777投稿集

777投稿集 5556758

1 : エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 米ドル/円レート(4)  2 : 日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ(32)  3 : ド素人でも損しない株式投資のノウハウ(125)  4 : 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性(23)  5 : ドルが基軸通貨ではなくなる(47)  6 : アベノミクスとは何だったのか?(5)  7 : 中野剛志 _ シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才(7)  8 : 追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル(87)  9 : 40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない(176)  10 : ついに始まる世界金融恐慌(170)  11 : 史上最高の経済学者ハイエクの警鐘(39)  12 : すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく(30)  13 : 各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している(49)  14 : 日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない(26)  15 : ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない(71)  16 : 吉田繁治 _ 日米同時金融危機の予兆 (5)  17 : 金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家は経済が全くわかっていない(44)  18 : レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも政府債務増加で破綻する(17)  19 : 新しい通貨システム _ 米国債・米ドルが暴落しているのにゴールドだけ上がっている理由(11)  20 : 岡田斗司夫 _ トランプの目指すアメリカ(66)  21 : トランプ氏再選ならアメリカの政策はどうなるか(63)  22 : トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?(77)  23 : トランプをピエロとして操る勢力を知ろう(37)  24 : 西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉(33)  25 : アメリカ・CIA関係投稿集(208)  26 : 世界の旅 _ イラン(17)  27 : 世界の旅 _ イスラエル・パレスチナ(92)  28 : 中東関係投稿集(97)  29 : 金輪際二度と飲むな!飲むだけで骨の髄まで腐る、激安コーヒーの闇を暴露します..(15)  30 : 実はヤバい!スーパーのインスタントコーヒーの危険性(23)  31 : カフェインは悪者ではない!カフェインの効果(14)  32 : 失明したくなかったらルテインを含む野菜とカフェインレスコーヒーを摂ろう(31)  33 : 経済・相場関係投稿集(389)  34 : 戦争をするほど好景気になるロシア _ ヒトラー的好景気は持続しない(19)  35 : 世界の旅 _ ロシア・ウクライナ(108)  36 : 世界の旅 _ インド・パキスタン・バングラデシュ(19)  37 : 吉野敏明 _ 戦後アメリカに強制された洋風の食事が日本人の病気の原因(209)  38 : 消える犬食、韓国は禁止へ(4)  39 : 政治関係投稿集(341)  40 : インド・アフガニスタン関係投稿集(12)  41 : 日本の料理(131)  42 : ヨーロッパ人の起源(35)  43 : 白人の金髪や青い目、白い肌は古代北ユーラシア人が起源だった(8)  44 : 民族の起源・DNA解析関係投稿集(185)  45 : 河添恵子「“悪魔”が支配する壊れた世界~イーロン・マスクのDNA」(7)  46 : イーロンマスクの正体(4)  47 : 宇山卓栄の世界史・現代史講義(31)  48 : タカユキtwistclub 旭川いじめ事件〜永山中央公園 【再放送総まとめ版】 (31)  49 : 財務省解体デモが激しすぎる!財務省が批判される理由(7)  50 : 世界の旅 _ タイ(16)  
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エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 米ドル/円レート
1 名前:777

2025/04/03 (Thu) 11:44:17

米ドル/円 USDJPY


この元スレはFC掲示板の管理人の言論弾圧によって削除されてしまいました。どの引用文にクレームが付いたのかは全くわかりません。

完成したら阿修羅掲示板の近代史板に移動しますが、阿修羅掲示板ではコメント編集ができないので、完成まではここで編集作業を行います。


▲△▽▼


米ドル/円 USDJPY
https://jp.tradingview.com/symbols/USDJPY/


▲△▽▼


ドル円 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/foreign-exchange-market/usdjpy

ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570

2 名前:777

2025/04/24 (Thu) 04:04:19

【2025年4月14日】 予想通りのドル安! そして今後の見通し(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=NQOEd6qbbSI

によると

これから世界大恐慌が起きる数年先までドルが下がり続ける。



あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 改訂版
一般社団法人日本エリオット波動研究所 税込 4,180円
https://www.amazon.co.jp/dp/4775991957

によると

NYダウのサイクル波 Ⅲ波のカウント

プライマリー波③波 2000年 3月 : ITバブル
プライマリー波④波 2009年 1月 : リーマンショック
プライマリー波⑤波 2022年 :コロナ給付金バブル

今の大暴落は サイクル波 Ⅳ波 プライマリー波 ©波


▲△▽▼


ディグリーとラベリングの表
http://jewri.org/standard/

スーパーサイクル波 (Ⅰ), (Ⅱ), (Ⅲ), (Ⅳ), (Ⅴ), (a), (b),(c)
サイクル波 Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ, a, b, c
プライマリー波 ①, ②, ③, ④, ⑤, Ⓐ, Ⓑ, Ⓒ
インターミーディエット波 (1), (2), (3), (4), (5), (A), (B), (C)
マイナー波 1, 2, 3, 4, 5, A, B, C

エリオット波動の規模
グランドスーパーサイクル … 100年以上
スーパーサイクル … 50年
サイクル … 10年
プライマリー … 3~5年
インターミディエット … 30週~50週
マイナー … 10週
ミニュット … 3~5週


▲△▽▼


エリオット波動のカウントをする際の厳守事項

1.チャートは縦軸の株価スケールが対数目盛のものを用いる

2.円表示ではなくドル表示のチャートを見て判断する。

3.米国株と日本株のカウントをなるべく合わせる


エリオット波動に使うチャートには縦軸の株価スケールが対数目盛のものを用いるのが正しいです。

フィボナッチ比率を適用する際に基準になるのは株価の変動幅ではなく変化率です。


・第1波が10%上がっていて、第5波が第1波と同じ大きさになるというのは
第5波が第4波ボトムから 10%上昇するという意味です。

・第1波が10%上がっていて、第3波の大きさが第1波の大きさの 1.618倍になるというのは
第3波が第2波ボトムから 10%×1.618 だけ上昇するという意味です。


▲△▽▼


エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/44990/top

【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrraBr_QvIbXzVxRJLFp87c9KAUvENWsR

日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9C%89%E5%B7%9D%E5%92%8C%E5%B9%B8&sp=CAI%253D

日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932

エリオット波動
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html

3 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:42:49

エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)

株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo

0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
   (講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
  (講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
  (講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
  (講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
  (講師 西山氏、津田、八代、髙尾)

★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、 八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生

4 名前:777

2025/06/24 (Tue) 07:14:52

【2025年6月23日】ドル安 最終局面か (宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=zcvmiDMq3z4

  • 名前: E-mail(省略可):
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
1 名前:777

2023/01/21 (Sat) 05:48:40

経済・相場関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037314

ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324

▲△▽▼

一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
https://jewri.org/corporate-imformation/

日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9C%89%E5%B7%9D%E5%92%8C%E5%B9%B8&sp=CAI%253D


▲△▽▼


エリオット波動分析で波動のカウントに使う月足・週足・日足・分足 片対数チャート


日経225 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/

S&P500 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/SPX/

ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

日本株 銘柄別チャート
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/

業種 — 株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/

高配当利回りの日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-high-dividend/

最も活発に取引されている日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-active/

大型株 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-large-cap/

値上がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-gainers/

値下がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-losers/

上場来高値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-ath/

上場来安値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-atl/


▲△▽▼


ドル円が反転急落するのはいつなのか/有川和幸さん【キラメキの発想 8月28日】
https://www.youtube.com/watch?v=49SslXn7XyA

アメリカ株指数の反発は「もはや、これまで」という可能性アリ/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=V6XlbsPtzHA

日経平均上昇の鍵はS&P500(SPX)とドル円/有川和幸さん【キラメキの発想 6月26日】
https://www.youtube.com/watch?v=mmm3OU-nio8&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2&t=245s

ダブルスリーの真実 エリオット波動で分析する日経平均/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=mH9geuSAJM4

日米株価は下落の第2章のC波に突入したか マーケットの坑道のカナリアは警告する /実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=1H9hGkW01sg


▲△▽▼


一方、こっちが嘘八百のデタラメなエリオット波動分析

エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/43833/top

宮田直彦 エリオット波動 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%AE%E7%94%B0%E7%9B%B4%E5%BD%A6+%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E6%B3%A2%E5%8B%95&sp=CAI%253D

【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrraBr_QvIbXzVxRJLFp87c9KAUvENWsR



エリオット波動でみると日経平均は2050年まで上昇 _ 宮田直彦 日本株はもうすぐ大暴騰する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14031612

エリオット波動 宮田直彦 半導体株の出直り期待と日経平均の強気保ち合い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056708

宮田直彦 「エリオットView」ドル高の終わり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062433

40年間続いた「円高の時代」は既に2011年10月に「円安の時代」へとパラダイム・シフトしていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004475


テクニカル分析 - 宮田直彦 レポート 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

【エリオット】宮田氏を語る 【休載砲最強】©2ch.net
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%91%E5%AE%AE%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B29%E3%80%90%E4%BC%91%E8%BC%89%E7%A0%B2%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%80%91%C2%A9&lr=lang_ja&rlz=&gws_rd=ssl#lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&q=%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%91%E5%AE%AE%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B+%E3%80%90%E4%BC%91%E8%BC%89%E7%A0%B2%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%80%91


【エリオット】宮田氏を語る20【母和子に捧ぐ】
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1403183680/

【エリオット】宮田氏を語る21【休載砲最強】
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1410141753/

【エリオット】宮田氏を語る22【休載砲最強】©2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1414769064/

【エリオット】宮田氏を語る23【休載砲最強】©2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1418138299/


宮田直彦(みやた・なおひこ)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券エクイティリサーチ部チーフテクニカルアナリスト。2011年の経済紙のアナリストランキングでは第2位。
海外での講演も豊富な日本を代表するエリオット分析の第一人者


宮田 直彦 Facebook
https://ja-jp.facebook.com/naohiko.miyata

FXドリームチームが教える為替の鉄則 2013/2/1 宮田 直彦 他(著)
https://www.amazon.co.jp/FX%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E7%82%BA%E6%9B%BF%E3%81%AE%E9%89%84%E5%89%87-%E5%90%89%E7%94%B0-%E6%81%92/dp/4594067670/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1473404241&sr=8-2&keywords=%E5%AE%AE%E7%94%B0+%E7%9B%B4%E5%BD%A6

日本株スーパーサイクル投資 2014/4/12 宮田 直彦 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A0%AA%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E6%8A%95%E8%B3%87-%E5%AE%AE%E7%94%B0-%E7%9B%B4%E5%BD%A6/dp/4594070108/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1473404241&sr=8-1&keywords=%E5%AE%AE%E7%94%B0+%E7%9B%B4%E5%BD%A6


△▽


宮田直彦さんのエリオット波動分析を信じた投資家は全員大損している:


宮田直彦 かすりもしない 2015-05-27

927 名前:山師さん[] 投稿日:2015/05/27(水) 20:33:37.44 ID:rBCYHx+i

「○○円割ったら次は○○円が目処」とかそんな事はどうだっていいんだよ!

いつ下げて上げて、どこまで下がるか上がるかが知りたいのにまるでかすりもしない。

エリオットは役立たずのゴミ理論だと自ら証明している




日本株スーパーサイクル投資 2014/4/12 宮田 直彦 (著) のカスタマーレビュー

・思いっきり外している 投稿者Amazon Customer 2014年4月14日

全然当たってない。

コロコロと予想を変えるのはこの人の常套です。
宮田氏の本は買わない方がいいと思います。

・当たったためしなし 投稿者HIRO 2015年12月11日

この方の予想は2014年初めから常に見ていましたが、まったく当たらない。

今後100円をきる円高になるだろうと予想→結果:125円

節目である105円を超える円安の動きになっていっているにも関わらず頑なに円高を連呼。
しかし、一直線に円安になるのでした(笑)

その後の予想もまったくあたらず。
エリオット関連の本を読むのはやめましょう。

・次々に新種のサイクル 投稿者gqm 2015年10月3日

現在、彼のHPではダウ40年半サイクルや、日経平均31四半期(93ヶ月)サイクルという「新種」のサイクルで相場を説明している。

わずか1年前に出版されたこの本には、この2種類のサイクルの説明は無い。
そして2014年が最後の買場だと書いてある。

彼が予測の誤りをどこかで謝罪しているなら良いが、過去を忘れ、口をぬぐって、新種のサイクルで読者を惑わすなら、所属会社が一流であるからこそ、その罪は大きい。

・主観性の強い記述 投稿者 lotus321jp 2014年6月21日

かなり主観性の強い記述です。

何かの理屈に依拠し、都合の良い場面を都合の良いデータで照らし合わせれば、こういう本が誰でも1冊はできるでしょう。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4594070108/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=recent#RFI8M8HII52HN

使えない第一人者 2013-09-29 | アナリストの穴(3軍)
宮田直彦を穴のメンバーにしましたけど全然ブログねたになってないです。

彼はシナリオを2~3用意しておいて、上げても下げても当たるように(外れないように)しているので今のところ評価対象外にしかなってません


最近のレポートだと

ユーロドル、3年以内にパリティに
1.3711を抜けない限りは売りでっていうことになりますが

3年以内にパリティは長過ぎるし
1.3711を抜けないというのは大雑把すぎて
繊細さの欠片もないという感じです。

ユーロ円ドル円だと

ユーロ円は第5波に入っている、140円を目指す

ドル円は第5波に入っている、103~105円を目指す


もうひとつのシナリオとして
ドル円は4-E波である、97円が下限になるだろう
ドル円が5波終わると急落して90円を割れる

という解釈になります。


ユーロドルを弱気予想でユーロ円140円を目指す
では、無理があると思います

それに「ドル円が5波なのか4波なのか分からないなら分からないと言ってくれ」と思うし
時々、3つ目のシナリオとしてジグザグ波動による調整波でのターゲット91円もだしてきたりするんですね

宮田直彦さんはエリオット波動の第一人者ということになっていますが

ブログねたにもならない第一人者ってどーよっ!?

って、感じだし

同じエリオット使いの陳が外しまくってるのを考えると日本にはエリオット波動を使いこなせる人は一人もいないと結論付けるしかなさそうです
(陳は日本人じゃないが、日本で金儲けしてるアナリストです)
http://blog.goo.ne.jp/life1966/e/e489f53a3cb47da5896f3c52c1f28aa0


宮田直彦さんの場合は


エリオット波動のカウントをする際の厳守事項

1.チャートは縦軸の株価スケールが対数目盛のものを用いる

2.円表示ではなくドル表示のチャートを見て判断する。

3.米国株と日本株のカウントをなるべく合わせる


をすべて無視しているのが問題なんですね。


因みに、宮田さんのカウントが当たった事は過去一度も無いという噂です。

昔は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の上司の指示通りに、エリオット波動の言葉を使ってインチキ・カウントをでっち上げていたみたいですね。


▲△▽▼


エリオット波動
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html

株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993

株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html

28 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:34:59

【2025年4月28日】米ドル/円は下げ一服  中期的には130円割れ?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=pbQCq4rEHn8

29 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:41:30

エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)

株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo

0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
   (講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
  (講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
  (講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
  (講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
  (講師 西山氏、津田、八代、髙尾)

★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生

30 名前:777

2025/05/19 (Mon) 23:55:10

【2025年5月19日】 米国債格下げ トリプル安再燃?(宮田直彦)
MONEY SQUARE 2025/05/19
https://www.youtube.com/watch?v=6LvuBEZY_xA

31 名前:777

2025/06/02 (Mon) 23:17:41

【2025年6月2日】 TOPIX再評価 「ドル離れ」が呼び水?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CVHVzUSfVKA 


宮田直彦のエリオット波動分析【2025年5月26日】 米ドル/円 下げ再開か 「安全通貨」の復活?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CYR5UPNV0PY

32 名前:777

2025/06/24 (Tue) 07:13:48

【2025年6月23日】ドル安 最終局面か(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=zcvmiDMq3z4

  • 名前: E-mail(省略可):
ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
1 名前:777

2024/10/30 (Wed) 05:05:33

このスレは以下の 7章から構成されています:

第1章 株式売買のノウハウ (コメント欄 1)
第2章 テクニカル分析のノウハウ (コメント欄 2、3)
第3章 金・銀のETF売買のノウハウ (コメント欄 4-7)
第4章 コモディティ関係ETFの銘柄情報 (コメント欄 14、15)
第5章 アメリカ株売買のノウハウ (コメント欄 16-25)
第6章 日本株の銘柄情報 (コメント欄 26-95)
第7章 相場関係の最新ニュース (コメント欄 96以降)


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第1章 株式売買のノウハウ (コメント欄 1)

1.売買する証券会社はどこが良いか
2.NISAはやってはいけない。投資信託は買ってはいけない。
3.FX 、先物取引、レバレッジ型・インバース型ETF、株の信用買いは絶対にやってはいけない。
4.超円高になったら日本株をすべて売って米国株を買おう
5.ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
6.日経平均やTOPIX に連動する ETF は買っても儲からない
7.これから起きる世界大恐慌の前に持ち株はすべて売って、世界大恐慌が起きた後に財産をすべて金・銀の現物保管型のETFに替えよう
8.全体相場の予測に使うサイト
9.銘柄情報を調べるのに使うサイト
10.相場判断に使うチャート
11.チャート分析サイト『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析結果に基づいて売買するのが一番簡単で信頼度も一番高い
12.利食い・損切りする価格の決め方
13.業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種で、時価総額が高い銘柄の中から、テクニカル分析で『強い買い』の銘柄をスクリーニングする
14.W・D・ギャンのトレンドフォロー投資法
15.投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
16.毎日必ず見ないといけない相場関係のサイト


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1.売買する証券会社はどこが良いか


日本株でもアメリカ株でも

三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券)
https://kabu.com/

が断然お薦めです。

他のネット証券と比べて手数料は高いですが、

逆指値注文、 W指値注文、±指値注文、リレー注文、Uターン注文、トレーリングストップ注文、時間指定注文

等の自動売買注文が可能で、画面も他の証券会社より遥かにわかり易く、チャート等の情報ツールも一番優れています。

手数料がゼロのネット証券もありますが、売買情報が取引直前にディーラーに抜かれて、高値買いになってかえって損する事もあります。


自動売買 | 三菱UFJ eスマート証券
https://kabu.com/item/auto_trading/default.html


アメリカ株の売買については

第5章 アメリカ株売買のノウハウ (コメント欄 16-25)

を参照して下さい。


① 手数料無料の証券会社、PTS が使える証券会社

楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commission/

SBI証券
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&burl=search_home&cat1=home&cat2=price&dir=price%2F&file=home_price.html&getFlg=on



手数料が安いネット証券のランキング
https://xn--nckg9cuax4oscb3677eec6f.jp/fee.php?cam=sitelink&gr_no=fee&ad_no=3&yclid=YSS.1001173386.EAIaIQobChMIwqvjiba2-wIV2dVMAh3H9wbtEAAYASABEgJR2fD_BwE

ネット証券会社が手数料を無料化したのはなぜ?大手証券会社5社を徹底比較
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14151890

PTSとは何か?わかりやすく解説 | ZAi探
https://zaitan.net/pts/

【基礎解説】PTSって使っている?どう使う?PTSとの付き合い方実践編!
https://www.japannext.co.jp/jnxlab/night-trading/Ph8Ob.html



② 銘柄分析ツールが優れている証券会社

マネックス証券 | ネット証券(株・アメリカ株・投資信託)
https://www.monex.co.jp/

プロ並みの銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」が無料で使える!
過去10期以上の長期業績グラフで長期的に成長している銘柄を見極め



③ トレーディングストップ売買ができる証券会社

自動売買 | 三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券)
https://kabu.com/item/auto_trading/default.html


株を買ったら必ず、買値より 10%下に逆指値注文でストップロス売り注文を出しておきます。逆指値注文の価格は絶対に下げてはいけません。
株価が買値よりかなり上がった時にはトレーリングストップ注文を出しておきます。


逆指値注文とは?使い方や注意点をわかりやすく解説します
https://kabukiso.com/idiom/gsasine.html

トレーリングストップとは?|損小利大を実現する注文方法
https://toushi-gp.net/trailing-_stop/

株価が買値より下がったが、ナンピン買い増しして買いコストを下げたい時には、前に買った証券会社とは違う証券会社を使います。ナンピン買いしたかったら、複数の証券会社と取引した方がいいです。


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2.NISAはやってはいけない。投資信託は買ってはいけない。


新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215

森永卓郎氏が警鐘を鳴らす「世界恐慌の前触れ」 老後資金を失う人が続出する未来
2024年10月28日
https://the21.php.co.jp/detail/11471

ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793

「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637

これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470


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3.FX 、先物取引、レバレッジ型・インバース型ETF、株の信用買いは絶対にやってはいけない。


結局、レバナス(レバレッジ型 NASDAQ100)やブル3倍型ETF SOXL などに手を出した投資家は大半が黙って消えている │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=18628

今人気沸騰の 「レバレッジ型・インバース型ETF」 は 『ネットパチンコ』
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/893.html

日本の投資家はネットパチンコやギャンブルが大好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/824.html

バッド・ディールよりもノー・ディールの方がいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/938.html

知らぬが仏 _ FX は『ネットパチンコ』 _ 金はすべて胴元に取られる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html

FX・先物取引・空売り は『ネットパチンコ』、 絶対に手を出してはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html

ビットコインの暴騰・暴落 _ 自国通貨が信用できない人間がバブルを作り、日本人が本気になって買ったらバブル崩壊
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/314.html

借金は「時間を買うこと」_ 良い借金と悪い借金
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/942.html

相場に失敗すると奥さんとお嬢さんはこういう運命が待っている
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/311.html


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4.超円高になったら日本株をすべて売って米国株を買おう


S&P500指数
https://jp.tradingview.com/symbols/SPX/

ナスダック総合指数
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-IXIC/

ダウ工業株30種平均株価
https://jp.tradingview.com/symbols/DJ-DJI/


米国の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/us-stock-market


バフェット氏がアップル[AAPL]株を大量売却、大きな転換点か?
石原順の米国株トレンド5銘柄 2024/08/06
https://media.monex.co.jp/articles/-/25044

「バークシャーの財産」アップル[AAPL]株の半分を売却


バフェットの売りと円キャリーの崩壊
石原順チャンネル 2024/08/06
https://www.youtube.com/watch?v=At-8uau8T_8

<チャプター>
00:00 バフェットの売りと円キャリーの崩壊
01:42 バークシャーの株式売買の推移
03:35 相場の天底は神のみぞしる。
11:55 アップル(自足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
14:35 バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
16:45 バークシャー・ハザウェイの手元現金の内訳
18:14 今回の暴落とブラックマンデーとの違い
19:57 バークシャーが持つ上場株式の保有割合 (2024年3月末時点のフォーム13Fより)


新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215

40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

ドルが基軸通貨ではなくなる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087403



エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ アメリカ株指数 ダウ工業株30種平均株価
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897119

エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ アメリカ株指数 ナスダック総合
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897120

エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ アメリカ株指数 S&P500
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897121



アメリカ株の詳細は

第5章 アメリカ株売買のノウハウ (コメント欄 16-25)

を参照して下さい。


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5. ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570


米ドル/円 USDJPY
https://jp.tradingview.com/symbols/USDJPY/


Japan 225 インデックス
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/

チャートで通貨を JPY(日本円)から USD(米ドル) に変えるとドル換算日経平均株価になる。


東証株価指数 TOPIX
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-TOPIX/

チャートで通貨を JPY(日本円)から USD(米ドル) に変えるとドル換算 東証株価指数 TOPIX になる。



日経平均上昇の鍵はS&P500(SPX)とドル円/有川和幸さん【キラメキの発想 6月26日】
https://www.youtube.com/watch?v=mmm3OU-nio8&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2&t=245s

11:08 ドル建て日経平均はSPXと同じ動き


日経平均が大相場入りならドル円は300円か/実践!エリオット波動 有川和幸さん
パンローリングチャンネル 2023年7月3日
https://www.youtube.com/watch?v=GWBxPoQ6wk8

01:13 ナスダック100はドル建て日経平均(日経平均÷ドル円)と相関


ドル建て日経平均と円建て日経平均とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=nikkei

ドル建て日経平均とS&P500とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=sp500


日経平均株価 超長期月足チャート|1949年5月算出開始から現在まで Base Views
http://baseviews.com/chart/nk225-j.html

ドル建て日経平均 (日経平均 ドル換算)
https://sheet.zoho.com/sheet/publicgraphs/b92a9d815da445e2a9da6d2116d4c2041732152142345752
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
https://www.traders.co.jp/index/0102

ドルベースで見たときの日経平均1950-2010 NightWalker's Investment Blog
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2011/01/1950-2010-2994.html

ドル建て日経平均の長期推移(1970年以降の長期チャート)
2024年1月14日
https://finance-gfp.com/?p=12627



エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 日経平均株価(225種)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897122

エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 東証株価指数 TOPIX
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897123

エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 米ドル/円レート
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897124


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アメリカ株とドル換算した日本株の月足チャートはリーマンショック以降は殆ど同じ動きをしている。
従って、どちらかが下降トレンドに入いれば、もう一方も連動して下降トレンドに入っていると判断できる:


株価が景気を反映しなくなった理由

ポートフォリオ投資とHFT(超高頻度売買)を組み合わせた売買シェアが、60%まで増えています。10年代の国際金融は、ネットワークで、リアルタイムに連結されているからです。

世界中の国債や株の売りも買いも、コンピュータ画面で一瞬です。株と債券の金融市場は、インターネットで変容しています。売買を叫ぶ「場立ち」があった「のどかな市場」ではない。

それでなくても、わが国の日経平均は米国ダウの子供です。米国株を売買しているヘッジファンドがポートフォリオ(分散投資)で、日本株をたとえば12%と一定割合にしているからです。米国株が下がると、ポートフォリオの中の米国株が減少します。かわりに、12%枠と決めている日本株の構成比が上昇します。これでは日本株の下落リスクが大きくなる。

株価罫線を分析するトレンド理論(傾向理論)とは違う、ランダムウォークの理論では、向こう3ヶ月で10%上がる確率があるときは、10%下がる確率も同じです。このため、ポートフォリオでのリスクが、コンピュータが自動計算する数値で大きくなる。

従って、米国株が下がると日本株を売って減額調整するプログラムが組み込まれています。ヘッジファンドのほとんどの売買で行われているHFT(超高頻度売買)がこれです。人間は関与せず、現物・先物・オプションの売買を組み合わせ、瞬時に売買が行われます。

ファンドマネジャーの関与は、ポートフォリオの割合(パラメータ)を変えるときです。以上の売買構造が増えたため、日米の株価の動きは同時化します。日米だけではない。

世界の株式市場(時価総額6000兆円:世界のGDPの1倍)が、ほとんど瞬間連動して動きます。基礎的な経済指標によるファンダメンタル理論(端的に言えば、景気がよくなると株価が上がる)は、ほとんど関係がなくなっているのです。
http://www.mag2.com/p/money/24781


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6.日経平均やTOPIX に連動する ETF は買っても儲からない


日経平均やTOPIX に連動するETFを買うというのは、大して上がらないけれど絶対に倒産しない銘柄で ほったらかし投資するのと変わりません。しかし、日本株はレンジを作ってその中で上下している期間が圧倒的に長いので、本来はレンジの上限・下限に近付く度に利確しないと儲かりません。

米国株なら株価が非常に単純な上昇トレンドを作って上がる事が殆どで、大暴落しても2、3年待つと必ず暴落前の株価を超えて上がるので、ナスダックや S&P500指数に連動する為替ヘッジありのETFを長期保有すれば簡単に儲かります:

鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html

バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html

株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html


一方、日本株は株価が極端に上下するので、アメリカ株の様には長期保有できないのです。

日本株に投資するなら、業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種で、時価総額が高い銘柄を選んで数か月間だけの中期投資をするのが正解です:

東証33業種別株価指数 | マーケット情報 | my株
https://my.kabumap.com/market/sector

の『33業種別 Market Info マーケット情報』で、『前年比(%)』をクリックして、業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種を調べて、時価総額が高い銘柄を選んで数か月間の中期投資をすればいいのです。


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以下、一応参考に書いておきます:

日経平均とTOPIXの特色はなにか?

構成銘柄の割合や比率も2つで少し異なります。
日経平均は電気機器、情報・通信、小売りが多め。
TOPIXは金融、輸送機械、陸運などが多めです。

また日経平均は株価の大きな銘柄の影響を受けやすく、TOPIXは時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすいです。
TOPIXは大型銘柄の影響を受けやすいので、大きな変動がなく安定感があります。


TOPIXと日経225の違い-どちらに投資した方が有利なのか 2020年06月30日
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=64829?pno=2&site=nli


日経平均に連動する ETF は何を買えば良いか

日経平均連動ETFのおすすめは?10銘柄を徹底比較!|ゆうな@米国株 2024年8月7日

これから日経平均連動のETFへの投資を考えている方におすすめの銘柄はズバリ『【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF』です。

まずチェックするポイントは連動指数が「日経平均株価」か「日経平均トータルリターン・インデックス」かです。

日経平均との連動を目指すETFには2つの指標があります。
それが「日経平均株価」と「日経平均トータルリターン・インデックス」です。

「日経平均株価」は、構成銘柄の配当金を考慮せずに、配当金をゼロとして株価の変化だけを指数化したものです。

一方「日経平均トータルリターン・インデックス」は、構成銘柄の配当金も加味した場合のパフォーマンスを示す指数です。

つまり、配当金を加味した日経平均株価への連動を目指すETFなのか、それとも配当金を除外した日経平均株価への連動を目指すETFなのかの差です。

どちらも指数に連動する投資成果を目指すETFですが、当然、配当金を加味した指数への連動を目指すETFの方が志しが高いと言えます。

期待出来るトータルリターンも変わってきます。

以下の図は「日経平均株価」と「日経平均トータルリターン・インデックス」の推移を比較したものです。
長期で見た場合、配当金も加味した指数への連動を目指すETFの方が期待できるリターンが高くなります。
その為、「配当込み」の指数を対象とするETFを選んだ方が良いです。
https://note.com/yuuna_amekabu/n/nda2bc46a0491



Iシェアーズ・コア 日経225 ET 1329 Tokyo Stock Exchange
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-1329/

iシェアーズ・コア 日経225 ETF(iS日経)【1329】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001329/1329

iシェアーズ・コア 日経225ETF【1329】の掲示板 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001329/1329


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TOPIX に連動する ETF は何を買えば良いか

【東証上場ETF】国内株式TOPIX連動型ETF比較・評価。実質コスト、乖離、インデックスファンドとの比較も。おすすめのETFは? - しんたろうのお金のはなし

長期のリターンという事で2024年2月末日時点の3年間、5年間のリターンを見てみます。(リターンは年率換算)
各ETFとも概ね実質コストに応じた騰落率となっています。

そして、早くから低い信託報酬・実質コストだったNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信【1306】、iシェアーズ・コア TOPIX ETF【1475】の騰落率が最も高くなっています。
https://shintaro-money.com/topix-etf-comparison/


無分配インデックスファンドと分配金(配当)を出すETF、どちらが有利か検証。 (課税繰り延べ効果、配当控除等)
2024年3月7日
https://shintaro-money.com/reinvest-dividends-deferred-tax/


Iシェアーズ・コア TOPIX ETF 1475 Tokyo Stock Exchange — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-1475/

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(iSTPX)【1475】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=1475

iシェアーズ・コア TOPIX ETF【1475】の掲示板 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835900/f09c865d60ffd669228ae847fbdb340e


日銀が買っているETFは iシェアーズ・コア TOPIX ETF【1475】

【東証上場ETF】国内株式TOPIX連動型ETF比較・評価。実質コスト、乖離、インデックスファンドとの比較も。おすすめのETFは?
2024年7月16日
https://shintaro-money.com/topix-etf-comparison/


日銀ETF買い入れ判定 予想 | 投資の森
https://nikkeiyosoku.com/boj_etf/

日銀のETF買いとは?ETF残高の推移や買い入れ銘柄について紹介! | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_bankofjapan/


日銀ETF入門・第01回―日本銀行はどのETFを買い入れてきたのか
神楽坂金融研究所 2024年4月16日
https://kagura-research.com/which-etfs-are-purchased-by-the-bank-of-japan/

日銀の現在の買い入れ対象は、1475のみ

 さて、2021年4月1日に買い入れ対象指数がTOPIX一本に絞られたことは、先に述べた。実は、2023年末までの間に、対象指数は変わっていないものの、重要な変更が買い入れ方針に加えられている。2022年12月1日から「原則として信託報酬率が最も低い銘柄を買入れる」とされたのだ。

 それまでは、「銘柄ごとの時価総額や市中流通残高2に概ね比例するように買い入れる」とされてきたが、この改正を受け、信託報酬率が最も低い銘柄という1銘柄に買い入れ対象が急に絞られることになった。対象銘柄は、外資・ブラックロック社のiシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)である。


ETFの税金と確定申告について徹底解説!特定口座・一般口座・NISA口座の違いとは? | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_tax/


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7.これから起きる世界大恐慌の前に持ち株はすべて売って、世界大恐慌が起きた後に財産をすべて金・銀の現物保管型のETFに替えよう


1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411

金 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/gold

銀 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/silver

商品市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets


銀silverゴールドch - YouTube
https://www.youtube.com/@ag47/videos
https://www.youtube.com/@ag47/playlists

シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 - YouTube
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/videos
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/playlists

ぎんぎつね - YouTube
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/videos
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/playlists

銀金の価格動向 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500Mh_pGgpltEk57OZf2G3ZAs


金先物(当限つなぎ足) — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/COMEX-GC1!/

金/米ドル(XAUUSD) 差金決済取引 CFD — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/XAUUSD/?exchange=OANDA

チャートで通貨を USD(米ドル) から JPY(日本円)に変えると円換算NY金先物価格になる。


銀先物(当限つなぎ足) — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/COMEX-SI1!/

銀/米ドル(XAGUSD) 差金決済取引 CFD — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/XAGUSD/

チャートで通貨を USD(米ドル) から JPY(日本円)に変えると円換算NY銀先物価格になる。


金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855

純金上場信託(現物国内保管型)【1540】
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-1540/

純銀上場信託(現物国内保管型)【1542】
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-1542/



バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったという事実
http://www.thutmosev.com/archives/68138564.html

投資とは株式を買うことだと思っている人は分散投資のやり方を知らない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876020

絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html

日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475

【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223

日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221

ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236


EXCEL を使ったフィボナッチ価格・時間分析で相場の転換点を予測するノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897125

EXCEL を使ったフィボナッチ価格・時間分析で相場の転換点を予測 _ 純金上場信託【1540】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897126

EXCEL を使ったフィボナッチ価格・時間分析で相場の転換点を予測 _ 純銀上場信託【1542】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16897127


金・銀の ETF の詳細は下の方のコメント欄に書いた

第3章 金・銀のETF売買のノウハウ (コメント欄 4-7)

を参照して下さい。


▲△▽▼


8. 全体相場の予測に使うサイト

グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/


石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists

ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E5%AD%9D%E5%9B%9B%E9%83%8E++MONEY+SQUARE&sp=CAI%253D

追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778


相場の大転換点か?
石原順チャンネル 2025/04/01
https://www.youtube.com/watch?v=wAlN4AKPb4Y

<チャプター>
株式ブームと歴史的危機
レイ・ダリオの帝国のビッグサイクル
フォース・ターニング(80 年サイクル)
金融資本主義はリーマンショックで終わった!
連邦政府の支出
モラルハザード政策が一生に一度もみられないようなインフレ圧力を引き起こす可能性がある
S&P500指数と歴史的なイベント
投資家の約半数が金融危機について何ひとつ教訓を得ていない
ナスダック100CFD(日足)
この10年間 に大きな歴史的危機がありそう!?



エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/44990/top

【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrraBr_QvIbXzVxRJLFp87c9KAUvENWsR


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9.銘柄情報を調べるのに使うサイト


業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種で、時価総額が高い銘柄を探す

東証33業種別株価指数 | マーケット情報 | my株
https://my.kabumap.com/market/sector

の『33業種別 Market Info マーケット情報』で、『前年比(%)』をクリックして、業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種を調べる。

例えば前年比(%)が一番高い業種が銀行業の場合には『銀行業』をクリックして、『銀行業 - 東証プライム -』を表示させる。

銀行業 - 東証プライム -
https://my.kabumap.com/market/sector/348?key=change1y

『銀行業 - 東証プライム -』で『時価総額(億円)』をクリックして、時価総額が高い銀行銘柄を表示させる。

時価総額が高い銀行銘柄の中から『前年比(%)』が高い銀行銘柄を探す。
例えば、『8306 三菱UFJ』がその条件を満たすなら、『8306 三菱UFJ』をクリックしてチャートを見る。

三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 東証プライム
https://my.kabumap.com/stock/info/8306


個々の銘柄情報を知るには

TradingView – すべての市場を追跡
https://jp.tradingview.com/

そこで表示されている

マーケットサマリー
指数 株式 暗号 先物 FX 債券 ETF

の中から、『株式』をクリックして、『検索(Ctrl+K)』に例えば 『8035』を入力すると『東京エレクトロン 8035』が表示されます。

8035の株価とチャート — TSE:8035 — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8035/


概要 ファンダメンタル ニュース アイデア 議論 テクニカル 予測 季節性

の中から『ファンダメンタル』ボタンをクリックすれば

概要 財務諸表 統計 配当 決算 売上

が表示されます。


『テクニカル』ボタンをクリックすれば

1分 5分 15分 30分 1時間 2時間 4時間 1日 1週 1ヶ月

が表示されます。

何れかの時間をクリックすると、『東京エレクトロン 8035』のその時間足チャートが『買い(上昇トレンド)』か『売り(下降トレンド)』かが表示されます。

さらに、『スーパーチャートで確認』をクリックすると、『東京エレクトロン 8035』の詳細なチャートが表示されます。



銘柄分析ツールが優れている証券会社
マネックス証券 | ネット証券(株・アメリカ株・投資信託)
https://www.monex.co.jp/

プロ並みの銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」が無料で使える!
過去10期以上の長期業績グラフで長期的に成長している銘柄を見極め



脱・税理士スガワラくん - YouTube
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/videos
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/playlists

2025年以降倒産する業種ベスト10がこちらです。今後どのような対策をすればいいのか合わせてお伝えします。
https://www.youtube.com/watch?v=PmMBa1RTYvk

なぜこんなことに...日本が誇るべき最強の企業が倒産爆増している悲しい現状を徹底解説します!
https://www.youtube.com/watch?v=ub9mULbyBp4



栫井駿介 つばめ投資顧問の長期投資大学 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos

栫井駿介 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E6%A0%AB%E4%BA%95%E9%A7%BF%E4%BB%8B

つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147374

つばめ投資顧問 _ 市場分析 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhfU27Zf54VcVtYHb2oRzq6PJi6XszMEw

つばめ投資顧問 _ 企業分析 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhfU27Zf54Vd5fvS7sQPW3L8Vnkvz5RJ0

つばめ投資顧問 _ 初心者のための投資講座 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhfU27Zf54VeCjD0O4f4IEN7F_YQSkq0z

つばめ投資顧問 _ 【投資家養成プロジェクト】株式投資初心者講座 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhfU27Zf54VfPtriIqiVWljDTGNffrc7n

つばめ投資顧問 _ 株式投資の基礎 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhfU27Zf54Ve9Qe0FxFM1XA8N1LLtL6Pq

つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147374

トヨタROE20%の重大性を初心者にわかるように解説
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/01/23
https://www.youtube.com/watch?v=5NxXbxj7mN8

本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE

なぜ長期投資家にとって「ROE(自己資本利益率)」が重要なのか。プロが買う基準と注目する4銘柄=栫井駿介
2024年4月15日
https://www.mag2.com/p/money/1436373

ダメな企業の見極めでポートフォリオは大幅改善する
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/04
https://www.youtube.com/watch?v=lATkIfdF6oo&t=377s



高配当利回りの日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-high-dividend/

大型株 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-large-cap/

日本の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/japanese-stock-market

日本株個別銘柄 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stocks/japanese-stocks


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10.相場判断に使うチャート

以下は日本株とアメリカ株で共通です。


① kabuステーション® | 三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券)
https://kabu.com/tool/kabustation/default.html

表示される日数が短いのが欠点だが、非常に使い易い。



② 株探 | 【株式の銘柄探検】サイト - 株式投資の銘柄発掘をサポート | かぶたん
https://kabutan.jp/
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8035

リアルタイムより15分遅れて表示される。
年足や長期の月足が表示できる。



③ TradingView – すべての市場を追跡
https://jp.tradingview.com/

で表示されている

マーケットサマリー
指数 株式 暗号 先物 FX 債券 ETF

の中から、『株式』をクリックして、『検索(Ctrl+K)』に例えば 『8035』を入力すると『東京エレクトロン 8035』が表示されます。

8035の株価とチャート — TSE:8035 — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8035/


概要 ファンダメンタル ニュース アイデア 議論 テクニカル 予測 季節性

の中から『テクニカル』ボタンをクリックすれば

1分 5分 15分 30分 1時間 2時間 4時間 1日 1週 1ヶ月

が表示されます。

何れかの時間をクリックすると、『東京エレクトロン 8035』のその時間足チャートが『買い(上昇トレンド)』か『売り(下降トレンド)』かが表示されます。

さらに、『スーパーチャートで確認』をクリックすると、『東京エレクトロン 8035』の詳細なチャートが表示されます。

TradingView のチャートはリアルタイムより20分遅れて表示されます。


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11.チャート分析サイト『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析結果に基づいて売買するのが一番簡単で信頼度も一番高い


TradingView – すべての市場を追跡
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8035/

で『テクニカル』ボタンをクリックすればすぐに売買すべきタイミングがわかります。

1分 5分 15分 30分 1時間 2時間 4時間 1日 1週 1ヶ月

の何れかをクリックして『サマリー』が『買い(上昇トレンド)』か『売り(下降トレンド)』かを見ればいいだけです。


・買いシグナル
『1週』のテクニカル分析結果が『売り』から『買い』に変わり、更に
『1日』のテクニカル分析結果が『売り』から『買い』に変わった時

・売りシグナル
『1週』のテクニカル分析結果が『買い』から『売り』に変わり、更に
『1日』のテクニカル分析結果が『買い』から『売り』に変わった時

・押し目買いのシグナル
『1週』のテクニカル分析結果が『買い』の時には、『1日』のテクニカル分析結果が『売り』から『買い』に変わったタイミングで買う。

・戻り売りのシグナル
『1週』のテクニカル分析結果が『売り』の時には、『1日』のテクニカル分析結果が『買い』から『売り』に変わったタイミングで空売りする。

・予測が外れたらすぐに損切りする。


でいいのです。

必要なのは『1日』と『1週』の二つだけです。『1ヶ月』のチャートを見ると相場の動きがかえってわからなくなります。

特に今年や来年の様に世界大恐慌が来ると言われている年は、『1ヶ月』のテクニカル分析結果が『買い』だからといって長期投資や ほったらかし投資すると悲惨な結果になります。

それから、会社株の場合は『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析結果が『売り』だからといって空売りすると悲惨な結果になります。
会社株の売りは短期間で一気に爆下げしますから、売りシグナルが出た時点で既に大底に近くなっていて、そこから空売りすると底値で売る事になります。


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『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析

選択した時間足においてリアルタイムのテクニカル分析概要を表示します。移動平均、オシレーター、ピボットといった人気の高いテクニカル指標に基づいて、 純銀上場信託(現物国内保管型)のサマリーが表示されます。

定義
テクニカルレーティングは、複数のテクニカルインジケーターのレーティングを組み合わせる事で、トレーダーや投資家の方が利益を生み出すトレードを見つけやすくするテクニカル分析ツールです。


計算
以下は、個々のインジケーターのレーティングを決定するために使用される基準です。なお、上昇と下落の判定には、直近のバーからの変化が利用されます:


すべての移動平均線
買い — MA値 < 価格
売り — MA値 > 価格
中立 — MA値 == 価格

一目均衡表
買い — 基準線 < 価格 かつ 転換線が価格を下から交差 かつ 先行スパン1 > 価格 かつ 先行スパン1 > 先行スパン2
売り — 基準線 > 価格 かつ 転換線が価格を上から交差 かつ 先行スパン1 < 価格 かつ 先行スパン1 < 先行スパン2
中立 — 買いでも売りでもない場合

RSI
買い — インジケーター < 30 で上昇中
売り — インジケーター > 70 で下降中
中立 — 買いでも売りでもない場合

ストキャスティクス
買い — メインライン < 20 かつ メインラインがシグナルラインを 上に交差
売り — メインライン > 80 かつ メインラインがシグナルラインを 下に交差
中立 — 買いでも売りでもない場合

CCI
買い — インジケーター < -100 で上昇中
売り — インジケーター > 100 で下降中
中立 — 買いでも売りでもない場合

ADI
買い — インジケーター > 20 かつ +DIラインが-DIラインを上に交差
売り — インジケーター > 20 かつ +DIラインが-DIラインを下に交差
中立 — 買いでも売りでもない場合


オーサム・オシレーター
買い — ソーサーと値が0より大きい または ゼロラインを上に交差
売り — ソーサーと値が0より小さい または ゼロラインを下に交差
中立 — 買いでも売りでもない場合

モメンタム
買い — インジケーター値が上昇中
売り — インジケーター値が下降中
中立 — 買いでも売りでもない場合

MACD
買い — メインラインの値 > シグナルラインの値
売り — メインラインの値 < シグナルラインの値
中立 — 買いでも売りでもない場合

ストキャスティクスRSI
買い — 下降トレンドでKとDライン < 20 かつ KラインがDラインを上に交差
売り — 上昇トレンドでKとDライン > 80 かつ KラインがDラインを下に交差
中立 — 買いでも売りでもない場合

ウィリアムズ%R
買い — インジケーター < 下限バンド かつ 上昇中
売り — インジケーター > 上限バンド かつ 下降中
中立 — 買いでも売りでもない場合

ブル・ベア・パワー
買い — 上昇トレンドでベアパワー < ゼロ かつ ベアパワーが上昇中
売り — 下降トレンドでブルパワー > ゼロ かつ ブルパワーが下降中
中立 — 買いでも売りでもない場合

アルティメット・オシレーター
買い — UO > 70
売り — UO < 30
中立 — 買いでも売りでもない場合
売りの評価の数値は -1、中立は 0、買いは 1 です。グループと総合評価は、個々のインジケーターのレーティングの平均値で算出されます。

グループと総合評価の推奨度は、この数値のレーティング値に基づいて、以下の基準で決定されます:

[-1.0 ≥ 値 < -0.5] — 強い売り
[-0.5 ≥ 値 < -0.1] — 売り
[-0.1 ≥ 値 ≤ 0.1] — 中立
[0.1 > 値 ≤ 0.5] — 買い
[0.5 > 値 ≤ 1.0] — 強い買い


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因みに、

第2章 テクニカル分析のノウハウ (コメント欄 2、3)

で紹介するテクニカル分析を基にした売買法で成功率が高いのは

・ローソク足が12日移動平均線を上抜けたら買い、下抜けたら売り

・4週間ルール _ 過去4週間の最高値を上回った買い、過去4週間の最安値を下回ったら売り

・トレンドラインを引いて、斜線切りで売買タイミングを決める

・出来高対応チャート _ 天井圏の大出来高で売り、底値圏の大出来高で買う。

・ポイント&フィギュアの売買シグナル

・フィボナッチ価格・時間分析 _ 複数の予測が重なった価格・時間のクラスターで売買


の6つですが、そのどれを取っても『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析結果に基づいた売買には敵いません。


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12.利食い・損切りする価格の決め方


『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析結果で

・買い持ち株を利食い・損切りするタイミング
『1週』のテクニカル分析結果が『買い』から『売り』に変わり、更に
『1日』のテクニカル分析結果が『買い』から『売り』に変わった時

・空売りしている株を買い戻すタイミング
『1週』のテクニカル分析結果が『売り』から『買い』に変わり、更に
『1日』のテクニカル分析結果が『売り』から『買い』に変わった時


『TradingView – すべての市場を追跡』のテクニカル分析結果が手に入らない時にはポイント&フィギュア チャートで判断します:

ポイント&フィギュア チャートの一枠の単位の決め方、株価目標値の算出法、利食い・損切りする価格については

第2章 テクニカル分析のノウハウ (コメント欄 2、3)
8.ポイント&フィギュアで目標値と利食い・損切りする価格を決める

を参照して下さい。


・利食い・損切りは三菱UFJ eスマート証券の逆指値注文かトレーリングストップ注文を利用して行います。
買い注文が成立した段階で、ポイント&フィギュア チャートを見て利食い・損切り価格を判断して自動売り注文を出しておきます。

自動売買 | 三菱UFJ eスマート証券
https://kabu.com/item/auto_trading/default.html


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投資で負ける人は勝率が高く、勝つ人は勝率が低い

個人投資家の投資では意外にも負ける人は勝率が高く、継続して利益を出す人は勝率が低いといわれている
一見逆のようだが、トータルで負けてしまう人は勝率を見ると6割から9割も勝っている人が多いのです
種あかしは負けている投資家ほど負けることへの恐怖心が強いので、「決して負けまい」とします
その結果負ける投資家は損切りが出来ず、含み損に耐えて小額の利益が出たときに決済するので、やたらと勝率が高いのです

我慢すれば9割のケースでは相場は回復するので、心の痛みやプライドが傷つくのを避けられます
だが1割のケースでは相場は回復せず損失が拡大し、「大相場」になって大敗を喫してしまいます
こうして勝率9割なのにトータルでは投資で負けている個人投資家が多いのです

実は投資の勝率には意味がないのです
例えば勝率10%でも1回の勝利で10倍にする人はそれでチャラであり、10回に一度でも10倍以上に増やせば利益がでます
反対に勝率90%でも平均して1割も利益が出ず、1回の負けで10回分の利益を負けたら、トータルでは負けになります

負ける個人投資家のほとんどは勝率が6割以上で日常的に「コツコツ」勝っているのだが、1回の負けが多いのです
逆に継続的に勝ち続けている投資家の多くは勝率は5割程度で、2回に1回は負けていると言われています

普通の人は安心を得るために利益は伸ばさずすぐに確定し、損失は損切りしたくないために、我慢して回復を待ちます
勝っている人の多くはこれと反対に損失は早く切ってしまい、利益は決済を我慢して大きく伸ばします。
https://www.thutmosev.com/archives/76523756.html


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13.業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種で、時価総額が高い銘柄の中から、テクニカル分析で『買い』の銘柄をスクリーニングする

1)東証33業種別株価指数 | マーケット情報 | my株
https://my.kabumap.com/market/sector

の『33業種別 Market Info マーケット情報』で、『前年比(%)』をクリックして、業種別株価指数の上昇率が直近で一番高い業種を調べる。


2) 例えば前年比(%)が一番高い業種が銀行業の場合には『銀行業』をクリックして、『銀行業 - 東証プライム -』を表示させる。

銀行業 - 東証プライム -
https://my.kabumap.com/market/sector/348?key=change1y


3)『銀行業 - 東証プライム -』で『時価総額(億円)』をクリックして、時価総額が高い銀行銘柄を表示させる。

4) 時価総額が高い銀行銘柄の中から『前年比(%)』が高い銀行銘柄を探す。

例えば、『8306 三菱UFJ』がその条件を満たすなら、『8306 三菱UFJ』をクリックしてチャートを見る。

三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 東証プライム
https://my.kabumap.com/stock/info/8306



5) 業種 — 株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/

を開いて、『主要銀行』をクリックする。

主要銀行業種パフォーマンス — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/major-banks/


6)『主要銀行』の中から『三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306』 をクリックする。

三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8306/


7)『ファンダメンタル』をクリックして、『三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306』の業績を見る。

8306 ファンダメンタルズ
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8306/financials-overview/


8)『テクニカル分析』をクリックして、『8306のテクニカル分析』が
1日、1週、1ヶ月すべてに対して『買い』になっているかどうかを確認する。

8306のテクニカル分析
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8306/technicals/


9)『スーパーチャートで確認』をクリックして、『三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306』のチャートを見る。

8306 2,108.5 ▼ −3.21% 無題
https://jp.tradingview.com/chart/aaw5Ephw/?symbol=TSE%3A8306


10)チャートをポイント&フィギュアにして、

第2章 テクニカル分析のノウハウ (コメント欄 2、3)
8.ポイント&フィギュアで目標値と利食い・損切りする価格を決める

に従って目標値と利食い・損切りする価格を決める。


11) ネットで『三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306』についての情報を集める。


12) リスクと得られる利益を比べて、『三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306』の株式を買うかどうかを判断する。


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三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-8306/

三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJ)【8306】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8306

(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の掲示板 2024/10/30〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1008306/8306

【三菱UFJ】アナリストの分析手法公開!投資判断は??
つばめ投資顧問の長期投資大学 2023/09/04
https://www.youtube.com/watch?v=5ju75R56jjE


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14. W・D・ギャンのトレンドフォロー投資法

① トレンドフォロー

ⅰ)トレンドが下向きな時には売るのに安過ぎるという事は決してなく、
  トレンドが上向きな時は買うのに高過ぎるという事は決してない
ⅱ)逆張りは決してしてはならない
ⅲ) 多くの人は、新高値で買ったり新安値で売ったりする事は誤っていると信じている。 しかし、これはトレンドに従っていると言う事なのである。


②資金管理と損失限度

資金管理は基本中の基本。ギャンは10分の1をルールとしました。
資金配分を厳密にすること。
売買に用いる総資金を10等分し、1回の売買における損失限度は総資金の10分の1にすること。


③ポジションを持つと同時に、損切りする株価で、逆指値自動売買注文を出しておく。

ギャンの損切りは逆指値の自動注文に限られます。
逆指値はストップロス条件だけから決められます。
テクニカル分析の売り転換に基づく損切りは間違いです。

ストップロスは基本中の基本。損失限度内にストップを必ずおきます。
ストップロスを必ずおくこと。
ポジションを持つと同時に逆指値の自動注文を出しておく。


④指値注文の禁止

指値をしてはならない。売買の価格を決めず、成り行きで売買すること。


⑤難平禁止

トレンドに逆らう行為は損失を拡大させます。
難平(ナンピン)は決してしてはならない。これはトレーダーがするかも知れない最悪の失敗の1つである。


⑥ピラミッディング(買い増し、売り増し)

W・D・ギャンはピラミッディングという建て玉方法を提唱しました。

当初の建て玉が10ロットとすれば、5ロット、3ロット、2ロット、1ロット・・・と建て玉を減らしながらも、相場のトレンドに従って建て玉を増していくのです。

上昇トレンドで買いポジションを持つとすれば、例えば当初1ドル=105円で10ロット買い、次に107円で5ロット買います。
そして相場が上昇を続ける限り110円で3ロット、112円で2ロット、115円で1ロットとその度にロットを半減させながらポジションを積みましていきます。

ここで注目すべきは、逆指値の入れ方です。
当初105円で10ロット買う時に104円で逆指値を入れておくとすれば、次に107円で5ロット買う時には15ロット全ての逆指値を106円水準に引き上げます。さらに110円で3ロット買う時には18ロット全てを109円で逆指値を入れます。

このようにポジションを買い増すたびにストップオーダー(逆指値)の水準を引き上げていくのです。
従ってどこかで上昇トレンドが止まりストップオーダーにヒットすると、全てのポジションが一斉に決済され利食いになるわけです。
この手法は、投資資金に余裕があり、相場のトレンドが大きくなれば大変有効です。


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15.投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること


どれだけ優れた人物であっても経済予想を100%当てることはない。ジェフリー・ガンドラック氏は、自分の予想の的中率を70%程度とした上で、経済予想が60%当たればその人物は金融業界でやっていけると言っていた。
わたしは自分がよく間違うと思っている。わたしの投資実績はわたしの予想がいつも正しかったから得られたものではなく、間違った時に考えを変えられたから得られたものだ。
確率が分かる人なら理解できるだろうが、60%の確率で正解できるルーレットはほぼ必勝のゲームである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399



ヘッジファンドの平均的な利回り

日本市場で運用するヘッジファンドの2014年の運用成績は5.4%でして世界平均の4.4%を上回りました。

出展:Bloomberg 日本のヘッジファンド成績より
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIGU486JIJUT01.html

米国のファンドや、香港・シンガポールに登録されている有名なヘッジファンドの年間成績の平均値は年間で15%から20%だといわれており、これが利回りの世界基準だと言われております。
https://moneybridge-online.com/and_hedge_funds/


バフェットの生涯運用成績は年利 20.8%です。
これを51年続けると、1,598,284%の資産上昇をもたらします。
1965年にバークシャー株に投資していた株主は、投資資金を51年間で約15,983倍に増やしているわけです。
100万円を投資していたら、約160億円に増えている計算です。
いかにバフェットの年利20.8%という成績が凄いのかを物語っています。
バークシャーの純資産も年利19.2%のペースで増えていて、過去51年間で798,981%のリターンを得ています。
(2)の株価だけではなく(1)の純資産(株主資本)を記載している理由は、これが株価の裏付けとなっているからです。この純資産の伸び率を記すことで、バフェットは、株価は企業の利益や資産からその価値を求めることができると、暗に伝えようとしているのでしょう。

さて、いっぽうで50年前に S&P500(配当込み)に投資していた場合でも、年利9.7%のペースで資産が増加します。過去51年間では11,355%のリターンを得られます。
1965年に S&P500 に投資していた場合、2015年の終わりには資産が約114倍に増えます。
100万円を投資していた場合、約1億1400万円に増えている計算です。
バークシャーの成績と比べると、かなり見劣りはしますが、それでもかなり高い成績です。
※近年ではバークシャーの成績が大幅に落ちており、S&P500と良い勝負を繰り広げています。
2001~2015年の期間ではバークシャー:年利7%/S&P500:年利5%です。
http://www.mag2.com/p/money/32649


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16.毎日必ず見ないといけない相場関係のサイト


グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/


レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650


石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists

ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E5%AD%9D%E5%9B%9B%E9%83%8E++MONEY+SQUARE&sp=CAI%253D

追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778

石原順の米国株トレンド5銘柄
https://media.monex.co.jp/category/us-trend

相場の大転換点か? 石原順チャンネル 2025/04/01
世界の大変革を警告する80年周期説
https://www.youtube.com/watch?v=wAlN4AKPb4Y

【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー(2025年3月28日収録)
財産は現金・不動産・株式・ゴールドの4つに25%づつ分割するのが良い
インフレヘッジするには持ち株をすべて売って、ゴールドのETFを買うしかない
https://www.youtube.com/watch?v=ikT9maqpDSA

【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー(2025年2月28日収録)
バフェットに学ぶ相場の極意
https://www.youtube.com/watch?v=tygIQLU6ep8

【セミナー動画】西山孝四郎 オンデマンドセミナー(2025年1月10日収録)
相場暴落(ブラックスワン)への傾向と対策
https://www.youtube.com/watch?v=TCkro_p3tw4



これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16898632

銀silverゴールドch - YouTube
https://www.youtube.com/@ag47/videos
https://www.youtube.com/@ag47/playlists

シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 - YouTube
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/videos
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/playlists

ぎんぎつね - YouTube
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/videos
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/playlists



エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/43833/top

【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrraBr_QvIbXzVxRJLFp87c9KAUvENWsR

日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932



金子勝 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%87%91%E5%AD%90%E5%8B%9D&sp=CAI%253D

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
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経済クラブ keizaiclub - YouTube
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増田俊男チャンネル - YouTube
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増田俊男 _ トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
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栫井駿介 つばめ投資顧問の長期投資大学 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos

栫井駿介 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E6%A0%AB%E4%BA%95%E9%A7%BF%E4%BB%8B

つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&

121 名前:777

2025/06/14 (Sat) 10:33:21

(6月13日収録)【セミナー動画】 西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=1S5Gpj_OmvI

122 名前: Gleezy(JPV266)

2025/06/14 (Sat) 18:32:50

東京出張本番サービスご予約・お問合せ:Gleezy【JPV266】

123 名前:777

2025/06/23 (Mon) 03:24:10

レイ・ダリオ氏、金利が上がった途端に政府が負債で破綻し始める理由を説明する
2025年6月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66836

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、MSNBCのインタビューで新しく出版した著書『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の内容を紹介している。

アメリカの財政危機

ダリオ氏は、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』ではアメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などに焦点を当て、大国が繁栄してから衰退するまでのプロセスと、その間にその国の債務の状況がどうなるかを解説していた。

だが今回の新著ではピンポイントで国家の破綻をテーマとしている。ダリオ氏は、アメリカがその状況に近づいていると予想しているからである。

重要なのは政府債務である。国家は、最初は自分の経済力で経済成長をしているが、大国になると徐々に経済成長を借金に頼るようになる。

ダリオ氏は債務一般について次のように述べている。

信用を作り出すことで購買力が生まれる。それにより負債ができる。

だが、負債が新たな収入を生み出すならば、それは健全だ。

例えば新たな事業のために借金をし、それが新たな収入をもたらして借金を返せるならば、借金は生産的である。

だが、今ほとんどの先進国がやっているように、単に使うためだけに借金を増やせば、政府債務はどんどん増えてゆく。

政府債務が問題になるとき

少し前まで、先進国の政府は財政破綻しないので、政府債務はいくら増やしても良いということがほとんど常識であるかのように言われていた。

事実、金利がゼロである間は、政府債務は問題を引き起こさなかった。だが、それが何故かということをきちんと考えてみたい。

まず、金利がゼロであれば政府は国債の利払いを払わなくて良い。単に国債の残高が積み上がっているだけだ。

国債が満期になれば借金を返さなければならないが、何故それが問題にならなかったか? 新たな国債を発行して借り換えられたからである。

ここで注意してもらいたいのは、国債が満期になった分を新規発行しても、国債の総量は変わらないことである。満期になった国債は消滅し、同じ金額の新たな国債が発行される。

だから満期になること自体が国債の総量を変化させることはなく、世の中に国債を買いたいという需要が変わらず存在するのであれば、供給の方も変わらないので、この状態が続く限り国債の需要と供給は変わらず、政府債務の金額が国債の受給関係を破綻させることはない。

もちろん新たな借金をすれば国債の供給量が増えるが、新たな借金をするかどうかは政府が自分の意思で決めることである。もし需要が足りず、国債の価格を下落させずに発行が出来ないのであれば、新たな借金をしなければ良い。それで景気後退になることもあるだろうが、ともかくゼロ金利の間は国債の受給関係は破綻せずにここまで来たわけである。

国債の利払い急増

だがコロナ後の現金給付が物価を高騰させたように、インフレ政策が本当にインフレをもたらしてしまえば話は違ってくる。

ダリオ氏は次のように述べている。

だが収入を生み出さない負債は、債務の利払いと債務の返済を積み上げ、それが他の支出を押し出す。

米国政府にそれが今起こっている。

インフレになって金利が上がれば、国債に利払いが発生する。利払いは、借金の元本を返すこととは違う。国債の利払いは政府に借金の総額を増やすことを強要する。これがゼロ金利の時代とはまったく違う点である。

ダリオ氏は次のように指摘している。

毎年、米国政府は7兆ドル支出する。収入は5兆ドルなので、赤字は2兆ドルだ。

米国債の利払いは現在1兆ドルだ。

今やアメリカの財政赤字の半分は米国債の利払いとなっている。

利払い増加がもたらす国債下落

元本も利払いも新たな国債発行で賄われる点では同じだが、利払いは国債の残高を増やし、政府は自分の意思でそれをコントロールすることができない。

新たな国債発行が債券市場に受け入れられず、十分な買い手が不足している場合も、ともかく政府は利払いのために新たな国債を発行しなければならないのである。

ダリオ氏は次のように述べている。

今やアメリカは借金を返すために借金を増やさなければならない。

だから新たな国債発行が国債の需要と供給の関係を壊し、国債価格を下落させるとしても、ともかく政府は国債を発行せざるを得ない。

ではどうするか。ゼロ金利の間は中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れることもできたが、インフレになった後では紙幣印刷をするとインフレになる。

だからこうなった時点で政府には3つしか選択肢がなくなる。国債の利払い以外の支出を減らして財政赤字を減らすか、あるいは支出を減らさずに国債を増やし続け、国債価格を下落させるか、中央銀行に紙幣印刷で国債を買わせてインフレと通貨安を引き起こすかである。

ダリオ氏は次のように述べている。

今や債務の支払いは疫病のようにはびこり、他の支出を押し出している。

政府債務を解決する方法

支出を減らせば景気後退に、国債発行を続ければ国債が下落し金利上昇に、紙幣印刷すればインフレになる。

それが本当にインフレになってしまった後のインフレ政策の末路である。

この問題を根本的に解決するには、ゼロ金利だからと無限に積み上げてしまった政府債務を何とかするしかない。だがダリオ氏は次のように指摘している。

アメリカの債務の量は、1人当たりで言えばおよそ23万ドル(訳注:およそ3,000万円)だ。

これを紙幣印刷なしで解決するというのは、アメリカ人は皆この借金を背負うということである。

結論

ということで、アメリカ経済は長期的には明らかに詰んでいる。政府支出を減らさなければならないということは、米国株にマイナスだということでもある。

だから既に米国株のパフォーマンスが他の国より悪くなっているのである。

ガンドラック氏: 米国株のバブルはもう終わっている、株価とドルの低迷で二重の敗北へ


そして明らかに問題を抱えているドルと米国債からは資金が流出している。ダリオ氏は次のように続けている。

各国の中央銀行や外国の投資家たちは米国債の保有を減らしてゴールドに移行している。

アメリカ経済とドルはどうなるのか? ダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)には、インフレ政策の帰結として1章すべてを日本経済の解説に費やされた部分がある。

レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448



日本は、アベノミクス以後の紙幣印刷による円安によって、円建てで見た株価とGDPを一見増加させる代わりに、日本経済の価値を実質的には(例えばドル建てで見て)大きく低下させ、ドイツやインドに抜かれる状況を作った。

同じことがアメリカに起こるとすれば、ドルや米国株はどうなるだろうか? ダリオ氏の新著は英語版しか出ていないが、英語を読める人は読んでおくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66836


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レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
2025年6月10日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、アメリカの財政破綻を予想する新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の英語版をついに出版した。

アメリカと日本の財政破綻

2018年に出版した著書『巨大債務危機を理解する』において現金給付を予想し、2020年に書き始めた『世界秩序の変化に対処するための原則』において世界的な物価高騰を予想したダリオ氏が、ついに新著を発売した。

以下の記事で紹介した通り、そこで予想されているのは覇権国家アメリカの財政破綻である。

レイ・ダリオ氏の新著が発売、アメリカは財政破綻する
レイ・ダリオ氏の新著、アメリカが財政破綻するプロセスを事細かに予想


アメリカの財政危機が避けられないことは、これらの記事で十分解説しているのでそちらに譲りたい。

だが一方で、ダリオ氏はアメリカだけが問題を抱えているとは思っていない。例えば、ダリオ氏は新著を紹介するブログ記事で次のように書いている。

日本経済の事例はわたしが新著で扱っている問題の良い例だし、これからもそうあり続けるだろう。

日本の債務問題の帰結

「新著で扱っている問題」とはもちろん財政破綻のことである。

なぜダリオ氏は日本は良い例だと言っているのか。日本の政府債務はGDPの2倍を大きく超えているが、それがどういう問題を引き起こしているのか。

ダリオ氏は次のように述べている。

もっと詳しく言えば、日本政府の債務の水準が非常に高いために、日本国債は酷い投資先となっている。

日本人の多くはこれを聞いて「日本国債を持っている人の話か」と思うかもしれないが、実質的に日本国債を持っているのはあなたがたである。何故ならば、日本国債の主な買い手は銀行であり、銀行は人々の預金で国債を買っているので、実質的には預金者が国債を買っているからである。

もっと厳密に言えば、国債の金利から来る利益は銀行に行き、リスクだけは預金者へ行く。だから預金者の立場は国債保有者よりも尚悪いのである。

日本円と日本国債の保有リスク

だが「国債保有のリスク」とは何だろうか? 国債は無リスク資産ではなかったのか? そこが今回の論点である。ダリオ氏の予想通り国家が破綻するなら、「無リスク資産」の国債はどうなるのか?

2つ言いたいことがある。まず国債は、人々が思っているような破綻の仕方はしない。そして日本国債は既に破綻している。

2つ目がポイントである。だからダリオ氏は日本国債のことを「酷い投資先」と言っているのである。それはもう破綻しているし、これからも破綻してゆく。

それがダリオ氏の言っていることである。ダリオ氏は2013年以降のアベノミクスで日銀が大量の紙幣印刷を行うようになってからの日本国債のパフォーマンスについて次のように言っている。

日本経済を支えるための低金利のせいで買われなくなった日本国債の需要不足を補うために、日銀は大量に紙幣印刷し日本国債を買い入れた。

その結果、日本国債を持っている人は2013年以来、米国債を持っている人に比べて45%の損失を抱えている。また、ゴールドと比べると60%の損失を受けたと言える。

日本人の生活を侵食する円安

ダリオ氏の言う「日本国債のリスク」とは、為替リスクを含んでいる。当たり前である。量的緩和(中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れること)は紙幣の価値を犠牲にして、数値上は国債の下落を防ぐことである。

だから量的緩和で日本円換算では国債価格は上がるが、実質的には日本国債の価値はむしろ沈んでゆく。

世界屈指のヘッジファンドマネージャーであるダリオ氏は常々、自国通貨を基準に物価や資産価格を考えることは金融の非専門家である人々の大きな間違いだと主張している。

一部の人々は、日本円で価値が下がらなければ日本人には問題ないと言う。だがこうした主張には今や現実が襲いかかっている。コメの値段が上がっている1つの理由はトラクターなどに使われる燃料代が上がっていることである。

アベノミクス以来、ドル円80円から150円に至る円安で、小麦や大豆などの輸入品の価格がほとんど倍になったのはただの事実だが、今やエネルギー価格の高騰などを通して国産品の価格まで上がっている。これが紙幣の価値が下落したことの現実である。人々はそれでも、為替など日本国内とは関係ないと言うだろうか。

結論

だから日本の豊かさを図る場合には、意図的に価値を下げられた日本円で資産価格や給料などを考えてはならない。円建てで価格が上がっても、それは価格が上がったのではなく円の価値が下がっただけである。

ダリオ氏は次のように言っている。

日本の労働者の平均的な賃金は2013年以来、アメリカの労働者の賃金に比べて58%下がった。

そしてそれが現実である。日本円の価値が下がることとは、要するにあなたの預金や給料の価値が下がることである。

だから同じ給料でもものが買えなくなる。それがインフレである。

給料を下げるのではなく紙幣の価値を下げれば人々は気づかないというのも、ダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の論点である。

それどころか、アダム・スミス氏でさえ同じことを指摘している使い古された問題なのである。

アダム・スミス氏、通貨の価値が下落しても一般の人々が気づかない理由を説明する


そして国家の財政破綻はそれを利用して起こる。だから国債の破綻とはまずデフォルトすることではない。紙幣の価値が下がることである。

ダリオ氏は次のように 述べている。

新著では日本経済の事例についてまるまる1章使って詳しく説明している。

「国家の破綻はデフォルトよりも先に紙幣の価値下落によって起きる」というダリオ氏の予想の絶好の例だからだろう。

そして国家の破綻は紙幣の価値下落だけでは終わらない。それは始まりに過ぎない。最近、金融市場では日本の超長期国債の金利上昇が止まらないことが話題になっている。

紙幣価値下落の次の問題が日本経済に近づいている。筆者の手元にある英語版では、ダリオ氏は日銀の破綻可能性にまで言及している。

レイ・ダリオ氏 : 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める


ダリオ氏の前著の場合、日本語版の出版は英語版の2年後だった。原文で読める人は原文で読んでおくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448

124 名前: Rubenuricy

2025/06/23 (Mon) 17:42:45

РТНС from TOR and FREENET

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4ty.me/ibhi7c #or# tt.vg/URoSx
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125 名前:777

2025/06/24 (Tue) 03:12:14

世界のピアノ市場が激震!ヤマハの驚異的シェア50%突破…スタインウェイも認めた日本技術の秘密・・・
世界のテック通信 2025/06/14
https://www.youtube.com/watch?v=8Dv94tpMkOs

かつて欧米で二流視された日本のヤマハピアノ。
なぜ今、欧州老舗を脅かす世界の頂点に?その秘密は、30年の研究と常識外の革新技術!プロも認める品質と価格のバランス、耐久性に加え、電子技術との融合で市場を席巻。さらに医療やAI分野まで挑む、単なる楽器メーカーではないヤマハの驚異的な未来とは?日本のものづくりが世界に放つサクセスストーリーに迫ります。

  • 名前: E-mail(省略可):
日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
1 名前:777

2024/06/08 (Sat) 17:58:14

レイ・ダリオ氏: 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
2024年6月5日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49622

引き続き、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏のWSJによるインタビューである。

今回は日本の金利上昇について語っている部分を紹介したい。

政府債務の問題

さて、前回の記事でダリオ氏は、先進国で膨らみ続ける政府債務への不安からゴールドに資金が流入していると主張していた。

レイ・ダリオ氏: 金価格が上がっている理由


ダリオ氏は『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説している通り、歴史上大国の莫大な借金は紙幣印刷やインフレによって解決されてきたと主張している。

そして日本で起きている円安や金利上昇は典型的な事例だと述べていた。

日銀の国債買い入れ

今回、ダリオ氏は日本経済についてもっと踏み込んだ発言をしている。ダリオ氏は日本経済をどう見ているのか。彼は次のように話している。

日本では日銀が大量の国債を買い入れた。だが国債を買い入れたすべての中央銀行は今、大きな損失を抱えている。

コロナ後の現金給付が物価を高騰させて以来、世界各国で金利が上がっている。債券にとって金利上昇は価格下落を意味するので、それは債券の価格が下がっているということである。

その影響を受けた経済主体はたくさんある。まず一番の問題は、金利が上がったことでこれまで利払いがほとんどなかった莫大な政府債務に多額の利払いが発生していることである。

金利がゼロならば、政府債務がGDPの100%あろうが200%あろうが利払いは発生しない。だが『世界秩序の変化に対処するための原則』に書かれている通り、紙幣印刷はいずれエスカレートしてインフレを引き起こすのが歴史を見ればいつものことである。

世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由


他には、国債価格が下落したので当然ながら国債の保有者が被害を被った。アメリカでは去年、大きな地方銀行がいくつも倒産した。

だが誰よりも多くの国債を持っている主体を忘れていないだろうか。それは中央銀行である。先進国の多くの中央銀行は量的緩和で国債を買い入れたので、大量の国債を保有している。

先月日銀は国債の下落による損失が9兆円となったことを報告した。だが日本では長期金利はまだ1%までしか上がっておらず、金利が更に上がっている欧米では中央銀行の損失補填が問題となっている。

ドイツの中央銀行、資金不足で政府の口座への利払い停止を決定


補填すれば、実質的には中央銀行が自分で自分の損失を補填することになるので量的緩和(紙幣印刷)になってしまう。しかしそうすればインフレが悪化する。

ダリオ氏は中央銀行を破綻させることも1つの選択肢だと言っている。

世界最大のヘッジファンド: 中央銀行でもインフレで破綻する可能性
日本の金利はどうなるか?



日本経済はこれからどうなるのか。ダリオ氏は次のように述べている。

日銀は金利をより高くする必要がある。日本の実質金利がアメリカの実質金利と似た状態にならない理由があるだろうか?

もしそうなれば、日銀も損失を抱えた他の中央銀行と肩を並べることになる。

ダリオ氏はいずれ日本もアメリカやヨーロッパのように金利を上げなければならなくなると考えているようである。

だがそうなれば日本の方が問題が大きいだろう。日銀はFed(連邦準備制度)よりも抱えている国債が多い。更に、アメリカは今GDP比122%の政府債務に5%の利払いが発生しようとしているが、日本の政府債務はその倍近い217%であり、アメリカと同じ金利水準になれば政府の利払いも当然その倍近くになる。

更に、ダリオ氏は次のように言っている。

もし実質金利が-1%から2%になり、3%も変化したらどうなるだろうか? それは憂慮すべき事態だ。

ダリオ氏が実質金利に言及しているのは、実質金利が多くのことに影響を与えるからである。

例えば株式市場もその1つである。インフレによって実質金利が上がったのは、アメリカで2022年に実際に起きた。
当時の実質金利は次のようになっている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/06/2022-us-10-year-treasury-inflation-indexed-bond-yield-chart.png


実質金利はおよそ2.5%上がった。その結果、株式市場は以下のようになった。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/06/2022-s-and-p-500-chart.png


25%の下落である。誰も気にしていないが、日銀が同じように利上げしなければならなくなれば、日本株にも同じ状況が再現する可能性は高い。

結論

金利上昇による問題はあまりに数が多い。政府債務への多額の利払い、国債保有による損失、株式市場の下落、そして実体経済の景気後退である。

ドラッケンミラー氏: ソフトランディングのことは忘れろ
だが、経済の歴史を研究し尽くしたダリオ氏によれば、緩和政策がいずれエスカレートしてインフレと金利上昇を引き起こすことは既定路線だった。それは歴史を振り返ればいつものことなのである。

ダリオ氏は次のように纏めている。

今起こっていることは、われわれの世代は経験したことがないが、歴史上何度も起こってきたことだ。

デフレからインフレへの過渡期には、いつも紙幣印刷を擁護する人々が現れる。そしてインフレとともに消えてゆく。それすらも歴史上の風物詩なのである。

ガンドラック氏: MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
それはもはや避けられない。だから投資家にできることは、こうした紙幣印刷の馬鹿騒ぎから身を守ることである。1970年代の物価高騰時代には、それは貴金属だった。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移

世界秩序の変化に対処するための原則

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49622


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日銀の植田総裁が円安を止められない理由
2024年4月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/47910

コロナ以後、円安が止まらない。日本でもインフレ率が上がっているが、金利の方はインフレ率ほどの上昇を見せていないからである。

円安と日銀緩和

円安は明らかに日本の家計を蝕んでいる。エネルギーや食料品、プラスチック製品など日本国民が消費するものの多くは輸入依存であり、ドル円の上昇分はそのまま輸入物価の上昇に直結している。

コロナ後にドル円が40%以上も上がったということは、基本的に輸入物価がそれだけ上がったということである。ドル円はそのまま元に戻っていないので、輸入物価もそのままだ。また、円はドルだけでなくほとんどの通貨に対して下落している。

円安の原因は黒田元総裁の時代から行われ続けてきた日銀の緩和政策であり、植田現総裁はそれを終わらせようとしている。実際、3月にはマイナス金利と、安倍元首相の支持率対策でしかなかった株式の買い入れ政策を終了した。

日銀、マイナス金利とETF買い入れを終了、量的引き締めを視野に (2024/3/20)
植田氏の取り組みにより、日本の長期金利は少しずつ上昇しつつある。それ自体は筆者やスタンレー・ドラッケンミラー氏の予想通りである。

日本国債の空売りを開始、植田新総裁で長期金利上昇を予想 (2023/3/2)
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り (2023/5/2)
ドル円上昇を止められない植田日銀

だがドル円の上昇は止まっていない。植田氏は黒田氏の緩和政策をいくつか終わらせたものの、政策金利自体は0.2%しか動かしておらず、金利上昇が十分ではないのである。

4月26日の日銀決定会合では、植田総裁は金融政策の維持を決定した。記者会見ではドル円に関する質問が噴出したが、植田氏は質問をかわすばかりだった。

何故植田総裁は金利を上げてドル円上昇を止めることができないのか? 植田氏は4月の会合で金利を上げるべきではなかったのか?

だが筆者は実は植田氏の政策がそれほど間違っているとは思っていない。何故かと言えば、日本のインフレ率はそれほど差し迫った状況にはないからである。

日本のインフレ動向

現在、日本のインフレ率は前年同月比(以下同じ)で2.7%であり、食品とエネルギーを除くコアインフレ率を半年分ほど並べると次のようになる。

2023年10月: 2.80%
2023年11月: 2.80%
2023年12月: 2.80%
2024年1月: 2.59%
2024年2月: 2.49%
2024年3月: 2.18%

おおむね2%台で落ち着いていると言える。

インフレ率が落ち着いているのは、残念ながら日本経済にとって喜ばしいことではない。何故ならば、それは日本経済の減速の結果だからである。

日本の実質GDP成長率は前年同期比で見れば1.3%(2023年第4四半期)だが、直近半年の減速が大きく、個人消費は既にマイナス成長となっている。日本に関しては年内の景気後退も有り得る状況である。

所得税と社会保険料と消費税で所得の半分を持っていかれる経済において物価がこれほど上がってしまったのだから、消費が振るわないのは当たり前である。

だがインフレ率が落ち着いている以上、日銀は早足に利上げをすることが出来ない。むしろここから利上げすればインフレ率がどんどん沈んでゆくシナリオも有り得る。

そしてインフレ率よりも早々と減速しているGDPの方は、利上げが更なる追い打ちになるだろう。

インフレ率と物価水準

問題は、インフレ率の落ち着きと物価の高騰が別物だということである。これはアメリカでもそうだが、インフレ率が元に戻ったからと言って物価が元に戻ったわけではない。

インフレ率とは物価上昇率であり、落ち着いたとはいえ上昇率はまだプラスなのだから、過去に上がった分の物価は下がることもなく高いままなのである。

輸入物価を戻すには日銀が更に金利を上げるしかない。黒田日銀が行なった過去の緩和の分だけ引き締めを行なうしかないのである。

だがそのような引き締めを行えば、ただでさえ景気後退寸前の日本経済は本当に死んでしまうだろう。

結論

ということで、日本経済はまさにアベノミクス以来の金融緩和のツケを払うべき状況にある。物価は上がってしまったが、それを元に戻すための金融引き締めを行えば実体経済が死んでしまう。

緩和を始めた時には既に分かっていたはずの当たり前の帰結を、今日本人は目の当たりにしている。自分の支持率のために日銀にETFを買わせた安倍晋三氏を何故誰も止めなかったのか。

20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏はもう何十年も前に著書『貨幣論集』で次のように述べていた。

ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31421


将来の失業について責められる政治家は、インフレーションを誘導した人びとではなくそれを止めようとしている人びとである。

何故誰も止めなかったのか。誰もハイエク氏の著書を読んでいなかったのか。誰も読んでいなかったのだろう。


貨幣論集
https://www.amazon.co.jp/%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E8%AB%96%E9%9B%86-%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%AF%E5%85%A8%E9%9B%86-%E7%AC%AC2%E6%9C%9F-%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%AF/dp/4393621921?_encoding=UTF8&_encoding=UTF8&dib=eyJ2IjoiMSJ9.v8Y6Ze7u2u7HVsRdemccNuUqJW_R9qbAiVI7a2Ksj0l6gY3VU2Xkr5G_mXhdOk0mCCgw5mnJdEetNG9rVZlWz5fBaVW_NARTfYo_Nmj-oI2LH7AfdByTuHOh5hR7b5r1z-hhKzNFYCEKA4UJGtDYEJkoSF3V3HkB-twVd0WYnka3AMHP6ibtZNjXaFEjhKe7.fBZkXdjFxr9EiwBPIyJB5xfaquDFPH1tGFvQw8TFLaQ&dib_tag=se&qid=1713608938&sr=8-1&returnFromLogin=1&linkCode=sl1&tag=globalmacrore-22&linkId=d60f3de37b2edfed2007d3d59ee17b60&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl


https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/47910


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ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
2024年6月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49713

世界最高の債券投資家であるジェフリー・ガンドラック氏がデイビッド・ローゼンバーグ氏によるインタビューでアメリカ政府が借金を返せなくなる可能性について語っている。

国債の利払い問題

今アメリカで著名投資家たちが気にしているのは、金利が5%まで上がった影響でこれまで金利がほとんど付いていなかった大量の国債に利払いが発生しており、米国政府の利払い費用が急激に増加していることである。

米国政府の利払い費用(GDP比)は次のように推移している。


このことについてガンドラック氏は次のようにコメントしている。

スタンレー・ドラッケンミラー氏が国債の利払いについて警告しているニュースが流れてきた。だが彼はCBO(議会予算局)のデータを使い、2040年までに国債の利払い費用が税収の30%を占めることになってしまうと言っていた。

だがCBOの想定は過度に楽観的なのでその数字はまったく正確ではない。

ガンドラック氏が珍しくもドラッケンミラー氏のコメントにコメントしている。ドラッケンミラー氏もアメリカの財政問題を憂慮している著名投資家の1人である。

ドラッケンミラー氏、高齢者が若者から搾取する税制を痛烈批判
だがガンドラック氏は、CBOの推計をそのまま使ったドラッケンミラー氏の数字は正しくないと言う。CBOは景気後退が起こらないと仮定するなど無理な想定をいくつか使って数字を出しているからである。

ガンドラック氏は、実際にはもうあと何年かでアメリカの財政問題は現実のものとなると予想している。

ガンドラック氏: 米国の年金はインフレ高金利であと4年で破綻する
財政問題の解決方法

アメリカ政府が国債の利払いに圧倒され、年金などの支払いが出来なくなるとき、一体アメリカでは何が起きるのか。

ガンドラック氏は次のように述べている。

米国政府が国債を債務再編せざるを得なくなるのではないかと心配している。

債務再編とは借金を一部免除するなど、借金が支払えなくなったために借金の内容を変更することである。

国債を持っている人は国債は安全資産だと思っているだろう。だがガンドラック氏は次のように続ける。

国債の再編は不可能だ、契約上違法だと人々は言うかもしれない。だが2007年、2008年、2009年のモーゲージ債のことを覚えていないのか?

これらのモーゲージ債を再編することは違法だった。何兆ドルものモーゲージ債には、再編はできないとはっきり書かれていた。だがそれでも再編された。

モーゲージ債とは不動産ローンを証券化したもので、不動産バブルの崩壊によって起こったリーマンショックにおいて渦中の銘柄となった債券である。

ガンドラック氏によればそれを再編することは違法だった。だが結局再編された。

他にも例はあるとガンドラック氏は言う。彼は次のように続ける。

1913年の連邦準備法にはFed(連邦準備制度)が社債を買い入れることは違法だと書いてある。だが2020年にFedは社債を買い入れ始めた。

奨学金ローンを免除することは違法で憲法違反だ。だが昨日、たった1日で77億ドルの奨学金ローンが免除された。

だから法律上決まっていると思われているものが起こらないとは限らない。それが事実だ。もう何年もそれは当たり前のように起き続けている。

法の支配は重要だ、自分にとって都合が悪くなるまでは。表現の自由は重要だ、自分にとって都合が悪くなるまでは。政治家が脱税しても処罰されないように、それが法治国家の法律や言論に対する普通のスタンスである。

国債の債務再編

だから国債の再編も十分有り得るとガンドラック氏は言いたいのだろう。彼は次のように続けている。

これを予言するわけではないが、例えば財務省がこう言ったらどうなる?

アメリカは利払いに苦しんでいる。だから1%以上の利回りを持つ国債の金利は1%とする。金利が1%未満の国債はそのままとする。

しかしそうなれば窮地に陥るのは国債の保有者である。金利を減らされれば単に利払いが減るだけでなく、保有している国債の価値が大きく下落してしまう。

安全だと思って持っていた国債の価格が急に大幅に下落すればどうなるか。しかも司会者のローゼンバーグ氏は国債の大口保有者は年金ではないかと指摘する。

ガンドラック氏はこう答えている。

分かっている。そうなれば悲惨だ。完全に悲惨だ。だが他に方法がない時にはそういうことが起こる。

結論

金利上昇によって莫大な政務債務に利払いが付いたことによって、アメリカの財政は差し迫った問題となっている。

そして日本もその状況に遠くはないのかもしれない。アメリカでは金利は5%だが、日本ではGDP比で政府債務がアメリカの2倍近くあるので、金利が2.5%まで上がるだけでアメリカと同じ状況になってしまう。

レイ・ダリオ氏: 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
日銀の植田総裁が円安を止められない理由


政府の借金は問題ない。政治家のその言葉を人々が無批判に信じた結果が人々に襲いかかろうとしている。レイ・ダリオ氏によれば、結果として人々はゴールドに資金を逃しているという。

レイ・ダリオ氏: 金価格が上がっている理由

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49713


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ガンドラック氏: 中央銀行が国債を全部買って帳消しにすればどうなるか?
2024年5月31日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49438

引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏の自社配信動画でのインタビューである。

今回は莫大な政府債務の解決方法について語っている部分を紹介したい。

政府債務のマネタイゼーション

ガンドラック氏は視聴者からの質問を読み上げて次のように言っている。

中央銀行が国債を全部買って帳消しにすればどうなるか?

これはコロナ後に緩和政策がインフレを引き起こす前までは真剣な話題だった。

世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由


特に日本はGDPの200%を超える政府債務があり、しかもその大部分を日銀が保有している。

日銀が国債をすべて買って帳消しにしてしまえばどうなるのか。日本の読者は是非とも知りたいはずだ。

だが残念ながら、ガンドラック氏は日本人が最もがっかりする答えを返している。

彼は次のように答えている。

多分日本を見ていれば答えが分かるだろう。

債務問題を解決する方法

ガンドラック氏は実際にはもう少し真面目な答えも返している。彼は中央銀行による政府債務の帳消しについて次のようにも言っている。

それは可能だと思う。それは非伝統的な選択肢の1つだ。

マネタイゼーションは債務問題を解決する手段の少なくとも一部になるだろう。アメリカだけの話じゃない。他の国でも始まっている。

経済に詳しい読者であれば、このガンドラック氏の発言が「国債のマネタイゼーションで何の問題もなくすべてが解決する」という意味ではないことが分かるだろう。

国債をマネタイズすれば何が起こるのか。それは日本を見ていれば分かるという。日本で何が起き始めているか。通貨の下落と金利の上昇である。

実際、ドル円の動きを見てもドル円はドルの金利上昇分以上に上昇している。ドル円とアメリカの実質金利のチャートを比べると次のようになる。


ドル円はドルの金利上昇分以上に上昇している。円の金利も上昇しており、しかも為替介入もあったにもかかわらずである。

日銀の為替介入で下落したドル円は買い場
金利以上の円安の意味するところは、日本から資金が流出しているということである。円安を止めるためには日本も今以上に金利を上げなければならないが、金利を上げると経済が死ぬだろう。

日銀の植田総裁が円安を止められない理由


債務問題を解決する他の方法

それが日本流の解決方法である。日本は今のところ通貨安と金利上昇(つまり国債価格の下落)を選んでいる。

日本国債の空売りを開始、植田新総裁で長期金利上昇を予想 (2023/3/2)
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り (2023/5/2)


だが方法は他にもある。ガンドラック氏は次のように語っている。

現在の債務問題に対処する1つの方法はインフレを引き起こすことだ。

だから世界中でインフレ政策が横行している。

インフレによって莫大な政府債務を打ち消すのは、ドイツが第1次世界大戦後に使った手段である。仮に1200兆円の政府債務があろうとも、1200兆円でトマト1個分になるようなインフレを起こしてしまえば、トマト1個ですべての借金が返せる。国民の貯金はすべて紙切れになるが。

それは極端な話だが、だがインフレで政府債務を半分にするだけでも大きな助けになるだろう。例えば年率7%のインフレを10年続ければ、物価はほぼ2倍になるので、政府債務は実質的にほぼ半分になる。

それは当然、国民の貯金も実質的に半分になることを意味する。だがそもそも政府がインフレ政策などということを言い出した理由はインフレで(国民の貯金を犠牲にして)債務を帳消しにすることである。

利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由


2%のインフレ目標というのは毎年国民の預金の2%をいけにえに政府債務を2%減らす政策のことである。

ガンドラック氏: 2%インフレ目標は完全に恣意的な数字


そしてそれを日本国民の大多数は支持した。彼らはその意味が分かっているのだろうか。

結論

ということで、政府債務には様々な解決策がある。通貨の下落、金利の上昇、そして物価の高騰である。

だから政府債務の問題は最終的には「解決」されるだろう。Bridgewaterのレイ・ダリオ氏などは、解決策は他にもまだまだあると主張している。例えば中央銀行を破綻させる作戦である。

世界最大のヘッジファンド: 中央銀行でもインフレで破綻する可能性


中央銀行の破綻はもはや問題ではない。それは解決策の1つなのだ。

これは冗談ではない。政府債務を「解決」するとはそういう意味なのである。ゼロ金利だった頃には無害のように見えた莫大な政府債務が、金利が上がることによって日本でもアメリカでも政府が莫大な利払い費用を負う結果となり、金利が5%まで上がっているアメリカでは年金の破綻がそれほど遠くない将来の現実となって迫ってきている。

ガンドラック氏: 米国の年金はインフレ高金利であと4年で破綻する
だがインフレ論者の言うことを信じようではないか。日本の借金は政府の借金であり、国民には資産があるから大丈夫らしい。彼らの言う通り、政府の借金は国民の資産で相殺されることで解決するかもしれない。

増税、インフレ、通貨安、あらゆる選択が目白押しである。実際、レイ・ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で研究した通り、歴史上の大国は政府債務をそういう風に解決してきたのである。

ガンドラック氏は次のように述べている。

あらゆる奇天烈な選択肢があるが、今のままを続けることは出来ないことだけは確かだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49438

19 名前:777

2024/11/29 (Fri) 01:42:01

ガンドラック氏: 金利上昇でドルも上昇する
2024年11月28日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56753

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がCNBCのインタビューでドル相場の見通しについて語っている。

アメリカの金利とドル相場

ガンドラック氏はアメリカのインフレ率が2%以下まで下がると予想しながら、長期金利は上昇すると予想している。

ガンドラック氏: 米国のインフレ率は2%以下まで下がるが、景気後退は遠のいた


その理由はコロナ後に金利上昇で政府債務に多額の利払いが発生していることにより、アメリカ政府は国債の大量発行に追われ、国債価格が下落すると予想しているからである。

さて、ではドルはどうなるのだろうか? ドルの金利は当然ドル相場に影響するから、次の疑問はドル相場である。

ガンドラック氏はドルと金利の関係について次のように述べている。

ドルは金利と極めて密接に相関しているように見える。ドル指数のチャートと10年物国債の金利を重ねてみれば、それはほとんど同じチャートだ。

金利は上がっているのでドルがそれを支えているということだ。

金利が上がればドルを保有するメリットが増えるので、当然である。まずはアメリカの10年物国債の金利のチャートを見ると次のようになっている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-28-us-10-year-treasury-bond-yield-chart.png


ドル円のチャートは以下の通りである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-28-usdjpy.png


確かにほぼ同じチャートである。

ドル相場の見通し

ということは、ドルは今後どうなるのか。 ガンドラック氏は次のように予想している。

財政赤字への懸念で長期金利が上昇圧力を受けるというわたしの予想が正しければ、恐らくドルはまだ上がるだろう。

ドルは米国債の金利に大きく影響されている。極めて強い相関関係がもうかなりの間続いており、それが変わると予想する理由もないので、その状況は続くだろう。

但し、ガンドラック氏は金利と株価が数ヶ月上昇を続けていることから、短期的には振り戻しが来ると予想しており、現実に過去1週間ほどそうなっているが、このインタビューはそれより前のものなので、そこまで含めてガンドラック氏の予想は当たっている。

ちなみにドルと金利の相関については筆者は何処かで途切れると考えている。米国債とドルが両方売られるタイミングが恐らく5年以内に来る。レイ・ダリオ氏の米国債暴落予想と同じである。

レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221

だが今のところその兆候はまだ見られない。そのタイミングはまだである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56753

20 名前:777

2024/12/10 (Tue) 16:24:56

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている
2024年12月9日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/57066

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が 日本やアメリカの政府債務とマネタイゼーションについて語っている。

政府債務の意味

アメリカでは政府債務が大いに話題になっている。アメリカではコロナ後に金利が上がり、GDPの129%という莫大な政府債務に多額の利払いが発生しているからである。

米国政府は借金の利払いのために借金を増やしている。政府債務が雪だるま式に増えるプロセスが開始しており、利払いの金額はGDP比で見て次のように増えている。


だがアメリカのこのプロセスは始まったばかりだ。まだ利払いがGDPの1%ほど増えたに過ぎない。上がり方が急速だから非常事態ではあるのだが、まだこれから始まる話に過ぎない。

政府債務はなぜ問題か

アメリカで政府債務が雪だるま式に増えるプロセスが始動していることはただの事実である。だが政府債務はなぜ増えてはいけないのか?

それは国債市場にも需要と供給があるからである。買い手に対して供給が多すぎれば国債の価格は下落するだろう。

グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
ましてや今はインフレによって中央銀行が量的緩和を出来なくなっている。だから政府債務だけではなくて、インフレ政策によるあらゆるツケが回ってきているのである。

では国債の価格が下落すれば誰が困るのか。ダリオ氏は次のように言っている。

誰かの負債は誰かの資産だ。

困るのは国債の保有者である。では国債の保有者とは誰か? 銀行である。

だが銀行はもともとお金を持っていない。お金を預かっているに過ぎない。銀行は預かったお金で国債を買っている。ではそれは誰のお金か? 預金者である。

麻生太郎氏も言っていたではないか。借金をしているのは政府であって国民ではないと。

だから国債価格が下がって困るのは政府ではない。国民の方である。

国債価格が下落しない代わりに

預金者は銀行を通して大量の国債を保有している。だからダリオ氏は次のように言っている。

通貨が富の貯蓄手段だと言うとき、実際にはそれは債務が富の貯蓄手段だということを意味している。

そしてそこに大きなリスクがある。

だが実際には、先進国で国債価格が大幅に下落する可能性は低い。多くの人は漠然とそう思っているだろうし、それは正しい。

しかし国債の需給問題は事実として存在する。では政府はこの問題をどうするのだろうか?

ここで登場するのが日本である。国債価格を下落させられないなら、量的緩和で日銀に国債を買わせたり、低金利を維持させて債務負担を減らすしかない。

ダリオ氏は次のように述べている。

日本は非常に良い例だ。

日本が過去15年ほど行なってきたことは、平均してアメリカよりも3%低い金利を維持することである。そして自国通貨の価値を年率4%下落させている。だから日本人は年間7%を失っている。

誰も気付いていないが、低金利政策で得をするのは金利を払う側である政府であり、損をするのは金利をもらう側である国民である。

更に2022年まで誰も気付いていなかったが、政府のインフレ政策もまた、債務(イコール日本円)の実質的な価値を下落させ、日本円の保有者の犠牲によって債務者である政府の借金を実質的に帳消しにする政策である。

数年前まで誰も知らなかっただろうが、インフレとは物価上昇という意味なのである。インフレ政策を支持していた人にとっては何という驚きだろうか。その結末は名前に書いてある。

ダリオ氏は次のように言う。

インフレは通貨の保有者から少しずつ資金を奪う。人々は名目の金額で物事を考えすぎだ。インフレを差し引いた実質ではお金のことを考えない。

マネタイゼーションのために債務の保有者を犠牲にしているのだ。

結論

更に日本人にとって物悲しいのは、ダリオ氏が次のように述べていることである。

同じことがわれわれアメリカ人にも起きる可能性がある。

お分かりだろうか。ダリオ氏にとっては日本人の資産減少は既に起きた話なのである。アベノミクス以来、日本円の価値は半分になっている。

減価された日本円で 計算した日本のGDPが上がって喜んでいるような国民が気付けるわけのない話なのだが、減価した通貨で計算したGDPや株価が上がるのは当たり前の話である。それはGDPや株価が上がったのではなく、円が下がったのである。

恐らく日本人はこのまま自分が資産を失っていることにさえ気づかずに、日本政府によるマネタイゼーション完了を見届けるのだろう。まさにダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で予言した、衰退してゆく先進国の典型的なシナリオである。

すべてはこれまで数十年の選挙の結果である。日本国民が自分で望んだことなのだから、他人がどうこう言えることではないのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/57066

21 名前:777

2025/06/23 (Mon) 03:22:02

レイ・ダリオ氏、金利が上がった途端に政府が負債で破綻し始める理由を説明する
2025年6月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66836

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、MSNBCのインタビューで新しく出版した著書『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の内容を紹介している。

アメリカの財政危機

ダリオ氏は、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』ではアメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などに焦点を当て、大国が繁栄してから衰退するまでのプロセスと、その間にその国の債務の状況がどうなるかを解説していた。

だが今回の新著ではピンポイントで国家の破綻をテーマとしている。ダリオ氏は、アメリカがその状況に近づいていると予想しているからである。

重要なのは政府債務である。国家は、最初は自分の経済力で経済成長をしているが、大国になると徐々に経済成長を借金に頼るようになる。

ダリオ氏は債務一般について次のように述べている。

信用を作り出すことで購買力が生まれる。それにより負債ができる。

だが、負債が新たな収入を生み出すならば、それは健全だ。

例えば新たな事業のために借金をし、それが新たな収入をもたらして借金を返せるならば、借金は生産的である。

だが、今ほとんどの先進国がやっているように、単に使うためだけに借金を増やせば、政府債務はどんどん増えてゆく。

政府債務が問題になるとき

少し前まで、先進国の政府は財政破綻しないので、政府債務はいくら増やしても良いということがほとんど常識であるかのように言われていた。

事実、金利がゼロである間は、政府債務は問題を引き起こさなかった。だが、それが何故かということをきちんと考えてみたい。

まず、金利がゼロであれば政府は国債の利払いを払わなくて良い。単に国債の残高が積み上がっているだけだ。

国債が満期になれば借金を返さなければならないが、何故それが問題にならなかったか? 新たな国債を発行して借り換えられたからである。

ここで注意してもらいたいのは、国債が満期になった分を新規発行しても、国債の総量は変わらないことである。満期になった国債は消滅し、同じ金額の新たな国債が発行される。

だから満期になること自体が国債の総量を変化させることはなく、世の中に国債を買いたいという需要が変わらず存在するのであれば、供給の方も変わらないので、この状態が続く限り国債の需要と供給は変わらず、政府債務の金額が国債の受給関係を破綻させることはない。

もちろん新たな借金をすれば国債の供給量が増えるが、新たな借金をするかどうかは政府が自分の意思で決めることである。もし需要が足りず、国債の価格を下落させずに発行が出来ないのであれば、新たな借金をしなければ良い。それで景気後退になることもあるだろうが、ともかくゼロ金利の間は国債の受給関係は破綻せずにここまで来たわけである。

国債の利払い急増

だがコロナ後の現金給付が物価を高騰させたように、インフレ政策が本当にインフレをもたらしてしまえば話は違ってくる。

ダリオ氏は次のように述べている。

だが収入を生み出さない負債は、債務の利払いと債務の返済を積み上げ、それが他の支出を押し出す。

米国政府にそれが今起こっている。

インフレになって金利が上がれば、国債に利払いが発生する。利払いは、借金の元本を返すこととは違う。国債の利払いは政府に借金の総額を増やすことを強要する。これがゼロ金利の時代とはまったく違う点である。

ダリオ氏は次のように指摘している。

毎年、米国政府は7兆ドル支出する。収入は5兆ドルなので、赤字は2兆ドルだ。

米国債の利払いは現在1兆ドルだ。

今やアメリカの財政赤字の半分は米国債の利払いとなっている。

利払い増加がもたらす国債下落

元本も利払いも新たな国債発行で賄われる点では同じだが、利払いは国債の残高を増やし、政府は自分の意思でそれをコントロールすることができない。

新たな国債発行が債券市場に受け入れられず、十分な買い手が不足している場合も、ともかく政府は利払いのために新たな国債を発行しなければならないのである。

ダリオ氏は次のように述べている。

今やアメリカは借金を返すために借金を増やさなければならない。

だから新たな国債発行が国債の需要と供給の関係を壊し、国債価格を下落させるとしても、ともかく政府は国債を発行せざるを得ない。

ではどうするか。ゼロ金利の間は中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れることもできたが、インフレになった後では紙幣印刷をするとインフレになる。

だからこうなった時点で政府には3つしか選択肢がなくなる。国債の利払い以外の支出を減らして財政赤字を減らすか、あるいは支出を減らさずに国債を増やし続け、国債価格を下落させるか、中央銀行に紙幣印刷で国債を買わせてインフレと通貨安を引き起こすかである。

ダリオ氏は次のように述べている。

今や債務の支払いは疫病のようにはびこり、他の支出を押し出している。

政府債務を解決する方法

支出を減らせば景気後退に、国債発行を続ければ国債が下落し金利上昇に、紙幣印刷すればインフレになる。

それが本当にインフレになってしまった後のインフレ政策の末路である。

この問題を根本的に解決するには、ゼロ金利だからと無限に積み上げてしまった政府債務を何とかするしかない。だがダリオ氏は次のように指摘している。

アメリカの債務の量は、1人当たりで言えばおよそ23万ドル(訳注:およそ3,000万円)だ。

これを紙幣印刷なしで解決するというのは、アメリカ人は皆この借金を背負うということである。

結論

ということで、アメリカ経済は長期的には明らかに詰んでいる。政府支出を減らさなければならないということは、米国株にマイナスだということでもある。

だから既に米国株のパフォーマンスが他の国より悪くなっているのである。

ガンドラック氏: 米国株のバブルはもう終わっている、株価とドルの低迷で二重の敗北へ


そして明らかに問題を抱えているドルと米国債からは資金が流出している。ダリオ氏は次のように続けている。

各国の中央銀行や外国の投資家たちは米国債の保有を減らしてゴールドに移行している。

アメリカ経済とドルはどうなるのか? ダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)には、インフレ政策の帰結として1章すべてを日本経済の解説に費やされた部分がある。

レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448



日本は、アベノミクス以後の紙幣印刷による円安によって、円建てで見た株価とGDPを一見増加させる代わりに、日本経済の価値を実質的には(例えばドル建てで見て)大きく低下させ、ドイツやインドに抜かれる状況を作った。

同じことがアメリカに起こるとすれば、ドルや米国株はどうなるだろうか? ダリオ氏の新著は英語版しか出ていないが、英語を読める人は読んでおくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66836


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レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
2025年6月10日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、アメリカの財政破綻を予想する新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の英語版をついに出版した。

アメリカと日本の財政破綻

2018年に出版した著書『巨大債務危機を理解する』において現金給付を予想し、2020年に書き始めた『世界秩序の変化に対処するための原則』において世界的な物価高騰を予想したダリオ氏が、ついに新著を発売した。

以下の記事で紹介した通り、そこで予想されているのは覇権国家アメリカの財政破綻である。

レイ・ダリオ氏の新著が発売、アメリカは財政破綻する
レイ・ダリオ氏の新著、アメリカが財政破綻するプロセスを事細かに予想


アメリカの財政危機が避けられないことは、これらの記事で十分解説しているのでそちらに譲りたい。

だが一方で、ダリオ氏はアメリカだけが問題を抱えているとは思っていない。例えば、ダリオ氏は新著を紹介するブログ記事で次のように書いている。

日本経済の事例はわたしが新著で扱っている問題の良い例だし、これからもそうあり続けるだろう。

日本の債務問題の帰結

「新著で扱っている問題」とはもちろん財政破綻のことである。

なぜダリオ氏は日本は良い例だと言っているのか。日本の政府債務はGDPの2倍を大きく超えているが、それがどういう問題を引き起こしているのか。

ダリオ氏は次のように述べている。

もっと詳しく言えば、日本政府の債務の水準が非常に高いために、日本国債は酷い投資先となっている。

日本人の多くはこれを聞いて「日本国債を持っている人の話か」と思うかもしれないが、実質的に日本国債を持っているのはあなたがたである。何故ならば、日本国債の主な買い手は銀行であり、銀行は人々の預金で国債を買っているので、実質的には預金者が国債を買っているからである。

もっと厳密に言えば、国債の金利から来る利益は銀行に行き、リスクだけは預金者へ行く。だから預金者の立場は国債保有者よりも尚悪いのである。

日本円と日本国債の保有リスク

だが「国債保有のリスク」とは何だろうか? 国債は無リスク資産ではなかったのか? そこが今回の論点である。ダリオ氏の予想通り国家が破綻するなら、「無リスク資産」の国債はどうなるのか?

2つ言いたいことがある。まず国債は、人々が思っているような破綻の仕方はしない。そして日本国債は既に破綻している。

2つ目がポイントである。だからダリオ氏は日本国債のことを「酷い投資先」と言っているのである。それはもう破綻しているし、これからも破綻してゆく。

それがダリオ氏の言っていることである。ダリオ氏は2013年以降のアベノミクスで日銀が大量の紙幣印刷を行うようになってからの日本国債のパフォーマンスについて次のように言っている。

日本経済を支えるための低金利のせいで買われなくなった日本国債の需要不足を補うために、日銀は大量に紙幣印刷し日本国債を買い入れた。

その結果、日本国債を持っている人は2013年以来、米国債を持っている人に比べて45%の損失を抱えている。また、ゴールドと比べると60%の損失を受けたと言える。

日本人の生活を侵食する円安

ダリオ氏の言う「日本国債のリスク」とは、為替リスクを含んでいる。当たり前である。量的緩和(中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れること)は紙幣の価値を犠牲にして、数値上は国債の下落を防ぐことである。

だから量的緩和で日本円換算では国債価格は上がるが、実質的には日本国債の価値はむしろ沈んでゆく。

世界屈指のヘッジファンドマネージャーであるダリオ氏は常々、自国通貨を基準に物価や資産価格を考えることは金融の非専門家である人々の大きな間違いだと主張している。

一部の人々は、日本円で価値が下がらなければ日本人には問題ないと言う。だがこうした主張には今や現実が襲いかかっている。コメの値段が上がっている1つの理由はトラクターなどに使われる燃料代が上がっていることである。

アベノミクス以来、ドル円80円から150円に至る円安で、小麦や大豆などの輸入品の価格がほとんど倍になったのはただの事実だが、今やエネルギー価格の高騰などを通して国産品の価格まで上がっている。これが紙幣の価値が下落したことの現実である。人々はそれでも、為替など日本国内とは関係ないと言うだろうか。

結論

だから日本の豊かさを図る場合には、意図的に価値を下げられた日本円で資産価格や給料などを考えてはならない。円建てで価格が上がっても、それは価格が上がったのではなく円の価値が下がっただけである。

ダリオ氏は次のように言っている。

日本の労働者の平均的な賃金は2013年以来、アメリカの労働者の賃金に比べて58%下がった。

そしてそれが現実である。日本円の価値が下がることとは、要するにあなたの預金や給料の価値が下がることである。

だから同じ給料でもものが買えなくなる。それがインフレである。

給料を下げるのではなく紙幣の価値を下げれば人々は気づかないというのも、ダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の論点である。

それどころか、アダム・スミス氏でさえ同じことを指摘している使い古された問題なのである。

アダム・スミス氏、通貨の価値が下落しても一般の人々が気づかない理由を説明する


そして国家の財政破綻はそれを利用して起こる。だから国債の破綻とはまずデフォルトすることではない。紙幣の価値が下がることである。

ダリオ氏は次のように述べている。

新著では日本経済の事例についてまるまる1章使って詳しく説明している。

「国家の破綻はデフォルトよりも先に紙幣の価値下落によって起きる」というダリオ氏の予想の絶好の例だからだろう。

そして国家の破綻は紙幣の価値下落だけでは終わらない。それは始まりに過ぎない。最近、金融市場では日本の超長期国債の金利上昇が止まらないことが話題になっている。

紙幣価値下落の次の問題が日本経済に近づいている。筆者の手元にある英語版では、ダリオ氏は日銀の破綻可能性にまで言及している。

レイ・ダリオ氏 : 通貨暴落を止めようとする 中央銀行はやがて諦める


ダリオ氏の前著の場合、日本語版の出版は英語版の2年後だった。原文で読める人は原文で読んでおくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448

22 名前: Rubenuricy

2025/06/23 (Mon) 03:45:08

РТНС from TOR and FREENET

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23 名前: Rubenuricy

2025/06/23 (Mon) 21:06:28

РТНС from TOR and FREENET

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  • 名前: E-mail(省略可):
ドルが基軸通貨ではなくなる
1 名前:777

2023/02/11 (Sat) 21:39:27

経済・相場関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037314

ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324

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伊藤貫の真剣な雑談
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111186

TOCANA ジェームズ斉藤が斬る! 国際ニュース裏情報
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111187

山中泉 _ 崩壊するアメリカ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14149155

渡辺惣樹『虚像のロシア革命』『ネオコンとは何か? 』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147355

やまたつ カナダ人ニュース - YouTube
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147354

《櫻井ジャーナル》
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diaryall/


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世界最大のヘッジファンド: ドルが基軸通貨ではなくなる
2023年2月10日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/33422

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がCCGのインタビューで基軸通貨ドルの運命について語っている。

覇権国家アメリカの運命

ダリオ氏はコロナ以降、覇権国としてのアメリカの立場が揺らいでいることを論じている。コロナ第1波におけるロックダウン時に政府が負債を発行して大量の現金給付を行った時から、ダリオ氏は大英帝国やオランダ海上帝国が何故没落したのかについての研究を始めた。

世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨
そしてその理由は莫大な負債と紙幣印刷、その結果としての通貨暴落にあった。アメリカが現金給付というあからさまなばら撒きを行ったことにより、ダリオ氏はアメリカが大英帝国の最期のように没落へのプロセスへの第1段階に入ったと考えているのである。

彼がこの研究を始めてもうすぐ3年になるが、彼の立場は変わっていないようだ。彼は次のように述べている。

アメリカの基軸通貨としての立場はますます疑問視されてゆく状況にある。

何故か。覇権国としてのイギリスとオランダの没落がともに量的緩和によって始まったように、一番大きな理由は紙幣印刷をしているからだが、ドルの弱体化はもちろん実体経済の状況にも関係している。

ダリオ氏は次のように説明している。

部分的な理由は、アメリカはもはや貿易において支配的な国ではないからだ。例えば中国は、アメリカよりも世界貿易において多くの部分を占めている。

何故貿易大国であることが基軸通貨にとって重要なのか。その理由は、為替を動かすのが貿易における決済だからである。ダリオ氏と同じくドル凋落を予想しているCredit Suisseの天才ゾルタン・ポジャール氏の説明を思い出したい。

ポジャール氏: 世界の資金がドルから逃避している
中国やロシア、サウジアラビアの経常黒字は過去最高の水準だ。だがそうした黒字の資金の多くは米国債のような伝統的な準備通貨の形では保管されていない。

その代わりにゴールド(例えば中国の最近の購入)、コモディティ(例えばサウジアラビアの採掘権への投資計画)、あるいはトルコやエジプト、パキスタンのような支援を必要としている隣国を助ける地政学的投資などへの需要が高まっている。

貿易において外貨を獲得した国は、獲得した外貨をどうするかという選択に迫られる。ドルが国際的に基軸通貨として認識されている間は、中国を含め多くの国が、アメリカとの貿易でなくとも、貿易をドルで決済し、ドルを自国通貨に両替することなくそのまま蓄えてきた。

中国はもう何年も前から貿易大国だが、それがドルの基軸通貨としての地位に影響を与えなかったのは、中国がドルを基軸通貨として認識し、ドルを買い、米国債を買ってきたからである。

だがダリオ氏は次のように続けている。

中国は最近まで貿易を自国の人民元では決済してこなかった。だが中国においても国際的にも、準備通貨や決済通貨にドル以外のものを使おうとする傾向が増えている。

アメリカの地位

「だがそれでもやはりアメリカ経済は巨大ではないか」と西側の偏向報道ばかりを聞かされている日本人には思えるかもしれない。

だが事実を見つめる人々にとっては、アメリカの状況は戦後まもなくの頃からかなり変わっている。それをアメリカ人であるダリオ氏が指摘している。彼は次のように述べている。

1945年にアメリカの覇権が始まったとき、アメリカは世界経済の半分を占めており、当時の世界通貨だったゴールドの80%を保有しており、軍事的な支配者だった。

だから今と同じような状況ではない。ソビエト連邦との対立は今とは比較できない。ソ連はそれほど経済的に大きくなかったからだ。

だが今や中国は世界2位の経済大国であり、しかも中国はひとりではない。

ウクライナ情勢において2014年からウクライナ政府に介入し、アメリカ人の代わりにウクライナ人をロシアと戦わせる準備をしてきたアメリカ政府の肩を持ち、ウクライナ人にどんどん死んでもらおうというのが日本人の総意だが、そうした意見を持たないもう1つの国であるインドは、最近イギリスを抜いて世界第5位の経済大国となった。しかもインドの経済成長率は高く、いずれ第4位のドイツを抜いて第3位の日本に近づくことになるだろう。

更に油田を抱える中東は、当たり前のことだがアメリカのことを良く思っていない国々で構成されている。経済規模が2位の中国と5位のインドを含むこれらの国々がドルを使わない準備を着々と進めている。

ポジャール氏: 世界の資金がドルから逃避している
結論

そもそもこれまでドルの価値を支えてきたのが中国だったというのが、アメリカにとってのアキレス腱である。アメリカは知らずのうちに自分を支えてきてくれたものを攻撃し、自国通貨の価値を自分で毀損しようとしている。

世界最大のヘッジファンド: ドルが下落したらアメリカは終わり
更にいえば、もの不足で物価が高騰している状況で、あらゆるものの原材料であるエネルギー資源や金属、農作物などのコモディティを生産している国の多くが非西側だということがアメリカやヨーロッパにとって致命的である。

アメリカやヨーロッパや日本はいくらでも紙幣を生み出すことができる。ロシアや中東はエネルギーを生み出すことができる。インフレ主義に毒された日本人は前者を欲しがるのだろうが、ダリオ氏は以前こう言っていた。

世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
われわれが消費をできるかどうかはわれわれが生産できるかどうかに掛かっているのであり、政府から送られてくる紙幣の量に掛かっているではない。

紙幣は食べられない。

だから現金給付でインフレを引き起こした西洋は、自分で自分を撃ったのである。

世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由
何故アメリカやヨーロッパはこうした自殺行為をするのか。その理由については以下の記事にまとめてあるので、そちらも読んでおいてもらいたい。

移民危機からウクライナまで: 西洋文明は自殺しようとしている

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/33422

43 名前:777

2024/10/25 (Fri) 09:56:13

ポール・チューダー・ジョーンズ氏、大統領選挙でインフレ再加速を予想、米国債を空売り
2024年10月23日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55489

1987年のブラックマンデーを予想したことで有名なポール・チューダー・ジョーンズ氏がCNBCのインタビューで来月に近づいているアメリカ大統領選挙とアメリカの金利見通しについて語っている。

アメリカ大統領選挙

アメリカ大統領選挙が近づいている。米国時間の11月5日で、つまり2週間後に迫っている。

トランプ前大統領とハリス副大統領がチップに対する非課税などあらゆる有権者買収策を表明する一方で、ジョーンズ氏などの機関投資家は財政赤字拡大とその結果の金利上昇を懸念している。

ジョーンズ氏は次のように語っている。

われわれは今アメリカの歴史の中で非常に重要な瞬間にいる。要するに政府債務の見通しについて言っているのだ。

米国の政府債務は25年足らずでGDPの40%からほとんど100%まで増加した。25年で60%の増加だ。

議会予算局は政府債務は今後10年で98%から124%に増加すると言っている。これは非常に保守的な推計だ。

30年に増やせば政府債務は200%になる。

これは絶対に永遠には続かない。

今年に入り、多くの著名投資家がアメリカの政府債務について警鐘を鳴らしている。

政府の借金はこれまでも増え続けていたのだが、何故今になって大騒ぎしているのかと言えば、現金給付によるインフレのために金利が上昇し、これまでほとんどゼロ金利だった国債に多額の利払いが発生しているからである。

米国政府の利払い費用(GDP比)は次のようになっている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/07/2024-2q-us-federal-government-interest-payment-to-gdp-chart.png


それでアメリカは国債の利払いを国債発行で返済する自転車操業に追い込まれているのである。それが多くの著名投資家を心配させている。

レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221


トランプ氏とハリス氏

レイ・ダリオ氏などはアメリカの財政は5年もたないと予想しているが、ジョーンズ氏はもっと早いタイムフレームを予想している。つまりは来月の大統領選挙が危機の引き金になると考えているのである。

ジョーンズ氏はトランプ氏と、現職のバイデン氏を引き継ぐハリス氏について次のように述べている。

トランプ政権が始まった2016年に財政赤字は3%だった。2019年には5%近くまで増えていた。コロナ前の話だ。

そしてバイデン大統領がやってきてトランプ氏がやっていたことを見、インフレ再燃法でそれを更に酷くしたことで今の状況がある。

トランプ氏とハリス氏は恐らく大統領の仕事にもっとも向かない2人の候補だ。

両候補とも、著名投資家が一斉に警鐘を鳴らしている債務問題について、真剣に考えている気配はない。

ジョーンズ氏はアメリカの債務問題の今の状況について次のように述べている。

崖を歩いているヤギを見たことがあるか?

大統領選挙後の金融市場

ジョーンズ氏は次のように続ける。

両候補があらゆる減税や政府支出を約束している。チップから何から何まで減税される。2人の公約は狂気の沙汰だ。

トランプ氏なら財政赤字は年間5,000億ドル増加する。ハリス氏ならそれよりも更に6,000億ドル増える。

では、大統領がどちらかに決まった時、何が起きるのか? ジョーンズ氏はこれらの政策はそもそも実行されないと予想している。ジョーンズ氏は次のように予想している。

これらの政策がすべて実行される可能性はゼロだ。

国債市場はそれを許容しない。

実際にはこうなるだろう。どちらかが勝つ。公約した減税を行なう。国債価格が暴落して、金融市場が大統領に政策撤回を迫る。

それはつまり、イギリスでばら撒き政策によりポンドと英国債を暴落させ、2ヶ月ほどで辞任させられたトラス元首相と同じ運命である。

奇しくもジョニー・ヘイコック氏が最近、トラス元首相を例に出して国債暴落の可能性を仄めかしていた。

ヘイコック氏: インフレは最終的にスタグフレーションになり、中央銀行は金利を制御できなくなる
投資家であるジョーンズ氏はどうするのか。答えは簡単である。ジョーンズ氏は次のように述べている。

わたしは間違いなく債券を一切保有しないだろうし、長期債を空売りするだろう。債券価格は完全に間違っているからだ。

スタンレー・ドラッケンミラー氏と同じトレードを選んだようである。ドラッケンミラー氏の相場観は以下の記事で説明している。

ドラッケンミラー氏が米国債空売り、アメリカのインフレは10%を超えて再燃する可能性
ドラッケンミラー氏 : 米国のインフレが再加速すると予想する理由

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55489

44 名前:777

2025/03/04 (Tue) 17:48:17

日銀の利上げはアメリカ経済を崩壊させる、トランプの経済政策でアメリカはハイパーインフレになる:
保守・右翼のアホ経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は2013年以降の米国経済を支えていたのがアベノミクスの異次元金融緩和だったというのが全くわかっていないね。 日銀がこれ以上金融緩和して米国債を買えなくなったので、最後の手段として NISA で日本の民間人に米国株を買わせているんだ。トランプがどんな政策を取ろうが、日本がインフレになってこれ以上金融緩和できなくなった以上、アメリカ経済は今年から来年にかけて破綻するしかなくなったんだよ。
トランプのアメリカファースト政策はアメリカの経済破綻を世界中に広げて、第三次世界大戦を引き起こす原因となる。 トランプ政権の政策は1930年代にアメリカの右派が取った政策に似ている。保護主義と関税の大幅な引き上げだ。1930年代というのは第2次世界大戦前夜である。覇権国家アメリカの株式の大暴落が、保護主義と関税の大幅な引き上げによって、世界大恐慌と世界大戦に繋がった。原油の禁輸が戦前の日本に対米開戦への動機を与えた。


「トランプ時代の日本経済」【金子勝】2025年1月24日(金) 【紳士交遊録】
トランプの経済政策でアメリカはハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=cPAboH_Fp2Y

横森一輝 【大恐慌への布石?】トランプ政策が招く世界経済の末路とは
経済クラブ keizaiclub 2024/11/29
https://www.youtube.com/watch?v=xqEL2jj_hO8

【転換点は1月20日】バイデンが残した時限爆弾とは?ほんと彼は最後の最後までヤラかしてくれます…
経済クラブ keizaiclub 2025/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=jRiWw_rmcsI

1929年世界大恐慌の原因は高累進所得課税を止めた事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14144412

これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470

▲△▽▼

日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
石原順チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=HKyMUAUtynk

<チャプター>
00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)


2025年の相場は大荒れか!?
石原順チャンネル 2025/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=XBpOR1HqGCU&t=92s

<チャプター>
00:00 2025年の相場は大荒れか!?
03:25 S&P500(月足)
11:00 日経平均(月足)
22:05 ドル円(月足)
25:54 米国の財政赤字の推移
28:12 米国の利回り曲線2025年1月6日現在
29:04 ビットコイン/ドル(週足)
31:37 米国10年国債金利(月足)
34:38 米国10年国債金利(日足)
36:08 米国1か月国債金利(週足)
38:14 S&P500の配当利回り
39:48 バークシャー・ハサウェイの総資産に占める現金ポジションの割合
43:40 巨大な債務の壁と米国債の償還


最後の相場上昇と最悪の暴落に備える
石原順チャンネル 2025/01/14
https://www.youtube.com/watch?v=mZQYPfs2FyM

<チャプター>
00:00 最後の相場上昇と最悪の暴落に備える
07:35 ドル/円(月足)
22:13 ドル/円(日足)

▲△▽▼

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205

何故日銀はインフレに応じて金利を上げないのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052708

新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215



金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793

40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513

45 名前:777

2025/05/14 (Wed) 20:31:08

サマーズ氏: トランプ政権の貿易赤字削減でドルからの資金流出が進む
2025年5月14日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/65094

アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏が、Bloombergのインタビューでアメリカの貿易赤字とドル相場、そして米国債の関係について語っている。

貿易赤字とドル相場

トランプ政権の関税政策が世界中を騒がせているが、トランプ政権が関税にそれほどこだわっている理由は、貿易赤字を減らしたいからである。

そして何故貿易赤字を減らしたいのかと言えば、マクロ経済学では貿易赤字は、その赤字分をその国の企業と政府と家計で分け合うことになるので、アメリカの財政赤字の原因の1つとなるからである。

だが貿易には単に貿易赤字と国内経済の関係以上のものがある。為替相場である。

サマーズ氏は次のように述べている。

現在、大量の米国債が外国人によって保有されている。そして米国債への資金流入の一因、他国がそれほどの米国債を買っている理由は、彼らが貿易によって積み上げているドル預金だ。

諸外国のアメリカへの輸出は、アメリカから諸外国への輸出よりも多いからだ。

米国債は長い間、外国人によって買い支えられてきた。アメリカを貿易相手国とする国はドルで預金を行い、世界中の企業や投資家がドルで資産を保有したがった。直接米国債に投資しているわけでなくとも、ドルで預金していれば預け先の銀行はその預金で米国債を買うから、米国債を買っているのと同じことなのである。

貿易赤字縮小がドル離れを引き起こす

だがサマーズ氏は、この状況で貿易赤字を縮小するとドル相場に問題を引き起こすと言っている。サマーズ氏は次のように主張する。

しかしトランプ政権が貿易赤字を嫌いながらアメリカへの資金流入を望むことの矛盾をはっきり認識しているとは思えない。ベッセント財務長官がこの問題に熟慮の上で答えているのを聞いたことがない。

もしトランプ政権が一貫して何度も主張しているようにアメリカが財政赤字を縮小するなら、積み上がっているアメリカの負債を維持し、金利を抑えておくために必要な資金流入をどうやって確保するのか?

この議論はやや複雑である。マクロ経済学の従来の考え方ならば、貿易赤字はアメリカからの資金流出であり、貿易黒字はアメリカへの資金流入である。アメリカからドルを受け取った外国の輸出業者はドルを売るかもしれないが、アメリカからものを買う輸入業者はドルを買ってからものを買わなければならないからである。

ドル経済圏の縮小

だが世界屈指のマクロ経済学者であるサマーズ氏が単にそれを取り違えたとは考えにくい。ここは単に赤字か黒字かの問題というよりは、ドルを介した貿易の縮小という観点で考えるべきなのだろう。

実際、関税でアメリカが輸入を減らしたとしても、トランプ政権の主張するようにアメリカ国内での製造が増え、アメリカの輸出が増えるとは考えづらい。

だからトランプ政権の貿易赤字縮小は、要するにアメリカの貿易縮小である。そして多くの国がドル預金をこれまで積み上げてきたのは、ドルによる貿易が世界を席巻していたからである。

その理由は1つには、多くの国にとってアメリカは巨大な貿易相手国だったからである。アメリカとの貿易のためにドルを積み上げる。それはドルの需要である。ドルを持とうとする人々が多ければ多いほど、ドルは買われる。そして上記の理屈により、ドルが買われれば米国債が買われる。

また、そこからドルはアメリカとの貿易に使われる通貨に留まらず、アメリカとは無関係の2国間の貿易でもドルが使われるようになった。原油取引では、アメリカとの取引であろうがなかろうがドルで決済するのが慣習となっていた。1945年以来、ドルは世界中で使われる基軸通貨だったのである。

貿易のドル離れ

しかし今や、中東諸国は原油をドル以外の通貨で決済するようになった。ウクライナ戦争に関連して、アメリカがドルを使った経済制裁を振りかざしたからである。ドルを持っていればアメリカの都合で経済制裁される可能性があると認識した中東諸国やBRICS諸国は、ドルの利用をどんどん取り止めている。

プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為


そしてトランプ政権は、関税によって壁を作り、貿易を減らそうとしている。関税は一部撤回されたが、Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は手遅れだと指摘していた。

レイ・ダリオ氏: トランプ政権の関税延期は手遅れ、企業はどんどんアメリカから手を引いている
そうしてドルを使いたがっている人が世界中で減っている。そしてサマーズ氏の指摘が重要なのは、その結果が米国債が買われなくなることだと言っている部分である。

結論

ドル離れの一番深刻な帰結はドルの下落ではない。ドルは下落するだろうが、他の通貨も下落する。

しかし重要なのは、上記の理屈によりドルを保有したい人が減れば米国債が下落するということである。

これを一番最初に指摘していたのは元クレディ・スイスの天才ゾルタン・ポジャール氏だった。

ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機


サマーズ氏も、貿易と米国債を結びつけて考えている。ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』でドルが基軸通貨ではなくなると予想した時、多くの人は懐疑的な目を向けたが、今では専門家は誰もがダリオ氏と同じことを言っている。

問題は関税そのものではない。ダリオ氏のように、もっと大きなスケールで アメリカとドルと米国債を考えることである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/65094

46 名前:777

2025/06/23 (Mon) 03:23:32

レイ・ダリオ氏、金利が上がった途端に政府が負債で破綻し始める理由を説明する
2025年6月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66836

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、MSNBCのインタビューで新しく出版した著書『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の内容を紹介している。

アメリカの財政危機

ダリオ氏は、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』ではアメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などに焦点を当て、大国が繁栄してから衰退するまでのプロセスと、その間にその国の債務の状況がどうなるかを解説していた。

だが今回の新著ではピンポイントで国家の破綻をテーマとしている。ダリオ氏は、アメリカがその状況に近づいていると予想しているからである。

重要なのは政府債務である。国家は、最初は自分の経済力で経済成長をしているが、大国になると徐々に経済成長を借金に頼るようになる。

ダリオ氏は債務一般について次のように述べている。

信用を作り出すことで購買力が生まれる。それにより負債ができる。

だが、負債が新たな収入を生み出すならば、それは健全だ。

例えば新たな事業のために借金をし、それが新たな収入をもたらして借金を返せるならば、借金は生産的である。

だが、今ほとんどの先進国がやっているように、単に使うためだけに借金を増やせば、政府債務はどんどん増えてゆく。

政府債務が問題になるとき

少し前まで、先進国の政府は財政破綻しないので、政府債務はいくら増やしても良いということがほとんど常識であるかのように言われていた。

事実、金利がゼロである間は、政府債務は問題を引き起こさなかった。だが、それが何故かということをきちんと考えてみたい。

まず、金利がゼロであれば政府は国債の利払いを払わなくて良い。単に国債の残高が積み上がっているだけだ。

国債が満期になれば借金を返さなければならないが、何故それが問題にならなかったか? 新たな国債を発行して借り換えられたからである。

ここで注意してもらいたいのは、国債が満期になった分を新規発行しても、国債の総量は変わらないことである。満期になった国債は消滅し、同じ金額の新たな国債が発行される。

だから満期になること自体が国債の総量を変化させることはなく、世の中に国債を買いたいという需要が変わらず存在するのであれば、供給の方も変わらないので、この状態が続く限り国債の需要と供給は変わらず、政府債務の金額が国債の受給関係を破綻させることはない。

もちろん新たな借金をすれば国債の供給量が増えるが、新たな借金をするかどうかは政府が自分の意思で決めることである。もし需要が足りず、国債の価格を下落させずに発行が出来ないのであれば、新たな借金をしなければ良い。それで景気後退になることもあるだろうが、ともかくゼロ金利の間は国債の受給関係は破綻せずにここまで来たわけである。

国債の利払い急増

だがコロナ後の現金給付が物価を高騰させたように、インフレ政策が本当にインフレをもたらしてしまえば話は違ってくる。

ダリオ氏は次のように述べている。

だが収入を生み出さない負債は、債務の利払いと債務の返済を積み上げ、それが他の支出を押し出す。

米国政府にそれが今起こっている。

インフレになって金利が上がれば、国債に利払いが発生する。利払いは、借金の元本を返すこととは違う。国債の利払いは政府に借金の総額を増やすことを強要する。これがゼロ金利の時代とはまったく違う点である。

ダリオ氏は次のように指摘している。

毎年、米国政府は7兆ドル支出する。収入は5兆ドルなので、赤字は2兆ドルだ。

米国債の利払いは現在1兆ドルだ。

今やアメリカの財政赤字の半分は米国債の利払いとなっている。

利払い増加がもたらす国債下落

元本も利払いも新たな国債発行で賄われる点では同じだが、利払いは国債の残高を増やし、政府は自分の意思でそれをコントロールすることができない。

新たな国債発行が債券市場に受け入れられず、十分な買い手が不足している場合も、ともかく政府は利払いのために新たな国債を発行しなければならないのである。

ダリオ氏は次のように述べている。

今やアメリカは借金を返すために借金を増やさなければならない。

だから新たな国債発行が国債の需要と供給の関係を壊し、国債価格を下落させるとしても、ともかく政府は国債を発行せざるを得ない。

ではどうするか。ゼロ金利の間は中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れることもできたが、インフレになった後では紙幣印刷をするとインフレになる。

だからこうなった時点で政府には3つしか選択肢がなくなる。国債の利払い以外の支出を減らして財政赤字を減らすか、あるいは支出を減らさずに国債を増やし続け、国債価格を下落させるか、中央銀行に紙幣印刷で国債を買わせてインフレと通貨安を引き起こすかである。

ダリオ氏は次のように述べている。

今や債務の支払いは疫病のようにはびこり、他の支出を押し出している。

政府債務を解決する方法

支出を減らせば景気後退に、国債発行を続ければ国債が下落し金利上昇に、紙幣印刷すればインフレになる。

それが本当にインフレになってしまった後のインフレ政策の末路である。

この問題を根本的に解決するには、ゼロ金利だからと無限に積み上げてしまった政府債務を何とかするしかない。だがダリオ氏は次のように指摘している。

アメリカの債務の量は、1人当たりで言えばおよそ23万ドル(訳注:およそ3,000万円)だ。

これを紙幣印刷なしで解決するというのは、アメリカ人は皆この借金を背負うということである。

結論

ということで、アメリカ経済は長期的には明らかに詰んでいる。政府支出を減らさなければならないということは、米国株にマイナスだということでもある。

だから既に米国株のパフォーマンスが他の国より悪くなっているのである。

ガンドラック氏: 米国株のバブルはもう終わっている、株価とドルの低迷で二重の敗北へ


そして明らかに問題を抱えているドルと米国債からは資金が流出している。ダリオ氏は次のように続けている。

各国の中央銀行や外国の投資家たちは米国債の保有を減らしてゴールドに移行している。

アメリカ経済とドルはどうなるのか? ダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)には、インフレ政策の帰結として1章すべてを日本経済の解説に費やされた部分がある。

レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448



日本は、アベノミクス以後の紙幣印刷による円安によって、円建てで見た株価とGDPを一見増加させる代わりに、日本経済の価値を実質的には(例えばドル建てで見て)大きく低下させ、ドイツやインドに抜かれる状況を作った。

同じことがアメリカに起こるとすれば、ドルや米国株はどうなるだろうか? ダリオ氏の新著は英語版しか出ていないが、英語を読める人は読んでおくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66836


▲△▽▼


レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
2025年6月10日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、アメリカの財政破綻を予想する新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の英語版をついに出版した。

アメリカと日本の財政破綻

2018年に出版した著書『巨大債務危機を理解する』において現金給付を予想し、2020年に書き始めた『世界秩序の変化に対処するための原則』において世界的な物価高騰を予想したダリオ氏が、ついに新著を発売した。

以下の記事で紹介した通り、そこで予想されているのは覇権国家アメリカの財政破綻である。

レイ・ダリオ氏の新著が発売、アメリカは財政破綻する
レイ・ダリオ氏の新著、アメリカが財政破綻するプロセスを事細かに予想


アメリカの財政危機が避けられないことは、これらの記事で十分解説しているのでそちらに譲りたい。

だが一方で、ダリオ氏はアメリカだけが問題を抱えているとは思っていない。例えば、ダリオ氏は新著を紹介するブログ記事で次のように書いている。

日本経済の事例はわたしが新著で扱っている問題の良い例だし、これからもそうあり続けるだろう。

日本の債務問題の帰結

「新著で扱っている問題」とはもちろん財政破綻のことである。

なぜダリオ氏は日本は良い例だと言っているのか。日本の政府債務はGDPの2倍を大きく超えているが、それがどういう問題を引き起こしているのか。

ダリオ氏は次のように述べている。

もっと詳しく言えば、日本政府の債務の水準が非常に高いために、日本国債は酷い投資先となっている。

日本人の多くはこれを聞いて「日本国債を持っている人の話か」と思うかもしれないが、実質的に日本国債を持っているのはあなたがたである。何故ならば、日本国債の主な買い手は銀行であり、銀行は人々の預金で国債を買っているので、実質的には預金者が国債を買っているからである。

もっと厳密に言えば、国債の金利から来る利益は銀行に行き、リスクだけは預金者へ行く。だから預金者の立場は国債保有者よりも尚悪いのである。

日本円と日本国債の保有リスク

だが「国債保有のリスク」とは何だろうか? 国債は無リスク資産ではなかったのか? そこが今回の論点である。ダリオ氏の予想通り国家が破綻するなら、「無リスク資産」の国債はどうなるのか?

2つ言いたいことがある。まず国債は、人々が思っているような破綻の仕方はしない。そして日本国債は既に破綻している。

2つ目がポイントである。だからダリオ氏は日本国債のことを「酷い投資先」と言っているのである。それはもう破綻しているし、これからも破綻してゆく。

それがダリオ氏の言っていることである。ダリオ氏は2013年以降のアベノミクスで日銀が大量の紙幣印刷を行うようになってからの日本国債のパフォーマンスについて次のように言っている。

日本経済を支えるための低金利のせいで買われなくなった日本国債の需要不足を補うために、日銀は大量に紙幣印刷し日本国債を買い入れた。

その結果、日本国債を持っている人は2013年以来、米国債を持っている人に比べて45%の損失を抱えている。また、ゴールドと比べると60%の損失を受けたと言える。

日本人の生活を侵食する円安

ダリオ氏の言う「日本国債のリスク」とは、為替リスクを含んでいる。当たり前である。量的緩和(中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れること)は紙幣の価値を犠牲にして、数値上は国債の下落を防ぐことである。

だから量的緩和で日本円換算では国債価格は上がるが、実質的には日本国債の価値はむしろ沈んでゆく。

世界屈指のヘッジファンドマネージャーであるダリオ氏は常々、自国通貨を基準に物価や資産価格を考えることは金融の非専門家である人々の大きな間違いだと主張している。

一部の人々は、日本円で価値が下がらなければ日本人には問題ないと言う。だがこうした主張には今や現実が襲いかかっている。コメの値段が上がっている1つの理由はトラクターなどに使われる燃料代が上がっていることである。

アベノミクス以来、ドル円80円から150円に至る円安で、小麦や大豆などの輸入品の価格がほとんど倍になったのはただの事実だが、今やエネルギー価格の高騰などを通して国産品の価格まで上がっている。これが紙幣の価値が下落したことの現実である。人々はそれでも、為替など日本国内とは関係ないと言うだろうか。

結論

だから日本の豊かさを図る場合には、意図的に価値を下げられた日本円で資産価格や給料などを考えてはならない。円建てで価格が上がっても、それは価格が上がったのではなく円の価値が下がっただけである。

ダリオ氏は次のように言っている。

日本の労働者の平均的な 賃金は2013年以来、アメリカの労働者の賃金に比べて58%下がった。

そしてそれが現実である。日本円の価値が下がることとは、要するにあなたの預金や給料の価値が下がることである。

だから同じ給料でもものが買えなくなる。それがインフレである。

給料を下げるのではなく紙幣の価値を下げれば人々は気づかないというのも、ダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)の論点である。

それどころか、アダム・スミス氏でさえ同じことを指摘している使い古された問題なのである。

アダム・スミス氏、通貨の価値が下落しても一般の人々が気づかない理由を説明する


そして国家の財政破綻はそれを利用して起こる。だから国債の破綻とはまずデフォルトすることではない。紙幣の価値が下がることである。

ダリオ氏は次のように述べている。

新著では日本経済の事例についてまるまる1章使って詳しく説明している。

「国家の破綻はデフォルトよりも先に紙幣の価値下落によって起きる」というダリオ氏の予想の絶好の例だからだろう。

そして国家の破綻は紙幣の価値下落だけでは終わらない。それは始まりに過ぎない。最近、金融市場では日本の超長期国債の金利上昇が止まらないことが話題になっている。

紙幣価値下落の次の問題が日本経済に近づいている。筆者の手元にある英語版では、ダリオ氏は日銀の破綻可能性にまで言及している。

レイ・ダリオ氏 : 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める


ダリオ氏の前著の場合、日本語版の出版は英語版の2年後だった。原文で読める人は原文で読んでおくべきである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/66448

47 名前: Rubenuricy

2025/06/23 (Mon) 14:09:34

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