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日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由

1:777 :

2022/05/21 (Sat) 19:32:54

日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由

Date: 4月 24th, 2022
陰翳なき音色(その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=37060

ステレオサウンド 36号に瀬川先生の「実感的スピーカー論 現代スピーカーを展望する」が載っている。

     *

 日本のスピーカーの音には、いままで述べてきたような特色がない、と言われてきた。そこが日本のスピーカーの良さだ、という人もある。たしかに、少なくとも西欧の音楽に対してはまだ伝統というほどのものさえ持たない日本人の耳では、ただひたすら正確に音を再現するスピーカーを作ることが最も確かな道であるのかもしれない。

 けれどほんとうに、日本のスピーカーが最も無色であるのか。そして、西欧各国のスピーカーは、それぞれに特色を出そうとして、音を作っているのか……? わたくしは、そうではない、と思う。

 自分の体臭は自分には判らない。自分の家に独特の匂いがあるとは日常あまり意識していないが、他人の家を訪問すると、その家独特の匂いがそれぞれあることに気づく。だとすると、日本のスピーカーにもしも日本独特の音色があったとしても、そのことに最も気づかないのが日本人自身ではないのか?

 その通りであることを証明するためには、西欧のスピーカーを私たち日本人が聴いて特色を感じると同じように、日本のスピーカーを西欧の人間に聴かせてみるとよい。が、幸いにもわたくし自身が、三人の西欧人の意見をご紹介することができる。

 まず、ニューヨークに所在するオーディオ業界誌、〝ハイファイ・トレイド・ニュウズ〟の副社長ネルソンの話から始めよう。彼は日本にもたびたび来ているし、オーディオや音楽にも詳しい。その彼がニューヨークの事務所で次のような話をしてくれた。

「私が初めて日本の音楽(伝統音楽)を耳にしたとき、何とカン高い音色だろうかと思った。ところがその後日本のスピーカーを聴くと、どれもみな、日本の音楽と同じようにカン高く私には聴こえる。こういう音は、日本の音楽を鳴らすにはよいかもしれないが、西欧の音楽を鳴らそうとするのなら、もっと検討することが必要だと思う。」

 私たち日本人は、歌舞伎の下座の音楽や、清元、常盤津、長唄あるいは歌謡曲・艶歌の類を、別段カン高いなどとは感じないで日常耳にしているはずだ。するとネルソンの言うカン高いという感覚は、たとえば我々が支那の音楽を聴くとき感じるあのカン高い鼻にかかったような感じを指すのではないかと、わたくしには思える。

 しかし、わたくしは先にアメリカ東海岸の人間の感覚を説明した。ハイの延びた音を〝ノーマル〟と感じない彼らの耳がそう聴いたからといっても、それは日本のスピーカーを説明したことにならないのではないか──。

 そう。わたくしも、次に紹介するイギリスKEFの社長、レイモンド・クックの意見を聞くまでは、そう思いかけていた。クックもしかし、同じようなことを言うのである。

「日本のスピーカーの音をひと言でいうと、アグレッシヴ(攻撃的)だと思います。それに音のバランスから言っても、日本のスピーカー・エンジニアは、日本の伝統音楽を聴く耳でスピーカーの音を仕上げているのではないでしょうか。彼らはもっと西欧の音楽に接しないといけませんね。」

 もう一人のイギリス人、タンノイの重役であるリヴィングストンもクックと殆ど同じことを言った。

 彼らが口を揃えて同じことを言うのだから、結局これが、西欧人の耳に聴こえる日本のスピーカーの独特の音色だと認めざるをえなくなる。ご参考までにつけ加えるなら、世界各国、どこ国のどのメーカーのエンジニアとディスカッションしてみても、彼らの誰もがみな、

『スピーカーが勝手な音色を作るべきではない。スピーカーの音は、できるかぎりプログラムソースに忠実であり、ナマの音をほうふつとさせる音で鳴るべきであり、我社の製品はその理想に近づきつつある……』

という意味のことを言う。実際の製品の音色の多彩さを耳にすれば、まるで冗談をいっているとしか思えないほどだ。しかし、日本のスピーカーが最も無色に近いと思っているのは我々日本人だけで、西欧人の耳にはやっぱり個性の強い音色に聴こえているという事実を知れば、そして自分の匂いは自分には判らないという先の例えを思い出して頂ければ、わたくしの説明がわかって頂けるだろう。

     *

ステレオサウンドが出しているムック「良い音とは 良いスピーカーとは?」にも収められている。

ここではスピーカーがつくられた国による音の違いなのだが、
同じことが時代による音の違いについてもあてはまるようなに、
最近思うようになってきた。

つまり、過去の時代の音の香り(匂い)については感じることがあっても、同時代の香り(匂い)に関しては、自分の体臭がわからないのと同じように、わからないのかもしれない、ということだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=37060


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☆ 日本語は世界一「難聴者」にやさしい言語

どの国の言語にもそれぞれ固有の周波数帯というものがあり、母国の言語を繰り返し聞いて育つうちにその周波数帯以外の音を言語として聞き取る脳の感受性が失われていく。

そのため生後11歳くらいまでには母国語を聞いたり発音する能力に特化した脳が出来上がる。

日本語で頻繁に使われる周波数帯は125~1500ヘルツで、英語は200~12000ヘルツと随分と違う。日本語は世界の言語の中でもっとも低い周波数帯の言語で、英語は世界一高い周波数帯の言語である。

したがって、英語民族は高齢になると早い段階で高い音が聞き取りにくくなって不自由を感じるが、日本人はすぐには不自由を感じない。その点で日本語は世界一難聴者にやさしい言語である。

※ これは一人で二か国の言語を操るバイリンガルの「臨界期」が10歳前後と言われる所以でもある。また、英語圏の国で製作されたアンプやスピーカーなどのオーディオ製品には、高音域にデリカシーな響きをもったものが多いが、これで謎の一端が解けたような気がする。その一方で、とかく高音域に鈍感な日本人、ひいては日本のオーディオ製品の特徴も浮かび上がる。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c85e3a32c3aca5331dd2fb7adaf73d2a


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欧米人にはその良さがわからない日本のドスが効いた演歌

王将 美空ひばり - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%8E%8B%E5%B0%86++%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A

柔 美空ひばり - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9F%94++%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A



津軽海峡・冬景色 石川さゆり 1977年
https://www.youtube.com/watch?v=8dCZHpoP2YI

藤圭子 圭子の夢は夜ひらく 1970年 紅白出場
https://www.youtube.com/watch?v=5SV1zpbIATU


「ダンシング・オールナイト」作詞:水谷啓二 作曲:もんたよしのり リリース 1980年4月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88++1980%E5%B9%B4

「赤いアンブレラ」作曲:もんたよしのり リリース 1980年10月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%B5%A4%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A9+++%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%9F+++1980%E5%B9%B4


一方、欧米ではこういう色っぽい歌でないと人気が出ない:

ジュリー・ロンドン
Julie London-Boy on a dolphin - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QArtb3nCC8I

A beautiful song by Julie London, from the movie "Boy on a dolpin"(1957) with Alan Ladd, Clifton Webb and Sophia Loren.


演歌に限らず、日本の歌謡曲の素晴らしさは欧米のオーディオファイルには理解できないでしょう:

日本の軍歌は素晴らしい、日本人には武人や軍人が一番似合っている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003096

1970-1980年代の歌謡曲
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003324

音楽史上で最も哀切な歌 _ 森田童子『ラストワルツ』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211






2:777 :

2022/05/21 (Sat) 19:55:11

日本のスピーカーは どんな名作でもすぐに消えてしまう


超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のロクハン アシダボックス 6P-HF1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/956.html

まるで細密画を思わせる奇跡の描写力 _ スタックスの静電型スピーカー ELS-8X
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/954.html

音は凶器 _ 僕が STAX のヘッドフォンを薦めない理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html

ソニー SS-R10 _ 史上最高の静電型スピーカーだったんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/950.html

ソニー 平面型ユニット スピーカー ESPRIT APM-8・APM-6Monitor
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1175.html

最近のフォステクス FE の E/En は音が悪ですネ。 やはり、中国生産になったからでしょうか。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/951.html

ベストセラーになったモニタースピーカー ヤマハ NS-1000M の音は現代でも通用するのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/952.html

昭和の日本のスピーカーは世界最高峰だった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/443.html

昭和の日本のスピーカー・ユニットの音質はイギリスやドイツに劣らなかった
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/953.html

日本製のスピーカーは どんな名作でもすぐに消えてしまう理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/450.html

期待外れのスピーカー _ 三菱 DIATONE フロア型スピーカー 2S-305 NHKモニター
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1208.html

ゴトウ・ユニット _ WE555 を改良した世界に並ぶ物のないドライバーユニットだそうだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/963.html

長岡鉄男 スーパースワン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1007.html

ハイエンドの「音」を追求すると称する 「音工房Z 」の自作スピーカー・キット
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1016.html

乗鞍高原 ペンション ウインズのスピーカー
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/328.html

G.I.P Laboratory _ Western Electric スピーカーシステムのレプリカ製造・販売
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/964.html

G.I.P Laboratory _ Western Electric 20cm フィックスドエッジ・フィールド型フルレンジスピーカーユニット TA-4189
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/971.html


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安井章のアンプ _ いくら音が良くても日本人が設計したアンプは売れない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/530.html

思い出のコンコルド 佐久間 駿さんの真空管アンプ - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/369.html

日本のガレージメーカーは欧米有名ブランドの1/10以下の値段で同レベル製品を作っている
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/462.html

日本のオーディオメーカー
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/466.html

3:777 :

2022/12/03 (Sat) 07:42:22

音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003367

月刊stereo の編集者はオーディオの基礎すら知らない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14069238

音がわからないオーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004527

上杉アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004389

SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) の真空管アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004391

日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004429

日本のオーディオ評論家の評論集
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/297.html

高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 1 _ 瀬川冬樹
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/312.html

どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html

ステレオサウンド誌の高名なオーディオ評論家が日本の優れたオーディオ製品を潰した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/454.html

高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 2 _ 長島達夫
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1053.html

高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 3 _ 五味康祐
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1064.html

音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/683.html

菅野沖彦先生の様なレコーディング・エンジニアがオーディオ評論家になると見当外れの判断しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/685.html

日本人が西洋音楽をやっても物真似しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/682.html

4:777 :

2023/10/18 (Wed) 07:22:27

「音楽&オーディオ」の小部屋
署名入りの書評は当てにならない
2023年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1b4192e29aee66f18815804d7ae39f71

「外山 滋比古」(とやま しげひこ:お茶の水大学名誉教授)氏のエッセイ「新聞大学」を読んでいたら、次のような箇所があった。(84頁)

    

「新聞はそろって日曜に読書のページ、書評のページをこしらえている。読書好きの人への手引きとして新聞はユニークである。3ページから4ページがそれに当てられるが、取り上げられるのは専門書が多い。

そうでなくても堅い本ばかりが取り上げられているから読者には今一つ物足りないのである。面白い、というような書評にはあまりお目にかからない。書評に署名があるからである。かっては、無署名が普通であったが今は肩書付きの名前が出る。

署名が有る無しなど、呑気な人は問題にしないようだが大違いである。匿名の方がいい書評ができる。身分を明かした原稿にはいろいろのシガラミがまつわりやすい。著者への気兼ねもある。出版社への配慮もある。縁のある出版社の本を悪く書けば面白くないことになる。

というのが、普通の人の思惑だろう。著者との関係もデリケート。本当のことを書けば社交上おもしろくないことになるという心配をしないほどの人物は書評などしない。」

以上のような内容だった。

つまり「署名がある書評はいろんなシガラミがあるので本当のことを書いていない。あまり当てにはできない。」というわけ。

ネット情報に象徴されるように「署名がない無責任な記事」の悪口はこれまで散々耳にタコができるほど聞かされてきたが、これが「書評」ともなるとすっかり攻守ところを変えるらしい(笑)。

実はなんでこんなことを話題にしたかといえば、やっぱりオーディオがらみなのである。

これを読んで真っ先に脳裡に浮かんだのがオーディオ評論家の存在だった。オーディオ機器に対する評価のケースとまったく似ている!

以下、我が経験に照らし合わせて遠慮なく言わせてもらおう。署名無しだからほんとうのことが言える(笑)。

今でもオーディオ愛好家の間で語り継がれているように1970年代はオーディオの全盛期だった。我がオーディオの黎明期と丁度重なっていた時代である。

国内では「トリオ、サンスイ、パイオニア」がオーディオ御三家として君臨していた夢のような時代だった。今となってはこの御三家は影も形もない。

いずれにしろ当時は夢中になって、それこそ鵜の目鷹の目でいろんなオーディオ雑誌を読み漁ったものだったが前述のようにたいへんな活況を呈していたオーディオ業界において評論家といえばメーカーや販売店にとってまさに神様のような存在だった。

何といってもその発言次第でオーディオ機器の売れ行きが左右されるのだからどうしようもない。

一読者としても当時のお気に入りだったタンノイさんに関する記事などは活字に穴が開くほど何回も読み耽ったものである(笑)。

当然のごとくオーディオ評論家の発言も一喜一憂しながらまともに受け止めていたので、つい甘言に釣られてしまい、いろんなオーディオ機器を買い漁ってはガッカリして二束三文で下取りしてもらい、また新たな機器を購入するというアリ地獄に陥ってしまった。

素直に記事を信用してしまった自分が愚かだったのだろう。評論家だっていろんなシガラミの中で記事を書いていたであろうことは今となっては容易に想像できる。

さすがにオーディオ専門誌側も反省したのだろうか、「ブラインドテスト」(機器のメーカー名を伏しての試聴テスト)なるものを実施したケースもときどき見受けたが、名もしれぬ三流メーカーが評価が良かったりして”ちぐはぐ”さが目立ちこの種のテストは自然に立ち消えとなった。

むしろ評論家がブランドの先入観に左右されることが証明され、かえっておかしな結果になったことは想像に難くない(笑)。

しかし、いたずらに評論家を謗るわけにはいかない。私たちだってある程度ブランド名に気分的に左右されていることは、きっと身に覚えがあるはずだ。

いずれにせよ、こういう失敗は前向きに考えて現在に至るまでの授業料だと割り切ればいいのだろうが、あまりにも高くつきすぎた感がして悔しさだけが未だに残っている(笑)。

大いに懲りたのでここ20年ほどはオーディオ雑誌はあまり読まないし、読む機会があったとしても「ホンマかいな?」と半信半疑のまま活字を追っている。

当時の評論家諸氏は大半が鬼籍に入られており、現代のオーディオ評論家の実状がどうかは知らないが、いろんなシガラミのもとでホンネが吐けない状況が昔と現在とそれほど変わりがないことは十分推察できる。

したがって、オーディオ雑誌の内容をむやみに信用しない方がいい、 と思いますよ~。

むしろ無記名のネット情報の方が信用できると思いませんかね。

おっと、これは手前味噌かな(笑)~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1b4192e29aee66f18815804d7ae39f71
5:777 :

2023/12/22 (Fri) 00:35:19

日本の作曲家の主要作品とその評価 _ 日本の作曲家は歌曲しか書けない

日本 - クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC


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日本の作曲家(出生年順)の主要作品とその演奏への youtubeリンク


岡野 貞一(鳥取県 鳥取市 1878年2月16日 - 1941年12月29日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831263

瀧 廉太郎(東京都 港区西新橋 1879年 8月24日 - 1903年 6月29日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831254

梁田 貞 やなだ ただし(札幌市 1885年7月3日 - 1959年5月9日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831261

山田 耕筰 やまだ こうさく(東京都 文京区 1886年6月9日 - 1965年12月29日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831255

中田 章 なかだ あきら(東京都 1886年7月8日 - 1931年11月27日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831249

中山晋平(長野県 下高井郡中野市 1887年 3月22日 - 1952年12月30日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831260

信時 潔 のぶとき きよし(大阪市 北区 1887年12月29日 - 1965年 8月1日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831253

杉山 長谷夫 すぎやま はせお (名古屋市 1889年8月5日 - 1952年8月25日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831264

佐々木 すぐる(兵庫県 加古郡高砂市 1892年4月16日 - 1966年1月13日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831259

成田 為三 なりた ためぞう(北秋田市 米内沢 1893年12月15日 - 1945年10月29日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831241

大中 寅二 おおなか とらじ(東京都港区 1896年 6月29日 - 1982年 4月19日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831252

万城目 正 まんじょうめ ただし(北海道 十勝支庁幕別町 1905年1月31日 - 1968年4月25日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831266

海沼 實 かいぬま みのる(長野市 1909年1月31日 - 1971年6月13日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831265

古関 裕而 こせき ゆうじ(福島県 福島市 1909年 8月11日 - 1989年 8月18日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831257

中田 喜直 なかだ よしなお(東京都渋谷区 1923年 8月1日 - 2000年 5月3日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831246

團 伊玖磨 だん いくま(東京都新宿区 1924年4月7日 - 2001年5月17日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831400

矢代 秋雄 やしろ あきお(東京 大森 1929 - 1976)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830875

黛 敏郎 まゆずみ としろう(神奈川県 横浜市 1929 - 1997)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830874

武満 徹 たけみつ とおる(東京都文京区本駒込 1930 - 1996)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830720


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日本の歌曲の素晴らしさは日本人にしかわからない


日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099

日本の軍歌は世界で断然 NO.1、日本人には軍人が一番似合っている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003096

日本のミュージシャンと名歌
http://www.asyura2.com/21/reki7/index.html



谷村新司『いい日旅立ち』は死別した恋人を後追う時の歌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008316


森田童子の哀切な歌と共に伝説になった野島伸司のテレビ・ドラマ 『高校教師 TBS 1993年』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004576

森田童子の世界(全曲のコメント)
https://11146484morita.blog.fc2.com/
 
学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211


中島みゆき「世情」(1978年) _ 中島みゆき は何故 30歳以降 才能が完全に枯渇してしまったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/286.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003324


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欧米の歌手には日本の歌は歌えない

<有山麻衣子「幻のコンサート」より「花かげ」>
https://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_85f2.html


有山麻衣子(S) 幻のコンサート 佐藤和子(p)
https://www.hmv.co.jp/artist_Soprano-Collection_000000000293859/item_%E6%9C%89%E5%B1%B1%E9%BA%BB%E8%A1%A3%E5%AD%90%EF%BC%88S%EF%BC%89-%E5%B9%BB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%AD%90%EF%BC%88p%EF%BC%89_1270807

女神が導いたかのような《天使の歌声》
だれもが聞いたことのある、愛唱歌ばかり
「宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ」
有山麻衣子 リサイタル・ライヴ

宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート

「声の訓練を日常受けつづけるプロの歌手には、絶対こんな声は出ない。ぼくはクラシックの歌手にアレルギーを持っている人にこそ、このCD を聴かせたい。なまじ専門の声楽を習っている人は文句をつけるかも知れないが、芸術のいちばんの敵は常識なのだ。」―宇野功芳(ライナーノーツより)

宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ、有山麻衣子のソロ・コンサート・ライヴ・アルバム。ノン・ヴィブラート、手垢にまみれぬ清楚な歌声で聴くなじみ親しんだ名曲の数々は、多くの人の心を惹きつけることでしょう。録音にはインフラノイズ社製のオルソ・スペクトラム高精度クロック、A/Dコンバーターほか音にとことんこだわった機材を使用していてオーディオ的魅力もいっぱいです。日本語解説つき。

有山麻衣子(ソプラノ)…宇野功芳に師事。東京をはじめ金沢、富山、横浜、埼玉でリサイタルを開催。また、アンサンブル・フィオレッティーにも参加し、各地で演奏活動を続けている。

曲目(作詞 / 作曲)
1. 花かげ(大村主計 / 豊田義一)
2. 十五夜お月さん(野口雨情 / 本居長世)
3. 雨ふり(北原白秋 / 中山晋平)
4. 花嫁人形(蕗谷虹次 / 杉山長谷夫)
5. 七つの子(野口雨情 / 本居長世)
6. リンゴのひとりごと(武内俊子 / 河村光陽)
7. きいろいきいろい歌(サトウハチロー / 中田喜直)
8. 月の沙漠(加藤まさを / 佐々木すぐる)
9. 摘草(小学唱歌[3 年])
10. 虫のこゑ(小学唱歌[3 年])
11. 牧場の朝(小学唱歌[4 年])
12. 海(小学唱歌[5 年])
13. 鯉のぼり(小学唱歌[6 年])
14. 我は海の子(小学唱歌[6 年])
15. さくら(日本古謡・中田喜直編)
16. 愛国の花(福田正夫 / 古関裕而)
17. 子守歌(野上彰 / 團伊玖磨)
18. 庭の千草(里見義 訳詞 / アイルランド民謡)
19. マリアの子守歌(べーリッツ[宇野通芳 訳詞] / レーガー)
20. 春への憧れ(オーヴァべック[上山友昭 訳詞]/ モーツァル...
https://www.hmv.co.jp/artist_Soprano-Collection_000000000293859/item_%E6%9C%89%E5%B1%B1%E9%BA%BB%E8%A1%A3%E5%AD%90%EF%BC%88S%EF%BC%89-%E5%B9%BB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%AD%90%EF%BC%88p%EF%BC%89_1270807



宇野功芳の音盤棚
unauの無能日記⑨
https://www.kinginternational.co.jp/uno/000024.shtml

 2006年7月、キングインターナショナルから、ぼくの唯一の弟子である有山麻衣子の「幻のコンサート」(KDC6001)が発売されたが、この無名のソプラノ歌手のCDが売れに売れ、2007年3月には4000枚を超えたとの報が入った。4000枚。これはおどろくべき数字である。CDの帯には《女神が導いたかのような天使の歌声》というキャッチ・フレーズが書かれているが、今の世にヴィブラートのないピュアな声が受けたのかもしれないし、昔の文部省唱歌やなつかしい童謡の数々が心を癒したのかもしれない。もう一つ、インフラノイズによる超高音質録音も大きな力になったのであろう。

 あまりのフィーバーぶりに2007年には2枚目のCDが企画された。有山麻衣子はぼくが跡見学園女子大学合唱団の常任指揮者をつとめていた頃の学生で、4年間指導したが、類稀れな美声の持主なので、卒業後はぼくが歌謡曲シリーズをつづけているプロの女声アンサンブル、フィオレッティに賛助出演させることにした。そして2度目の「幻のコンサート」録音ではフィオレッティの若手メンバー2人を加え、トレフォリーネという女声三重唱団を結成、それをメインに有山のソロ8曲を入れて1枚のCDに仕上げようと考えたのである。インフラノイズの録音も有山の独唱も前回以上にすばらしく、トレフォリーネもなかなかの出来ばえだったので発売できると喜んでいたのだが、三重唱のCD化は時期尚早という強い意見がメンバーから出てボツになってしまった。トリオはともかく、そのことによって有山麻衣子の名唱「さくら」「嬉しい雛まつり」「かもめの水兵さん」「みかんの花咲く丘」「めんこい仔馬」「夜のルムバ」「森の水車」「想兄譜」が日の目を見ずに消え去ってしまったのは実に心残りの極みである。


▲△▽▼


☆ 日本語は世界一「難聴者」にやさしい言語

どの国の言語にもそれぞれ固有の周波数帯というものがあり、母国の言語を繰り返し聞いて育つうちにその周波数帯以外の音を言語として聞き取る脳の感受性が失われていく。

そのため生後11歳くらいまでには母国語を聞いたり発音する能力に特化した脳が出来上がる。

日本語で頻繁に使われる周波数帯は125~1500ヘルツで、英語は200~12000ヘルツと随分と違う。日本語は世界の言語の中でもっとも低い周波数帯の言語で、英語は世界一高い周波数帯の言語である。

したがって、英語民族は高齢になると早い段階で高い音が聞き取りにくくなって不自由を感じるが、日本人はすぐには不自由を感じない。その点で日本語は世界一難聴者にやさしい言語である。

※ これは一人で二か国の言語を操るバイリンガルの「臨界期」が10歳前後と言われる所以でもある。また、英語圏の国で製作されたアンプやスピーカーなどのオーディオ製品には、高音域にデリカシーな響きをもったものが多いが、これで謎の一端が解けたような気がする。その一方で、とかく高音域に鈍感な日本人、ひいては日本のオーディオ製品の特徴も浮かび上がる。


☆ 聴力の限界とは

音の高い・低いを表す単位がヘルツなら、音の強さや大きさ(=音圧レベル)は「デシベル(dB)」であらわす。

人間が耳で聞き取ることのできる周波数の範囲は「20~2万ヘルツ(空気中の1秒間の振動が20回~2万回)」の間とされているが、イルカやコウモリなどは耳の形や構造が違うのでこの範囲外の超音波でさえ簡単に聞き取れる。

ただし人間の場合は20ヘルツ以下の音は聴覚ではなく体性感覚(皮膚感覚)で感じ取り、2万ヘルツ以上の音(モスキート音)は光や色として感じ取りその情報を脳に伝えている。

※ 人間の耳は一人ひとりその形も構造も微妙に違うし、音を認知する脳の中味だって生まれつき違う。したがって同じオーディオ装置の音を聴いたとしても各人によって受け止め方が千差万別というのが改めてよくわかる。

自分でいくら「いい音だ」と思ってみても、他人にとっては「それほどでもない」という日常茶飯事のように起こる悲劇(?)もこれで一応説明がつくが、音に光や色彩感覚があるように感じるのは超高音域のせいだったのだ!


☆ 音が脳に伝わるまでの流れ

耳から入った空気の振動は外耳道と呼ばれる耳の穴を通り、アナログ的に増幅されて鼓膜に伝わり、アブミ骨などの小さな骨に伝わってリンパ液のプールである蝸牛へ。そこで有毛細胞によって振動が電気信号に変換され、聴神経から脳に伝わる。これで耳の中の伝達経路はひとまず終了。

この電気信号が言語や感情と結びついた「意味のある音」として認識されるまでにはもう少し脳内での旅が続く。

電気信号が聴神経や脳幹を経て脳内に入ると、まず、大脳の中心部にある「視床」に送られる。ここは、脳内の情報伝達の玄関口となっている。視覚、聴覚、皮膚感覚などあらゆる感覚情報が必ず通る場所で、単純に音だけを聴いているつもりでも、様々な感覚情報とクロスオーバーしている。

また「視床」を通過すると音の伝達経路は「言語系ルート」と「感情系ルート」の二つに大きく分かれる。前者は最終的に「言語野」に到達するが、後者は大脳の一次聴覚野を通らず、いきなり「扁桃体」に直結していて「イヤな音」「うれしい音」というように音を直感的・情緒的に受け止める。

※ 音楽を聴くときにカーテンなどでスピーカーを隠してしまったり、あるいは目を瞑って聴いたりすると、機器の存在を意識しないでより一層音楽に集中できるのは経験上よく分かる。

さらに、直感的なイメージとしてオーディオマニアが音楽を聴くときには主として「感覚系ルート」がはたらき、それ以外の人たちが(音楽を)聴くときには主として「言語系ルート」が働いているように思うが果たしてどうだろうか・・・。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c85e3a32c3aca5331dd2fb7adaf73d2a


日本人が西洋音楽をやっても物真似しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/682.html

日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004429

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