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熊切和嘉『鬼畜大宴会 KICHIKU』1997年

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2022/05/25 (Wed) 08:35:11

熊切和嘉『鬼畜大宴会 KICHIKU』1997年

製作・監督・脚本・編集 - 熊切和嘉
音楽 - 赤犬
製作会社 - 鬼プロ作品

動画
https://www.youtube.com/watch?v=eIzbKthJYp8


『鬼畜大宴会』(英題: KICHIKU )は、1997年制作、1998年公開の日本映画。監督は熊切和嘉で、彼の大阪芸術大学芸術学部映像学科における卒業制作として制作された16mmフィルムである。第20回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し[1]、学生の作品ながら異例の劇場公開がされ、ロングランヒット作となった[2]。また第48回ベルリン国際映画祭にて招待作品として上映され、第28回タオルミナ国際映画祭でグランプリを受賞した[2][3]。

1970年代、日本の学生運動で起きた連合赤軍のリンチ殺人をモチーフとし、左翼組織の内部崩壊による惨劇をスプラッター映画として描写した青春群像劇[1][4][5]。劇場公開時のレイティングはR18。熊切は以後映画監督として日本国内外の映画祭の常連となり、近藤龍人、山下敦弘、宇治田隆史ら他の参加スタッフもその後プロとして活躍している。


キャスト
雅美 - 三上純未子
岡崎 - 澤田俊輔
熊谷 - 木田茂
杉原 - 杉原敏行
藤原 - 小木曽健太郎
山根 - 財前智宏
相澤 - 橋本祐二
平 - 平良勤
メンバー1 - 東野哲也
メンバー2 - 仙田学

受賞
第20回ぴあフィルムフェスティバル準グランプリ(1997年)[1] - 同賞のスカラシップ作品として、熊切の次回作『空の穴』が制作され、2001年に公開された。
第28回タオルミナ国際映画祭グランプリ(1998年)


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鬼畜大宴会

全世界に波紋を投げかけた、熊切和嘉監督(『私の男』『海炭市叙景』)衝撃の長編デビュー作!

◆98年タオルミナ国際映画祭グランプリ受賞作品
◆98年ベルリン国際映画祭正式招待作品
◆第20回ぴあフィルムフェスティバル/
 PFFアワード'97準グランプリ作品

青春☆金属バット』『ノン子36歳(家事手伝い)』『海炭市叙景』『莫逆家族 バクギャクファミーリア』、『夏の終り』と、 唯一無二の作品を発表し続け、最新作『私の男』が第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞、 最優秀男優賞をダブル受賞する快挙を成し遂げた、熊切和嘉監督・衝撃のデビュー作!

70年代の学生運動グループの対立と崩壊を描いた、壮絶で残虐なこの問題作は、初監督作ながら全世界の映画祭を震撼させた―。
熊切監督が大阪芸術大学の卒業制作として制作した本作は、スタッフ・キャストすべてノーギャラ!

しかしながら、『私の男』の脚本も担当した宇治田隆史、撮影を担当した近藤龍人、山下敦弘(『リンダ・リンダ・リンダ』『マイ・バック・ページ』監督)、 向井康介(『色即ぜねれいしょん』『陽だまりの彼女』脚本)など、後の日本映画界をけん引する錚々たる才能が学生時代にスタッフとして参加している。

音楽は『味園ユニバース』出演で話題の赤犬が担当。

世紀末の日本を戦慄させた狂気と暴力の世界は、公開から15年以上の時を経た今も、観る者の脳髄を激しく殴打する!!
https://www.odessa-e.co.jp/cont/kichikudaienkai/index.html


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熊切 和嘉(くまきり かずよし、1974年9月1日 - )は、日本の映画監督。北海道帯広市出身。

経歴

北海道帯広柏葉高等学校、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。卒業制作『鬼畜大宴会』が「第20回ぴあフィルムフェスティバル」で準グランプリを受賞し話題になる。この作品の脚本は当時、教授であり映画監督の中島貞夫から学生離れした内容とあまりに長い原稿枚数に本当にやるのかと問われた。この作品は、ベルリン国際映画祭招待。またタオルミナ国際映画祭ではグランプリを受賞。2001年、第10回PFFスカラシップ作品『空の穴』で、劇場デビュー。

2014年、モスクワ国際映画祭において、『私の男』が最優秀作品賞を受賞した[1][2]。この映画をはじめ、熊切の作品は日本国内外の映画祭に多数出品・招待されている[3][4]。2014年12月より1年間文化庁新進芸術家海外研修制度にてパリに留学[5]。

ハリウッドデビューをした菊地凛子、加瀬亮の初主演作はいずれも熊切監督作品である。

作品
特記の無いものは監督のみ担当作品。

映画
鬼畜大宴会(1998年) - 監督、脚本、編集、照明
空の穴(2001年) - 監督、脚本
夏の花火編〜あさがお(2003年)
冬の花火編〜妹の手料理(2003年)
アカン刑事(最も危険な刑事(デカ)まつり)(2003年)
アンテナ(2003年) - 監督、脚本
遡河魚(2004年) - 監督した野狐禅PVを再編集
揮発性の女(2004年) - 監督、脚本、編集
日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場・第二夜 爛れた家「蔵六の奇病」より(2004年)
フリージア(2006年)
青春☆金属バット(2006年)
ノン子36歳(家事手伝い)(2008年)
海炭市叙景(2010年)
鶴園家のめまい(2010年)
莫逆家族-バクギャクファミーリア-(2011年)
BUNGO〜ささやかな欲望〜 人妻(2012年)
シネマ☆インパクト 止まない晴れ(2013年)
夏の終り(2013年)
私の男(2014年)
光の音色 -THE BACK HORN Film-(2014年) - THE BACK HORNとのコラボレーション映画[6]
ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS- 監督、脚本
武曲 MUKOKU(2017年) - 監督[7]
多十郎殉愛記(2019年) - 監督補佐
#マンホール(2023年)


テレビドラマ
東京少女・セピア編 第4話「疾走少女」
東京少女瓜生美咲 第3話「三角形の恋」
BUNGO -日本文学シネマ-「魔術」
ディアスポリス 異邦警察 第7、8話 監督、脚本
60 誤判対策室(2018年、WOWOW)
満願 最終夜「満願」(2018年、NHK総合) - 脚本・演出


その他担当作品
盲獣VS一寸法師(2001年) - 出演、メイキング撮影
東京ハレンチ天国 さよならのブルース - 協力
おそいひと(2004年) - 編集
TOKYO!「メルド」 - メイキング撮影・編集


受賞歴
鬼畜大宴会
第28回タオルミナ国際映画祭グランプリ
第20回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード 準グランプリ
第23回おおさか映画祭 自主製作賞
空の穴
第30回ロッテルダム国際映画祭 国際批評家連盟賞 スペシャルメンション(特別賞)
ノン子36歳(家事手伝い)
『映画芸術』日本映画ベストテン1位(2008年)
海炭市叙景
第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ、最優秀俳優賞
第13回ドーヴィル・アジア映画祭 審査員特別賞受賞
第25回高崎映画祭特別賞受賞
松本CINEMAセレクト・アワード 最優秀映画賞受賞
私の男
第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞、最優秀男優賞(2014年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E5%88%87%E5%92%8C%E5%98%89

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