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近親相姦タブーを扱った パゾリーニ『アポロンの地獄 Edipo Re』1967年

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2022/05/24 (Tue) 05:11:09

近親相姦タブーを扱った パゾリーニ『アポロンの地獄 Edipo Re』1967年

監督 ピエル・パオロ・パゾリーニ
脚本 ピエル・パオロ・パゾリーニ
原作 ソポクレス『オイディプス王』
音楽 ピエル・パオロ・パゾリーニ
撮影 ジュゼッペ・ルッツォリーニ(イタリア語版)ピエル・パオロ・パゾリーニ
公開 1967年9月3日

動画
https://www.youtube.com/watch?v=iT8xtiMQYy8
https://www.youtube.com/results?search_query=Pasolini+++Edipo+Re

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『アポロンの地獄』(伊: Edipo Re、英: Oedipus Rex)は、1967年のイタリア・モロッコのドラマ映画。監督・脚本はピエル・パオロ・パゾリーニ、出演はフランコ・チッティ(イタリア語版)とシルヴァーナ・マンガーノなど。

ソポクレスによる悲劇『オイディプス王』を原作とし、原題もそのままイタリア語で『Edipo Re』であるが、日本語タイトルは全く無関係のものになっている。


ストーリー

表向きはオイディプス王の物語の映画化であり、その特徴は『奇跡の丘』で提示された、厳しい自然主義である。ソポクレス作品が王となったオイディプスを時の中心とし、災禍が下ったテーバイでアポロンの神託により国から除かねばならないとされた災いの原因をもとめるオイディプスに対して、次々となされる証言や告白によって、誰も知らなかった過去の真実が次第に暴かれて行く形をとるのに対し、映画では全場面が過去から未来へ、時間に従って展開される。

映画はパゾリーニの故郷である現代のボローニャから始まる。母親が出産し、子供が成長したのち、両親の寝所を覗き見たところから突如場面が転換しオイディプスの物語が始まる。オイディプスの物語が終わるとまた現代のボローニャに戻り映画が幕を閉じる。本作の真の姿は著名な作品であるオイディプス王に形を借りたパゾリーニ自身の物語である[要出典]。


キャスト

オイディプス: フランコ・チッティ(イタリア語版)
イオカステ: シルヴァーナ・マンガーノ - オイディプスの実母。テーバイの王妃。
メロペ: アリダ・ヴァリ - オイディプスの養母。コリントスの王妃。
テイレシアス: ジュリアン・ベック(英語版) - 盲目の予言者。
クレオン: カルメロ・ベネ(イタリア語版) - テーバイの摂政。イオカステの実弟。
アンゲロス: ニネット・ダヴォリ(イタリア語版) - テーバイの伝令。
ライオス: ルチアーノ・バルトーリ(イタリア語版) - オイディプスの実父。テーバイの国王。
ポリュボス: アーメッド・ベルハクミ - オイディプスの養父。コリントスの国王。
ライオスの従者: フランチェスコ・レオネッティ(イタリア語版) - 赤ん坊のオイディプスを殺すように命じられた男。
羊飼い: ジャンドメニコ・ダヴォリ - 赤ん坊のオイディプスを拾った男。コリントスからの使者。
司祭: イヴァン・スクラトゥリア(イタリア語版)
大祭司: ピエル・パオロ・パゾリーニ


音楽
モーツァルト弦楽四重奏曲第19番ハ長調「不協和音」第一楽章冒頭
日本の神楽

撮影
メインの場面はモロッコで、プロローグとエピローグはイタリアで撮影された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%8D%84
20:777 :

2022/05/24 (Tue) 06:02:21

一度も避妊具を付けなかった鬼畜父「そういうことは考えたことがなかったです」
東スポWeb 2019年5月15日
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1393173/
一度も避妊具を付けなかった鬼畜父「そういうことは考えたことがなかったです」
両親に実刑判決を下したさいたま地裁


【“普通”の家 父・母・娘…家族レイプの衝撃:短期連載2】現在高校生の長女が幼少期から中学生になるまで性的虐待を続けた父親Aと、その行為を止めなかった母親B。ある家族の中で起きた強姦事件の主犯の父親は、いったいどんな思考の持ち主だったのか。性犯罪に無罪判決が続いた今年3月のショックが冷めやらぬ中、4月に判決の出たこの事件は「圧倒的に有罪」だ。短期連載2回目は鬼畜の父親にフォーカスを当てる。

 Aの性的虐待は“普通の家族の日常”の延長線上にあった。起訴された強姦・強制わいせつ事件は主に寝室で起きたが、Aと長女の性的な結びつきは「風呂場」にあった。すべての犯行の始まりは4歳だった娘と2人で入浴したことから始まり、父娘の入浴を卒業したときに犯行も終わった。

 Aいわく「溺愛のあまり芽生えた娘という認識を超えた感情」から、風呂場で性行為をすることもあれば「悩み相談や学校のことを話した」ことも。その両方もあった。日常と虐待を一緒くたにされて、まだ未熟だった長女には、正常な判断ができなかったはずだ。

 今でこそ「無知だった」と反省の態度を示すAだが、当時は悪いとも思っていなかった。取り調べで指摘され、初めて違法性を認識したという。「暴力、脅し、だます」行為を伴う性行為だけが強姦などの罪になり、親子間・低年齢児童を相手にした性行為が犯罪になる「認識はなかった」とした。だからか、法廷では自信たっぷりに「暴力、脅迫、口止め」などを用いていないと主張した。


その自信の根拠には「娘の嫌がることはしない」という「ポリシー」があるようだ。中学生になった娘が一緒の入浴を避けるようになると、Aは受け入れた。同時に、約10年続いた近親相姦もスッパリと終了した。

 Aは「いずれ私との入浴を拒絶する。とうとう来たのか」「娘は父親と一緒の入浴から卒業する時期だった」とあたかも普通の父親然に分析しつつ、一方では「そういう関係でなく、普通の親子関係に戻りたいのだと思った」と“異常性”を客観視もしていた。

 性行為をやめたのは先のポリシーゆえだろうか。ところが、ある動画には「痛い思いしたことないでしょ」(A)、「痛かったよ」(長女)というやりとりが残っていた。行動をエスカレートさせたAが大人のおもちゃを使用したり、肛門に指を入れる陵辱行為もあった。長女が嫌がった記憶がAの頭からすっぽり抜け落ちている。どこまで「溺愛」と言っても、自身の性欲のはけ口にしていただけだとわかる。

 日常と性的虐待が地続きになっている象徴的な出来事がある。Aの趣味はカメラ撮影だった。家族旅行やお祝いごとなどの家族写真を撮るのと同じ感覚で娘との性行為も撮影していたのだ。

 2012年9月、長女が小学5年のころに「家族パーティー」の写真を撮影したのもA。「これは初潮のお祝いだ」と警察に説明した。鬼畜の父親が言うとゾッとするが、一般的な家族でも子供の体の成長を祝うこと自体は普通である。

 問題は、その後にも先にもAが一度も避妊具を付けなかったことだ。妊娠の危険性に「そういうことは考えたことがなかったです」と、どこ吹く風。たまらず検察官の口から出た「父親なら考えるでしょ!」という詰問に「父親なら、娘としないと思います」と笑って答えたのは、Aなりのジョークか、それとも本心か。「私の性的嗜好は親子、妻、関係ない。若いころからそうだった」と続けた。


避妊をしないのは筋金入り。そのために5人の子供を産んだBの話は次回に続く。Bが犯行に加担した動機がいくつかある中で、そのうち1つは「子供たちの生活を守るため」だった。(続く)

【事件・判決概要】2012~14年の約2年7か月、実娘である長女(当時10~12歳)に、17件の強姦と4件の強制わいせつを行い、その性交の様子を撮影したハードディスクを所持した罪で、さいたま地裁は父親Aに懲役18年(求刑23年)の判決。長女の母親Bもその犯行をカメラで撮影したほか、長女と父親の性行為をサポートするなどして、同地裁は強姦ほう助罪と強制わいせつほう助罪で懲役7年(求刑10年)判決。
 A、B、長女のほかに、3男1女の7人家族。被害は長女が4~5歳のころから中学生まで約10年続いたが、他の子供たちは気付かず。昨年、高校生になった長女が被害届を出して事件化した。

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