777投稿集

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1 : 内田樹の研究室(21)  2 : 茂木誠 _ イデオロギーとは何か(11)  3 : 茂木誠◆グローバリズム・ナショナリズム・右翼・左翼・共産主義・自由主義とは(9)  4 : 左翼・新自由主義・グローバリズムは WOKE思想、文化共産主義、文化マルクス主義なのか?(8)  5 : マルクス経済学・共産主義関係投稿集(114)  6 : 保守とリベラル _ 安倍は左?朝日は右?左右イデオロギーはこんなにいい加減!(5)  7 : 日本人はどこから来たのか?【CGS 茂木誠 超日本史】(54)  8 : 「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…(54)  9 : 訪日観光客3000万人でGDPは1円も増えなかった(27)  10 : ”輸出で食べている”幻想はやめろ(19)  11 : 自由貿易と輸出・インバウンドが日本経済を滅ぼす(35)  12 : 民族の起源・DNA解析関係投稿集(187)  13 : 世界の旅 _ ロシア・ウクライナ(112)  14 : 移民・インバウンド関係投稿集(56)  15 : クリスチャンで田中角栄の弟子、愛国の志士 石破茂の政策(136)  16 : 植物の種子などに含まれる「レクチン」というタンパク質が現代人の健康を阻害している(6)  17 : ナッツや野菜の正しい食べ方(24)  18 : 世界の旅 _ 中国(100)  19 : エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 東証株価指数 TOPIX(5)  20 : エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 日経平均株価(225種)(4)  21 : エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 米ドル/円レート(5)  22 : 日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ(33)  23 : ドイツ自動車産業は先頭を走っていると思っていたが、実際は周回遅れだった(12)  24 : 世界史関係投稿集(103)  25 : 伊藤貫の真剣な雑談(70)  26 : ロシア・ウクライナ関係投稿集(177)  27 : ペテルブルク大学の法学部教授になろうとしていたプーチンが政治家に転身した経緯(65)  28 : 財務省解体デモが激しすぎる!財務省が批判される理由(8)  29 : 紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない(64)  30 : 低金利政策や量的緩和政策は貧困層から富裕層へと富を移転させる政策(16)  31 : 日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる(18)  32 : 日米関係投稿集(86)  33 : 朝香豊 _ プーチンのデタラメ歴史観に騙される日本 の「保守」を論破します(23)  34 : 死にたい(2)  35 : 参政党が〝カルト〟と言われる理由6選|宇宙パワーのクシを販売、波動の米(12)  36 : 参政党 神谷宗幣の正体(16)  37 : 60歳を過ぎてアレ食べてる人は、確実に病気になって寝たきりの人生を送ります(17)  38 : 真空管の寿命は6000時間(14)  39 : 死にたい(1)  40 : 日本史関係投稿集(164)  41 : 安倍暗殺の真相を闇に葬る人々(21)  42 : ご飯を食べる量を減らして、その代わりにアカシア蜂蜜を1日200g食べよう(109)  43 : 陰謀論? 闇の支配層『黒い貴族 ヨーロッパ13貴族』とは?(11)  44 : 河添恵子「“悪魔”が支配する壊れた世界~イーロン・マスクのDNA」(10)  45 : イーロンマスクの正体(6)  46 : 世界の有力者に未成年の女性を提供、脅していたエプスタイン(13)  47 : 住居・移住関係投稿集(82)  48 : 吉田繁治 _ 日米同時金融危機の予兆 (9)  49 : 追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル(88)  50 : トランプをピエロとして操る勢力を知ろう(42)  
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内田樹の研究室
1 名前:777

2023/10/15 (Sun) 09:09:46

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17 名前:777

2024/12/17 (Tue) 09:59:00

内田樹 _ あらゆる制度は性善説で制度設計した方が圧倒的に効率がよいし、 生産性が高い
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18 名前:777

2025/04/02 (Wed) 14:04:49

日本の現状と危機について - 内田樹の研究室
2025-03-31 lundi
http://blog.tatsuru.com/2025/03/31_0917.html

『建設労働のひろば』という変わった媒体から寄稿を頼まれた。12000字という字数要請だったので、あちこちに脇道に入り込んで無駄話をすることになった。たまにはそういうのも許して欲しい。


 寄稿依頼の趣旨は「劣化する民主主義、広がる格差、極まる『自分ファースト」、戦争が終わらない世界情勢など、国民が直面する危機的な日本の現状とその要因について、また(ほんの少しでも)希望について語っていただけないでしょうか」というものだった。
 同じようなことをよく訊かれる。だから、答えもだいたいいつも同じである。だから、以下の文章を読まれた方が「これ、前にどこかで読んだことがあるぞ」と思っても当然である。でも、それを「二重投稿だ」と咎められても困る。「現実をどう見ますか」という問いにそのつど新しい答えを出せるはずがない。いつもの話である。

 長く生きてきてわかったことの一つは、歴史は一本道を進むわけではなく、ダッチロールするということである。人々が比較的知性的で人情豊かな時代もあるし、反知性主義者が跳梁跋扈する時代もある。
 私の知る限りでは、1950年代の終わり頃から1970年代の終わり頃までは、日本社会はわりと「まとも」だった。それは戦中派の人たちが社会の中枢にいたからだと今になると思う。戦中派の人たちは国家というのがどれほど脆いものか、どれほど国民を欺くものかを身をもって思い知らされた。でも、その脆くて信用ならない「国家」という枠組み以外に生きる場所がないこともわかっていた。人間という生き物が状況次第でどれほど非道にも残虐にもなれるかも実見したし、その逆に人間が時にどれほど勇敢であったり、道義的であったりするのかも見てきた。
 世の中は複雑だ。一筋縄ではゆかない。人間にはいいところも悪いところもある。「そういうものだ」と受け入れる以外にない。そういうほとんど諦観に近い「清濁併せ吞む」的な鷹揚さが戦中派の人たちには共通してあったと思う。人間に厚みや奥行きがあったと言ってもいいし、「陰の部分」や「誰にも言えない秘密」があったと言ってもいい。そういう人たちは人間の愚かさや軽薄さに対して割と寛大であった。「人間にそれほど期待してもしかたがない」と諦めていた部分があった。でも、それは私たち子どもにとってはありがたい環境だった。大人たちは瓦礫の中から社会を再建することに忙しかったし、子どもの数も多かったから、子どもたちは「好きにしていなさい」と放置されていた。
 その時代の日本がわりと「まとも」だったのはその「ゆるさ」が原因の一つだったと思う。実際に日本はその時代に驚異的なペースで経済成長を遂げ、短期間のうちに世界第二位の経済大国になり、80年代半ばにはアメリカを追い抜いて、世界第一の経済大国に指先がかかっていた。85年のプラザ合意でその夢は断たれたけど、上の方にいる人たちが細かいことをがたがた言わずに、若者を好きにさせてくれた時代に経済活動は活発になるということは、とりあえず私たちの世代にとっては所与の現実だった。この確信はその後も揺らいだことがない。
 この時期は政治活動もきわめて活発だった。1960年代の終わりから、70年代の初めにかけて、全国の大学の多くはほとんど教育活動ができない状態だった。無法状態の大学で学生たちはここでも「まあ、好きにしてなさい」と放置されていた。でも、なぜかこの時に学生院生だった人たちの中からその後世界的な水準の業績を上げる研究者が輩出した。
 70年代に日本人の40%以上が社会党・共産党に支持された政治家が首長である革新自治体で暮らしていた。自民党政権の統制が及ばない地域が日本列島に広がっていたわけだから、政府にとっては納得のゆかない時代だっただろうが、この時期の経済成長率は毎年10%(!)を超えていた。不思議なものだ。あちこちでデモやストライキが行われている時期が、戦後日本では最も経済活動が活発だったのである。
 そして、政治の季節が終わって、高等教育機関がきびしい統制の下に入るようになるにつれて、学術的アウトカムは次第に貧しくなり、「内部統制」がその極限に達して、すべての研究教育活動が中枢的に管理されるシステムになった時に(今がそうだ)、学術的アウトカムは質量とも戦後最低レベルになった。経済成長もぴたりと止まった。
 経済成長にはさまざまなファクターが関与しているから、簡単なことは言えないが、管理と創造がゼロサムの関係であったことは戦後日本においては否定できない歴史的事実である。社会が中枢的に管理されていない自由な時代に人間はそのパフォーマンスを最大化し、逆に管理が徹底し、個人の可動域が制約されるにつれて創意は失われ、生産性は低下した。管理と創造は食い合わせが悪い。これは1950年生まれの私が経験的に確言できることである。
 それくらいのことは長く生きていれば誰にでもわかるし、誰にでも言える。別に特段賢い必要もない。でも、それでも、これは長く生きていないとわからない。20年、30年という短いタイムスパンの間で起きた出来事だけを見ていると、「管理と創造がゼロサムの関係にある」というようなことはわからない。理屈としてはわかっても、実感としてはわからない。
 今、日本社会で制度設計をしている人たちのうち40代50代の人たちは日本社会がアナーキーでワイルドで鷹揚で、それゆえ創造的だった時代を知らない。見たことがないのだから仕方がない。だから、子どもの頃から刷り込まれてきた「管理を徹底することで組織は効率的に機能する」というイデオロギーを疑うことを知らないでいる。気の毒である。
「組織マネジメント原理主義」というのは、私が若い頃にはなかった。トップダウンの組織が最も効率的であると信じている人は戦後の企業経営者にはほとんどいなかった。彼らが知っているトップダウン組織の最たるものは軍隊だった。そして、それがどれほど非効率で反知性主義的なものだったかを彼らは敗戦という事実を通じて骨身にしみて知っていた。だから、上位者の命令がどれほど理不尽であっても、それに唯々諾々と従うイエスマンが最も重要な労働者の資質であるというようなことを言うと「軍隊じゃないんだから」という半畳が入った。
 その時代に経営者の「鑑」と言われたのは松下幸之助や井深大や本田宗一郎であった。彼らは社員たちがどうすればその潜在的な能力を開花できるか、どうすればオーバーアチーブメントを果たすようになるか、そのための就労環境の整備にもっぱら知恵を絞った。町工場を短期間のうちに世界的な企業に成長させたこれらの経営者たちは、組織マネジメントとか、社員の精密な勤務考課とか、そういうことには副次的な関心さえ示さなかった。
 上位者の命令に黙って従うイエスマンであることが最優先に求められるようになったのは、この30年ほどのことである。90年代の後半から価値創造より組織管理を優先させる組織マネジメント原理主義者たちが登場してきて、あらゆる組織を仕切るようになってきた。
 今の企業経営者たちは社員たちの潜在可能性を開花させることには何の関心もない。彼らの労働力からどれだけ剰余価値を搾り取るかにしか興味がない。そして、困ったことに、働いている人たちもそのことに特段の不満を抱いていない。ビジネスの成功者というのは誰もがそういうものだと思っている。エゴイストでなければ成功できないのだと思っている。そして、成功した人間には成功していない人間に屈辱感を与える権利があると思っている。繰り返すが、まことに気の毒な話である。
「組織マネジメント原理主義」という言葉を先ほどから使っているが、見慣れない単語だと思う。私の造語だから、みなさんがご存じなくても当然である。組織が「何を創り出すために存在するのか」には副次的な関心しかなく、その組織が「どのように中枢的に管理されているか」を主たる関心とする考え方のことである。1990年代の半ばから日本社会に浸透してきて、2010年代に支配的なイデオロギーになった。
 私が記憶している限り、組織マネジメント原理主義が日本社会に「大きな一歩」を刻んだ決定的な日付は公立校の教職員に君が代の起立斉唱を義務づける全国初の条例案が大阪府議会で成立した2011年である。
 この条例は橋下徹知事が率いる「大阪維新の会」が提出した。府内の公立校の学校行事で君が代を斉唱する際、「教職員は起立により斉唱を行うものとする」としたのである。
 それまでも、都道府県教委は学校に対し国旗・国歌法や学習指導要領などを根拠に、「君が代」斉唱時の起立斉唱を指示し、起立を拒む教職員は処分してきた。でも、大きな違いがあった。それまでの国歌斉唱の指示が「愛国心の高揚」という政治目的をあきらかに第一義的にめざしてきたのに対して、この条例が「公務員の規律の厳格化」を第一義に掲げたことである。
 起立斉唱を拒んだ教員を処分した際の記者会見で、橋本知事はこれが政治的イシューではないという点を強調した。これは言論の自由の問題でも、良心の問題でもない、純粋にビジネスライクな就業規則違反問題である。校長の業務命令に違反したので当該教員を処罰する。政治問題ではなく、組織マネジメントの問題である。そう言明したのである。
 私はこの時の記者会見の映像をテレビニュースで見ていたが、この時の「国歌斉唱を拒んだ教員の処罰は組織マネジメントの問題である」という言い分に、記者たちが一人も反論しなかったことに強い衝撃を受けた。「おい、君らは『組織マネジメントの問題だ』と言われたら、誰一人反論できないのかよ」と思ったのである。組織マネジメントなんてどうだっていいじゃないか。それよりは国歌国旗に対してどういう態度をとるべきかについて市民ひとりひとりが熟慮する機会を保証することの方が国民国家にとってははるかに重要じゃないか、と。
 国民国家というのは一つの政治的擬制である。17世紀にウェストファリア条約とともに誕生した比較的新しい政治単位である。「国境」線で画定された「国土」の中に人種、言語、宗教、生活文化において同質性の高い「国民」(nation)が集住して、国家(state)を形成するというモデルである。それ以前の基本的政治単位は多人種、多言語、多宗教が混在する「帝国モデル」であった。帝国が解体することになったのは、宗教戦争があまりに大きな災禍をもたらしたので、「同一宗教の人たちだけで集まって国を作り、隣国の人が何を信じていようと気にしないことにしよう」ということになったからである。窮余の一策である。でも、それが世界標準になったのは、フランス革命以後である。
 この時のフランス軍は義勇兵たちで構成されていた。彼らはフランス革命の大義を全ヨーロッパに宣布するために進んで銃を執った。それまでの戦争は多くは王侯貴族が領土や王位継承をめぐって傭兵を使って行うものだった。プロの兵士たちが戦っている横で、農民は土地を耕し、商人は商売をしていた。戦争は戦争、生活は生活と切り分けられていた。でも、フランス革命軍は違った。彼らは傭兵ではなく、ふつうの市民だった。彼らの戦いを経済人たちも、メディアも、教師も、芸術家も、銃後の家族たちも全力で応援した。「総力戦」というものがこの時初めて歴史に登場したのである。だから、フランス軍はとてつもなく強かった。前線で負傷して片足切断の手術を受けたフランス軍の将校がそのまま騎乗して前線に駆け戻ったという逸話があるけれど、こういう気の狂ったような戦い方を傭兵はしない。ふつう戦闘では損耗率が30%に達すると組織的戦闘がもうできなくなるので、白旗を掲げて降伏するというのが古来の決まりであったけれども、ナポレオン軍は違った。近衛兵にニコラ・ショーヴァンという兵士がいた。敵兵に囲まれて衆寡敵せず白旗を掲げようということになったときに、「ナポレオン軍の兵士に降伏という選択肢はない」と言って、単騎敵陣に突っ込み、全軍が後に続いた(と言われているが、おそらく後世の作り話だろう)。でも、これが「狂信的愛国主義(ショーヴィニズムchauvinism)」という政治概念の語源になった。それまではそんな「変なこと」をする兵士はいなかったのである。
 ウェストファリア条約の時に「戦争を終わらせる」ために発明された国民国家は、ナポレオン戦争の時に「戦争に勝つ」装置として異常な性能の高さを発揮した。「国民国家は戦争に強い。」それはナポレオンに蹂躙された全ヨーロッパの実感であった。こうして19世紀に全ヨーロッパは国民国家に再編された。国民国家でなければ総力戦が戦えないということがよくわかったからである。ドイツもイタリアも日本もほぼ同時期に、それまでいくつもの王国や藩に分断されていた地域が一つの国民国家になったけれど、要するに「国民国家にならなければ、他国に侵略される」と人々が信じるようになったからそうなったのである。水戸学の人たちが幕末に書いたもの(例えば会沢正志斎の『新論』)からはその焦燥と不安がありありと伝わってくる。
 国民国家というのはそういう歴史的条件の下で形成された政治単位である。だから、歴史的条件が変わればまた変質する。場合によってはなくなるかも知れない。その地殻変動的遷移にきちんとモニターしていなければ、国力は衰微するし、悪くすると滅びる。
 だから、「国民国家とは何か。それに市民たちはどう向き合うべきなのか。市民は国民国家に何を求め、何を提供すべきなのか」について熟慮することは国民国家全員の義務であり、権利なのである。「いいから黙って国旗に礼をして、国歌を斉唱しろ。これは単なる業務命令だ」というのは、国民に向かって「国民国家とは何か」を問うことを止めろということである。市民的成熟をするなと命じることである。そんなことを受け入れられるはずがない。国民の権利と義務を業務命令とそれに対する諾否の問題に矮小化することを、私は一人の「愛国者」として決して許すことができない。
 でも、その頃、私のように考える人は日本社会にはほとんどいなかった(今もたぶんほとんどいない)。私はその時に「いずれ組織マネジメント原理主義が日本を滅ぼすだろう」と思った。そして、その予想通りに事態は進行している。
 いいから黙って上の言うことを聞け。命令の適否について判断する権利は下僚にはない。現場で何が起きても自己判断で何かしてはならない。必ず上位者に報告して、その指示を仰げ(それまではフリーズしていろ)。これがある時期からすべての業界でのルールになった。そうすれば組織はきわめて効率的に機能するはずだと「組織マネジメント原理主義者」は信じているが、こんな「信仰」には実は何の現実的根拠もない。
 トップが指示を出しても、途中で「こんな理不尽な指示には従えません」とか「こんなくだらない命令出したバカは誰だ」というような「抵抗」に遭遇すると、トップの意向はなかなか物質化しない。そういうことがあると面倒なので、小うるさいことを言う部下を全部排除して、イエスマンだけで組織を固めれば、トップの指示はただちに現場で物質化するだろう。そうすれば最高に効率的な組織ができるはずだった。
 でも、そうならなかった。当たり前である。トップダウンの組織が機能的で生産的であるのは、トップが「賢い人」である場合に限られるからである。
 しかし、ご案内の通り、トップダウン組織の運営ルールに「この組織内で最も賢い人をトップに据える」という項目は存在しない。「賢い人」をトップに導くためのプロモーションシステムがトップダウン組織にはビルトインされていないのである。
 最初にトップダウン組織を創り上げた人物はそれなりの手腕があっただろうと思う。かなりの力量がなければ、そんな無理な組織作りはできない。けれども、その人が去った後にトップに座るのはたいていが創業者のかたわらにいて「おべんちゃら」技術に長けたイエスマンである。彼らは「トップの命令にはその適否にかかわらずなんでも従う」ことでその地位を得た「組織マネジメント原理主義者」である。
 そういう人たちが何代か続いて組織の頂点にいると、「この組織はそもそも何のためにあるのか」という根本のことを誰も問わなくなる。そして、「組織がどうマネージされているか」ばかりが優先的に問われる創造性も生産性も何もない組織が出来上がる。日本のGDPが急坂を転げ落ちるように低下するのも当たり前である。
 愚痴を言っても始まらないが、こういう歴史的遷移は50年くらいにわたって日本人の組織作りを観察していないとわからない。「どうしてバカばかり選択的に出世する仕組みができたのか」の答えは経営書には書かれていない。実際に自分の属する組織がそういうものに改変されられた経験を持つ人間(あるいは私のように自分が実際にそういうトップダウン組織を作ろうとして、あとから激しく後悔した人間)にしかわからない。
 でも、どこかでこのような趨勢も「底を打つ」だろうと私は思っている。いくら何でも「ばかばかしいこと」をひたすら続けられるほど人間は愚かではない。どこかで補正の動きが行われる。
 冒頭に記したように、歴史はダッチロールするけれども、決して無目的に進んでいるわけではないし、ひたすら地獄に向かって転落しているわけでもない。それなりに「よい方向」に向かってはいるのだが、その歩みがひどく遅いというだけである。「三歩進んで、二歩半下がる」くらいのペースである。それでも、人類は少しずつ「まとも」になっていると私は思う。
 そう言うと「そんなことはない。人類はどんどん劣化している」と虚無的なことを言う人がいるが、そうでもない。今、奴隷制や人種差別や拷問を合法としている国連加盟国はない。もちろん、実際にはそれに類することがアンダーグラウンドでは行われているのだが、政府が公然と行うことはなくなった。
 アメリカ軍はキューバのグァンタナモ基地でイラク戦争の捕虜に残虐な拷問を行っていたが、これはグァンタナモ基地が米国の法律もキューバの法律も及ばない法律的な真空地帯だからできたことである。一応拷問する側にも「これは法律違反だ」という疚しさ(のようなもの)はあるのだ。ウクライナやガザでは非道な国際法違反が行われているけれど、違反の当事者たちは「国際法違反をしているのは私たちではなく敵の方だ」と強弁している。「国際法を犯すことはよくないことだ」という建前だけはしぶしぶであれ認めているのである。その辺りが100年前とはだいぶ違う。「半歩くらいは前進している」と私が言うのはそのことである。
 今トランプのアメリカでは「政治的正しさ」に対するすさまじいバックラッシュが始まっている。でも、民主主義や政治的寛容や多様性・公正性への配慮や少数者の社会的包摂に対して、これほど激しい、常軌を逸したまでの攻撃がなされるのは、近代市民社会が少しずつ育ててきたこれらの価値が、大統領が議会に諮らずに大統領令を乱発しなければ否定できないところまでアメリカ社会の中に根づいたということを意味しているというふうに(楽観的に)解釈することもできる。そういう民主的な価値観がそれなりに根づいているからこそ、MAGAの帽子をかぶっている人たちはあれほどむきになるのである。
 ある若い友人は「今の日本は1930年代の日本とほとんど変わらない」と慨嘆するけれども、私はだいぶ違うと思う。1930年代の日本には治安維持法があり、特高や憲兵隊があり、何より政府の上に統帥権に護られた軍隊という実力装置があった。その時代に生きていたら、私はたぶんだいぶ前に執筆の場を失っており、場合によっては反政府的な言動を咎められて逮捕投獄されていただろう。それに比べると、今ははるかに「よい時代」である。私が政府をどれほど批判しても、あるいは反社会的カルト集団について厳しい言葉を連ねても、家までやってきて私に向かって「発言をやめろ」と実力行使をする人は(今のところ)いない。私は名前も住所もメールアドレスも公開しているから、本気で私に暴力をふるって黙らせようと思ったら、(私に物理的に激しく抵抗されるリスクを除くと)それほど難しいことはない。だが、さいわいにも今のところ誰も来ない。SNSで私の発言が「炎上」しているということは時々知り合いが知らせてくれるが、私は自分について書かれたものを読まないので、どんな罵詈雑言を浴びせられても、何の実害もない。総合的に考えると「言論の自由」は戦前よりはるかに確実に保護されていると私は感じる。
 それだけ豊かに「言論の自由」を享受していながら、言論が戦前より萎縮しているということがあるとしたら、それは体制の問題ではなく、人間の資質の問題である。勇気がないとか、矜持がないとかいうのは、制度ではなく、生き方の問題である。
 では、どうすればいいのか。「制度は変えられるが、人間は変えられない」という考え方もあるし、「制度を変えるのは手間がかかるが人間は(時には)わずか一言で変わることもある」という考え方もある。どちらも一理ある。変えられるものなら制度を変えればいいし、人間は変わるということに希望を託してもいい。別に二者択一ではない。両方試みればいい。私は言論人なので、「情理を尽くした言葉を以てすれば人を変えることができる」ということを愚直に信じている。それを信じるのを止めたら、私は筆を折るしかない。だから、さらに駄弁を弄する。
 この原稿が載るのは4月25日発行の号だそうである。その頃、世界と日本がどうなっているか私には予測が立たない。まだ第三次世界大戦が始まっていないこと、まだ南海トラフ地震が日本列島を襲っていないことを願うばかりである。
 最も劇的に変化しているのはアメリカだろう。ドナルド・トランプとイーロン・マスクによる連邦政府の再編(というより破壊)はどこまで進んでいるか。どこかで司法のブレーキがかかっているか。あるいは共和党内部から「支持者たちが急激に離反している。これでは中間選挙で惨敗する」という泣訴がホワイトハウスに届いて、トランプの暴走が止っているかも知れない。トランプのすることは誰にも予測できない。
 それにアメリカ外交は伝統的に「戦略的曖昧さ」をカードに使って来た。トランプは「カード」という比喩が好きなので、「次にどんなカードを切って来るか、予測が立たない」と他国の指導者に思わせることでゲームを支配しようとしている。トランプはこのスタイルを手放すことはないだろう。
「戦略的曖昧さ」をニクソン大統領の時はもっとひどい言い方で「マッドマン・セオリー」と言った。「大統領の気が狂って核ミサイルの発射ボタンを押すかもしれないと思うと、仮想敵国は行動が抑制的になるので、大統領は狂ったふりをする方が外交的優位に立てる」というとんでもないアイディアである。でも、「ニクソンは心理的危機にある」という風説が流布されている間に、ニクソンはドル金本位制を廃止し、中国との和解を実現し、ソ連との核戦争を回避した。マッドマンはそこそこ「いい仕事」をしたのである。トランプがこの「成功事例」を真似してはいけない理由はない。
 起こり得るうち最も衝撃が大きいのは、アメリカのNATOからの脱盟(もっと衝撃が大きいのは「国連脱退」だが、たぶんこれはないと思う)、私たち日本人にとって最も衝撃的なカードは日米安保条約の解消である。
 NATO諸国はすでに24年選挙での「トランプ優勢」が伝えられて以後「アメリカ抜きのヨーロッパ安全保障構想」について真剣に考え始めていた。マクロン仏大統領はアメリカに代わって仏の「核の傘」でヨーロッパを守るという構想を示した。中東和平のためにはトルコがアメリカに代わってキープレイヤーとしてプレゼンスを増すことになるだろう。NATOのもう一つの脱アメリカ戦略は中国との「中立」盟約だと私は思う。EU諸国が一番恐れているのはロシアの軍事力である。ウクライナ戦争の趨勢によってはポーランドとフィンランドがロシアの直接的な脅威にさらされる。ロシアもいきなり軍事侵攻することないと思うが、「いつでもその気になれば軍事侵攻する」という恫喝は止めない。そんなロシアに抑制的にふるまうように要請する仕事ができるのはロシアの最大の支援国である中国だけだ。習近平もアメリカとは非妥協的に対立しているが、NATOとことを構える気はない。アメリカが市場の扉を閉じた場合に、EUは中国製品にとって最重要の市場になる。「一帯一路」構想にEUが全面的にコミットすると提案すれば中国は歓迎するだろう。中国がロシアの「止め役」を引き受けてくれるなら、NATOは対ロシアの安全保障経費をかなり削ることができる。フランスは伝統的に中国と宥和的なので、マクロンが習近平に談判に行くという展開もあるような気がする。英国が「ブレグジット」の失敗を糊塗するために「対ロ安全保障」を口実にEUに復帰するという可能性だってある。
 というふうに、EU諸国はだいぶ前から「アメリカ抜きのヨーロッパ」のあり方について思考実験を始めている。何もしていないのは日本だけである。「日米同盟基軸」と呪文のように唱えて、日米安保以外の安全保障構想について何一つ考えないままに80年間を便々と過ごしてきた後に、トランプから「日米安保条約解消するぞ」という脅しを受けて驚嘆している。
 もう何度も書いたことだが、以前ある高名な政治学者と対談した時に、「日米安保以外に日本にはどんな安全保障の仕組みがあり得るでしょうか」と質問したことがあった。素人の好奇心から、どんなシナリオがあり得るか専門家の知見を求めたのである。でも、この学者は絶句してしまった。その時に、日本の政治学者たちは「日米安保以外の日本の安全保障体制」を話題にする習慣がないらしいということを知った。今も事情は変わらないだろう。政治家も官僚も政治学者も誰も「日米安保以外の安全保障構想」について考えたことがないのだ。
 だから、日本政府はトランプから何を要求されても、それこそ「在日米軍基地を米国領にする」と言われても受け入れるだろう(トランプがそれを思いつかないことを願うばかりである)。
 だから、日本については残念だが、あまり希望の余地はない。できることがあるとすれば、まず政権交代して、第二次安倍政権以来のたまった「膿」を出すこと(「政治改革」などという悠長なことではなく、公人として不適切な政治家を国事にかからわせない)。中枢的な管理や統制が日本の生産性を低下させているという事実を認めること。教育と医療と農業への優先的に予算配分すること。この三つがとりあえず最も緊急性の高い政策課題だろう。
 どうすれば実現できるのか、道筋は見えない。私たち一人一人は今自分にできることから始めるしかない。私は自分の道場共同体を「コモン」として機能させることを余生の課題にしている。私が主宰する共同体は今のところはせいぜい200人くらいしか収容できない。でも、ここに帰属していれば、何があっても相互支援のネットワークによって守られる。その保証ができる範囲は私の力ではそれくらいである。それを少しずつ広げてゆきたいと思っている。
「コモンの再生」は日本列島各地で、同時多発的に、サイズの異なるさまざまな相互扶助共同体の形成運動として進められている。この何百何千の「コモン」はこれからゆるやかなつながりを持つようになる。それは従来型の中央集権型の「ハブ&スポーク」ネットワークではなく、一つのコモンがいくつものコモンに繋がって、地下茎のように広がるという分散型ネットワークになるだろう。それが日本再生の手がかりになるということは想像がつく。でも、私が生きているうちにその成果を見る機会はないと思う。
(2025年3月17日)
http://blog.tatsuru.com/2025/03/31_0917.html

19 名前:777

2025/05/29 (Thu) 16:40:51

象徴であろうとする天皇と死者・被災者・非定住民【内田樹の談論風発17】
デモクラシータイムス 2025/05/25
https://www.youtube.com/watch?v=RSN9RORAcu4

内田さんと天皇観についてじっくりおしゃべり。内田さんいわく「池田さんはリベラルですから天皇制については懐疑的な立場ですが、僕は『お立場はよく分かります。どうですここは一つナカとって』で立憲デモクラシーと天皇制の葛藤を受け止めるとご提案しました」(2025年5月12日収録)。

内田樹『街場の天皇論』(文春文庫、2020年)
https://www.amazon.co.jp/%E8%A1%97%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%AB%96-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%86%85%E7%94%B0-%E6%A8%B9/dp/4167916185

20 名前: Rubenuricy

2025/05/30 (Fri) 04:40:17

РТНС from TOR and FREENET

j1d.ca/_J #or# put2.me/epuemo
4ty.me/ibhi7c #or# tt.vg/URoSx
-----------------
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000A000342

21 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:40:03

戦前右翼の夢をひもとく 中島岳志さん【内田樹の談論風発18】
デモクラシータイムス (2025年7月8日収録)
https://www.youtube.com/watch?v=Wztrz5fJ9lE

内田さんの 新著『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』を取り上げたところ、3週続けて天皇にまつわる話題となりました。番組初めてのゲストとしてお迎えした中島岳志さんとの息のあった丁々発止は見応え抜群です。

  • 名前: E-mail(省略可):
茂木誠 _ イデオロギーとは何か
1 名前:777

2024/05/06 (Mon) 06:18:35

日本人にイデオロギーは不要|茂木誠×川嶋政輝
https://www.youtube.com/watch?v=gEapWBjR8Pg



茂木誠◆ロシア(ソ連)と日本の隠された歴史、日英同盟の真実◆『日本人が知らない!世界史の原理』対米従属から脱するための歴史講義!
2024/04/30
https://www.youtube.com/watch?v=VfcT5asidbg

<目次>
意外と少ない世界の“独立国家”
ロシアと英国に迫られていた日本(明治〜大正時代)
日英同盟と近代日本の発展(明治〜大正時代)
なぜ日本は米英と敵対するようになったのか?  
日本国内の政府と軍部(陸/海)の対立
日米決戦はなぜハワイから始まったのか ?
日本の陸軍と海軍、何が違ったのか?
天皇と陸軍と革命思想
陸軍と満洲と社会主義
日本の終戦……アメリカに負けるか、ソ連に負けるか
ソ連の対日参戦は周知されていた
ソ連と日本の終戦〜北からの侵攻とシベリア抑留〜

7 名前:777

2025/02/19 (Wed) 06:18:25

特番『「茂木誠✕宇山卓栄、文明の衝突で読み解く世界史」進歩史観では説明できない世界史をどう解釈するか?』ゲスト:作家、予備校講師 茂木誠氏
松田政策研究所チャンネル 2025/02/17
https://www.youtube.com/watch?v=l4iBF70NTgM


日本人が知らない!「文明の衝突」が生み出す世界史 – 2025/1/24
茂木 誠 (著), 宇山 卓栄 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%E3%80%8C%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AE%E8%A1%9D%E7%AA%81%E3%80%8D%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BF%E5%87%BA%E3%81%99%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2-%E8%8C%82%E6%9C%A8-%E8%AA%A0/dp/4828426922/ref=sr_1_1?adgrpid=116854320675&dib=eyJ2IjoiMSJ9.X9GU9g7cZWDeCNBoQQ2P9EHDJdtKr7PHjK7Q7n4xEYwe7rpPksYSCj-zGadhTluRslfcTCz_lfsVXLyNxaPZst0ZEzZbjZgj0toz5EqQwQBilE7eDL9u8AYlKPwITKtjvwwnmjjvUV8WJ3_JDb4vFG5C42JQn3EdiGegajezhQySjNcNrBZzPANWeifd7eChpL1gzx-9Qbv6lckqiC00sUALw7dfk38STzI5eHeYcp65wULS79Z28begKx62FrtpRj7NNf2FR_uJD8GEkK-XU9F77DQp4FTnQeeahtu9bszRK2fvyuHVS_ZlxKu4sohZxMUB1X-R44LhG9CgoTbkmaFX7v1v0nyl4E3pkhxYM0YofYaO3205f1K60E-c3ymvfHstSR8KOxuqE9zMagAlZQ.xJ8kvgMfgPGhfZRvPK6W91C5X3ZDQviL_fccsW1xeGA&dib_tag=se&hvadid=678993969088&hvdev=c&hvlocphy=1028853&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=7186745521341515738&hvtargid=kwd-1089771577858&hydadcr=7151_13393732&jp-ad-ap=0&keywords=%E5%AE%87%E5%B1%B1%E5%8D%93%E6%A0%84+%E6%9C%AC&mcid=1e3ad6d803df3d8ba2be8c2e0658f61d&qid=1738827269&sr=8-1

人類5000年の歴史から国際情勢の真相を読み解く!
異色の予備校講師による白熱の「対談講義」

★中華文明VSインド文明の東南アジア
★アジア文明における日本文明の立ち位置
★西欧文明VS遊牧文明のロシア・ユーラシア
現在進行形の「対立」を分析、近未来を洞察する!

中国の朝貢冊封体制を脱した日本文明/儒学の理想は日本で体現され、中国では真逆が行われている
日本文明と中華文明の狭間に存在する台湾/扶南、チャンパーが東南アジアの中華文明圏化を防いでいた
神を信じるインド人と「この世」しかない中国人/ヒンドゥー文明圏とイスラム文明圏の対立
キリスト教は、多神教化されたユダヤ教/十字軍を行うほどグローバルなカトリック、そうでない正教
なぜラテンアメリカ諸国は「第3の白人文明圏」となったのか/アメリカの「マニフェスト・ディスティニー(明白なる使命)」

第1章 日本文明VS中華文明
第2章 中華文明VSインド文明・チベット文明
第3章 キリスト教文明圏VSイスラム文明圏
第4章 西欧文明VS東欧文明(スラヴ文明)
第5章 中南米文明、アメリカ文明VS日本文明

“新冷戦”の国際情勢を通史で解読!
世界は各地域で多くの対立状況が常態化する時代に突入した。
本書では、古代から現代までを俯瞰し、各地域・文明の対立の歴史を描き出す。
何度も繰り返された文明の対立は、何が原因で生じ、激化し、どう決着を見たか。
歴史上のファクト、エピソードを紐解き、根本に迫る。


8 名前:777

2025/04/13 (Sun) 16:12:18

【ダイジェスト版】茂木誠「戦争と平和の世界史」
2025/04/10
https://www.youtube.com/watch?v=NxxPNr_SJe8

9 名前:777

2025/04/22 (Tue) 13:23:28

茂木誠「日本人の本質―縄文の思考」
https://www.youtube.com/watch?v=372a0J33DG4&t=908s

10 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:29:38

植草一秀の『知られざる真実』2025年7月16日 (水)
「頑張った者が報われる」詭弁
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-223752.html

リバタリアニズムとリベラリズム。

リバタリアニズムは超自由主義と表現される。

「自由至上主義」、「自由尊重主義」、「自由放任主義」などと呼ばれることもある。

この思想は本来「自由主義(リベラリズム)=liberalism」と呼ばれていたものだが、20世紀になって経済活動への公的介入や所得の再分配を重視する社会民主主義や福祉国家思想がリベラリズムの名で呼ばれるようになった。

混同を避けるために英語圏で1970年代ころから「古典的自由主義」がリバタリアニズムと呼ばれるようになった。

フランス革命以来の近代市民社会において最も強く要請された憲法的価値は「財産権」。

フランス人権宣言第17条は

「所有は、神聖かつ不可侵の権利であり、何人も、適法に確認された公の必要が明白にそれを要求する場合で、かつ、正当かつ事前の補償のもとでなければ、それを奪われない。」

として財産権の不可侵性を宣言した。

リバタリアンは経済活動に対する国家の介入を最小限にすることを求める。

公権力が介入して税の形態で財産を奪うことを嫌う。

税で調達した資金を経済的弱者に再分配することを不当であると非難する。

ところが、20世紀になって財産権を制約する憲法上の立場が台頭した。


日本国憲法では第25条から第28条に、生存権、教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権を定めている。

そして、そのあとに第29条の財産権を定めている。

20世紀的基本権とも言われる生存権、社会権を先に規定し、18世紀的基本権と言われる自由権に属する近代的人権である財産権の規定を後に置いた。

その背景には次の考え方がある。

憲法は財産権を保障するが、それは、あくまで社会権と調和する範囲で保障するにすぎないということ。

20世紀的基本権である生存権等の社会権を重視する立場が示されている。

産業革命後に起きた経済の発展は貧富の差の拡大を招いた。

結果として、経済的弱者は存立さえ困難な状況に追い込まれた。

この問題を解消するために登場したのが社会権である。

20世紀に入り、各国で財産権に対する大幅な規制が認められるようになった。

莫大な資本力と財産を有する資本家が資本も財産も持たない無産労働者を搾取することを規制してはじめて、貧富の差の拡大を防ぐことができる。

経済的弱者の生存を支えることができる。

こうした経緯があって財産権を制約する社会権=20世紀的基本権が重く取り扱われてきた。

ところが、1980年代以降、20世紀的基本権を否定して、再び18世紀的自由権だけを尊重する思想が再浮上した。

この主張が新自由主義と呼ばれるものだが、これはリバタリアン思想とオーバーラップするものである。

18世紀的自由権を基礎に据え、これだけを尊重する立場からは財政活動による所得再分配が否定される。

しかし、市場原理にすべてを委ねれば貧富の格差は拡大するばかりであり、経済的弱者は生存さえ不可能な状況に陥る。

この現実を踏まえて20世紀的基本権が憲法上も重視されてきた。

そこに、さらに重大な状況変化が加わった。

所得分配の不平等が一気に拡大したのである。

企業の労働者と経営トップの賃金格差が劇的に拡大した。

さらに、所得の上位1%の者が占有する所得の比率が劇的に上昇した。

かつて経験したことのない所得格差が発生している。

このとき、20世紀的基本権を重視した所得再分配政策の重要性は一気に高まる。

格差が拡大している時代であるからこそ、より一層、所得再分配制度の重要性が高まっている。

しかしながら、他方で、1980年代以降に拡大された市場原理至上主義=リバタリアン思想が勢いを増している。

この問題を考えることが「正義について考える」こと。

より良い社会を構築するためにはリバタリアン思想ではなくリベラリズム思想が強く求められることになる。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-223752.html

11 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:37:22

戦前右翼の夢をひもとく 中島岳志さん【内田樹の談論風発18】
デモクラシータイムス (2025年7月8日収録)
https://www.youtube.com/watch?v=Wztrz5fJ9lE

内田さんの新著『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』を取り上げたところ、 3週続けて天皇にまつわる話題となりました。番組初めてのゲストとしてお迎えした中島岳志さんとの息のあった丁々発止は見応え抜群です。

  • 名前: E-mail(省略可):
茂木誠◆グローバリズム・ナショナリズム・右翼・左翼・共産主義・自由主義とは
1 名前:777

2023/12/09 (Sat) 20:24:22

茂木誠◆マトリックス思考で読み解く① 国際政治編◆グローバリズム・ナショナリズム・右翼・左翼・共産主義・自由主義 etc...
2023/12/07
https://www.youtube.com/watch?v=Ud5CXnwR03A

茂木誠◆マトリックス思考で読み解く② 日本政治編◆自民党・参政党・日本保守党 etc...
https://www.youtube.com/watch?v=WN_ZlR7XSA8


茂木誠先生・出版記念講演会(2023年11月18日開催 / 千田会×和の国チャンネル企画)より一部抜粋してお届けいたします。

【新刊!】
★茂木誠 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス(PHP研究所 / 2023年9月発売)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569855296

★茂木誠 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」(PHP研究所 / 2020年発売)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569847579/



【豪華対談①】三橋貴明×茂木誠×施光恒@大経連お披露目祭り
大経連 公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=RQ-q_EZEOaA

2023年9月23日に、東京プリンスホテルの"鳳凰の間"にて『第100回AT-1 / 大経連お披露目祭り』を開催いたしました。
「第一部」は【地政学と歴史から紐解くグローバリズム】というテーマでしたが、三橋先生の講演の後に三橋先生、茂木先生、施先生、古賀(大経連/代表理事)の4名でパネルディスカッションを行いましたので、その様子をダイジェストにまとめました

5 名前:777

2024/05/21 (Tue) 06:33:11

【グレートリセット】資本主義の崩壊は最終段階! 日本に迫る危機がヤバすぎる! 岸田政権共産化への道(及川幸久×石田和靖)
2024/05/20
https://www.youtube.com/watch?v=l4EITG-BosA



岸田首相の新しい資本主義というのはダボス会議で提唱されたグレートリセットと全く同じものだった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1717.html

これから起きるのは共産革命か?、資本主義のグレートリセットか?
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/160.html

グレートリセットは何故必要か _ 人口削減の原点 驚愕の実験 UNIVERSE25
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/725.html

グレートリセットは米国覇権の崩壊と多極化、中国の台頭を示すもの
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/504.html

グレートリセットで地球温暖化を防ぐ _ 世界人口を 3億人に減らすだけでなく、気候操作にも手を出すビル・ゲーツ
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/566.html

アングロ・サクソン人は最も高貴な人種、資本主義を大々的に「リセット」して劣等民族のアジア系やアフリカ系の人口を減らすのが急務
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/509.html

アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html



リバタリアニズム、リベラリズム、アナキズムの違い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14143354

茂木誠◆グローバリズム・ナショナリズム・右翼・左翼・共産主義・自由主義とは
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829270

左翼・新自由主義・グローバリズムは WOKE思想、文化共産主義、 文化マルクス主義なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830669

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済 の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

新自由主義の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/916.html

新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html

グローバリズムとは思想やイデオロギーではなく、単に労働者の賃金を下げるコスト削減の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14121597

グレートリセットがもたらす恐怖社会  中国のスマートシティ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091100

ダボス会議で進む日本の食の危機【東京大学大学院 農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘氏①】
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=saLZz5Ds1N0

我那覇真子 _ グローバリズムの実態
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841209

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056012

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427

【タブー視される悪魔の学問】 人間の命に優劣をつけた「優生学」とは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829705

接種者を死亡させ、人類の存続を危うくする薬を世界規模で接種させるのは誰か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14112398

【日本の危機】お注射強制でボロ儲けWHOと製薬会社! 闇のパンデミック条約は間もなく決まる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849337

6 名前:777

2024/07/07 (Sun) 15:23:35

無敵の太陽
2024年07月06日
「極右」は意外と常識的だった / マスコミの偏向報道に注意せよ!
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68963421.html

「極右」の正体とマスコミの偽造

Marine Le Pen 843Africans in the Netherlands 355
(左 : マリーヌ・ル・ペン / 右 : ヨーロッパに住み着いた移民 )

   7月7日に決選投票が行われるフランスの国民議会(下院/定数577)選挙では、反移民を掲げる“極右(extrême droite)”政党の国民連合(RN)が第1党に躍進するかも知れないと言われている。マリーヌ・ル・ペン(Marion Anne Perrine Le Pen)が率いるこの野党は、左派や中道だけでなく、保守陣営からも毛嫌いされいるようだ。フランスの庶民から支援を受けているのに、主流メディアは「ファシスト」や「レイシスト」のレッテルを貼ってル・ペン達を貶めている。

  移民や難民を矢鱈と擁護する毎日新聞は、外人排斥の国民連合を憎んでいるのか、「脱悪魔化」を図って勢力を伸ばしている、と嫌みを述べていた。(岡大介 / 宮川裕章「フランス極右、躍進背景に『脱悪魔化』戦略 総選挙、過激主張控え」毎日新聞2024年7月1日)日本のマスコミは前々から、「反権力」を看板にし、「庶民の味方」を気取っている。だが、夜の料亭では自民党の幹部と親しく、「リベラル左翼」を演じる与党の応援団となっているのだ。岸田文雄とナベツネの関係を見れば明らかだろう。

  本来なら、移民の流入で苦しむ庶民を助ける論調を展開すべきなのに、日経新聞などは低賃金の労働者を求める財界に追随し、「差別はいけません!」と説教を垂れる。朝日新聞はベトナム人留学生をコキ使って30万分ほど配達させていたという。朝日の販売店で働くベトナム人の中には、原付バイクどころか電動アシストも無い自転車で配達を命じられていたのだ。(出井康博『移民クライシス』角川新書、2019年、p.25.) 朝日奨学会はベトナム人留学生を支援しているというが、実際は奨学金を与えてコキ使える労働者を確保しているんじゃないのか?

  時事通信社は治安が悪化したフランスを知っているのに、有色人種の移民に同情を寄せているから、実際上は「庶民の敵」でしかない。時事通信社の記事によれば、2022年における移民の数は約700万人へと達し、総人口の約10%を占めるというが、その大半は旧植民地のアルジェリアなど北アフリカ出身の外国人である。過去20年間で約250万人も増加したというから凄い。(ただ、過去50年間とか100年間に流入した非西歐系移民の数と混血児の数が明らかになっていないので、マスコミが伝える「移民の割合」というのは“まやかし”である。)

  北フアリカや中東アジアからの移民が増えれば、それに比例して現地白人との軋轢や犯罪件数も増えるから、先祖代々フランスで暮らすケルト系フランス人にとったら深刻な脅威に違いない。高学歴の日本人は日教組によってクルクルパー二されているので解らないが、どうしてフランスやドイツ、ネーデルラント、スウェーデンが「白人国家」であると“いけない”のか? 日本の会社員がニジェールやベニンに派遣されれば判るけど、“黒人だらけ”の村や部族社会なんて珍しくもない。普通の日本人はウガンダの国境を越えてルワンダ、さらにブルンジに進んでも、住民の“違い”なんて判らず、単に「黒人ばかりのアフリカだなぁ~」と思うくらいだ。言語や文化が違っていも、そんな区別に気づかない。

  しかし、時事通信社は西歐諸国がヨーロッパ人の社会だと気に食わないのだろう。日本のマスコミは何の説明も無く「ガリア人のフランス」を否定し、移民を嫌う者やその増加に反対する者を「差別主義者」として糾弾する。(いずれ主流メディアは「日系日本人の日本」を否定するだろう。「日本は日本人だけの国じゃない!」とね。まぁ、フジテレビだって今や「日本のテレビ局」じゃなく、外国人や帰化人の株主が支配する「無国籍放送局」となっているから。) 共同通信社の記事は「ミシェル」というパリ郊外に住む高校教師の発言を紹介していた。

 ミシェルさんは「フランスは移民のせいで騒がしくなった。静かな頃が良かった」と話し、小声で「フランス人というのは、私のような肌の色の人間のことだ」とささやいた。(「有権者、移民増に不安募る 極右躍進の背景―仏総選挙」時事通信 2024年07月03日)

 2023年の世論調査では、「フランスには外国人が多すぎる」という回答が全体の66%を占め、「自分の国にいる気がしない」と答えた人は64%だった。RN支持者に限ると、どちらも90%台となっている。それもそのはずで、パリ市内はアフリカやアジアからやって来た難民で溢れている。福祉目当ての難民は路上浮浪者となり、左翼に支えられたテント生活だ。道路を歩く一般市民にしたら、目を背けたくなる風景でしかない。簡易テントには水洗便所が無いから、路上の生活者は近くの道路か空き地で大便や小便を垂れ流す。糞尿の臭いが漂うパリなんて、200年前に戻ったみたいだ。愛国者のフランス人は不満を漏らすが、二階のベランダから便器を逆さにする人がいないだけマシだろう。

  ただし、これらの外人は非常に厄介だ。彼らは何らかの要因で火がつく。役人と揉めたり、警官に射殺されると、なりふり構わず怒り狂う。感情的になった移民や帰化人は暴力沙汰に走りやすい。普段から我慢を重ねてきた有色人種は、ここぞとばかりに路上に駐めてあったクルマを破壊しするし、商店に放火して品物を盗んだりする。日本では考えられないが、恒例行事のように放火暴動が起こっているのが現代のフランスだ。温和なフランス人でも「排外主義者」になってしまうだろう。

  今では、すっかり「営業保守」が板についた産経新聞も、国民連合(旧「国民戦線)を「極右」と呼んでいた。雑誌『正論』の影響もあって、保守派国民は産経新聞を「保守的メディア」と勘違いするが、この新聞社には左翼分子が結構潜んでいる。朝日新聞に採用されなかったから“仕方なく”産経に入った、という社員もいるから要注意だ。(産経新聞の「裏顔」については別の機会で述べたい。)

Jean Marie Le Pen 1(左 / ジャン・マリー・ルペン)
  フランスへ派遣された山口昌子(やまぐち・しょうこ)などは、「朝日新聞のパリ特派員」になってもおかしくない。自覚無き左翼分子みたいに、彼女は前々から国民戦線のジャン・マリー・ルペン(Jean-Marie Le Pen)や娘のマリーヌ・ルペンを「右翼」とか「極右」と呼んでいたのである。(山口昌子 「マリーヌ・ルペンの行方」『ふらんす』2018年5月号) 現在、パリ支局長を務める板東和正も、ジョルダン・バルデラ(Jordan Bardella)率いる国民連合を「極右」扱いだ。そして、「極右政党」の印象を読者に植え付けるため、ジャン・マリー・ル・ペンの「反ユダヤ主義」を持ち出す。

  国民戦線の初代党首を務めたルペン氏の父は反ユダヤ主義発言を繰り返した。ルペン氏は党首に就任後、イメージ刷新を図るために父を党指導部から追放したが、「ヘイトの党」のイメージは付きまとった。このためバルデラ氏は、反ユダヤ主義に反対するデモ行進に参加するなど党の人種差別的な印象を払拭する努力を続けている。(板東和正「フランス下院選で躍進予想の極右「国民連合」28歳バルデラ党首 SNS駆使で幅広い支持」産経新聞2024年6月28日)

  一般の日本人は「反ユダヤ主義」を耳にすれば、即座に「ネオナチ」を連想し、極悪非道の「差別主義者」と断定する。しかし、反ユダヤ主義は国民戦線だけの“売り”じゃない。千年以上も前からヨーロッパ全体に染み渡っている庶民感情だ。西歐世界を形成したゲルマン人やケルト人が、傲慢不遜の“異人種”を嫌っても、それは自然な感情である。それに、エジプト人やトルコ人に加え、アラブ人やペルシア人が嫌っていたことは秘密ではない。イスラエルに住むユダヤ人も人種差別論者で、彼らはアフリカ黒人を心から憎んでいる。ソマリアやエチオピアからの難民が侵入すれば、容赦なく門前払いにするし、難民申請をした者でも、色々な理屈を捏ねて“国外追放”だ。ユダヤ教のラビでも「黒ん坊」を「クシュ(kush / cush)」と呼んで蔑むし、青空市場オッちゃん達も、平気な顔で「ケダモノ」扱いである。

「右翼」の定義とは?

  ヨーロッパのみならず、アメリカや日本でも「右翼」と「左翼」の定義は曖昧だ。解釈する人によってまちまちで、役所による公式な定義も無い。それでも、歴史を振り返れば、ちょっとだけ解る。そもそも、「右翼」と「左翼」の名称は、フランス革命の三部会に遡る。議長席から見て「右側」に「旧体制(Ancien Régime)」の擁護者、つまり国王の権力を維持したい貴族や聖職者が坐り、「左側」には既存の体制を変革したい者、すなわち君主政を否定し、人民主体の共和政を樹立したい勢力が並んでいたから、「右翼」と「左翼」の名称が生まれたようだ。

  本来なら、フランスの「右翼政党」は王室の復活を望む組織であるはず。フランスには弱小勢力だが、「王党連合(Alliance Royale)」という政党があり、カトリック作家のイヴ・マリー・アデリーヌ(Yves-Marie Adeline Soret de Boisbrunet)が党首となっている。だが、この政党が「極右」と呼ばれてマスコミの話題にのぼることはない。歐米や日本のマスコミは、有色移民の排斥を訴える集団を「右翼」と称する。でも、革命によって誕生した共和政を肯定(支持)する政党を「右翼」と呼ぶのはおかしい。ARの党員なら、オルレアン公爵フィリップ(Louis Philippe Robert, duc d'Orléans)やギーズ公爵ジャン(Jean Pierre Clément Marie, duc de Guise)のような貴族を国家元首にしたいと望むはずなんだが、ジャン・マリー・ル・ペンや他の「右翼」議員達は、ブルボン王家の復活を求めたことはないし、政教分離の原則である「ライシテ(laïcité / 非宗教性)」を廃止すべし、と主張したこともなかった。

  では、日本人が思い描く「右翼(or極右)」とは何か? おそらく、国家主権を強調する国粋主義者とか軍国主義を掲げる保守勢力、外国人排斥を訴えるネオナチ集団、国家宗教を信奉する王政支持者、人民を弾圧するファシスト軍団といったイメージが大半だろう。特に我が国では、北方領土の奪還や皇室支持を熱烈に訴える「街宣右翼」が一般に知れ渡っているので、近寄りたくない“怖い集団”といったイメージが強い。

  しかも、反日思想に燃える学校教師が、アジアを侵掠した「軍国主義者」とか、自由を弾圧する「全体主義者」を「右翼」と教えているので、「日の丸」を掲げたくらいでも「右翼」認定だ。それなら、星条旗を掲げたアメリカ人は全員「右翼」となるはずなんだが、歐米人だと問題無し。イタリアでは共産主義者でも国旗を愛しているのに、我が国では「危ない人」なんだから、ミレニアム世代が反撥しても当然だ。

  現在の我々が使っている「右翼」と「左翼」という政治用語は、第20世紀初頭に定着した言葉であるらしい。「右翼」は国家の秩序や伝統、歴史、宗教などを重視する勢力で、君主政国家なら王室を支持する人々だ。共和政国家なら「保守義者」とか「権威主義者」と評される党派で、愛国心や言論の自由、家族の絆、信仰心、伝統文化、社会規範、民族の歴史などを大切にする。

  もちろん、どの国にも碌でなしやゴロツキ連中はいるから、白人であることだけが自慢の“愚連隊”や、下品を自覚しない“匪賊もどき”が存在する。スキンヘッドの“碌でなし”であれば「極右」と呼んでも構わないが、自国の民族性や文化を守ろうとする「良識派」まで「極右」と呼ぶのは間違いだろう。出稼移民や経済難民を嫌う点からみれば、上流階級の紳士淑女も「右翼」だ。三井、住友、岩崎などの旧財閥系家族や高級国民の御子息や御嬢様だって“排外主義者”のレイシストである。彼らは最初からアジア人とは付き合わないし、住む地域(警備会社に守られた高級住宅地)も違えば、通っていた学校(名門私立の特権校)だって別世界だ。つまり、“接触”する機会が無いから“差別主義者”と呼ばれないだけである。

  抽象的に論じると解りづらいが、「右翼」を参考にすれば「左翼」の正体が見えてくる。左翼政党だと人権や改革を掲げる社会主義者とか、移民難民を擁護する博愛主義者、国籍や性別で人を判断しない平等主義者といったイメージがあるけど、これらは左翼学者が一般人に刷り込んだ幻想である。

  フランス革命の時、人民(「庶民」とか「平民」)を代表する山岳派やジャコバン派などは、「民衆の味方」を装っていたが、実際は忌々しい貴族や聖職者を倒して、自分たちの天下にしようと画策した野心家だ。イポリット・テーヌ(Hyppolyte A. Taine)の『近代フランスの起源(Les Origines de la France contemporaine)』などを読めば判るけど、民衆を搾取・弾圧する支配者貴族というのは作り話で、たいていは地元の百姓を大切にする領主様だった。

  一方、平民を代表するフリをしていたロベスピエール(Maximilien Robespierre)やサン・ジュスト(Louis Antoine Léon de Saint-Just)などは、恐怖政治を引き起こした過激派であり、民衆を不幸に導くだけの悪党だった。昔のロベスピエールは人民蜂起の正当性を強調していたのに、ジャコバン・クラブの指導的理論家になると、民衆の蜂起は無政府主義的で制御不能となる暴動と見なしていた。あれだけ国民主権の憲法を云々していたのに、この法律家ときたら「反革命容疑者を逮捕するためなら、法令など不要だ」と言い出した。(マルク・ブゥロワゾ『ロベスピエール』遅塚忠躬 訳、白水社、1958年、p.81.) ということは、ロベスピエールが恣意的に「こいつは反革命分子だ!」と認定すれば、令状無しに逮捕できるという訳だ。彼の匙加減で「不逞の輩」と呼ばれるなんて恐ろしい。

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(左 : マクシミリアン・ロベスピエール / サン・ジュスト / グレゴワール 神父 / 右 : ジョセフ・フーシェ )

  「人民の味方」には怪しい人物が本当に多い。例えば、ジャコバン派に与したアンリ・ジャン・バプティスト・グレゴワール(Henri Jean-Baptiste Grégore)神父は、ユダヤ人を擁護して権勢を得ようとする悪徳聖職者だった。ユダの金貨に敏感な聖職者というのは、今も昔も変わりがない。オラトリオ教団で聖職者を目指していたジョセフ・フーシェ(Joseph Fouché)も権力志向の野心家で、総裁政府時代には警察長官にまで昇り詰めていた。日本の教師は弁護士上がりの革命家を人民の為に戦った勇者と讃えるが、実際は人民の生活を不幸にし、社会秩序を破壊した逆賊でしかない。革命後のフランスは、頻繁に政体が変わり、戦争の度に国力が低下する有様だった。第二次世界大戦の時、アメリカ軍の兵卒は情けないフランス人を鼻で笑っていたものだ。

  フランス人はお得意の口論でフランスの「偉大さ(grandeur)」とか「デモクラシー」を自慢するが、フランスが“偉大”だったのは強力な支配者が君臨した時代ばかりだ。カール大帝やフィリップ・オーギュスト、フィリップ4世、アンリ4世、太陽王ルイ14世などを思い出せば判るだろう。大統領になったド・ゴール将軍も、国王並みの大統領制にして政治の安定を図った。元々、ヨーロッパは王国が普通で、王様を戴く君主政が似合っている。日本では社会主義者や共産主義者を排したフランコ将軍が不評で、人民を弾圧する“ファシスト”のレッテルを貼られて“独裁者”と呼ばれていたが、将軍のお陰でスペインは悲惨な政体から逃れることが出来たのだ。

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(左 : レオノール王女 / 中央 : 軍服姿のレオノール王女 / 右 : フェリペ6世とレティシア妃 )

  フランコ将軍が亡くなった後、その遺言によりスペインは王政復古となったのは、ご存じの通り。共和政を守りたい左派陣営は、ブルボン家のファン・カルロス1世(Juan Carlos I)が王座に復帰したことで地団駄を踏んで悔しがったが、一般国民は王様が戻ってきたことで万々歳。正常なスペイン人で、フェリペ6世とレティシア妃を追放したいと望む者はいないだろう。日本人だって来日した国王夫妻を目にして喜んでいた。それに、成人に達したレオノール王女は庶民のヒロインだ。彼女は陸軍の士官学校に入り、その後に空軍や海軍の士官学校でも訓練を積むというから、一般国民は尊敬の眼差しを向けている。王族を抹殺したフランス人は、ロイヤル・ファミリーの巡幸に喜ぶイギリス人やスペイン人を眺めて羨んでいる。

左翼陣営を先導するユダヤ人

  日本の新聞やテレビが国民連合を「極右」と呼ぶのは、フランスの主流メディアがそう評するからで、日本人の特派員や編集者は深い考えも無く、ただ“惰性”的に「極右」と報じているだけだろう。しかし、フランスでの評判には“裏”がある。移民や難民を排斥する「保守派」が「極右」と呼ばれるのは、マスコミが左巻きのせいもあるが、政財界や教育界、ショウビズ界にユダヤ人がたくさん潜んでからだ。

  昔からヨーロッパ各地に住み着くユダヤ人は、キリスト教徒の地元民から毛嫌いされていた。ケットーに住む“賤民”が厭なら、さっさとイェルサレムに帰ればいいのに、愚痴をこぼしながらヨーロッパに居坐っている。ガリチア地方やロシアの田舎で「ポグロム」が起これば、ユダヤ人は大量虐殺の憂き目に遭うが、それは自分の国を持たなかった天罰だ。ワイマール時代に悦楽を享受したユダヤ人は、ナチスが台頭すると、その生活は一変した。ユダヤ人の血統に属する者は、大学教授だろうか裁判官だろうが、ドイツ国民の権利を剝奪され、国外追放か強制収容所送りだ。戦中・戦後に大勢のユダヤ人がドイツから脱出したが、ブリテンやアメリカ、オーストラリア、カナダの民衆は、穢らわしいユダヤ人を歓迎せず、船で期待を膨らませるユダヤ人は絶望で涙を流す。彼らは上陸を許されず、そのまま追い返されることもあった。

Frank Lautenberg 11( 左 / フランク・ラウテンバーグ )
  こうした辛い境遇に遭ったので、ユダヤ人は難民が苦労しないよう「世界人権宣言」や「難民条約」の草案に奮起した。つまり、将来、「難民」となった同胞が排斥されぬよう、手厚い受け容れ体制を整えたという訳だ。「HIAS(ヘブライ移民支援協会Hebrew Immigration Aid Society)」や「JOINT(米国ユダヤ共同配給委員会American Jewish Joint Distribution Committee)」といったユダヤ人団体は、色々な人脈や資金を使い、憐れな同胞を手助けし、豊かで快適な西歐諸国へ移住できるよう取り計らっていた。上院議員だったフランク・ラウテンバーグ(Frank R. Lautenberg)は、ソ連から逃げ出したユダヤ人が、アメリカへ入国できるよう法案を作成したが、西歐系アメリカ人にしたら大迷惑だ。なぜ、ソ連のユダヤ人は同胞が建国したイスラエルに向かわなかったのか? ちなみに、ラウテンバーグ議員は「United Jewish Appeal(ユダヤ人の慈善団体)」の元会長で、彼の両親はポーランドやロシアからのユダヤ移民であった。

  歐米諸国にタカるユダヤ人は、同胞の難民を門前払いにした西歐人を赦せない。祖先の悲惨な歴史を学ぶ現代のユダヤ人は、国家の門戸を閉鎖する者を「偏狭な国粋主義者(ナショナリスト)」と非難し、異民族を排斥する勢力を「白人至上主義者」とか「人種差別主義者」と蔑んで叩く。

  フランスにはロスチャイルド家の金融業者だけではなく、各業界にユダヤ人がウジャウジャいる。日本の一般国民は祖先の血統や素性まで調べないから、「フランスの著名人」と紹介されれば、素直に「フランス人」と思ってしまうが、大学教授や作家、評論家、知識人の中にはユダヤ系の人物が結構多い。

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(左 : ジャック・アタリ / ギ・ソルマン / クロード・レヴィ・シュトラウス / 右 : ミシェル・ウィノック )

  例えば、日本でも著書の翻訳が出ているジャック・アタリ(Jacques Attali)やエマニュエル・トッド(Emmanuel Todd)、ギ・ソルマン(Guy Sorman)、クロード・レヴィ・シュトラウス(Claude Levi-Strauss)なら一般国民でも馴染みがあるだろう。読書家の学生ならチュニジア出身のユダヤ人作家アルベルト・メンミ(Albert Memmi)や哲学者のジュリアン・ベンダ(Julien Benda)、歴史家のミシェル・ウィノック(Michel Winock)、左翼陣営が持て囃すベルナルド・アンリ・レヴィー(Bernard-Henri Lévy)、移民問題でよくマスコミに登場するパトリック・ヴェイル(Patrick Weil)を知っているはず。社会学者のドミニク・シュナペール(Dominique Schnapper)は結婚で姓が変わったが、有名な政治学者であるレイモン・アロン(Raymond Aron)の娘だ。

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( 左 : ベルナルド・アンリ・レヴィー / パトリック・ヴェイル / レイモン・アロン / 右 : ドミニク・シュナペール )

  こうしたユダヤ人あるいはヨーロッパ人の家系に潜り込んだ半ユダヤ人は、多民族から成るフランス共和国に好意的で、様々な移民がもたらす異質な文化を歓迎する。彼らは多民族主義がフランス社会を豊かにし、世界中の人々を魅了すると思っているのだ。しかし、第三世界の文化や人種の多様性は、フランス社会を発展させるどころか、逆に混乱をもたらし、国家の衰退を招く。日本人が尊敬するのは王政時代に醸し出された文化や建築物で、アラブ人やアフリカ人が持ち込んだイスラム教やラップ音楽ではない。

  君主政のフランスを継承するフランス人は、先祖が守ってきたフランク王国のガリアを愛し、自然な感情でナショナリズムへと傾く。アルジェリアやモロッコ、トルコ、シリア、イラク、レバノンからやって来た移民にとって、クローヴィス1世やカール・マルテル、フィリップ美王、シャルル5世などは“外人の親玉”に過ぎない。宗教面でもガリカニスムどころか、ローマン・カトリック教会にも縁の無い人々だ。たとえ、カトリック信徒であっても、ギニア人とかスリランカ人といった異人種だと、フランスの教会に属するキリスト教徒ではない。ユダヤ人なんかは親がカトリックに改宗し、フランス語を流暢に話しても、所詮、「ユダヤ人」のままである。

  我々日本人がフランスの「ナショナリスト」について説明を受ける時、その講釈師となるのは、常に左派の知識人である。有名な愛国者のモーリス・バレス(Maurice Barrès)は「反ユダヤ主義の極右」と評されるし、「アクション・フランセーズ(Action Français)」は君主政の復活を目指すレイシストの組織だ。シャルル・モーラス(Charles Maurras)も反ユダヤ主義者のファシスト扱いである。アンドリュー・ナップとヴィンセント・ライトによれば、第三共和政の時代に生きるナショナリストは、フランスの病根としての「スケープゴート」を探していたそうだ。

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(左 : モーリス・バレス / 中央 : シャルル・モーラス / 右 : フランスのユダヤ人)

  シャルル・モーラスにとっては、ユダヤ人やフリーメイソン、プロテスタントであり、ヴィシー政権にとってはユダヤ人とフリーメイソン、国民戦線にとっては、北アフリカ移民やユダヤ人である。 (Andrew Knapp and Vincent Wright , The Government and Politics of France, 4th Edition, New York : Routledge, 2003, p12.)

  フランスの知識人にとって、民族主義や人種主義に基づくナショナリズムは、危険かつ唾棄すべき異端思想である。「コスモポリタン(グローバル浮浪者)」を理想とする政治学者は、「排除のナショナリズム(nationalisme d'exclusion)」とか、「アイデンイィティーを重視するナショナリズム(nationalisme identitaire)」、「過去に戻ろうとするナショナリズム(nationalisme de repli)」といった言葉を用いて“右翼政党”に惹かれないよう釘を刺す。そもそも、小学校から大学まで、教師のほとんどがブルボン王朝の否定派や政教分離派の「左翼」なんだから、保守派勢力は彼らの「敵」である。

  日本もそうだけど、ヨーロッパの「左翼」には“ポジティヴ”なイメージが多い。ヨシフ・スターリンや毛沢東の支配を見れば判るのに、「革新勢力」とか「人権」「平等主義」「進歩思想」「社会正義」などの言葉で飾られている。レオン・トロツキー(本名 : Lev Davidovich Bronstein)は未だにユダヤ人マルキストの英雄で、スターリンは嫌いだけど、トロツキーは大好きという知識人が多い。キューバの革命家であるチェ・ゲバラ(Ernesto Guevara)も妙に有名で、日本のロック・ミュージシャンでも、訳も知らずにゲバラの顔写真が印刷されたTシャツを着て喜んでいる。日本でも人気が高いジャン・ポール・サルトル(Jean-Paul Satre)なんかは、口先だけのユダヤ知識人なのに、進歩的文化人は矢鱈と褒めていた。シモーヌ・ド・ボーボワール(Simone de Beauvoir)なんてフェミニストの哲学者を気取っていたけど、私生活ではサルトルのパンツでも洗っていたのだろう。

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(左 : レオン・トロツキー / チェ・ゲバラ / ジャン・ポール・サルトル / 右 : シモーヌ・ド・ボーボワール )

  一方、保守政党や保守派団体には、“侮蔑的”な論評が多い。日本だと神道は未開部族が尊ぶ土俗宗教、あるいは低級なアニミズム(自然界の精霊を崇める信仰)であり、皇室は古代社会の遺物くらいの認識だ。敗戦後、学校教師が江戸城を「宮城」じゃなく「皇居」と呼ぶのは、縄文時代の「竪穴式住居」を生徒に連想させたいからだろう。封建主義は抑圧的で暗黒のイメージがあるけど、民主主義となれば明るく楽しい政治制度で、みんなが活き活きと暮らす理想社会だ。保守派国民と結び附くのは、好戦的な「軍国主義」で、「占領憲法を廃止せよ!」と叫んだら狂人扱いだ。その他にも「保守主義」といったら、社会の進歩を妨げる「因習維持」、女性を家庭に縛り付ける「男尊女卑」、不合理な慣習や悪弊に囚われた「伝統主義」、革新勢力に抵抗する「保守反動」、不平等社会を肯定する「権威主義」、外国人を差別する「民族主義(排外主義)」など、ネガティヴなイメージが纏わりつく。

  常識を有するカタギの人間に育てば、左翼陣営の主張や思想は“常識外れ”で“異常”と判る。しかし、蛸壺型の教師に感化された子供は、大人になっても赤い呪縛から逃れることはできない。サッカーのワールド・カップの時には、日の丸を振って日本代表チームを応援しているのに、卒業式だと担任教師が国旗掲揚や国歌斉唱に反対したりするんだから、中学生だって唖然とするだろう。広島県の世羅高校では、卒業式の国歌斉唱や国旗掲揚で揉めたそことがあり、文部省と教職員との板挟みになった校長が、自殺するという事件が起きてしまった。日本の教育界は本当に酷く、日教組の委員長を務めた槙枝元文(まきえだ・もとふみ)は、北鮮の金日成を崇めていたし、山梨県の教職員組合で権力を誇っていたのは民主党の輿石東だ。

  今では信じられないが、昭和時代だと社会党に“勢い”があって、「非武装中立」とか「国軍反対」など馬鹿げた主張を繰り返していた。昔、「憲法九条学者」と揶揄された土井たか子は、金日成の北朝鮮やチャウシェスクのルーマニアを賛美していたが、それなら社会党員は日本国籍を捨てて北鮮や東歐に移住すればよいのに、誰も日本から出て行かなかった。社会党には「女性の地位向上」を主張するフェミニストや、朝鮮人差別を糾弾する「人権派弁護士」なんかがいたけど、北鮮に攫われた女子供を救おうとする議員は皆無だった。土井委員長自らが、北鮮に内通する売国奴であったから、拉致被害者の家族は驚きを隠せない。たぶん、拉致被害者には「人権」とやらが無いのだろう。でも、社会党の議員は「弱者救済」が“売り”だったのにねぇ~。田辺誠や高沢寅男なんかは、「北鮮の代議士」と呼んでもおかしくない議員だった。

  アメリカの大学も左翼思想による“汚染”が非常に高く、ユダヤ人学者は左翼陣営の中核を成している。ある者は資本制経済に反対するし、別の者は階級逃走に執念を燃やしていた。それなら、故郷のイスラエルに移住すればいいのに、親子代々、欧米社会に住み着きながら西歐白人に怨みを抱くなんて、骨の髄まで精神がおかしい。日本人が憧れるアイヴィー・リーグは左翼の巣窟だ。政治学や社会学の分野には、黒人を利用するユダヤ人が盤踞するし、フランクフルト学派のユダヤ人は、単純なアメリカ人を洗脳し続けている。ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)とかサウル・アリンスキー(Saul Alinsky)、スーザン・ソンターグ(Susan Sontag)、デボラ・リプシュタッド(Deborah Lipstadt)、アーサー・リープマン(Arthur Liebman)、ロバート・ウィストリッチ(Robert Wistrich)、フランチェス・フォックス・ピヴン(Frances Fox Piven)など、数えだしたらキリが無い。

Saul Alinsky 213Susan Sontag 54Frances Fox Piven 22Robert Wistrich 324
(左 : サウル・アリンスキー / スーザン・ソンターグ / フランチェス・フォックス・ピヴン / 右 : ロバート・ウィストリッチ )

  黒人にも極左分子やマルキストが結構多く、「エスニック研究」の学部は彼らのアジトだ。こうした分野には“優秀”な白人教授は寄りつかないから、ユダヤ・マネーに依存するヘンリー・ルイス・ゲイツ(Henry Louis Gates, Jr.)教授とか、トリニダード出身の社会主義者シリル・ライオネル・ロバート・ジェイムズ(Cyril Lionel Robert James)、極左マルキストのコーネル・ウェスト(Cornel Ronald West)教授みたいな奴ばかり。日本人には「アメリカ白人」に見えるウォード・チャーチル(Ward LeRoy Churchill)は、マスコギー族やチェロキー族の血が混じったインディオ系の白人極左だ。9/11同時多発テロの時には、テロリストを擁護する論評を発表して騒動を引き起こしていた。しかも、論文の剽窃問題や不正行為が発覚したので、チャーチルは勤務先のコロラド大学から解雇される破目になった。

Henry Louis Gates, Jr 001Cornel West 1Ward Churchill 4345Cyril Lionel Robert James 1
(左 : ヘンリー・ルイス・ゲイツ / コーネル・ウェスト / ウォード・チャーチル / 右 : シリル・ライオネル・ロバート・ジェイムズ )

  アメリカの教育界は狂っているので、極左の活動家や前科者でも大学に雇われ、学生を指導する教師になれる。例えば、元テロリストのバーナディーン・ドーン(Bernardine Rae Dohrn / 旧姓Ohrnstein)はその典型だ。彼女はユダヤ人の父親とスウェーデン人の母親との間に生まれた混血児。学生時代から札付きの左翼で、悪名高き「Revolutionary Youth Movement」にのめり込んだ。しかも、左翼ユダヤ人が集まる「SDS(Students for a Democratic Society)」にも属していたから、筋金入りの左翼と言えよう。また、ドーンはビル・エアーズ(William Charles Ayers)が率いる過激派組織「ウェザー・アンダーグラウンド(Weather Underground)」のメンバーとなり、FBIから「危険人物」と見なされていた。指名手配を受けたドーンは偽名を使いながらの逃亡犯となる。しかし、1969年に麻薬所持でシカゴ警察に捕まってしまい、有罪判決を受けて刑務所送りだ。

Bernardine Dohrn 0032Bernardine Dohrn & Bill Ayers 66432Bernardine Dohrn & Bill Ayers 77432
(左 : バーナディーン・ドーン / 中央 : ビル・エアーズ夫妻と子供 / 右 : バーナディーン・ドーンとビル・エアーズ)

  左翼活動家には、金持ちの支援者や有力者に“コネ”を持つ人物がいる。服役後、ドーンはシャバに出ると法律事務所の「Sidley Austin」に就職できた。というのも、夫であるビル・エアーズの父親トマス・エアーズ(Thomas G. Ayers)が口利き役となっていたからだ。(トマスは電子部品を販売する「Commonwealth Edison」のCEOを務めた人物。一方、放蕩息子で碌でなしのビルは、シカゴで黒人を“オルグ”していたバラク・オバマの師匠だ。劣等生のオバマが書いたとされる自伝は、ビルが幽霊作家となって出版させた代物である。)

  ドーンは前科者なのでイリノイ州の法曹界には入れなかったが、ノースウェスタン大学に潜り込むことができ、ロー・スクールの准教授になれた。2010年、ドーンは「NewsClic India」のインタヴューを受けたが、その中で「真のテロリストはアメリカ政府よ!」と述べていた。日本人が聞けば「お前が言えた身分か!」と呆れてしまうが、ドーンはアメリカ社会を憎む極左分子だ。ピューリタン倫理に基づく社会や歴史を愚弄し、奴隷制や拝金主義にまみれた過去を糾弾する。自分が兇悪なゴロツキだったのに、「国家テロ」を咎める立場にあるのか? 郵便局強盗が銀行強盗を批判するようなものだ。

  教育界というか左翼業界には、こんな過激派や準テロリストが結構多いのに、マスコミの報道では“左翼議員”や“左翼知識人”に対する辛辣な批判は無い。日本の報道番組も酷く、上院議員のオバマが大統領選挙に出馬した時も、「準テロ組織と昵懇の赤い黒人」とか、「業績も無いのに法律雑誌の編集長になったズル学生」という批判すら無かった。

  ちなみに、「民族研究」の学科に進むのは、学力不足の劣等生が多く、白人への怨念を綴ればOKだ。恨み節を書けば“好成績”を取れるので、ヒスパニックや黒人のダメ学生でも“優等生”になれる。日本も同じで、一橋大学や早稲田大学で民族問題や移民支援を専攻する学生なんか、使い物にならないボンクラばかりだ。たとえ“学士様”になっても、三井物産とか住友商事、野村證券、トヨタ自動車、三菱UFJ銀行といった有名企業に採用されるとは思えない。大半は指導教授の“ポチ”に成り下がり、安月給の専任講師くらいだろう。確実な出世を望むなら、長老教授に尻尾を振るか、その娘婿になって教授に昇進するかだ。

  『紀要』に投稿した“クズ論文”なんか誰も読まないけど、それを何本か束ねて書籍にすれは、立派な“業績”になる。これなら漫画家の方がよっぽど偉い。実力が無いと『ヤング・ジャンプ』や『少年マガジン』に採用されないし、不人気だと即「連載中止」だ。でも、左翼教授には明石書店や未来社といった御用出版社が附いているから大丈夫。クズ本は授業の「教科書」となるし、購読者は抵抗できない学生ときている。指定文献の「民俗学入門」とか「国際政治学概論」は、新品だと4千円か5千円くらいするのに、ブックOFFに持って行くと「買取価格」が100円か50円となる。これじゃあ、ゼミの学生は泣けてくる。ラーメン屋のオヤジは税金を払いながら、新宿や渋谷の激戦区で毎日“競争”しているのに、目黒の駒場村では三流学者が研究費を貰いながの道楽三昧だ。インボイスで苦しむ自営業者は今こそ、プロレタリア革命を呼びかけよ! でも、東大の教授は同調しないだろう。意外と現状維持の“保守的”だったりして。

外人との共存は厭だ

  脱線したので元に戻す。「右翼」と評される保守派と違って、社会主義者や共産主義者に世間の批判が向かわないのは、小学校から大学まで、ほぼ左翼知識人で占領されているからだ。具体例を挙げて説明すると長くなるから省略するが、ポール・ホランダー(Paul Hollander)の『Political Pilgrims』やセイモア・マーティン・リプセット(Seymour Martin Lipset)の『Rebellion in the University』、ドナルド・アレクサンダー・ドーンズ(Donald Alexander Downs)の『Cornell'69』、デイヴィッド・ホロウィッツ(David Horowitz)&ジェイコブ・ラスキン(Jacob Laskin)の『One-Party Classroom』を読んだだけでも、アメリカの大学が如何に左傾化しているのかが判る。

  となれば、「移民反対」を掲げる政党は、どれもこれも「右翼政党」か「極右団体」と評されてしまうだろう。日本の大学は本当に異常で、移民問題を扱う教授だと、全体の90%から98%くらいが移民擁護派で、移民排斥を論じる教授なんて皆無に等しい。本来なら、50%くらいが“保守派”の教授で占められ、移民の輸入が如何に有害であるかを論ずるはずなのに、TVの報道番組に出てくるのは外人の支援者ばかりだ。

  自然科学の授業と違い、政治学や法学、社会学、教育学といった文系の授業では、教師の思想や趣味が紛れ込む。眼に見えないウイルスに感染したのと同じで、たとえ即座に発病しなくても、何年後かに発症するタイプもある。高校生や大学生といった初心(うぶ)な“畑”に、悪党が“毒麦”を蒔くようなものだ。梅毒や淋病なら息子のチンチンを見て直ぐ判るけど、“悪魔の思想”だと旋毛(つむじ)を見ても判らない。一般家庭の親は教師を信頼しているから、素直に学費を払うし、関心があるのは「学校ランキング」だけである。左翼思想がどれほど有害なのか解らない。

  まぁ、ブラジャーを附けた男性教師が、ミニスカート姿で現れたり、顔や腕に刺青を彫った女性教師が、PTAの会議に出席すれば、保護者だって何かが“変”と気づくだろう。でも、謹厳実直なタイプだと判らない。それでも、我が子が通う小学校に「アジア人クラス」が誕生したり、同じクラスにアジア系の生徒が増えれば、学力低下を心配する親は次々と騒ぎ出す。給食にも異変が現れ、朝鮮のキムチとかベトナム料理のコムタム、フィリピン料理のシニガンが出てくれば、日本人の親は学校側に文句をつけるだろう。また、学校の運動会に朝鮮の民族舞踊が組み込まれれば、日系人の親は気分が悪くなる。自宅の近所に移民労働者の訓練センターが出来たら、町内会のオッちゃんオバちゃん達は大騒ぎだ。近隣住民が「極右の排外主義者」になっても不思議じゃない。

Africans in Europe 245Asian family 423


  一般の日本人は「多民族社会」と聞いてもピンとこないが、普段の生活で異民族が増えたら「右翼ナショナリスト」に変貌する人も多くなる。例えば、娘が友達と遊園地の水泳プールに行ったら、髭面のイラク人やトルコ人の男どもに言い寄られたり、体を触られたりすれば母親だけじゃなく父親も大激怒だ。(ドイツでは実際に発生した。) 高校生の女子生徒が満員電車の中でインド人やパキ人、ビルマ人に囲まれれば恐怖感を覚えるし、大学生の女性は席が空いていても、両隣が黒人やアラブ人だと坐らないことが多い。百貨店のエレベーターでも同じで、扉が開いた瞬間、黒人だけが乗っていると、無言で“スキップ”だ。澄ました顔でその場を立ち去る者もいる。

  もし、中学生が参加する陸上競技の全国大会で、黒人生徒がトップを占めれば、日系人の観客は国内大会とは思わない。甲子園の高校野球でも、出場選手の半分がアフリカ系で、アジア人が2割となれば、西宮で開催される“世界大会”だ。早稲田大学や明治大学でラグビー部に属していたOBも、後輩が“異人種”であれば衝撃を受ける。例えば、数年ぶりに母校の試合を見に行ったら、部員のほとんどがトンガ出身の南洋人とか、オーストラリア国籍のマオリ族だったりすると、母校への応援が冷めてしまう。

  普通の日本人は多民族社会が嫌いだ。例えば、地元の商店街を歩いていて、チャドルを着た親子連を見かければ、異様な様子に違和感を覚えるし、神社の近くにモスクが建設されれば不愉快になるだろう。モスクの周辺にはアラビア風の飲食店が出現するし、トルコ風焼肉店の前で中東アジア人が坐っていれば、日系日本人は避けて通る。店の看板も朝鮮語や支那語で書かれていたり、アラビア語のポスターが貼ってあれば、「ここは日本なのか?」と疑ってしまうだろう。幼児を連れた母親は、腕や首に刺青を彫ったアジア人を目にすると、表情を硬化させて通り過ぎる。いくら「出身国の風習だ!」と言われても、ヤクザの刺青(和彫)と違いは無いから、旅館やサウナの経営者にとったら迷惑だ。

  フランスのRNやドイツのAfDを“極右”と呼んでいた日本の新聞記者は、移民を厭がるお客様(定期購読者)を「極右分子」と呼べるのか? 現実の世界では「まさか」の事件が起こりうる。もし、自分の娘が家に連れてきた“恋人”が、親と同じ歳か年上のクルド人で、スンニ派のイスラム教徒だったら、娘の父親はOKするのか? また、年頃で跡継ぎの長男が、フィリピン・パブで親しくなったフィリピン人酌婦を母親に紹介した時、 カタギの母親は水商売の外人を息子の嫁として認めないだろう。 亭主よりも大切な息子であれば、動揺した母親は「絶対に反対よ! あんな人とは直ぐ別れなさい!」と懇願するはずだ。

  普通の日本人はネオナチみたいな差別主義者じゃない。昔ながらの生活を求める凡人だ。ペットならゴールデン・レトリバーやノルウェーのフォレスト・キャットでもいい。しかし、家族となる息子の嫁とか娘の亭主は、アジア人とかアフリカ人では厭だ。綺麗事を並べる新聞社やテレビ局の重役も、私生活では「右翼」だったりする。パリやベルリンの特派員は「右翼政党の台頭」を報道するが、こうした御仁は日本に戻って上司の実態を取材すべきだ。NHKやTBS、朝日新聞や東京新聞の経営陣が、軒並み「右翼」だったら滑稽である。

https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68963421.html

7 名前:777

2024/12/14 (Sat) 18:10:58

保守とリベラル _ 安倍は左?朝日は右?左右イデオロギーはこんなにいい加減!
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茂木誠 _ イデオロギーとは何か
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茂木誠◆グローバリズム・ナショナリズム・右翼・左翼・共産主義・自由主義とは
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829270

左翼・新自由主義・グローバリズムは WOKE思想、文化共産主義、 文化マルクス主義なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830669

自民党大敗とこれからの日本 Part 2 立憲民主党と国民民主党はどちらも左翼 宇山卓栄×ゆめラジオ 2024.10.28
https://www.youtube.com/watch?v=77u6zdlg8Xc&list=PLhzesaaEH7k07AqDez5C0eHuif7hr_qly&index=5

〈「統一教会 」と「 ネット右翼 」の皆さんの関係は(?)。高橋洋一から櫻井よしこ、花田編集長まで。〉哲学者・文藝評論家=山崎行太郎
森哲子事務所 2022/09/12
https://www.youtube.com/watch?v=IlVfRXt0xHY

ネトウヨ一般に共通する特性
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14149335

保守・右翼の人間は何故論理的な思考ができないのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037707

チャンネル桜関係者や保守・右翼は何故 知恵遅れの安倍晋三にそんなに簡単に騙されるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/511.html

小泉純一郎、安倍晋三の様な自称保守の政治家は 選挙の時だけ愛国者、選挙が終わると売国者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026772

チャンネル桜や正論で大活躍中のアホ右翼・アホ陰謀論評論家 まとめ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/228.html

これがチャンネル桜関係者とアホ右翼が信じている「ユダヤ陰謀史観」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/505.html

朝香豊 _ プーチンのデタラメ歴史観に騙される日本 の「保守」を論破します
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841387

世界に比類なき日本文化 _ 名誉白人認定されたいアホ右翼は欧米人に金渡して「日本スゴイ!」と言わせている
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/235.html

【GHQによって消された日本の近現代史を学ぶ】敗戦から保守合同と自民党結党までの歴史
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=QIcFkxcHskk
https://www.youtube.com/watch?v=Zc3KlnzT1Vk

西洋の保守主義の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14132986



【共産党とは いかなる思想と団体なのか? その①】左翼の勃興とソビエト連邦の誕生
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜 2024/07/20
https://www.youtube.com/watch?v=LWqIMy26ffo

共産党とは いかなる思想と団体なのか? その2 コミンテルン、ボリシェビキとは?
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=m2YPQWQ-KOI

共産党とはいかなる思想と団体なのか?その3 日本共産党歴史(黎明期)
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=yZYI_FqTTiE

共産主義はゾンビの如く蘇る / 呪縛される日本人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14104241

右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

共産主義者とはどういう人間なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037916

若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子が ばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか
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かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
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学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099

山本健 『ヨーロッパ冷戦史』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093939

ある共産党員への手紙 - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099658

8 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:31:34

植草一秀の『知られざる真実』2025年7月16日 (水)
「頑張った者が報われる」詭弁
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-223752.html

リバタリアニズムとリベラリズム。

リバタリアニズムは超自由主義と表現される。

「自由至上主義」、「自由尊重主義」、「自由放任主義」などと呼ばれることもある。

この思想は本来「自由主義(リベラリズム)=liberalism」と呼ばれていたものだが、20世紀になって経済活動への公的介入や所得の再分配を重視する社会民主主義や福祉国家思想がリベラリズムの名で呼ばれるようになった。

混同を避けるために英語圏で1970年代ころから「古典的自由主義」がリバタリアニズムと呼ばれるようになった。

フランス革命以来の近代市民社会において最も強く要請された憲法的価値は「財産権」。

フランス人権宣言第17条は

「所有は、神聖かつ不可侵の権利であり、何人も、適法に確認された公の必要が明白にそれを要求する場合で、かつ、正当かつ事前の補償のもとでなければ、それを奪われない。」

として財産権の不可侵性を宣言した。

リバタリアンは経済活動に対する国家の介入を最小限にすることを求める。

公権力が介入して税の形態で財産を奪うことを嫌う。

税で調達した資金を経済的弱者に再分配することを不当であると非難する。

ところが、20世紀になって財産権を制約する憲法上の立場が台頭した。


日本国憲法では第25条から第28条に、生存権、教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権を定めている。

そして、そのあとに第29条の財産権を定めている。

20世紀的基本権とも言われる生存権、社会権を先に規定し、18世紀的基本権と言われる自由権に属する近代的人権である財産権の規定を後に置いた。

その背景には次の考え方がある。

憲法は財産権を保障するが、それは、あくまで社会権と調和する範囲で保障するにすぎないということ。

20世紀的基本権である生存権等の社会権を重視する立場が示されている。

産業革命後に起きた経済の発展は貧富の差の拡大を招いた。

結果として、経済的弱者は存立さえ困難な状況に追い込まれた。

この問題を解消するために登場したのが社会権である。

20世紀に入り、各国で財産権に対する大幅な規制が認められるようになった。

莫大な資本力と財産を有する資本家が資本も財産も持たない無産労働者を搾取することを規制してはじめて、貧富の差の拡大を防ぐことができる。

経済的弱者の生存を支えることができる。

こうした経緯があって財産権を制約する社会権=20世紀的基本権が重く取り扱われてきた。

ところが、1980年代以降、20世紀的基本権を否定して、再び18世紀的自由権だけを尊重する思想が再浮上した。

この主張が新自由主義と呼ばれるものだが、これはリバタリアン思想とオーバーラップするものである。

18世紀的自由権を基礎に据え、これだけを尊重する立場からは財政活動による所得再分配が否定される。

しかし、市場原理にすべてを委ねれば貧富の格差は拡大するばかりであり、経済的弱者は生存さえ不可能な状況に陥る。

この現実を踏まえて20世紀的基本権が憲法上も重視されてきた。

そこに、さらに重大な状況変化が加わった。

所得分配の不平等が一気に拡大したのである。

企業の労働者と経営トップの賃金格差が劇的に拡大した。

さらに、所得の上位1%の者が占有する所得の比率が劇的に上昇した。

かつて経験したことのない所得格差が発生している。

このとき、20世紀的基本権を重視した所得再分配政策の重要性は一気に高まる。

格差が拡大している時代であるからこそ、より一層、所得再分配制度の重要性が高まっている。

しかしながら、他方で、 1980年代以降に拡大された市場原理至上主義=リバタリアン思想が勢いを増している。

この問題を考えることが「正義について考える」こと。

より良い社会を構築するためにはリバタリアン思想ではなくリベラリズム思想が強く求められることになる。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-223752.html

9 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:37:08

戦前右翼の夢をひもとく 中島岳志さん【内田樹の談論風発18】
デモクラシータイムス (2025年7月8日 収録)
https://www.youtube.com/watch?v=Wztrz5fJ9lE

内田さんの新著『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』を取り上げたところ、3週続けて天皇にまつわる話題となりました。番組初めてのゲストとしてお迎えした中島岳志さんとの息のあった丁々発止は見応え抜群です。

  • 名前: E-mail(省略可):
左翼・新自由主義・グローバリズムは WOKE思想、文化共産主義、文化マルクス主義なのか?
1 名前:777

2023/12/18 (Mon) 08:04:24

左翼・新自由主義・グローバリズムは WOKE思想、文化共産主義、文化マルクス主義なのか?

【そうきチャンネル】大谷選手が心配・ドジャースは政治組織? 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき) 23.107 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル
渡辺 惣樹
2023/12/17
https://www.youtube.com/watch?v=igeuB_LZQrY

4 名前:777

2024/07/07 (Sun) 15:24:58

無敵の太陽
2024年07月06日
「極右」は意外と常識的だった / マスコミの偏向報道に注意せよ!
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68963421.html

「極右」の正体とマスコミの偽造

Marine Le Pen 843Africans in the Netherlands 355
(左 : マリーヌ・ル・ペン / 右 : ヨーロッパに住み着いた移民 )

   7月7日に決選投票が行われるフランスの国民議会(下院/定数577)選挙では、反移民を掲げる“極右(extrême droite)”政党の国民連合(RN)が第1党に躍進するかも知れないと言われている。マリーヌ・ル・ペン(Marion Anne Perrine Le Pen)が率いるこの野党は、左派や中道だけでなく、保守陣営からも毛嫌いされいるようだ。フランスの庶民から支援を受けているのに、主流メディアは「ファシスト」や「レイシスト」のレッテルを貼ってル・ペン達を貶めている。

  移民や難民を矢鱈と擁護する毎日新聞は、外人排斥の国民連合を憎んでいるのか、「脱悪魔化」を図って勢力を伸ばしている、と嫌みを述べていた。(岡大介 / 宮川裕章「フランス極右、躍進背景に『脱悪魔化』戦略 総選挙、過激主張控え」毎日新聞2024年7月1日)日本のマスコミは前々から、「反権力」を看板にし、「庶民の味方」を気取っている。だが、夜の料亭では自民党の幹部と親しく、「リベラル左翼」を演じる与党の応援団となっているのだ。岸田文雄とナベツネの関係を見れば明らかだろう。

  本来なら、移民の流入で苦しむ庶民を助ける論調を展開すべきなのに、日経新聞などは低賃金の労働者を求める財界に追随し、「差別はいけません!」と説教を垂れる。朝日新聞はベトナム人留学生をコキ使って30万分ほど配達させていたという。朝日の販売店で働くベトナム人の中には、原付バイクどころか電動アシストも無い自転車で配達を命じられていたのだ。(出井康博『移民クライシス』角川新書、2019年、p.25.) 朝日奨学会はベトナム人留学生を支援しているというが、実際は奨学金を与えてコキ使える労働者を確保しているんじゃないのか?

  時事通信社は治安が悪化したフランスを知っているのに、有色人種の移民に同情を寄せているから、実際上は「庶民の敵」でしかない。時事通信社の記事によれば、2022年における移民の数は約700万人へと達し、総人口の約10%を占めるというが、その大半は旧植民地のアルジェリアなど北アフリカ出身の外国人である。過去20年間で約250万人も増加したというから凄い。(ただ、過去50年間とか100年間に流入した非西歐系移民の数と混血児の数が明らかになっていないので、マスコミが伝える「移民の割合」というのは“まやかし”である。)

  北フアリカや中東アジアからの移民が増えれば、それに比例して現地白人との軋轢や犯罪件数も増えるから、先祖代々フランスで暮らすケルト系フランス人にとったら深刻な脅威に違いない。高学歴の日本人は日教組によってクルクルパー二されているので解らないが、どうしてフランスやドイツ、ネーデルラント、スウェーデンが「白人国家」であると“いけない”のか? 日本の会社員がニジェールやベニンに派遣されれば判るけど、“黒人だらけ”の村や部族社会なんて珍しくもない。普通の日本人はウガンダの国境を越えてルワンダ、さらにブルンジに進んでも、住民の“違い”なんて判らず、単に「黒人ばかりのアフリカだなぁ~」と思うくらいだ。言語や文化が違っていも、そんな区別に気づかない。

  しかし、時事通信社は西歐諸国がヨーロッパ人の社会だと気に食わないのだろう。日本のマスコミは何の説明も無く「ガリア人のフランス」を否定し、移民を嫌う者やその増加に反対する者を「差別主義者」として糾弾する。(いずれ主流メディアは「日系日本人の日本」を否定するだろう。「日本は日本人だけの国じゃない!」とね。まぁ、フジテレビだって今や「日本のテレビ局」じゃなく、外国人や帰化人の株主が支配する「無国籍放送局」となっているから。) 共同通信社の記事は「ミシェル」というパリ郊外に住む高校教師の発言を紹介していた。

 ミシェルさんは「フランスは移民のせいで騒がしくなった。静かな頃が良かった」と話し、小声で「フランス人というのは、私のような肌の色の人間のことだ」とささやいた。(「有権者、移民増に不安募る 極右躍進の背景―仏総選挙」時事通信 2024年07月03日)

 2023年の世論調査では、「フランスには外国人が多すぎる」という回答が全体の66%を占め、「自分の国にいる気がしない」と答えた人は64%だった。RN支持者に限ると、どちらも90%台となっている。それもそのはずで、パリ市内はアフリカやアジアからやって来た難民で溢れている。福祉目当ての難民は路上浮浪者となり、左翼に支えられたテント生活だ。道路を歩く一般市民にしたら、目を背けたくなる風景でしかない。簡易テントには水洗便所が無いから、路上の生活者は近くの道路か空き地で大便や小便を垂れ流す。糞尿の臭いが漂うパリなんて、200年前に戻ったみたいだ。愛国者のフランス人は不満を漏らすが、二階のベランダから便器を逆さにする人がいないだけマシだろう。

  ただし、これらの外人は非常に厄介だ。彼らは何らかの要因で火がつく。役人と揉めたり、警官に射殺されると、なりふり構わず怒り狂う。感情的になった移民や帰化人は暴力沙汰に走りやすい。普段から我慢を重ねてきた有色人種は、ここぞとばかりに路上に駐めてあったクルマを破壊しするし、商店に放火して品物を盗んだりする。日本では考えられないが、恒例行事のように放火暴動が起こっているのが現代のフランスだ。温和なフランス人でも「排外主義者」になってしまうだろう。

  今では、すっかり「営業保守」が板についた産経新聞も、国民連合(旧「国民戦線)を「極右」と呼んでいた。雑誌『正論』の影響もあって、保守派国民は産経新聞を「保守的メディア」と勘違いするが、この新聞社には左翼分子が結構潜んでいる。朝日新聞に採用されなかったから“仕方なく”産経に入った、という社員もいるから要注意だ。(産経新聞の「裏顔」については別の機会で述べたい。)

Jean Marie Le Pen 1(左 / ジャン・マリー・ルペン)
  フランスへ派遣された山口昌子(やまぐち・しょうこ)などは、「朝日新聞のパリ特派員」になってもおかしくない。自覚無き左翼分子みたいに、彼女は前々から国民戦線のジャン・マリー・ルペン(Jean-Marie Le Pen)や娘のマリーヌ・ルペンを「右翼」とか「極右」と呼んでいたのである。(山口昌子 「マリーヌ・ルペンの行方」『ふらんす』2018年5月号) 現在、パリ支局長を務める板東和正も、ジョルダン・バルデラ(Jordan Bardella)率いる国民連合を「極右」扱いだ。そして、「極右政党」の印象を読者に植え付けるため、ジャン・マリー・ル・ペンの「反ユダヤ主義」を持ち出す。

  国民戦線の初代党首を務めたルペン氏の父は反ユダヤ主義発言を繰り返した。ルペン氏は党首に就任後、イメージ刷新を図るために父を党指導部から追放したが、「ヘイトの党」のイメージは付きまとった。このためバルデラ氏は、反ユダヤ主義に反対するデモ行進に参加するなど党の人種差別的な印象を払拭する努力を続けている。(板東和正「フランス下院選で躍進予想の極右「国民連合」28歳バルデラ党首 SNS駆使で幅広い支持」産経新聞2024年6月28日)

  一般の日本人は「反ユダヤ主義」を耳にすれば、即座に「ネオナチ」を連想し、極悪非道の「差別主義者」と断定する。しかし、反ユダヤ主義は国民戦線だけの“売り”じゃない。千年以上も前からヨーロッパ全体に染み渡っている庶民感情だ。西歐世界を形成したゲルマン人やケルト人が、傲慢不遜の“異人種”を嫌っても、それは自然な感情である。それに、エジプト人やトルコ人に加え、アラブ人やペルシア人が嫌っていたことは秘密ではない。イスラエルに住むユダヤ人も人種差別論者で、彼らはアフリカ黒人を心から憎んでいる。ソマリアやエチオピアからの難民が侵入すれば、容赦なく門前払いにするし、難民申請をした者でも、色々な理屈を捏ねて“国外追放”だ。ユダヤ教のラビでも「黒ん坊」を「クシュ(kush / cush)」と呼んで蔑むし、青空市場オッちゃん達も、平気な顔で「ケダモノ」扱いである。

「右翼」の定義とは?

  ヨーロッパのみならず、アメリカや日本でも「右翼」と「左翼」の定義は曖昧だ。解釈する人によってまちまちで、役所による公式な定義も無い。それでも、歴史を振り返れば、ちょっとだけ解る。そもそも、「右翼」と「左翼」の名称は、フランス革命の三部会に遡る。議長席から見て「右側」に「旧体制(Ancien Régime)」の擁護者、つまり国王の権力を維持したい貴族や聖職者が坐り、「左側」には既存の体制を変革したい者、すなわち君主政を否定し、人民主体の共和政を樹立したい勢力が並んでいたから、「右翼」と「左翼」の名称が生まれたようだ。

  本来なら、フランスの「右翼政党」は王室の復活を望む組織であるはず。フランスには弱小勢力だが、「王党連合(Alliance Royale)」という政党があり、カトリック作家のイヴ・マリー・アデリーヌ(Yves-Marie Adeline Soret de Boisbrunet)が党首となっている。だが、この政党が「極右」と呼ばれてマスコミの話題にのぼることはない。歐米や日本のマスコミは、有色移民の排斥を訴える集団を「右翼」と称する。でも、革命によって誕生した共和政を肯定(支持)する政党を「右翼」と呼ぶのはおかしい。ARの党員なら、オルレアン公爵フィリップ(Louis Philippe Robert, duc d'Orléans)やギーズ公爵ジャン(Jean Pierre Clément Marie, duc de Guise)のような貴族を国家元首にしたいと望むはずなんだが、ジャン・マリー・ル・ペンや他の「右翼」議員達は、ブルボン王家の復活を求めたことはないし、政教分離の原則である「ライシテ(laïcité / 非宗教性)」を廃止すべし、と主張したこともなかった。

  では、日本人が思い描く「右翼(or極右)」とは何か? おそらく、国家主権を強調する国粋主義者とか軍国主義を掲げる保守勢力、外国人排斥を訴えるネオナチ集団、国家宗教を信奉する王政支持者、人民を弾圧するファシスト軍団といったイメージが大半だろう。特に我が国では、北方領土の奪還や皇室支持を熱烈に訴える「街宣右翼」が一般に知れ渡っているので、近寄りたくない“怖い集団”といったイメージが強い。

  しかも、反日思想に燃える学校教師が、アジアを侵掠した「軍国主義者」とか、自由を弾圧する「全体主義者」を「右翼」と教えているので、「日の丸」を掲げたくらいでも「右翼」認定だ。それなら、星条旗を掲げたアメリカ人は全員「右翼」となるはずなんだが、歐米人だと問題無し。イタリアでは共産主義者でも国旗を愛しているのに、我が国では「危ない人」なんだから、ミレニアム世代が反撥しても当然だ。

  現在の我々が使っている「右翼」と「左翼」という政治用語は、第20世紀初頭に定着した言葉であるらしい。「右翼」は国家の秩序や伝統、歴史、宗教などを重視する勢力で、君主政国家なら王室を支持する人々だ。共和政国家なら「保守義者」とか「権威主義者」と評される党派で、愛国心や言論の自由、家族の絆、信仰心、伝統文化、社会規範、民族の歴史などを大切にする。

  もちろん、どの国にも碌でなしやゴロツキ連中はいるから、白人であることだけが自慢の“愚連隊”や、下品を自覚しない“匪賊もどき”が存在する。スキンヘッドの“碌でなし”であれば「極右」と呼んでも構わないが、自国の民族性や文化を守ろうとする「良識派」まで「極右」と呼ぶのは間違いだろう。出稼移民や経済難民を嫌う点からみれば、上流階級の紳士淑女も「右翼」だ。三井、住友、岩崎などの旧財閥系家族や高級国民の御子息や御嬢様だって“排外主義者”のレイシストである。彼らは最初からアジア人とは付き合わないし、住む地域(警備会社に守られた高級住宅地)も違えば、通っていた学校(名門私立の特権校)だって別世界だ。つまり、“接触”する機会が無いから“差別主義者”と呼ばれないだけである。

  抽象的に論じると解りづらいが、「右翼」を参考にすれば「左翼」の正体が見えてくる。左翼政党だと人権や改革を掲げる社会主義者とか、移民難民を擁護する博愛主義者、国籍や性別で人を判断しない平等主義者といったイメージがあるけど、これらは左翼学者が一般人に刷り込んだ幻想である。

  フランス革命の時、人民(「庶民」とか「平民」)を代表する山岳派やジャコバン派などは、「民衆の味方」を装っていたが、実際は忌々しい貴族や聖職者を倒して、自分たちの天下にしようと画策した野心家だ。イポリット・テーヌ(Hyppolyte A. Taine)の『近代フランスの起源(Les Origines de la France contemporaine)』などを読めば判るけど、民衆を搾取・弾圧する支配者貴族というのは作り話で、たいていは地元の百姓を大切にする領主様だった。

  一方、平民を代表するフリをしていたロベスピエール(Maximilien Robespierre)やサン・ジュスト(Louis Antoine Léon de Saint-Just)などは、恐怖政治を引き起こした過激派であり、民衆を不幸に導くだけの悪党だった。昔のロベスピエールは人民蜂起の正当性を強調していたのに、ジャコバン・クラブの指導的理論家になると、民衆の蜂起は無政府主義的で制御不能となる暴動と見なしていた。あれだけ国民主権の憲法を云々していたのに、この法律家ときたら「反革命容疑者を逮捕するためなら、法令など不要だ」と言い出した。(マルク・ブゥロワゾ『ロベスピエール』遅塚忠躬 訳、白水社、1958年、p.81.) ということは、ロベスピエールが恣意的に「こいつは反革命分子だ!」と認定すれば、令状無しに逮捕できるという訳だ。彼の匙加減で「不逞の輩」と呼ばれるなんて恐ろしい。

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(左 : マクシミリアン・ロベスピエール / サン・ジュスト / グレゴワール 神父 / 右 : ジョセフ・フーシェ )

  「人民の味方」には怪しい人物が本当に多い。例えば、ジャコバン派に与したアンリ・ジャン・バプティスト・グレゴワール(Henri Jean-Baptiste Grégore)神父は、ユダヤ人を擁護して権勢を得ようとする悪徳聖職者だった。ユダの金貨に敏感な聖職者というのは、今も昔も変わりがない。オラトリオ教団で聖職者を目指していたジョセフ・フーシェ(Joseph Fouché)も権力志向の野心家で、総裁政府時代には警察長官にまで昇り詰めていた。日本の教師は弁護士上がりの革命家を人民の為に戦った勇者と讃えるが、実際は人民の生活を不幸にし、社会秩序を破壊した逆賊でしかない。革命後のフランスは、頻繁に政体が変わり、戦争の度に国力が低下する有様だった。第二次世界大戦の時、アメリカ軍の兵卒は情けないフランス人を鼻で笑っていたものだ。

  フランス人はお得意の口論でフランスの「偉大さ(grandeur)」とか「デモクラシー」を自慢するが、フランスが“偉大”だったのは強力な支配者が君臨した時代ばかりだ。カール大帝やフィリップ・オーギュスト、フィリップ4世、アンリ4世、太陽王ルイ14世などを思い出せば判るだろう。大統領になったド・ゴール将軍も、国王並みの大統領制にして政治の安定を図った。元々、ヨーロッパは王国が普通で、王様を戴く君主政が似合っている。日本では社会主義者や共産主義者を排したフランコ将軍が不評で、人民を弾圧する“ファシスト”のレッテルを貼られて“独裁者”と呼ばれていたが、将軍のお陰でスペインは悲惨な政体から逃れることが出来たのだ。

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(左 : レオノール王女 / 中央 : 軍服姿のレオノール王女 / 右 : フェリペ6世とレティシア妃 )

  フランコ将軍が亡くなった後、その遺言によりスペインは王政復古となったのは、ご存じの通り。共和政を守りたい左派陣営は、ブルボン家のファン・カルロス1世(Juan Carlos I)が王座に復帰したことで地団駄を踏んで悔しがったが、一般国民は王様が戻ってきたことで万々歳。正常なスペイン人で、フェリペ6世とレティシア妃を追放したいと望む者はいないだろう。日本人だって来日した国王夫妻を目にして喜んでいた。それに、成人に達したレオノール王女は庶民のヒロインだ。彼女は陸軍の士官学校に入り、その後に空軍や海軍の士官学校でも訓練を積むというから、一般国民は尊敬の眼差しを向けている。王族を抹殺したフランス人は、ロイヤル・ファミリーの巡幸に喜ぶイギリス人やスペイン人を眺めて羨んでいる。

左翼陣営を先導するユダヤ人

  日本の新聞やテレビが国民連合を「極右」と呼ぶのは、フランスの主流メディアがそう評するからで、日本人の特派員や編集者は深い考えも無く、ただ“惰性”的に「極右」と報じているだけだろう。しかし、フランスでの評判には“裏”がある。移民や難民を排斥する「保守派」が「極右」と呼ばれるのは、マスコミが左巻きのせいもあるが、政財界や教育界、ショウビズ界にユダヤ人がたくさん潜んでからだ。

  昔からヨーロッパ各地に住み着くユダヤ人は、キリスト教徒の地元民から毛嫌いされていた。ケットーに住む“賤民”が厭なら、さっさとイェルサレムに帰ればいいのに、愚痴をこぼしながらヨーロッパに居坐っている。ガリチア地方やロシアの田舎で「ポグロム」が起これば、ユダヤ人は大量虐殺の憂き目に遭うが、それは自分の国を持たなかった天罰だ。ワイマール時代に悦楽を享受したユダヤ人は、ナチスが台頭すると、その生活は一変した。ユダヤ人の血統に属する者は、大学教授だろうか裁判官だろうが、ドイツ国民の権利を剝奪され、国外追放か強制収容所送りだ。戦中・戦後に大勢のユダヤ人がドイツから脱出したが、ブリテンやアメリカ、オーストラリア、カナダの民衆は、穢らわしいユダヤ人を歓迎せず、船で期待を膨らませるユダヤ人は絶望で涙を流す。彼らは上陸を許されず、そのまま追い返されることもあった。

Frank Lautenberg 11( 左 / フランク・ラウテンバーグ )
  こうした辛い境遇に遭ったので、ユダヤ人は難民が苦労しないよう「世界人権宣言」や「難民条約」の草案に奮起した。つまり、将来、「難民」となった同胞が排斥されぬよう、手厚い受け容れ体制を整えたという訳だ。「HIAS(ヘブライ移民支援協会Hebrew Immigration Aid Society)」や「JOINT(米国ユダヤ共同配給委員会American Jewish Joint Distribution Committee)」といったユダヤ人団体は、色々な人脈や資金を使い、憐れな同胞を手助けし、豊かで快適な西歐諸国へ移住できるよう取り計らっていた。上院議員だったフランク・ラウテンバーグ(Frank R. Lautenberg)は、ソ連から逃げ出したユダヤ人が、アメリカへ入国できるよう法案を作成したが、西歐系アメリカ人にしたら大迷惑だ。なぜ、ソ連のユダヤ人は同胞が建国したイスラエルに向かわなかったのか? ちなみに、ラウテンバーグ議員は「United Jewish Appeal(ユダヤ人の慈善団体)」の元会長で、彼の両親はポーランドやロシアからのユダヤ移民であった。

  歐米諸国にタカるユダヤ人は、同胞の難民を門前払いにした西歐人を赦せない。祖先の悲惨な歴史を学ぶ現代のユダヤ人は、国家の門戸を閉鎖する者を「偏狭な国粋主義者(ナショナリスト)」と非難し、異民族を排斥する勢力を「白人至上主義者」とか「人種差別主義者」と蔑んで叩く。

  フランスにはロスチャイルド家の金融業者だけではなく、各業界にユダヤ人がウジャウジャいる。日本の一般国民は祖先の血統や素性まで調べないから、「フランスの著名人」と紹介されれば、素直に「フランス人」と思ってしまうが、大学教授や作家、評論家、知識人の中にはユダヤ系の人物が結構多い。

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(左 : ジャック・アタリ / ギ・ソルマン / クロード・レヴィ・シュトラウス / 右 : ミシェル・ウィノック )

  例えば、日本でも著書の翻訳が出ているジャック・アタリ(Jacques Attali)やエマニュエル・トッド(Emmanuel Todd)、ギ・ソルマン(Guy Sorman)、クロード・レヴィ・シュトラウス(Claude Levi-Strauss)なら一般国民でも馴染みがあるだろう。読書家の学生ならチュニジア出身のユダヤ人作家アルベルト・メンミ(Albert Memmi)や哲学者のジュリアン・ベンダ(Julien Benda)、歴史家のミシェル・ウィノック(Michel Winock)、左翼陣営が持て囃すベルナルド・アンリ・レヴィー(Bernard-Henri Lévy)、移民問題でよくマスコミに登場するパトリック・ヴェイル(Patrick Weil)を知っているはず。社会学者のドミニク・シュナペール(Dominique Schnapper)は結婚で姓が変わったが、有名な政治学者であるレイモン・アロン(Raymond Aron)の娘だ。

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( 左 : ベルナルド・アンリ・レヴィー / パトリック・ヴェイル / レイモン・アロン / 右 : ドミニク・シュナペール )

  こうしたユダヤ人あるいはヨーロッパ人の家系に潜り込んだ半ユダヤ人は、多民族から成るフランス共和国に好意的で、様々な移民がもたらす異質な文化を歓迎する。彼らは多民族主義がフランス社会を豊かにし、世界中の人々を魅了すると思っているのだ。しかし、第三世界の文化や人種の多様性は、フランス社会を発展させるどころか、逆に混乱をもたらし、国家の衰退を招く。日本人が尊敬するのは王政時代に醸し出された文化や建築物で、アラブ人やアフリカ人が持ち込んだイスラム教やラップ音楽ではない。

  君主政のフランスを継承するフランス人は、先祖が守ってきたフランク王国のガリアを愛し、自然な感情でナショナリズムへと傾く。アルジェリアやモロッコ、トルコ、シリア、イラク、レバノンからやって来た移民にとって、クローヴィス1世やカール・マルテル、フィリップ美王、シャルル5世などは“外人の親玉”に過ぎない。宗教面でもガリカニスムどころか、ローマン・カトリック教会にも縁の無い人々だ。たとえ、カトリック信徒であっても、ギニア人とかスリランカ人といった異人種だと、フランスの教会に属するキリスト教徒ではない。ユダヤ人なんかは親がカトリックに改宗し、フランス語を流暢に話しても、所詮、「ユダヤ人」のままである。

  我々日本人がフランスの「ナショナリスト」について説明を受ける時、その講釈師となるのは、常に左派の知識人である。有名な愛国者のモーリス・バレス(Maurice Barrès)は「反ユダヤ主義の極右」と評されるし、「アクション・フランセーズ(Action Français)」は君主政の復活を目指すレイシストの組織だ。シャルル・モーラス(Charles Maurras)も反ユダヤ主義者のファシスト扱いである。アンドリュー・ナップとヴィンセント・ライトによれば、第三共和政の時代に生きるナショナリストは、フランスの病根としての「スケープゴート」を探していたそうだ。

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(左 : モーリス・バレス / 中央 : シャルル・モーラス / 右 : フランスのユダヤ人)

  シャルル・モーラスにとっては、ユダヤ人やフリーメイソン、プロテスタントであり、ヴィシー政権にとってはユダヤ人とフリーメイソン、国民戦線にとっては、北アフリカ移民やユダヤ人である。 (Andrew Knapp and Vincent Wright , The Government and Politics of France, 4th Edition, New York : Routledge, 2003, p12.)

  フランスの知識人にとって、民族主義や人種主義に基づくナショナリズムは、危険かつ唾棄すべき異端思想である。「コスモポリタン(グローバル浮浪者)」を理想とする政治学者は、「排除のナショナリズム(nationalisme d'exclusion)」とか、「アイデンイィティーを重視するナショナリズム(nationalisme identitaire)」、「過去に戻ろうとするナショナリズム(nationalisme de repli)」といった言葉を用いて“右翼政党”に惹かれないよう釘を刺す。そもそも、小学校から大学まで、教師のほとんどがブルボン王朝の否定派や政教分離派の「左翼」なんだから、保守派勢力は彼らの「敵」である。

  日本もそうだけど、ヨーロッパの「左翼」には“ポジティヴ”なイメージが多い。ヨシフ・スターリンや毛沢東の支配を見れば判るのに、「革新勢力」とか「人権」「平等主義」「進歩思想」「社会正義」などの言葉で飾られている。レオン・トロツキー(本名 : Lev Davidovich Bronstein)は未だにユダヤ人マルキストの英雄で、スターリンは嫌いだけど、トロツキーは大好きという知識人が多い。キューバの革命家であるチェ・ゲバラ(Ernesto Guevara)も妙に有名で、日本のロック・ミュージシャンでも、訳も知らずにゲバラの顔写真が印刷されたTシャツを着て喜んでいる。日本でも人気が高いジャン・ポール・サルトル(Jean-Paul Satre)なんかは、口先だけのユダヤ知識人なのに、進歩的文化人は矢鱈と褒めていた。シモーヌ・ド・ボーボワール(Simone de Beauvoir)なんてフェミニストの哲学者を気取っていたけど、私生活ではサルトルのパンツでも洗っていたのだろう。

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(左 : レオン・トロツキー / チェ・ゲバラ / ジャン・ポール・サルトル / 右 : シモーヌ・ド・ボーボワール )

  一方、保守政党や保守派団体には、“侮蔑的”な論評が多い。日本だと神道は未開部族が尊ぶ土俗宗教、あるいは低級なアニミズム(自然界の精霊を崇める信仰)であり、皇室は古代社会の遺物くらいの認識だ。敗戦後、学校教師が江戸城を「宮城」じゃなく「皇居」と呼ぶのは、縄文時代の「竪穴式住居」を生徒に連想させたいからだろう。封建主義は抑圧的で暗黒のイメージがあるけど、民主主義となれば明るく楽しい政治制度で、みんなが活き活きと暮らす理想社会だ。保守派国民と結び附くのは、好戦的な「軍国主義」で、「占領憲法を廃止せよ!」と叫んだら狂人扱いだ。その他にも「保守主義」といったら、社会の進歩を妨げる「因習維持」、女性を家庭に縛り付ける「男尊女卑」、不合理な慣習や悪弊に囚われた「伝統主義」、革新勢力に抵抗する「保守反動」、不平等社会を肯定する「権威主義」、外国人を差別する「民族主義(排外主義)」など、ネガティヴなイメージが纏わりつく。

  常識を有するカタギの人間に育てば、左翼陣営の主張や思想は“常識外れ”で“異常”と判る。しかし、蛸壺型の教師に感化された子供は、大人になっても赤い呪縛から逃れることはできない。サッカーのワールド・カップの時には、日の丸を振って日本代表チームを応援しているのに、卒業式だと担任教師が国旗掲揚や国歌斉唱に反対したりするんだから、中学生だって唖然とするだろう。広島県の世羅高校では、卒業式の国歌斉唱や国旗掲揚で揉めたそことがあり、文部省と教職員との板挟みになった校長が、自殺するという事件が起きてしまった。日本の教育界は本当に酷く、日教組の委員長を務めた槙枝元文(まきえだ・もとふみ)は、北鮮の金日成を崇めていたし、山梨県の教職員組合で権力を誇っていたのは民主党の輿石東だ。

  今では信じられないが、昭和時代だと社会党に“勢い”があって、「非武装中立」とか「国軍反対」など馬鹿げた主張を繰り返していた。昔、「憲法九条学者」と揶揄された土井たか子は、金日成の北朝鮮やチャウシェスクのルーマニアを賛美していたが、それなら社会党員は日本国籍を捨てて北鮮や東歐に移住すればよいのに、誰も日本から出て行かなかった。社会党には「女性の地位向上」を主張するフェミニストや、朝鮮人差別を糾弾する「人権派弁護士」なんかがいたけど、北鮮に攫われた女子供を救おうとする議員は皆無だった。土井委員長自らが、北鮮に内通する売国奴であったから、拉致被害者の家族は驚きを隠せない。たぶん、拉致被害者には「人権」とやらが無いのだろう。でも、社会党の議員は「弱者救済」が“売り”だったのにねぇ~。田辺誠や高沢寅男なんかは、「北鮮の代議士」と呼んでもおかしくない議員だった。

  アメリカの大学も左翼思想による“汚染”が非常に高く、ユダヤ人学者は左翼陣営の中核を成している。ある者は資本制経済に反対するし、別の者は階級逃走に執念を燃やしていた。それなら、故郷のイスラエルに移住すればいいのに、親子代々、欧米社会に住み着きながら西歐白人に怨みを抱くなんて、骨の髄まで精神がおかしい。日本人が憧れるアイヴィー・リーグは左翼の巣窟だ。政治学や社会学の分野には、黒人を利用するユダヤ人が盤踞するし、フランクフルト学派のユダヤ人は、単純なアメリカ人を洗脳し続けている。ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)とかサウル・アリンスキー(Saul Alinsky)、スーザン・ソンターグ(Susan Sontag)、デボラ・リプシュタッド(Deborah Lipstadt)、アーサー・リープマン(Arthur Liebman)、ロバート・ウィストリッチ(Robert Wistrich)、フランチェス・フォックス・ピヴン(Frances Fox Piven)など、数えだしたらキリが無い。

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(左 : サウル・アリンスキー / スーザン・ソンターグ / フランチェス・フォックス・ピヴン / 右 : ロバート・ウィストリッチ )

  黒人にも極左分子やマルキストが結構多く、「エスニック研究」の学部は彼らのアジトだ。こうした分野には“優秀”な白人教授は寄りつかないから、ユダヤ・マネーに依存するヘンリー・ルイス・ゲイツ(Henry Louis Gates, Jr.)教授とか、トリニダード出身の社会主義者シリル・ライオネル・ロバート・ジェイムズ(Cyril Lionel Robert James)、極左マルキストのコーネル・ウェスト(Cornel Ronald West)教授みたいな奴ばかり。日本人には「アメリカ白人」に見えるウォード・チャーチル(Ward LeRoy Churchill)は、マスコギー族やチェロキー族の血が混じったインディオ系の白人極左だ。9/11同時多発テロの時には、テロリストを擁護する論評を発表して騒動を引き起こしていた。しかも、論文の剽窃問題や不正行為が発覚したので、チャーチルは勤務先のコロラド大学から解雇される破目になった。

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(左 : ヘンリー・ルイス・ゲイツ / コーネル・ウェスト / ウォード・チャーチル / 右 : シリル・ライオネル・ロバート・ジェイムズ )

  アメリカの教育界は狂っているので、極左の活動家や前科者でも大学に雇われ、学生を指導する教師になれる。例えば、元テロリストのバーナディーン・ドーン(Bernardine Rae Dohrn / 旧姓Ohrnstein)はその典型だ。彼女はユダヤ人の父親とスウェーデン人の母親との間に生まれた混血児。学生時代から札付きの左翼で、悪名高き「Revolutionary Youth Movement」にのめり込んだ。しかも、左翼ユダヤ人が集まる「SDS(Students for a Democratic Society)」にも属していたから、筋金入りの左翼と言えよう。また、ドーンはビル・エアーズ(William Charles Ayers)が率いる過激派組織「ウェザー・アンダーグラウンド(Weather Underground)」のメンバーとなり、FBIから「危険人物」と見なされていた。指名手配を受けたドーンは偽名を使いながらの逃亡犯となる。しかし、1969年に麻薬所持でシカゴ警察に捕まってしまい、有罪判決を受けて刑務所送りだ。

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(左 : バーナディーン・ドーン / 中央 : ビル・エアーズ夫妻と子供 / 右 : バーナディーン・ドーンとビル・エアーズ)

  左翼活動家には、金持ちの支援者や有力者に“コネ”を持つ人物がいる。服役後、ドーンはシャバに出ると法律事務所の「Sidley Austin」に就職できた。というのも、夫であるビル・エアーズの父親トマス・エアーズ(Thomas G. Ayers)が口利き役となっていたからだ。(トマスは電子部品を販売する「Commonwealth Edison」のCEOを務めた人物。一方、放蕩息子で碌でなしのビルは、シカゴで黒人を“オルグ”していたバラク・オバマの師匠だ。劣等生のオバマが書いたとされる自伝は、ビルが幽霊作家となって出版させた代物である。)

  ドーンは前科者なのでイリノイ州の法曹界には入れなかったが、ノースウェスタン大学に潜り込むことができ、ロー・スクールの准教授になれた。2010年、ドーンは「NewsClic India」のインタヴューを受けたが、その中で「真のテロリストはアメリカ政府よ!」と述べていた。日本人が聞けば「お前が言えた身分か!」と呆れてしまうが、ドーンはアメリカ社会を憎む極左分子だ。ピューリタン倫理に基づく社会や歴史を愚弄し、奴隷制や拝金主義にまみれた過去を糾弾する。自分が兇悪なゴロツキだったのに、「国家テロ」を咎める立場にあるのか? 郵便局強盗が銀行強盗を批判するようなものだ。

  教育界というか左翼業界には、こんな過激派や準テロリストが結構多いのに、マスコミの報道では“左翼議員”や“左翼知識人”に対する辛辣な批判は無い。日本の報道番組も酷く、上院議員のオバマが大統領選挙に出馬した時も、「準テロ組織と昵懇の赤い黒人」とか、「業績も無いのに法律雑誌の編集長になったズル学生」という批判すら無かった。

  ちなみに、「民族研究」の学科に進むのは、学力不足の劣等生が多く、白人への怨念を綴ればOKだ。恨み節を書けば“好成績”を取れるので、ヒスパニックや黒人のダメ学生でも“優等生”になれる。日本も同じで、一橋大学や早稲田大学で民族問題や移民支援を専攻する学生なんか、使い物にならないボンクラばかりだ。たとえ“学士様”になっても、三井物産とか住友商事、野村證券、トヨタ自動車、三菱UFJ銀行といった有名企業に採用されるとは思えない。大半は指導教授の“ポチ”に成り下がり、安月給の専任講師くらいだろう。確実な出世を望むなら、長老教授に尻尾を振るか、その娘婿になって教授に昇進するかだ。

  『紀要』に投稿した“クズ論文”なんか誰も読まないけど、それを何本か束ねて書籍にすれは、立派な“業績”になる。これなら漫画家の方がよっぽど偉い。実力が無いと『ヤング・ジャンプ』や『少年マガジン』に採用されないし、不人気だと即「連載中止」だ。でも、左翼教授には明石書店や未来社といった御用出版社が附いているから大丈夫。クズ本は授業の「教科書」となるし、購読者は抵抗できない学生ときている。指定文献の「民俗学入門」とか「国際政治学概論」は、新品だと4千円か5千円くらいするのに、ブックOFFに持って行くと「買取価格」が100円か50円となる。これじゃあ、ゼミの学生は泣けてくる。ラーメン屋のオヤジは税金を払いながら、新宿や渋谷の激戦区で毎日“競争”しているのに、目黒の駒場村では三流学者が研究費を貰いながの道楽三昧だ。インボイスで苦しむ自営業者は今こそ、プロレタリア革命を呼びかけよ! でも、東大の教授は同調しないだろう。意外と現状維持の“保守的”だったりして。

外人との共存は厭だ

  脱線したので元に戻す。「右翼」と評される保守派と違って、社会主義者や共産主義者に世間の批判が向かわないのは、小学校から大学まで、ほぼ左翼知識人で占領されているからだ。具体例を挙げて説明すると長くなるから省略するが、ポール・ホランダー(Paul Hollander)の『Political Pilgrims』やセイモア・マーティン・リプセット(Seymour Martin Lipset)の『Rebellion in the University』、ドナルド・アレクサンダー・ドーンズ(Donald Alexander Downs)の『Cornell'69』、デイヴィッド・ホロウィッツ(David Horowitz)&ジェイコブ・ラスキン(Jacob Laskin)の『One-Party Classroom』を読んだだけでも、アメリカの大学が如何に左傾化しているのかが判る。

  となれば、「移民反対」を掲げる政党は、どれもこれも「右翼政党」か「極右団体」と評されてしまうだろう。日本の大学は本当に異常で、移民問題を扱う教授だと、全体の90%から98%くらいが移民擁護派で、移民排斥を論じる教授なんて皆無に等しい。本来なら、50%くらいが“保守派”の教授で占められ、移民の輸入が如何に有害であるかを論ずるはずなのに、TVの報道番組に出てくるのは外人の支援者ばかりだ。

  自然科学の授業と違い、政治学や法学、社会学、教育学といった文系の授業では、教師の思想や趣味が紛れ込む。眼に見えないウイルスに感染したのと同じで、たとえ即座に発病しなくても、何年後かに発症するタイプもある。高校生や大学生といった初心(うぶ)な“畑”に、悪党が“毒麦”を蒔くようなものだ。梅毒や淋病なら息子のチンチンを見て直ぐ判るけど、“悪魔の思想”だと旋毛(つむじ)を見ても判らない。一般家庭の親は教師を信頼しているから、素直に学費を払うし、関心があるのは「学校ランキング」だけである。左翼思想がどれほど有害なのか解らない。

  まぁ、ブラジャーを附けた男性教師が、ミニスカート姿で現れたり、顔や腕に刺青を彫った女性教師が、PTAの会議に出席すれば、保護者だって何かが“変”と気づくだろう。でも、謹厳実直なタイプだと判らない。それでも、我が子が通う小学校に「アジア人クラス」が誕生したり、同じクラスにアジア系の生徒が増えれば、学力低下を心配する親は次々と騒ぎ出す。給食にも異変が現れ、朝鮮のキムチとかベトナム料理のコムタム、フィリピン料理のシニガンが出てくれば、日本人の親は学校側に文句をつけるだろう。また、学校の運動会に朝鮮の民族舞踊が組み込まれれば、日系人の親は気分が悪くなる。自宅の近所に移民労働者の訓練センターが出来たら、町内会のオッちゃんオバちゃん達は大騒ぎだ。近隣住民が「極右の排外主義者」になっても不思議じゃない。

Africans in Europe 245Asian family 423


  一般の日本人は「多民族社会」と聞いてもピンとこないが、普段の生活で異民族が増えたら「右翼ナショナリスト」に変貌する人も多くなる。例えば、娘が友達と遊園地の水泳プールに行ったら、髭面のイラク人やトルコ人の男どもに言い寄られたり、体を触られたりすれば母親だけじゃなく父親も大激怒だ。(ドイツでは実際に発生した。) 高校生の女子生徒が満員電車の中でインド人やパキ人、ビルマ人に囲まれれば恐怖感を覚えるし、大学生の女性は席が空いていても、両隣が黒人やアラブ人だと坐らないことが多い。百貨店のエレベーターでも同じで、扉が開いた瞬間、黒人だけが乗っていると、無言で“スキップ”だ。澄ました顔でその場を立ち去る者もいる。

  もし、中学生が参加する陸上競技の全国大会で、黒人生徒がトップを占めれば、日系人の観客は国内大会とは思わない。甲子園の高校野球でも、出場選手の半分がアフリカ系で、アジア人が2割となれば、西宮で開催される“世界大会”だ。早稲田大学や明治大学でラグビー部に属していたOBも、後輩が“異人種”であれば衝撃を受ける。例えば、数年ぶりに母校の試合を見に行ったら、部員のほとんどがトンガ出身の南洋人とか、オーストラリア国籍のマオリ族だったりすると、母校への応援が冷めてしまう。

  普通の日本人は多民族社会が嫌いだ。例えば、地元の商店街を歩いていて、チャドルを着た親子連を見かければ、異様な様子に違和感を覚えるし、神社の近くにモスクが建設されれば不愉快になるだろう。モスクの周辺にはアラビア風の飲食店が出現するし、トルコ風焼肉店の前で中東アジア人が坐っていれば、日系日本人は避けて通る。店の看板も朝鮮語や支那語で書かれていたり、アラビア語のポスターが貼ってあれば、「ここは日本なのか?」と疑ってしまうだろう。幼児を連れた母親は、腕や首に刺青を彫ったアジア人を目にすると、表情を硬化させて通り過ぎる。いくら「出身国の風習だ!」と言われても、ヤクザの刺青(和彫)と違いは無いから、旅館やサウナの経営者にとったら迷惑だ。

  フランスのRN やドイツのAfDを“極右”と呼んでいた日本の新聞記者は、移民を厭がるお客様(定期購読者)を「極右分子」と呼べるのか? 現実の世界では「まさか」の事件が起こりうる。もし、自分の娘が家に連れてきた“恋人”が、親と同じ歳か年上のクルド人で、スンニ派のイスラム教徒だったら、娘の父親はOKするのか? また、年頃で跡継ぎの長男が、フィリピン・パブで親しくなったフィリピン人酌婦を母親に紹介した時、 カタギの母親は水商売の外人を息子の嫁として認めないだろう。 亭主よりも大切な息子であれば、動揺した母親は「絶対に反対よ! あんな人とは直ぐ別れなさい!」と懇願するはずだ。

  普通の日本人はネオナチみたいな差別主義者じゃない。昔ながらの生活を求める凡人だ。ペットならゴールデン・レトリバーやノルウェーのフォレスト・キャットでもいい。しかし、家族となる息子の嫁とか娘の亭主は、アジア人とかアフリカ人では厭だ。綺麗事を並べる新聞社やテレビ局の重役も、私生活では「右翼」だったりする。パリやベルリンの特派員は「右翼政党の台頭」を報道するが、こうした御仁は日本に戻って上司の実態を取材すべきだ。NHKやTBS、朝日新聞や東京新聞の経営陣が、軒並み「右翼」だったら滑稽である。

https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68963421.html

5 名前:777

2024/11/14 (Thu) 06:03:25

サマーズ氏: 資本主義に反対することは自由に反対すること
2024年10月28日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55674

アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がダートマス大学でのインタビューで資本主義と社会主義の違いについて語っている。

社会主義とは何だったのか

社会主義がほとんど旧世代の遺物となってから長い時間が過ぎたが、恐らくそのためになぜ資本主義が成功しているのかということについて考える人は少ない。

そしてまさにそれが理由で日本やアメリカなどの資本主義国家とされる国に、実体経済を自由市場ではなく中央政府が支配する社会主義の影が忍び寄っていると筆者は考えているのだが、だからこそサマーズ氏に社会主義の国々がどういうものだったのかを語ってもらおう。

サマーズ氏は大学生たちに次のように語りかけている。

わたしはこの部屋にいる学生たちと同じくらいの年か、それよりも少し年上だった頃に、ここにいる学生がもう体験できないことを体験したことがある。

それは西ベルリンと東ベルリンを繋いでいたチェックポイント・チャーリーを通ったことだ。

チェックポイント・チャーリーとは、戦後に東西に分断されていた西ベルリンと東ベルリンを繋いでいた検問所のことである。第2次世界大戦後、アメリカと旧ソ連に分割統治されていたベルリンは、半分が資本主義、もう半分が社会主義によって運営されていた。

結局、ドイツは資本主義だった西ドイツが繁栄し、社会主義だった東ドイツが貧困に陥ったため、東ドイツが西ドイツに吸収される形で統合されたのだが、これはその前の話である。

サマーズ氏は次のように述べている。

それは2024年と1954年を繋ぐ門を通るような経験だった。その前後ではすべてが違った。西ベルリンと東ベルリンにはまったく共通点はなかった。

社会主義の失敗

当時、社会主義の国は次々に退廃していった。資本主義経済では起業家が消費者の需要に合わせてどのような商品を作るかを決め、需要が高い商品を作った起業家ほど高い対価を得る。

一方で社会主義の国ではどういう商品が作られるべきかを政府が決定する。

その結果は明らかである。資本主義国家では消費者が欲しがる商品がどんどん作られ、社会主義国家では消費者が欲しがらない商品がどんどん作られた。

そして西ベルリンは栄え、東ベルリンは貧困に沈んでいった。ソ連は崩壊した。中国は鄧小平氏の時代から資本主義をある程度受け入れていった。

今でもかなり社会主義的な小国はある。サマーズ氏は次のように言っている。

北朝鮮は人に出入りをさせないが、それは抜け出す人が出ないようにするためだ。だから韓国から北朝鮮に行くことはできない。

北朝鮮に自由に出入りできないことには理由がある。社会主義国と資本主義国では貧富の差が激しいために、北朝鮮の人々が韓国の豊かな暮らしを見れば、誰もが北朝鮮から逃げ出したいと思ってしまうだろう。

国民にチェックポイント・チャーリーを通らせてはならない。だから自国民を囲うしかないのである。

社会主義の本質

読者の多くは、こうした社会主義の話が過去の遺物であるか、または北朝鮮のような極端な国のものだと思うだろう。

元々、社会主義は裕福な起業家たちを羨んだ労働者や農民に支持されて始まった。起業家が株式を持つことを禁じ、株主の役割を政府が担った結果、政治家だけが豊かになる社会が出来上がったのである。

しかしそれは今の日本に似ていないだろうか? 給与所得の半分を政府に持っていかれる現状は本当に資本主義なのか。東京の真ん中に税金で作られた巨大便器は消費者が望んだ商品なのか。これは社会主義の製品と何が違うのか。


出典:産経新聞
社会主義の本質は、人々の自由な商業活動、自由な物品の売買を禁じ、政府の決めたように経済を動かすことである。

サマーズ氏は次のように述べている。

社会主義を望む人々の衝動を理解することは困難だ。

合意した2人の大人が寝室で何をしようと自由であるのに、なぜ合意した大人同士が市場経済のなかで、互いに合意した賃金で雇ったり雇われたり、合意した金利でお金を貸したり貸されたり、合意した価格で商品を売ったり買ったりを自由にしてはいけないのか?

資本主義に反対することは、合意した大人同士が第三者に害を与えないかぎり、互いに利益がある行為をやっても良いという考えに反対することだ。

資本主義の本質はこうである。人々に自由な経済活動をさせれば、優れた起業家のような非常に裕福な人々が出てきてしまう。それを羨んだ人々は政府がそれを止めてくれると思い、起業家から自由を奪って政府にそれを与えた結果、起業家ではなく政治家が豊かになり、人々はむしろ更に貧しくなったのである。

サマーズ氏は次のように言っている。

反資本主義という姿勢は、本質的には反自由なのだ。

だがそれはまさに日本の状況ではないのか。自分の力で金を稼いだ高所得者から、当選させてくれと乞食のように頼む政治家に金を移転するのが今の日本経済である。

そしてそれは与党を支持した国民の多数派には決して移転されない。それを期待している人々は、控え目に言っても間抜けである。

他人の自由を奪うと自分に返ってくる。ばら撒き政策とはそういうものである。

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

現実には 金融所得の税率は低く、給与所得の税率は高いのだから、多数派に支持された政府が多数派だけ損をする社会を作っているのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55674

6 名前:777

2024/12/14 (Sat) 18:11:15

保守とリベラル _ 安倍は左?朝日は右?左右イデオロギーはこんなにいい加減!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16883383



茂木誠 _ イデオロギーとは何か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16851635

茂木誠◆グローバリズム・ナショナリズム・右翼・左翼・共産主義・自由主義とは
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829270

左翼・新自由主義・グローバリズムは WOKE思想、文化共産主義、 文化マルクス主義なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830669

自民党大敗とこれからの日本 Part 2 立憲民主党と国民民主党はどちらも左翼 宇山卓栄×ゆめラジオ 2024.10.28
https://www.youtube.com/watch?v=77u6zdlg8Xc&list=PLhzesaaEH7k07AqDez5C0eHuif7hr_qly&index=5

〈「統一教会 」と「 ネット右翼 」の皆さんの関係は(?)。高橋洋一から櫻井よしこ、花田編集長まで。〉哲学者・文藝評論家=山崎行太郎
森哲子事務所 2022/09/12
https://www.youtube.com/watch?v=IlVfRXt0xHY

ネトウヨ一般に共通する特性
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14149335

保守・右翼の人間は何故論理的な思考ができないのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037707

チャンネル桜関係者や保守・右翼は何故 知恵遅れの安倍晋三にそんなに簡単に騙されるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/511.html

小泉純一郎、安倍晋三の様な自称保守の政治家は 選挙の時だけ愛国者、選挙が終わると売国者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026772

チャンネル桜や正論で大活躍中のアホ右翼・アホ陰謀論評論家 まとめ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/228.html

これがチャンネル桜関係者とアホ右翼が信じている「ユダヤ陰謀史観」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/505.html

朝香豊 _ プーチンのデタラメ歴史観に騙される日本 の「保守」を論破します
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841387

世界に比類なき日本文化 _ 名誉白人認定されたいアホ右翼は欧米人に金渡して「日本スゴイ!」と言わせている
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/235.html

【GHQによって消された日本の近現代史を学ぶ】敗戦から保守合同と自民党結党までの歴史
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=QIcFkxcHskk
https://www.youtube.com/watch?v=Zc3KlnzT1Vk

西洋の保守主義の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14132986



【共産党とは いかなる思想と団体なのか? その①】左翼の勃興とソビエト連邦の誕生
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜 2024/07/20
https://www.youtube.com/watch?v=LWqIMy26ffo

共産党とは いかなる思想と団体なのか? その2 コミンテルン、ボリシェビキとは?
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=m2YPQWQ-KOI

共産党とはいかなる思想と団体なのか?その3 日本共産党歴史(黎明期)
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=yZYI_FqTTiE

共産主義はゾンビの如く蘇る / 呪縛される日本人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14104241

右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

共産主義者とはどういう人間なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037916

若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子が ばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006452

かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003324

学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099

山本健 『ヨーロッパ 冷戦史』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093939

ある共産党員への手紙 - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099658

7 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:31:45

植草一秀の『知られざる真実』2025年7月16日 (水)
「頑張った者が報われる」詭弁
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-223752.html

リバタリアニズムとリベラリズム。

リバタリアニズムは超自由主義と表現される。

「自由至上主義」、「自由尊重主義」、「自由放任主義」などと呼ばれることもある。

この思想は本来「自由主義(リベラリズム)=liberalism」と呼ばれていたものだが、20世紀になって経済活動への公的介入や所得の再分配を重視する社会民主主義や福祉国家思想がリベラリズムの名で呼ばれるようになった。

混同を避けるために英語圏で1970年代ころから「古典的自由主義」がリバタリアニズムと呼ばれるようになった。

フランス革命以来の近代市民社会において最も強く要請された憲法的価値は「財産権」。

フランス人権宣言第17条は

「所有は、神聖かつ不可侵の権利であり、何人も、適法に確認された公の必要が明白にそれを要求する場合で、かつ、正当かつ事前の補償のもとでなければ、それを奪われない。」

として財産権の不可侵性を宣言した。

リバタリアンは経済活動に対する国家の介入を最小限にすることを求める。

公権力が介入して税の形態で財産を奪うことを嫌う。

税で調達した資金を経済的弱者に再分配することを不当であると非難する。

ところが、20世紀になって財産権を制約する憲法上の立場が台頭した。


日本国憲法では第25条から第28条に、生存権、教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権を定めている。

そして、そのあとに第29条の財産権を定めている。

20世紀的基本権とも言われる生存権、社会権を先に規定し、18世紀的基本権と言われる自由権に属する近代的人権である財産権の規定を後に置いた。

その背景には次の考え方がある。

憲法は財産権を保障するが、それは、あくまで社会権と調和する範囲で保障するにすぎないということ。

20世紀的基本権である生存権等の社会権を重視する立場が示されている。

産業革命後に起きた経済の発展は貧富の差の拡大を招いた。

結果として、経済的弱者は存立さえ困難な状況に追い込まれた。

この問題を解消するために登場したのが社会権である。

20世紀に入り、各国で財産権に対する大幅な規制が認められるようになった。

莫大な資本力と財産を有する資本家が資本も財産も持たない無産労働者を搾取することを規制してはじめて、貧富の差の拡大を防ぐことができる。

経済的弱者の生存を支えることができる。

こうした経緯があって財産権を制約する社会権=20世紀的基本権が重く取り扱われてきた。

ところが、1980年代以降、20世紀的基本権を否定して、再び18世紀的自由権だけを尊重する思想が再浮上した。

この主張が新自由主義と呼ばれるものだが、これはリバタリアン思想とオーバーラップするものである。

18世紀的自由権を基礎に据え、これだけを尊重する立場からは財政活動による所得再分配が否定される。

しかし、市場原理にすべてを委ねれば貧富の格差は拡大するばかりであり、経済的弱者は生存さえ不可能な状況に陥る。

この現実を踏まえて20世紀的基本権が憲法上も重視されてきた。

そこに、さらに重大な状況変化が加わった。

所得分配の不平等が一気に拡大したのである。

企業の労働者と経営トップの賃金格差が劇的に拡大した。

さらに、所得の上位1%の者が占有する所得の比率が劇的に上昇した。

かつて経験したことのない所得格差が発生している。

このとき、20世紀的基本権を重視した所得再分配政策の重要性は一気に高まる。

格差が拡大している時代であるからこそ、より一層、所得再分配制度の重要性が高まっている。

しかしながら、他方で、1980年代以降に 拡大された市場原理至上主義=リバタリアン思想が勢いを増している。

この問題を考えることが「正義について考える」こと。

より良い社会を構築するためにはリバタリアン思想ではなくリベラリズム思想が強く求められることになる。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-223752.html

8 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:36:50

戦前右翼の夢をひもとく 中島岳志さん【内田樹の談論風発18】
デモクラシータイムス (2025年7月8日収録)
https://www.youtube.com/watch?v=Wztrz5fJ9lE

内田さんの新著『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』を取り上げたところ、3週続けて天皇にまつわる話題となりました。番組初めてのゲストとしてお迎えした中島岳志さんとの息のあった丁々発止は見応え抜群です。

  • 名前: E-mail(省略可):
マルクス経済学・共産主義関係投稿集
1 名前:777

2022/08/24 (Wed) 09:12:58

777投稿集
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777ブログ カテゴリー 一覧
https://blog.hatena.ne.jp/a111111jp/a111111.hatenablog.com/categories


▲△▽▼


マルクス経済学・共産主義関係投稿集


【国際社会】さまざまな形態の社会主義をマルクス主義からアナーキズムまで解説!すべて失敗でした
世界史解体新書 2025/04/05
https://www.youtube.com/watch?v=jYBtdzBC55w


【国際問題】資本主義はもう限界!崩壊したら世界はどうなる?
世界史解体新書 2025/02/16
https://www.youtube.com/watch?v=fH8FK-l7iwM&t=96s


壺齋散人 今こそマルクスを読む
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16846078

白井聡 ニッポンの正体 - YouTube
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828499

【白井聡 ニッポンの正体】呼び出されるマルクス 〜生きづらさの根源解き明かす「資本論」〜
https://www.youtube.com/watch?v=5s1fN34uN5A&t=14s
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103123

【白井聡 ニッポンの正体】 社会も仕事も回らない!~人口減は、資本主義の終わり~
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828442

【白井聡 ニッポンの正体】変わらぬ日本をどう変える ~いま敢えて問うレーニン「力」の思想~
デモクラシータイムス 2024/10/20
https://www.youtube.com/watch?v=9z_hZCfxplw&list=PLtvuS8Y1umY_eyk0vhJr0D0LnQNn4vTM_&index=1

白井聡 武器としての「資本論」_ 要約 資本主義 経済学
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html

書評・白井聡「武器としての「資本論」(東洋経済新報社刊) - 内田樹の研究室書
2020-06-12
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html#c4

白井さんと話したこと - 内田樹の研究室
http://blog.tatsuru.com/2023/04/01_0810.html


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文化マルクス主義

【衝撃】トランプ政権が学生ビザを次々剥奪…隠された本当の狙いとは
経済クラブ keizaiclub 2025/04/29
https://www.youtube.com/watch?v=BSvzgULOfKo

ポリコレに気を付けよ!|茂木誠
渋谷至誠の会 2025/04/28
文化的マルクス主義
https://www.youtube.com/watch?v=ACeY9Ho4E_0

【トンデモ】 日本のメディアを支配する“フランクフルト学派”の恐怖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14118106


【国際社会】左翼思想が怖すぎる!!"文化を破壊して今度こそマルクス主義の理想を実現しよう"
世界史解体新書 2024/12/25
https://www.youtube.com/watch?v=QOlodAhaSQA&t=176s

本日のテーマは「文化マルクス主義」でした!


「トランプ政権の反グローバリズム革命の本質」矢野義昭 AJER2024.12.27(1)
Channel AJER 2024/12/27
https://www.youtube.com/watch?v=gwUO06NwGN0


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茂木誠

社会主義の世界史 Part 1 ルソーからマルクスへ もぎせか×ゆめラジオ 2020.07.04
https://www.youtube.com/watch?v=UHKTD_51b0E&list=PL9DmHG7OZYSZ4Y7K55zNhTprf_rYWihl0&index=37

社会に流動性がなくなり、 貧困が蔓延すれば、社会主義が勢いづく


社会主義の世界史 Part 2 レーニンとスターリン もぎせか×ゆめラジオ 2020.07.04
https://www.youtube.com/watch?v=RajhKOokdqc&list=PL9DmHG7OZYSZ4Y7K55zNhTprf_rYWihl0&index=36

後進国で暴力革命が実行された


社会主義の世界史 Part 3 アジアにおける社会主義 もぎせか×ゆめラジオ 2020.07.04
https://www.youtube.com/watch?v=KWCenRs_yAc&list=PL9DmHG7OZYSZ4Y7K55zNhTprf_rYWihl0&index=35

性悪説こそ、社会主義を防ぐ道


マルクスがイギリスで共産主義を考えた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/891.html

階級社会イギリスは、オーウェルの「1984年」監視社会を実現した、最初の国だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/889.html

パリ・コミューンについて
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/890.html

革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/574.html

ウォール街と戦った共産主義者 ルーズベルト大統領
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14067898

アメリカとマルクス - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14063330

アメリカの共産主義者の実態はユダヤ移民
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/366.html

帝政ロシアから大量のユダヤ移民がアメリカに逃げてきて共産主義者になっていった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1214.html

ネオコンとはトロツキスト共産主義のこと
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/364.html



【共産党とは いかなる思想と団体なのか? その①】左翼の勃興とソビエト連邦の誕生
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜 2024/07/20
https://www.youtube.com/watch?v=LWqIMy26ffo

共産党とは いかなる思想と団体なのか? その2 コミンテルン、ボリシェビキとは?
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=m2YPQWQ-KOI

共産党とはいかなる思想と団体なのか?その3 日本共産党歴史(黎明期)
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=yZYI_FqTTiE


GHQ による対日占領政策は
・1945, 46年はニューディーラーによる日本の共産主義化政策
・1947年以降はアメリカ金融資本による日本の資本主義化政策
に変わった

【GHQによって消された日本の近現代史を学ぶ】敗戦から保守合同と自民党結党までの歴史
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=QIcFkxcHskk
https://www.youtube.com/watch?v=Zc3KlnzT1Vk


ジェームズ斉藤 : GHQ は帝政ロシアやソ連からアメリカへ亡命した極左ユダヤ人だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14014859

戦後日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/830.html

妙佛 DEEP MAX 日本は共産主義的な国だという評価がありますが…違うと思います
共産主義国の支配者は労働者から収奪するだけ
https://www.youtube.com/watch?v=jwEwiyMCB9U


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マルクス経済学

マルクス経済学の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/915.html

ト・アペイロン 経済原論概説
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1118.html

マルクス主義 と人類社会の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14124447

白井聡 武器としての「資本論」_ 要約 資本主義 経済学
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html

白井聡 ニッポンの正体 - YouTube
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828499

新共産主義理論 — 新共産主義クラブ HOME
http://www.asyura.us/ncc/new_communisim.html
http://www.asyura.us/ncc/index.html

重商主義の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1530.html

アダムスミス『国富論』の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/917.html

マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1696.html

リカード、マルサスの古典派経済学の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/914.html

ハイエク、フリードマンのマネタリズムの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/913.html

新古典派経済学の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1531.html

ケインズは間違っている _ 何故公共事業が長期的には失業を生むか
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1453.html

新自由主義の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/916.html

シルビオ・ゲゼルの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/922.html

ミヒャエル・エンデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/846.html

商品貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1751.html

中世キリスト教社会の貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1695.html

信用貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1750.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/862.html

信用貨幣論に基づく信用創造
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/919.html

現代貨幣理論(MMT)が採用している国定信用貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1749.html

マルクスの貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1119.html

民間銀行の信用創造について低レベルの誤解をしている人が多い
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/562.html

紙幣の刷り過ぎでドルが暴落する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1039.html

貨幣数量説 _ 貨幣の総量とその流通速度が物価の水準を決定している
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1065.html

セイの法則
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1098.html

金本位制
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1097.html

世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11762

世界最大のヘッジファンド: ドルが下落したらアメリカは終わり
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11762

公共事業や量的緩和で経済は救えない _ 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/892.html

何故公共事業が長期的には失業を生むか
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1564.html

政府支出が増えると経済成長する?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1454.html


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【山崎行太郎ch】『ネット右翼にもわかるマルクス主義入門』
https://www.youtube.com/watch?v=dR1z0AI1-Ms

【山崎行太郎ch】マルクスの『ドイツ・イデオロギー』について。ネット右翼にもわかるマルクス主義入門。(2)
https://www.youtube.com/watch?v=dM8irDjOaqc

【山崎行太郎ch】《疎外論》から《物象化論》へ。…ネット右翼にもわかるマルクス主義入門(3)。
https://www.youtube.com/watch?v=OoVmmL_t1i8

【山崎行太郎ch】宇野弘蔵の《労働力の商品化 》について・・・《 ネット右翼 にもわかるマルクス主義入門(4)》
https://www.youtube.com/watch?v=SSEoN6S29_s

【山崎行太郎ch】柄谷行人の『価値形態論』について・・・《 ネット右翼にもわかるマルクス主義入門(5)》
https://www.youtube.com/watch?v=SCEA6xkhYEc



【山崎行太郎チャンネル】都知事選と共産党とマルクス主義。
https://www.youtube.com/watch?v=OxSp62E9FjM

【山崎行太郎チャンネル】マルクス主義の二大潮流ー講座派と労農派について。
https://www.youtube.com/watch?v=dfrVyf5B1mE

【山崎行太郎チャンネル】内ゲバの哲学が日本を救う。
https://www.youtube.com/watch?v=G3AiqGLy-iI

【山崎行太郎チャンネル】《宇野弘蔵とマルクス主義》
https://www.youtube.com/watch?v=zS1T7iSrFlI

【山崎行太郎チャンネル】何故、左翼系の政治学者や政治評論家はバカばっかりなのか?
森哲子事務所 2024/02/11
https://www.youtube.com/watch?v=_jWr1JyN_YA&t=23s




的場昭弘氏出演! 『恐慌・パンデミック・戦争…21世紀読み解きと世界の行方』(2024年10月3日(金)20:00~生配信)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=TI1ivRzF1SA

的場昭弘氏出演!『資本主義の世紀=20世紀の読み解き+ウクライナ戦争の世界への影響』(2023年10月19日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=Tr3cqVUobSg&t=46s

ゲスト:内田樹氏 テーマ:マルクス!(2023年7月6日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=5qLSVIjYIgw&t=29s

大澤真幸氏出演!『資本主義のその先へ』(2024年1月26日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=Ym7wVuED9-g&t=256s

経済学者・水野和夫氏出演! 「世界経済・ニッポン経済の行方と資本主義の現在」(2023年4月6日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=7sDwOpxJ4V0

鴻上尚史氏出演!『学生運動とはなんだったのか?』(2024年5月23日生放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=OFmrzuDm-Xo&t=322s



飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影 2024年04月16日
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html


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共産主義の本質は独裁と搾取なので実は「共産主義」そのものはどうでも良く、独裁政権を構成する上位層が富や権力を握りしめているのが本質です
中国も共産主義かどうかはどうでも良い事で、重要なのは共産党の指導層が特権階級に居座って独裁政治を続けることのほうです
ただ共産主義は教義として主権は労働者になり万民平等をうたっているので、独裁政権の隠れ蓑としては民主主義や資本主義よりも都合が良いからそうしています
北朝鮮は金一族による家族経営の共産主義という独特なもので、やはり金一族とそれにぶら下がる人達の独裁が重要なので、誰も共産主義なんか信じていません
https://www.thutmosev.com/archives/37371.html



【ソ連】旧ソ連構成国の現在!ソ連から逃げろ!
世界史解体新書 2024/11/11
https://www.youtube.com/watch?v=I1eZSZnaN8g


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保守・右翼が大好きなアホ陰謀論 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/15/183945

110 名前:777

2025/03/27 (Thu) 09:09:06

資本主義をゼロから問い直す
大西つねき 2025/03/27
https://www.youtube.com/watch?v=jHcl4-EOK4Q&t=909s

税金が高いとか物価が高いとか、経済的な不満が高まっていますが、そもそも何が問題の根本なのか、本質的に掘り下げます。

111 名前:777

2025/04/06 (Sun) 02:01:26

【国際社会】さまざまな形態の社会主義をマルクス主義からアナーキズムまで解説!すべて失敗でした
世界史解体新書 2025/04/05
https://www.youtube.com/watch?v=jYBtdzBC55w

112 名前:777

2025/04/15 (Tue) 07:53:04

共産主義の伝統 _ オツムが足りない人に武器と権力を与えると暴動を起こす
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16898524



共産主義者とはどういう人間なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037916

若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子が ばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006452

かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003324

学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099

右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

マルクスの本を一冊も読んだ事が無い毛沢東が目指した共産主義とは儒教の事だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008454

中国最後の皇帝 毛沢東 _ 共産革命とは一体何であったのか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/537.html

毛沢東はセッ○ス狂
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/760.html

妙佛 DEEP MAX 習近平の「共同富裕」が実現するはずない簡単な理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14060321

【ポル・ポト】最悪の独裁者はなぜ誕生した?残虐すぎる大粛清の実態とは?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037915

カンボジア大虐殺 _ 世直しの為に毛沢東思想を忠実に実行したポル・ポト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037915

カンボジア大虐殺はクメール人によるベトナム人の虐殺だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14053557

チベットでも行われた文化大革命
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037917

栗原康『アナキズム』『ナイチンゲールから“近代的個人を超える人”を考える』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875074

アナーキストが誰にも相手にされない理由 _ 一般大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/737.html

ロシア革命はユダヤ人によるロシアの乗っ取り、レーニンはドイツのスパイだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006481

神になった革命家の悲劇 ウラジーミル・レーニン
100人の20世紀 『レーニン』 - ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm1436815

脳動脈硬化症で晩節を汚した(?)レーニン _ 実際は若い時から…
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/756.html

蘇る亡霊ゾンビ 殺人鬼スターリン
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14086694

赤い独裁者の悲劇 ヨシフ・スターリン
100人の20世紀 『スターリン』 - ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm1422462

スターリンは軍が信用できず一般兵士の銃からは実弾を抜いた _ モスクワ攻防戦80年目の真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052501

ロシアの若者の間ではスターリンが大人気
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14018883

20世紀の自称共産主義とは一体何だったのか?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/116.html

パリ・コミューンについて
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/890.html

革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/574.html

ロシア革命を支援したユダヤ金融資本
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1110.html

帝政ロシアから大量のユダヤ移民がアメリカに逃げてきて共産主義者になっていった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1214.html

「ロシア革命」を実行したユダヤ人とそれを支援したユダヤ人
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1025.html

ネオコンとはトロツキスト共産主義のこと
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/364.html

アメリカの共産主義者の実態はユダヤ移民
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/366.html

ウォール街と戦った共産主義者 ルーズベルト大統領
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14067898

世界で唯一成功した共産国家はバブル崩壊までの日本だけだった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/117.html

戦後日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/830.html

戦後の日本が世界で最も成功した社会主義国、理想の共産社会に近い一億総中流社会になった理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/353.html

GHQ とユダヤ金融資本は戦後の日本を共産化しようとして農地改革、人為的インフレ生成、預金封鎖、日本国憲法制定を行った
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/146.html

ジェームズ斉藤 : GHQ は帝政ロシアやソ連からアメリカへ亡命した極左ユダヤ人だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14014859

西側で第二次大戦を戦ったのはレジスタンスだが、その主力はコミュニスト
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1195.html

英米はドイツ軍がソ連に勝てないとわかる迄は、ウォール街のエージェントのヒトラーと戦う気は全く無かった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/615.html

米英金融資本とナチスの緊密な関係
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1573.html

米国の資本家はスターリンを倒す為にヒトラーを支援した
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1245.html

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済 の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

ヒトラーの共産主義との戦い
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/638.html

ウォール街やシティと戦った共産主義者のフランクリン・ルーズベルト
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1037.html

共産主義者のルーズベルトは意図的に東欧をソ連に支配させた
アメリカ軍はなぜ不利なノルマンディに上陸したのか 「戦後」を作った錯覚
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1053.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/963.html

共産主義者のルーズベルトは意図的に北方領土をソ連に支配させた
2019.01.21 旧ソ連の北方領土占領、米国が軍事支援していた…歴史の定説を覆す発見文=粟野仁雄/ジャーナリスト
https://biz-journal.jp/2019/01/post_26352.html

戦前の日本陸軍軍人は共産主義者ばかりだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016765

太平洋戦争は共産革命を恐れた昭和天皇が英米支配層と組んで起こした八百長戦争だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016737

113 名前:777

2025/06/19 (Thu) 01:49:40

ああzzz

114 名前:777

2025/07/16 (Wed) 05:36:35

戦前右翼の夢をひもとく 中島岳志さん【内田樹の談論風発18】
デモクラシータイムス (2025年7月8日収録)
https://www.youtube.com/watch?v=Wztrz5fJ9lE

内田さんの新著『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』を取り上げたところ、3週続けて天皇にまつわる話題となりました。番組初めてのゲストとしてお迎えした中島岳志さんとの息のあった丁々発止は見応え抜群です。

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