253
 
 とりわけ、CIAが日本の原発すべてに、モサドの開発したスタクスネットというウイルスを仕掛け、日本政府がCIAの意のままにならなくなったとき、それを使って、原発を崩壊させたというスノーデンの暴露には、本当に驚かされた。
 
  http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/363.html
 
 今は、コンピュータ一台とネット接続さえあれば、CIAは自由に他国の選挙を操作して親米盲従政権を作ることができるし、服従しない政権の原発を破壊することさえできる。
 それどころか、CIAは統一教会=日本会議と電通を手足に使って、日本国内の民主勢力を統制し、弾圧することもできるのである。
 
すでに何度も書いているが、今の国際勝共連合(自民党プラス統一教会)は1964年頃には結成されていて、創設期のメンバーは、文鮮明・岸信介・笹川良一・中曽根康弘らであった。 
 この頃、生長の家の創始者、谷口雅春らは文鮮明と提携して国際勝共連合や日本会議の組織化に動いていたことが分かっている。
 今の日本会議の主要メンバーも、生長の家極右派と統一教会で占められている。あとは、例えば比叡山延暦寺まで含まれているが、これらは、実質的な参加はないと思われる。
 
 名前こそ出ていないが、日本会議を実質的に運営しているのは、1960年代に全学連に対抗して結成された「生長の家学連」をリードしていた極右派であるという。
 生長の家二代目を継承した谷口雅宣は安倍政権に批判的な中道派であって、日本会議を嫌悪しているらしいので、生長の家内部は完全に分裂しているといえるだろう。
 
 むしろ、世界救世教や真光教団の方が積極的で危険な活動を行っている。
 これらの教団は、元をただせば出口王仁三郎の大本教から派生した団体で、1934年に結成された「昭和神聖会」が原点になっている。
 
 綱領では、「皇道の本義に基づき祭政一致の確立を帰す」や「天祖の神勅並に聖詔を奉戴し、神国日本の大使命遂行を期す」といったことばが並んでおり、これは、谷口の主張、さらには日本会議の思想にも通じていた。
 これは、あまりにも成功して、国家中枢に多数の信者を獲得したことから、大本営が恐怖し、1935年の大本に対する弾圧に結びつく。
 
 大本崩壊後、PLや生長の家や世界救世教や真光など10以上の新興宗教団体が筍のように大本の残骸から生えてきたが、復興した大本も含めて、大半が極右団体になった。
 これを出口王仁三郎が「我が意を得たり」と思ってるかといえば、たぶん正反対だろう。
 王仁三郎は「大立替」を予言していて、日本国家はボロボロになると言ってるのだ。後継者たちは、全部間違っていると予言しているのである。
************************************************************************
 上の文章は、追記以外、すべて2018年頃に書いたもので、少しデータが古いが、内容に嘘がないことは、最近の報道を参照すれば分かると思う。
 他にもたくさん書きたかったが、あまりにも長くなりすぎているので、今回は、ここまでとする。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1967.html
23:777 :

2022/08/27 (Sat) 16:01:25

統一教会とズブズブじゃないか 「反日カルト」と密だった自民・清和会 次々に暴かれる両者の関係 戦後政治の闇引きずり出す
政治経済2022年8月2日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24218

 安倍元首相射殺事件に端を発して、その背景にあった統一教会による政界汚染がクローズアップされ、自民党をはじめ政治家とのズブズブの癒着関係が芋づる式に明るみに出てきて世間を驚かせている。霊感商法や合同結婚式などが社会問題化した8、90年代以上に深く広く浸透しているのが実態で、とりわけ政界中枢を握ってきた自民党安倍派(清和会)では統一教会との二人三脚ともいえる関係ができあがっていたことが浮き彫りになっている。それは岸田政府が安倍氏の「国葬」にこだわることと無関係でないばかりか、自民党が進める改憲とも密接につながっており、戦後政治の黒々とした闇を見せつけている。本紙は座談会をもってこの間明らかになった統一教会による政界汚染の実態について論議した。



 A 7月8日、安倍晋三が奈良で演説中に銃撃され、犯行に及んだ山上某がカルト宗教である統一教会(現・世界平和統一家庭連合)によって家庭が崩壊させられた恨みから、「最も影響力のあるシンパ」である安倍晋三を狙ったことを供述している。警察は犯人の「思い込み」によるものと発表したが、思い込みどころか、その後の調べでは、安倍晋三を筆頭に自民党とのズブズブの癒着関係が一般人が知り得ないところで出来上がっていたことが明るみに出ている。当初は「特定の宗教団体」と言葉を濁していたメディアも、統一教会について報じ始めたが、誰がどう見ても、この問題抜きにして安倍射殺の真相に迫ることなどできないのだ。



 統一教会と国会議員との関係を挙げだしたらキリがない。全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士やジャーナリストらが作成したリスト『統一教会と関わりを持った国会議員たち』に載った現職国会議員100人のうち、野党・無所属議員は10人程度で、残りはすべて自民党議員だ。主立ったものを挙げてみたい。




統一教会系の国会議員連合の総会写真(2021年6月)。自民党の現職国会議員19人(うち安倍派7人)が参加し、細田博之衆院議長(前列右から5人目)や梶栗正勝勝共連合会長(同4人目)など幹部の姿もある。

 B 統一教会と同じく文鮮明と韓鶴子が創設した団体で、安倍元首相が在職中にたびたび動画メッセージを送っていたことで知られる天宙平和連合(UPF)。その各国会議員組織「世界平和国会議員連合」の日本支部である「日本・世界平和議員連合懇談会」の名誉会長になっていたのが細田博之・衆議院議長だ。安倍派の前身である細田派の領袖で、官房長官など党の要職を歴任してきた人物であり、自民党と統一教会との関係の深さを象徴している。



 この議員連合は、家庭連合(統一教会)総会長が「国会議員たちに真の父母様(文鮮明と韓鶴子)の『み言』と理念、原理を教育し、彼らが天の願われる方向で政策を推進し、救国救世基盤を創るにおいて、先頭に立つようにします」といっているもので、文字通り統一教会を補完する議員組織だ。



 2019年10月、UPFが名古屋で開いた国際会議では、「政治と宗教はひとつにならなければならない」などと宣言した韓鶴子総裁に対し、細田(当時・清和会会長)は「韓鶴子総裁の提唱によって実現した、この国際指導者会議の場はたいへん意義が深い」「誠におめでとうございます」と賛辞を送り、「今日の盛会を、会の内容を安倍総理に早速ご報告いたしたい」などとスピーチでのべていた。




「天宙平和連合」の国際会議で韓総裁に花束を贈呈する江島潔参議院議員(2019年10月、名古屋)

 同じく2019年9月の国際会議には、細田をはじめ、参院山口選挙区の江島潔(元下関市長)も登壇し、壇上でと韓鶴子総裁に直々に花束を贈呈。「祝電のみ」議員との差を見せつけた。



 この会にも出席していた、「踊る宗教」こと天照皇大神宮教の教祖北村サヨの孫・北村経夫(参院山口、元産経新聞政治部長)の選挙応援を統一教会に依頼したのが安倍晋三だったことは有名だが、北村が比例候補として出馬した2013年の参院選直前に、「全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(「踊る宗教」とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。首相からじきじきにこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です」としていた統一教会の内部通達が出回っている。当時は安倍政権時代。この文章からも、選挙応援の見返りに統一教会を野放しにするという相互依存関係がうかがえる。



 2021年6月に衆議院会館で開かれた「日本・世界平和議員連合会」の第一回総会では、参加した現役国会議員19人の全員が自民党。名誉会長に細田、会長に原田義昭(福岡5区、元環境大臣)、さらに逢沢一郎(岡山1区、元国対委員長)、御法川信英(秋田3区、元復興副大臣)、中村裕之(北海道3区、農水副大臣)、牧原秀樹(埼玉5区、元産業経済副大臣)など、安倍内閣で要職にあった議員らが名前を連ねている。



 自民党の茂木敏充幹事長は、統一教会について「党と組織的関係がないことを確認した」などと主張しているが、同日に岸信夫防衛大臣(山口2区、安倍晋三実弟)が「電話作戦など選挙のお手伝いをいただいている」と公然と認めるなど、彼らにとっては切っても切れない長年にわたる同盟関係がある。



見返りに名称変更を承認 安倍政権下で実現




統一教会系月刊誌の表紙を飾っていた下村博文文科大臣(当時)

 C 安倍派存続を力説している下村博文(東京11区)も、統一教会系のイベントにたびたび参加し、関連団体から献金も受けたり、パーティー券を買ってもらっていたことが明るみに出ているが、文科大臣時代の2015年8月、文化庁(文科省所管)は統一教会の「世界平和統一家庭連合」への名称変更を承認していた。統一教会は1997年から名称変更の承認を文化庁に求めてきたが、違法な霊感商法や合同結婚式が社会問題になっていたことを踏まえ、同庁は「教義など団体の実体に変化がないと名前は変えられない」として拒否を続けた。悪事を働いた宗教法人が名前を変えることでカモフラージュし、同じことをくり返すのを防ぐための一般的な措置だ。



 数百万円で壺を買わせる霊感商法で有罪判決が出たり、法外な献金強要による破産など問題だらけの新興宗教として名を馳せていた統一教会としては、名称変更によって市民権を回復することで信者を再統率し、布教活動がやりやすくなる。



 2015年に統一教会から改称申請を受けた文化庁宗務課は、名称変更の「専決者」は文化部長であるものの、「(統一教会からの申請については)事前に大臣に説明」したと釈明。下村は「最終決裁は当時の文化部長」であり「(私は)まったく関わっていない」といい張っているが、「あり得ない。(大臣から)指示が出ている。最初の報告というのは、大臣の指示を仰いだということ。指示がなければ前例を踏襲しているはずだ」と97年当時、文化庁の担当課長だった前川喜平・元文科省事務次官が指摘している。



 下村が代表の自民党東京第11区支部は、統一教会の機関紙『世界日報社』から献金を受け、後援会「博友会」の支援者名簿には統一教会関連団体の「世界戦略総合研究所」「世界日報社」「世界平和女性連合」などの会長や取締役、事務局長らが名前を連ねていることを『文春』が暴露している。選挙応援の見返りに改称承認で便宜を図った可能性が高い。これが統一教会の違法な布教活動を増長させたことはいうまでもない。




統一教会関連団体のイベントに実行委員長として参加した二之湯智国家公安委員長(2018年、京都)

 D さらには国家公安委員長の二之湯智(参院京都)は、統一教会系組織UPF(天宙平和連合)の「ピースロード」(サイクリングイベント)の実行委員長をつとめていたことが明らかになると、「平和の運動で名前を貸してほしいと言われて貸した」だけと釈明したが、2018年には壇上で実行委員長挨拶までしていたことが主催者団体のホームページに写真入りで記載されていた。反社会的組織を取り締まる側である国家公安委員長がみずから宗教団体の広告塔になっていたわけだ。




2021年7月、統一教会関連団体のイベントで、実行委員長の平井卓也デジタル大臣(当時、前列右から3人目)、磯崎仁彦官房副長官(前列右端)、三宅伸吾外務大臣政務官(前列左から2人目)

 香川県で開催された同じイベントには、香川県実行委員長の平井卓也前デジタル大臣(衆院比例四国)、磯崎仁彦内閣官房副長官、三宅伸吾(参院香川)が参加し、「世界平和への道」と書かれたタスキをかけて記念写真に収まっていた。



 山本朋広・元防衛副大臣(比例南関東)に至っては、2017年の統一教会のイベントで韓鶴子総裁に花束を手渡し、「私の母は私にとっての母でしかありませんが、マザームーン(韓鶴子総裁)は、今日お集まりの皆様にとっての母。皆様からマザームーンに対しての感謝の思いがマザームーンへ伝わる」「皆様には我々自民党に対し、大変大きなお力を頂いている」と礼賛。「総裁」でも「韓鶴子氏」でもなく、「マザームーン」とはかなりの入れ込みようだが、統一教会はアメリカでは文鮮明の名前を文字って「ムーニー」と呼ばれており、「マザームーン」は最大級の敬意を込めた呼称なのだという。もはや気持ち悪いの一言に尽きる。



 安倍晋三の秘書官だった井上義行(参院比例)も、今年7月の参院選期間中に埼玉で統一教会による「出発式」を開いてもらい、「井上先生はもう食口(シック・教団用語で信者の意)になりました!」と紹介される異様な光景も映像が出回っている。自民・公明の推薦で沖縄県知事選に出る佐喜真淳(元宜野湾市長)も、台湾でおこなわれた統一教会の「記念式典」に出席して挨拶していた。



 C その他、自民党では、菅義偉元首相(統一教会の北米大陸会長一行を官邸に招待)、麻生太郎前財務大臣(統一教会系の米国日刊紙『ワシントン・タイムズ』に全面意見広告掲載)、加藤勝信元官房長官(統一教会団体に会費を支出、イベントに出席)、高市早苗政調会長(UPFイベント「祖国郷土還元日本大会」に祝電)、武田良太元総務大臣(統一教会イベント「日韓トンネル」結成大会に出席)、山下貴司元法務大臣(イベントに参加や祝電)、萩生田光一経産大臣(統一教会イベント「祝福原理大復興会」で来賓祝辞)、稲田朋美元防衛大臣(世界平和連合福井県大会などで講演)……等々、数え上げればキリがない。維新や国民民主など野党議員も関係が取り沙汰されており、地方に支部を作って地方議員にも相当に食い込んでいる。



 安倍射殺事件後、急いでブログやSNSから関連する記事や写真を削除してシラを切っているが、逆にネット上では拡散されている。



教団の主張と自民改憲草案 ウリ二つの両者




文鮮明と韓鶴子

 B このようなカルト宗教がこれほどまでに日本政界に浸透しているのは、歴史的に相当根深い背景があるし、今後さらに解明が進むと思われるが、要するに教団側からすれば権力に食い込むことによって組織が守られ、布教活動(壺売り等の違法な献金活動も含む)がやりやすくなり、政治家の側からすれば選挙における組織票や選挙スタッフがあてがわれ、資金源にもなる。そのためには信徒にもなれば「マザームーン」だの「真の父母様」だと真顔でいってのける。「モリカケ桜」とも通じる実利がともなったビジネス人脈のようでもある。



 彼らは口を開けば「美しい国」とか「愛国心」を唱え、改憲を主張する自称保守の右翼政治家だが、それらをとり込んでいた統一教会は「韓国はアダムの国、日本をエバ(罪深い)の国」「植民地時代の原罪を償うため、日本人は先祖解怨(せんぞかいおん・先祖を苦しみから解放するという意味)をすべし」と、日本の信者から霊感商法や献金で何百億、何千億円も巻き上げていたのだから皮肉なものだ。韓国にある大理石でつくられた豪華な宮殿にも度肝を抜かれるが、右翼の言葉を借りれば「反日カルト」そのものではないか。



 A 韓国で「統一」といえば、一般的には「南北統一」を思い浮かべるが、北朝鮮より先に日本の自民党がすっかり統一されているではないか……と思わざるを得ない光景だ。安倍晋三自身、徴用工問題で輸出規制までして嫌韓・反韓感情を前面に出していたが、キャッチフレーズの「美しい国」も日本統一教会の初代会長・久保木修己の教えなのだから。「日本を取り戻す」といいながら、売り飛ばしていないか? と。




総工費数百億円といわれる統一教会の博物館施設「天地鮮鶴苑」(韓国・清平)

 自民党が全力で進めようとしている改憲の中身も、統一教会の政治団体「国際勝共連合」が提唱してきたものとウリ二つだ。



 国際勝共連合は、共産主義に対抗する政治団体として1968年に文鮮明が創設し、日本では統一教会会長だった久保木が会長、「日本財団」創設者の笹川良一が名誉会長で、CIAエージェントだった岸信介や同じく戦後右翼のドンだった児玉誉士夫などの支援を受けて活動を始め、憲法改正を説き、スパイ防止法や緊急事態基本法の制定、日本版NSCの設置、集団的自衛権の行使容認、非核三原則の改廃、武器輸出三原則の改廃、防衛産業を成長戦略に盛込む、宇宙の軍事利用を促進するなど、安倍政府をはじめ歴代自民党政府がおし進めてきた内容と重なる主張をしてきた。



 統一教会の機関紙『世界日報』では「軍の存在を認めない九条が諸悪の根源」「憲法に国防義務を明示し、しかるべき軍事力を保持することを明示する」ことを主張。自衛隊を「自衛軍」「国防軍」などと明記することを説いている。また「家族は社会の自然かつ基礎的単位」といい、憲法に「家族保護の文言」を加える必要性を説き、同性婚の合法化に反対している。



 自民党改憲草案をみても、緊急事態条項から自衛隊明記に至るまでそっくりで、家族や婚姻についての基本原則(憲法24条)にも「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない」など一言一句同じ文言が盛り込まれているからゾッとする。憲法をカルトの教典にするつもりなのか…と。



 B 安倍晋三もかつて「夫婦別姓は家族の解体を意味する。家族から解放されなければ人間として自由になれないという左翼的かつ共産主義のドグマだ」(雑誌WiLL)と統一教会とまったく同じ主張を自ら披瀝していたし、UPFに送った動画メッセージでも「(統一教会の)家庭の価値を強調する点を高く評価します」みたいな挨拶をしていた。これが山上某のように、母親が教団に入り込んだおかげで数億円をむしりとられて破産し、家庭が崩壊した信者二世らの感情を逆なでしたことは想像に難くない。家庭を持ち投げて、他人の家庭を散々に壊しているのだから。



 いきなり暴力で命を奪う行為は容認できないが、このようなカルトが規制も制裁もされず、しかも時の政権の庇護を受けてはびこったおかげで、失われた命、壊された家族もたくさんあるわけで、その意味では「因果応報」という見方をする人もいて当然だろうと端からみて思う。戦後77年の間、自民党が権力と金力にものをいわせて積み上げてきたドロドロとした闇世界の矛盾が、思わぬ形で爆発したともいえる。



 あげくの果てには憲法にもカルトの教典を盛り込むというのでは、他人事とはいっておれないものがある。このさい徹底的な検証が必要だろう。



日米韓の政界人脈繋ぐ 親米保守の軸として




文鮮明と握手する岸信介元首相(1973年)

 C モリカケ問題で「日本会議」などの神道系団体の政界癒着がクローズアップされたが、統一教会は国際宗教団体であって格が違う。日本政界との関係性も歴史的に根深く、まさに戦後政治の闇といえるものがある。それが明るみに引きずり出されている。



 統一教会は1954年に文鮮明が韓国で創設し、すぐに日本でも布教活動を開始しているが、韓国では反共の軍事独裁政権を敷いていた朴正煕政権にとり入り、CIAをモデルにした韓国の諜報機関KCIAの初代長官・金鍾泌が信者拡大に貢献したことがCIAの内部報告書で明らかになっている。「金鍾泌はKCIAの長官として統一教会を組織化し、2万7000人の信者がいる同教会を政治的なツールとして使っていた」と。



 B 朴正煕といえば、岸信介にとっては満州国時代の部下(元日本軍将校)で、戦後は8000万㌦の経済援助で日韓の戦後処理を解決したように見せかけ、主要事業であったソウル地下鉄や鉄鋼事業などでは三菱や丸紅などに資金を還流するなど日韓を股に掛けた癒着関係を築いてきた。ともに「国際勝共連合」草創期を支えた人物だ。



 1972年に文鮮明は渡米し、以来アメリカでの活動を活発化させている。77年には米下院の国際情勢委員会で、民主党議員を中心に報告書がまとめられ、KCIAが文鮮明氏と結託して進めた韓国の影響工作に米議会の100人以上が関与したと指摘している。後にコリア・ゲートと呼ばれたものだ。



 統一教会が日本で巻き上げた資金は、アメリカでの活動資金に使われたともいわれ、1976年~2010年までの間に日本からアメリカの統一教会に送金された資金は36億㌦にものぼると『ニューヨーク・タイムズ』が報じている。



 アメリカでは旧統一教会のメディア企業「ニューズ・ワールド・コミュニケーションズ」がワシントンで創刊した日刊紙『ワシントン・タイムズ』が主要保守紙として定着しているし、数々の教団系列企業がビジネスを展開している。宗教団体というよりもビジネス企業体で、財界の一翼を為している状態だ。韓国でも同じだ。



 米政界では主に共和党に食い込み、統一教会のイベントで幾度も講演しているジョージ・W・ブッシュ元大統領に至っては、1回の講演料が8万㌦以上だった可能性があると『ワシントン・ポスト』紙が報じている。つまりカネをバラ撒いて買収していたという関係で、昨年だけでも同様のイベントにマイク・ペンス前副大統領、マイク・ポンペオ前国務長官、マーク・エスパー元国防長官が登場。同じイベントに安倍晋三とともにメッセージを送っていたトランプ前大統領もイベントでスピーチするなど関係は密接だ。



 A 岸や児玉などのA級戦犯がアメリカによって免罪され、戦後政治を司っていくうえで、戦前のような国家神道や天皇制による思想動員のかわりに、宗教(カルト)に投機して右派の軸を形成していった。遡れば、統一教会がアメリカでの活動を本格化させていた80年代初頭、文鮮明がアメリカで脱税容疑で起訴され、懲役1年6カ月の実刑判決を受けて連邦刑務所に収監されたとき、元首相である岸信介が「彼(文鮮明)の存在は、現在そして将来にわたって、希少かつ貴重なものであり、自由と民主主義の維持にとって不可欠」「不当な拘禁から解放されるようお願いしたい」とする異例の嘆願書をレーガン大統領宛に出していたことさえある。安倍晋三と統一教会の関係でいえば、戦後から続く祖父からの三代にわたる盟友関係があり、これが「反共」を軸とする日・米・韓の政界人脈を繋ぐ媒体になっていたのだろう。「親米保守」を名乗る自民党政治家たちがこぞって統一教会に入り浸る根拠ともいえる。



 G 日本では、京都・嵐山の旅館を買いとって「嵯峨亭」と呼ばれる統一教会の議員秘書養成所までつくられていたというから、秘書を通じて議員をとり込んでいくシステムができあがっていたようだ。いずれにしても、昨今の「自民一強」や安倍派の肥大化、改憲推進など右傾化の流れの根底にあったものが、元首相射殺事件を契機に表舞台に引きずり出されてきた感がある。公明党も自民党もフタを開けてみれば、どいつもこいつも宗教ばっかりじゃないかといった惨憺たる状態だが、政治と宗教の癒着によって「政教分離原則」が無残なまでになし崩しにされている現状、それが民主主義そのものを形骸化させてきた実態についてさらにメスをいれることが必須といえる。カルトがのさばり、怨恨が渦巻くような国など誰も望んではいない。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24218



国葬より政界のカルト除染が先 壺の沼に国民を巻き込むな 萩生田光一は更迭でよろしく
政治経済2022年8月27日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24307

 自民党とカルト教団・統一教会(世界平和統一家庭連合)との持ちつ持たれつの深い関係性が、安倍元首相銃殺事件を契機に芋づる式に明るみに出ている。国の中枢を司る行政府が丸ごとカルト宗教に冒されていたという笑えもしない仰天事実だが、それはタブーとして触れられてこなかっただけで戦後何十年も半ば公然とくり広げられてきた。少しばかり関係していたというよりも初めから一心同体といえるほど歴史性をもった深い因縁がある。多くの人々にとっては知り得ようのない魑魅魍魎の世界ではあるが、この国の為政者たちが、誰を見て、誰のために政治をやっているのか、憲法改定をはじめとする諸政策が目指す方向性とも深くかかわっている。人々を欺いてきた戦後政治のタブーを引きはがし、抜本的にメスを入れることが求められている。この間、明らかになった事実をもとに記者座談会で論議した。



人の不幸の上に築いた権力構造



 A 安倍晋三の銃撃事件から1カ月半余りが経過した。当初は、「一強」とか「戦後最長の総理」と崇められ、退いた後も政界の「キングメーカー」として振る舞うであろうと思われていた人物が、思いもよらないあっけない終わり方をしたものだから世間は騒然としたし、メディアも「悲劇の元宰相」として神格化キャンペーンに熱をあげて追悼ムードを演出した。



 だが、犯人である山上某の銃撃動機が、安倍晋三の政治信条への反発や安倍本人への直接的な恨みではなく、家庭を蝕み崩壊させた統一教会への私怨を拗らせたものであり、「(安倍晋三が)現実世界で最も影響力のある統一教会のシンパ」(山上)であることも「思い込み」ではなく、祖父の岸信介と教祖・文鮮明の時代から親子3代にわたってズブズブの関係にあったことや、さらには統一教会は清和会(安倍派)を中心に自民党との濃厚な関係を築き上げ、自民党にとって重要な存立基盤となっていることが白日の下にさらされ、銃撃事件の背景だけにとどまらず、近年の安倍一強や右傾化なるものの根底にあったものまでがズルズルと引きずり出されてきた。




第2次岸田内閣の面々

 首相側近をはじめ、防衛大臣、文科大臣、経産大臣などの閣僚、反社組織を取り締まる国家公安委員長にいたるまでが統一教会と浅からぬ関係を築いており、選挙で教団組織や信者たちから献身的な支援を受ける見返りに、教団が望む名称変更(統一教会であることをカモフラージュできる)を許可したり、多数の被害者を生み出している霊感商法や家庭を破産させるほどの法外な献金ノルマなどの違法活動の摘発をせず、野放しにしてきた。取り締まるどころか教団の各種イベントの実行委員長になったり、韓鶴子総裁を「マザームーン」と崇め立てて花束を贈呈したり、安倍晋三みたく教団を全面的に支持するメッセージを送ってみずから広告塔になっていたのだ。異常であるがゆえにタブーとされてきた両者の契りが、近年はむしろそれを誇示するように公然とおこなわれていたわけだ。いまや閉じてきた壺のフタが吹っ飛んで、ズブズブの壺の中身が丸見えになってしまった。



 B 当初、自主規制を敷いたメディアは「(統一教会といわず)特定の宗教団体」とか「犯人の思い込み」と真相をぼかしていたが、霊感商法や献金被害者の救済にとりくんできた弁護士やカルト研究者たちが暴露した政界汚染が広く知れ渡ると、雪崩を打つように統一教会と自民党との関係性を報じるようになった。「安倍一強」のもとで数々の不祥事を積み上げてきた清和会からのシフトチェンジの力も働いているようにみえる。NHKは最後まで統一教会を名指ししなかったが、「NHKも相当に壺に毒されているのではないか?」との世間の疑念を膨らませ、慌てて方針転換した。それでもまだ腫れものに触るような報道に終始している。



 C 世間一般からすればドン引きもいいところだ。むしろ怒りに変わっている。「マザームーン」「真の父母様」あたりから、追悼ムードはサーッと潮が引くように沈静化したし、8月頭の世論調査(共同通信)では「国葬」実施に「反対」が過半数をこえ、統一教会と政界との実態解明が「必要」が80%以上にものぼった。



 これまで統一教会といっても、70~80年代に各地の大学ではびこった原理研究会(サークルを装った布教活動)とか桜田淳子の合同結婚式などが社会問題になった時代を知らない世代としては、数ある怪しげな新興宗教の一つくらいの認識しかなかったが、今でも全国に数万人もの信者を抱え、教団の内部資料で1999~2008年までだけ見ても、日本の信者から年間600億円もの献金を韓国の教団本部が召し上げていたというのだから驚かされる。一般信者だけでなく、企業ぐるみの一大コンツェルンができあがっているのではないかと思うほどの巨額献金だ。



 山上一家のように家庭内の不幸につけ込まれて入信させられ、「この世の不幸は地獄にいる先祖からのメッセージ」「地獄で苦しんでいる先祖を救うために徳を積め」と献金を迫られ、身ぐるみを剥がされて家計も家族関係も破綻するような家庭がゴロゴロしていることも弁護士たちの発信によって顕在化した。



 教義でも、旧約聖書になぞらえて「韓国はアダムの国、植民地化をやった日本は(禁断の果実を食べた)エバの国であり、エバはアダムを支えなければならない」と説き、日本の信者からむしりとれるだけむしりとって韓国や米国の教団支部に配分して世界的な布教戦略を展開していたわけだ。これを「日本をとり戻す!」「戦後レジームからの脱却を!」と声高にいってきた自民党や安倍界隈が崇め奉り、さまざまに便宜を図ったり、二人三脚で選挙をやってきたのだから、いい加減にしろ! と思う。よくいえるものだ、と。



日本の右傾化の推進役 自民党と統一教会



 D 矛盾だらけで、にわかに理解しがたいものがあるが、統一教会の成り立ちから探れば、韓国では親米独裁政権を敷いた朴正煕(岸信介と満州時代からの師弟関係)の時代にKCIA(米CIAをモデルにした国家諜報機関)と結びついて勢力を拡大し、米国では反共主義を掲げるニクソン政権のころから共和党保守派を買収し、日本では戦犯を免れてCIAに抱えられた岸信介や児玉誉士夫、日本財団の笹川良一といった右翼人士と繋がって、「反共」を旗印にした国際組織として形成している。要するに、米国を中心にした戦後の権力構造の一翼を為していたわけで、それを維持するためにカルト宗教を利用したし、教団としては権力に支えられることで財を成して勢力を拡大した。



 だから「美しい国」「日本をとり戻す!」といいながら、「日本はエバの国」というようなマザームーンを崇め立てる矛盾に満ちた関係が生まれるのだ。いずれにせよ、日本に生きる人々は搾取の対象でしかなく、どれだけ人々が苦しんでいようが、家庭が崩壊しようが関係ない。教義からして「日本人は苦しめ!」という教団とタッグを組んで、日本社会を蝕んでいたわけだ。



 B SNS上でも、普段はあれほど「反日パヨク」とか「北の工作員」といって他者を攻撃するネトウヨが、この「反日カルト」の統一教会に対しては一斉に口をつぐんでいる。以前、自民党から資金提供を受けて世論煽動に勤しんでいたツイッターアカウント「Dappi」などが問題になったが、ネトウヨの正体って壺なんじゃね? と臭わせるものがある。



 やれ従軍慰安婦や徴用工問題は「反日プロパガンダ」などと声高にいっていた杉田水脈衆議院議員(なぜか自民党山口県連所属)も、統一教会の関連団体で講演していたり、「旧統一教会から支援や協力を得ることは何の問題もない」と開き直っている。なるほど持論の「子どもを産まないもの(LGBT)は生産性がない」は統一教会の主張そのものでもある。



 A そもそも安倍晋三自身が、一度か二度メッセージを送ったことがあるという程度の関係ではなく、まさに統一教会そのものだった。死後になって、参議院議員の青山繁晴とか、元参議院議長の伊達忠一、統一教会の支援を得られずに出馬を辞退したことがある宮島某などの自民党関係者が、「教団票」の割り振りを安倍晋三自身がやっていたことを暴露しているし、統一教会幹部の講演録画でも、統一教会のイベントにメッセージを送るに至った安倍晋三との生々しいやりとりを勝共連合の梶栗会長みずから明かしている。壺の中で統一教会と抱き合っていた自民党議員らが「名前が違うのでわからなかった」としらばっくれているが、そのための名称変更の承認もすべて安倍政権下でおこなわれてきたことなのだ。




統一教会が韓国・ソウルで開催した大規模な安倍晋三追悼セレモニー(12日)

 C 統一教会としても、教団本部がある韓国ソウルで大規模イベント(12日)を開き、「統一と平和のための運動にご尽力」(教団)した安倍晋三を弔うセレモニーを大々的にやっている。壇上には安倍晋三の「平和は人から与えられるものではない。勝ち取るものだ」という言葉が写真とともに映し出され、献花する儀式がおこなわれた。安倍晋三がどれだけ教団にとって重要人物だったかを物語っているし、統一教会葬そのものだ。トランプが動画メッセージを送ったほか、カナダのハーパー前大統領、ポンペオ前米国務長官などが参列して献花するなど、いまさらこれに輪を掛けてわざわざ「国葬」をする必要があるのか? と思わせるものがある。



行政府に巣喰う壺議員 「日本を神の国に」とも



 A 報道や世論の変化で泡を食っているのが岸田政府で、支持率低迷に慌てふためいて内閣改造を1カ月前倒し、自身を除く19閣僚のうち統一教会との関係を認めた閣僚7人を交代させ、閣僚や副大臣や政務官に対しても「教団との関係を点検・見直すことを求め、了解した者のみを任命した」と説明した。だが、フタを開けてみると、政務三役(大臣・副大臣・政務官)のうち少なくとも30人以上が統一教会と何らかの接点をもっていたことが明らかになっている。閣僚級では10人、そして副大臣、政務官54人のうち半数を占める24人にのぼる【表参照】。





 しかも、その直後、統一教会と閣僚ら政務三役の関係については「個人の政治活動に関するもので、調査を行う必要はない」とする答弁書を閣議決定。元首相銃撃にまでいたった統一教会との政界癒着の除染はおこなわず、そのまま闇に葬ることを宣言した。



 さらに浮上したのが、政調会長の萩生田光一と統一教会との蜜月関係で、先の参院選では、自民党が東京選挙区に擁立した元タレントの生稲晃子候補を連れて統一教会の教団施設に出向いていたことが露呈。さらに統一教会との関係を掘り下げると、萩生田が八王子市議だったころからの30年来の付き合いで、落選中の2009年~2012年には毎月1、2回、教団施設の礼拝や会合に出席し、青年部を相手に説教や講演をおこなっていたことが教団サイドの資料から明らかになっている。




萩生田光一と生稲晃子

 TBS『報道特集』が報じた信者たちの生々しいインタビューでは、「私もご父母様(総裁夫婦)の願いを果たせるように頑張るから、皆さんも一緒に頑張りましょう。一緒に日本を神様の国にしましょう」とか、「あなたたちの信仰で、日本の未来がかかっているから死ぬ気でこの自民党を復活させてほしい」と若手に力説していたと信者たちが赤裸々に語っていた。



 長年来、教団や信者から幹部以上の扱いを受けていたのに、今になって萩生田自身が「そんな事実は一切ない」「お願いしたこともない」と知らぬ存ぜぬをやるものだから、腹を立てた信者たちが「私は選挙で電話がけとか決起大会のスタッフで誘導や案内係をやってました」「ウグイス嬢も教会員」「いつもポスター貼りは青年部の仕事です」「国際勝共連合のスタッフも選挙事務所に常駐しています」など、ボロボロと内幕を暴露している。



 そのため萩生田も、今後はきっぱり「関係を絶つ」とはいえず、「適切な対応をする」と言葉を濁すほかなく、いまさら掌返しは通用しない。閉じていたはずの壺のフタはいまや全開しているわけだ。安倍晋三にかわる自民党と統一教会とのパイプ役といわれ、ポスト安倍として有力視された人物の生態が暴露されたことは大きい。



 政調会長といえば、党内で政策や法律を立案して予算案に反映させるうえでのとりまとめ役であり、カルト教団の代理人が国の舵取りをしているに等しい。こんなものを党三役ポストに起用すること自体、壺の、壺による、壺のための政府を今後も続けていくことであり、岸田政権への世間の目は厳しいものがある。



国葬費用は天皇以上か 総額37億円とも



 B 国民の過半数が反対している国葬だが、国として国民に弔意の強制はしないものの、「企業や学校などに対し弔旗掲揚や葬儀時間中の黙とうを要請するかどうか、葬儀の在り方は現在検討中」などと報じられている。実際7月には、山口県では安倍晋三の葬儀の時間にあわせて「哀悼の意を表すため半旗掲揚すること」を求める教育委員会から通知が県内の小中高校や特別支援学校にもなされた。「強制はしないのなら、なぜそんなことをやるのか?」と現場で気持ち悪がられている。



 国葬を定義する法律は存在せず、そもそも法的根拠はない。そんなものを全額国費でやるという。それでも実施にこだわる理由は、自民党内の安倍派を繋ぎ止めるという党利党略があるだけで、それ以上でも以下でもない。しかも、国葬の責任者である森首相補佐官がかつて乱倫パーティーに参加していたとか、運営業務を担うのはまた電通といった情報も噴き出して、壺内閣の迷走とあいまってカオス状態となっている。悲嘆に暮れている自民党や壺関係者の合同葬にしておけばいいものを、わざわざ国葬にこだわるばかりに胡散臭さが増している印象だ。



 C 国が全額負担する国葬の費用についても、献花用の菊の花だけでも2000万円とされ、警備費用では、昭和天皇の「大喪の礼」では24億円、今上天皇の「即位礼正殿の儀」では28億5000万円がかかっているといわれる一方、今回は6000人も集めるうえに時節柄、警備を強化せざるを得ないので35億円はかかるという試算もある。武道館の会場費や設営費、海外からの来賓の接待費などを含めると、少なくとも37億円になると見積もられている。安倍晋三が天皇以上の扱いというのだから呆れる。



 この一件だけみても、誰を見て、誰のための政治をやっているのか、疑うべきものがあるし、国民としては黙祷どころか激怒する案件だ。



 しかも日本中がコロナ禍第7波で過去最多、世界最多の感染者で溢れ、医療現場も保健所などの自治体現場はひっ迫して悲鳴を上げている。高齢者など救える命が、入院すらできずに亡くなっている緊急事態に、政治は一体何をしているのか?だ。



 壺に冒されたあげく、コロナまん延を手放しで放置し、人々の生命や社会を危険に晒す為政者こそ駆逐されるべき“サタン”そのものではないか。
(8月22日付)
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24307
24:777 :

2022/08/29 (Mon) 16:06:59

2022年08月29日
統一教会汚染議員は韓国の協力者です

萩生田氏は半導体素材輸出制限を進めたが、その一方で韓国の協力者だった

画像引用:https://togetter.com/li/1374560 『軍事転用可能な物品が韓国から“北朝鮮”に!_ 韓国への輸出管理強化の背景とは』とFNNプライムオンライン/フッ素を軍事転用なんて出来るの? - Togetter



韓国の諜報機関に選挙協力してもらった愛国者

日経新聞の議員アンケートによると統一教会と関係を持っている国会議員は106人、自民党は82人で8割を占めている

別な報道では安倍派所属議員22人が教会と関係をもち、特に萩生田政調会長が生稲晃子議員を教団に連れていき選挙支援を依頼したとされている

萩生田氏は安倍政権で半導体素材輸出制限を提唱したとされ、愛国者・国士として右翼から人気があったがその実態は違っていたようだ

別の記事によると萩生田氏が相当前から教団の支援を受けていて、元信者の証言として民主党政権の頃から萩生田氏の選挙運動をしていた。

自民党は麻生総理が不況で失業した人達に「おまえら今まで何やってきた?」自分は努力したが「おまえら」は努力しなかったから失業したなど侮辱し続けた。

リーマンショックの対処にも失敗し対立する韓国には7兆円も通貨スワップを配り、自国民には「お前ら、お前ら」とバカにし続け不況対策を何もしなかった


ちなみに麻生氏は吉田茂首相の孫で父は炭鉱王、母は子爵の娘という家柄で、何不自由なく育ってエスカレーター式に国会議員になりました

麻生首相のせいで自民党は2009年8月30日の参院選で鳩山由紀夫の民主党に大敗し、萩生田議員も落選し教団の門を叩いた。

元信者は落選中の萩生田氏が頻繁に八王子市の関連施設を訪れ、何度も挨拶をしていたと証言していた


八王子教会は安倍氏の側近である萩生田さんを政界に戻すことが神様の計画、使命だと信者たちに教えて支援させていた

安倍元首相と教団の関係は祖父の岸信介首相が文鮮明と親しく、岸元首相が統一教会日本支部を創設したので安倍一族は教団から特別な家系と見なされるようになった。

教団信者にとって文鮮明は神なので岸首相は神の友達で安倍首相も神の一族ということだったようです



選挙で当選するために日本を売り渡した

八王子教会の信者たちは教団の指示で落選した萩生田氏の選挙ポスターを張ったり、一日中電話で有権者への依頼をし続けたそうです

あのポスター張りはボランティアでなくてはならず、業者に張ってもらったり報酬を払うと違法なので逮捕されます

落選中の不人気議員にボランティアは集まらないので、教団の支援がないと掲示場に萩生田氏のポスターだけ無い状況になります


萩生田氏は「教団と無関係」と言ったが彼に協力した教団信者は「萩生田氏は家族だと思ったから自分を犠牲にして働いたのに裏切られ絶望を感じている」と証言した

萩生田氏は実質的に教団の一員で、その統一教会を創設したのは韓国諜報機関KCIAで大統領朴正煕の命令で対日工作も行っていました。

朴正煕は朴槿恵大統領の父で、軍事クーデターで大統領になり1963年から79年まで大統領を務め、保守派で親米、反北朝鮮の立場を取った


当時韓国では北朝鮮支持が強く「北朝鮮に韓国を統一して貰おう」と考える人が多く、世論工作で北が圧勝していました。

そこで朴正煕とKCIAが目を付けたのは宗教で、宗教の力で反北朝鮮に世論を誘導しようとして文鮮明を指導者に祭り上げました

統一教会を利用した世論工作は成功したので韓国政府は外国への破壊工作にも利用する事にし、日本やアメリカや欧州にも統一教会を進出した


ここでまんまと利用されたのは安倍首相の祖父の岸首相で、何らかの見返りを受け取って統一教会日本支部を創設した

教団にとって岸田・安倍一族は神の子になり安倍晋三氏は神の一族として最初の立候補から教団の選挙協力を受けていた

統一教会と安倍元首相の関係が一気に深まったのは1995年オウム真理教事件で、安倍氏は教団が不利益を受けないよう守り、教団は安倍氏と自民党への強力な支援を始めた


この頃になると統一教会は韓国政府やKCIAの命令では動かなくなり、カルト教団としての性格を強めている

だが指導者は全員が韓国人なので「日本人から奪う」のが教団の使命になっている

あの合同結婚式では韓国人男性と日本人の若い女性の結婚が多いが、教団は韓国人男性の希望によって日本人女性を「あてがっている」と報道されている


強制結婚した日本人女性からは多額のお金が支払われるのに対し、韓国人男性は事実上無料で日本の永住権を取得したりしている

統一教会に加入した日本人は結果的に韓国の為に働かされ、資産の全てを奪いつくされてその一部を安倍首相や自民党議員は選挙協力などの形で受け取っていました

統一教会が日本で広まるのと同時に日本政府は韓国への謝罪や賠償を強めているが、偶然とは思われない


現在韓国に存在する財閥企業はすべて戦後の賠償として日本企業や日本政府の援助で成長していて、これに教団と自民党議員が関わっている疑いが強い

例えば半導体素材輸出規制ではその後の韓国側の調査では「規制後に日本からの輸入が増えた」のが判明しています

日本政府は韓国への半導体素材を制限するどころかむしろ輸出を増やしていました
https://www.thutmosev.com/archives/88863083.html
25:777 :

2022/09/25 (Sun) 10:56:38

2022.09.25XML
自民党と統一教会との癒着に人びとの目が向けられている今、 日本は中露と戦争へ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209250000/

 日本の自由民主党が「世界平和統一家庭連合(統一教会)」に侵食されていると指摘され始めて久しい。「ズブズブの癒着」をマスコミも熟知していたはずだが、これまで大して問題にしてこなかったのである。安倍晋三元首相を銃撃したとされている山上徹也が犯行の動機として安倍と統一教会との関係を口にしたとはいうものの、自民党と統一教会との関係が突然、問題にされ始めたことに違和感を感じる。

 統一教会は1954年に韓国で文鮮明が創設、日本では59年から伝道が開始された。1964年には久保木修己を初代会長にして宗教法人の認可を獲得、68年には「国際勝共連合」を設立している。

 統一教会が創設される際、韓国軍の将校4名が教団の幹部として参加して重要な役割を果たした。そのひとりが朴普煕。1950年に士官学校へ入り、朝鮮戦争を経験してからアメリカのフォート・デニングにある陸軍歩兵学校で訓練を受けている。

 統一教会の創設に関わった4将校は陸軍情報局に所属していた金鐘泌と緊密な関係にあり、1961年5月に朴正煕が実行したクーデターに参加した。1962年10月にはサンフランシスコで統一教会の幹部と秘密裏に会談、韓国における政治的な支援を教団側に約束したという。(Jeffrey M. Bale, “The Darkest Sides Of Politics, II,” Routledge, 2018)

 統一教会が創設された1954年に韓国では「APACL(アジア人民反共連盟、後にアジア太平洋反共連盟に改名)」が創設されるが、その際に中心的な役割を果たしたのは台湾の蒋介石と韓国の李承晩。日本からは児玉誉士夫や笹川良一が参加、日本支部を設置する際には岸信介が推進役になったとされている。岸の孫が安倍晋三だ。

 APACLは1966年、アメリカの情報機関を後ろ盾とする東ヨーロッパ出身の親ファシスト組織である「ABN(反ボルシェビキ国家連合)」と合体、WACL(世界反共連盟。1991年にWLFD/世界自由民主主義連盟へ名称変更)になる。(Scott Anderson & Jon Lee Anderson, “Inside the League”, Dodd, Mead & Company, 1986)

 ポーランドやウクライナを含む東ヨーロッパに「神聖ローマ帝国」、あるいは「ポーランド・リトアニア連邦」を復活させたいと考える人びとがいる。そうした願望と「インテルマリウム」は重なる。この計画は2015年に「3SI(三海洋イニシアチブ)」として復活した。

 インテルマリウムを1947年7月にABNは吸収、9月にはポーランドの反ロシア組織「プロメテウス同盟」も合流。その翌年に新装ABNはウクライナのステパン・バンデラ信奉者で組織されたOUN-Bで幹部を務めていたヤロスラフ・ステツコを中心として活動を開始する。その延長線上にウクライナのネオ・ナチは存在、現在のウクライナ情勢につながる。

 当初、WACLはAPACL系の人脈を中心に動いたが、1970年代になるとCAL(ラテン・アメリカ反共同盟)が実権を握った。ラテン・アメリカは第2次世界大戦後にアメリカやローマ教皇庁の支援でナチスの幹部や協力者が逃げ込んだ場所だということもあり、ヨーロッパのナチス人脈との結びつきが強く、中でもイタリアの反コミュニスト人脈との関係は深い。必然的に、そうした人脈を利用してアメリカやイギリスの情報機関が編成した「NATOの秘密部隊」ともつながる。

 中央アメリカのニカラグアでは1979年7月にサンディニスタがアメリカの巨大資本を後ろ盾とし、シオニストと関係がソモサ家を武力で倒した。「ニカラグア革命」だが、すぐにCIAはこの革命政権を倒すために秘密工作を開始、ソモサ体制の軍人を集めて「コントラ」を編成し、反革命戦争を始めた。その際、CIAは資金を調達するためにコカイン取引を利用する。ベトナム戦争でヘロインの取り引きで資金を調達した構造と基本的に同じだ。

 そして1980年7月、ボリビアでルイス・ガルシア・メサのクーデターがあった。大物麻薬業者6人と軍人が手を組んで実行したことから「コカイン・クーデター」とも呼ばれている。計画の立案者は元ゲシュタポ幹部で「リヨンの屠殺人」とも呼ばれたクラウス・バルビー。大戦中、バルビーはフランスのリヨンでゲシュタポを指揮、レジスタンスの英雄であるルネ・アルディを拷問死させている。

 ところで、ドイツ軍はソ連に対する攻撃に全兵力の4分の3以上を投入したが、ソ連軍の反撃に苦しむ。スターリングラードの戦いで1942年11月にドイツ軍25万人はソ連軍に完全包囲され、43年1月に生き残ったドイツの将兵9万1000名は降伏。ここからナチスとアレン・ダレスたちの接触が始まる。

 ドイツ軍の敗走を見て慌てたイギリスは1943年5月にアメリカとワシントンDCで会談、7月に米英両軍はシチリア島に上陸した。ハスキー計画だ。9月にはイタリア本土を占領、イタリアは無条件降伏。ドイツ軍の主力は東部戦線で壊滅していたわけで、難しい作戦ではなかった。ハリウッド映画で有名になった「ノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)」は1944年6月だ。この段階で米英の支配層はソ連との戦争を始めている。大戦後の1948年に作成されたNSC20では、「結果として戦争を起こし、ソ連政府を打倒する」という方針が示されていた。

 その1948年にアメリカの国務省はコミュニズムに反対する亡命者、つまりナチスの元幹部や元協力者の逃走を助け、保護し、雇い入れる「ブラッドストーン作戦」を始めた。このブラッドストーン作戦で助けられたひとりがバルビーにほかならない。(クリストファー・シンプソン著、松尾弌訳『冷戦に憑かれた亡者たち』時事通信社、1994年)

 ボリビアのコカイン・クーデターは背後にラテン・アメリカの軍事政権やCIAが存在していたが、ガルシア・メサは軍の支持を失い、つまりアメリカやイタリアの情報機関から見捨てられ、1981年8月に辞任を強いられる。後ろ盾を失ったバルビーは1983年に逮捕され、フランスへ引き渡された。そこで終身刑の判決を受け、刑務所の中で1991年9月に癌で死亡している。

 コカイン・クーデターがあった1980年、統一教会は南アメリカへ活動の範囲を広げ、ボリビアへの影響力を強める。文鮮明は側近の朴普煕を含むチームをボリビアへ派遣、クーデターで実権を握ったグループと協力関係に入る。クーデター政権はWACLのラテン・アメリカにおける組織であるCALと手を組んでいる。

 その統一教会がラテン・アメリカで行っていたマネーロンダリングの拠点が銀行の秘密厳守が保証されていたウルグアイだったが、1996年に同国にある銀行の労働組合がそうした資金洗浄について内部告発している。組合によると、例えば、統一教会は女性信者約4200名にひとり2万5000ドルをモンテビデオにある統一教会系銀行のバンコ・デ・クレディトへ預金させている。総額は約1億0500万ドルになるが、それがどこから来たのかは不明だ。

 こうしたことは1990年代の後半には知られていたが、日本で問題にされたという話は寡聞にして知らない。統一教会はジョージ・H・W・ブッシュへ「講演料」という形で多額の報酬を与えていたことでも知られている。ブッシュはジェラルド・フォード政権でCIA長官を務めたが、遅くともエール大学でCIAにリクルートされた可能性が高い。なお、ブッシュの父親はアレン・ダレスとウォール街仲間で、親しい。

 これは日本の外で問題になった話の一端。「霊感商法」に焦点が当てられることはないと言えるだろう。こうした「宗教団体」を創設した文鮮明は2012年9月3日に死亡し、内部が分裂しているとする話が伝えられている。

 マスコミがこうした宗教団体に人びとの目を向けさせている今、アメリカの戦争マシーンに組み込まれている日本は中国やロシアとの戦争に向かい、進んでいる。アメリアの支配層は沖縄を中国へミサイル攻撃する拠点として整備しつつあり、ロシアとの関係も悪化している。アメリカやイギリスを拠点とする私的権力は中国やロシアだけでなく、日本やEUも破壊しようとしていると言えるだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209250000/
26:777 :

2022/09/25 (Sun) 17:45:57

「日本はとんでもない間違いをした」岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”【報道特集】
9/24
https://www.youtube.com/watch?v=xEI2kmdBv-0

https://news.yahoo.co.jp/articles/83e44f9b774976bd24479c326098d1f9966b0217

TBS NEWS DIG Powered by JNN

安倍元総理の国葬が3日後に迫るなか、旧統一教会はどう政界に入り込み、何を目指したのか。岸家・安倍家3代との関係性に焦点を当て、検証します。

【写真を見る】「日本はとんでもない間違いをした」岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”【報道特集】

■旧統一教会と自民党の関係 起点となったのは…岸信介氏
81年前の開戦を宣言する詔書。ここに旧統一教会と自民党の深い関係の起点とされる人物の名がある。

当時商工大臣で、敗戦後はA級戦犯として収監されていた岸信介。安倍元総理の祖父である。

岸は復権を果たすと、1957年に内閣総理大臣に就任。一方、その翌年、教団は日本で布教を始める。6年後、宗教法人として認証されると、岸の自宅の隣に本部教会を移し、1968年には、反共産主義を掲げる政治組織「国際勝共連合」を設立。その活動を後押しした岸と共鳴していった。

岸信介氏(1980年取材)
「世界で君、30年憲法を一字も変えないのは日本だけですよ。それほど変えてならんほどいい憲法かというと、そうでもない」

勝共連合が発行する思想新聞。一貫して主張するのは、自主憲法制定とスパイ防止法成立だ。自主憲法制定を訴える大会の記事には、必ず岸の存在がある。デモ行進に参加し、「憲法改正!」「マスコミの偏向を許すな!」と叫んでいたと書かれている。

岸は、たびたび教団を訪れ、信者に国際情勢などを話したとされ、教団の初代会長は、こう称えている。

「岸先生に懇意にしていただいたことが、勝共運動を飛躍させる大きなきっかけになったことは間違いありません」

岸が死去した際の思想新聞(1987年8月16日付)には、「勝共運動に理解を示し、陰に陽に支援、助言を行ってきた」とし、岸が文鮮明を「最も尊敬する一人」と呼んだと伝えた。

■引き継がれる関係性 安倍晋太郎を変えた“思わぬ落選”
岸を引き継いだのは、娘婿・安倍晋太郎氏。安倍晋三元総理の父である。11回の当選を重ねたが、1963年、思わぬ落選を経験している。安倍家と50年にわたり親交がある元共同通信の野上忠興さんは、その時の様子をこう語る。

元共同通信・自民党キャップ 野上忠興さん
「自宅に戻ったときに、家族全員集めてね。土下座して、土下座ですよ。今回はこんなことになったと申し訳ないと、泣きながらね、頭を下げた。後に私にも言ってましたけども、あれでね、俺は人が変わったと」

その後は別人のように、なりふり構わぬ戦いぶりが目立つようになったという。

1987年、晋太郎氏は、竹下登、宮澤喜一と3人で総裁選を争うが、所謂「中曽根裁定」で竹下政権が誕生することになる。

安倍晋太郎氏
「さっぱりしましたよ。やるべきことはやった、ベストを尽くした」

しかし、こんな本音を野上さんに漏らしていた。

元共同通信 野上さん
「1回落選したために総理大臣が持ってかれたという、被害者意識もあるわけですよ。僕にも晋太郎さんが言ったことありますよ。あの1回落ちたのが結果的にこういうことになったのかな、とかね」

そのとき、政治は数が力であることを思い知らされたという。

「やっぱり数だと、猛烈に動き出すわけですよね。入院中、胆汁を吸い取る管をつけながら全国を回って20何人も新人を当選させたりしてね、数を増やすわけですけどね。いまから思えば、そうか、教会との関係はあったんだなとも思いますよね。力がね」

そんな晋太郎氏について語る、文鮮明の言葉が残っている。

「中曽根の背後を引き継ぐために、その直系になれるのは、安倍さんしかいませんでした。選挙の時、安倍さんの派閥の議席数は13しかなかったんです。それを88名まで、全部教育して育ててあげました」


■統一教が日本の国家宗教になるまで「何十年も遅れる」
元信者
「総理大臣を文鮮明が決めていると言われてました。ちょうど中曽根総理大臣から、次の総理はだれになるかということで、安倍さんのお父さんが次の総理大臣になるというふうに言われたというところが、竹下さんになってしまったので、日本はとんでもない間違いをしたと。これで日本の復帰は何十年も遅れると」

日本の復帰。つまり、統一教が日本の国家宗教になるのが、晋太郎氏が総理に就けなかったことで何十年も遅れるといわれたのだという。

晋太郎氏は自民党幹事長として、勝共推進議員の集いに参加を続け、88年にはこう挨拶したという。

「勝共連合の皆さんには、わが党同志をはじめ大変お世話になっている」
「スパイ防止法制定のために積極的に取り組みたい」

晋太郎氏が死去した際の思想新聞(1991年5月26日付)には、勝共連合に「陰に陽に支援、助言を行ってきた」と、岸と同じように報じた。

■安倍晋三氏にも引き継がれる関係性「新憲法制定を」
後を継いだ晋三氏は、官房長官時代の2006年、関連団体の全国大会に祝電を送っていた。

司会
「岸信介元総理大臣のお孫様でいらっしゃり、現内閣官房長官、衆議院議員の安倍晋三様…」

参加した元信者は…

元信者
「すごく驚きましたね。安倍官房長官と呼ばれた時に、その会場が一瞬どよめいていて、それで確か記憶に残っていたと思いますね。おじいさんの頃から関係があったので、教団と。安倍さん自身も教団と関係あるんだろうなと思っていました」

その年、一気に内閣総理大臣に上り詰めた晋三氏。思想新聞の見出しには…

「安倍政権で新憲法制定を」(2006年10月1日付)

■「安倍元総理を“食口”にする」講義に含まれていた内容とは
その頃の戦略が書かれた関連団体の資料をみると、信者を意味する“食口”(シック)の議員を100人立てることが目標に掲げられている。

長年、関連団体で講師を務めてきたという男性は、講義の内容に安倍元総理を“食口”(シック)にすることが含まれていたと明かす。

旧統一教会関連団体 元講師 

ーーご自身がそのようにして講義されたんですね?

「そうやって神の国が来るんだから頑張ろうっていうのは、私の洗脳していたやり方なんですよ」

第二次安倍内閣発足後、教団との関係はより深まっていった。そして…

安倍晋三氏(2021年9月 YouTubeより)
「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します。家庭の価値を強調する点を高く評価します」

■「3代の因縁である」生前寄せられていた母からの懸念
安倍元総理の銃撃を山上容疑者に決意させたとされるビデオメッセージ。
「天宙平和連合」の日本支部会長、梶栗正義氏は、信者に向けた配信映像の中で、複数の関連団体の会長を歴任した父親・玄太郎氏が、安倍家と関係が深かったことを述べている。

天宙平和連合日本支部 梶栗正義会長
「アルバムを準備してお写真をお見せして、そのうちのひとつに、アボニム(文鮮明)と岸(信介)先生。それだけじゃなくて、(父の)梶栗玄太郎と岸先生の写真があると。安倍晋太郎先生と、梶栗玄太郎の写真があるんです。それをその次に入れて、私とこの方(晋三氏)とのツーショットの写真がある。それも一緒にして、見て下さい。3代のお付き合いだと、3代の因縁であると」

そして、安倍元総理が殺害された直後の思想新聞は、その死を「埋められない喪失感」と伝え、霊前に「勝共の使命貫徹の決意を捧げる」とした。

野上氏は、安倍元総理の母、洋子さんのこんな懸念を周辺から聞いている。

元共同通信 野上さん
「母親の洋子さんがね、(7月の)参議院選挙の前に一言言ってるんですよ。『あんまり深く教会と関わらないほうがいいわよ』と言ってるんですよ。晋三さんに、安倍さんに」
「だからそれを聞いた時にね、もう相当深い。つまり母親は知っているわけですからね。岸さんも、晋太郎さんもね。母親が言うから相当ね、密な関係があったということですね」

(「報道特集」9月24日放送 より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/83e44f9b774976bd24479c326098d1f9966b0217?page=3
27:777 :

2022/09/26 (Mon) 19:23:48

「日本はとんでもない間違いをした」岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”【報道特集】|TBS NEWS DIG - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xEI2kmdBv-0

「日本はとんでもない間違いをした」 岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”<報道特集>
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/317.html

2022年9月24日(土) 22:20 報道特集 TBSテレビ

「日本はとんでもない間違いをした」岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三…3代続く関係性から見える旧統一教会が目指した“国家宗教”【報道特集】


安倍元総理の国葬が3日後に迫るなか、旧統一教会はどう政界に入り込み、何を目指したのか。岸家・安倍家3代との関係性に焦点を当て、検証します。

■旧統一教会と自民党の関係 起点となったのは…岸信介氏



81年前の開戦を宣言する詔書。ここに旧統一教会と自民党の深い関係の起点とされる人物の名がある。

当時商工大臣で、敗戦後はA級戦犯として収監されていた岸信介。安倍元総理の祖父である。



岸は復権を果たすと、1957年に内閣総理大臣に就任。一方、その翌年、教団は日本で布教を始める。6年後、宗教法人として認証されると、岸の自宅の隣に本部教会を移し、1968年には、反共産主義を掲げる政治組織「国際勝共連合」を設立。その活動を後押しした岸と共鳴していった。





岸信介氏(1980年取材)
「世界で君、30年憲法を一字も変えないのは日本だけですよ。それほど変えてならんほどいい憲法かというと、そうでもない」

勝共連合が発行する思想新聞。一貫して主張するのは、自主憲法制定とスパイ防止法成立だ。自主憲法制定を訴える大会の記事には、必ず岸の存在がある。デモ行進に参加し、「憲法改正!」「マスコミの偏向を許すな!」と叫んでいたと書かれている。



岸は、たびたび教団を訪れ、信者に国際情勢などを話したとされ、教団の初代会長は、こう称えている。

「岸先生に懇意にしていただいたことが、勝共運動を飛躍させる大きなきっかけになったことは間違いありません」



岸が死去した際の思想新聞(1987年8月16日付)には、「勝共運動に理解を示し、陰に陽に支援、助言を行ってきた」とし、岸が文鮮明を「最も尊敬する一人」と呼んだと伝えた。

■引き継がれる関係性 安倍晋太郎を変えた“思わぬ落選”



岸を引き継いだのは、娘婿・安倍晋太郎氏。安倍晋三元総理の父である。11回の当選を重ねたが、1963年、思わぬ落選を経験している。安倍家と50年にわたり親交がある元共同通信の野上忠興さんは、その時の様子をこう語る。



元共同通信・自民党キャップ 野上忠興さん
「自宅に戻ったときに、家族全員集めてね。土下座して、土下座ですよ。今回はこんなことになったと申し訳ないと、泣きながらね、頭を下げた。後に私にも言ってましたけども、あれでね、俺は人が変わったと」

その後は別人のように、なりふり構わぬ戦いぶりが目立つようになったという。

1987年、晋太郎氏は、竹下登、宮澤喜一と3人で総裁選を争うが、所謂「中曽根裁定」で竹下政権が誕生することになる。



安倍晋太郎氏
「さっぱりしましたよ。やるべきことはやった、ベストを尽くした」

しかし、こんな本音を野上さんに漏らしていた。

元共同通信 野上さん
「1回落選したために総理大臣が持ってかれたという、被害者意識もあるわけですよ。僕にも晋太郎さんが言ったことありますよ。あの1回落ちたのが結果的にこういうことになったのかな、とかね」

そのとき、政治は数が力であることを思い知らされたという。

「やっぱり数だと、猛烈に動き出すわけですよね。入院中、胆汁を吸い取る管をつけながら全国を回って20何人も新人を当選させたりしてね、数を増やすわけですけどね。いまから思えば、そうか、教会との関係はあったんだなとも思いますよね。力がね」

そんな晋太郎氏について語る、文鮮明の言葉が残っている。



「中曽根の背後を引き継ぐために、その直系になれるのは、安倍さんしかいませんでした。選挙の時、安倍さんの派閥の議席数は13しかなかったんです。それを88名まで、全部教育して育ててあげました」

■統一教が日本の国家宗教になるまで「何十年も遅れる」

元信者
「総理大臣を文鮮明が決めていると言われてました。ちょうど中曽根総理大臣から、次の総理はだれになるかということで、安倍さんのお父さんが次の総理大臣になるというふうに言われたというところが、竹下さんになってしまったので、日本はとんでもない間違いをしたと。これで日本の復帰は何十年も遅れると」

日本の復帰。つまり、統一教が日本の国家宗教になるのが、晋太郎氏が総理に就けなかったことで何十年も遅れるといわれたのだという。

晋太郎氏は自民党幹事長として、勝共推進議員の集いに参加を続け、88年にはこう挨拶したという。

「勝共連合の皆さんには、わが党同志をはじめ大変お世話になっている」
「スパイ防止法制定のために積極的に取り組みたい」

晋太郎氏が死去した際の思想新聞(1991年5月26日付)には、勝共連合に「陰に陽に支援、助言を行ってきた」と、岸と同じように報じた。

■安倍晋三氏にも引き継がれる関係性「新憲法制定を」

後を継いだ晋三氏は、官房長官時代の2006年、関連団体の全国大会に祝電を送っていた。

司会
「岸信介元総理大臣のお孫様でいらっしゃり、現内閣官房長官、衆議院議員の安倍晋三様…」

参加した元信者は…

元信者
「すごく驚きましたね。安倍官房長官と呼ばれた時に、その会場が一瞬どよめいていて、それで確か記憶に残っていたと思いますね。おじいさんの頃から関係があったので、教団と。安倍さん自身も教団と関係あるんだろうなと思っていました」



その年、一気に内閣総理大臣に上り詰めた晋三氏。思想新聞の見出しには…

「安倍政権で新憲法制定を」(2006年10月1日付)



■「安倍元総理を“食口”にする」講義に含まれていた内容とは

その頃の戦略が書かれた関連団体の資料をみると、信者を意味する“食口”(シック)の議員を100人立てることが目標に掲げられている。



長年、関連団体で講師を務めてきたという男性は、講義の内容に安倍元総理を“食口”(シック)にすることが含まれていたと明かす。

旧統一教会関連団体 元講師 

ーーご自身がそのようにして講義されたんですね?

「そうやって神の国が来るんだから頑張ろうっていうのは、私の洗脳していたやり方なんですよ」

第二次安倍内閣発足後、教団との関係はより深まっていった。そして…



安倍晋三氏(2021年9月 YouTubeより)
「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します。家庭の価値を強調する点を高く評価します」

■「3代の因縁である」生前寄せられていた母からの懸念



安倍元総理の銃撃を山上容疑者に決意させたとされるビデオメッセージ。
「天宙平和連合」の日本支部会長、梶栗正義氏は、信者に向けた配信映像の中で、複数の関連団体の会長を歴任した父親・玄太郎氏が、安倍家と関係が深かったことを述べている。



天宙平和連合日本支部 梶栗正義会長
「アルバムを準備してお写真をお見せして、そのうちのひとつに、アボニム(文鮮明)と岸(信介)先生。それだけじゃなくて、(父の)梶栗玄太郎と岸先生の写真があると。安倍晋太郎先生と、梶栗玄太郎の写真があるんです。それをその次に入れて、私とこの方(晋三氏)とのツーショットの写真がある。それも一緒にして、見て下さい。3代のお付き合いだと、3代の因縁であると」



そして、安倍元総理が殺害された直後の思想新聞は、その死を「埋められない喪失感」と伝え、霊前に「勝共の使命貫徹の決意を捧げる」とした。



野上氏は、安倍元総理の母、洋子さんのこんな懸念を周辺から聞いている。

元共同通信 野上さん
「母親の洋子さんがね、(7月の)参議院選挙の前に一言言ってるんですよ。『あんまり深く教会と関わらないほうがいいわよ』と言ってるんですよ。晋三さんに、安倍さんに」

「だからそれを聞いた時にね、もう相当深い。つまり母親は知っているわけですからね。岸さんも、晋太郎さんもね。母親が言うから相当ね、密な関係があったということですね」



(「報道特集」9月24日放送より)
※情報提供は番組ホームページまで
 
28:777 :

2022/09/28 (Wed) 14:01:48


2022.09.28XML
東アジアでも軍事的な緊張が高まる中、安倍元首相の「国葬」が強行された
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209280000/

 安倍晋三元首相の「国葬」が9月27日に東京の日本武道館で行われた。法的な根拠がないうえ、「統一教会(世界平和統一家庭連合)」との関係が問題になっている人物の葬儀を国儀式として国費で行うことに問題があることは言うまでもないが、そうした暴挙に集まった人は少なくないようだ。

 統一教会は1954年、韓国で文鮮明によって創設されたが、その際に韓国軍の将校4名が教団の幹部として参加して重要な役割を果たしている。そのひとりが朴普煕。この4将校と緊密な関係にあった金鐘泌は陸軍情報局に所属していた軍人で、1961年5月に朴正煕が実行したクーデターに参加している。1962年10月に彼らはサンフランシスコで統一教会の幹部と秘密裏に会談、韓国における政治的な支援を教団側に約束したという。(Jeffrey M. Bale, “The Darkest Sides Of Politics, II,” Routledge, 2018)

 韓国の情報機関はCIAの影響下にあり、そのアメリカの情報機関と統一教会は関係が深いと言えるだろう。この宗教団体で重要な役割を果たした朴普煕は1950年に士官学校へ入り、朝鮮戦争を経験しているが、その後、アメリカのフォート・デニングにある陸軍歩兵学校で訓練を受けている。

 統一教会が創設された1954年に韓国で「APACL(アジア人民反共連盟、後にアジア太平洋反共連盟に改名)」も創設された。中心的な役割を果たしたのは台湾の蒋介石と韓国の李承晩。日本からは児玉誉士夫や笹川良一が参加、日本支部を設置する際には安倍晋三の祖父にあたる岸信介が推進役になったという。岸は中曽根康弘らと同じように、CIAと結びついていると言われている。

 APACLは1966年、アメリカの情報機関を後ろ盾とする東ヨーロッパ出身の親ファシスト組織である「ABN(反ボルシェビキ国家連合)」と合体、WACL(世界反共連盟。1991年にWLFD/世界自由民主主義連盟へ名称変更)になる。(Scott Anderson & Jon Lee Anderson, “Inside the League”, Dodd, Mead & Company, 1986)

 当初、WACLはAPACL系の人脈を中心に動いたが、1970年代になるとCAL(ラテン・アメリカ反共同盟)が実権を握る。ラテン・アメリカは第2次世界大戦後にアメリカやローマ教皇庁の支援でナチスの幹部や協力者が逃げ込んだ場所だということもあり、ヨーロッパのナチス人脈との結びつきが強く、中でもイタリアの反コミュニスト人脈との関係は深い。必然的に、そうした人脈を利用してアメリカやイギリスの情報機関が編成した「NATOの秘密部隊」ともつながる。

 中央アメリカのニカラグアでは1979年7月にサンディニスタがアメリカの巨大資本を後ろ盾とし、シオニストと関係がソモサ家を武力で倒した。「ニカラグア革命」だが、すぐにCIAはこの革命政権を倒すために秘密工作を開始、ソモサ体制の軍人を集めて「コントラ」を編成し、反革命戦争を始めた。その際、CIAは資金を調達するためにコカイン取引を利用する。

 1980年7月にはボリビアでルイス・ガルシア・メサのクーデターがあった。大物麻薬業者6人と軍人が手を組んで実行したことから「コカイン・クーデター」とも呼ばれている。

 計画の立案者は元ゲシュタポ幹部で「リヨンの屠殺人」とも呼ばれたクラウス・バルビー。大戦中、バルビーはフランスのリヨンでゲシュタポを指揮、レジスタンスの英雄であるルネ・アルディを拷問死させている。

 コカイン・クーデターがあった1980年、統一教会は南アメリカへ活動の範囲を広げ、ボリビアへの影響力を強める。文鮮明は側近の朴普煕を含むチームをボリビアへ派遣、クーデターで実権を握ったグループと協力関係に入る。クーデター政権はWACLのラテン・アメリカにおける組織であるCALと手を組んでいる。

 その統一教会がラテン・アメリカで行っていたマネーロンダリングの拠点が銀行の秘密厳守が保証されていたウルグアイだったが、1996年に同国にある銀行の労働組合がそうした資金洗浄について内部告発している。

 組合によると、例えば、統一教会は女性信者約4200名にひとり2万5000ドルをモンテビデオにある統一教会系銀行のバンコ・デ・クレディトへ預金させている。総額は約1億0500万ドルになるが、それがどこから来たのかは不明だ。

 また、統一教会はジョージ・H・W・ブッシュへ「講演料」という形で多額の報酬を与えていたことでも知られている。ブッシュはジェラルド・フォード政権でCIA長官を務めたが、遅くともエール大学でCIAにリクルートされた可能性が高い。なお、ブッシュの父親はアレン・ダレスとウォール街仲間で、親しい。

 統一教会を創設した文鮮明は2012年9月3日に死亡し、内部が分裂しているとする話が伝えられている。

 WACLがターゲットにしていたソ連は1991年12月に消滅、ネオコン(シオニストの一派)はその直後に世界制覇プロジェクトを作成した。ネオコンが支配していた国防総省で作成された「DPG草案」である。

 このドクトリンは旧ソ連圏の復活を阻止するだけでなく、潜在的ライバルの中国やEUを潰し、覇権の基盤になるエネルギー資源を支配しようとした。つまり中東もターゲットに含まれる。

 ネオコンは手始めにユーゴスラビアの解体に取り掛かった。ビル・クリントン大統領は1997年に国務長官を好戦派のマデリーン・オルブライトに交代、98年4月にアメリカ上院はNATOの拡大を承認、その年の秋にオルブライトはユーゴスラビア空爆を支持すると表明。そして1999年3月にNATOはユーゴスラビアを先制攻撃した。

 ソ連が消滅した直後からアメリカの支配層は日本も自分たちの戦争マシーンに組み込もうとする。国連中心主義を主張していた細川護熙を1994年4月に倒し、95年2月にジョセイフ・ナイが「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」を発表している。10万人規模の駐留アメリカ軍を維持するだけでなく、在日米軍基地の機能を強化、その使用制限は緩和/撤廃されることが謳われていた。その背後で動いていたのはマイケル・グリーンとパトリック・クローニン、そしてカート・キャンベルだ。

 1996年4月に橋本龍太郎首相とウォルター・モンデール駐日米大使は沖縄県宜野湾市にある普天間基地の返還で合意したと発表、同県の名護市辺野古に新基地を建設することになる。

 ナイ・レポートは日本をアメリカの戦争マシーンへ組み込む道筋を示しているが、日本側は抵抗したようだ。そうした中、人びとを不安にさせるような出来事が相次ぐ。

 例えば1994年6月に長野県松本市で神経ガスのサリンがまかれ(松本サリン事件)、95年3月20日には帝都高速度交通営団(後に東京メトロへ改名)の車両内でサリンが散布され(地下鉄サリン事件)ている。1994年7月に警察庁長官は城内康光から國松孝次へ交代したが、その國松は95年3月30日に狙撃された。一時、かなり危険な状態に陥ったと言われている。

 そして1995年8月27日付けのスターズ・アンド・ストライプ紙は1985年8月12日に墜落した日本航空123便に関する記事を掲載する。この旅客機が墜ちる前、大島上空を飛行していたアメリカ軍の輸送機C130の乗組員だったマイケル・アントヌッチの証言に基づく記事で、自衛隊の責任を示唆している。

 1996年4月に橋本龍太郎首相はビル・クリントン大統領と会談、「日米安保共同宣言」が出された。これによって安保の目的が「極東における国際の平和及び安全」から「アジア太平洋地域の平和と安全」に拡大、1978年11月の「日米防衛協力の指針(旧ガイドライン)」も見直されることになった。

 ナイ・レポートは1997年に「日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)」という形でまとめられ、「日本周辺地域における事態」で補給、輸送、警備、あるいは民間空港や港湾の米軍使用などを日本は担うことになった。そしてNATOによるユーゴスラビアへの空爆があった99年に「周辺事態法」が成立する。

 周辺事態とは、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」を意味し、「周辺」は「地理的なものではない」という。当時の防衛庁長官、野呂田芳成の国会における答弁によると、アメリカの判断を日本政府がノーと言うことは「実態上はないと思います」。こうした視点から台湾をめぐる軍事的な緊張を考えなければならない。

 アメリカ政府の政策でEUは崩壊の瀬戸際にある。最大の原因はエネルギー資源をロシアから購入するなとジョー・バイデン政権が命じたからだ。中国の場合、中東から石油を運ぶルートはインド洋からマラッカ海峡を通り抜け、南シナ海と東シナ海を通過する。アメリカ軍によって海路を断たれる可能性がある。中国がミャンマーにパイプラインを建設し、ロシアとの関係を強化している理由のひとつはそこにある。

 2015年6月、総理大臣だった安倍晋三は赤坂の「赤坂飯店」で開かれた官邸記者クラブのキャップによる懇親会で興味深い話をしたという。​「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの」と口にした​と報道されている。安倍政権下、着々と対中国戦争の準備が進められていたのだ。

 その前に日本は中国との関係を悪化させる政策を打ち出している。2010年6月に発足した菅直人内閣は閣議決定した尖閣諸島に関する質問主意書の中で「解決すべき領有権の問題は存在しない」と主張、1972年9月に日中共同声明の調印を実現するために田中角栄と周恩来が合意した「棚上げ」を壊したのである。

 この合意で日中両国は日本の実効支配を認め、中国は実力で実効支配の変更を求めないことを決めていたわけで、日本にとって有利。それを壊した理由は日本と中国との関係を悪化させることにあったとしか考えられない。

 そして同年9月、海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕した。棚上げ合意を尊重すればできない行為だ。その時に国土交通大臣だった前原誠司はその月のうちに外務大臣になり、10月には衆議院安全保障委員会で「棚上げ論について中国と合意したという事実はございません」と答えているが、これは事実に反している。

 安倍が南シナ海について口にした翌年の5月から蔡英文が台湾の総督を務めている。彼女はアメリカの力を借りて「独立」を実現しようと考えたようだが、アメリカは台湾を中国制圧の道具にしようとする。

 そうした中、自衛隊も対中国戦争の準備を始めている。2016年に自衛隊は与那国島に施設を建設、19年には奄美大島と宮古島に作り、そして23年には石垣島でも完成させる予定だ。

 アメリカ国防総省系のシンクタンク​「RANDコーポレーション」が今年出したレポート​によると、こうした施設の建設はGBIRM(地上配備中距離弾道ミサイル)で中国を包囲するとアメリカは計画しているのだが、インド太平洋地域でそうしたミサイルの配備を容認する国は日本以外にないとRANDコーポレーションは考えている。

 その日本には「専守防衛」の建前と憲法第9条の制約があるため、アメリカはASCM(地上配備の対艦巡航ミサイル)の開発や配備に協力するという形にするしかない。そのASCMを南西諸島に建設しつつある自衛隊の施設に配備する計画のようだ。

 ​読売新聞によると、日本政府は射程距離が1000キロメートル程度のミサイルを開発、艦艇、戦闘機、そして地上から発射できるようにする​のだという。地上発射の改良型は2024年度、つまり石垣島で施設が完成した翌年度にも配備する方針だとしている。





 台湾をめぐり、 アメリカと中国が戦争を始める可能性は小さくない。ネオコンの無謀な計画のため、アメリカは経済的にも軍事的にも苦境に陥っている。「ルビコン」を渡った以上、勝利できなければ破滅だ。核戦争で脅せばロシアも中国も屈服するとネオコンは考えていたのだろうが、屈服しない。日本の警察当局もそうした事態を想定している可能性があるが、安倍の「国葬」はCOVID-19騒動と同じように戒厳令の予行演習になったことだろう。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209280000/
29:777 :

2022/10/06 (Thu) 11:36:25

統一教会・文鮮明“お言葉集”発掘「安倍晋太郎は私と契約書を書いた」「福田赳夫と中曽根は私が首相にした」
柳 錫
source : 週刊文春 2022年9月29日号
https://bunshun.jp/articles/-/57863



〈日本の近代政治界において“文先生”の名前を抜けば暗黒です〉〈日本政界のトップたちはそれを知っています。「文先生の力が怖い」と〉(2003年9月24日/418巻)

「文鮮明先生말씀(マルスム)(み言葉)選集」という本がある。そこに収録されているのは統一教会(現・世界平和統一家庭連合)を創設した文鮮明氏が遺した独善的な“お言葉”の数々だ。


◆ ◆ ◆


膨大な量の“お言葉集”を韓国で入手
 1961年から2010年頃まで不定期に発行された選集は、全615巻。全て韓国語で編まれている。版元は韓国・ソウルにある教団傘下の出版社だ。韓国在住の元信者が解説する。

「1冊あたり300ページから400ページ。印刷部数は限られていて、入手は困難です。現在はコアな信者のみが所有しています。全巻を揃えている信者は限りなく少ないと思われます」


 統一教会の日本本部によると、韓国の信者向けに作られており、日本語版はないという。筆者は今回、膨大な量の“お言葉集”を韓国で入手した。


 主な内容は文氏による説法等の発言だが、その中に日本の政治家との繋がりを語っている箇所がある。韓国限定で発刊された冊子ということもあり、そこで語られているのは日本国内には漏れ伝わってこない放言のオンパレードである。

〈岸(信介)首相は霊界に行っていますが(亡くなっているの意)、その次に福田(赳夫)首相です。福田は、私が首相にさせたのです。中曽根(康弘)も私が首相にしたんです〉(98年6月10日/294巻)

〈私たちの計画通り踊らせる〉
 まるで日本の歴代首相が自分の掌中にあったかのような口ぶりである。

 文氏が日本の政界に食い込んでいく原点は、統一教会が日本で宗教法人の認可を受けた64年に遡る。同年11月、教団は本部教会を世田谷区下北沢から渋谷区南平台に移転。その場所こそ、安倍晋三元首相の祖父・岸信介氏の私邸の隣。57年から60年の岸内閣時代に首相公邸として使われた建物でもあった。

 統一教会と岸氏の間を取り持ったとされるのが、戦前に右翼政治家として活動した日本船舶振興会会長の笹川良一氏。2人はA級戦犯の容疑者として収監され、親密な関係を築いていた。

 68年、文氏は日本と韓国で反共産主義の政治団体「国際勝共連合」を結成。日本の名誉会長に就任したのが笹川氏だった。

 日本の統一教会系出版社が発行した「日本統一運動史」によれば、岸氏は73年4月、本部教会を訪れてこう話したという。

「笹川君が統一教会に共鳴してこの運動の強化を念願して、私に、君の隣りにこういう者が来ているんだけれども、あれは私が陰ながら発展を期待している純真な青年の諸君で……」

 文氏はこう明かしている。


〈日本の政治、政界の有力者である首相の岸信介という人を(略)笹川のじいさんと組ませて、私たちの計画通り踊らせるようにしておいたんですよ〉(69年5月12日/160巻)

 勝共に賛同した岸氏の自民党派閥を源流とし、後に清和会(現・安倍派)を立ち上げたのが、福田赳夫氏だ。福田氏は大蔵大臣だった74年5月7日、来日中の文夫妻が出席した晩餐会でこう挨拶したとされる。

「アジアに偉大な指導者現る。その名は“文鮮明”である」(前出・「日本統一運動史」)


日本の次期首相は岸氏の娘婿である晋太郎氏だと信じていた
 福田政権の発足はこの2年半後のことである。

 福田氏と同様に文氏が〈私が首相にした〉と主張するのが中曽根康弘氏だ。

 中曽根政権下の86年7月、自民党は衆参同時選挙で衆院の獲得議席が300を超える圧勝を果たす。文氏は、その半数近くが自分の支援した議員だと言い張る。

〈中曽根の時は(略)、130人の国会議員を当選させ、20ある国会の委員会のうち、13の委員会の長は、私が立てた人になりました〉(04年9月16日/468巻)

 だが一方で、中曽根氏についてはこうも語る。

〈中曽根が私の世話になっておきながら私に嘘をついて、日本の国会を台無しにしたんですよ〉(91年2月2日/214巻)

 87年10月、中曽根氏の総裁任期満了にあたり、安倍晋太郎氏、竹下登氏、宮沢喜一氏が自民党の次期総裁に名乗りを挙げた。だが総裁選は行われず、中曽根氏が後継者の指名権を掌握。竹下政権が誕生した。いわゆる「中曽根裁定」だ。

 文氏は日本の次期首相は岸氏の娘婿である晋太郎氏だと信じていた。選集では、実現しなかった理由を中曽根氏が金に転んで裏切ったためと主張している。


首相を〈200億で売られた〉
〈本来は中曽根が中心になって、安倍晋太郎という人が(次の)首相になることになっていました。ところが、首相を選ぶ5分前に、200億(注・単位不明)で売られたんです〉(同前)

 晋太郎氏とはこんな“契約”を交わしたと暴露する。

〈安倍晋太郎は私と契約書まで書いたのです。これを発表すると、世の中がひっくり返ります。その時の約束はというと、自分が首相になれば、80人から120人の国会議員を連れて漢南洞(文氏の自宅があったソウルの地名)を訪問するということでした〉(95年10月22日/273巻)

 岸氏の系譜にあり、福田氏から清和会領袖の座を継いだ期待をかける人物――晋太郎氏が日本の宰相になれなかったことがよほど悔しかったのか、文氏は後年も中曽根裁定への恨みをしつこく繰り返している。

〈(晋太郎氏は)自分が首相になるためには、夜も眠らずに中曽根の金玉を握って寝なければならないのに、勝手をして売られました。中曽根の後継者は誰になったっけ? 竹下か誰か〉(04年7月31日/463巻)



脈々と続いてきた自民党と統一教会の近すぎる関係
 文氏は92年3月20日に栃木県内で起きた金丸信・自民党副総裁(当時)銃撃事件にも言及。

〈金丸は私と会う約束をして招聘した人です。約束した1週間後に銃撃事件が起きたのです。(中略)5メートルの距離で3発撃たれた銃弾は、体に1つもすれ違うことなく、どこかに行ってしまいました。その人が死んだら、私は日本に入れないのです〉(92年4月3日/228巻)

 84年に米国で脱税の実刑判決を受けた文氏は本来、入管法の規定で入国できなかった。だが、政界の実力者だった金丸氏の働きかけで、92年3月26日、文氏は超法規的に来日を果たしている。前出の銃撃事件は、90年の金丸訪朝を“土下座外交”と見なした右翼団体の男に至近距離から発砲されたものだが、金丸氏は無傷だった。

 それから30年後。金丸氏と同じく至近距離から放たれた凶弾に斃れたのが、岸氏の孫であり晋太郎氏の息子・安倍晋三氏だった。文氏は、晋三氏についてこう触れたことがある。

〈私に後援して欲しいということです。日本の官房副長官(当時)が安倍晋太郎の息子なんですよ〉(03年1月17日/402巻)

 登場人物が悉く故人となっている今、選集に残された発言の真偽を確かめることは困難だが、教団の信者にとっては事実として認識されているのか。統一教会に聞くと、こう回答した。

「語られはしたものの、実現していないものは総裁の発言に過ぎず、信徒にとっても歴史上の事実とは認められていません」

 教祖が遺した言葉の数々は、脈々と続いてきた自民党と統一教会 の近すぎる関係を示唆している。
30:777 :

2022/10/17 (Mon) 07:34:59

安倍政権8年と統一教会の関係を検証  反響呼ぶ鈴木エイト・有田芳生の最新著書 覆い隠せぬ自民党との組織的関係
2022年10月16日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24726

 統一教会(世界平和統一家庭連合)と自民党安倍派をはじめとする国会議員、地方議会議員との深い関係が暴露され始め、その全容解明を求める世論が高まっている。ところが自民党の「点検」ではキーパーソンである安倍晋三元首相や細田博之衆院議長は対象外とし、「点検」後も関係議員が続々と出るが誰一人として処分せず、岸田政府はほとぼりが冷めるのを待つという態度に終始している。そのなかでジャーナリストの鈴木エイト氏が書いた『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小学館)と、前参院議員の有田芳生氏が書いた『改訂新版・統一教会とは何か』(大月書店)が売上を伸ばしている。この二つの書籍をもとに、統一教会と自民党との闇に光を当ててみた。




『自民党の統一教会汚染』(著・鈴木エイト)

 参院選期間中の7月8日、応援演説をしていた安倍晋三元首相が背後から銃撃を受けて死亡した。逮捕された山上某の供述から、彼の母親が統一教会への1億円をこえる多額献金によって自己破産し家庭が崩壊したこと、その恨みが動機だったことが明らかになった。そして2021年9月、統一教会のフロント組織UPF(天宙平和連合)が開催した国際集会に安倍晋三がリモート登壇し、教団最高権力者・韓鶴子に最大限の賛辞を寄せたことが、山上某の行動の直接の引き金を引いたという。



 このビデオメッセージは、安倍自身が初めて統一教会との関係を公にしたものとして衝撃的だった、と鈴木エイト氏は書いている。それ以前に発覚した安倍晋三と統一教会の取引を示す傍証は、安倍サイドからは「教団側がそういっているだけ」といい逃れできるものだったからだ。



 集会から1カ月後、UPFジャパン議長の梶栗正義がその舞台裏を明かしている。彼は統一教会や国際勝共連合の会長を歴任した梶栗玄太郎の長男で、現在は国際勝共連合や世界平和連合の会長を兼任する人物だ。



 梶栗正義がいうには、この国際集会のために日本の元首相三人にアタックしたが断られた。そのうちの一人の秘書からは「布教のために利用したいだけでしょ?」といわれた。しかし安倍晋三は、ビデオメッセージが雑誌でとりあげられ物議を醸していたにもかかわらず、「とんでもない考え方を持っている人たちが批判しているのであって、皆さんは私たちの味方であるということがむしろ明らかになった」とのべたという。



 そして梶栗は、安倍との信頼関係は「一朝一夕の話ではない」といい、「アボニム(文鮮明)と岸先生」「安倍晋太郎先生と梶栗玄太郎」「わたくし(梶栗正義)とその方(安倍晋三)」を収めたアルバムを安倍に示し、それを贈呈したとのべた。



 さらに「この8年弱の政権下にあって6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものもちゃんと本人(安倍晋三)が記憶していた」とのべた。



 自民党幹事長の茂木敏充は「自民党としての組織的な関係は一切ない」といったが、その後も芋づる式に自民党議員と統一教会との関係が発覚している。しかもそれはたんに「祝電を送った」「教団系メディアにインタビュー記事が掲載された」というような軽い接触ではなく、安倍サイドとしては政権維持のためになくてはならない存在としてカルト教団に頼ってきたし、統一教会サイドは安倍政権の庇護のもとで教団の存続をはかり、勢力を拡大してきた関係だ。



 したがって第二次安倍政権発足後9年あまりの、政界を汚染する「歪(いびつ)な共存関係」の全体像を明らかにし、国民の監視下でこの汚れた関係を一掃することが是非とも必要だ。20年にわたって統一教会を取材してきた鈴木エイト氏の本は、そうした意図で書かれている。



政界汚染する共存関係 転換点は2009年頃




『改訂新版・統一教会とは何か』(著・有田芳生)

 自民党と統一教会との関係のターニングポイントとなったのは、2000年代後半だという。



 1970年前後、教団系列の大学生組織・原理研究会に社会的批判が高まり、80年代以降は高額な壺や印鑑などを購入させる霊感商法や、文鮮明が選んだ相手とマッチングさせ日本人女性を韓国に嫁がせる国際合同結婚式などの問題が明らかになって、1990年代初頭には衆参両院に「勝共推進議員」が約200人いたのが、その後は政治家たちが統一教会・勝共連合と距離を置くようになる。



 2008年から2009年にかけて、全国各地で統一教会系の霊感商法販社が摘発され、統一教会の信者の逮捕があいついだ。「印鑑を買わなければ不幸が続く」などと不安に陥れて数十万円などで買わせたことが特定商取引法違反(威迫、困惑)となったものだ。2009年6月には警視庁公安部が印鑑販売会社「新生」の社長ら7人の信者を逮捕。東京地裁は「新生」に罰金800万円、社長に懲役2年と罰金300万円を課し、統一教会の違法行為を初めて認めた刑事裁判となった。



 こうして本丸である渋谷区松濤の本部教会へのガサ入れも秒読み段階となり、そうなると宗教法人解散命令へ発展しかねないと危惧した教団本部は、ここから組織防衛のために政治家対策を強化した。その一連の働きかけが顕在化するのが、2012年12月の第二次安倍政権発足以降のことだという。同年9月には文鮮明が死去し、最高権力者となった妻の韓鶴子は、後継者候補だった息子たちを追放して独裁体制を打ち立て、日本の教団組織を指揮系統下に置いて政界工作に従事させた。



 有田芳生氏は、当時、警察庁最高幹部と警視庁幹部から統一教会についてレクチャーを求められたと書いている。そのとき幹部の一人は「オウムの次に統一教会を摘発の対象にしている」といった。だがそれは実行されなかった。それから10年後、幹部の一人は「政治の力だよ」と一言だけ口にしたという。



 2010年の参院選前、勝共連合の内部通達文書が表に出た。それには、「有田退治(有田芳生を落選させる)のために山谷えり子必勝に尽力せよ」との指示とともに、「山谷先生、安倍先生なくして私たちのみ旨(むね)は成就できません」と書いてあった。当時統一教会は、男女共同参画やジェンダーフリーなどに反対する運動を全国で草の根的に展開しており、「過激な性教育・ジェンダー教育を考えるシンポジウム」に安倍と山谷をパネリストとして招いている。



 そこから、自民党が政権を奪還し(当時は民主党政権)選挙に勝ち続けるための集票マシーンとして、また秘書や運動員を派遣してくれる便利な存在として、もっとも手を組んではいけない相手とギブ・アンド・テイクの関係を結ぶことに踏み出したことがうかがえる。



江島潔と教団の関係 国教化議員連盟幹事も



 第二次安倍政権のもとで、首相官邸と統一教会との裏取引が最初に発覚したのが、2013年7月の参院選だった。



 この参院選直前、山口県出身の全国区候補者・北村経夫(踊る宗教教祖・北村サヨの孫)をめぐって、統一教会から全国の信者に以下の内部通達ファックスが送られた。「(安倍)首相からじきじきにこの方を後援してほしいとの依頼があり」「まだCランクで当選には遠い状況」「参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の死活問題です」。



 北村は選挙期間中、秘密裏に福岡県内の統一教会の地区教会2カ所に行って礼拝に参加し、講演をおこなった。それを知った後援者の地元不動産会社社長は「票のためなら統一教会とも手を組む人は、保身のためなら国も売りかねない」と激怒し、選対部長を問い詰めた。すると選対部長は「菅官房長官の仕切り」だと弁明した。北村の福岡選挙事務所には教団系政治団体・世界平和連合本部から女性スタッフが派遣されていたこともわかっている。



 結局、北村は総得票数14万2613票で初当選した。そのうち8万票が統一教会の組織票と見られる。信者にはその見返りとして「教団への警察の捜査を先送りしてもらう」「選挙終了後に徳野英治(統一教会会長、当時)が安倍総理に会いに行く」との話が伝わっていた。その後2016年6月、徳野は安倍晋三から首相官邸に招待された。



 次に注目すべきは、2015年8月、統一教会が教団名を「世界基督教統一神霊協会」から「世界平和統一家庭連合」に改称したことだ。1997年以来、18年間文化庁に働きかけてできなかったことが認められた。それまで文化庁宗務課の中では、「別の団体に見せかけようとしている」「受理すべきでない」という意見でほぼ一致していたという。それを文科相の下村博文が、文化庁に指示して名称変更を強引に認めさせた。下村は統一教会系政治団体・世界戦略総合研究所で講演したり、教団系の日刊紙『世界日報』に2年間で3回もインタビューが掲載されるなど、深い関係にある。



 また、統一教会からこれまでに100人以上の信者が自民党国会議員の秘書として無償提供されている。統一教会は長年、議員秘書養成所で訓練した信者を議員のもとに送り込んできたし、秘書のほかにも事務所スタッフや選挙運動員として送り込んでいる場合も多い。この実態解明もまるで進んでいない。



 文鮮明は「まず秘書として食い込め。食い込んだら議員の秘密を握れ。次にみずからが議員になれ」と指示していた。統一教会は地方議員時代から独自の後援会組織をつくり、泊まりがけのセミナーなどで原理思想を注入し、中央政界に送り込んでいる。信者自身が素性を隠して議員に当選している例も少なくない。



 さらに安倍政権のもとで、統一教会に貢献度が高い議員が大臣や副大臣、政務官に就任する事例が一気に増えた。2019年の第四次安倍再改造内閣は「統一教会系内閣」と揶揄(やゆ)されるが、菅原一秀や武田良太、萩生田光一、加藤勝信、衛藤晟一など親統一教会系閣僚が12人、副大臣や政務官、自民党役員などを含めると22人になる。そして、副大臣や政務官の人事は実質的に官房長官である菅義偉の差配だ。




「天宙平和連合」の国際会議で韓鶴子総裁に花束を贈呈する江島潔参議院議員(2019年10月、名古屋)

 ちなみに元下関市長で安倍派参院議員・江島潔の統一教会とのかかわりを『自民党の統一教会汚染』で見てみると、



 ・2017年5月、参院文部科学委員会において、統一教会が進める家庭教育支援法制定に関する請願の紹介議員になった。
 ・2019年10月、UPF(天宙平和連合)の国際指導者会議に出席し、講演した韓鶴子に花束を贈呈した。
 ・同月、東京・新宿で「平和大使と地方議員の集い」に出席。これは統一教会が政治家を招待して教団青年部と懇親会を開き、選挙運動員の斡旋をおこなう場である。
 ・今年6月、衆院議員会館で「日本・世界平和議員連合」の総会が開かれたが、そこで同連合の幹事として紹介された。同連合は、統一教会がその国の宗教(国教)を統一教会の教義「統一原理」にする「国家復帰戦略」実現のためにつくられたものだ。



 第二次安倍政権のもと、政権のトップが率先して統一教会との関係を構築するなかで、それを見た国会議員や地方議員は忖度し、大挙して全国各地で開かれる統一教会やフロント組織のイベントに来賓として参加するようになった。一方、教団サイドはこうした自民党国会議員との蜜月ぶりを内外にアピールし、勢力拡大に利用している。そして霊感商法や偽装勧誘、高額献金強要などに対する警察の追及は、2010年以降、鳴りを潜めたままだ。



統一教会の2世信者 改憲叫ぶ実働部隊にも



 統一教会は秘書や運動員を提供するだけでなく、「安保法制支持」や「憲法改正」を叫ぶ実働部隊としても安倍政権を支えてきた。



 安倍政権が安保関連法案を強行可決した2015年、日本をアメリカの戦争に巻き込む安保関連法反対の世論が全国的に燃え広がった。このとき、「大学生遊説隊UNITE(ユナイト)」なるグループがあらわれ、全国各地で「安倍政権支持!」「安保法案賛成!」「憲法改正支持!」を叫んで街頭演説やデモ行進をおこなった。



 彼らは「安倍政権とその政策を支持する学生組織が自主的に結成され、全国で自発的に声を上げている」という装いで登場してきた。ところが、世界平和連合の教育部長(国際勝共連合講師)が2世信者を対象に「UNITE研修会」をおこなっていたことが発覚するなど、統一教会・勝共連合とユナイトは一体だということが早々に暴露された。ユナイトは2017年10月の衆院選直後には「改憲2020年実現大会」を各地で開き、そこに自民党国会議員らが来賓として登壇した。こうして、彼らが改憲に向けてのイメージ戦略を担わされていたことが知られるところとなった。



 ただUNITEの公式ツイッターで「SEALDsにライバル登場!」と自画自賛しているものの、フォロワー数が1000人程度のとるに足らない組織のようだ。



 「政権を支える草の根運動」ということでは、年輩の方なら1970年代のスパイ防止法制定運動を思い出す人もいるだろう。1979年2月、スパイ防止法制定をめざして生長の家など6団体と勝共連合が「スパイ防止法制定促進国民会議」を結成。同年6月からは勝共連合が主導して全国四七都道府県で「スパイ防止法制定促進県民会議」を結成した。地方議会から決議を上げ、立法化をめざしていた自民党を後押ししたわけだ。同法案そのものは廃案に追い込まれたものの、2013年に特定秘密保護法と名前をかえて法制化された。



 鈴木エイト氏は、宗教右派による「草の根運動」には、生長の家=日本青年協議会=日本会議という流れと、原理研究会=統一教会=国際勝共連合という流れがあり、両者は人的交流で協調しながら連携し、また別働隊として、それぞれの野心のために政権に影響力を行使しようとしてきたとのべている。



 しかし、統一教会は「日本は人間的に考えれば許すことのできない民族」「アジアに対する過ちを悔い改めよ」と日本人信者に贖罪意識を刷り込み、正体隠し勧誘や霊感商法、高額献金などをおこなわせ、2018年まで毎年300億円ものカネを献金させてきた反社会的団体だ。最高権力者の韓鶴子は「その国の最高指導者を私たちの教えで屈服させなければならない」とまでいっている。日頃、「この国を守り抜く」といい「嫌韓反中」をこととする政治家たちが、こうした反日団体と抜き差しならない関係を結んできた事実は、ただ政権を維持するため、自分たちの地位を守るために、国を売り飛ばしてはばからない姿を浮き彫りにしている。



ウクライナのネオナチ 米国が育てた反共組織のルーツ



 有田芳生氏の『統一教会とはなにか』は、統一教会のルーツを探っている。それは第二次大戦直後のウクライナのネオナチにさかのぼる。



 第二次大戦中、ウクライナの独立運動をやっていたヤロスラフ・ステツコは、ナチスに逮捕されて転向し、ユダヤ人虐殺に手を染めるようになる。



 彼はその後、反ボルシェビキ国家連合(ABN)という反共団体を結成し、西ドイツのミュンヘンで暮らしながら、1950年代後半からは台湾をしばしば訪問して総統の蒋介石と親交を深めた。



 一方、アジアでは蒋介石や韓国大統領の李承晩、笹川良一や児玉誉士夫(戦時中は大日本帝国の特務機関長、戦後はCIAのエージェント)らが1954年、アジア人民反共連盟(APACL)を韓国・ソウルで結成。同じ年、韓国で文鮮明が統一教会を結成している。



 他方、ステツコらのグループは1958年、メキシコシティで開かれた世界反共連盟発足準備会議に参加。やがてこれらの流れが合流して、1966年、世界反共連盟(WACL)がソウルで結成される。そして、1986年までこの世界反共連盟の会長だったのが、ベトナム戦争当時は特殊戦争統合司令官で、その後在韓国連軍司令官になったジョン・K・シングローブ米陸軍少将だ。



 その彼らが韓国で見出したのが文鮮明だった。1961年の軍事クーデターで朴正煕政権が成立すると、文鮮明の統一教会は、韓国国内で「勝共」という特別の役割を与えられる。米下院のフレイザー委員会は1978年の調査報告で、「1963年2月のCIAの報告は、金鍾泌がKCIA部長だったとき統一教会を“再組織”し、それ以来統一教会を“政治的用具”として利用してきた、とのべている」と明らかにした。



 KCIAはアメリカのCIAを真似てつくられた、CIAと一体化した韓国の情報機関のことだ。1979年10月26日、朴正煕は最側近のKCIA部長に射殺されたが、そこには独裁政権の打倒を求める韓国国民の運動に追い詰められたアメリカの関与があったとされる。つまり統一教会は戦後の米ソ冷戦構造のもとで、世界覇権を求めるアメリカが道具と位置づけていたことになる。



 日本をめぐっては1967年、文鮮明が来日し、山梨県本栖湖畔にあった全国モーターボート競走会連合会(当時)の厚生施設で「第1回アジア反共連盟結成準備会議」が持たれた。児玉誉士夫の代理として白井為雄、笹川良一、畑時夫、久保木修己らが出席し、勝共運動を日本でも受け入れることで一致。1968年4月、韓国に続き日本でも笹川良一を名誉会長、久保木修己を会長に国際勝共連合が結成された。元首相の岸信介も発起人として名前を連ねた。




文鮮明と握手する岸信介元首相(1973年)

 岸信介と統一教会との深い関係は、統一教会が日本で活動を始めた初期からで、東京都渋谷区南平台の岸邸の隣に統一教会の研修所があり、岸は3度も統一教会本部で演説している。



 1974年5月、文鮮明を招き帝国ホテルでおこなわれた「希望の日晩餐会」は、岸が名誉委員長、2人の現職閣僚はじめ衆参国会議員40人が参加し、そこで大蔵大臣(当時)の福田赳夫が「アジアに偉大な指導者あらわる。その名は文鮮明」と絶賛した。これは映像も残っている。



 また、「日本列島不沈空母化」をうち出した元首相・中曽根康弘も「勝共推進議員」の一人で、桜田淳子らが参加し世間を騒がせた1992年のソウルでの合同結婚式に、日本の政治家として唯一祝辞を送っている。



 日本の為政者は、戦時中は「鬼畜米英」を煽って国民に塗炭の苦しみを負わせ、敗戦になると天皇のうえにアメリカを頂く対米従属構造に付き従うことで生き延びてきた。その代表格である安倍ファミリーと統一教会・勝共連合との関係が、戦後政治史のなかでいかに深いものだったかを、有田氏は指摘している。



元信者の手記も 銃殺事件後に相談急増



 有田氏の本の後半には、4人の元信者の手記が掲載されている。信者として霊感商法やニセの「難民救済募金」、高額献金強要を実行し、合同結婚式に参加した経験を赤裸々に記しつつ、「宗教法人を隠れ蓑に、若者の“社会のため、人のために生きたい”という純粋な心を利用する巨大な詐欺的犯罪集団を許すことはできない」と訴えている。



 統一教会の改革本部長・勅使河原某は、「2009年以降、統一教会の霊感商法トラブルは一件もない」とうそぶいたが、安倍晋三銃殺事件以後、全国霊感商法対策弁護士連絡会への相談は急増している。1987年に同連絡会が結成されてから2021年まで、連絡会や全国の消費生活センターに寄せられた統一教会による霊感商法の相談件数は3万4537件で、累計被害総額は1237億円をこえる。だが、それも氷山の一角だ。



 「日本の統一教会から文鮮明のもとへ毎月20億円、1975年からの10年間で200億円ものカネが送金された」「1999年からの9年間に約4900億円が送金された」ということが、統一教会広報担当者の発言や内部資料でわかっている。そのもとでいかに多くの家庭を不幸に追い込んできたか。こうした反社会的団体にお墨付きを与えた政治の責任はきわめて大きい。



 有田氏によると、第二次岸田内閣で統一教会と関係があることが明らかになった大臣、副大臣、政務官は30人で、第四次安倍内閣よりも多い。なにも変わっていないのだ。全容解明は始まったばかりであり、とりわけ統一教会にとって生命線だった安倍晋三界隈との関係にメスを入れることが重要なポイントとなる。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24726
31:777 :

2023/09/05 (Tue) 17:38:46

統一教会に解散命令請求、自民党は低支持率に危機感か
2023.09.05
https://www.thutmosev.com/archives/295504mf.html

岸田首相は慎重に判断つまり解散命令はしないと言っていたが、あまりの不人気で選挙に負けると突き上げられている


画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=H0VEIYfuzfI 【”統一教会”問題めぐり】悪質な宗教法人の“解散” 岸田首相「慎重に判断」

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なぜ突然出てきたのか

23年9月、文部科学省は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)、東京地裁に宗教法人法に基づく解散命令を請求する方針だと報道されている

安倍首相が奈良県の駅前で襲われた2022年(令和4年)7月8日から1年以上が経ちその間教団はほとんど制限を受けなかったので、もう日本政府は教団を処罰しないと思われていた

統一教会と深い関係だった萩生田氏を始め自民党議員の半数におよぶ179人が教団と関係を持ち、121人は深い関係を持っていた

議員と教団の関係は寄付を受ける、選挙支援を受ける、教団会合に出席、パーティー券を買ってもらったなどで教団の組織的支援で当選したと思われる議員もいた

故安倍首相は安倍晋太郎氏から親子で統一教会を支援していて、日本で統一教会支部を設立したのは安倍晋太郎氏、安倍晋三氏はその息子として教団から「皇太子」のように扱われていた

安倍晋三氏と教団の関係が一気に深まったのは1995年のオウム真理教事件で、既に国会議員だった晋三氏は統一教会が規制を受けないよう各方面に圧力をかけた

安倍晋三氏が総理大臣になると統一教会の問題に触れるのは日本政府でタブーになり、事実上の治外法権の存在になり信者への圧力を強めた

統一教会は日本人女性を洗脳して韓国の裕福な信者の求めに応じて斡旋し、事実上の人身取り引きだったがこれも安倍首相の圧力で見逃されていた

そして驚くことに事件が表面化した23年5月も韓国で合同結婚式が行われ、日本人993人が参加し今までに7000人以上の日本女性が韓国に送り出された

韓国に渡った日本人女性は日本が韓国にいかに酷い事をしたか(全てうそ)を刷り込まれ、完全な服従するよう支配されたうえ全財産を教団や相手男性に奪い取られています

韓国政府は事ある毎に「韓国は日本人妻に参政権を与えているので日本も在日韓国人に参政権を与えなさい」と言っているが、現実は今見たように支配下に置かれた日本人妻は考える自由すら奪われた状態に置かれている

日本女性を合同結婚させて韓国に送るビジネスは「拉致」であり、宗教によって心を操って考える能力を失わせて教団と男性に服従させている

こういう犯罪を親子で支援してきたのが安倍晋三と安倍晋太郎で、過半数の自民党議員が教団の支援を受けていたので解散命令は結局出さないだろうと多くの人は考えていた

人気取りのポーズか本当に禁止するか
文部省が解散命令請求に踏み切ってもハードルがあり、東京地裁に宗教法人法に基づいて審査し適法ではないと思えば却下します

はっきり言えば地方裁判所判事は質が低く、左翼判事が何度となく原発再稼働の差し止め請求を認めて独断で原発を停止させていました

地方裁判所は1人で裁判の審査をし判決を下すので、判決ははっきり言えば気分次第、その判事が反原発だったり統一教会と親しければとんでもない判決も出ます

むかしバスの中で女性を触った触らないという裁判で監視カメラでは触っていない場面が映っていたのに女性判事は「カメラに写らないよう触るのは絶対に不可能ではない」という理由で有罪にした

地方裁判所の判事はそのレベルの人間が1人で審査するので、どんな判決が出たとしてもおかしくはなくどちらに転んでも負けた方は控訴します

どう転んでも最高裁まで争う事になり、少なくとも3回の裁判で統一教会が法人格を失うか合法的に存続するかが決まります

オウム真理教の場合は東京都知事と東京地検検事が95年6月に解散命令請求をし、東京地裁10月30日、高裁は12月19日に解散を認め、オウムは最高裁判所に特別抗告をしたが96年1月に最高裁は判決を合法と認めて確定した

同じ時間が掛かるとすると文部省は10月に東京地裁に解散請求をするようなのでオウムと同じ日程なら24年4月には最高裁の判決が確定します

だが統一教会への解散命令には橋下徹など反対する言論人が多いので、裁判所が解散請求を却下し統一教会にお墨付きを与える可能性はある

請求が却下されると統一教会はもう名前を変えてごまかす必要もなくなり、堂々と信者の全財産を奪って日本女性を何万人でも外国に送り出せるようになる

1995年の総理大臣は社会党の村山富市だったが自民党との連立政権で、最高裁判決が出た96年1月に総辞職し自民党の橋本龍太郎が総理大臣になった

今回の統一教会への解散請求には岸田政権の不人気と衆院解散がからんでいて、このまま選挙を迎えると自民党は大きく議席を減らす可能性がある

一種の選挙対策として自民党は何かをする必要に迫られ、盟友だった統一教会を切り捨てて有権者にアピールする事にした

これが選挙のためのポーズで選挙に勝ったら無かった事にするのか、本当に解散命令を出させるのかは今のところ不透明です


麻原逮捕から10日後とあるので1995年(平成7年)5月26日、 オウムへの解散命令が検討されていると早くも報道されていました
https://www.youtube.com/watch?v=Ann6v6JxEoI

https://www.thutmosev.com/archives/295504mf.html
32:777 :

2023/12/04 (Mon) 09:54:39

大人の教養TV【オウム真理教】日本最悪のカルト宗教
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828424
33:777 :

2023/12/17 (Sun) 08:26:29

【麻原の素顔】 元オウム真理教最高幹部 上祐史浩さんにオウムの誕生から崩壊後まで聞きました
大人の教養TV
2023/12/15
https://www.youtube.com/watch?v=SJzSh-KQ4RE&t=611s

0:00 オープニング
0:41 元オウム最高幹部
1:32 オウム真理教の成り立ち
5:01 初期メンバーの属性
6:09 オウム真理教はどんな宗教?
7:49 教義
9:14 ハルマゲドンとは?
11:47 麻原彰晃の生活
17:24 麻原は盲目だったのか?
18:56 麻原が教団を立ち上げた目的
21:18 LSDを使った神秘体験
24:46 幸福の科学・統一教会との関係
26:59 インドヨガ・チベット密教の利用
28:27 信者たちはなぜオウムにハマったのか?
31:20 高学歴信者が多かった理由
34:35 上祐さんが経験した神秘体験
37:59 出家信者たちの様子
40:21 内部信者殺人事件
44:29 衆院選での大敗
51:26 後編ダイジェスト

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