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欧米のハイエンド・オーディオ機器が高いのは超円安が原因

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2022/05/21 (Sat) 22:21:22

欧米のハイエンド・オーディオ機器が高いのは超円安が原因
音質は日本のガレージメーカーの50万円の製品と同等


スイスの、オーディオの名器とされるFMアコースティックのアンプの価格は500万円から2500万円です。これが現代の世界水準、比較すればフェラーリも安い。
ソニーが、100万円や200万円で、同等品を作るべき商品でしょう。旧式の、FMプリアンプのコピー機を、3台使っています。不安でしたが、鮮烈、みずみずしい山間の清流のような音は、群を抜いています。電子部品が厳選されているという。世界水準の経済は、円だけを増刷した、30年の円安の日本とは異次元になっています。日本の生産技術が世界1というのは、玉手箱のような昔話でしょう:


2021-07-31
 アクシスは、同社が輸入販売を手がけているFMアコースティックスの「レゾリューション・シリーズ」全製品の販売価格を改定する。
 FMアコースティックス社は、これらのモデルについてスイス本国での販売価格と輸出価格の改定を実施した。今回の価格改定はこれを受けたもので、8月21日より新価格(すべて税別)で販売されることになる。

●フォノリニアライザー/プリアンプ
122-MKII ¥2,380,000
122B-MKII ¥2,320,000
223 ¥9,350,000

●ハーモニック ラインレベル リニアライザー
133 ¥2,750,000
233 ¥5,950,000

●プリアンプ
155-MKIIR ¥2,820,000
245 ¥4,380,000
255-MKIIR ¥7,000,000
266-MKIIR ¥13,300,000
266-MKIIRC ¥14,600,000
268-RC ¥25,600,000

●エレクトロニッククロスオーバー
333 ¥7,750,000(3ウェイ)
334 ¥8,720,000(4ウェイ)

●パワーアンプ
108-MkII ¥4,760,000(ペア)
111 ¥8,700,000(ペア)
115 ¥15,760,000(ペア)
411-MKIII ¥8,580,000
711-MKIII ¥11,650,000
1811 ¥25,600,000
https://online.stereosound.co.jp/_ct/17470721


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YG ACOUSTICS
USAを代表するハイエンドSPブランド YG ACOUSTICSの価格改定情報です!
2021/11月1日より新価格となります。


H.A.L3でも何度もデモしてきている上質なパフォーマンスのお勧めのハイエンドSPのYG ACOUSTICSがいよいよ価格改定となります。

輸入元ACCAより
「弊社取り扱いメーカー YG ACOUSTICS 社より、原材料の価格高騰による価格改定 の案内がありました 。
弊社と致しましても価格維持に努めて参りましたが、誠に遺憾ながら 添付ファイルの通り 一部商品につき価格を改定せざるを得ない運びとなってしまいました。 尚、新価格は2021 年 11 月 1 日より適応させて頂きます。 バージョンアップ製品の一部(TBA表記)に関しましても、確認取れ次第追って 連絡させていただきます。
ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。」

*下記税込み定価表記、一部以外ペア価格

Sonja XVi  
現在価格¥48,400,000→新価格¥54,780,000
Sonja XVi Studio
現在価格¥34,485,000→新価格¥40,700,000

Sonja 2.2i
現在価格¥14,520,000→新価格¥14,850,000
Sonja 2.3i
現在価格¥21,538,000→新価格¥21,670,000
Sonja 2/2
現在価格¥6,050,000→新価格¥6,710,000
Sonja 2/3
現在価格¥→新価格¥6,875,000
Sonja 2 Center
現在価格¥3,932,500→新価格¥4,235,500

Hailey 2.2
現在価格¥8,445,800→新価格¥8,690,000

Vantage
現在価格¥5,808,000→新価格¥5,390,000

Carmel 2
現在価格¥→新価格¥3,905,000

Invincible 21.1
現在価格¥→新価格¥9,240,000
Invincible 21.2
現在価格¥1→新価格¥16,720,000
https://dynamicaudio4f.wordpress.com/2021/10/04/yg-acoustics-%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E6%94%B9%E5%AE%9A%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%81/


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オーディオスペースコア - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2+YBA+signature+CDP+FM+acoustics+FM155mk%E2%85%A1R+FM411mk%E2%85%A2+YG+acoustics+Hailey+2.2+


福井県 オーディオスペースコアさん訪問記♬ 2019年08月10日
https://ameblo.jp/507576/entry-12503714818.html?frm=theme

福井県のオーディオスペースコアさんを訪問しました。
店主の筏さんは日本人最高峰レベルの 「優れたオーディオ人」 でした。

福井県は関西圏から行くにしても遠いのですが、ズバリ遠くても行く価値はあり!

筆者がお聞かせ頂いたのは、

YBA signature CD Player
FM155mkⅡR FM411mkⅢ
YG acoustics Hailey2.2

というシステム
ケーブルはヨルマデザインのユニティで統一されていたと思います。

FM acoustics FM411mk3¥8,521,200

FMは鮮度感やS/N比が飛躍的に高くなって、独特の濃さが薄くなったけど、全く味気なくないです。
間違いなく人生最高のハイエンドの音をお聴かせ頂きました。
FMは間違いなく進化していますね。本当に素晴らしい音です。最高の音が出ています!
現代のハイエンドサウンドと比較しても鮮度感やノイズフロアーなど劣っているパラメータがなくなりました。

YGのHailey2.2は存在感がある。3way機で値段は700万以上もするのに、18.5cmウーファーなんて
ちょっとありえないと思っていましたが、実物を至近距離で見てしまうと大きくて存在感があります。
バスドラをバンバン叩きつけるような激しいソースでは流石にDD66000とは土俵違いだけど、
YGは超高分解&ハイパーリアリズムの世界で、広大なサウンドステージ、極めて高い鮮度感や透明感が持つ

クオリティの高さは極めつけで、ウーファーの音がスパッと消える収束速度など圧倒的によくて、

ハイスピード。小音量での反応が抜群で、静寂感やグラデーションの描写が得意で、表現が緻密なスピーカー。

仮想同軸のSonjaはもっと押し出しが強くて、Haileyはそれに比べてスッキリしている。

筏さんも仰っていたけど、YGは高性能ゆえに使いこなしが難しく、セッティングが上手くできないと
大したことがないと感じてしまいがちですが、この音は本当に凄い。

日本一の音を出しているハイエンドオーディオショップといっても過言ではないでしょう。

オーディオスペースコアさんの試聴室は天井高2.45mで、広さは15畳となっております。

以下は筏さんと筆者との会話を抜粋したものです。

筏さん 「このFM411の下に敷いているYGのボードは共振点を合わせているんですね、

なのでここで振動するものは一瞬にしてパッと消えているんですね、で、ここで

使われているオーディオリプラスのインシュレーターは瞬時に加速するインシュレーターで、
パッパッパ!と消えているんで (ボードはフローティング構造になって浮いています
触ると前後左右に動きます) FMなんかはとくに高いんで、是非こういうボードの
上に載せたほうがいい。FMは昔のゴム足はダメです。FMはいまはゴムやめましたけど。
足を外しても良いんですけど、ちょっとリンギングが出る事がある。

「リンギングとは?」 硬い物同士が重なり合うような、キツイ音が出ることがある。
お客さんの家の場合によっては外さない場合もあります。
ケースバイケースで、音を聴きながらやります。FM411が乗っている
YGのオーディオボードは税別83万です。YGのスピーカーの下のボードは
もう絶版だけど、ドイツのコプラーレのボードとオーディオラックを使っている。
これもアイソレーターの位置と数で共振点を合わせるので、
あとコアでは凄くノウハウの蓄積があります。なので通販で送る場合は乗せる機材に

合わせて筏がノウハウ書を書いて送ります。特別の取説を作るんですよ(笑)」

筏さんの出張費は遠方だと大体五万円くらいかかってしまう。

FMだと高価なので出張料は掛からないが、通常出張は料金がかかるので

その場合は説明書を作って差し上げているそうなのです。

「それでキチッとお客さんの方でセッティングが出来るようにしています」

「こちらのYGスピーカーですが、音が出て音波エネルギーが音像フォーカスを結ぶ
適正な試聴位置までの距離はどれぐらいですか?」

「それはメーカーではとくに言ってないです」

(この試聴室ではスピーカーから試聴距離までレーザー距離計で2.65mで天井の高さは2.45mだった)

「うん、やっぱり僕らがセッティングの技術を習得して、独自にやれということです
うちの店にヨアヴさんは3回くらい来ましたけど、試聴会だとか、
遊びにも来てくれたけど、もうウチの音はパーフェクトだ!って言ってくれましたよ(笑)
うちもねぇ、耳でだけでやってないんですよ、測定したり、シミュレーションで
計算したりしています。定在波の影響を受けない場所にスピーカーが置いてあったりとか
この部屋を作るときにねぇ、最初はこれぐらい欲しいなっていうんで、
なにも考えずに作ったんです。そしたらもう、最悪の部屋になっちゃって。
もう最悪(笑) もうどうしようかなと、70Hzがね、もう15dBぐらい盛り上がっちゃって。
なぜかというと窓がひとつもないでしょう?遮音シートは絶対よくないんで、
入れてないんですけど、プラスターボードを"ちどりばり"にして共振点をずらしてやったのを
ちょっと遮音してるんで、空気が逃げないんですね、そうするとなおこう、
空気が逃げないんですよ。最悪の部屋だったから、工事も三回くらいやって
いまはもうお客さんからも 「この部屋良いですねぇ~」 って言ってもらえるようになって。
そういってくれるお客さんが凄く増えて。この時のノウハウをお客さんの部屋造りに
活かしてやっていますけどね。三角のコーナーチューンはリプラスですね。
細長い長方形のやつはエイスナーブですね。考え方は拡散なんで一緒なんですけどね。

「僕の家はエイスナーヴコーナーRCです(笑) リプラスの方が明らかに良いそうですよね」

そう、コーナーはリプラスの方が全然良い。リプラスのはコンピューターで
シミュレーションして相当高い倍音まで歪みなく拡散する技術を習得して作っている。
なので、ぜんぜんもう音が違いますよ!(笑)物凄くこう、密度が高くて
立体的になって。QRD リプラス エイスナーブ このラックなど四つを使ってもらって
あとアンクは沢山入れるんじゃなくて、ちょっとだけ入れるに留めています。
あんまり一杯いれると"アンクの音"になっちゃうんですよ。素材の音って絶対出るんで、
たとえばQRDだったら、QRDだけズァーとやっちゃう人いるじゃないですか?
絶対QRDの音になっちゃうんで、素材の音になっちゃうんで。僕は沢山使わないですね
入っているんですけど、種類は分散させるようにしています。コーナーの四角、つまり四本
はアンクが一番良いですね。ASCも昔相当売りました、う~ん、あれも効果あるんですけど、
定在波をきちんと整頓してやると、ASCの時は低域に形が出て、結構どっちかというと
スリムになっちゃうんですよ。すごいなと。これだけ整頓すると低域もスリムになるし
音落ち着くんだなと、でも逆にアンクを使うと低域がズーンと出るんですよね
ASCはスリムになって低域が痩せすぎ。ASCはファブリックで、けっこう吸音しちゃうんでね
あれも回して吸音/拡散って言ってますけど、やっぱりファブリックは基本音吸うんで。
(ファブリックとはごっつい灰色の布の事)ASCの吸音/拡散の見分け方は金属のチョボ/ボタンが
付いているんで、チョボをリスナー側に向けるんです。けど倍音も結構吸っちゃうんですね。
そこがどうも僕はネックに感じまして。」「アンクの方が良いですね、単純に優れています。
コーナーアンクはなかなか置けないという方もいらっしゃるけど、置けないなら
置かないと言うのもありかなと。僕はお家に行ってセッティングする場合はまず
図面を送ってもらって、測定して、定在波の分布をこう調べといて、こう事前に
プランニングするという。で設置した時は音聴いて、スピーカー動かして、
セッティングまでやるんですけど。そうすると大体音響チューニング材は少ない数で
ピタッと収まりますね。床のアンクはお客さん入れてるお客さんいるけど、
あれはずっと後で良いと思います。YAMAHAのパネルですか?YAMAHAはお客さんに
使っている方結構いらっしゃって、まあ値段の割にはね・・良いかと思いますね。
考え方も中にレゾナンスっていうかね空洞作って消滅させるという(ボイド共鳴管)
悪くないんですけど、やっぱりどうしてもこう固有の音は出ます。あと低域には反応しない」

「FM255の音に不満がありますか?FM255はきちんとセッティングすれば化けますね」

「FMはきちんとセッティングしたいですね。パッと置いて、ああFMいいね!
じゃあぜんぜん勿体ない(笑)」

「代理店のブースでは聴いてたんですけどFMはmk3になって本当に鮮度感やS/Nも良くなりましたねぇ~びっくりです」

「FM155mk2Rも本当にバランスよくなりましたよね。もうリモコン無しも無くなったらしいですよ
頼めば作ってくれると思うんですけど、FM社は小ロットで小規模生産で作っているんでね」

「YGは最初スキャンスピークから買っていましたけど、ユニットがアルミの削り出しになって
から飛躍的にもう良くなりましたね。スピーカーの作り方って技術って三つあって、
まず一つはユニットですよね、そしてネットワークの技術、エンクロージュアの技術。
そのみっつのうち、まずユニットから音でるじゃないですか。
このユニットがまずちゃんと作られていれば!設計はずーっとつながっていくらしいです
ユニットがこうゆがんじゃったりとか、ひずんじゃったりすると、いくらこう
ネットワークを組んでも、あとエンクロージュアをきちっと設計しても、
上手く鳴らない。まずユニットありきというところがあるので、
アルミの削り出しのユニットを使うようになって、YGのヨアヴは
飛躍的にこうネットワークとかエンクロージュアの技術が反応してくれるように
なったという。削り出しで作るようになったおかげでユニットの剛性が
凄く上がったおかげで全部計算通りに行ったという」

「なんか95%理詰めで作って、あと5%の段階でちょっとだけ音聴くっていう」

「そうそうそう(笑) 殆どのプロセスは設計上で、あとは音聴かないっていう(笑)」

「けれど、これだけの音楽的な音が出ると言う・・・・・すごいですよね(絶句)」

「マジコは音が 「重くて暗い」 と思うんです」

「うんうん、そうね」

「そういうネガティブな要素って、後に影響が大きくて、結局弱点が大きいと手放しちゃうと思うんですね」

「マジコとYGとの比較はどうですか?」

「YGの方がもう断然情報量が多いです。僕もマジコとYGどっちにしようかなって、

エレクトリさんからこう何台も借りて試聴するんですけれど、パッと聴き、こう良いんですよ。
バシーッとね、締まったような音で。でも、どんなアンプもってきても、
マジコサウンドなんですよ・・・(笑)」

「ああ~・・・あのマジコはQ5とか昔風のアメリカンサウンドというか力強さだとかが

やけに目立つ、非常に筋肉質の音ですよね。偉そうな音、尊大な音ですよね、
腕っぷしの強さばかりが目立つというか」

「そそそそそ、そうなんです(笑) 」

「バアーン!バアーン!」 とくるんで、クラシックとか聴くとちょっと
荒っぽいし・・・・繊細な音も出したいじゃないですか?マジコの設計って
YGと近いようで全然違うんですよね。マジコはねアルミのね、こう中も
ギヂーってステンレスフレームが一杯入ってね。ガチガチで動かないように作っているんだけども。似ているようでね、話を聞くと設計思想はまったく違いますよね。
ガチガチで固めればいいっていうのはマジコの考え方なんですけど、
YGは共振しないように、共振点をズラすというかね、だからね
アルミも一枚じゃなくて二枚使って共振点をズラして、で中を台形にしてこれもコンピューターで全部シュミレーションして、だから吸音材はないんですよ
で、一か所だけ周波数がポンと出っ張るんで、そこだけレゾネーターっていう弁当箱みたいなものが入っています。つまり共振する箱ですね
つまりその周波数帯域になると箱がパッと反応して消してくれるんですよ。
普通もうキャビネットの中って定在波だらけなんで、吸音材いれるじゃないですか?
なかで定在波を消すために。吸音材ってあれノイズ源なんですね。
吸うけど、吸うまでに時間かかったりとか、なので、YGのヨアブさんは
定在波を吸うんじゃなくて定在波が出ないように設計すればいい。
だけど他のメーカーは定在波が出ないように設計ができないんですよ
なんでかっていうと、いいシュミレーションソフトがないのと、
あとコンピューターでシュミレーションしても理論通りに行かないって言う。
なので剛性が極めて高いこの削りだしのユニットになって全部が計算通りに行くようになったと。だから全然技術的に他のメーカーとはレベルが掛け離れてしまったと。同じぐらいの価格でマジコはウーファー三発使っているじゃないですか?でもYGの方が低音は低い所まで歪みなく出ているんですよね。それはもう技術差以外のなにものでもないのと、あとマジコってカーボンウーファー使っているでしょう?ヨアヴに言わせるとカーボンはプリクレブっていう繊維状にできている部分を繋いでいる接着剤、あれは最初は良いんだけど、あとでほどけてきちゃうんですって。

「ああそうか!だから使わないのか!」

F1のシャーシなんかもそうらしいんだけど、やっぱりカーボン繊維は

何戦かしているとほどけてきちゃって剛性落ちちゃうんですって」

「あと、マジコの方がメーカーとしては少し規模が大きいと思いますけど?」

「うんうんまぁ大きいけどね・・・・で、あとなんか安いの出したじゃないですか?」

「ああ、Magico A3!あのモデルは結構売れているようで、でもマジコの音ではないような気もしますね」

「あれはもう・・・うちでも持ち込んで試したけどあれはヒドイですね(笑)ぜんぜんダメですね。
まっったく設計していないですね(笑)で、話聞いたら、とんでもない話聞いちゃったんですけど、
なんとネットワークを部品メーカーのムンドルフが設計しているんですって(笑)
ええ!?それは・・・・ダメでしょ。マジコが設計しないと。要するに
何が言いたいかと言うと、フォステクスの、長岡さんの考え方と同じなんですよ(笑)
箱の容量が何リッター、ユニットの特性がどんだけ、クロスオーバーがどんだけだから
このネットワークで良いというですよと、ムンドルフが設計して組み上げただけなんで(笑)
だからぜんぜんダメですね(笑) 僕も造りからいうと安いんで、店に入れようかと思いましたけど
でもあんなんいれちゃったらそれこそアンプの選別も間違っちゃいますよね(笑)
YGは性能が高いだけにセッティングきちっとしてやると、生きてくるんで。
そこはうちはノウハウもってるんで、お手伝いさせてもらえると思いますから。
FMにしてもYGにしてもウチは長いことやってますからね(笑) 全部積み重ねなんですよ。
僕は理詰めでやって、最後は聴感で追い込むっていう。ヨアヴと考え方は一緒なんですよ
だから仲が良いんですよ(笑) ヨアヴはもう僕の事を凄いリスペクトしてくれて
僕は位相 (各ユニットのスピード感の揃い) 関係すんごいうるさいんで、
ちゃんと作れよと、発注させてもらってだからワイヤリングもバイワイヤではなく
シングルワイヤになりましたけど。シングルワイヤもうちからの発注で、
世の中にバイワイヤが多いのは、アンプメーカーに都合がよくてアンプが倍売れるから(笑)
ヨアヴはもともとネットワークの設計者でしたでしょう?ネットワークはもともと
しっかり出来上がっているけど、ワイヤリングの長さだとか、数とかによって
レスポンス(反応)変わっちゃうんで。バイワイヤ端子の場合、僕はクロスにして
繋ぐことが多いんですけど (襷掛け接続) 基本、バイワイヤの場合はぜんぜん位相の事
考えてないでしょ?って。ヨアヴも最初、バイワイヤで出してくるから」
「こんなもん、ダメじゃん」 って言って、彼も分かってて、「ダメだよ」
「ダメだけど、ディストリビューターが、スピーカーもこの方が売れるし、アンプが倍売れるから
バイワイヤにしろって言ってくるんだよ」 だからそれで作ってる、本当はシングルの
方が良いに決まっている。じゃあうちのもシングルで作ってよって
言ったら 「分かった、分かった」 と。カーメルって小さいYGあるでしょ?横浜の
お客さんが自宅試聴したいというので、(コアの筏さんが)東京のAccA(代理店)まで
行って、試聴機をもって一緒に行ったわけです。それはバイワイヤのデモ機でした。
YGの木村さんにどっちから繋ぐのがいいの?って聞いて、こっちだよって聞いて
繋いで音出ししたら、お客さんも 「ああやっぱりYG良い音だよね」 と
その後コアでシングルワイヤで発注して納品したらすんごく良い音で!
思わずヨアヴに電話して 「これなんか換えただろ?」 「いやなにも換えてないよ
シングルにしただけだよって」 木村社長もこの音を聴いてビックリして
それからもうデモ機は全部シングルワイヤリングにしちゃったっていう(笑)
コアではお客さんには「シングルで作りますか?バイワイヤで作りますか?」
っていう選択は出来るようにしているんですけど。さきほどの話、
バイワイヤだと位相狂っちゃうんで。「アンプ二台は必要ないんですね(笑)」
「アンプ二台にしちゃうと、駆動力だとかは良くなるし、確かにユニットの

干渉はなくなるんだけど、アンプのレスポンスの違いがモロに出ちゃいますね」

「同じアンプでも?」

「同じアンプでもダメですね・・・シリアル揃えてもダメ」

「だってアンプの中何百って部品入っているでしょう?部品の個体差がでちゃう」

「FMくらいだったらねぇ、選別して特性揃えて作ってるんで、シリアル連番で
作ってって言えば限りなく合うんでしょうけど」

「ほかのメーカーだったら・・・・・僕ねぇ、色々とやったっすけど、ダメっすわ、バイアンプ」

「合わない(笑) フッと一台のアンプでやるとものすごくまとまるんですわ(笑)」

「これなにかっていうと、やっぱりアンプは、ちょっとバラつくんでしょうね」

「筏さん、DD66000はどうするのが一番音がいいですか?」

「バイワイヤ―接続のシングルアンプですね。スピーカーケーブルは同じ長さで揃えてね」

「DD66000はシングルアンプで、FM411一台で鳴りますか?」

「鳴りますよ。僕は鳴らすところまで持って行けます。上位機種になれば出力も大きいんで、低域の解像度も違いますし、もっといいですけど
電気的に鳴らせるか鳴らせないかというと鳴らせるんですよ、それはセッティングによる違いが出るんですよ。鳴るか鳴らないかを分けるのは電源の取り方もそうですしインシュレーターもね、ダンピングがね、ゴム系の足使っちゃったりしたら絶対鳴らないしちゃんとセッティングすれば鳴ります」

「マルチはね、僕のお客さんでマルチやってる
人は結局みんな嫌になっちゃって止めていますからね(笑)」

「マルチは鮮度感とか音の濁りの無さとかユニットから出てくる音の勢いとか全然違うんで、音質の改善という意味では、絶大に改善効果が大きいんで、これしかないって思いますけど、やっぱりダメですか?」

「マルチはバラバラの音になる(笑)」

「ああ~!そうそう!それ!そうなんですよ(笑)」

「で、あるときネットワークに繋げてシングルで鳴らすと、あ!スッゲー!
なんか安心する(笑)ってなっちゃうんですよね(笑)あの一体感っていうかね。
マルチはだから、どこまで行っても音はまとまらないんですよ」

「YG XVjrを聴いたんですが、東京のインターナショナルオーディオショウでは鳴ってなくて大阪サウンドコレクションでは感動しました。けれどあれだけ大規模なシステムでユニット一杯使っているからネットワークの音が濁っているようには思いましたね」

「僕はね、スピーカーって上位機種は音のクオリティが上なんじゃなくてスケール感が上なんだと思っているんですよ。だって、だってね?技術的には全部同じもん使ってますからね?XVも今回お聴きいただいたヘイリーの2.2もツィーターもハイブリッドツィーターだし、ユニットのマグネットが違うわけでもないし、ただね、広くてでっかい場所で鳴らす場合は、ヘイリーよりもXVの方がいいですよね、
ホラ、合わないじゃないですか?部屋の大きさに対してスピーカーの大きさがね。
だから日本家屋で、10畳とか12畳とか20畳とかでね、XVを鳴らすとしたらね、
僕はもっと広い屋でXVを鳴らしたいと思いますけどね。もっとリスニング距離を取ってやらないと、ユニットがいっぱい付いている分、合う距離がもっと遠くにあると思うんですよ。
近くにない。やっぱりユニットの数が少ない方が干渉も少ないし、エネルギーを出すためにユニットの数を増やしているだけなんで、クオリティ的には絶対少ない方が良いんですよ。
ヘイリーの方が日本の部屋にちゃんとマッチしてるし、きちんとセッティングできるし」

「ソーニャ2.2の音に関してはどうですか?」

「ソーニャ?あれはユニットが小さくなってバーチカルツインで、中域に独特の濃厚な音があって、捨てがたいんだけど、背が高くなって、広い部屋が欲しくなりますよね。値段も1100万を越えているし価格と音でいうと、カーメル、あれは本当にビックリしますよ!奥行きなんてこんなちょっとしかないし、2wayだけどね、カーメルを聴いた事が無いんですか?聴いたらビックリしますよ(笑)」

「昔ねぇ、3~4年前かな御茶ノ水かどこかで音展?なにかイベントがあって、木村社長が快く、 「いいよ貸してあげる」 っていうからカーメルを借りてきたわけです
YBAシグネチャーのアンプやCDプレイヤーを売りたくて行ったのに、お客さんみんなカーメルの凄さにびっくりしちゃって、「本当にこれが鳴ってるの?こんなに小さいのにこんなに凄いの?」って話題になったんです」


「うちではお薦めはカーメルとヘイリーです」「で、最近バンテージっていうのが出たんですよ
3wayでヘイリーよりちょっと小さくて、ウーファーも少し小さい。日本家屋できちんと鳴らせる、うちでのお薦めは、カーメル、バンテージ、ヘイリーです」

(カーメルはヨアヴの小さい息子さんの名前で、ヘイリーは娘さん、ソーニャは奥さんですね。
最初のアナットって誰の名前だったか・・・・・バンテージはどこから命名したんだろう?)

「FMは凄いです。うちはお店でやってるんで、一般のお客さんみたいに買わなくっても、全国からメーカーがボンボン機材を 「試してくれ」 って持ってくるんですけど、だから、物凄い数のアンプを試すんです。でもやっぱりFMにはまだ勝てないですね」

「筏さんは毎年インターナショナルオーディオショウにも必ず行かれている熱心な方ですし、ドイツ ミュンヘンのハイエンドにも行かれていますよね」

「ミュンヘンは何百というブースがあるんですよ(笑)それで数日しかないから、もうブース入って、ちょっと聴いて、はい、次、はい、次みたいな(笑)
そんな感じで次々聴いていくんですけど、音の良し悪しって入った瞬間分かるんです」

「マニアとしての経験があると、ブースに入った瞬間に音の良し悪しは判断できますよね」

「やっぱりFMには敵わないです。YGを凄い音で鳴らしているブースもありましたけど、ちなみにそれはね、D級アンプでした」

「おお!それはFMと比べたらどうですか?」

「いやいや(笑) だってクラスDですよ(笑) 省エネアンプですよ(笑) アッハッハ(笑)」

「中古FMは個体差メチャメチャありますよ。だから本当に気を付けないと、新品だと個体差はないように作って貰ってますけど、だからさっきみたいにトランスが大きくなって、すごくダンピングファクターが上がっているのに低音が膨らんで柔らかくなっちゃって、これはFMの音じゃないねって、
FMのマヌエル・フーバーからすれば本末転倒の話であってね、
それはセッティングちゃんとしてないだろ!って話になっちゃうんでね。
僕らはちゃんとお客さんのところまでヴォイシングしにいくんでね、
高い製品なんでね、運送会社で送ってハイ終わり、じゃなくてね。
キチッとしてお客さんにね、喜んでもらえるようにしないとね」

「FM411は200Vにすると凄くないですか?」

「確かにパワーアンプはいいんですけど、プリだけ100Vにしちゃうと、電源位相差ってのが出ちゃってデメリットもでるんですよね。だからうちではやってないんです」

「そういえば確かにお店さんだから簡単に200Vにできるのにやってないですよね」

「具体的にはどんな影響が・・・・?」

「ああ、モジュレーション掛かっちゃうんで、定位がね、パン!と良いときはねバァ~と広がったりね、定位が良くなったりね。周期的にモジュレーションが掛かっちゃいますんでね。
気が付いていないお客さんいっぱいいらっしゃいますね。電源の取り方とかしっかり換えてあげるとね。すると、「ピシーツとした音」 がするんですよね。ピントが合うんですよね」

「ヴァルハラのケーブルはパッと聴くとゴージャスで「うおおおおっ!」って思うんですけど、ヨルマに戻すと、とっっても自然なんですよね。
僕はケーブルとかアクセサリー類で色付けしたくないんで、
ヨルマデザインのユニティっていうのが、一番忠実ですよね、
真ん中のクラスですけど」

「折衷というか、ヨルマとノードストのヴァルハラを混ぜるのはどうですか?」

「うーん、ケースバイケースですけど、一概にこうはいえないですよね・・・・・・
たとえば、同じヨルマだったらいいのかって、オリゴとユニティ上のクラスを混ぜるとぜんぜんダメなんですよ・・・・・・」

「ユニティだけで独立して使っていって、それは合うんですよ。オリゴが合わない・・・・・」

「一個だけオリゴだとかデュアリティとか№2だとか混ぜると全然ダメなんですよ。あたらしく出たトリニティってのもそういう傾向にあるんですよね。トリニティも合わないんですよ」

「例えばFMでRCAとXLRのケーブルを作ってくださいって言われると
ほとんどのお客さんはユニティを選ばれますね」

コアの音は確かに自然で長時間ずっと聴いていられる音なんですよね。
切れもあるし音像リアリティも高いし、さり気ない高級感が漂う極上の再生音にわざとらしさがない。


筏さん、素晴らしい音と、貴重なお話し本当にありがとうございましたm(__)m
https://ameblo.jp/507576/entry-12503714818.html?frm=theme

2:777 :

2022/06/29 (Wed) 16:40:17


欧米のハイエンド・オーディオ機器は原音再生しかできない つまらない音だった。


2013-06-22 by omirabakesso
私の使用しているフォノイコライザーはサウンドパーツ製プリアンプ LIVE5 に内蔵されている。

プリアンプ部と含めて40万円である。

一般的なハイエンドフォノイコライザーとしてはプリも含まれるので破格の値段だ。

しかし、単純に値段で判断しないでもらいたい。職人の技(わざ)は値段だけでは判断できないものである。

聞いて、耳で判断してもらいたい。
数100万円のフォノイコライザーが霞むであろう。

私はFMアコースティックの「FM222MKII」400万円弱のものと比較したが、気配の再現性でこのLIVE5に軍配を上げた。

これは衝撃としか言いようが無い。しかしこれが、会社と屋号の違いである。
職人の技なのである。これは作品である。

 本当に良いものは大量生産できない。改めて感じるLCR型フォノイコライザーの驚異である。
http://omsound.exblog.jp/17980826/


サウンドパーツ ≪Love Five≫ プリアンプ

ハイ入力専用ライン・プリアンプ

・RK50ボリューム搭載/XLRバランス入力付き 税込238000円
・バランス入力なし⇒税込223000円
・ノーマル・ボリューム付き⇒税込187000円


高級アンプでも採用を躊躇する最高級ボリューム≪アルプスRK50≫を採用
出力部はたった1段
特注スーパーパーマロイ製出力トランスとの組み合わせで15Hz~40kHzをほぼフラット

創業から30年余プリアンプ・イコライザーアンプを600台以上製作し、ここ数年は特に受注量が増え続けています
http://www.soundparts.server-shared.com/


サウンドパ-ツ
http://www.soundbox.co.jp/soundp.html
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html


あまり古い話から始めても意味が無いので15年くらい前から。PRIMARE 928というアンプをご存じだろうか。

これは、PRIMARE 設立の第一弾として928シリーズとして販売されたプリアンプである(写真左下)。

http://omsound.exblog.jp/iv/detail/?s=15329300&i=201205%2F17%2F79%2Fa0277279_12545796.jpg

おおよそアンプらしからぬ素晴らしいデザインと、抵抗式アッテネーターの重厚な感触のボリュームはまさに持つ喜びを与えてくれるアンプであった。B & O の技術者のアドバイスを受け製作されたこのプリアンプは、色付けの無いとても精緻な音がした。これ以上何を求めようかとと思っていた。

ところがである!

人は、「知らなければ良かった」と思うことがしばしばある。まさにそれである。
現在まで約10年使い続けているのがこの PRIMARE 928 の牙城を崩したサウンドパーツの「LIVE5」(写真下)である。

http://omsound.exblog.jp/iv/detail/?s=15329300&i=201205%2F17%2F79%2Fa0277279_12532712.jpg
http://omsound.exblog.jp/iv/detail/?s=15338905&i=201205%2F18%2F79%2Fa0277279_13155182.jpg

オーディオファイルがやれ高音だの低音だのと講釈を述べるが(私も)、そんなことはどこ吹く風。そこには、ただ自然な音楽が存在するのみであった。

その帰り、奥さんと相談の上即購入を決めてしまった。待つこと1週間(完全受注生産のため)、ぴたりとおさまった外観はお世辞にも良いデザインとは言えず何ともさびしい限りだが、出てきた音は。。。

なんと芳醇な良い音だぁ・・・・。

初めはエコーでもかかっているかと思ってしまった。
それほど PRIMARE 928 は微細な音が出ていなかったのだった。

これは PRIMARE 928 に限ったことではない。私はこれまで様々なアンプをオーディオ店に足を運び聞いてきたが、こんな経験は初めてであった。これ以来わたしは LIVE5 を超えるものに出会っていない。

このアンプは、サウンドパーツオリジナルの回路で構成されていて、過去の回路の焼き直しではない。ここが重要である。

現代の真空管アンプは、そのほとんどが過去の回路の焼き直しである。
さらに重要なトランスがある。このトランスが素晴らしい。
その当時、日本に数人と言われた技術者による完全手巻きのものだ。
さらに、このプリにはフォノイコライザーも付いている。実はこれがこのプリの一番の要なのであった。
http://omsound.exblog.jp/15329300/


このサウンドパーツ製プリ LIVE5 に使用されている出力トランスは5Hz~50000Hzまでフラットな極めて優秀なトランスである。通常トランスは奇数次歪率を嫌ってカットするが、これはカットしていないらしい。なぜなら、自然界には存在するから。もちろんこれによって耳につくようなことは無い。これを手巻きによって作っているのである。当時、御歳80歳を超える賢人である。あれから10年近くたっているのでご健在かどうか心配である。

さらにもう一つ、極めて優秀なフォノイコライザーを内蔵しているのである。

もちろんMCトランスも内蔵している。パーマロイコア78%の1インチタイプのもので、メーカー品ならこれだけで数十万円はするだろう。

さらに、驚くなかれこのクオリティーのインダクターを使用した LCR型なのである。

メーカー品なら数百万円もするコニサーのアンプくらいしか知らない。
市販品の多くのCR型プリなら数個の抵抗で済むところを、数万円の原価がかかるコイルを、ステレオで4個も使用しているのである。

さらにコンデンサーはデンマークのJENSEN(ヤンセン)製の銅箔/オイルコンデンサーをふんだんに使用している。なんと贅沢な。。。

このフォノイコライザーから紡ぎだされるアナログ音楽は言いようもなく自然で、奥行き、広がりが石のアンプとは比べようがありません。

ここもPRIMARE 928のヘッドアンプを使用した音とは雲泥の差でした。
ということで、プリもスピーカーに続きこれを超えるものが見当たらないので、現在落ち着いています。
http://omsound.exblog.jp/15338905/


私の使用しているフォノイコライザーはサウンドパーツ製プリアンプ LIVE5 に内蔵されている。下記画像は以前プリアンプ2でも紹介したLIVE5の内部である。

http://omsound.exblog.jp/iv/detail/?s=17980826&i=201306%2F22%2F79%2Fa0277279_11382130.jpg

 白ラインで囲まれた部分、上部4本の真空管(茶色の真空管ラジエターが付いている)と、左に見える4つの銀色円筒形と、その右上の2つの円筒形部分がフォノイコライザー部分である。回路はLCR型である。
 ここでLCR型の説明をば・・・。

一般的に市販のフォノイコライザーはNF型もしくはCR型である。中でもNF型がほとんどで、おそらく99%以上であろう。NF型とはNFつまり、ネガティブフィードバックのことで、パワーアンプで言われるNFBのことである。つまり、よく言われる通り、ノイズが出にくく、容易にカーブ特性が出せるなどの如何にも市販に向いた回路なのである。しかし、私はどうしてもネガティブフィードバックが掛ったものは綺麗な音になりすぎるきらいがありやはり好きになれない。
 ではCR型はというと、C(コンデンサ)とR(抵抗)でカーブ特性を作る非常にシンプルな回路である。非常にシンプルゆえ使う部品のクオリティがとても重要になってくるのである。つまり、部品の選別が肝である。NF型とは違い電気信号が一度しか通らないので各パーツ選びが重要なのである。一般的に自作派やガレージメーカーの製品に多く見られる回路である。私としてはNF型より好きである。

 さて、最後にLCR型であるが、LCR型はCR型にプラスしてコイルを使用する回路である。LCR型は定インピーダンス回路となるためノイズにとって有利となり最も自然な増幅を可能とする。では、なぜメーカーはLCR型を採用しないのか。理由は簡単である。製造コストに難があるのである。

1.イコライザーの前後段増幅において非常に小レベルなノズの増幅器が必要となる。
2.L素子(インダクター)のクオリティが重要となる。
3.電磁シールドが必要となる。

特に、良いインダクターを作れるところが無いのである。

まあ、全体がNF型やCR型に比べコストが掛るうえに技術(ノウハウ)が必要となってくるので、頭が良いだけでは出来ないのである。

私が知る限るで、一般市販品でこのLCR型を採用しているものがあるのはコニサーだけだ。

コニサー製品のすべてが採用しているかは定かでないが、LCR型を採用している型番は失念した。たしか数100万円はした。しかし、コニサーは確か半導体とハイブリッドだったと思う。

コニサーに関してはネットでも情報が極めて少ないので、聞いたことがあるオーディオファイルもすくないに違い無い。私は聞いたことがあるが、確かに良い音だった記憶がある。しかし、いかんせん価格が高すぎるのである。その試聴時は、アンプとフォノイコライザーだけで1千万円を軽~く超えていた。これでは、頭の片隅にも置けない。

 私の使用しているフォノイコライザーはプリアンプ部と含めて40万円である。

一般的なハイエンドフォノイコライザーとしてはプリも含まれるので破格の値段だ。
しかし、単純に値段で判断しないでもらいたい。職人の技(わざ)は値段だけでは判断できないものである。

聞いて、耳で判断してもらいたい。
数100万円のフォノイコライザーが霞むであろう。

私はFMアコースティックの「FM222MKII」400万円弱のものと比較したが、気配の再現性でこのLIVE5に軍配を上げた。

これは衝撃としか言いようが無い。しかしこれが、会社と屋号の違いである。
職人の技なのである。これは作品である。

 本当に良いものは大量生産できない。改めて感じるLCR型フォノイコライザーの驚異である。

2013-06-22 by omirabakesso
http://omsound.exblog.jp/17980826/


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ASHIDAVOX 6P-HF1
¥870(1台、1957年)
https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/unit/6p-hf1.html


i氏山荘(5)圧巻ASHIDAVOX、755E GOLDEN8 CD408 403A 他を圧倒
http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26

**「美濃和紙」の超軽量コーンASHIDAVOX 20cmが往年の内外著名SPを圧倒**

ASHIDAVOX(アシダボックス)8P-HF1。
「ダイナミック型フルレンジスピーカーの世界的傑作」程度の賞賛では、とても足りない。
まさに「超」を付けるべき傑作と見た(いや、この耳で確かに聴いた)。
i氏山荘のオーディオ部屋の、平面バッフルに取り付けたいくつかの著名ビンテージ・スピーカー。
この試聴環境において、ASHIDAVOX 8P-HF1は圧巻であり、他のすべてを圧倒した。

なぜこのASHIDAVOXが「マイナーな傑作」で終わったのか。
高く評価したオーディオ評論家はいた。
しかしそれがなぜ、「幻の傑作」などと言われる経過を辿ったのか。
数量が出なかったのか、生産が間に合わなかったのか?
発売は1957年、その頃はまだ日本のオーディオ環境は貧しく未成熟であった。
早く生まれすぎたのかもしれない。
しかし、かなりの長期間、市場にあったはずである。
当時のオーディオ・ジャーナリズムは、どのような反応をしたのだろうか。

ダイナミック型フルレンジの「音質世界一」のユニットがどこかにあるとしよう。
ASHIDAVOX 8P-HF1は、それに勝るとも劣ることは決してないだろう。
Maide in Japan。
使われているのは、コーンの最適素材を追い求めて辿り着いた日本古来の美濃紙。
この純日本madeの「世界に冠たる」はずであったスピーカーユニットが、なぜ埋もれたのか。
なぜ埋もれさせたのか。
まったく残念であり不可解である。

しかしASHIDAVOX 20cmフルレンジが、山荘に用意されたいくつかの錚々たる「世界の名器」を、下品な表現ではあるが「ぶっちぎり」の差で圧倒した事実。
そして、このスピーカーの素晴らしさをよく知っている方々が、現在、少数ながらも厳として存在すること知り、多少は溜飲を下げた次第である。
いまだからこそ、オーディオ環境が整った現代であるからこそ、聴く人にこのスピーカーユニットの秀逸さが分かるのかもしれない。



圧巻、圧倒、圧勝、ASHIDAVOX
今回の試聴において、ASHIDAVOXの前に、各種著名ビンテージ・スピーカーは色を失った。
それぞれのユニットの、いい点・悪い点などを比較して・・、などと比べている状況ではなかった。
今日の日記の冒頭に、品の悪い言葉ではあるが、と断った「ぶっちぎり」であり、その他のユニットの評価や比較など意味がないほどの圧巻であった。
冒頭の繰り返しになるが、なぜこれほどのユニットが埋もれているのか。
まちがいなく、この手の20cm前後のビンテージスピーカーでは、世界の超一級品であり、真のオーディオファンには、きっと高く評価されるに違いないユニットである。


**背面の写真のコーンをよく見ると、紙の表面の状態が少し観察できる。エッジ部(フィックスド・エッジ)は繊維が粗になっており、向こうの光が透けて見えている**


この8P-HF1は、とにかく音が際立って明瞭である。
自然で、素直で、バランスがいい。
そして絶え入る微弱音から、鼓膜を圧し、窓ガラスをビリつかせる最強音まで、何の苦もなく簡単に出る。
弦楽器の微妙なニュアンス、ボーカルのリアル感、アタックの弾ける反応、大オーケストラの重厚な響き、20cmでは出るはずのない深くて厚い低音。
高域も、不足というほどの不満は感じない。
私ならツイーターはいらない。

ASHIDAVOX 8P-HF1から、本当に信じがたい音が再現された。
実体験の私でさえ、信じがたいユニットであり音である。
まして、この話をブログで見ただけで、にわかに信じられる話ではないだろう。
しかし真実であり、実話である。


ASHIDAVOX 20cmフルレンジスピーカーの秘密
ASHIDAVOXのHF1シリーズには、ここでの20cm(8P-HF1)と16cm(6P-HF1)の2種類があった。
国の内外を問わず、他のどのユニットにもない顕著な特徴は、「コーン紙」が圧倒的に軽いことである。
16cmの6P-HF1ではコーン質量1.3g、振動系実効質量2.9g。
20cmの8P-HF1ではコーン質量2.7g、振動系実効質量5.3g。
とある。
ビンテージものの20cmSPの中で、「超軽量」と言われているコーン質量が5g程度。
現代SPの軽量クラスが10g程度なので、ダントツの軽さである。


奈良時代から伝統の軽くて強い美濃和紙を採用
この常識を覆した軽量コーンが実現できたのは、その素材にある。
ASHIDAVOX 6P-HF1、8P-HF1のコーン紙は「美濃紙」である。
美濃和紙。
美濃の国、現在の岐阜県において、奈良・平安の時代から生産されていた、古来より最高級と珍重されてきた和紙である。
漉(す)き方に特徴があり、一般的な縦揺りに、横揺りを加えた独特の複雑な漉き方により、繊維がむらなく整然と絡み合い、「柔らかくて強い」紙になるという。
軽い、柔らかい、強い。
この特徴を持つ紙を、スピーカーのコーンに漉き上げ、最適な磁気回路を与えたのが6P-HF1、8P-HF1である。
コーンは、エッジを含めて一体成形(フィックスド・エッジ)であり、エッジ部は光が透けて見えるほど繊維の密度が粗に漉かれている。

もちろん、コーンが軽ければいい音が出るわけではない。
しかし私は、いいスピーカーの条件として、「コーン紙の質量」と「振動系実効質量」がともに極力小さいこと、が最大の要素ではないかと思っている。
その上で、最適な磁気回路を設計する。
いずれにせよ、美濃紙コーンを採用することにより、世界の超一級の20cmフルレンジ・スピーカーユニットが誕生したことは事実である。


取説に「低音再生能力は30センチを上廻る性能です。」とある
写真6は、今回試聴した8P-HF1に同梱されていた「取扱い説明書」を写真撮影したものであり、不鮮明であるが、参考までにお見せしたい。
その「周波数特性について」の項目に、「低音再生能力は30センチを上廻る性能です。」と書かれている。
このような「タワゴト」は、誰もが誇大広告ならぬ「誇大説明文」と思って読み飛ばす。
『8P-HF1のエフゼロ(最低共振周波数)は45Hz、その点のQが0.56であり、25Hzからの低音再生ができ、他のウーハーの及ぶところではない』云々。
確かにエフゼロやそのQ値は、20cmでは驚異的である。
しかし30cmや他のウーハーに勝つ、と言ってしまうと、これはもはや「大ボラ」と言われてもしかたがない。
ところが・・。

説明文は真実を語っていた
しかし、この説明文は真実を語っていた。
「他のウーハーの及ぶところではない」などは言葉の綾として、まったく信じがたい低音が、この20cmから湧き出てきた。
この不思議な現象を、私は初めて体験した。
30cmのウーハーから出る低音に、勝るとも劣らない音量の、深い低音が本当に出る。


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最近のオーディオ業界の状況
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/845.html

ハイエンド・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html

ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html

ゴールドムンド _ その奇跡の音色の秘密
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/948.html

Burmester _ プレーヤー、アンプ、スピーカーはもちろん、、オーディオラックまで作ってしまう超高級セット・コンポーネント
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1028.html

オーディオ・ノートの旗艦パワーアンプ「Kagura 2」15,620,000円/ペア/税込
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1161.html

オーディオ・ノート 300B プッシュプル パワーアンプ 8,250,000円
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/148.html


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日本のガレージメーカーは欧米有名ブランドの1/10以下の値段で同レベル製品を作っている
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/462.html

日本のオーディオメーカー
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/466.html

日本の真空管アンプメーカー
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/117.html


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安井章のアンプ _ いくら音が良くても日本人が設計したアンプは売れない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/530.html

生より悪かったら、なんでオーディオやるの? _ 佐久間 駿 _ 失われた音を求めて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html

是枝アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1123.html

オーディオテクネ _ オールトランス結合 無帰還 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/123.html

超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html

超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html

新潟県 南魚沼市 チューブ・オーディオ・ラボ _ マイナー出力管を使った廉価な真空管アンプ製作
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/459.html

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html

山中湖 ペンション すももの木 真空管アンプ「カトレア」_ 三極管名管を使った交流点火シングルアンプ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/461.html

サウンドパーツ 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html

上杉研究所 交流点火 無帰還 300B シングルアンプ U・BROS-300AH
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/121.html

AIR TIGHT 300B シングル ステレオ アンプ _ オーディオ販売店の評価は最高なんだけど…
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/134.html


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昭和の日本のスピーカーは世界最高峰だった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/443.html

昭和の日本のスピーカー・ユニットの音質はイギリスやドイツに劣らなかった
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/953.html

日本製のスピーカーは どんな名作でもすぐに消えてしまう理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/450.html

超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のロクハン アシダボックス 6P-HF1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/956.html

まるで細密画を思わせる奇跡の描写力 _ スタックスの静電型スピーカー ELS-8X
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/954.html

音は凶器 _ 僕が STAX のヘッドフォンを薦めない理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html

ソニー SS-R10 _ 史上最高の静電型スピーカーだったんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/950.html

ゴトウ・ユニット _ WE555 を改良した世界に並ぶ物のないドライバーユニットだそうだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/963.html

G.I.P Laboratory _ Western Electric スピーカーシステムのレプリカ製造・販売 - YouTube 動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/302.html


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プロケーブル(ProCable)社

PRO CABLE - プロ用オーディオケーブル・最強のアンプ・オーディオ電源 ケーブル
https://procable.jp/

ハイエンド(高級)オーディオ・その悪質さと猛毒性!大公開!
https://procable.jp/setting/54.html

プロケーブルの行ってきた、オーディオ革命
https://www.gospel-for-your-sound.com/audio-revolution

プロケーブル理論の真髄と、その更なる発展性
https://www.gospel-for-your-sound.com/the-soul-of-procable-theory

鬼門・オーディオ編/ その泥沼的な廃退の真相を公開!
https://procable.jp/setting/index.html

2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦 "iPod VS JBL&Mar○ ○evinson"
https://procable.jp/setting/85.html

プロケーブル社推薦の3万円のドイツ製プロ用パワーアンプ thomann S-75mk2 と数百万円のハイエンドアンプとでは電源ケーブルを変えた位の差しか出ない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/983.html


『音の焦点』を巧く使いこなせば、高額のアンプ・スピーカーは全く必要無く、精々一台10万円程度の中級機器、総額数十万円で高級オーディオに迫る事が出来ます。

『音の焦点』を推進して一人でもオーディオ地獄に落ちないように、ぜひ協力して頂きたいのですが、お願い出来ないでしょうか?
byTada-Min at2019-05-02 20:01
https://community.phileweb.com/mypage/entry/5098/20181009/60558/

ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました

ハイエンドオーディオの音を実際に聞いてこられたかたから、素晴らしいコメントをいただきました。このかたは最近のお客様で、数千万円のセットを現実に聞いてこられ たかたです。これを読まれると、なぜ私がハイエンドオーディオはゴーカートに過ぎず、F1とは別物であると言ってきたかが明瞭に理解できると感じましたので、このハイエンドオーディオについてのコメントは特別なものと考え、単独掲載させていただきます。

泥沼に陥りたくないかた、大金をドブに捨てたくないかたは、このコメントを書かれたかたのハイエンドオーディオ観を信頼されてください。そして、ハイエンドオーディオの鬼門性にこそ、ご注目ください。

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Subject: ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました

Pro Cable様

お世話になっております。先月ケーブル、アンプでお世話になったXone;32を使っている○○○です。
御社に記載されているホームページで紹介されている機材を一通り揃えて鳴らしたオーディオがあまりに
素晴らしいので熊本の友人(○○氏)に勧めたら同じものを今月揃えて感動しておりました。

ミキサーの使い方がいまいち分からなかったのですが、音楽の専門学校に通っていた友人に0db管理を
教わり、しっかり行って鳴らしたら音楽は非情にクリアーで更なる感動がありました。
(オーケストラを聞くと楽器のひとつひとつの音が鮮明に聞こえて驚きでした!)

今まで良い音の環境がなかったせいか音の良し悪しがイマイチ分からなかった(ミキサー未調整でも十分
いい音と思ってしまっていた)のですが、毎日スピーカーの位置やミキサーの調整等を行い、スピーカーから
出てくる音を聞き比べていく事で違いがわかるようになり、今まで以上に音楽鑑賞を満喫できています。
いいものを紹介していただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


話はかわりますが、先日オーディオを勧めて同じものを揃えた熊本の友人が東京にきたので、あらためて
ハイエンド(高級)オーディオとの音の差(違い)を聞く比べるために2人で秋葉原の有名ハイエンド
(高級)オーディオ店の○○○○○&○○○○(○○電気直営のハイエンドオーディオ屋)に行ってきました。

率直な感想は

ハイエンド(高級)オーディオにお金をかける行為は最高の金の無駄使い。


という結論でした。金をドブに捨てるとはまさにこのことですね。
フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラCDを持っていって色々(フルセット500万〜3000万)
まで聞いてまわったのですが、スピーカーから音が出てきた瞬間に


「プッ」っと吹いてしまう(笑ってしまう)


事がしばしばでした。バカにしてるのがばれないかドキドキでした(笑)色々聞いた中でも特に酷かったのは
最近販売された2000万のスピーカー(KE○社のMUO○とかいうスピーカー)で、本当に酷い音でした。
ミニコンポ以下のゴミ同然の物・・・というか本当にゴミです。しかも処理に大金のかかる粗大ゴミ。
高音が全然表現されてなく低音のパワーもなくモヤモヤして(300wのパワーアンプに繋げてました)極めつけは音全体がにごっていて楽器全ての音が混ざって何がなんだかわからない酷いものでした。
当たり障りがないように音に関して質問すると、かえってきた言葉は

「エージングがうんたら・・」とか
「音は好みだから機材(プレイヤー、プリアンプ、パワーアンンプ)で変わる・・・」だとか
「パワーが足りないからパワーアンプをもう2台つなげて”トリプル”にすればもっとはっきり綺麗に鳴る」とか

とんでもない言葉ばかりでした。700万円の高級アンプを3台繋ぐとか・・・呆れて言葉も出ない感じです。


店を出た後、ハイエンド(高級)オーディオ屋に置いてある機材全てが自分の家にある機材に全て負けてる
(というか圧倒的に勝っている)という私の感想だったのですが、不安だったので同じものを持っている友
人に感想を聞いてみましたが


全く同じ意見でした。
https://procable.jp/setting/54.html


▲△▽▼


原音とは何か?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/890.html

生より悪かったら、なんでオーディオやるの? _ 佐久間 駿 _ 失われた音を求めて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html

思い出のコンコルド 佐久間 駿さんの真空管アンプ - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/369.html

どうしたら あの音を体験できるか? _ リバーブとディレイを駆使して作る極上のサウンド
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1004.html  

オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004468

日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004429

日本人が西洋音楽をやっても物真似しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/682.html  

音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003367

菅野沖彦先生の様なレコーディング・エンジニアがオーディオ評論家になると見当外れの判断しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/685.html

菅野沖彦の評論集
http://audiosharing.com/people/sugano/sugano.htm  

万策堂の私的オーディオインプレッション
https://pansaku.exblog.jp/  
3:777 :

2022/06/30 (Thu) 04:12:07


日本の輸入はエネルギー、資源(肥料も含む)、食糧、機械・電子部品であり、産業と生活の必需な基礎物資です。経済に必需な物資は、価格がいくら上がっても、輸入量の削減ができない。

車や衣料のような商品なら、価格が上がれば需要を減らすことで対応ができますが、エネルギー、資源、食糧、電子部品は価格が上がっても減らせない。生産量が減るからです。

輸入物価を上げる円安は、明治以来の、近代化成長の国家戦略だった加工貿易のアキレス腱です。

通説とは逆ですが、円レートの事実を見れば日本は1ドル=360円(1970年)から79円と、4.5倍の円高(1995年)になっていくなかで、企業が米欧に勝つ高品質・高機能の商品を作って、コストダウンし、日本経済を成長させてきたのです。

ところが、2013年以降は、500兆円の異次元緩和を原因にして、120円台の円安になったあとは、海外から見れば下がった旅行費(旅費、宿泊費、商品)を売るインバウンド観光の呼び込み(5兆円:GDPの1%)しかなくなってしまいました。

物価が安い日本観光は、世界の1番人気になったという。

安売りされる日本の商品と文化にとって、不名誉な1位です。

アメリカではビッグマックが669円、中国では442円、日本では390円です。ビッグマック氏指数は、購買力平価で使われます。1ドル=135×390÷669=79円が均衡点です。79円のレートは1995円と、アベノミクスの前の2010年代でした。

1ドル=135円と円安の日本は、先進20か国で、もっとも物価が安い国になっています。ゼロ金利+量的緩和での円安が、行き過ぎていること、10年間のアベノミクス(円を500兆円増刷)で、円の価値がもっとも下がったことを示します。円安がいいと、誰が言ったのでしょう。

※参考:世界のビッグマック価格ランキング-世界経済のネタ帳面

逆に、物価が世界1高くても(日本の約2倍)、観光人気が高いのがスイスです(ビッグマックは、日本の2.3倍)。

スイスの、オーディオの名器とされるFMアコースティックのアンプの価格は500万円から2500万円です。これが現代の世界水準、比較すればフェラーリも安い。



ソニーが、100万円や200万円で、同等品を作るべき商品でしょう。旧式の、FMプリアンプのコピー機を、3台使っています。不安でしたが、鮮烈、みずみずしい山間の清流のような音は、群を抜いています。電子部品が厳選されているという。世界水準の経済は、円だけを増刷した、30年の円安の日本とは異次元になっています。日本の生産技術が世界1というのは、玉手箱のような昔話でしょう。

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17470721



日本も、物価が高くても観光人気が高い国でなれければならない。(注)30年前の1990年までは、日本の物価は米国の約2倍でした。

https://www.mag2.com/p/money/1204029/2


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40年間続いた「円高の時代」は既に2011年10月に「円安の時代」へとパラダイム・シフトしていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004475

日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201

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