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ウェスタン・エレクトリックで一番いい音のアンプはどれか?
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777
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2022/08/08 (Mon) 13:40:51
ウェスタン・エレクトリックで一番いい音のアンプはどれか?
ウェスタン・エレクトリック輸入代理店 株式会社エレクトリ
https://electori.co.jp/
株式会社エレクトリ 取り扱いブランド
Western Electric(ウェスタン エレクトリック):真空管
https://electori.co.jp/we/index.html
Western Electric HP
http://westernelectric.com
http://facebook.com/westernelectric
http://twitter.com/westernelectric
待望のウェスタン エレクトリック製 300B 国内販売開始 2021 年 11 月 1 日
https://electori.co.jp/we/data/we_release_triode.pdf
オーディオファンにとって垂涎の銘球ウェスタン エレクトリック製 300B の復刻生産が始まり、いよいよ日本国内でも販売がスタートします。
正規輸入総代理店は株式会社エレクトリ、日本国内総販売元は株式会社トライオードで下記のとおり販売を開始します。
300B シングル (1 本) 110,000 円
300B ペア (2 本、木箱入り) 231,000 円
300B クアッド (4 本、木箱入り) 484,000 円
<ウェスタン エレクトリック(Western Electric)300B について>
1938 年に米国ウェスタン エレクトリック社から登場した 300B はオーディオの世界で至高の銘球として不動の地位を築きながら 1988 年まで生産されました。生産終了後にもその銘球を求める熱狂的なファンによりオリジナルの 300B にはプレミアム価格が付くなど人気は更に高まりました。その後オリジナルの 300B を模倣して復刻生産した 300B は数社から発売されましたが、オリジナルの 300B の復活への願いは益々高まりました。オリジナルの復活への動きは 1997 年に一旦実現しましたが、生産数量は限られており、また設備の老朽化などにより継続生産が困難になり 2006 年に生産が停止しました。しかし、再復活へのプロジェクトは動き続け、2018年にはジョージア州ロスヴィルに新工場を建設して、近代化した製造ラインによる生産体制が整いました。この新生産ラインにより待望のオリジナル 300B を世界中に安定して供給できるようになりました。供給販売ルートは米国内では直接注文も可能ですが、米国以外ではそれぞれの国の正規代理店を通してのみの販売となっており、日本では株式会社エレクトリが正規輸入総代理店となり、株式会社トライオードが日本国内総販売元となりトライオードの販売チャネルを通して発売することになりました。
正規輸入総代理店:株式会社エレクトリ
https://electori.co.jp/we/index.html
〒105-0022 東京都港区海岸 2-7-70
TEL:03-5419-1590(代表)FAX:03-5419-1591
日本国内総販売元:株式会社トライオード
https://triode.co.jp/brand/
〒343-0032 埼玉県越谷市袋山 609-3
TEL:048-940-3852 FAX:048-940-3853
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WE(ウェスタンエレクトリック)の、最高峰の真空管アンプにつきまして
「WE」(ウェスタン・エレクトリック)についてご存知ないかたに少し説明を加えておきます。エジソンが出た直後から米国には、「WE」(ウェスタン・エレクトリック)という会社が登場しています。途中で社名をルーセント・テクノロジーに変えており、米国では、一種の謎めいた、帝国的な存在になってしまいましたが、今もそれは伝説的に、「WE」と呼ばれています。
50年も60年も前の「WE」の真空管アンプは、とてもタフで、今も映画館などで現役で使用されており、それが放出されると、200万円だの、状態の良いものですと、それ以上の値段で取引されている代物です。勿論、音が素晴らしく良いから、その値段が付くものですが、60年前の骨董品のようなプロ用アンプに、民生用のどれを持って来ても、到底かなわないという事実が、面白いと思います。
60年から70年前の、WEの真空管アンプが、今でも、どのような民生用アンプをも越えていることは事実です。なぜそうなのかは、それが往年のプロ用のアンプだったからに他なりませんが、その後トランジスタアンプが出現し、最初にそれを使ったプロのかたがたは、トランジスタのものは使えないと、結論づけてしまいました。
私が使っていたWE(ウェスタン・エレクトリック)は、そんなに高額なものではなく、1950年代くらいに製造された機種、KS-16617-L1、8W×2のものでした。その音は、世界でも無敵のアンプだと思えていたほどです。それほどまでに、WEは、すごかったのです。
左側のお客様の声の中の、ウェスタンエレクトリックの15Aホーンを鳴らされているHさんは、1930年頃の、205D真空管使用のウェスタンエレクトリックのオリジナルの真空管アンプを使っておられました
205Dものは、300Bのウェスタンエレクトリックのアンプより数段上で、さらに高額な、最上のものです。205Dもので、モノラル二台、200万か300万という価格が相場です。
https://procable.jp/crown/d45.html
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WE(ウェスタンエレクトリック)の音とは
「WE」(ウェスタン・エレクトリック)の音とはなんぞや、ということについては、実態が良く分からないかたもおられると思います。
それは、ハイエンドオーディオの世界とは全く別の次元の世界であり、レースで言えば、F1級の世界であり、そこにおられるかたがたは、まさしく「僧侶の修行」というような様子を呈しておられるかたがたが多いと、証言させていただきます。それは悟りにも近い世界であるがゆえ、我々凡人では、まかり間違うと、人格さえ崩壊しかねない世界ですので、その種の次元のかたにしか存在できない世界であると言えます。したがって、おおざっぱではありますが、どなたにでも、こう言えます。「WEの世界には近づかないほうがいいです。」。それは刀で言えば、戦国時代の妖刀さながらの危険なものです。「妖刀」は、使い手次第では、己自身を斬ってしまいます。
さらにWEのかたがたは、ハイエンドオーディオなどには、全く見向きもせず、問題にもされないほど、高次のかたがただからです。
しかし、彼らの本性は、アンプへの興味などではありません。「フィールドスピーカー」というWEの1930年頃のスピーカーを鳴らすことが目的だというところにあります。それは骨董品どころか、現代のスピーカーなど、おもちゃ同然で全く問題にもならないほどの、F1級のものです。スピーカーだけは、昔のもののほうが圧倒して優れていて、能力が、「月とすっぽん」というほどに、高いのです。このことは、どなたも知っておかれたほうがいい事実です。ただしそれはスピーカーだけです。
アルテックのオールドスピーカーあたりから先が「F1」の世界であり、それを鳴らすには、とんでもないレベルのアンプが必要です。オーディオで言う「名機」と、そられのアンプとの違いが、非常に分かりにくいと想像します。
オーディオ界で名機と呼ばれているアンプはいくらでもあります。プレミアムが付いているほど、非常に高額なものもあります。しかし、「名機」では、妖刀クラスのスピーカーは扱いきれません。力不足もはなはだしいのです。このことこそが、アルテックやWEのスピーカーを(アルテックはWEの技術部門が独立して出来たメーカーですのでWEの一部と言えます)、一生涯かけてもオーディオマニアのかたが鳴らしきれず、「泥沼」に陥ってしまわれる最大の理由です。
「名機」と、それらのアンプとでは、実力があまりにも遠く、隔たっています。その距離感、隔たりの度合いが分かりにくいです。「名機」のアンプを使って「化け物」を鳴らすことが、どういうことを意味しているのか、分かりやすく、極めて正確に表現するよう、言葉を選びます。
「F1マシンに、ゴーカートのエンジンを乗せて、無理矢理走らせようとする、愚行」
驚かれるかたもみえるかもしれません。「実態」は、その表現で、適正です。
ですから、生涯にわたってそれを続けても、得られるものは何もないことは明らかです。それどころか、F1マシンが走らない理由も分からず、次々に高額でぼろい「名機」ばかり買い集めなくてはなりません。それは泥沼です。これは「オーディオ地獄」の最も代表的なものであり、あちこちで、非常に多く見受けられるパターンの一つです。悩み抜いても打つ手が分からなければ、巷で聞く噂、デタラメの真似ごとに終始するしかなく、それこそ「フランケンシュタイン症候群」の重度障害になってしまいます。
したがって、WEチームのかたがWEレベルのアンプを必要とされているのは当たり前のことであって、いたって自然なことです。
そうかといって、それでは、F1のエンジンを乗せたF1マシンが、ここにあるとします。そんな大それた代物を、誰がいったい操れましょうか。それができるのはプロフェッショナルだけです。
アンプがいかに優れていても、いや、優れていればこそ、それは本物のF1になってしまいますから、我々は、やはりそのような化け物には、近づかないほうがいいのです。
さて、「化け物」「妖刀」などという表現をしなくてはならない種類のスピーカーとはうってかわって、WEのアンプなどのほうは、全く違う顔を持っています。とても優しい顔をしているうえ、高性能スピーカーが秘めている危険性とは180度違って、非常に安全です。それは文字通り「刀」ではありません。優れたアンプには非常な許容性と包容力があり、どなたのスピーカーをも一瞬にして生き返らせる力を持ちます。
https://procable.jp/crown/d45.html
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今でも鮮明に思い出すのは、1971年秋、五反田卸売センターでのオーディオ・フェアにおける「無線と実験」誌のブースでの、真空管アンプの鳴き合わせです。
一方はKT-88のPPアンプで、確か片ch70~80Wも出力の取れるもので、外観的にも超弩級、大変に見事な出来栄えであり、また20dB以上の負帰還をかけ静特性に関しては全く非のつけようもない仕上がりでした。
しかしこの大出力、高負帰還のアンプは、大出力が空振りしているような良くも悪くもまことに普通過ぎる音でした。
もう一方はカンノアンプと呼ばれていた、WE300Bのシングル無帰還アンプ、
それもアウトプットだけでなく段間にもインターステージ・トランスを採用した、いわゆるトランス結合という極めてプリミティブな形式のアンプで、
出力も高々6W~8Wの出力しか取り出せません。
ただし、そのトランスはウェスターンのコア材を徹底的に調べ上げ、そのコア材から金属メーカーに特注したという高価なパーマロイ・コアによるもので、一般には入手困難な希少な物という事でした。
またスピーカーは名器と称されたALTEC A-5、システムとしても100dB近くの高能率の物で、真空管アンプの比較試聴には大変にマッチしていて、この2つのアンプのサウンドの差を我々の前に圧倒的な明晰さで表現してくれました。
この時のカンノアンプの音色の美しさには言葉を失いました。
多くの聴衆のかなり後方で聴いていたのですが、何か空間に透明なエーテルが漂っているのではないか、と錯覚させるような“美音”、まさに“音楽”が鳴っていたのです
http://www.spec-corp.co.jp/audio/rsa-f1/message2.html
北九州市の菅野製作所(株)の会長で居られた故菅野省三氏が、自分の音楽の趣味のため資材、私財を投入し、昭和30年台に、当時としては珍しい電子顕微鏡!!までをを購入し、米国WE ウエスタンエレクトリック(株) の真空管アンプ類を分解し、音の秘密がコア材のパーマロイにあることを発見されます。
石にも目があるように、金属にも目があります。
金属結晶の分子列配合です。
石の目にそって鏨(タガネ)を入れると、僅かな力で石は目に沿って割れます。
TVなどでも石切場で見られたことと思います。
昔の方はどのようにして金属の目を見つけるのか?
それは光線の縞に答えがあります。
同じパーマロイ厚板から切断しても、組み方が違えば同じ音にはなりません。
そんなことはない!!と言われる方も多いですが、事実、組み手が変われば音は変わります。それは長い熟練と経験と音楽に対する造指の上に完成します。
http://www.auduo-1.com/trivia/casa/invitation/casa_007/casa_007.html
キット屋コラム「私のオーディオ人生」第38回
Westem Electric 618Bは凄いのか!
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-038.html
MCカートリッジの昇圧トランスと云えばWestem Electric の WE-618BがMCトランスの中では最高峰に挙げられています。
最近のeBayで出品されている価格を見ますと2個で何と!7800ドルもしますが今後百万円を超えるようになるはず、
こんなトランスにどこに魅力を感じるのだろうか、
このトランスはほとんどのオーディオマニアは試聴された経験は少なくほんの一部のコレクターの方だけがお持ちですから我々庶民のマニアにはこのトランスを聴くと云うことは皆無に近い、
キット屋さんに載せているシルバーオーディオの「いだてんさん」のブログを読みますとこの618Bを聴いた後自分のトランスが聴けなくなりますと注意書きが書いてありました、
では現代のトランスで有名なカートリッジメーカーや国産のコアを使ったMCトランスが販売されている高価なトランスならどうだ!と云いたいですが
残念ながらこの618Bに近づくことも追い越すことも出来ない、
このように書きますと国産の高価なトランスに満足されて楽しんでいる方はショップや評論家のお墨付きでこのトランスは最高と思って購入はずなのに・・・・・・
完全シールドを施した618B、黒色の塗装にステンレスパネルを取り付けてのドレスアップ
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img38_01.jpg
本物と偽物
オーディオに限らず高価でよく売れる商品には必ず偽物があります。
目利きのある方なら簡単に見破れるのですが素人ですとどっちが本物なのか見分けが付きません。
オーディオの場合に限って時々偽物を見ることがあります。
私も以前安く購入したウェスタンの274Bプリントを買ったのですが良く見ますとウェスタンのロゴマークが不自然で球のトップマイカがおむすび型ではなく普通のマイカでしかも管壁に5U4Gと薄く入っていました、
多分どこかのショップか海外でシルバニアの5U4Gをプリントしたものと思われますが非常に悪質に思います。知らない方が買ったらその時は満足ですが偽物とわかれば頭に血が昇るほど腹が立ちますよね、
特にWestem Electricの製品は高値で取引きされていますから悪徳な業者はシールやプリントを変えてあたかもこれがウェスタンだと偽物を売りつける業者もいるみたい、
Westem ElctricのWE-618BやノイマンのBV-33も偽物が出回っているらしい
例えばノイマンのカッティングマシンに使われていたトランスはドイツのハーフェ社のトランスで型番はBV-33、ノイマンのカッティングマシンは当時沢山作られたとは思えないのにトランスだけが沢山出ているのは不自然ではないだろうか、
またカッティングマシンをバラしてトランスだけ売るのはおかしい、
WEの618BもWEのアンプにしか使われなかったのにトランスだけ沢山あるのはどう見てもおかしい、
40~50年前はこのようなトランスを知らないのと人気もないので偽物が出回っていなかったのに最近このようなトランスを見かけるのは本物なのか疑いたくなる。
悪質な方法として手の込んだやり方は618Bのケースだけを使い中のトランスを抜き取り安物のトランスを入れてあたかもオリジナルトランスと称して平然として売っている、
また抜き取ったオリジナルトランスは別で売れば大変高価で取引される一石二鳥のぼろ儲けになる。
また同じようなケースを作り汚れたウェスタンのシールを貼ればオリジナル618Bの出来上がりだ、
オリジナルの618Bの音を知らないから簡単に騙せる。
またヤフオクやeBayなどのオークションに出品されている物は特に注意が必要です。
トランスの中身を入れ換えれば立派なウェスタン618Bに変身しますが目利き耳利きがないと見破れません。
仮に偽物の618Bを買ってもオリジナルの音はわかりませんから本物かどうかはオリジナルと比較試聴しないとわかりません。
これから購入されるのであればWestem Elctricの真空管、トランス類に詳しいマニアか信頼できるショップで聞いてからでないと手を出してはいけませんがひょっとして本物も混じっているかも知れませんからここは自己責任で購入してほしい、
トランスカバーを外した状態は大変汚くこんなトランスに価値があるのだろか
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img38_02.jpg
Western Electricのシールも汚れているのと取付け金具も錆びている
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img38_03.jpg
トランス上部に618Bのスタンプが押してある
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img38_04.jpg
大橋氏の万華鏡のブログに登場
昨年の4月のショールーム開放日にWE-618B持ち込んで「道場破り」当日は沢山の熱心なマニアがお見えでこの618BとAWAのトランスを持ち込んで皆さんに評価して頂いたが どちらのトランスも甲乙付けがたく意見が分かれましたが
AWAに比べると618Bはゲインが低いのが気になったがさすがに618Bは絹ずれした良い音で女性ボーカルを聴くとウェスタンは素晴らしいサウンドを聴かせてくれたが
無名のAWAのトランスとは互角ではどうも納得できないのが気残りであったが618Bで聴くMIDのスピーカーがウェスタンの香りがしていたのが印象に残る。
入り口がウェスタンだとスピーカーの音色もウェスタンサウンドになるのは当然である。
618Bを使用してタンノイのオートグラフ、GRFを鳴らしたらどんなサウンドになるのだろう、私の想像ではタンノイの原点はロンドンウェスタンになりますからタンノイもきっとウェスタンサウンドに似た音になるはず勿論上質のアンプを使った場合の話である。
私はAWAのトランスを高く評価していましたから618Bはこの程度のトランスで大騒ぎすることはないと私個人は評価した、世の中探せば618B以上のトランスが存在するはずですから618Bに拘らなくてもAWAのトランスで十分楽しめると思ったのだが・・・・・・
また価格も40倍以上の開きがありますから618Bはオーディオ庶民派には縁が無いトランスだ、
俺もアホだ!
前所有者から譲り受けた618Bの配線接続を同じように結線して楽しんでいたのだが・・・・
ところがである。大阪の今田氏からWE-618Bの資料がメールで届いた、この資料は英文ですがインピーダンスはプライマリー30Ωと600Ωでセカンダリー25KΩと記載されている。しかも結線の線色と特性表まで載っていた、
再度トランスケースを開けて確認すると「あれっ」この接続を見るとプライマリー600Ωで入力Pinに配線してあるではないか!
これでは618Bの本領が発揮できない、
インピーダンスのミスマッチングでゲインも低いのと分解能も悪いため並みのMCトランスとは変わらない、
前所有者も知らずに50年以上使っていたのだがこれを鵜呑みにして使っていた俺もアホだ!
こんなインピーダンスのミスマッチングの状態でショールーム開放日に持ち込んでこれが618Bだと云っていたのが恥ずかしい、
再度プライマリー30Ωに変更して音出し、DENONの103を使って聴きなおしたらゲインも上がり今まで聴いていた103とはすべてに違っていた、
一般のトランスで聴く103は無機質なつまらない音とよく言われるが(私もそう思う)この618Bを繋ぐと今までの103のイメージが崩れ去ったぐらい変化したのは驚いた、618Bの秘められたポテンシャルは凄い、
またMCカートリッジと云えばオルトフォンのSPUだがこのトランスを使えば相性はピッタリでSPUの良さが前面に出て素晴らしいサウンドを奏でてくれる。
MCトランスはカートリッジより音の変化があり重要だと思う、たかがトランスされどトランス、
今月のキット屋さんのショールーム開放日に持ち込んでリベンジとしようと思う、前回の持ち込んだ時はインピーダンスの間違いで実力が発揮しなかったのと本当の音でなかったから今度こそWestem Elctricの618Bと私好みのAWAのトランスのサウンドの比較を私も含め皆さんのご自身の耳で評価して頂きたい、面白くなりそうだ!
トランスの聴き比べ
さていよいよ本題に入る。
「618Bは凄いのか」他のトランスとの比較試聴になる。
トランスは6個用意しての比較だがメーカー現行品の場合は名前を出すわけにはいきませんからその点をご了承ください。
また618Bをリファレンスに使いそれより上か下か優劣と偏見で一刀両断で評価します。
使用トランス
Westem Elctric WE-618B
AWAオーストラリア 型番不明
スタンコア EIコアを使った鉄コア
UTC C-2080軍用マイクトランス
A社 国内の有名カートリッジメーカーのトランス
B社 昔から有名なカートリッジの知名度のある現行品トランスの最高級品以上の6個 試聴になります。
使用カートリッジはDENON DL-103
使用アンプはマランツ#7
VT52武蔵アンプ
スピーカー ヴァイタボックス 30cmコアキシャル
使用音源はブレンデルのバッハとヨーヨーマのバッハ無伴奏チェロソナタ、ビルエバンスの名盤
MCトランスの比較
トップバッターはA社の昔から出ていた有名なトランスで皆さんも一度は使われたと思う評判の良いMCトランスから試聴になります。
A社のトランスのPinを接続後早速音出し開始になりますが618Bの音は知っていますから一聴してすぐにわかりました、
出てきた音はつまらん音でシステムがグレードダウンした感じになった、
一言で云えば折角の良いカートリッジなのに良さが出てこない、
103との組み合わせはベストと云われているが中に使ってあるトランスが悪いと思いネジを外してケースの中を見るとやっぱりこのメーカーのトランスは良くない
どうしてこんなつまらん音になるのか、レコードに針を下して1分後にやめた、
2番手は現在でも発売されている現行品の最高機種になる。
コア材も有名な金属会社のコアを使いコストと手間がかかっている。
見た目に高級感があり音もよさそうだ、現在ここのメーカーのMCトランスが一番売れているみたいだ、
早速Pin接続を変更してブレンデルのバッハを聴く、出てきたサウンドは大変透明感に優れ音の粒立ち立ち上がりの良さと非常に歪み感のない優等生なトランス、
音の広がりも文句なしで現代的な鳴り方だが何か物足らない、
上も下も伸ばしたため中域が痩せて聴こえてくる。
一言で云うと最近の整形美人的な鳴り方だがこのようなサウンドなら必ず飽きが来てしまう、
このサウンドを聴いた後早速618Bに接続して音出し開始、レコードに針を下して鳴りだした瞬間、音の系統と音楽の空気感が違う、
WE-618Bの音は絹ずれした品位品格が前面に出て上流社会の貴婦人的な鳴り方でいつまでも聴いていたい音で音色音質とも文句なし
特にこの品位はウェスタンでしか味わえない、
当時のウェスタンエレクトリックは現代で云うNASAのようなものでこの程度のトランスでWE-618Bと同じ土俵で比較するのが間違いかも・・・・・・
それだけ618Bは素晴らしかった!
国産の2種類のトランスの比較でしたが空気感を伴った618Bのようなサウンドは今後もう作れないのと618Bは価格がとんでもない価格になっているがそれだけの価値はあると思う、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-038.html
Western Electricのトランスの話:WE618A
Western Electric(WE)社は、1878年イライシャ・グレイによって創設されました。このグレイは、電話機の発明でグラハム・ベルに1876年2月14日、たった2時間差で敗れた人物で、後にWEはアメリカン・ベル電話会社の製造部門として活躍。1897年にAT&T(American Telephone and Telegraph)に吸収合併されます。
AT&Tは当時は米国最高の頭脳集団と言われ、AT&TあるいはWE関連の特許や素晴らしい製品開発は数多く、
1912年プッシュプル増幅回路、
1924年の電気録音方式、
1927年NFB回路理論、
1927年トーキー映画システム、
1927年の555レシーバー、
1928年世界初のステレオレコーディング、
1931年テープレコーダー試作、
1932年300A,
1934年86型300Aプッシュプルパワーアンプ、
1936年594Aコンプレッションドライバー、
1937年91型300Bシングルアンプ、
1951年接合型トランジスター開発、
1957年45回転ステレオディスクの開発
など、オーディオの原点とも言うべき様々な基本開発研究を行っています。
さて、この618Aトランスですが、元々はWE No.117-A typeのプリアンプなどで使用されていた入力トランスで、30~15,000Hzと、当時としてはかなりの広帯域を誇り、A typeは入力側のインピーダンスが30 or 250、出力側が50k、一般的に出回っている、B typeが出力側のインピーダンスがその半分です。
従ってAtypeの方がゲインが取れるのでMC用昇圧トランスとしては使いやすいかと思われます。
WE No.92-B typeのパワー段の入力トランスの特性が、50~7,000Hzだそうで、これは当時のトキー・フォト・セルが100~6,000Hzだったことを考慮しての、帯域特性だと思われますが、それから考えても、30~15,000Hzがいかに広帯域だったかが、しのばれます。
あのWE No.86Bでさえ、トータルの周波数特性が40~15,000Hzだったりしますので、当時としては十分な帯域特性だったのでしょう。
WEは元々、電話中継器をなど、通信関連を手がけていたため、いかに聴きやすい声を提供するかに重点が置かれ、当時の技術では、たとえばUTCなど、その気になれば50kHzクラスの周波数特性のトランスを作れたそうですが、WEはトランス設計の段階に於いて、「帯域制限」の考えがあったと当時の技術に詳しい小山内氏はおっしゃっております。
インピーダンスに関しては、、SPUなどのロー・インピーダンスのカートリッジでも、受けるトランスのインピーダンスがこのくらいなら、あまり問題にならないのではないかと思います。
ちなみに618BはWE No.120-A typeや129-A typeミキシングアンプなど、様々な機器に使われて< います。
6L6をパラプッシュにして、35~15,000Hzの当時としては広帯域を誇る劇場用アンプWE No.118-A type Power Amp.が出たのが1939年ですから、このトランスは約60年前に現役だったと思われます。
真空管回路技術&トランスのお話
1929年という年は、真空管アンプの回路技術に関しても優れたものが発表されています。
ロフティン・ホワイト直結増幅器というもので、電圧増幅段と電力増幅段をトランスやC・Rなどのカップリング・デヴァイスを使わずに直結としたことにより、音質がトランスやC・Rの呪縛から解き放たれ、コストも抑えられると言うことで、人気を呼びました。
しかし、電子部品の精度と信頼性がイマイチだった当時のこと、アマチュアにはもてはやされましたがプロ用には1926年頃からR・C結合アンプがイギリスのアマチュアに端を発し、ようやく普及してきた段階で、WE No.59ですべてトランス結合だったのが、No.86で段間トランスが一つ減ってR・C結合になった程度でした。
トランスを使用すると低域において時定数を1段、高域においては2段、つまり低域に於いては位相が90度、高域に於いては位相が180度偏移します。R・C結合では、低域の時定数が1段、位相が 90度ズレてしまいます。
そう言う意味では、トランスよりもR・C結合の方が、出来ればカップリング・デヴァイスなど無い方が良いわけなのですが、ところがどっこい、実際に音を聴いてみると、帯域の狭い筈のウエスタンのトランスの奏でる音の、何と伸びやかで聴きやすく落ち着いていることか。
電話の中継トランスとして作られた111Cに至っては、これをライントランスとして使った方が高域も素直に伸びやかで、低域には芯があり、かえって帯域が広く感じられるほどです。本来ならノイズをカットし電話の会話を聴きやすくするために帯域を制限しているトランスの筈なのですが……。
英国フェランティー社、米国WEにUTCそしてピュアレス社、フランスはピーバル社にドイツのテレフンケン……。
「真空管アンプってのはね、トランスに一番お金をかけなきゃ駄目だよ。マッキントッシュやマランツの音が良いのは、あれはトランスに金がかかっているからだよ」
とおっしゃった大先達の言葉が、今更のように思い出されます。
現代でも音が良いアンプ、EAR861やC.R.ディベロップメンツ、そして国産のウエスギ・アンプにおいても、トランスが十分吟味され、その性能を発揮されているからこそ、あれだけの音が出てくるのだと思います。
また、1937年にはWEとAT&Tが共同設立したベル研究所のH.S.ブラックによるNFB理論がWEの91Aには使われていること、
そのNFBを20dBほど使って超低域から超高域までフラットな周波数特性と、低歪率を誇ったウイリアムソン・アンプが1947年にイギリスの「ワイヤレス・ワールド」誌に発表されています。
http://k-d.jpn.com/audio/audionote.html
WEのトランスのデータです。
http://blogs.yahoo.co.jp/fareastern_electric/62006702.html
1937年ということでWEの映画システムのトランスがほとんど載っています。
特に91アンプは入力トランスの285Aも出力トランスの171Aも、ともに100~6000Hzの再生帯域なのでその間にどんなに広帯域の高NFBアンプを持ってこようと特性はトランスによって決まってしまいます。
Western Electric Amplifier の周波数帯域
WE86 : 40~10000 Hz
WE91 : 50~ 8000 Hz
なにせ入力トランスも出力トランスも100~6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html
なのだ。
▲△▽▼
ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。
ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。
いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。
http://mikami.a.la9.jp/audio/nazo2/nazo2.htm
▲△▽▼
下手の考え休むに似たり - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2020年03月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/650fbf93e8977fef304d07ee95ddfe8a
「AXIOM80」(以下「A80」)の「2発入り」を「ああでもない、こうでもない」と大いに楽しませてもらいながら、およそ1か月が経った。
A80の初期版と復刻版の違いは主に「音の重心」にあり、好き嫌いは別にして「正しい音」になると、「音の重心」が下がる。
たとえば有名な300B真空管だがブランドは数あれどオリジナルのWE製ともなると中国製などに比べて音の重心が見事に下がる。
同様に、A80の復刻版も初期版に比べてやや音の重心が上がり気味になるが、ほとんど気にならず許容範囲に収まるのはご愛嬌。
そして、DACを「エルガープラス」(dCS)、プリアンプをマランツ7型、パワーアンプを「6098シングル」に固定して以前から気になっていたSPケーブルのテストをやってみた。
はたしてどのSPケーブルが「A80」と相性がいいのか。
以前の四国の「S」さんのメールの中に「A80への結線は太いケーブルよりは細いものが合いました Westernの16GA」とあったのがずっと頭の片隅にあったので・・(笑)。
左から「銅の単線」、上が「銀の単線」、下が「ウェスタンの単線」、そして右がPADの「コロッサス」(1ペア分:3m)と計4種類。
SPケーブルのテストは簡単で、我が家の場合は左チャンネルを固定し、右チャンネルを順次変えていって同時に鳴らしていけばたちどころに優劣が判明する。
今回は「銀の単線」を基準にして「左チャンネル」に固定し、右チャンネルで他のケーブルを差し換えて試聴していった。
予想ではおそらく「銀の単線」がトップだろうと予測していたところ、どうしてどうして「ウェスタンの単線」が一番良かった。透明感、高音域の艶など文句なし。さすが伝統の力!
その一方、一番高価な「PAD」は悪くはなかったが、こんなに大仰で場所をとる代物をわざわざ使うほどのメリットは感じられなかった。したがってアッサリお蔵入り(笑)。
そして、一番安価な「銅の単線」も大善戦して「銀の単線」とあまり変わらなかったのも意外。
ことごとく予想が外れたので自分の耳が怪しいのかもしれないし、周辺機器との相性も当然のごとく無視できない。日を代えてもう一度トライしてみようかな(笑)。
最後に、「A80」とウェスタン製の単線の相性がいいことが分かったのでDACからプリアンプへのRCAケーブル、プリアンプからパワーアンプへのRCAケーブルもそれぞれウェスタンの単線を使ったものに取り代えた。
古い年代に製造されたオーディオ機器は周辺機器も当時の時代に統一した方がいいような気がしてきた・・・。
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ウェスタン・エレクトリック伝説 _ オーディオのパラレルワールド
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ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
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スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 24GA (単線, 0.205 mm2, 高能率スピーカー用)
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スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 24GA (メッキ, 単線, 0.205 mm2, 高能率スピーカー用
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スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 22GA (撚線、 0.326 mm2)
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スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 18GA (撚線、 0.823mm2)
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スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 16GA (撚線, 1.309 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/883.html
スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 14GA (撚線, 2.081 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/884.html
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日本でウエスタン・エレクトリックの専門家は以下の二人だけです:
G.I.P Laboratory _ Western Electric スピーカーシステムのレプリカ製造・販売 - YouTube 動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/302.html
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Vintage audio restoration
OM laboratory
〒321−0966 栃木県宇都宮市今泉1−3−10
青木 英男
080-3363-0545
warungwayan@ybb.ne.jp
OM Laboratory - ホーム | Facebook
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OMラボラトリーでは、ウエスタンエレクトリック等のヴィンテージ機器の修復とヴィンテージパーツを使用したオリジナル機器を制作しています。
080-3363-0545
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青木 英男
ハードウェア・エンジニア
東洋大学工学部電気科電子コース卒。81年OMラボラトリーを設立、電子機器設計製作に従事。84年より中近東文化センターや早稲田大学古代エジプト調査室による遺跡調査のための機材開発に参加。95年宇都宮市大谷地区地下廃抗観測装置の企画設計製作。その他無人自動操縦ヘリコプター等の特殊機器・機材の開発に取り組む。
http://www.media-arts.ac.jp/hp1/college/instructor/
管球王国 Vol.61 2011年 SUMMER ステレオサウンド書店 ステレオサウンドストア
●ウェスタン・エレクトリック・システムを意のままに使いこなす達人
青木英男氏のノウハウの全貌を明かす
新 忠篤
電解コンデンサーを追放した多段の電源回路を構成するなど独創的なアプローチでウェスタン・エレクトリック(WE)システムを意のままに使いこなす、オーディオの百科事典を思わせるエンジニア、青木英男氏のご自宅を訪問します。無数のパーツに囲まれ、ヴィンテージ・システムとデジタルソースを自在に堪能される様子は圧巻です。
https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/607
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