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あの伝説の名湯 ニセコ薬師温泉は野湯になっていた

1:777 :

2022/05/28 (Sat) 23:53:18

あの伝説の名湯 ニセコ薬師温泉は野湯になっていた


廃・ニセコ薬師温泉 2021/01/27
https://www.youtube.com/watch?v=p9RmmbxLon0

ニセコ薬師温泉 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E8%96%AC%E5%B8%AB%E6%B8%A9%E6%B3%89



ニセコ薬師温泉旅館

磯谷郡蘭越町日の出370

建物の一部が雪の重みで倒壊したため、平成26年5月30日に閉館


2014-06-19 22:49

私の実家は薬師温泉でした。

もう、誰もいません・・・廃業となりました・・・

元気だった母も90歳、今は入院しています。

思い出の道を下り、薬師温泉へ
この薬師温泉という名も消えるかもしれません・・・


日本三大秘湯とも言われ、又、多くの人々に隠れた穴場と愛された気泡温泉、温度は低いが長く浴槽に浸かっていても疲れない源泉なのです。

何度も母と森の中を車で降ったことか・・・母の70歳代は生き生きとして輝き
華やかだったころを思い出すのです・・・

これから、後片付けがあります・・・重い仕事です!
http://aliceyoko.exblog.jp/22344732


不動産注目物件 ニセコ(蘭越町)天然温泉付き土地
ニセコ薬師温泉:源泉自噴

明治二十四年(1891年)に発見され、古くから療養の為の湯治場として広く知られた秘湯、薬師温泉は、温泉が源泉から自然に湧き出る自噴温泉です。温泉は広大な2.1ヘクタールの土地の中にあり、敷地を流れる渓流が池を造り出し、美しい睡蓮の花を咲かせています。

不動産の種類: 土地
価格: 83,000,000円
坪単価: 12,973円/坪
敷地面積: 21,151m² or 6,398 tsubo

街の喧噪を離れ、薬効効果のある温泉と美しい湧水、森の隠れ家の用地に最適な物件のご案内です。

薬師温泉。明治二十四年(1891年)に発見され、古くから療養の為の湯治場として広く知られた秘湯、薬師温泉は、温泉が源泉から自然に湧き出る自噴温泉です。温泉は松やナラがそれぞれ成熟した森の中にある広大な2.1ヘクタールの土地の真ん中に位置し、敷地を囲む山々からゆっくりと流れ下りてきた渓流が池を造り出し、美しい睡蓮の花を咲かせています。歩いて200mの場所には薬師神社があり、この土地一帯が山岳信仰の対象となっていた由緒正しい場所であることを示しています。

薬師温泉のような自噴する源泉は非常に珍しいです。一般的な温泉では、掘削に7千万〜1億円程度、さらに汲み上げポンプ導入や鉱物で塞がれやすい温泉管のメンテナンス等、大きなランニングコストがかかります。この薬師温泉は源泉が地面より絶えず噴出しているため、温泉が閉館した今も尚、浴槽には常に温泉が流れ続けています。温泉やスパ、保養施設経営をお考えの方も、自宅にプライベート温泉の設置をご希望の方もこの自噴の源泉には計り知れない程貴重な価値があります。

ニセコエリアで温泉の売買物件を見ることは非常に珍しいので、この売買は他に類を見ない機会となるでしょう。また、一度この地を訪れると美しい大自然の中に建設される将来の温泉施設を簡単にイメージすることができるでしょう。薬師温泉はアンヌプリスキー場やニセコモイワスキー場へ車で15分で行く事が出来き、冬の観光客にとっても最適な環境とだと言えます。

この物件についてのお問合せ
http://taigaprojects.com/ja/contact-usja/

http://taigaprojects.com/ja/niseko-real-estate-saleja/niseko-yakushi-onsen-jp/


アクセス

札幌市街から国道230号線、真狩村、ニセコ町経由約103km、約2時間20分
札樽自動車道小樽ICから国道5号、道道66・207号を蘭越方面へ90km、約1時間30分
JR北海道函館本線昆布駅より車で約10分

JR札幌駅から快速エアポートで小樽終点、小樽より普通列車乗換え
昆布駅下車(宿泊者送迎あり、事前電話で予約)約3時間30分

国道207号線(または道道66号線)から少しそれた辺りに位置します。

5号線を昆布駅方面へ走り、207号線を右折して尻別川を越えます。
トンネルを過ぎてすぐに薬師温泉の看板があり、左に分岐すると本格的な山道になります。
この分岐から温泉までは案内板が1つだけあるのですが、壊れかかっていて気付きにくく見落としてしまう可能性大です。 ナビがあるといいのですが、ない場合は分岐のたびにスピードを落としてマップや周りに案内板がないかどうか見たほうがいいでしょう。

山道とはいっても温泉までは舗装されていているのでアクセスは容易です。
http://kobayujun.blog.fc2.com/blog-entry-65.html


ニセコ薬師温泉に行くには、JR函館本線のニセコ駅より道道66号線を北西に向かいます。
上り坂をひたすら上ると、右側にニセコアンヌプリ温泉 ニセコアンヌプリ温泉が見えてきますが、通過します。
さらにニセコ昆布温泉 鯉川温泉旅館もあるのですが、これまた通過します。
すると、T字路が現れます。
右に行くと道道66号線で、先にはニセコ湯本温泉 国民宿舎 雪秩父、ニセコ五色温泉 五色温泉旅館、そしてニセコ新見温泉などがあります。
しかし、ニセコ薬師温泉に行くのであれば左に曲がります。

 左に曲がりしばらく直進すると、ニセコ薬師温泉の看板があるので、右に曲がってください。あとは看板どおりに進んでください。突き当たりにニセコ薬師温泉 薬師温泉旅館はあります。
http://www.page.sannet.ne.jp/horih/hokkaido/nisekoyakushi.html


JR・函館本線の昆布駅から約5キロ。
歩く猛者もいる。1時間ぐらいかかるそう。
駅を出て左手から線路の反対側に進み坂道を登っていく。
途中2カ所に道案内の表示あり。車なら10分ぐらい。

昆布駅の前にはタクシーがいないので、蘭越ハイヤー(0136-57-5031)に電話して呼ぶしかない。ただし、朝7時ごろ電話しても誰も出ず、結構苦労したのでタクシーで行くのなら事前に予約したほうがいいかも。
http://www.rakuda-j.net/onsen/hokkaido/yakushi.htm


昆布温泉を昆布駅へ向かって少し下っていくと湯の里温泉郷がある。
右側に「薬師温泉」のでかくて立派な看板がある。
http://blog-imgs-37.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/CA3C0408df.jpg

そこを右折してどんどん進む。
Y字、T字のいくつかの交叉があるが、一切表示はない。
盲滅法で奥へ奥へと進むと二棟の古ぼけた継ぎはぎの建物が出現する。
これがお目当ての薬師温泉かと疑心暗鬼で眺める。

目を凝らすと赤い屋根に白で消えかかった薬師温泉の文字が見えて胸を撫で下ろす。人っ子ひとりいない。最初に見た立派な看板と実態の落差に苦笑する。
http://21715638.at.webry.info/201306/article_4.html


地図
http://www.mapion.co.jp/m/42.83069221_140.59737436_6/
http://map.mapple.net/map/map.aspx?q=_cdn-x506151645y154190525_nam-%e3%83%8b%e3%82%bb%e3%82%b3%e8%96%ac%e5%b8%ab%e6%b8%a9%e6%b3%89
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%A3%AF%E8%B0%B7%E9%83%A1%E8%98%AD%E8%B6%8A%E7%94%BA%E6%97%A5%E5%87%BA%EF%BC%93%EF%BC%97%EF%BC%90/@42.869674,140.62912,12z/data=!4m7!1m4!3m3!1s0x5f0aa5f24d5806f3:0x652f713b7e1a94f5!2z5YyX5rW36YGT56Ov6LC36YOh6Jit6LaK55S65pel5Ye677yT77yX77yQ!3b1!3m1!1s0x5f0aa5f24d5806f3:0x652f713b7e1a94f5?hl=ja

http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?cond=url%3Ahttp%3A%2F%2Fonsen.weblog.to%2Farchives%2F2149736.html%3Blat%3A42.83313752%3Blon%3A140.59376299999997%3Bz%3A16%3Bmode%3Amap%3Bpointer%3Aon%3Bdatum%3Awgs%3Bfa%3Aks%3Bhome%3Aon%3Bhlat%3A42.83313752%3Bhlon%3A140.593763%3Bei%3AUTF-8%3Bs%3A1405522762%3Bwidth%3A480%3Bheight%3A360%3Blayer%3Apl%3B&zoom=16&bbox=140.5843216242675%2C42.827629779531506%2C140.60320437573236%2C42.836913972658955&lat=42.83313752&lon=140.59376299999997&z=16&mode=map&active=true&layer=&home=on&hlat=42.83313752&hlon=140.593763&ei=utf8&v=3



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ニセコ薬師温泉・露天風呂 2017-10-23
http://rotenburo.net/2017/10/23/%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E8%96%AC%E5%B8%AB%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%83%BB%E9%9C%B2%E5%A4%A9%E9%A2%A8%E5%91%82/


•場所 蘭越町
•料金 無料
•形態 野湯
•訪湯 2017年9月28日 10:00


ニセコの秘湯・薬師温泉の看板には「現在休業中」の看板が。

こんな細い道をどんどん山の中に入っていきます。

道路には枯れ葉が舞い落ちていて今日は1台の車も通っていないのでは、

という雰囲気です。

到着です。

青の1号の右側に見えるのが薬師温泉です

・・・

近くに寄ってみると、

うーむ

・・・

おお!蛇口があります。

ここが薬師温泉旅館のお風呂だったんでしょうか。

湯船にはフタがしてあるのですが、隙間から手を入れてみると

おお、ナイスな湯加減じゃないですか。

このフタを外して入ってしまおうかとも思ったのですが・・・分別ある60歳ですからそんなことはしません。

どこか入れるところはないかと探していると

・・・

お、湯船らしきところからお湯が出てるじゃないですか。排水口ですね。

も、もしかして、これに入れと・・・言うんでしょうか。

でも手を付けてみると、湯加減はナイスです。

うーむ

・・・

いい湯ですぜ

・・・

実は下半身は露出しているのですが・・・上半身は服を着てます。

このまま服を脱いでこの水深10cmくらいのお湯だまりに入ろうと思えば入れなくも・・・たぶんないのですが・・・蚊がブンブン飛び回っているし・・・60にもなって・・・なんか情けなくもあるんで・・・足湯のみ、ということで。

ということで、薬師温泉旅館は休業中、というよりも建物自体が消滅していました。

でもまあ来てよかったんじゃね、などと帰り支度をしていたのですが

・・・

ん?ちょっと待てい。

なんか違うんじゃ。

これは野天風呂じゃないよな。確か薬師温泉には野天風呂があったはずです。


もう一度NETで確認すると、確かにここではありません。

この辺の道路際を山の中に入っていくらしいのですが・・・その目印というのが

「旅館の前のゴミ箱の脇」

旅館自体無いのでゴミ箱などがあるわけはありません。自分で探すしかありません。

こんな林道を入っていったり、

こんな道を入っていっても、

行き止まりです。

だめだ、わからん。

と諦めて戻ろうとした時です。

藪の中に屋根のようなものを発見したのです。

あれは、更衣所の名残ではないだろうか。

ズームしてみると、

怪しい匂いがプンプンします。

入り口らしき踏み後を発見です。

かすかな踏み後を分け入ってみると、

沢の向こうに先ほどの小屋がみえます。

鉄の橋をエイヤと渡り、再び藪の中を分け入り小屋を見ると、

綿のようなものはアスベスト?なんでしょうか。

さらに藪の中を進むと、

見えてきました沼みたいなのが。

これでしょう。

秘湯・薬師温泉野天の湯です。

神秘的であり、不気味です。

底が見えないのがイマイチ気味悪いんですが

・・・

どーりゃああ、ざぶん!

うーむ

・・・

ぬるし。

それに足元にいろんなものが・・・なんでしょうか、わけのわからないものが足に絡んできます。

熊の死体とかだったりして

・・・

あまりの静寂の中、わけのわからない悪寒がして・・・早々に退散してきました。

ぶるぶる。
http://rotenburo.net/2017/10/23/%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E8%96%AC%E5%B8%AB%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%83%BB%E9%9C%B2%E5%A4%A9%E9%A2%A8%E5%91%82/


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【廃墟探索】薬師温泉 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=WJgndKI9KkQ
2017/09/25 に公開

何度か入ったことのある温泉でした。
残念ながら、湯船しか残されてませんでした。

しかしお湯はまだ勢いよく出ており、入ろうと思えば入れるレベルかもしれませんw

三大秘湯と呼ばれた名湯らしいので、売り地になってるようなので誰かが買い取って再開して欲しいですね。

離れにある露天風呂もまだ健在で綺麗にされていたのであれもマニアが入ってるのではと思われますw


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薬師温泉(ニセコ温泉郷)2018-05-10
https://ameblo.jp/yudaitratratra/entry-12374719291.html

予定に無かったんだけど、何だかウロウロしているうちにココ『薬師温泉』にたどり着いた。

事故的に出会った日本3大秘湯の一角をレポート

・・・

近くに鳥居があったりして、なんだか恐ろし気な空間。ほんと、なんで来たんだろ

事の始まりはスキーがクソ面白くなかった辺りから始まるのかなぁ。

『山菜集め』

or

『スキー』

を散々悩み、たいしたやる気も無いのに『今しかないからなぁ』ってだけの義務感でスキーをチョイス。

んでこの天気。ヤル気なんか出る訳ない。

止めだ止め。さっとと滑って山菜でも集めましょ。

【運動まとめ】

行動時間:50分

移動距離:1.2キロ

標高差:184m

その他:ここはニセコチセヌプリ。雪はベチャザラメ

ニセコは今年雪が多くて、山菜といっても、フキ(又はフキノトウ)ぐらいしか見つからない。

今日は木の芽が食べたいのよ~と日当たりの良い場所を求めて錯綜中に・・・【ニセコ薬師温泉】

って看板を発見。

未入浴のまま無くなってしまったあの伝説の温泉がココらにあるのね~~と引き寄せられてココに至る

写真で見た透明湯と濁り湯の浴槽がそのまま残っている。足元湧出の温泉だからお湯には触れられるかなぁと思ってはいたけれど

このドンドコ湯量は想定外。

勝手に入るのはいけない気がするので、流れ出るお湯で顔面ウオッシュ。

うん。意外と鉄っぽい(たぶん、透明湯の方の湯流れ)

露~天風呂はど~こかなぁ~~

ちょこっと探したらすぐ見つかった(思ったよ小さいがなぁ)

ココなら入っても怒られなさそうだったから・・・・・・入ろうと思ったの。

でも、上の黄色いブヨブヨを避けようとしたら、大量のアブがブワッと飛び立つわけ。

見てみると黄色いブヨブヨにブヨがウン千匹レベルで着陸してるんだもん。

じゅん☆様であったり、郡司様であったり、尊敬する温泉マニアの方たちであれば入るんだろうケド

、、、、、ごめんなさい。気持ち悪いからムリです(湯船の中も得体のしれないブヨブヨ沢山だし)

日当たりの良い跡地に戻って、足湯でもしながらオニギリ食べようと思ったのに、露天風呂からブヨも一緒について来ちゃった。

落ち着かないので、今度は濁り湯で顔面ウオッシュしてお別れ。(こちらも鉄っぽい)

カタクリやリュウキンカが咲き誇り、小川が傍を流れるその様は『国破れて山河在り、城春にして草青みたり』って風情だよ。

続、木の芽拾い

タランボ競争には出遅れてしまったようでイマイチ集まらないけど、ハリギリは沢山採れた。

では、晩ご飯にしましょ。

本日の献立

・フキのお味噌汁

・お米

・タランボ&ハリギリの天ぷら(写真の×3倍量)

感想:揚げた天ぷらの量を見た時に、これは食べきれないって思ったんだけど、美味しいのでいけちゃいました。

タランボVSハリギリの戦いはタランボの勝ち。

春の香りのほろ苦さってのは一緒だけど、タランボは+α『甘い』のね。

コメント


4. Re:無題

>あーちゃんさん
色々な人のブログとか見ると、『お湯は絶賛』『宿は悪口』が多いですよね。それも含めて体感したかったのですが、残念です。
ハリギリってその辺の山に沢山ある天狗の団扇みたいな葉っぱのあの木ですよ。
タランボみたく『1本に1葉』タイプじゃなくて普通に枝分かれする気なので、沢山とれて良いですよ。
香りの風味だけでいえば私はタランボより好きですよ。
食べた方が良いですよ~美味しいしライバル少ないし~
アメフラシ2018-05-11 23:59:48

3. Re:薬師温泉の思い出。

>ヤマセミ渓秋さん
私も渓秋様のブログを楽しみにみています。
薬師温泉の透明湯とは何事もない単純温泉風+炭酸なのかとイメージしていましたが、あんなに金気のあるお湯とは・・・肩まで浸かってみたかったです。
アメフラシ2018-05-11 23:54:00

2. 無題

薬師温泉
なくなっちゃったんですね!

親戚一同で
泊まりましたが
温泉とかお料理とか
いろいろビックリすることばかりです
今だに家族で話題に出るくらい
私にとっては伝説の温泉宿です(笑)

ハリギリって何ですか~?
初めて聞きました!
あーちゃん2018-05-10 21:30:24


1. 薬師温泉の思い出。

薬師温泉が閉館と数年前に聞いた気がしましたがこんな姿になっているとは驚きました。
小生は毎年4月の第一週に開催される「ニセコ連峰歩くスキー大会」に参加していましたが、前日雪原の小渓に入り
イワナを釣り上げて薬師温泉で調理して肴にしていました。相棒がXCスキーでの下りで2度もストック折ってから不参加したこともあり、数年年振りに薬師温泉の情報を得ました。それにしても貴殿は東奔西走でスキーテキニックは素晴らしいです。それと若さゆえの体力も素晴らしい。
単独登山が多いようですので事故の無きよう願っています。最後になりましたが毎回楽しく拝読しております。
ヤマセミ渓秋2018-05-10 19:25:11
https://ameblo.jp/yudaitratratra/entry-12374719291.html


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聖地巡礼
水曜どうでしょう 闘痔の旅!ニセコ『薬師温泉』の廃墟で入浴 2018年8月6日
https://wednesday-mania.com/toji-niseko-yakushi/

あなたは 水曜どうでしょうの『闘痔の旅』をご存知ですか?

1996年12月4日、11日に放送された

どうでしょう初期の企画の1つで、

『大泉洋』の痔を治すために名湯秘湯を巡るという企画です。

メモ
DVD第2弾『サイコロ1/粗大ゴミで家を作ろう/闘痔の旅』に収録

どうでしょう信者の端くれとして、

聖地を巡礼するため、北海道を訪問した際、

彼らが巡った温泉を訪問。

そのうちの1つ、ニセコにある『薬師温泉』に行ってきました。

秘湯というより、廃墟と化していた聖地『薬師温泉』巡礼の様子をご紹介します。


目次 [非表示]

闘痔の旅とは・・
1

ニセコ 『薬師温泉』
2

ニセコ薬師温泉の場所
3

聖地巡礼を終えて・・
4

闘痔の旅とは・・


放送当時の企画名は「激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅」。鈴井が考えた企画のひとつで、「『サイコロ1』で発覚した大泉の“痔”を治すため、24時間でいろいろな温泉を回る“湯治(闘痔)”」を目的としているが、企画そのものは藤村Dが「温泉に入りたい」という安易な発想から始まった。

「この企画から大泉が(テレビタレントとして)自我を持った」と嬉野Dが語ったり、大泉が運転をし鈴井が後ろに座り車内で会話をするというスタイルが確立されたり、藤村Dがリアクションで“出演”し始めたりと、後の『どうでしょう』にとって大きなターニングポイントとなった企画となった。

出典:水曜どうでしょうの企画_(日本国内)-wikipedia

ニセコ 『薬師温泉』

闘痔の旅で、どうでしょう班が最初に訪れたのがニセコ町の『薬師温泉』

かつては日本三大秘湯の1つとも言われたニセコ薬師温泉旅館ですが2014年に廃業・・。

廃墟でもいいから行ってみようと車で向かった
薬師温泉
「年中無休」と「現在休業中」という矛盾した看板を発見。
薬師温泉
対向車来たら終わりだ!っていう細い道を突っ走る
薬師温泉
現在のニセコ薬師温泉旅館あ跡地
薬師温泉
一応、売地になってるが、

その看板すらこのありさま。

温泉はかけ流しのまま、ほったらかしになってて、

一応足だけ突っ込んでみたが、適温だった。

ここに内湯があったんだろうな。

露天風呂を探してもなかなか見つからかった。

ヒグマが出そうで怖い場所だった。

しばらく探して、ピンクのテープを発見!

この草むらの先に露天風呂が隠れてるんです。
薬師温泉
かつての脱衣場を発見!

この橋を渡るんだけど、崩れそうでドキドキしたなぁ。
薬師温泉
脱衣場でございます。

自然とこうなりますかね?

ヒグマがぶっ壊したんじゃないか?
薬師温泉
やっと見つけた露天風呂。
薬師温泉
得体のしれない藻のようなものがいっぱい浮いてる・・・

周りはアブがいっぱい飛んでて、久しぶりの人間に喜んでる様子。

入らずに帰ろうかとも思った

・・・

・・

諦めて帰ろう・・と振り返った瞬間、

あの映像が脳裏をよぎったのです

彼らはソルジャーと化し、入るのもためらうこの温泉に突入したのだったと・・。

そうか・・

おれもソルジャーになれば良いのだと気付かされました。

俺は腹をくくり

アブなんか無視して

一気に全裸になり、

ソルジャーになった。

脱いだ瞬間、

アブが飛びかかって来た。

逃れるように、露天風呂にそぉ~っと入る。

どぼんと飛び込むには、あまりに濁っていて底が見えなかったからだ。

ソルジャーになりきれない弱い自分が垣間見れた。

いままで数多くの温泉に入ってきたが、

あれほどまでに湯底がブニュブニュする温泉は初めての体験。

何が沈んでるのか分からんが、すくってみる勇気はなかった。

死体でも沈んでるのかもしれない。

5分ぐらい入っただろうか。

顔の周りをアブが飛び交ってて、

いい加減嫌になってきた。

あんまりゆっくりしてるとヒグマが来るかもしれない。

意を決して、お湯から飛び出て、パパッとタオルでテキトーにぬぐい、

急いで服を着て、現場を離れる・・

一体何か所アブに刺されただろうか・・

恐る恐る身体を確認したところ、

まったく腫れた箇所が無いことに驚いた。

それどころか、かつてないほど肌がツルツルになってた。

いままで全国各地の温泉を400~500湯は入ってきただろうか。

『薬師温泉』ほど入るのに勇気が必要な温泉はなかったが、

これほど顕著に効用が分かる温泉もそうは無い。

だれでも良いので、売地となっている『薬師温泉』を購入し、

再建整備してもらえないだろうか。

そうすれば、今後、悲しきソルジャーを生み出す必要もなくなるのだ。

ニセコ薬師温泉の場所

ニセコモイワスキー場やニセコアンヌプリ国際スキー場が近くにある。

2018年、モイワスキー場近くでヒグマの目撃報告があるので、

この記事を見て『薬師温泉』に行ってみようと思った方は

くれぐれも用心してほしい。

聖地巡礼を終えて・・

やはり・・聖地というものは容易く訪れることは出来ないのだな・・

と思い知らされた1日だった。

ここまで書いて、なぜアブに刺されなかったのか1つの理由に気付いた。

薬師温泉に来る直前、

これまたニセコの『五色温泉』という、白濁した硫黄泉に入っており、

全身から硫黄の匂いを発していたからアブが喰らいつけなかったのだと思われる。

てっきり薬師温泉の効用で、アブにさされた箇所が瞬時に治癒されたのかと思っていたが、そんなわけがなかった。

どうでしょうの聖地巡礼の第一回、

いかがだっただろうか。

どうでしょうの聖地は日本各地、世界各地に広がっている。

わたしは日本国内をメインに巡礼している。

今後も聖地巡礼の報国を続けて行きたいと考えている。

https://wednesday-mania.com/toji-niseko-yakushi/


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2019年06月30日
ニセコ薬師温泉跡
https://minkara.carview.co.jp/userid/234678/blog/43005443/

甘露の森で朝風呂に入ってからニセコ薬師温泉跡に向かいます。

薬師温泉は数年前に行った時は閉業直後だったので建屋が残っていましたが、今は基礎と湯船を残して撤去されています。

湯船には蓋がされており入れませんのでパイプから捨てられているお湯で手湯をしました。

薬師温泉の傍に露天風呂(野湯)が有るのでそちらに入りに行きます。

建屋跡の裏にあるのは池です(笑

露天は駐車場と道を挟んだ奥の下ったところに在ります、5分と掛かりませんが下りで滑らないように。

露天風呂も底から湯が湧いているので新鮮といっちゃ新鮮だが、枝葉やら泥やが堆積し、更に湯の花なのかもやもやした物の塊りが浮いています。

一瞬どうしようかと思ったのですが、水曜どうでしょうファンなら「闘痔の旅」でココに入っていたシーンがあるので、当然入るべきでしょう。
たとえファンじゃなくても当然のように入るけどね(爆

こんな事もあろうかと昨日ホムセンで目の細かい虫取り網を198円で購入しておいたので、それで表面のもやもやを掬います。

だがしかし、かなり目の細かい網でも掬うとバラバラになり目を通り抜けてしまいます。
湧き出しているのは透明なお湯なのですが色は緑かかった濁り湯に変身。
まあ枝葉くらいは取り除いておきましょう。

そして入浴、下はどろどろですので沈んでいた石の上に腰掛けて入ります。
腰までない深さなので温まらないですが、天気が良いので問題なし。

入ると一瞬で底の堆積物が舞い上がります(笑

湯船の周りは赤土のヘドロ状でオーバーフローした湯は横の川に流れ出しています。

さすがに上がり湯が欲しいので薬師跡に行ってパイプから捨てられている湯をバケツに汲んで湯浴みをしました。

薬師温泉の奥には薬師神社があるのでお参りをしてきました。
ここにも湯があるんですが、まあ入れません。

薬師跡~薬師神社に続くダートをしばらく行くと通称、奥薬師温泉が在るのでそちらに向かいます。

慎重に進み温泉がある建物を発見、裏に硫黄の温泉が垂れ流しになっており、流れは馬場川に注がれています。
建物は廃屋で一部崩壊していますので触れないようにします。

温泉の湧き出し口はパイプで、以前はボーリング井が埋められてパイプが付けられそこから建物の湯船に温泉を入れていたはずですが、今は土管が崩れてパイプが残っているだけです。

垂れ流しの湯流れに湯船はなく僅かな凹みに尻を浸ける位だったので、ココもバケツに汲んで湯浴みをしました。
子供用のプールも有るのですが、仕舞うのが面倒くさい。

奥薬師をあとに車は来た方向の薬師に戻らずそのまま進めば道に出るはずです。

やがて分岐が左に行く道は上が開けた舗装、真直ぐの正面はダートとなっていたので本来は真直ぐを行くべきと記憶していたが、まあ舗装しているなら多少遠回りでも走りやすいだろうと曲がりました。

しか~し、これがトラップで少し走ったら舗装は消え細いダートにターンする場所もなく先のわからない草むらを走っています。

ようやく採草地みたいなところでターンして元の森の中のダートに戻って進み無事み国道に出ました。

出口にはラリー開催のお知らせがありました。

その後は大湯沼を見学、傍の雪秩父は定休日でした。

そして再び野湯を探しに行きます。

雪秩父から倶知安方面に車を走らせ、途中ヒュッテワイスホルンに向かうダートに入っていきます。
たいして進まないうちにガードレールがある短い橋に着きます。
下は小さい川、硫黄川が流れています、この橋の脇に湯を送るホースが渡っていてそのバルブから下の川に打たせ湯のように湯が噴出しているとの事ですが、近年その湯は止まり残骸だけがあるという話です。

更に進むとワイスホルンが在るのですが、既に閉業し建物の崩壊も進んでいるとのことです

道道からワイスホルンに曲がる道はすぐにわかりました、ダート入口に有るワイスホルン看板が虚しいです。山に入らないので遭難注意の看板は見なかったことに(笑


そして短い橋が現れたので、手前の広くなった所に停車して見に行きました。

予想通り、ホースは有るけどバルブは外されて湯は出ていませんね、見学だけで戻りました。

この川を遡行すれば野湯があるはずですが時間もないのでまたの機会に。

コレでニセコを後にして今夜の宿の定山渓に向かいます。

ニセコにはまだまだ野湯、廃湯が在るのですが、正確な場所は判らずまたの機会までに調べておこうと思います。
例えば五色温泉の裏側にある源泉地帯とか。

本当は定山渓じゃなく雷電のみうらやに泊まりたかったのですが、前日電話したら断られたので、朝日の露天や湯内川の野湯もおあずけです。
あとは島牧のT温泉とかも

そして、中山峠を越えて定山渓の宿、白糸にインして本日終了。
https://minkara.carview.co.jp/userid/234678/blog/43005443/




続きは

ニセコ薬師温泉 _ 温泉マニアに超絶人気の伝説の名湯がどうしてこうなった?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/560.html
2:777 :

2022/06/03 (Fri) 04:32:03

奇跡の湯 ~ ニセコ薬師温泉の謎


質問者 kameoukokuさん 2014/3/15
ニセコへ温泉巡りに行きます。
ニセコでここは浸かっておけ!って温泉を教えてください。
もちろん循環、消毒してない温泉限定でお願いします♪


ベストアンサー untamaghiruさん 2014/3/19

たくさんありますが、一つだけ挙げろと言われたら「ニセコ薬師温泉」。
泉質重視ならここは絶対に外せません。

旅館内にある「濁り湯」浴槽(混浴)と「透明湯」浴槽(男女別)は両方とも源泉の湧いている場所をそのまま浴槽にした「足元湧出浴槽」。敷地内にある半ば野湯と化している露天風呂(旅館では管理しておらず、入るなら自己責任ということなので限りなく野湯に近い)も含めれば3つの足元湧出浴槽を持つ凄い宿です。

温泉を劣化させる最大の原因は地底には無い気体としての酸素の存在です。足元湧出浴槽は、酸素に触れる前の源泉に入浴できるもっとも理想的な浴槽ですが、自然湧出であることに加えて泉温・湧出量・立地など諸条件が揃わないと作れないため非常に貴重で、定義や数え方にもよりますが私の知る限り全国に50ヶ所程度しかありません。

その足元湧出浴槽を一ヶ所で3つも持っているのは全国でもおそらくここだけ、自然湧出泉の宝庫・ニセコでも存在自体が奇跡といえる場所です。

鉄分を多く含み茶褐色の「濁り湯」も底のあちこち(石がゴロゴロしており足元注意)から気泡と共に源泉が湧いていて良いものですが、「透明湯」はそれを上回る素晴らしさ。浴槽(立って入る深い浴槽です)の至る所から源泉が滔々と湧きあがり、勢いがあってくすぐったいほどです。浴槽の縁から轟々と音を立てて大量の湯が流れ去っていきます。温泉好きの間では全国各地の「大量掛け流し」浴槽もよく話題に上りますが、ここは大量掛け流しの湯の出所が足元なのですから凄いことです。
特筆すべきは泡付きで、浴槽に入るや全身が炭酸の細かい気泡に包まれます。遊離炭酸は629mg/kgで、炭酸泉としての基準(1000mg/kg)は満たしていませんがぬる目の泉温(37℃)かつ足元湧出で新鮮無比という条件が揃っているからでしょう。


露天風呂は見た目は完全に泥の沼です。消毒など絶対にしていませんが、清掃もしていない事実上の野湯で、入るには相当な勇気が必要です。落葉や虫の死骸も浮いているので衛生的には強くお薦めはできないのですが、勇気を振り絞って入ってみるとプクプクと底から湧くぬる湯が心地よく、自然と一体化したような不思議な安らぎがあってなかなか外に出られなくなります。一見しただけでは間違いなく後ずさりしたくなりますが、大げさに言えば人類が原始の昔に入っていた温泉とはどんなものだったかを追体験できる貴重な場だと思います。

ニセコ薬師温泉旅館は湯がすべてです。
昭和で時間が止まったような山の湯治宿で、旅館としては設備もサービスも料理も最低限のレベルです(これでもオブラートに包んでいるつもり)。日帰りがベストで、宿泊はお薦めできません。


これに次いで「黄金温泉」がやはり凄い泡付きのヌル湯の名湯。農場に掘った井戸から偶然温泉が出て、ご主人がいい湯なので多くの人に入ってもらいたいと自ら重機を駆って作った手作り感満載の施設です。露天のみ、加熱の主浴槽は緑褐色に濁っていますが一人用の釜風呂は非加熱で透明、新鮮無比で素晴らしい炭酸の泡付きが楽しめます。ニセコの高原にあって晴れていれば羊蹄山とニセコアンヌプリを左右に眺める眺望も素晴らしい(泉温が低いので11~4月は休業)。


あとはニセコ湯巡りの王道ですが「五色温泉旅館」とニセコ湯本温泉「雪秩父」は外せません。
五色温泉では火山性の酸性硫化水素泉の良さが存分に味わえる混浴露天が湯の良さではピカ一ですが、季節による湯量変動の激しい自然湧出泉(本物の温泉の証拠なのですが)のため6月から11月限定で冬場は閉鎖です。

五色温泉には名物「からまつの湯」露天風呂があります。何よりここは湯そのものが素晴らしい。混浴露天とは別源泉で陽イオンの主成分がマグネシウムの正苦味泉という日本では珍しい塩類組成をベースに、その上に酸性硫化水素泉の個性が加味されたユニークな泉質です。
冬になるとオージーのスキーヤーで大賑わいですが、混雑が苦手なら自炊専用の別館へ。比較的空いている上に湯も新鮮。じっくり堪能できます。

「雪秩父」はいかにも昭和の国民宿舎という佇まいですが、露天風呂の種類の多さ(源泉は二つですが)と開放感は抜群です。ここを訪れるときは、先に源泉である隣りの大湯沼を見学し源泉パワーを直に確認されることをお薦めします。


湯量豊富なニセコでは、ニセコ駅前に町が建設した「綺羅乃湯」なる馬鹿げた公共温泉(カルキ臭の強烈な最悪の循環風呂)という例外を除けば大ホテルでも温泉はほとんど掛け流しです。
挙げた以外にもグランドホテルの混浴大露天、鯉川温泉旅館の滝見露天風呂、新見温泉ホテルの野趣溢れる露天風呂…等お薦めは他にも沢山あります。良い旅を。


【追記】すみませんね、体験に基づいて書いたもので別にネットの伝聞情報ではないですが、最新情報(雪で潰れた等)は調べきれません。雪秩父は建替の噂は聞いていましたが、廃業ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12122520787


▲△▽▼


奇跡の湯 ~薬師温泉の謎~

薬師温泉は不思議な温泉だ。

薬師温泉はこぢんまりとした温泉である。宿は一軒しかない。聞けば創業は明治24年(1891)だというから、実に100年選手である。温泉は露天風呂が一つ、内湯が二つだ。

周りは鬱蒼と生い茂る森。ここだけ隔離された感じ。人目を忍ぶ秘密の湯治場といった趣である。実際数ある温泉本を見ても薬師温泉が載っているものはとても少ない。まさに秘湯である。

しかし看板に「奇跡的に病気が治る」なんて書いて問題にならないのだろうか?


露天風呂は母屋からちょっと離れたところにある。

T物語のオーナーは「内湯からそのまま歩いて行ける」などと言っていたが、 とても行く気になれなかった。

何だか凸凹した建物。二階は宿らしい。小奇麗な建物だが、中に入るとこの国の塗装技術がいかに優れているかわかる。駐車場の脇にロープの巻胴を倒した即席テーブルとイスが無造作に並べてある。 2階のテラスには古そうなゲーム機が。遊技場か? しかし階段が封鎖されているのはなぜだ?

入り口には手作りの看板が。温泉マークとカタカナの「ロテンブロ」がいい味出してる。 入り口の向いにある小さな小屋。小屋の中には入浴券の券売機。いっしょに山菜そば券も買える優れもの。券は入ってすぐのところで渡してしまうので必要ない気もするが、その理由はすぐにわかる。

番台に人がいないのだ(いつもいない訳ではない)。

入り口をくぐり、無人の番台に券を置き、食堂らしき座敷を抜けると廊下に出る。左に曲がると混浴、右に曲がると男女別々の湯だ。

この二つの内湯、廊下を歩いて数十歩、距離にして30mと離れてないと思われるのだが、湯の色が片方は肌色に濁って水面下はほとんど見えず、もう片方は底まで綺麗に見える程透明度が高いのである。

喩えるならヤクルトと南アルプスの天然水ぐらい、北海道風に言うならカツゲンとスパウォーターぐらい違うのである。

混浴はというと濁った方である。よくできている。

さあ、左・右どっちに行く?
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakushi.htm


にごり湯


我々はまず濁り湯の方から入った。脱衣所は別れているので当初混浴だとは気づかずに入ったところ、ドアを開けてビックリ。入り口は別だが出口はいっしょ。気分はさながらヤッターマンのドロンジョとボヤッキーである。


高い天井、高窓で薄暗く怪しい雰囲気。川に沸いていた温泉をそのまま囲ったらしく、底が丸石である。濁っていて水面下は5cmくらいしか見えず、手探りで壁を探るとヌルヌルする個所がある。壁や屋根のくすみ具合からしてかなり年期が入っている。

また底が深く、座ることができないばかりか入るときに注意しないと足がつかなくて怖い。その上ぬるい。非常にぬるい。たぶん30度ぐらいしかないのではないか?

だから必然的に長く入ることになる。でも座れないから壁によっかかるしかない。
普通に考えたら湯冷めしそうな温度なのだがちょっと時間が経つと不思議に肌の表面からジワジワと暖まってくる。日焼けしてるときのような感じだ。何となく体に効いてるような気分になる。そのせいか、こちらの湯にはえっらい長時間入ってるおじさんがよくいる。たぶん湯治のお客さんなのだろうが、2度行って2度ともどうしても勝てなかった。だからこちらの湯の写真はない。

元が川だから?か、ときどき底からプクプクとあぶくが出てくる。詳しくは後述するが、この泡がまた曲者である。
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakusi_n.htm

透明湯

怖い湯である。

障子を開けて脱衣所に入ると女性の声が結構よく聞こえる。
ひょっとしてまたドロンジョとボヤッキー?と思うがさにあらず、今度はきちんと男女分けられていた。いや、「きちんと」とは言えないか。

湯船はやっぱりちょっと深めでご丁寧にハシゴ付。且つ狭く、3、4人入ったらいっぱいになる。

ほんとに同じ温泉かい、ってなほどに先ほどのにごり湯とは打って変わってキレイに透き通ったお湯である。足の先まではっきり見える。はっきり見えすぎて女性の足の先まではっきり見える。

前述の通り、混浴ではない。男女湯間に衝立てはある。が、湯船は一つだけである。

どういうことかというと仕切りは水面より上にしかないのだ。
だから下半身は丸見えである。水がキレイなだけに、しかも女湯にある窓から光が差し込んで明るくなっているためよく見える。

そしてこちらの湯もぬるい。ぬるいから長時間入ることになる。向こうも同じだ。
つまり男側から見れば、スラリと伸びたうら若き女性の脚を前に長時間何もせずにじっとしていなければならないのだ。ちょっと潜ればあの透明度だ、上から下までスッキリ見えるだろう。ちょっと泳げば簡単に侵入できる。衝立ての近くに寄れば手もつなげるだろう。

その上衝立ては上も欧米人ならひょいっと覗けてしまうぐらいの高さまでしかない。

これは試されているのだ。君は紳士であるか? 淑女であるか? それだけではない。

もぐって覗くには勇気がいる。しかも入っている全員にわかるから羞恥心があってはできない。もちろん向こう側の相手にもわかるから風呂を出た途端頬にもみじができる危険性もあるので打たれ強くなくてはいけない。

例えば衝立てを挟んでカップルで手を繋ぐ。一人でも他に人がいれば丸見えだがそれでも敢行するか二人っきりになった瞬間にするかそれとも会話にとどめるか。あるいはそういう二人をジロジロ見るかそっぽを向くか舌打ちするか注意をするか。
曖昧な境界条件と挑発的な外乱、そして数限りなく多い選択肢。これは入る者の人間性が試されているのだ。

これを乗り切るには強靭な精神力と強い信念が必要である。もちろん運も重要だ。前に座るのが若いおねーちゃんとは限らないし、一物丸出しの毛むくじゃらオヤジかもしれない。

油断すると足元を掬われる。全くもって怖い湯である。
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakusi_t.htm


露天風呂
      
先に言っておくと、こいつは入れねぇ。別に止めはしないが。

露天風呂は道路の脇から入る獣道の先にある。30mほど行くと細い川に橋が架けられており、その先に今にもつぶれそうな物置小屋のようなものが見える。これが脱衣所である。

この脱衣所の前を左に折れると角石で作った道が設けられている。その先に見えるのは...

ええぇ~? あれかぁ? 露天風呂である。

知らずに来たらただの汚ねぇ沼としか思わないかもしれないがこれは風呂である。誰が何と言おうと風呂。しかも温泉である。なお且つ混浴である。
出所は内湯のにごり湯と同じか。底は全く見えないため深さはもちろん中の様子は全くわからない。何か生き物いそう。入ったわけではないのでわからないがたぶんこれもぬるいのだろう。湯気全くあがってないし。

でも体にはよさそうだ。入ったわけではないのでわからないが。でもたぶんいいと思う。いや、ほんと。
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakusi_r.htm

森に囲まれた一軒宿、
異様なまでに色の違う湯、
あいまいな境界、
薄暗いドーム、
ぬるぬるの壁、
川底そのままの床、
凸凹の建物、
巻胴のテーブル、
廃棄されたゲーム機、なぜかカタカナの「ロテンブロ」、
ジェイソン出そうな露天風呂...


既に十分怪しい。


しかし最後まで気を抜いてはいけない。
風呂から上がった泊まり客以外の人々は居間?で休憩する。
居間(食堂か?)は畳敷きに長テーブルが配置されていて
ゴローンと寝転がっていると何とも気持ちいい。
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/ima.htm


露天風呂に浸かりながらビールを [ニセコ薬師温泉旅館]
珊瑚さん ゲスト [入浴日:2003年11月]

露天風呂はビール(缶ビールだけ)が持ち込めます。
私はニセコでスキーを楽しんだ後に行きましたが、確かに秘湯です。(笑)

露天風呂に入りながら、周りに積もった雪で冷やした缶ビールをグビッ・・・。
たまりません。
湯の色はあまり気持ちの良い色ではありませんが、夜ならば気になりません。(笑)
書きながら、また、北海道に行きたくなりました・・・。

私はこの経験で、雪の露天風呂+ビール が大好きになってしまいました。
皆さんもヤミつきになりますよ。
そんなわけで入浴時間は一時間以上を見積もった方が良いです。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen000153/4.htm


▲△▽▼


最高 [ニセコ薬師温泉旅館]
bippawanさん [入浴日:2008年5月]

足下から湧いてくるのが分かるお湯
種類の違う二つのお風呂
ぬる湯でゆっくり、生きているお湯
言うことなしです。
施設がどうのこうのなんて関係ありません
っていう感じ

それから、露天風呂ですが、けっこう入りづらい感じがあると思いますが、 夏のアブの時期さえはずせば、けっこういいんですよ
少し昔、地元のおじいさんと、お酒を飲みながら2時間以上入っていたことがあります
・・ただしぬる湯(というかちょっと冷ため)好き限定ですが
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen000153/kid_0000082143/1.htm
3:777 :

2022/06/10 (Fri) 07:43:21

7あげ8
4:777 :

2022/06/15 (Wed) 09:34:32

あげ5
5:777 :

2022/06/15 (Wed) 19:59:07

あげ65
6:777 :

2022/06/16 (Thu) 05:55:44

あげ222
7:777 :

2022/06/21 (Tue) 22:48:16

あげ24

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