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こういう温泉に行きたい_ 北海道 雌阿寒 山の宿 野中温泉

1:777 :

2022/05/27 (Fri) 14:48:38

こういう温泉に行きたい_ 北海道 雌阿寒 山の宿 野中温泉

雌阿寒 山の宿 野中温泉


野中温泉 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%87%8E%E4%B8%AD%E6%B8%A9%E6%B3%89

【北海道】ドバドバのかけ流し!野中温泉 別館&本館(北海道足寄町)~Nonaka Onsen,Meakandake,Hokkaido
https://www.youtube.com/watch?v=n0T8dlgQsR4



山の宿 野中温泉:宿の特色 民営国民宿舎Webガイド
http://www.minkoku.com/yado/top.php?yado_id=7

山の宿 野中温泉 - ホーム Facebook
https://ja-jp.facebook.com/Nonakaonsen/



山の宿 野中温泉(旧 民営国民宿舎野中温泉別館) - 帯広|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/obihiro-onsen/onsen000197/

野中温泉ユースホステル(閉館しました) @nifty ONSEN
https://onsen.nifty.com/la-en/obihiro-onsen/onsen006211/


山の宿 野中温泉 [別館] 日帰り入浴 ★★★★
http://www.秘湯宿.com/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E5%AE%BF%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%AE%BF/hokkaido-nonakaonsen-bekkan/


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「野中温泉」は日本百名山、雌阿寒岳山麓にある小さな温泉宿です。

以前は「別館」は国民宿舎、「本館」はユースホステルとして営業していましたが、

現在宿泊できるのは「別館」のみ、「本館」は日帰り入浴専門施設になりました。

すぐ隣にある「オンネトー温泉 景福」も2014年秋から休業しているので、

現在では「山の宿 野中温泉」が唯一の宿泊施設になってしまいました。

野中温泉から阿寒湖まで18キロと近いですが、

阿寒湖温泉の方は大型ホテルばかりで眺望は良くても湯遣いはイマイチ、

なので、泉質重視であれば断然、野中温泉の方に軍配があります。


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【雌阿寒温泉 山の宿 野中温泉(別館)】基本情報

めあかんおんせん やまのやど のなかおんせん べっかん

住所:〒089-3964 北海道足寄郡足寄町茂足寄159

TEL:0156-29-7321

【日帰り入浴】
営業時間:9:00~20:00退館
料金:大人350円 小人200円


【宿泊料金】
1泊2食付7,250円~ お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応△ 自炊△
*素泊まり4,800円 
湯治プラン5,250円(1月~4月)3泊以上から 要問合せ

アクセス

◆車
道東自動車道「足寄IC」から国道241号線を阿寒湖~道道664号をオンネトー方面へ、インターから50km、約1時間。

釧路空港から1時間20分、とかち帯広空港から2時間、千歳空港から3時間15分。

◆電車
JR根室本線「釧路駅」より阿寒湖畔行きバスで2時間、終点下車、タクシーで20分。送迎なし。

◆高速バス
札幌駅⇔釧路駅高速バスあり


地図
https://www.google.com/maps?ll=43.395275,143.983523&z=12&t=m&hl=ja&gl=JP&mapclient=embed&cid=14939504749839543578


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北海道の男性、世界最高齢と認定 112歳野中正造さん 2018年4月10日
 ギネスワールドレコーズ社は10日、北海道足寄町の野中正造さん(112)を存命中の世界最高齢の男性と認定したと発表した。野中さんは2016年10月、国内最高齢男性となった。昨年8月、それまで世界最高齢と認定されていたイスラエル在住の男性=当時(113)=が亡くなり、ギネス社が調査を進めていた。

 野中さんは1905年(明治38年)7月25日、足寄村(現足寄町)生まれ。北海道・雌阿寒岳の麓で約100年続く旅館「野中温泉」の元経営者で、現在は自宅兼旅館で長男の妻、孫と暮らしている。車いす生活だが元気な様子で、新聞を読んだりテレビを見たりするのが毎日の習慣という。

(共同)


男性で国内最高齢の足寄町、野中正造さん(111)は、雌阿寒岳のふもとで約100年続く旅館「野中温泉」を支えてきた。足腰が衰えて車いす生活になった今も、時折温泉につかって体を温め、寒い冬を元気に過ごしている。

 野中さんは1905年7月25日生まれ。父増次郎さん(故人)は富山県から足寄町に入植し、13年に野中温泉を開湯した。長男の野中さんが経営を引き継いだが、温泉旅館だけでは生活できず、畑作や林業もしながら一家を支えた。

 現在は孫の祐子さんが旅館経営を引き継ぎ、ともに暮らす。猫3匹と犬2匹にも囲まれ、穏やかな日々だ。


十勝毎日新聞社ニュース
111歳 足寄の野中さん 男性国内最高齢に 2016年12月15日 14時01分


国内最高齢の男性となった野中さん。日課として新聞に目を通す(野中温泉別館で)

 足寄町茂足寄在住で、道内最高齢の野中正造(まさぞう)さん(111)が、国内最高齢の男性になったことが15日分かった。厚生労働省によると、これまで最高齢だった男性(112)が死去し、野中さんが男性長寿日本一となった。

 野中さんは1905(明治38)年7月25日生まれ。町内の野中温泉の創業者益次郎さんとキヨさんの長男として町上利別で生まれた。長年、畑作と兼業で同温泉を切り盛りしてきた。現在は同温泉で家族と暮らしている。道内では2013年から4年連続で男性最高齢になっている。

 厚労省によると、これまで男性最高齢だった東京都の吉田正光さんが10月29日、112歳で死去。都から同省に今月14日になって連絡があり、111歳の野中さんが最高齢になった。

 1日3回の食事をきちんと取り、新聞も毎日読むという野中さんは「長生きは温泉のおかげ。今後も時折湯につかり、元気に暮らしていきたい」と話した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E4%B8%AD%E6%AD%A3%E9%80%A0
2:777 :

2022/05/28 (Sat) 23:48:50

雌阿寒温泉

十勝と阿寒湖の間に雌阿寒岳(めあかんだけ)がある。
雌阿寒岳の麓には神秘的な湖オンネトーがある。
国道からオンネトーに入る道の途中に雌阿寒温泉がある。
ここは雌阿寒岳の登山口でもある。

アカエゾマツの原生林の中にある広い空き地に雌阿寒温泉がある。
雌阿寒温泉の開湯は1914年、野中温泉の先代が営林署の許可を得て温泉宿を始めたという。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nonaka/nonaka.htm


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%8C%E9%98%BF%E5%AF%92%E6%B8%A9%E6%B3%89#mediaviewer/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Meakan_soa_2011.JPG

左手前「野中温泉別館」、その右に僅かに見えるのが「野中温泉」、右奥「景福」


北海道足寄郡足寄町

アクセス
阿寒湖温泉よりバスで約20分
道東自動車道の足寄ICを降りて、国道241号線を阿寒湖方向へ。
足寄から40kmほどでオンネトー入り口を見つけて右折。
2kmほどで野中温泉に着く。


地図
http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?bbox=143.97663998967258%2C43.39226672190663%2C143.9911990202054%2C43.397770656524585&id=undefined&cond=p%3A%E8%B6%B3%E5%AF%84%E9%83%A1%E8%B6%B3%E5%AF%84%E7%94%BA%E8%8C%82%E8%B6%B3%E5%AF%84%E3%80%80%E9%87%8E%E4%B8%AD%E6%B8%A9%E6%B3%89%3Blat%3A43.39523313971151%3Blon%3A143.98391950493905%3Btype%3Ascroll%3Bei%3AUTF-8%3Bdatum%3Awgs%3Bv%3A2%3Bsc%3A3%3Blayer%3Apl%3Bz%3A18%3Bs%3A1341624234fa3a16c9f46d75559a2d83cf7d9804bd%3B&p=%E8%B6%B3%E5%AF%84%E9%83%A1%E8%B6%B3%E5%AF%84%E7%94%BA%E8%8C%82%E8%B6%B3%E5%AF%84%E3%80%80%E9%87%8E%E4%B8%AD%E6%B8%A9%E6%B3%89&zoom=16&lat=43.39523313971154&lon=143.98391950493902&z=16&mode=map&active=true&layer=&home=on&hlat=43.39523313971151&hlon=143.98391950493905&ei=utf8&v=3



泉質
単純硫黄泉 源泉温度 50 - 80℃。弱酸性
湯色は無色透明だが湯の花により白濁する。


阿寒国立公園内、雌阿寒岳の西北、標高700mの原生林の中に、民宿「オンネトー温泉 景福」と「国民宿舎 野中温泉別館」の2軒の宿、及び日帰り入浴施設「野中温泉」が存在する。2軒の宿も日帰り入浴を扱っている。
すべての施設が独自に自然湧出の源泉を有し、源泉掛け流しである。

「景福」は雌阿寒温泉ではなくオンネトー温泉と名乗っているが、隣接地であり泉質もほぼ同じ事から同一温泉地として扱う場合が多い。

雌阿寒岳の登山基地でもある。オンネトー(湖)、オンネトー湯の滝へも近い。

古くからアイヌの人々が利用する温泉であったと言われる。
温泉旅館が出来たのは1914年である。
1973年(昭和48年)3月30日 - 環境庁告示第20号により、国民保養温泉地に指定された。
2011年(平成23年)3月31日、野中温泉ユースホステルが宿泊業を閉業し、日帰り入浴施設となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%8C%E9%98%BF%E5%AF%92%E6%B8%A9%E6%B3%89


雌阿寒温泉の景福・野中温泉本館・野中温泉別館、3軒共素晴らしく気持ちの良いお湯で、ここ以上に良いお湯などなかなか巡り合えないのではないかと思うほどの高レベル。
どこも素晴らしいのですが、50歩100歩の違いですが細かく見ると

・ 宿泊するなら別館がいいかな~
・ 温泉を満喫するなら景福かな~
・ 1人で日帰り入浴だけなら本館かな~

というのが個人的な感想です。
http://onsen.weblog.to/archives/10660522.html


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足寄物語~Ashoro Stories その10 「山の宿 野中温泉」
更新日:2022年1月20日
https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/about/folder/ashoro_stories_10.html


阿寒摩周国立公園の西の端、足寄町に跨る「雌阿寒岳」は、日本百名山にも選ばれる名峰だ。

足寄側から見ると2つの山に見え、俗に左側を「雌阿寒岳」。右側の山を「阿寒富士」と呼んでいるが、実は「雌阿寒岳」と言うのは、「阿寒富士」も含むいくつかの山が集まった複式火山の総称で、本来なら「雌阿寒岳」の中で、足寄側から見えている左側が「ポンマチネシリ」、右側が「阿寒富士」というのが正しい。とちょっと博識ぶってみたが、人間、知らなかった事を知るとひけらかしたくなるのが人情だ・・・。

ともあれここでは分かりやすく一般的な「雌阿寒岳」「阿寒富士」で呼ばせてもらう事にするとしよう。

そんな名峰「雌阿寒岳」は活火山だ。有り余るマグマを燃え滾らせいつもその白い息を空へと吐き出している。もくもく、もくもくと。


「雌阿寒岳」の火山活動は、オンネトー地区にたくさんの資源をもたらせている。その代表が温泉だ。

「雌阿寒岳」の麓には大正2年、1913年に野中増次郎(のなかますじろう)が開湯した「雌阿寒温泉」が109年を経た今もこんこんと湯を湧かせ、秘湯として訪れるものを癒し続けている。

足寄町の上利別に住んでいた増次郎は、アイヌの住民から「羆や鹿が傷を癒していた湯がある」と伝え聞き、未開の山奥に分け入って温泉を確認すると、大正8年、1919年に「野中温泉」を開業した。(※1)

「野中」の名前は、「雌阿寒温泉」の歴史そのものである。だからここは皆に「雌阿寒温泉」よりも「野中温泉」と呼ばれているのだ。


現在の「山の宿 野中温泉」を切り盛りするのは初代の増次郎さんから数えて4代目の「野中祐子(のなかゆうこ)」。祐子は雌阿寒岳のように胸にマグマを滾らせる活火山のような女性だ。そのマグマはごく稀に行き場を失い噴火(!?)するが、彼女のマグマの正体は、雌阿寒岳やオンネトー、原始の森に温泉、そしてもちろん「野中」を「守るという事」「知るという事」「伝えるという事」だ。祐子はここで生まれ、育ち、生きてきた。だからここに対する「想い=マグマ」を持つ事は然も当然の事なのだと思う。


「野中温泉」の女将、野中祐子と自分は足寄高校の同級生だ。入学してすぐの宿泊研修は今の野中温泉の隣にあった野中ユースホステルだったからきっと祐子は非日常感はゼロだったろう。快活な彼女とは知らぬ間に言葉を交わすようになっていた。高校を出た祐子は、札幌の専門学校に入学し、卒業後はそのままOLとなって札幌で暮らしていたが27歳の時に家業を手伝うべくオンネトーに戻った。その理由を問うと祐子は、「取り合えず、よっちゃんをお嫁に行かせようと思って」と答えた。「よっちゃん」とは3歳上の姉「好江」さんの事だ。当時、野中温泉を手伝っていたのは「よっちゃん」だった。祐子はその姉を嫁がせようと帰ってきたと言うが自身だってその時、既に20代後半、自分の結婚は考えなかったのだろうか?そう心の中で思ったものの、あえて触れないのが友情だ。しかし次の瞬間「私だってその頃は嫁に行けると思ってたの!」さすが100年以上の歴史を持つ温泉旅館の女将だ。察しがいい。


祐子が戻った実家「野中温泉」には、2代目の祖父「正造(まさぞう)」と父である3代目の「信郎(のぶお)」がいた。正造さんは、平成31年に113歳で大往生したが、当時男性の世界最高齢者として有名だったのでご存じの方も多いだろう。正造さんの父・増次郎さんが開湯・開業した「野中温泉」ではあったが、当時はおよそ16キロ離れた上足寄地区までしか道路らしい道路はなく、来る客も近くの農家やその親戚などごくわずかで、とても旅館業だけでは食べてはいけなかった。それを下支えしたのが長男だった正造さんで、正造さんは旅館の仕事ではなく農業で野中の家を支えたという。そんな気骨の人だから、祐子は亡くなるまで祖父の持つ威厳に対し畏怖を感じていたそうだ。そしてもう一人、祐子が怖かったのが父。人里離れた雌阿寒岳の麓では大概の事を自身で解決するスキルを持っていないと生きてはいけない。信郎さんはきちんと計画をたて、準備を怠らず、なんでも自分で作ったり、修繕したりする人だった。今も野中温泉で人気の露天風呂も彼が一から手作りしたものだ。無骨だが決して貧相ではないこの風呂に信郎さんの人となりを窺い知る事が出来る。そんな父を祐子は尊敬していた。


祐子が畏敬した父が病魔に侵されこの世を去ったのは2003年の事だった。信郎さんは病床で娘にこう伝えた。「自分がいなくなったら旅館の改修などせずにお金を貯め、そのあとは自分の事を考えろ。」

そう言い残し、父は逝った。何事にも準備万端進める信郎さんは自身がいなくなった後の事も万事考えていた。そしてその結論は娘に野中温泉を背負わせる事ではなかった。

信郎さんの亡骸をオンネトーに連れて帰ると、息子の帰りを待ちわびていた正造さんはその場で泣き崩れたそうだ。祐子はおっかなかったじいちゃんのその姿を見て「あぁ私がこの人を守らないといけないんだ。」そう思ったという。それから16年後、祐子はそのじいちゃんも見送り、今も2人が愛したオンネトーで野中温泉を守っている。父の遺言には背いた。「だって、嫁に行けなかったんだもん。」彼女はそんな風に軽口を叩き、笑ってみせた。


父を亡くし本格的に旅館の経営に取り組むようになった祐子は、こんな事を思うようになる。

「雌阿寒岳の事」「オンネトーの事」「オンネトーの森の事」「温泉の事」。ここで生まれ育ち、ここで生きてきたにも関わらず、それらの自然の財産の事を自分は何も知らない。だから知らなければいけない。

いや知りたいのだ。そう考えた祐子は、2009年に専門家の講師を招き「火山塾」を開催。それが現在も続く「めあかん自然塾」の始まりだった。

自ら塾長を務めながら彼女自身もオンネトー地区の素晴らしい自然やその仕組みを学び、体感した。

これまで「火山塾」に加えて、「オンネトー・スノトレ塾」「雌阿寒岳冬山塾」「オンネトー観察塾」「星空塾」に「温泉塾」「遊歩塾」「野鳥塾」など1年に幾度かワークショップを開催し、活火山を持つ足寄の、オンネトーのポテンシャルを町民を初め、道内外の人々に知ってもらった。祐子は「足寄の子供たちにももっとオンネトーの事や雌阿寒岳の事を知ってほしいし、知らせたい。活火山ってほんとに面白いのよ」そう話すと「めあかん自然塾」について「若い人に継いでいってほしい」ポツリとそう言った。

「守るという事」「知るという事」「伝えるという事」これが野中祐子の秘める「想い=マグマ」のすべてだ。


野中温泉の湯は、硫黄と微かなアブラのような匂いが、いかにも「活火山から湧きたてほやほやです!」と宣言しているような強烈な湯だ。多くの温泉マニアがここのファンなのも頷ける。

湯屋はオンネトーを代表するアカエゾマツとトドマツ造り。釘は一本も使っていない。洗い場などはなく、マツを使った湯舟が一つ。お湯同様に硬派な風呂だ。もちろん源泉かけ流し。

外に出ると雌阿寒岳の山裾に3代目が仕上げた無骨な露天風呂が鎮座する。湯に浸かると思わず「ウゥゥゥーッ」と約束通りに声が出た。周りはアカエゾマツなどの原始の森。アイヌの住人が遥か彼方から

見てきた悠久の森だ。ここに来るとさまざまなエネルギーをもらえるようだ。


「山の宿 野中温泉」には女将の祐子の他に姉のよっちゃんも自宅のある幕別から手伝いにやってくる。

そのほかには女性スタッフ数名と、そうそう自称「支配人」の役場OBも!

更にはこの旅館のアイドル達、猫が数匹とゴールデンレトリィバーが我々を出迎えてくれる。

祐子に「楽しいことは?」と聞くと、喰い気味で「ない!」と、にべもない答えが返ってきた。しかしその後に「OLやってたら知り合えないような方たちと出会い、お話しできる事かなぁ。」と続いた。

野中温泉には小説家や大学教授を初め、有名、無名に関わらず個性的な面々が訪れ、色々な話しを聞けるそうだ。続いて祐子に「夢は?」と聞くと、また秒で「ない!」という答えが返ってきた。でもまあそう答えるのはこちらも織り込み済みの事。「今後についてとかでもいいよ」ともう一押しすると「私がここを辞める時には、森も、温泉も、手つかずのまま、このままのものをお返しする。それが夢かなぁ。」とそう話してくれた。自分も足寄にUターンして毎週のようにオンネトーに通ううちに本当に素晴らしい場所だと認識を改めた。折角、町に活火山があって、美しい湖と森があって、温泉があるのだから、まずは「知る」ことにしようと思う。あなたも一緒にオンネトーに行かないかい?「手つかずの自然」と、「手つかずの祐子」に会いに・・・・・・。おっと!こんな事を書くとまた彼女のマグマが噴火する。


野中温泉の露天風呂の横に、一編の詩が刻まれた石碑がひっそりと建っている。

オンネトーに硫黄鉱山があった1950年代中頃、鉱山職員としてこの地に赴いた詩人「牧章造(まきしょうぞう)」の詩だ。奇しくも祐子が生まれた1965年に発表された詩集「虻の手帳」の中の「原始林を歩いていく」から抜粋された一文だ。


「ぼくは着物を脱ぎ棄ててよい。ぼくは原始林の雫に近ずいていく。出来るなら、あの大きなトド松のてっぺんにとまっている鷹みたいに、悠々と風にそよいでいたいものだ。」(※2)



「山の宿 野中温泉」 北海道足寄郡足寄町茂足寄159  (0156)29-7321

日帰り入浴 10:00~18:00(露天風呂 11:00~)料金 大人400円 子供 200円(2021年現在)

https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/about/folder/ashoro_stories_10.html
3:777 :

2022/06/03 (Fri) 03:41:23

. 雌阿寒温泉「野中温泉」(旧野中温泉ユースホステル)


雌阿寒温泉「野中温泉」(旧野中温泉ユースホステル)
〒089-3964北海道足寄郡足寄町茂足寄159番地
TEL 0156-29-7454
年中無休
日帰り入浴 200円 (7:00~21:00)




分析表
源泉名 雌阿寒温泉 野中温泉1号
泉 質 含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩-塩化物泉(硫化水素型)
     (弱酸性低張性高温泉)(旧泉質名:含石膏・食塩-正苦味硫化水素泉)
湯 温 43.8℃(気温24.7℃)
湧出量 550リットル/min
知 覚 無色澄明、弱苦味、強硫化水素臭
ph 値 5.8
総 計 4.038g/kg
Na+:253.1mg(21.88mval%), K+:62.6mg(3.18mval%), NH4+:3.7mg(0.42mval%),
Mg++:227.0mg(37.12mval%), Ca++:369.2mg(36.61mval%)
Mn++:11.5mg(0.83mval%), Cl-:498.4mg(28.58mval%), HS-:1.8mg(0.10mval%)
SO4--:1441mg(66.99mval%), HCO3-:308.2mg(1.27mval%), H2SiO3:240.1mg
CO2:562.2mg, H2S:33.1mg,






2004.06.13 by やませみ  
雌阿寒温泉「野中温泉YH」 A/ 鄙びた味わいのある浴場 苦味湯が大量掛け流し

野中温泉は別館のほうが有名ですが、隣りの本館もユースホステルとして利用されています。もっとも、今回はご年輩客ばかりで、ユースというよりは鄙びた湯治宿というほうがぴったりでしたが・・・

薄暗い廊下をず~っと奥へ進むと総木造の湯小屋があり、これがまた実に鄙びた味わいを出しています。窓が大きくとってあり明るく、湯気抜きも高いのでからりと乾いて快適な浴室です。

木製2x3mの深め浴槽に、木樋の湯口から41℃の源泉が120 L/min ほど大量に掛け流しでぬるめ40℃。無色澄明な湯は青白く光っているように見えてとても美しく、軽快なイオウ臭もよく香って楽しい気分になります。ほろ苦味に微炭酸がついた辛口の湯は景福と同系ですが、少し柔らかみがあるようにも感じられます。

鄙びた湯治場の雰囲気
大量に掛け流しています
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_toka_kusi/yamasemi_toka_kusi_5.htm#nonaka





雌阿寒温泉 野中温泉本館 2012.06.30

雌阿寒温泉には温泉宿が3軒並んでいます。
「オンネトー温泉 景福」と、「野中温泉」が2軒。
野中温泉は本館・別館がありまして、こちらが野中温泉本館です。
野中温泉本館は、「野中ユースホステル」として営業していましたが、今は日帰り入浴専門の温泉として営業しています。

ごく普通の玄関のような扉を開けると、女将さんが気持ちの良い笑顔で迎えてくれます。
入用料金は1人200円という破格。
定山渓などでは考えられないほどの料金です。

廊下をひたすら奥に進むと温泉があります。
脱衣場は棚など無く、カゴが置いてあるだけの簡易的な部屋になっています。

泉質は含食塩-含石膏-硫化水素泉。

綺麗なお湯の色。
http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/e/e/eec280fc.jpg

脱衣場から風呂場へ入ると、5人くらいのお客さんがいました。
うち1人がこちらを向き、
「ここのお湯、すごいですよ~~」 と。

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/a/3/a3137a83.jpg

本当にすごいんです。
色・香り・源泉の量、とても素晴らしい。
http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/6/a/6ad1c503.jpg
この源泉の湧き出し量は半端じゃないです。


http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/2/b/2b4a3680.jpg
手を当てるとこのように。

これは小さな滝ですか?? と思うくらいの湯量。

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/b/8/b842b6e5.jpg
川のように掛け流される源泉。

本来、白く濁るはずの泉質なのに、濁る暇なく透明のまま掛け流されていく。
http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/c/e/cec97648.jpg

こちらは洗い場用のお湯。
こちらも大量。
ここから桶にとって体を流すためのものです。
誰も使っていない、このような状態の間は源泉をダイレクトに捨てていることになりますが・・・
まぁ、これでいいんでしょうね。もったいないですが・・・。

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/6/1/611233e6.jpg

湯船は男湯・女湯共に同じ造りで内湯1つのみです。
この素晴らしい湯質の温泉で満足いかない人はいないでしょう。
湯温も適温で、とても気持ち良く入れます。
泉質が濃いため、硫化水素臭というか硫黄臭というか、香りが強いです。
温泉好きな人にはたまらない香りですが、温泉慣れしていない人にもこの源泉の素晴らしさを香りと共にぜひ味わっていただきたいです。
http://onsen.weblog.to/archives/10555485.html




調査日:2003年8月
アカエゾマツの原生林の中にある広い空き地に雌阿寒温泉がある。3軒の宿があって、今回はユースホステルをやっている野中温泉を訪れた。古い建物だが、掃除はいきとどいている。

建物全体から硫黄臭がただよっている。建物うらの浴室はすべて木造。浴槽や床もアカエゾマツで造られている。窓からは草のつかない源泉地帯が見える。

お湯は透明な黄緑色、少しだけ黄色の湯花が漂っている。木の樋からお湯が注がれて浴槽の角の切り欠きから溢れ出ている。ややぬるめで気持ちが良い。温泉らしい温泉だ。

掲示によると泉質は含食塩含石膏硫化水素泉(緊張性低張高温泉)、源泉の温度は48℃、成分総計4520mg、550L/分(自然湧出)である。お湯のすっぱ味は少なめ、pHは6.4だ。

シンプルな浴室だが、本物のお湯がかけ流されている。原生林の中の静かな雰囲気もよい。オンネトー見物の帰り、雌阿寒岳登山の後には寄ってもらいたい。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nonaka/nonaka.htm



2006/07/15
野中温泉の本館の方にも湯小屋があり、こちらにも入れます。こちらはユースホステルとして営業しているようです。ここの湯小屋が別館を一回り小振りにした感じのもので、なかなかぐっと来るフンイキです。こういうのは大好きです。ユースホステルに宿泊する人だけに利用されるのはもったいないくらいです。(笑)

全てが木でできた浴室・浴槽に無色透明のお湯がザンザン注がれ掛け流しになっています。湯量はかなり多く浴槽からあふれ出たお湯がもったいないくらい捨てられています。お湯は無色透明で別館と同じような感じのもので、ここもやや硬い感じがしますが入り心地はとても良いです。

肌触りはそれほど良いという訳ではありませんが、とにかく浸かり心地が良いのです。このお湯に200円で浸かれてちょっと得した気分になりました。
http://www.kumagary.com/onsen/hokkaido/meakan_nonakaY.html
4:777 :

2022/06/03 (Fri) 04:26:37


北海道の優しいお父さんとお母さんの宿 [野中温泉ユースホステル]
しろさん [入浴日: 2008年8月2日 / 2時間以内]

野中温泉YHにはじめて宿泊したのが25年前でした。
それ以来何度も足を運んでしまいます。
オンネトーがあるから?いえ。それだけではありません。お父さん・お母さんの笑顔が暖かい思い出だからです。最近は日帰り入浴としてお邪魔するのが精一杯になってしまいましたが、暖かく迎えてくれるお母さんを見るたびに昔を思い出してほんのりと心が温まる想いです。

そんな昔話に興味がない方も、ここのお風呂は是非入って見てください。掛け流し、石鹸類が一切ない内湯です。でも、湯の質・量そして材木だけで作られた、どこか懐かしいお風呂。漂う硫黄の香り。じっくり使っては木の洗い場で体を休め、また漬かる。
時を忘れる事請け合いです。
お風呂から上がったら、昔のミーティングルームでジュースでも飲んでくつろいでください。旗が其処にあります。多くの旅人を迎えて見送った旗です。

世知辛い21世紀の今、こんな時代だからこそいって見てほしい宿とお風呂です。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006211/kid_0000103947/1.htm





やっぱり最高の超濃厚硫黄泉(野中温泉ユースホステル(閉館しました))
かとぅんさん [入浴日: 2009年12月8日 / 2時間以内]

12月始めの平日に日帰りで行ってきました。エリアとしては、阿寒湖温泉が近く、阿寒湖から15kmほど走ったオンネトーの手前です。12月ともなると、足寄へ向かう国道から入った道路は完全凍結しており、雪をかぶった雄大な雌阿寒岳を眺めつつも、スタッドレスタイヤで低速で慎重に運転しました。

雌阿寒温泉にある宿は3つ。そのうちで、以前、野中温泉別館に宿泊して非常に感動しましたので、今回はユースホステルの方へ入ってみました。

入浴料200円という設定も安いですが、こんな真冬でお客さんの少ない時期に案内してくれたおばちゃんにも感謝です。施設としては、山の奥のユースホステルと付くだけあって古びた印象が否めませんが、浴室は木造。天井は高く、湯治場の雰囲気。石けんもシャンプーもシャワーも設備は何もありませんが(注意書きによれば自分でシャンプーを持ち込むのはよいようです)、とにかくお湯は最高無比です。

隣の野中温泉別館には露天風呂もあるものの、こちらは広めの内風呂のみ。
お湯は透明で、細かい湯ノ花が舞い、とても濃厚なガソリンに近い硫黄の臭いがします。
pH 5.88、総成分4g/kg。
基本はMa,Ca,Na-硫酸泉泉ですが、240mgのメタ珪酸、560mgの炭酸ガス、合計35mgの硫化水素など多彩な成分です。強烈な硫黄泉でありながら、意外にも肌触りは柔らかく、そして微かな気泡が舞い、味はキシキシと苦みが伝わります。
そして源泉の湯はどんどん湯船に注がれ、極めて新鮮です。
木造の湯船・電球の照明ともマッチして、湯治場としての一種の完成形と思われます。

宿泊はしていないので、食事や部屋のことは評価できませんが、とにかく私の中では最高評価温泉の一つです。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006211/kid_0000106282/1.htm



雌阿寒温泉「野中温泉」 2011/10/13

阿寒国立公園内、雌阿寒岳の西北、標高700mの原生林の中に3軒(野中温泉別館・野中温泉・オンネトー温泉景福)の温泉宿があります。
今回は、こちらの「野中温泉別館」と、今年(2011年)4月に日帰り温泉の施設に生まれ変わった「野中温泉」に立ち寄りました。

ユースホステルは取り壊され、リニューアルされた「野中温泉」

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玄関先には、ガーデンベンチやテーブルもあるので、暖かい日にはココで休憩も出来ますね

1919年に温泉旅館を始め、1956年に旅館兼ユースホステルとなり、1960年に北海道で第1号、全国でも39番目に指定された民営の国民宿舎を始めたそうです。

新館から、女将さんが出て来られたので、入浴料(大人1名200円)を支払い、旧館の廊下を抜けて浴場へ行きます。って事は浴場は前のままって事ですね
脱衣所は・・・殺風景と言うか洗面台が1つ、ベンチと脱衣籠があるだけ・・・そして洗濯物がいっぱい干されてました

そ~言うのアットホームで良いです

脱衣所には、お決まりの温泉分析書と温泉分析別表もあります
「野中温泉別館」とは、源泉井が違うんですねぇ~
でも、こちらの浴場も隣の「野中温泉別館」と同じく、湯船も壁も天井も、床まで釘を1本も使わずにアカエゾマツとトドマツで組まれているそうで・・・
楽しみしながらガラス越しに浴場を見ると、湯船?南国の珊瑚礁?

急いで浴場へ

イソギンチャクにクマノミが隠れ、ルリスズメダイが舞う南国の海の色みたい

ほんのり青味がかった透明な湯なんだね、強い硫黄臭もプンプンと浴場いっぱい

内湯のみのシンプルな湯船だけど・・・


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湯船内に付着した湯花と、大きな窓から差し込む光と吹き抜けの天井からの陽の光でマリントブルーに見えるんだね。 が泳いでそう~

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浴感は、隣の「野中温泉別館」より柔らかいかな?
そんな気がするけど・・・良い湯なのは間違いない
湯あたりするまで、湯浴みしてたい気分

こちらの湯も白濁する湯らしいですが、源泉の投入量が豊富で、湯船の湯は透明なままの新鮮な湯

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湯口の近くに寄ると、泡で身体中がこそばゆい感じになり幸せぇぇ

大量に掛け流される湯は、排湯溝が作られるので、そこにドンドン流れていきます

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なんだか、もっいないね持って帰りたいわ~出来る事なら源泉井ごと・・・

洗い場には、カランもシャワーもないけど、壁から温泉と思われる湯が、常に流れているので

角材の椅子に座り、ケロリンの桶を使い洗身・洗髪するんです

いつまでも、湯浴みしていたかったですが、連れが待っているだろ~と、休憩所に急ぎます
こちらも、以前のユースホステルのままらしいです。
そこへ、お客さんが
「ここ(玄関)だけ新しくて、廊下も休憩所も前のままなんだね」って・・・



コメント
ナイスレポ(^^)/
感動です ...
気になっていた場所 ... いいね!
透明の硫黄泉 ... 景福の内湯みたい感じかな??
凄く綺麗な浴場 ... 露天は、やっぱ...ないよね??
いきたぁ~ぃ すげぇ~ いきたい。。。
2011/10/22(土) 09:06 | URL | 札幌温泉人



> 透明の硫黄泉 ... 景福の内湯みたい感じかな??

そそそ・・・あんな感じ
景福みたく足元自噴じゃないけど、綺麗な透明で・・・
とにかく、キレイe-420陽が差したら海みたいだったょ


> 凄く綺麗な浴場 ... 露天は、やっぱ...ないよね??
露天の有無を書き忘れてたね
今、記事の方に追記しておきました(^_^)/
2011/10/22(土) 16:27 | URL | Mちゃん
http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-405.html




営業しています。(野中温泉ユースホステル(閉館しました))
庵さん [入浴日: 2012年6月10日 / 2時間以内]

ユースホステルとしての営業は終了しましたが、日帰り入浴施設として営業しています。料金200円、石鹸、シャンプー無しもそのままです。

ここの硫黄泉、万座温泉や草津のそれと異なり無色透明ですが、酸性度が低く、とにかくお湯が新鮮です。大変気に入りました。
温度は比較的高めで、おそらく43℃位あると思います。
白い湯の花が舞って浴槽の底に沈殿しており、湯をかき混ぜると濁る事無く、再び舞ってくれます。この湯が豪快に掛け流されています。
鮮度は今まで多数訪れた硫黄泉の中でも、トップクラスに入ると思います。

あと、ここの湯は保温効果が高いのか、湯に浸かっていた部分の肌を日焼け跡のように、一時的に赤く染めます。これも感動しました。

石鹸、シャンプーは持ち込みは構わないようですが、シャワーも何もありませんから、よそで済ませてから訪問された方がいいと思います。ここは絶対にオススメ出来ます。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006211/kid_0000140566/1.htm





2012年11月27日  
こちらはいままでユースホステルとして営業していましたが、建物の老朽劣化により2011年3月に一旦幕を下ろし、その後一部を建て直して入浴専門施設として営業を再開したんだそうです。

正面部分はすっかり新しくなって玄関部分は小洒落たデザインとなっており、少なくともここだけ見たらリゾート地のペンションかオーベルジュではないかと勘違いしちゃいそうです。
 
玄関の戸を開けると、とっても丁重で朗らかなご夫婦が応対してくださいました。料金を支払って奥へと進みます。帳場より奥は旧来の建物がそのまま使われており、かつては宿泊客が褥を並べていたであろう客室が廊下の両側で戸を閉ざしていました。浴室は廊下の突き当りです。

浴室手前にあるステンレスの共用流し台がユースホステル時代の面影を残していました。

脱衣室には長椅子とカゴがあるだけで至って簡素です。そのカゴも割れているものが多く、部屋を含め備品類は以前からそのまま使われていることがわかります。

浴室もYH時代そのままであり、内湯のみですが、室内に入った途端につい息を呑んでしまうほど、風格あふれる総エゾマツ造の立派なもので、柱や梁の接合部分には釘などが一切使われていないんだとか。金属を使用すると硫化してボロボロになっちゃうから木組みで建築しているんでしょうね。大工さんの技術には恐れ入ります。

東北の湯治場を連想させる古風なお風呂にはカランなんてものはなく、掛け湯するには湯船から直接汲むか、湯口の傍で突き出ている樋に流れているぬるいお湯を使うことになります。浴槽も総木造であり、大きさは8人サイズ程度でしょうか。

温泉成分がコンモリ付着した湯口から源泉が滔々と注がれており、その対称の位置にある切り欠けから大量にお湯が溢れ出ています。そのオーバーフローが流れる床は硫黄で真っ黄色に染まっていました。

湯口のお湯は直接触れてしまう程度の温度であり、大して熱くありませんが、投入量が多いために湯船のお湯は湯口での温度とほとんど変化なく、非常に気持ちのよい絶妙な湯加減となっていました。私が入浴した時にはほとんど日が暮れていたためにお湯の色はあまりわかりませんが、薄い白色の貝汁濁りのように見え、更には浴槽内に付着した成分析出によりウグイス色を帯びているようにも映りました。浴室に入った途端にアブラ臭のような硫化水素臭が全身を包み、お湯を両手で掬って鼻に近づけるとがアブラのような臭いが強く鼻孔を刺激します。また口にすると粘膜が痺れるような苦味・渋み・えぐみが口腔内を駆け巡りました。

湯使いはおそらく源泉100%の完全掛け流し。アブラ的な知覚が強い硫黄のお湯であり、ちょうど良い感じの湯加減と滑らかな浴感が素晴らしく、総木造の浴室が湯治的な雰囲気を高めてくれる、極上の温泉浴場です。

こんな素敵な温泉なのに、料金はたったの200円なんですから、とってもお得ですね。両サイドの旅館でも日帰り入浴できますが、料金としてはここが最も安いようです。露天風呂こそありませんが、付近を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい温泉浴場であります。
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/9110e2ae6899cae11c78005b2b39e68a




一点豪華(?)主義(野中温泉ユースホステル(閉館しました))
ぐまニストさん [入浴日: 2013年5月22日 / 2時間以内]

お隣の景福に宿泊した際、ついでで立ち寄ったんですが、今回の北海道での湯めぐりで、ここが最も感激しました。
ほぼユースホステル時代のままの姿で残っており質素な佇まいですが、現在の施設入口付近は若干の手が加えられた模様です。

ここの風呂は凄い。
東北の湯治場を思わせる抜群の風情。充満するアブラ臭。
そして何より湯が美しく、非常に綺麗に澄んだ無色透明です。
湯元は湯殿の窓から確認できるほど至近にあり、見る限りは恐らく湯口と直結。
投入量も申し分なく、湯船ではこれ以上ない良好な湯のコンディションとなっておりました。湯加減まで絶妙です。ここの風呂には、私が温泉に求める全てがありました。

風呂は内湯だけで、その内湯以外に特筆する部分は全く見当たりませんでしたが、ただただ風呂が素晴らしい。
湯殿の風情、湯の匂い、湯船での湯質、この3点においては間違いなく最高ランクです。
雌阿寒温泉に立ち寄った際は、入浴必須だと思いました。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006211/kid_0000148571/1.htm
5:777 :

2022/06/03 (Fri) 04:27:50

民営国民宿舎 野中温泉別館

民営国民宿舎「野中温泉別館」
北海道足寄郡足寄町茂足寄159
TEL 0156-29-7321


混浴の道標 
http://www.konyokutomonokai.com/hokkaidou/nonakaonsen.html



年中無休
営業時間:09:00-21:00
料金:(日帰り入浴)350円
素泊まり 4800円(消費税・入湯税別)




分析表
源泉名 雌阿寒温泉 野中温泉3号 
泉 質 含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩-塩化物泉(硫化水素型)
    (弱酸性低張性高温泉)(旧泉質名:含正苦味・食塩-石膏硫化水素泉)
湯 温 43.2℃(気温24.7℃)
知 覚 無色澄明、弱苦味、強硫化水素臭
ph 値 5.8
残留物 3.480g/kg
総 計 4.022g/kg
色:少し白濁の透明、香りと味:強烈な硫化水素臭と激しい苦味が口の中に広がる。
感触:しみ込むような優しい肌触り。※白い糸状の白い湯花は浮遊。





雌阿寒温泉 野中温泉別館 2012.07.01

「野中温泉別館」と呼ばれたり、「国民宿舎野中温泉」と呼ばれたり、「山の宿 野中温泉」と呼ばれたり様々な言い方があるようですが、あくまでも本家本元の本館は隣の野中温泉本館であります。
建物には「野中温泉別館」の表記。
しかし、公式ホームページには「国民宿舎 野中温泉」との表記があります。
呼び方をいろいろ書くと面倒なのでこの記事では「別館」と呼ばせていただきます。

こちらは本館と違って日帰り入浴専用ではなく、宿泊もできる施設です。
泉質の良い温泉宿に安く泊まれるということで登山家の方々に支持を得ている温泉宿のようです。

今回は日帰り入浴で朝一番に訪問しました。
日帰り入浴の営業時間は午前9時~午後8時まで。
9時ちょうどに訪問したのですが、まだ清掃直後で露天風呂にお湯が溜まりきってないとのこと。
内湯に入っている間にすぐ溜まるでしょうから、そんなこと気にせず入浴料金1人350円を支払い早速奥へ。

景福にあった赤塚不二夫さんのサインがこちらにも!

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/b/3/b37badf0.jpg

訪問日が1986.1.2となっています。景福を訪問した次の日に訪れたようです。

長い廊下を歩いていると、窓から馬が・・・道産子でしょうか?
http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/e/9/e9032501.jpg

朝一で来たのでお客さんは他に誰もいません。
清掃直後の1番風呂を独り占めです。
まずは内湯から。(男湯)
http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/5/8/58b8afa9.jpg

綺麗な色合い。
窓からの光がちょうど良くお湯を照らしてエメラルドグリーンに輝いています。
http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/d/b/db557c77.jpg

とても魅力的な色。本館と同じ湯質です。


http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/b/b/bbf45885.jpg
こちらが女湯。

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/1/2/12535dfb.jpg
湯船の隣には上がり湯が掛け流されています。
もちろん源泉。

こちらの温泉は内湯も露天も男女別の造りになっていますが、露天風呂は男女の仕切りが半端な衝立のみになっていて、女性は男性用露天風呂に入ってもいいことになっています。
(男性が女湯に入るのは禁止です。不平等だけど仕方ないですねぇ~。)

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/c/0/c06d43e6.jpg
こちらが露天風呂出入り口の男湯側から女湯出入り口を見たところです。
衝立はありますが女性が通るとはっきり見えるので行き来しにくい女性もいるかもしれません。


http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/2/5/259a371f.jpg
男用露天風呂はこちら。

お湯が溜まりきっていませんが、なんとか入れるくらいの量になっていました。
景福のお湯より若干濁りがあり、劣化しているのがわかります。
それでも十分に良い鮮度です。

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/c/a/ca7f05dd.jpg
女湯露天風呂はこちら。

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/c/9/c9e26b79.jpg
続々と源泉が注ぎ込まれています。

しばらく待つと・・・

http://livedoor.blogimg.jp/ayaroten/imgs/2/9/2954503d.jpg
溜まりました!

本館内湯の方が良い鮮度に感じますが、こちらも他の温泉と比べると素晴らしい鮮度・泉質です。
そして何より露天風呂の開放感。
そして、カップル・夫婦・家族で楽しめる混浴というのが嬉しいところです。
雌阿寒温泉の景福・野中温泉本館・野中温泉別館、3軒共素晴らしく気持ちの良いお湯で、ここ以上に良いお湯などなかなか巡り合えないのではないかと思うほどの高レベル。
どこも素晴らしいのですが、50歩100歩の違いですが細かく見ると

・ 宿泊するなら別館がいいかな~
・ 温泉を満喫するなら景福かな~
・ 1人で日帰り入浴だけなら本館かな~

というのが個人的な感想です。
http://onsen.weblog.to/archives/10660522.html



2005/11/25
足寄町の雌阿寒岳登山口のすぐ近くにある「野中温泉別館」へ行ってきました。
この温泉はオンネトーへ行く途中にあります。
野中温泉は大正時代から続いている老舗の宿屋です。スグ隣には「オンネトー温泉 景福」があるのですが、今の時期は冬期休業となっていました。

脱衣所受付で入浴料金を支払って長い廊下を歩いて行くと脱衣所があります。とてもキレイで清潔感のある脱衣所でした。今の時期だと空いていて、のんびりと温泉を楽しむコトができるのでオススメです。

男湯の内湯こちらが内湯です。寒い時期の源泉かけ流しの内湯は湯気が沢山で写真を撮るのが大変でした。この内湯はココの温泉の目玉で、壁や天井、床まで釘を一本も使わずに、アカエゾマツとトドマツで組まれているそうです。木の温もりがあってイイ感じです。

入浴♪
お湯は硫黄の香りが心地良い硫化水素泉で、加温や加水を一切していない源泉かけ流しです。リュウマチや神経痛に効果があるそうです。浴室内に洗い場や石鹸などは無く、湯船の横にある木の桶に温泉と水がかけ流されているだけです。温泉そのものを満喫してもらおうという気持ちが感じられました。こういう温泉はとても好感が持てますね。

露天風呂
こちらは露天風呂です。湯温が低いため冬場はぬるく感じますが、のんびりと長湯するのにイイですね。奥に見える屋根付きの場所が女性側の露天風呂になっていて、向こう側がチラッと見えちゃいます(笑) 半混浴といった感じですね。とてもオススメな名湯です。



Comment


前にかりんさんが記事にしていた景福にも行ってみたかったのですが
冬期休業となっていました
じゅん☆ | 2005/11/26 23:48


あそこは、お湯の温度の関係で休業になります。
かりん | 2005/11/29 18:26




あの源泉温度では加温していないと辛いかもしれませんね
野中温泉も加温していないのですが, 内湯はぬるい感じでもなく心地良かったです
露天風呂はぬるかったですね
加温すると温泉成分が変わってしまうのでこだわりがあるのでしょうね
じゅん☆ | 2005/11/30 00:05




ですね。北海道の薬師温泉もこだわりで、加熱しませんw
かりん | 2005/12/01 20:02




脱衣所が改築されていました。 ちょっとびっくりしました。
お湯は調度いい温度で、私の貸切でした^^
http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200808/23/62/c0023862_15371528.jpg
さくら | 2008/08/23 15:53



景福は冬期休業のようですが野中温泉は年中やっているようですね
最近、キツイ臭いがしているようですが大丈夫でしたか?
この辺りにちょっと気になるところがあって近々探索しようかと思っていました
じゅん☆ | 2010/03/08 21:01



浴室を改装してから刺激臭があるとかいうウワサを聞いていたのですが
ボクが行った時はそんなニオイもしなかったので気になっていました
ニオイは大丈夫な感じですね
この付近に鉱山跡があって温泉が湧いているらしいのですが
探すなら雪のある時期の方が見つけやすいかなと思っていました
探索できたら紹介しようと思っています
じゅん☆ | 2010/03/08 23:30




ここは私の好きな温泉ですが, 写真を見ていて男湯の内風呂の方が大きいことに気付きました
ここは私も内風呂と露天風呂を写真に収めてあり
今、久しぶりに見てみるとやはり女湯の内風呂が小さいです
ブログの中で女湯の露天風呂がチラッと見えると書いてありましたが
私が写真を撮るのにウロウロしている時, 男の露天風呂には確かに数名の殿方がいらっしゃったので・・・。
見えていたのでしょうか(笑)?
まぁ私的には仕切りの槌立てはスカスカで隣りから聞こえてくる声はかなり近くに聞こえていたので, 見えてもいいやぐらいだったのですが。
どのように見えてしまうのか気になりますね(笑)
じゅんさんのごとく誰もいない時に写真を撮るのはかなり大変なことなので
男湯の露天風呂には目もくれずワサワサ動いていた私でした
今年は雪が降る前にもう一度行こうと思っています。
mio | 2011/08/30 23:48



野中温泉別館、懐かしいなぁ~
もう、6年くらい行っていない・・・
ココの露天風呂はチラっと見えそうなところが趣があって良いのだと思います
ボクが入った時は男女とも誰も入っていなかったので
チラっと見えるのかどうかは検証していませんが・・・(笑)
ボクも野中温泉別館には再訪して宿泊してみたいと思っています♪
じゅん☆ | 2011/08/31 23:18



野中温泉に到着すると お隣景福館の名スターがタイヤショベルで野中温泉の駐車場から出て来ました。 少し話をして別館のお風呂に行きました。
本日除雪に来たそうです。 来週より営業するみたいです。

景福営業していなければ野中温泉でしたけど 私はどちらかと言えば景福の方が良いので 風呂もそうですが食事や部屋が普通の家みたいで落ち着きます。
温いの好きな私には非常に良いです。

追伸
ホロカ温泉の経営者の方お亡くなりの成ったそうですね。
現在休業中との事ですがどうなるのでしょうか?
鹿ノ谷の方は営業しているみたいですが、一度行ってみようと思って居ましたが、温いのが好きな私は露天風呂の在る鹿ノ谷に行ってしまい、遂に行かない内に休業してしまいました。残念です。
川沿いの露天風呂にはよく行ったのですが営業再開に期待しましょう。
渡りからす | 2013/03/19 21:30



ホロカ温泉は経営者の総島さんが亡くなってしまいました・・・
誰かが後を引き継ぐというような噂も聞きましたが
既に建物がボロボロなので
引き継ぐとしても新しい感じの建物になってしまうのでしょうね
じゅん☆ | 2013/03/20 16:37
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-111.html
6:777 :

2022/06/03 (Fri) 04:28:46

山の宿 野中温泉(前編) 2013.04.06

山の宿 野中温泉足寄町にある「山の宿 野中温泉」へ行ってきました。
雌阿寒岳の麓にある自然豊かな温泉宿です。
もともとは「国民宿舎 野中温泉別館」と呼ばれていましたが、最近は「山の宿 野中温泉」となったようですね。

ネコのちゃ~がお出迎え♪
宿の中へ入ると可愛らしいトラネコちゃんが出迎えてくれました。
7年前に日帰り入浴で訪問した時は、ネコちゃんを見かけなかったのですが、いつの間にか温泉猫の居る宿となっていたのですね。チェックイン手続きをして2階の客室へと向かいました。

こちらが本日宿泊する客室です。12畳ほどあるシンプルな和室で、部屋には液晶テレビやお茶セットが備え付けられていました。暖房機器も付いているのですが、入室直後の客室内は結構寒い感じです。
客室内に洗面所やトイレは無く、共同の洗面所となっていました。
クローゼットの中には浴衣やタオルセット等が用意されています。
冷蔵庫は無いのですが、窓を開けると天然の冷蔵庫が! 
放っておくと凍ってしまうので注意しましょう。窓にカーテンが無いのがこういう宿らしいなぁと思いました。

大浴場への通路浴衣に着替えて、さっそく大浴場へと向かいました。ココの大浴場は長い廊下の先にあります。廊下の左右には写真などが展示されていて、なかなかオモシロい感じでした。結構有名な方も来ているようです。

男湯の脱衣所男湯の脱衣所へと入りました。あれっ? 何だか新しくなったような感じですね。以前の訪問時とは微妙に違う感じのする脱衣所でした。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。

洗い場?
浴室へと入りました。相変わらずココの浴室は見事ですね。写真は洗い場みたいな場所でしょうか。この浴室にはシャワーとかいった気の利いたモノはありません。感性で入浴するような感覚が心地良いと思いました。

入浴♪(その1)
こういうところで、どういう風に入浴するのかを見ていれば、その人の温泉に対する心持ちが分かるでしょうね・・・(謎) 北海道にもこういう温泉があるというコトを、ありがたく思います。浴室や浴槽は釘1本使わず、トドマツを使用した完全木製とのコトでした。

白い湯の花湯中にはご覧のように素晴らしい湯の花が舞っています。脱衣所入口に掲示されている温泉分析書(平成21年)によると、こちらの温泉は成分総計4,022ミリグラムの含正苦味食塩石膏硫化水素泉となっていました。なかなか珍しい泉質ですよね。この時季の内湯は湯気と硫黄の影響なのか、ゴホゴホとむせ返るような感じとなっていました。

露天風呂(男湯)
ステキな露天風呂もあります。露天風呂はむせ返る感じがしないので良いですね。源泉温度43.2℃の自然湧出泉を加温無しのかけ流しで運用しているので、露天風呂の湯温は40℃あるかないかといった感じとなっていました。冬期間はちょっとぬる過ぎる感じもしますが、そこがまた良いところなのかもしれませんね。露天風呂への扉が凍って開けづらい感じでした。

露天風呂(女湯)
こちらは女湯の露天風呂です。女湯の露天風呂には東屋みたいなのがあるので、雨や雪が降っていても大丈夫ですね。男女の露天風呂は一応分かれてはいるのですが、行き来するコトもできるような感じで、半混浴的な雰囲気でしょうか。なかなかオモシロいなぁと思いますね。

入浴♪(その2)
さっそく露天風呂へ入浴してみました。なかなかぬるい感じもしますが、のんびりと浸かるのには良いかと思われます。
飲泉許可は無いのですが、湯口のお湯をうっかり舐めってみると、最初は甘い感じなのですが、後味は苦い感じのする微妙な味でした。
硫黄泉というのはオモシロいですね。浴後は肌がサラサラになる良泉でした。濃い温泉というイメージはそれほど無かったのですが、なかなか濃い感じがしましたね。


Comment


以前お隣の景福に立ち寄って泉質に感動しました
ほとんど同じですか?
また入りたい!と強く思った温泉のひとつです
露天風呂は山の宿 野中温泉の方がアクセスがよさそうなので次回はこちらにします
なおすけ | 2013/04/06 13:58


ここは、私が北海道にとりつかれるきっかけになった温泉です。
夜中に宿の前の道を鹿がカパカパ歩いてたの思い出します。
驚いたのは、ここも足寄町なんですね。
東のここに、西は芽登温泉まで入るとは。さすが日本一広い町。
ヒグマ | 2013/04/06 21:30



匂いはどうでしたか?
うーん、確かにココとお隣の景福さんもそうですが、アワがたたない温泉ですよね
なのでそれがわかれば諦めますが・・・
ま、野湯みたいな感じでかけ湯だけでもイイのかな~と(謎)
露天風呂までの足が冷たそうですね(笑)
はっく | 2013/04/06 22:18




ボクなんかはボウフラのいる野湯とかカエルの死骸が浮いている野湯とか入ったコトあるので 湯の花に文句を言う人の気持ちは分からないですね
全般的に湯の花の苦情は結構あるようです
じゅん☆ | 2013/04/07 14:34




ココの廊下は長いですよねー
硫化水素ガスが客室へ行かないような構造と言う話を聞いたコトがありますが, ホントかどうかは知りません  
匂いは硫化水素臭が強烈でしたね
硫化水素臭も軽い感じと重い感じがあるような気がしているのですが, ココの硫化水素臭はズーンっとくる重い感じだと思います
内湯だとちょっと湿度の関係もあって、少々むせ返る感じでした
 
石鹸は効かないような掲示を見たような気もしますが, pH値5.8ですから石鹸とか使えば泡はたつような気もします
ただ、ココで石鹸とかシャンプーを使うというのはボク的にはマナー違反ですね
せっかくの硫化水素臭が台無しですから・・・
 
記事中でもチラっと触れましたが, ココでどういう風に入浴するかが、試される大地なのです(謎)
あぁ、この人はなかなかだなぁと思われるような入り方をしたいものですね
じゅん☆ | 2013/04/07 14:35



別館泊まったですね
2月頃でしょうか 私は冬の方が好きですが 極寒の中で(最近は慣れたので-20位までは大丈夫)温い温泉に長時間入るのが好きでして ここも冬の方が良いです 
お隣の景福は此方より少し温いので更に良い感じです
少し前までは冬もやって居たので良く行きました 
今年はもう営業して居るのでお泊りして下さいね 
私の勤め先の在る別海町 昔別海村だった頃は日本一広い村だったんですが町に
成ったら足寄町の方が広かったんで2位に成ってしまいました。
渡りからす | 2013/04/07 18:28

まちがえました
別海町第3位でした第2位は遠軽町でした 因みに私が在住して居ます中標津町は第32位と以外でした。
渡りからす | 2013/04/07 18:37



今回は野中温泉へ初めて宿泊してみました
ぬるい温泉は長湯できるので良いですよね~
宿泊するとココの良さが分かる気がします
景福もそのうち泊まってみようかな?
一番広い町は別海町かと思っていたら違うのですねー
じゅん☆ | 2013/04/09 18:34



こういう場所では石鹸なんて使わないですよねー
廊下が長いのは意味があるのかどうなのか?
硫化水素ガスは空気よりも重いのでそれほど流れてこないような気もしますが・・・
 
宿の横に温泉川みたいになっている場所があってちょっと浸かってみたいかなぁと思いました(笑)
じゅん☆ | 2013/04/09 18:35




野中温泉はおっしゃるとおり風情のある温泉だと思います
女湯の方がチラチラ見えちゃうのもある意味「風情」なのでしょう
じゅん☆ | 2013/04/22 18:32
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-1058.html



山の宿 野中温泉(後編) 2013.04.09
野中温泉の夕食(部屋食)前回からの続きになりますが、今回は「山の宿 野中温泉」の食事を中心に紹介しましょう。

野中温泉の夕食は部屋食となっていました。こういった静かな場所で、ゆったりと部屋食できるのはイイですね。食事を運んで来る際に、前回の記事で登場したトラネコちゃんが部屋へ入ってきてオモシロかったです。きっと自分も食事運びを手伝わなければと思ったのでしょうね。それでは本日のメニューを紹介していきましょう。

 茄子の煮物
 昔はナスビが苦手だったのですが、最近は食べられるようになりました。

 鰹のタタキ
 山の宿の海産物って貴重です。

 いも団子
 餅のようにモチモチする食感でした。

 カボチャのマヨネーズかけ
濃い目の味付けです。


 豚肉蒸し
胡麻ダレでいただきました。


 天ぷら(山菜・エビ・きす・まいたけ・さつまいも)
 山菜が美味しかったですね。天然塩でいただきました。



別料金の生ビールを注文して美味しくいただきました。家庭的な感じの料理で好感が持てますね。今回、こちらの宿を選んだポイントは温泉もあるのですが、部屋食の夕食というのが大きかったのです。やはり、温泉宿の食事は部屋食でなければいけないなぁと改めて思いました。

黒猫が現れた!
お腹もいっぱいになったので、少し休憩してから温泉へと向かいました。あれっ? 途中の廊下に何やら黒い物体が居ます・・・。その正体はクロネコちゃんでした!
 パッと見た感じは結構大きなネコちゃんなのですが、近づいてみると、つぶらな瞳をした可愛らしいネコちゃんです。

脱衣所の入口
クロネコちゃんと少し内緒話をしてから脱衣所へと入りました。左側が女湯で右側が男湯です。間には靴箱があって、その上部に温泉分析書と温泉分析書別表が掲示されていました。女湯の脱衣所入口には扉が付いているのですが、男湯の方は付いていません。

夜の露天風呂
さっそく夜の露天風呂へ入浴しちゃっています。最初に内湯の入浴シーン等も撮影したのですが、浴室の薄暗さと湯気で、何だかよく分からない感じとなってしまいました。冬の野中温泉は撮影者泣かせかもしれませんね。

露天風呂から見る星空☆
しかし、夜の露天風呂は素晴らしいです。写真ではあまりよく分からないかもしれませんが、夜空には沢山の星がキラキラと輝いていて、ステキな感じとなっていました。こんな星空を眺めながら温泉へ入るコトができるなんて最高です!
就寝♪食欲も温泉欲も満たされたので寝るコトにしました。客室内もだいぶ温まったのでスッポンポンになっても大丈夫な感じです。大浴場は24時間利用できるので、夜中も温泉へ入りに行きました。とても静かに夜が更けていきます・・・。
朝食♪翌朝の朝食です。朝食は一階の食堂でいただく形式となっていました。食堂の片隅にはゲージに入った温泉犬が2匹います。朝食のメニューは左上の方から、ゴマ昆布、サラダ、豆腐、長芋、山菜、魚、海苔と納豆、漬物、味噌汁といった感じとなってました。朝食もシンプルな感じで好感が持てますね。さて、山の宿 野中温泉ですが、シャワーもカランもない、湯治場的な雰囲気が残る素晴らしい温泉宿と言えます。白い湯花の舞う硫黄泉も凄いですよね。周囲にはオンネトー湖や雌阿寒岳登山口のある自然豊かな環境となっていました。鄙びた温泉が好きな方には断然オススメできる温泉宿ですね。こんなに風情のある温泉宿は北海道広しと言えども、そうそうありません。


★山の宿 野中温泉(やまのやど のなかおんせん)
 場所 : 北海道足寄郡足寄町茂足寄159 【地図】【印刷】
 電話 : 0156-29-7321
 料金 : 350円
 営業 : 09:00-20:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00 【予約】
 泉質 : 含正苦味食塩石膏硫化水素泉(弱酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計4,022ミリグラム
 泉源 : 自然湧出(野中温泉3号)
 備考 : シャンプー等なし・休憩所あり 【HP】
 感想 : ★★★★☆

  
Tags : 温泉 道東 足寄 源泉かけ流し 宿泊 2013/04/09 19:00 | Trackback (0) | Comment (18)

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Comment
美味しい食事・風情ある露天風呂・可愛い猫ちゃん、言うこと無しのお宿ですね。
北海道大好き | 2013/04/09 19:43
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2013/04/09 23:39
じゅんさんこんばんは~
山の宿野中温泉と名前を変えたのですか・・・知らなかったです
日帰り専用の野中温泉とごちゃごちゃになりそうですね(笑)
ここは硫化水素臭が強烈ですよね
ここの温泉に入ると体から強烈な硫黄臭がして気分が良いです
大好きな温泉の1つです♪

あれれ?じゅんさん屋根付き露天風呂も入ってしまいましたね~(笑)
今回の記事で男の露天風呂から
どんなふうに女露天風呂が見えるかが良くわかりました(笑)
この辺は何も無いので夜の星空はキレイでしょうね
食事も素朴な感じだし部屋食だし良いですよね~
泊まってみたいです♪

ふく井ホテルのレストランのバイプレーンは美味しいですよ
ランチもおススメです!
ふく井ホテルは自家源泉なので
じゅんさんが泊まらない訳が無いと思っていました(笑)
mio | 2013/04/10 20:49
★北海道大好きさん
ネコちゃんが居たのは嬉しかったですねー
浴舎は風情がありまくりで感動的でした!
静かに過ごすには文句無しの宿だと思います
じゅん☆ | 2013/04/10 21:03
★非公開(2013/04/09 23:39)さん
こんばんは~♪
クロネコちゃんも可愛くて楽しかったです
ネコって人の話を聞いてくれますから・・・(笑)
ココのワンちゃんは温泉犬ではなくて登山犬なのですね!
犬と一緒だったらヒグマも怖くないかな?
冬の野中温泉もなかなか良いと思います
女露天は絵になる感じでしたー(謎)
じゅん☆ | 2013/04/10 21:03
★mioさん
こんばんは~♪
名前を変えたのかは分かりませんが
検索してみると「山の宿 野中温泉」となっていますね
久しぶりに訪問したのですが
こんなに硫化水素臭強かったかなぁと思いながら
浴室でゲホゲホしていました(笑)
泉質は文句無しです!
屋根付きの露天風呂も風情があってイイですよね
男湯からは見ようと思えば丸見えな感じでした(禁)
 
星空は素晴らしかったですよー☆
ぬるい露天風呂へ浸かりながら感動していました
部屋食なのもポイント高いですよね
温泉宿はやはり部屋食でないといけません
 
ふく井ホテルは食事が良いですよね!
かねてから泊りたいと思っていたのですが
ボクはいつも結構直前になってから予約する方なので
ふく井ホテルはいつも満室だったのです・・・
じゅん☆ | 2013/04/10 21:05
じゅん☆さん、こんばんは☆
お料理、丁寧に作られていて心づくしを感じます。
美味しそうです☆
私が伺った時、しまねこちゃんには会えなかったのですが、
黒ねこちゃんには遭遇しました☆
独特のたたずまいの猫ちゃんでした。可愛かったなぁ。
写真、良い表情していますね♪
可愛いワンちゃんも、登山犬だなんて凄いですね。
夜の露天風呂から見える星空☆素敵です。
冬にはなかなか行けないので、うらやましいです☆
さすが、ケロリン桶設置の温泉♪
次回は泊まってみたいです。


たいやき | 2013/04/10 23:00
★たいやきさん
こんばんは~♪
ココの料理はなかなか良かったです
以前に訪問した時はネコちゃんを見なかったのですが
今回はネコちゃん2匹居て癒されましたー
黒猫ちゃんは不思議ちゃんな感じですよね(笑)
夜の露天風呂は星空を見られてステキでしたよ
北海道らしい温泉宿だと思います♪
じゅん☆ | 2013/04/11 23:21
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2013/04/12 20:51
★非公開(2013/04/12 20:51)さん
こんばんは~♪
野中温泉の食事はかなり気に入りました
景福もいつか泊まってみたいと思います
長い廊下はそういうワケなのですね
浴室電気のスイッチが随分と離れたところにあるのも理解できました
こういう温泉を維持するのも大変でしょうね
じゅん☆ | 2013/04/12 21:14
じゅんさんこんばんわ~
くろねこちゃん可愛すぎですね!!
昔実家で黒猫を飼っていましたのでネコ大好きなんです、動物で一番好きですね(笑)
ねこ | 2013/04/12 23:17
こんばんわ 序にもう一言 どちらの宿も献立に苦労の跡が伺えますね私くしは景福の
方にしか泊まった事が無いので別館の方の味については分りませんが景福の方で言えば
この様な山の中で食材も入手しにくい状況の中冷凍食品や缶詰めその他保存食を上手に
使いしかも低料金で提供している(景福は2食付\6800です)事は高く評価出来ると思い
ます。

非公開にして置きますね。
渡りからす | 2013/04/13 21:58
★ねこさん
こんにちは~♪
クロネコちゃん、カワイイでしょー
うちのクロネコちゃんよりも懐いていて
不思議な感じがしました・・・(笑)
ボクは生まれた頃からネコと一緒に育ってきたので
ネコちゃんはやはり特別な存在ですね♪
じゅん☆ | 2013/04/14 15:06
★渡りからすさん
こんにちは~♪
食事はなかなか頑張っているなぁと思いました
ネコちゃんが一緒に寝てくれるサービスとかあれば
もう毎週通うかもしれませんね(笑)
あっ、うちのネコちゃん達が後ろで怪訝そうな顔をしています・・・
じゅん☆ | 2013/04/14 15:08
すいません訂正致します\6500の間違えです 訂正出来れば宜しくお願い致します。
渡りからす | 2013/04/14 21:53
★渡りからすさん
6,500円なのですね、分かりました
こちらでコメントを修正するとなると
大変大掛かりな作業となるため今回は対応いたしません
ご了承ください
じゅん☆ | 2013/04/14 22:50
じゅん☆さん、こんにちわ♪
だんだん忘れていた暑さが甦って来ました(^^;

先日、宿泊して来ました♪
お湯使い、最高に素晴らしかったです☆
誰もいらっしゃらなかったので、
混浴?の露天風呂にも浸かって来ました♪
硫化水素臭が以前より、増した様な・・・。
常習すると、マズイのかな?
湯口前で、ゲホゲホして来ました!
お部屋食のお料理も丁寧で美味しかったです☆
天ぷらはあまり好んで食べないのですが、熱々で衣加減が良かったです!
今回は縞猫ちゃんだけ登場してくれました♪
ゴロゴロ甘える姿が可愛かったです。
連泊のお食事も気になるので、
次回は雌阿寒岳登頂の前後に泊まってみたいです♪
リピートしたくなるお宿でした☆

たいやき | 2013/08/15 15:11
★たいやきさん
こんばんは~♪
暑中お見舞い申し上げます!
野中温泉別館、良かったでしょ~
硫化水素は危険なレベルではないと思いますが
ボクも泊まった時はゲホゲホしました
部屋食の夕食がイイですよね!
またネコちゃんに逢いに行きたくなってきました(笑)
じゅん☆ | 2013/08/18 21:26
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-1059.html
7:777 :

2022/06/03 (Fri) 04:29:26


2006/07/15
野中温泉の別館でこちらは立派な温泉旅館です。こんな田舎なのに(失礼!)入口は自動ドアです。お風呂は内湯×1と露天×1があります。

内湯は木でできたなかなか素晴らしいもので東北の湯治宿の浴室浴槽のフンイキが漂っておりなかなか良いです。12~3人が入れる広さの浴槽に無色透明のお湯が張られています。お湯はぬるつる感はあまりなく少し硬い感じのすものですが、なかなか入り心地は良いです。白い湯花もたくさん舞っています。浴槽も深くじっくり浸かることができます。

露天は7~8人が入れる広さのもので少しだけ白濁気味のお湯が張られています。しかしかなりお湯がぬるめで鮮度も今一つです。
http://www.kumagary.com/onsen/hokkaido/meakan_nonakabetukan.html



2007.1.17調査   
国道241号線から道道664号をオンネトー方面に10分ほど走ると野中温泉別館がある。
冬期間はこの温泉より先は除雪されてないため通行止めです。

 すぐそばに雌阿寒温泉(景福)があり、こちらも同じ泉質のとても良い温泉で、広い露天風呂を十分に楽しめます。どちらも、銭湯価格以下という激安価格で入れ、甲乙付けがたい良さです。どちらに入っても間違いはありません。

 ロビーを越えて長い廊下をわたると浴室があります。浴室は浴槽だけでなく、天井から床に至るまで釘を一本も使わず、赤エゾマツとトドマツのみで組んだもの。そのこだわりは、一歩泉室に足を踏み入れたときのかすかに香る木のにおい、そして木自身が持つ優しさにあらわれ、何ともいえず、心が和みます。

 また、次から次へと豊富にあふれ出す無色透明な温泉はは手を加えることなく、惜しげもなく掛け流しています。加水加温を全くしないため、夏期で内湯42度、露天39度ほど。冬期で内湯41度露天37度程度と湯温が一年を通じて変化します。これは野中温泉別館の昭和43年の開業以来からのポリシーなんだとか。洗い場や石鹸はなく、純粋にお湯だけを楽しんでもらおうとする思いがここからもうかがえます。

 いづれにしても、露天も内湯も地中からでたまま、濃いままの温泉を楽しんでもらおうとするその姿勢は温泉ファンの心をつかむもので、最高の温泉気分を演出します。
 http://www21.tok2.com/home/doyoulikediy/onnsenn-087.htm



やっと出会えた温泉 in 北海道 [民営国民宿舎野中温泉別館]
修さん [入浴日:2005年2月]

札幌から5時間弱。休日出勤を早々に切り上げて宿に駆け込んだ時にはもう日も暮れかけ、窓の外は刻一刻と暗さを増していました。
 ここ「野中温泉別館」は、北海道ではなかなかお目にかかれない総木造りの浴場に硫化水素泉が掛け流されるという、私の好きなものが三つ同時に満たされているうえに、シャワーやカランと言った「洗い場」が存在しない、ただ「温泉」に浸かっていればいい、まさに「桃源郷」のような場所です。
 濃い湯煙に包まれた内湯には、申し訳程度の灯りが燈っている以外にはただ「温泉」があるのみ。以前、鳴子温泉「滝の湯」で地元のおじさんがやっていたことを思い出し、ついつい頭のてっぺんまで何度も浸かり、注ぎ出るお湯を頭から浴びるという、全くもって好き勝手なことをしてしまいました。

 思いのほか味わい深かったのが雪見の露天風呂。内湯以上に温いうえに氷点下の寒さの中だったのですが、何時間でも浸かっていたくなるような心地良さでした。
 北海道に来て1年3ヶ月、やっと心から満たされる温泉に出会えました。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen000197/kid_0000028649/1.htm



お風呂は健在(民営国民宿舎野中温泉別館)
修さん [入浴日: 2008年7月]

 およそ3年4ヶ月ぶり、2度目の訪問となります。厳密には昨年訪れた際は改装中で入浴できず、さらに1度宿泊を試みたものの叶わなかったという経緯もあり、本当はもっと頻繁に訪れているべき宿なのですが、札幌からの距離にも阻まれ自分の中では未だ憧れの存在なのです。
 当日は出発が遅くなり、到着が19時半という山の宿の掟破りのチェックインとなってしまいましたが、快く受け入れていただき本当に助かりました。
 改装後ということで、宿自慢のアカエゾマツ・トドマツ造りの浴場の「俗化」を心配していたのですが、以前との変化がわからないほどの佇まいでとても嬉しくなりました。また、その日は好天にも恵まれ、露天風呂・部屋からは満点の星空に流れ星まで眺めることができました。
 前回は冬場の訪問でしたが今回は夏場ということもあり、宿泊客は雌阿寒岳登山客、観光客が中心でした。とは言え、私たちを除いて10名程度。前回同様終始貸切の湯浴みを堪能できました。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen000197/kid_0000084177/1.htm









2回目の訪問です(民営国民宿舎野中温泉別館)
MORRINさんゲスト [入浴日:2006年10月]
3年前に引き続き、9月に再訪(宿泊)しました。
北海道には珍しい木張りの浴槽、まろやかなお湯。ここはとにかく温泉がいい。
その上、お安い山間の宿にもかかわらず小奇麗にされている。
部屋も外観から想像するといい意味で裏切られますし(失礼!)、特にトイレは大変清潔でぴかぴかです。
食事もちょうど良い。私のお気に入りの宿です。女将さんは私と同い年であることが判明。その節はありがとうございました。遠いですが、また訪ねたいです。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen000197/kid_0000049631/1.htm





いいお湯 いい雰囲気です(民営国民宿舎野中温泉別館)
bippawanさん [入浴日: 2009年12月29日 / 2泊]

久しぶりに、行ってみました。 それも、真冬に2泊
改装されたようですが、外見に反して客室等はとっても普通
トイレなどはむしろ近代的できれい
そして
お風呂は、一瞬、改装したのが分からないほど、いい感じ
内風呂は、硫黄のにおいと多分木の香りが強烈、温泉~っていう感じ。
露天は、素朴でシンプル、開放感もあり、いい雰囲気
そして、肝心のお湯は、こゆい硫黄?(硫化水素?)のお湯がどばどばかけ流し。
それでいて、露天はむしろぬるめで、長湯好きにはたまらない。
いや~いい温泉です。しかも、変わっていないのがすごい。
夕食は、正直、それほどではありませんが(朝のほうがいい?)
そんなことは、どうでもいい感じの5点満点でした。
2泊3日プチ湯治気分を満喫できました。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen000197/kid_0000106537/1.htm



2011/10/13
民営国民宿舎「野中温泉別館」
阿寒国立公園内、雌阿寒岳の西北、標高700mの原生林の中に3軒(野中温泉別館・野中温泉YH・オンネトー温泉景福)の温泉宿があります。
今回は、こちらの「野中温泉別館」と、日帰り入浴のみの施設に生まれ変わった「野中温泉YH」に立ち寄りました。

隣にある旧「野中温泉ユースホステル」は1919年開業の老舗温泉で、1969年(昭和44)に、こちらの国民宿舎「野中温泉別館」を新築されたそうです。

温泉犬がお出迎えしてくれます。

http://blog-imgs-33.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/CA3C04691.jpg

あれ他にゴールデンも居たょね? お出かけ中のようですね

カウンターで700円(大人1名350円)を支払い
正面に階段があり、その奥の暖簾から浴場へ
玄関横に休憩所もあり、湯上がり後はココでのんびり寛げますね

長~~い廊下の先に・・・・・ここでスリッパを脱いで脱衣所へ

その前に温泉分析書と温泉分析別表がありました。

ドアを開けてビックリ木の香りがする綺麗な脱衣所

もっと鄙びた感じだと・・・
源泉が注がれる湯音と硫黄の香りが良いぃぃ~どんな浴場かな?楽しみ

うぉ~~きれ~~きれ~~キレ~コバルトブルー

コバルトブル~だぁ噂には聞いてたけど、こんなに綺麗な湯が溢れてるなんて・・・
ここの浴場は、湯船も壁も天井も、床まで釘を1本も使わずにアカエゾマツとトドマツで組まれているそうです。

窓も大きく、天井も吹き抜けで、圧迫感とでも言うのかな?それもなく開放的な感じです。

http://blog-imgs-37.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/CA3C0501_convert_20111021211736.jpg

木の温もりがイイ感じ

見るからに濃厚そうな湯に身体を沈めると「はぁぁあぁぁぁ」と大きな吐息、木の香りと硫黄の香りが、たまらない

http://blog-imgs-37.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/CA3C0498n.jpg
http://blog-imgs-37.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/CA3C0499n.jpg

湯口から大量に注ぎ込まれる源泉は、惜しみなく湯船からかけ流されている。
本来なら白濁する湯なのかもしれないけど、濁る間もなく湯が入れ替わっているのかも・・・。

シャンプー、ボディーソープなどありません。

洗い場らしき場所には、お水とお湯が常に出ているので たぶんそこで洗うのかな

ちなみに、こちらは男湯の内湯

http://blog-imgs-51.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/PA1319410.jpg
http://blog-imgs-51.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/PA1319680.jpg

※盗撮したんじゃなくて、連れに画像もらいました

露天風呂は岩風呂で、ご主人手造りだそうです。

http://blog-imgs-37.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/CA3C0490_convert_20111021215951.jpg

女性用には屋根が付いていてちょっと立派
しかし・・・屋根を付ける前に・・・他に付けるモノがある気がするんだけど・・・ま、いいっか
大らかなな造りって感じだょね

女性用露天風呂の出入り口に、縦格子状の衝立がペロンと1枚だけ・・・男湯側の出入り口が向こう側に見えてるし
あとは女湯と男湯の仕切りに、見えそうで見えない、でも見える衝立が無造作に置いてあり

チラ見すると連れが湯浴み中でした 男性は覗き禁止

男性露天側に、行灯が隙間を隠す様に置いてあり、一応は気を遣ってるんですょ

http://blog-imgs-51.fc2.com/k/u/r/kurumi2002217/PA1319450.jpg

女性用内湯から女性用露天に移動する時、男性側からチラリと見えてしまうので絶対に見られたくないと言う女性にとっては
「あともう一枚衝立があれば目隠しできるのになぁ~」って思いましたが、これはこれで良いと思うけど・・・ダメ?
絶対にダメって言う女性は内風呂で満足して下さい
ホントに大らかな造りだょね
色々と思う人も居るかもしれないけど、これがココの良さだと思ったりもしますょね

女性用露天には、水車や灯籠があったりします。

あの出入り口の衝立と湯船の衝立の間が、チラリゾ~ンなので・・・タオルを巻いて出てきて、湯船に入る時にタオルを外せば良いと思うけど・・・湯船に入ってしまったら背を向けて湯浴みすれば良いと思いますょ


露天風呂はちょっとぬるめですが、開放感が良いですねぇ~
声だけでなく、すぐ隣に連れを感じお喋りしながらの湯浴みは、楽しくて時間を忘れてしまいそう・・・半混浴ならではです
http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-404.html
8:777 :

2022/06/10 (Fri) 07:44:21

あげ10
9:777 :

2022/06/15 (Wed) 09:34:54

あげ6
10:777 :

2022/06/16 (Thu) 05:56:09

あげ333
11:777 :

2022/06/21 (Tue) 22:48:38

あげ25
12:777 :

2022/08/10 (Wed) 08:36:32

あげ098

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