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SP時代の演奏家はこんなに凄かった

1:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:30:39

SP時代の演奏家はこんなに凄かった


菅野録音は演奏家はいまいちで録音もいまいちだね

宮沢明子:幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=u0Kcn_J_62A


ショパンの世界 宮沢明子
レーベル : オーディオラボ
この音源はオリジナル・アナログマスターから、高品位ADコンバージョンによりリマスタリングされたマスターを使用しています。 録音プロヂューサ/ミキサーは菅野沖彦氏です。

TRACK LIST
DISC1
01 バラード 第 1番 ト短調, 作品 23
02 マズルカ 第 25番 ロ短調, 作品 33-4
03 マズルカ 第 32番 嬰ハ短調, 作品 50-3
04 マズルカ 第 36番 イ短調, 作品 59-1
05 マズルカ 第 40番 ヘ短調, Op. 63-2
06 幻想即興曲 嬰ハ短調, 作品 66 (遺作)
07 ワルツ 第 19番 イ短調, (遺作)
08 ワルツ 第 10番 ロ短調, 作品 69-2 (遺作)
09 夜想曲 第 19番 ホ短調, 作品 72-1 (遺作)
10 スケルツォ 第 2番 変ロ長調, 作品 31



こっちの方が演奏も録音も遥かに上だよ。
理屈でなく聴き比べてみればすぐにわかる。 わからなかったら音楽は諦めろ:

Alfred Cortot - Chopin : Fantasie Impromptu 幻想即興曲 Op.66 (1933)
https://www.youtube.com/watch?v=sY9Zxyy1AG0

transfer from Jpn Victor 78s - JD-265(2B-5225)
recorded 7/5, 1933 , No.3 Studio, Abby Road, London





こっちの方が演奏も録音も遥かに上だよ。
理屈でなく聴き比べてみればすぐにわかる。 わからなかったら音楽は諦めろ:

Backhaus plays Chopin - Fantaisie-Impromptu, Op. 66
https://www.youtube.com/watch?v=OoXkE8NL_Qo
https://www.youtube.com/watch?v=kevpjULXjVg

Wilhelm Backhaus (piano) Recorded: 1927


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Wilhelm Backhaus - La Campanella (1908) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MQKsCJyclp0


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神の国への道を表現した音楽

Great Pianists play Beethoven Opus 111 - Wilhelm Backhaus
https://www.youtube.com/watch?v=JoeseZdKWYg

I. Maestoso - Allegro con brio e appassionato
II. Arietta. Adagio molto semplice e cantabile

Wilhelm Backhaus

rec. 1937


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ソースは youtube のアナログ出力をこのケーブルで取り出すのが一番いい音だな:

Windows パソコンに iTunes をインストールして、アナログ出力を DELL の
1000円スピーカーに繋ぐのが一番いい音なんだな。

youtube を DAコンバーター無しでパソコンからアンプに直接繋いで聴くならこのケーブル

PCオーディオはオンボードで十分 USB DACは不要
アンプとはこんなケーブルでつなぐだけ

iPhone/パソコン用ベルデン88760 ラインケーブルの王者 BELDEN(8412の現代バージョン)
https://procable.jp/ipod/ipod_88760.html  





パソコンのスピーカーが一番いい音だというのを知らないんだな:

最高の音を一番安く手に入れる方法
パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー

デジタル音楽データはCD盤面情報を非圧縮ファイルでエラー訂正ありでCDデータを読み込んだ iTunes のファイルを再生するのが一番精度が高い。

パソコンのハードディスクにCDデータを読み込む方法は

2007/11/58 Yoshii9 へのiPodの接続…iPodは高音質か?
https://web.archive.org/web/20130312141851/http://shyouteikin.seesaa.net/article/63516831.html

12/58 Yoshii9 へはiPodは繋がない…iPodの音質の限界を知った切っ掛け
https://web.archive.org/web/20121004002400/http://shyouteikin.seesaa.net/article/129279700.html

iTunesとは iPod Wave
https://www.ipodwave.com/startipodguide/whatisitunes.htm

iTunes を入手 - Microsoft Store ja-JP
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/itunes/9pb2mz1zmb1s?cid=appledotcom&;rtc=1&activetab=pivot:overviewtab

iTunes - アップグレードして今すぐiTunesを手に入れよう - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/itunes/download/

iPodへの曲・音楽の入れ方 iPod Wave
https://www.ipodwave.com/ipod/ipodmusic.htm



Podを侮るなかれ  オーディオ
https://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/msgcate11/archive

ソースは何とiPodです。
iPodって実は侮れないんです。
同じ音をCDプレーヤーで再生しようとすると、
もしかすると100万円を越えてしまうかも知れません。

ウッソーとお思いかも知れませんが、
私はWADIAのDAコンバーターを使用していましたが、
iPodをオーディオに繋いだ瞬間売り払いました。

バッファーから読み出される信号を、最短距離でDAコンバーターに送り込み、
それぞれが同じクロックで作動するメリットは絶大です。

デジタル信号の最大の敵はジッターという時間的揺らぎです。
高価なCDプレーヤーやDAコンバーターはジッターをいかに抑えるかが技術の鍵です。

ところが、iPodはモーターの様な駆動部がありません。
ハードディスクモデルも殆どメモリーから再生していて、
モーターが回転している時間は一瞬です。
電力消費を低減させるアイデアがジッターの低減に寄与しています。

さらに、ピックアップやモーターの回転をサーボで制御する必要もありません。
これも電源を揺さぶる要因から開放されています。

577名無しさん@お腹いっぱい。2022/03/12(土) 09:48:20.90ID:VPJ8R5dS>>257
そして、最大のメリットはバッテリー駆動である事。
オーディオの電源は電源の揺らぎの無いバッテリー駆動が理想です。
バッテリー駆動は、電源からのノイズの混入とも無縁です。

高級CDプレーヤーが100万以上を費す対策を、
iPodは1万円くらいで出来てしまっています。

■WADIAが認めたiPodの高性能■

日本のオーディオ屋さんは、「iPodなんてオモチャですよ」って切り捨てていましたが、
アメリカ人は合理的で、良いものは良いと認めるようです。
高級CDPの専門メーカーのWADIAがiPodをトランスポートとするシステムを発売してしまいました。

DACはWADIA製で高価ですが、
従来50万以上していたトランスポートをiPodで代用してしまいました・・・。
WADIAの魅力は、輪郭の明確な揺ぎ無い低音ですが、
CDトランスポートよりもiPodの方がジッターが無いのでWADIAの理想とする音になるのでしょう。

これには、専業オーディオメーカーは参ってしまいます。
しかし、将来的に音楽ソースがネット配信に置き換わって行く事を考えると、
CDというフォーマットがかつてのアナログレコードのような立場になります。
WADIAの選択は、実は将来を考えれば、正しい判断です。


■非圧縮ファイルの実力■

iPodに音楽を転送する時、あるいはiTunesに音楽を取り込む時、
ファイルサイズを節約する為にMP3など圧縮ファイルを選択する事が一般的です。

しかし、iPodの実力を発揮する為には、
ファイル形式は非圧縮のWAVファイルが必須条件です。
CD一枚で1Mくらいのファイルサイズになってしまうので、
ハードディスクの容量を浪費しますが、現在の大容量のハードディスクなら、
1000枚程度のCDも入ってしまいます。

非圧縮ファイルで、質の良いヘッドホンでクラシックを聞いてみて下さい。
iPodの高性能に驚愕する事必至です。


■高音質の為のケーブル■

さて、こうして高音質の再生環境が簡単に手に入りました。
ネットでは、「iPod内蔵のアンプは低音質だから、
音楽信号はiPodのヘッドホン端子からオーディオに繋いでも低音質」という人も居ます。

騙されたと思って、BELDENの88760というマイクケーブル使用してみて下さい。
密度の高い、素晴らしい音がします。

私は秋葉原でケーブルを購入して、ノイトリックの端子で自作しましたが、
ネットで評判(賛否両論ですが)の、プロケーブルのネット通販で、
5000円くらいで手に入ります。
https://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/msgcate11/archive



■ iPodは音が良かった ■

CDの音を汚すのは「ジッター」の存在では無いかと気付いた海外の技術者達は、
実にスマートな方法でジッタを解決していきました。

元々、レコーディングスタジオでは、デジタル機器間のクロックの同期を取る為に
精度の高い外部クロックを使用していました。
正確なクロックが機器の誤動作を防ぎ、音質向上に繋がる事は常識でした。

これらの事実を知る技術者達が、クロックとバッファーメモリーを搭載した
小さなDAコンバーターを開発し始めました。

CDからのデジタル信号を、一旦バッファーメモリーに貯め、
メモリーの読みだ出しと、DACのチップを同じクロックで動作させたのです。

2000年頃、日本の若いオーディオファンは住宅事情もあって、
高級ヘッドホンで音楽を楽しんでいました。
DAコンバーターとヘッドホンアンプを合体させたヘッドホンアンプは、
「音が良い」と評判になり、若者達に浸透して行きます。


■ ジッター解決の最適解であった、iPod ■

ここで先に紹介した「iPodは数百万のCDプレーヤーよりも音が良かった」に戻ります。

iPodはPCからデータ通信で、内臓HDか内蔵メモリーにデータを転送します。
この転送は当然コンピューター間のデータ転送ですからエラー訂正され、
iPodには正確なデジタルデータが転送されます。

次にiPodは携帯プレーヤーですからHDのデータは随時メモリーに記憶され、
そこから再生する事で、振動などによるHDの読み込みエラーを防止します。

バッファーメモリーの吸い上げられたデータは、DAコンバーターに送られますが、
メモリー駆動用のクロックと、DAコンバーター動作用のクロックは同一です。
さらに、iPodは小さいので、クロックとメモリーやDAC間の配線は最短の長さです。
ですから、外的要因による時間揺らぎは、ほぼ発生しません。

この様な理由から、何とiPodは理想的なCDPの要件を満たしていたので音が良かったのです。


■ 昔のAppleには音の分かるエンジニアが居た ■

しかしiPodの素晴らしいのはそれだけではありません。

ヘッドホン出力用のアナログ回路の音が良いのです。

国産のMP3プレーヤーはドンドン・シャリシャリという音がしていましたが、
iPodの音は「ふくよか」で「弾力に富」、「なめらか」な音でした。
専用イヤホンも、帯域を欲張らずに、中域を厚く再生します。

これは生演奏の音を良く知っている技術者が開発に携わっていたからだと言われています。


■ iTunesこそが最高のプレーヤーだった ■

iPodは音が良くないと言われる方の多くは、
iTunesにCDなどの音源を録音する際に、データを圧縮して取り込んでいます。
その方が、iPodに大量の音楽が入るからです。

ところが、iPodに取り込む時、非圧縮のWAVデータやACCデータで取り込むと、
iPodから聞こえる音は激変します。
特にクラシックなどでは情報量が圧倒的に増えて、弦が滑らかに再生されます。
(ロックやポップスでは圧縮音源の方が、低音の輪郭がはっきりしてノリが良いです)

しかし非圧縮データはデータサイズが大きいので、
iPodに大量のデータを格納する事が出来ません。

そこで、PCのiTunesから、直接音楽信号を取り出そうとする試みが為されました。
PCのサウンドボードかUSB音楽プレーヤーを使用するのが一般的です。

Appleから「Airmac exples」という小型の無線LANのターミナルが発売されています。
何と、このAirmacにはDAコンバーターが内臓されるのです。
PCから無線LANで音楽信号を飛ばし、Airmacで受信した部屋で好きなように音楽が聴ける
そんな目的で造られた商品ですが、これが思いの他、便利だったのです。

AirmacにはUSB入力とLANケーブルの入力もあります。
さらに、ヘッドホンジャック(ミニピンジャック)と光デジタル出力まで付いています。

始めにAirmacに注目した人達は、無線LANと光出力で、
PCとオーディオの間のアース回路を完全に分離出来る事に着目しました。
PCからのデジタルノイズを、オーディオ機器と分離する手段としたのです。
彼らはAirmacの光出力を、高額なDACのデジタル入力として活用しました。

ところが、Airmacのミニピンジャックの出力を、直接オーディオに繋いで見ると、
iPodよりも、厚い音がして、アナログファンを唸らせてしまった。


要するに、Windows パソコンに iTunes をインストールして、アナログ出力を DELL の
1000円スピーカーに繋ぐのが一番いい音なんだな。

youtube を DAコンバーター無しでパソコンからアンプに直接繋いで聴くならこのケーブル

PCオーディオはオンボードで十分 USB DACは不要
アンプとはこんなケーブルでつなぐだけ

iPhone/パソコン用ベルデン88760 ラインケーブルの王者 BELDEN(8412の現代バージョン)
https://procable.jp/ipod/ipod_88760.html




2:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:31:09

Willem Mengelberg - Bach : from Matthäus Passion マタイ受難曲より(1936-Live)
https://www.youtube.com/watch?v=4f7azEsJwBY

Jo Vincent, soprano、Ilona Durigo, contralto
Karl Erb, tenor、Willem Ravelli, bass
Amsterdam Toonkunstkoor, Jongenskoor Zanglust
Willem Mengelberg cond,/ Amsterdam Concertgebouw Orch.
recorded 5 April, 1936 - Live



J. S. Bach - Matthäus-Passion - W. Mengelberg (1939)
https://www.youtube.com/watch?v=K18WgNy6QG8


Tenor (Evangelista): Karl Erb
Bajo (Jesús): Willem Ravelli
Soprano: Jo Vincent
Contralto: Ilona Durigo
Tenor (Arias): Louis van Tulder
Bajo (Arias): Hermann Schey

Concertgebouw Orchestra Amsterdam
Director: Willem Mengelberg



楽譜を読む人間は天才以外は音楽がわからないんだよ。
音大の学生や音楽学者には音楽がわからない。
音楽は右脳で聴かないと理解できないんだ。
音大の学生に音楽がわからない人間が多いのは、音符は文字と同じ様に左脳で処理するから、音楽がドレミの音符として聴こえてしまうんだ。


礒山雅は音楽学者で左脳で音楽を聴いているから音楽がわからなくなった。

宇野功芳 V S礒山雅?

 たまたまバッハ学者、礒山雅氏の『マタイ受難曲』(東京書籍)を読んでいたのである。あの傑作に含まれる1曲1曲についてあれこれ解説を加えた本だ。とはいえ、一般読者を想定して、語り口は平易。『マタイ』好きなら、持っていてよい1冊だ。特にバッハがキリスト教をどう自分のものにしていたかということが詳しく触れられているのが私には興味深い。

 この本の最後のほうでは、約40種類の録音について著者の意見が記されている。これがなかなかおもしろい。

高く評価されているのは、たとえばレオンハルトやショルティ。この組み合わせには、えっと思う人もいるかもしれない。その反面、かねてより名演奏と誉れ高かったクレンペラー、カラヤン、そしてメンゲルベルクには冷たい。そして、古楽系でもコープマンには否定的。
氏の判断基準ははっきりしている。彼らが個性的な指揮者だとは認めたうえで、作品そのものの表現や力や性格を無視しているのがダメだと言うのだ。

クレンペラーについては、かつて若き日に愛聴したものと記したうえで、問題点が指摘されている。

メンゲルベルクに対してはことのほか厳しい。

「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」
「聴いていて途方に暮れる」

「うんざりする」

のだそう。もっとも、その理由はきちんと記されているし、もし自分が聴衆のひとりだったら、圧倒されるだろうとも記されているが、何だか大人の配慮というか、言い訳っぽい。

 ちょうどこの本を読んでいたら、そのメンゲルベルクの新たな復刻(オーパス蔵)が送られてきた。開いてみると、解説書の中で宇野功芳氏が大絶賛している。

「われらの宝」
「バッハ時代のスタイルを金科玉条のものとし、この演奏に感動できない人の、なんと哀れなことか」。

礒山氏の意見とはあまりにも見事に正反対なので、笑ってしまった。
はいはい、礒山氏は哀れなわけね。



メンゲルベルク指揮のマタイ受難曲は、心を病んでいた私の次男・洋二郎も何度となく聴いていたレコードだった。1993年夏、自ら命を絶った洋二郎の遺体を病院から引き取って家に帰った時、偶然にもマタイ受難曲のアリア「主よ憐れみたまえ」がテレビから流れた。

「憐れみたまえ、わが神よ」をテーマ曲にしたアンドレイ・タルコフスキーの映画『サクリファイス』が、まさに終わろうとしていたのだった。私は、立ちすくんだ。それ以後、マタイ受難曲は、私にとって人生全体をゆさぶられるような重い曲となっている。

なお、音楽美学やドイツ音楽史の専門家で国立音楽大学教授の礒山雅氏は、詳細な作品研究の著書『マタイ受難曲』(東京書籍)のなかで、メンゲルベルク指揮のこの演奏を、バッハの基本からはずれていて、とくにテンポの伸び縮みがあまりにも恣意的だと、きびしく批判し、

「聴いていて途方に暮れ」
「うんざりする」

とまで書いている。批判は演奏に対してだけでなく、聴き手に対しても向けられ、

「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」

と冷笑している。どうやら楽譜を読みこなす力のない私や息子は、マタイ受難曲を聴くには失格らしいのだが、音楽とは人生の状況のなかでの魂の響き合いではないかと考えている私は、「それでもメンゲルベルク指揮のあの演奏は私の魂をゆさぶる」という感覚をいまも抱いている。


「かけがえのない日々」(柳田邦男著)

『私達が一日一日を平穏に暮らしていられるのは、この広い空の下のどこかで名も知れぬ人間が密かに自己犠牲を捧げているからだ。』     
タルコフスキー

タルコフスキー サクリファイス(1986年)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2026762


柳田邦男 『犠牲サクリファイス わが息子・脳死の十一日』

 を読んだのは、もうずいぶん昔の話になりますが、自ら死を選んだ洋二郎さんの、その自死の試みから死に至るまでを看取った記録の中で、私が忘れられない文章があります。

生前、洋二郎さんは、「僕の村は戦場だった」で知られる、旧ソ連の映画監督タルコフスキーの作品「サクリファイス」に深く傾倒していらしたそうです。

深い精神性を探求し、後期から晩年にかけて、人類の救済をテーマとした作品を作り続けたタルコフスキーの遺作であるこの作品の冒頭と最後に流れるのが、バッハのマタイ受難曲の『憐れんでください、私の神よ』という美しいアルトのアリアです。
キリストに最も近かった弟子のひとりであり、キリストから愛された弟子であったペテロは、自らの死の恐怖ゆえに、捕らえられ、これから死に渡されるという主イエスを拒みました。
有名な「ペテロの否認」の場面です。


ペテロが裏切りを悔いて号泣したあとに響く美しいアリア『憐れんでください、私の神よ』はこのように歌われます。

     憐れんでください、私の神よ、
    私の涙ゆえに。
    ご覧下さい、心も目も
    御前に激しく泣いているのを。
    憐れんでください、
    憐れんでください! 
    

洋二郎さんの遺体が自宅に迎えられた、まさにその時、一体なんという偶然だったのか、たまたまNHKで放送されていたのがタルコフスキーの「サクリファイス」でした。

そしてテレビから流れていた曲がこのアリアだったというのです。
私は立ちすくんだ。洋二郎は神に祈ったことはなかった。かたくななまでに祈らなかった。

私も目に見えない大きなもの、全てを超越したものとしての神の存在への畏怖の念を抱きつつも、全身全霊を投げ出して祈るという行為をしたことがなかった。
だが、このとき私は神が洋二郎に憐れみかけ給うてほしいと心底から祈る気持ちになった。

どういう神なのかと考えることもせずに。
アリアの旋律はいつまでもいつまでも私の胸に響き続けた。
                    
柳田邦男 『犠牲サクリファイス わが息子・脳死の十一日』

ここに見る柳田氏の祈りには、だれの神でもない、全てを超越した、ただ大いなる存在への究極の祈りがあります。
バッハの音楽という深遠な祈りから流れ出した、存在としての神への想いだと思います。



そもそも自分で絵を描いた事がなければ美術は理解できない、とか
自分で能を舞った事が無ければ能楽は理解できない、とか
自分で小説を書いた事がなければ文学は理解できない、

とか言う人は一人もいないんだよ。
何故音楽だけ特別扱いなんだ? 未開人だった音楽を愉しんでいるだろ。


オーディオは特にそうだけど、フーリエ解析も三相交流理論も知らないアホが真空管アンプを自作してるだろ。
そもそもマークレビンソンは回路図を読めなかったのに伝説のアンプを沢山作っている。
エジソンは微分積分も関数論もきなかったけど蓄音機や電信機器を開発できた。

理論を何も知らなくても仕事はできるんだ。


音楽、文学、美術では専門家より一般人の方が深く理解している事が多い。
政治・経済や歴史でも専門知識が無くてもなにが正しいかの判断はできる。

というより、

東大経済学部の教授、財務省・日銀のエリートは悪質な嘘とデマばかり撒き散らしている。
天皇家は万世一系だと言っている大学教授とか、南京大虐殺は無かった、とか言ってる大学教授やジャーナリストまでいる。
何が正しいかは専門家より一般人の方が正しく判断できるんだよ。


▲△▽▼


いい音だ:

グリーグ「2つの感傷的な旋律」メンゲルベルク指揮アムステルダムコンセルトヘボウ
https://www.youtube.com/watch?v=X4xz5bK0oRI

第1曲「心の傷」
第2曲「過ぎし春」
メンゲルベルク指揮
アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団
1931. 6. 3


▲△▽▼


いい音だ:

HMV163_Willem Mengelberg(メンゲルベルク)_Bizet ビゼー/ADAGIETTO
https://www.youtube.com/watch?v=JirohyOOtX0

蓄音器:HMV163 / Sound box-Columbia / No.9
SP盤:日本Columbia / J-8176 (Rec.1929)


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いい音だ:

Mengelberg - BBC,SO - Mendelssohn : A Midsummer Night’s Dream (1938)
https://www.youtube.com/watch?v=tqix1nK_DV4

Overture (0:00), Nocturne (11:17) , Scherzo (17:50)
Willem Mengelberg cond. / BBC Symphony Orchestra
recorded January 18, 1938, at Queens Hall, London - Live




メンゲルベルク指揮 1941年4月22日版
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17772427

今回は、「すすり泣きの名演」と称される甘く切ない悲しさをたたえたメンゲルベルク指揮の
1937年録音のSPからの復刻盤で、チャイコフスキーの「悲愴」を聴く。

チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」は名曲であるが故にディスクの数が多く、すでに100種類を超えている。
この中で最も古い録音であるメンゲルベルクのテレフンケン盤は、1938年録音のフルトヴェングラーによるHMV盤と並んで評価の高い名盤とされている。
とくにメンゲルベルク盤は、宇野功芳氏(音楽評論家)がライナーノートの中で次のように紹介している。

「この『悲愴』はメンゲルベルクのもっとも得意としたレパートリーであり、
ステレオ、モノーラルを通じての最高と絶賛したい世紀の名演である。
そのロマンティックな甘美さにおいてこれ以上を望むことは不可能といえよう」
(MX9047、キングレコード、1978年)

今回のオーパス蔵による復刻CDは、岡山県牛窓町にあるもと造り酒屋のレコード蔵で保存されている
20万枚を超えるレコードを出所とする「板おこし」盤である。
これまでのSPの復刻は、ノイズを著しくカットして、溝に刻まれた音楽まで犠牲にしていることから、
このレーベルでは、音楽と音質を最優先に考えてスクラッチノイズを敢えて残し、
暖かみがあり、生々しい迫力のある音を取り出すことを基本方針としている。

筆者も金沢の蓄音器館で昔の蓄音機によってSP盤を実際に聴かせてもらったが、
本来SPの持つ、暖かく、やわらかく、そしてほのかな甘い香りの音色は今でも忘れることが出来ない。



782名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 16:50:54.81ID:NSNQEKfP>>783
>>778
音楽がわからないってどういうことさ?
音楽ってわかるというのはどういうことだ?

783名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:09:06.96ID:Xr51oqKv
>>782
いい音楽と悪い音楽の区別が付く
いい演奏と悪い演奏の区別が付く
それが音楽がわかるという事だ。

バッハ研究の第一人者 礒山雅は音楽学者だったけど音楽が全然わからなかった:
宇野功芳 V S礒山雅?
 たまたまバッハ学者、礒山雅氏の『マタイ受難曲』(東京書籍)を読んでいたのである。あの傑作に含まれる1曲1曲についてあれこれ解説を加えた本だ。とはいえ、一般読者を想定して、語り口は平易。『マタイ』好きなら、持っていてよい1冊だ。特にバッハがキリスト教をどう自分のものにしていたかということが詳しく触れられているのが私には興味深い。
 この本の最後のほうでは、約40種類の録音について著者の意見が記されている。これがなかなかおもしろい。
高く評価されているのは、たとえばレオンハルトやショルティ。この組み合わせには、えっと思う人もいるかもしれない。その反面、かねてより名演奏と誉れ高かったクレンペラー、カラヤン、そしてメンゲルベルクには冷たい。そして、古楽系でもコープマンには否定的。
氏の判断基準ははっきりしている。彼らが個性的な指揮者だとは認めたうえで、作品そのものの表現や力や性格を無視しているのがダメだと言うのだ。
クレンペラーについては、かつて若き日に愛聴したものと記したうえで、問題点が指摘されている。
メンゲルベルクに対してはことのほか厳しい。
「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」
「聴いていて途方に暮れる」
「うんざりする」
のだそう。もっとも、その理由はきちんと記されているし、もし自分が聴衆のひとりだったら、圧倒されるだろうとも記されているが、何だか大人の配慮というか、言い訳っぽい。

 ちょうどこの本を読んでいたら、そのメンゲルベルクの新たな復刻(オーパス蔵)が送られてきた。開いてみると、解説書の中で宇野功芳氏が大絶賛している。
「われらの宝」
「バッハ時代のスタイルを金科玉条のものとし、この演奏に感動できない人の、なんと哀れなことか」。

礒山氏の意見とはあまりにも見事に正反対なので、笑ってしまった。
はいはい、礒山氏は哀れなわけね。

784名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:12:52.19ID:Xr51oqKv
メンゲルベルクよりカール・リヒターの方がいいと思ったら音楽がわからないということだ:

Bach - BWV244 St. Matthew Passion (Willem Mengelberg, 1939, slightly abridged)
https://www.youtube.com/watch?v=zayss_RBkj8

J.S.Bach "St.Mattaus Passion" [ K.Richter Münich-Bach-O ] (1958)
https://www.youtube.com/watch?v=FAUB605BuOk

785名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:15:37.15ID:Xr51oqKv
メンゲルベルク指揮のマタイ受難曲は、心を病んでいた私の次男・洋二郎も何度となく聴いていたレコードだった。1993年夏、自ら命を絶った洋二郎の遺体を病院から引き取って家に帰った時、偶然にもマタイ受難曲のアリア「主よ憐れみたまえ」がテレビから流れた。

「憐れみたまえ、わが神よ」をテーマ曲にしたアンドレイ・タルコフスキーの映画『サクリファイス』が、まさに終わろうとしていたのだった。私は、立ちすくんだ。それ以後、マタイ受難曲は、私にとって人生全体をゆさぶられるような重い曲となっている。

なお、音楽美学やドイツ音楽史の専門家で国立音楽大学教授の礒山雅氏は、詳細な作品研究の著書『マタイ受難曲』(東京書籍)のなかで、メンゲルベルク指揮のこの演奏を、バッハの基本からはずれていて、とくにテンポの伸び縮みがあまりにも恣意的だと、きびしく批判し、

「聴いていて途方に暮れ」
「うんざりする」

とまで書いている。批判は演奏に対してだけでなく、聴き手に対しても向けられ、
「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」

と冷笑している。どうやら楽譜を読みこなす力のない私や息子は、マタイ受難曲を聴くには失格らしいのだが、音楽とは人生の状況のなかでの魂の響き合いではないかと考えている私は、「それでもメンゲルベルク指揮のあの演奏は私の魂をゆさぶる」という感覚をいまも抱いている。

786名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:18:05.95ID:Xr51oqKv
「かけがえのない日々」(柳田邦男著)

『私達が一日一日を平穏に暮らしていられるのは、この広い空の下のどこかで名も知れぬ人間が密かに自己犠牲を捧げているからだ。』     
タルコフスキー

タルコフスキー サクリファイス(1986年)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2026762

柳田邦男 『犠牲サクリファイス わが息子・脳死の十一日』
 を読んだのは、もうずいぶん昔の話になりますが、自ら死を選んだ洋二郎さんの、その自死の試みから死に至るまでを看取った記録の中で、私が忘れられない文章があります。

生前、洋二郎さんは、「僕の村は戦場だった」で知られる、旧ソ連の映画監督タルコフスキーの作品「サクリファイス」に深く傾倒していらしたそうです。

深い精神性を探求し、後期から晩年にかけて、人類の救済をテーマとした作品を作り続けたタルコフスキーの遺作であるこの作品の冒頭と最後に流れるのが、バッハのマタイ受難曲の『憐れんでください、私の神よ』という美しいアルトのアリアです。
キリストに最も近かった弟子のひとりであり、キリストから愛された弟子であったペテロは、自らの死の恐怖ゆえに、捕らえられ、これから死に渡されるという主イエスを拒みました。
有名な「ペテロの否認」の場面です。
ペテロが裏切りを悔いて号泣したあとに響く美しいアリア『憐れんでください、私の神よ』はこのように歌われます。

     憐れんでください、私の神よ、
    私の涙ゆえに。
    ご覧下さい、心も目も
    御前に激しく泣いているのを。
    憐れんでください、
    憐れんでください! 
    

787名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:18:18.02ID:Xr51oqKv
洋二郎さんの遺体が自宅に迎えられた、まさにその時、一体なんという偶然だったのか、たまたまNHKで放送されていたのがタルコフスキーの「サクリファイス」でした。
そしてテレビから流れていた曲がこのアリアだったというのです。
私は立ちすくんだ。洋二郎は神に祈ったことはなかった。かたくななまでに祈らなかった。

私も目に見えない大きなもの、全てを超越したものとしての神の存在への畏怖の念を抱きつつも、全身全霊を投げ出して祈るという行為をしたことがなかった。
だが、このとき私は神が洋二郎に憐れみかけ給うてほしいと心底から祈る気持ちになった。

どういう神なのかと考えることもせずに。
アリアの旋律はいつまでもいつまでも私の胸に響き続けた。
                    
柳田邦男 『犠牲サクリファイス わが息子・脳死の十一日』
ここに見る柳田氏の祈りには、だれの神でもない、全てを超越した、ただ大いなる存在への究極の祈りがあります。
バッハの音楽という深遠な祈りから流れ出した、存在としての神への想いだと思います。。

788名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:21:45.19ID:Xr51oqKv
メンゲルベルクのマタイはイエスの死の前のアルトのアリアとソプラノのアリアがカール・リヒターより遥かに優れているんだよ
そしてマタイ受難曲で本当にいいのはその二つのアリアだけだから、その出来が演奏の良し悪しの判断で決定的になるんだ。

789名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:33:22.89ID:Xr51oqKv>>793
宇野功芳は音楽がわかるから推薦盤に当たりが多い
吉田秀和や礒山雅は音楽がわからないから推薦盤は外ればかりだ

宇野功芳は知性も教養も文章力も最低最悪だったけど、推薦盤に当たりが多いから人気が有ったんだ
吉田秀和は知性も教養も文章力も最高だったけど、推薦盤が外ればかりだったから人気が無くなったんだ

790名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:37:44.06ID:Xr51oqKv
オーディオも同じで
ステレオサウンドの執筆者の五味康祐、菅野沖彦、瀬川冬樹、長島達夫、上杉佳郎、柳沢功力、山中敬三 、博信幸
の推薦する機器は外ればかりなんだ。

一方、青木周三、伊藤喜多男、林 尚武、新 忠篤、安井章、平野紘一とか新藤さん、是枝さんの推薦する機器は当たりが多い。
つまり、ステレオサウンド執筆者の五味康祐、菅野沖彦、瀬川冬樹、長島達夫、上杉佳郎、柳沢功力、山中敬三 、博信幸は音が全然わからなかったという事だ。

791名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:39:39.64ID:Xr51oqKv
菅野沖彦はピアノの調律師的な意味では耳が良く音感も優れていた。
しかし音楽も音も全く理解できなかったんだ。

792名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 17:46:42.83ID:Xr51oqKv
>>617
>ギドン・クレーメルはシャコンヌのPhillips盤だけでベストテンに入っちゃうんじゃないですかねえ

ギドン・クレーメルの方がアドルフ・ブッシュよりいい演奏だと思ったら、音楽も音も全くわからないという事だ:

Bach Chaconne,シャコンヌ(Adolf Busch1929)from Partita No.2 for solo violin in D minor, BWV1004
https://www.youtube.com/watch?v=3k1m5kPPWY0

Gidon Kremer - Bach, Chaconne
https://www.youtube.com/watch?v=FK6GAxv_x2o
https://www.youtube.com/watch?v=DBJPVnJ8m-Y

Adolf Busch(Violin)
November 1929, London

793名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 18:21:51.65ID:plI6fFfB
>>789
宇野コウホウは文章上手いと思うんだけどなー
別冊FMfanの連載は面白かったよね。
「音楽には神も悪魔もいる」も読みやすくて良い本だ。

794名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 18:28:39.52ID:Xr51oqKv
宇野功芳は語彙が極端に少ないんだよ
それから一般教養がゼロなんだ

795名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 18:41:26.91ID:Xr51oqKv>>796
音楽家にはリテラシーや教養は必要無いんだ
ブルックナーは知恵遅れに近く本も読んだことが無かった。
モーツァルトも半分バカだった。
音楽の知識は文章化された知識とは関係ないんだな。

796名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 19:32:49.36ID:wBdeWGVe
>>795
でもブルックナーはカネ勘定には熱心だったよ。理科系なんだな。音楽は理科系だと思う。

ブルックナーはロリコンが印象的だな。

797名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/23(水) 23:17:15.56ID:4o0JWm/k
https://img.usaudiomart.com/uploads/large/2482122-533148f7-sequerra-pa-1-2-chassis-battery-powered-preamplifier-raretestedworkingclean.jpg


798名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/24(木) 02:17:00.52ID:6LmArp1R
礒山雅をあげた時点でもうおしまい。
もう書くな。ピリオド賞賛権化w。

799名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/24(木) 07:20:24.26ID:G1rawm2N>>807
音楽は右脳で聴かないと理解できないんだよ。
礒山雅は音楽学者で左脳で音楽を聴いているから音楽がわからなくなるんだ。
音大の学生に音楽がわからない人間が多いのは、音符は文字と同じ様に左脳で処理するから、音楽がドレミの音符として聴こえてしまうんだ。
3:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:32:18


こういう演奏家以外は演奏会に行く価値はない:

Fritz Kreisler - Mendelssohn : Violin Concerto e-moll Op.64 (1926) - 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=G1Ml85cVLF4

Berlin State Opera Orch./ cond. by Leo Blech
transfer from Jpn Victor 78s - 8080 / 3
recorded 9-10 December 1926, Singakademie, Berlin
re- transferred



クラシックファンはこの演奏をいい音で再生したいんだよ:


メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(クライスラー、旧録音) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NNu_sV5PVoo

Kreisler & Zimbalist - Bach Concerto for 2 Violins - 1st Mvt. (1915) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mXgwb4ri3jw



メンデルスゾーンやバッハの協奏曲でクライスラーに匹敵する演奏は100年経っても遂に一つも現れなかったんだよ

クラシックファンはそういう世紀の名盤をいい音で聴きたいんだ

クラシックファンは最近のヴァイオリニストのどうしようもないアホ演奏には関心ないんだ



演奏による音の違い >>>>> オーディオによる音の違い


だから、いくらいい装置で最新録音を聴いても、100年前の伝説の演奏には絶対に敵わないんだ


クラシックの伝説の名盤はその殆どが1920年代から1950年代に集中しているから

クラシックファンが好きなオーディオは SP や モノラル録音を上手く再生できるものに限られる

グッドマン、ワーフデール、ローサーや QUAD が今でも人気があるのは、その時代の音源の再生に一番合っているからだ




音楽もオーディオも100年前から全然進歩してないんだよ。
楽譜が上手く読めても いい演奏ができる訳じゃないんだ。
ヴァイオリンでは、これよりいい演奏は現在、過去、未来を通して絶対に現れない:

Bach Concerto for Two Violins and Orchestra in D Minor,BWV1043(Kreisler Zimbalist 1915)
https://www.youtube.com/watch?v=kxK0eWdN1sI

Fritz Kreisler(Violin)
Efrem Zimbalist Sr.(Violin)
Howard Rattay(Violin)
Pasquale Bianculli(Violin)
J. Fruncillo(Viola)
Rosario Bourdon(Cello)
Walter B. Rogers(Conductor)
4 January 1915


今、音大でヴァイオリンを学んでいるアホは目を覚ました方がいい。
君にいくら才能が有っても、いくら努力しても この100年前の演奏は絶対に越えられない。
この現代に音楽を勉強するのは金と時間の無駄だ。
もう音楽大学も音楽学者も必要無いんだ。





これが オーディオ史上で一番いい音(周波数帯域 200Hz~2000Hz)

BACH: Concerto for two Violins / Fritz Kreisler & Efrem Zimbalist / NYC, 1915 restored
https://www.youtube.com/watch?v=HmtKFzWV98o

Fritz Kreisler
Efrem Zimbalist

NYC, 1915
restored

本当にいい音だね





いい音だ:

「愛の悲しみ」 HMV model156 蓄音機 フリッツ・クライスラー 自作自演
https://www.youtube.com/watch?v=ITHNs14ALT8

フリッツ・クライスラー 自作自演の「愛の悲しみ」
HMVポータブル蓄音機 model101にて。
Fritz Kreisler
4:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:33:26

日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot plays Debussy Children's Corner (rec. 1928)
https://www.youtube.com/watch?v=xin4P5UQgdQ

rec. 1928
(Cortot recorded Children's Corner in 1923, 1928, 1947 and 1953).



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Debussy - Préludes I - Cortot 1930/31
https://www.youtube.com/watch?v=fnPPWeK_H-A

Alfred Cortot
Studio recording, London, 2.VI.1930 & 12.V.1931



Alfred Cortot - Debussy : Preludes Book 1 - No.1,2,3 & 4 (1931) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=zDdxdRL-nUI

recorded 12 May,1931, Small Queen's Hall,London
transfer from Jpn Victor 78s / DA-1240/1(OB-867/70)
1.デルフィの舞姫 - Danseuses de Delphes
2.ヴェール(帆) - Voiles
3.野を渡る風 - Le vent dans la plaine
4.夕べの大気に漂う音と香り - Les sons et les parfums tournent dans l'air du soir



Alfred Cortot - Debussy : Preludes Book 1 - No.5,6,7 & 8 (1931) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=2NRtDcTIMyU

recorded 12 May.1931 & 2 July, 1931,Small Queen's Hall,London
transfer from Jpn Victor 78s / DA-1242/3(OB-871/3, OG-985)
5.アナカプリの丘 - Les collines d'Anacapri
6.雪の上の足跡 - Des pas sur la neige
7.西風の見たもの - Ce qu'a vu le vent d'ouest
8.亜麻色の髪の乙女 - La fille aux cheveux de lin



Debussy - Alfred Cortot (1955) Préludes, Livre I
https://www.youtube.com/watch?v=DHE7pXrTzEs

Debussy: Preludes, Book 1 (Alfred Cortot 1949 recording)
https://www.youtube.com/watch?v=5Qah33-6_lA



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Debussy : Children's Corner - Suite 子供の領分 (1947)
https://www.youtube.com/watch?v=f3zxbQyd9kE

recorded 10 October, 1947, Abby Road Studio, London
transferred from Jpn Victor 78s / ND-316/7(7147/8)



Debussy “Children’s Corner” Alfred Cortot, 1953
https://www.youtube.com/watch?v=_r9oEIdeq-I



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Robert Schumann Piano Concerto -- Alfred Cortot (1927 rec.)
https://www.youtube.com/watch?v=mZtpJHhhAqE

Alfred Cortot (1877-1962), piano
London Symphony Orchestra
Conductor: Landon Ronald (1873-1938)
Recorded in 1927



Alfred Cortot - Schumann : Piano Concerto a-moll Op.54 (1934) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=bS7fYf_Upis

Recorded 12-13 October 1934, EMI Abbey Road Studio No.1
transferred from Jpn Victor 78s /JD-347-348/350(2B 6821/8)



Alfred Cortot Concerto for Piano and Orchestra in A minor, Op. 54
https://www.youtube.com/watch?v=Fozmyk8odhw
https://www.youtube.com/watch?v=tMtGfe9nGLg
https://www.youtube.com/watch?v=T6mna_7zZ-w
https://www.youtube.com/watch?v=k7jrQVK-NLI

Ferenc Fricsay, Alfred Cortot, Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
Live recording 1950s
Conductor: Ferenc Fricsay



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Waltz (1934) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=tvCvl1jI-N8
https://www.youtube.com/watch?v=Y2q6jDThh2Q
https://www.youtube.com/watch?v=Vh5Sa31sHCk

recorded 19 & 20 June, 1934, Abby Road No.3 Studio, London
transferred from Jpn Victor 78s / JD-434, ND-217(2B-7260/3)



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : 24 Preludes Op.28 - No.1~18 (1926)
https://www.youtube.com/watch?v=hGqEfVh7VBA

recorded 7 April (or 22 March, 4 April) 1926
transferred from Jpn Victor 78s / 6715-7


Alfred Cortot - Chopin : 24 Preludes Op.28 (1933)
https://www.youtube.com/watch?v=FiqnhLArdVo
https://www.youtube.com/watch?v=ZR7xvaUQgwk
https://www.youtube.com/watch?v=ToLZub4Htjo
https://www.youtube.com/watch?v=sVN3afASvm0

transfer from JPN Victor 78rpm record / JD-387(2B5214/5-1)
recorded in 1933


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Polonaise op.53 "Heroic" 英雄ポロネーズ (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=7DXlbcFseTY

recorded 4, 5 July 1933
78rpm / Victor, D-8027(2B-5205/6)



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Fantasie f -moll Op.49 (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=m8qetruEWug

recorded 4, 5 July 1933
transferred from Jpn Victor 78s / JD-330/1(2B-6800, 5201/2)



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Ballade No.4 in f-minor Op.52 (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=fD82W1h-03w

recorded 6, 7 July 1933
transfer from Jpn Victor 78rpm record /JD-1592(2B-5240/1)



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Etudes Op.10 - complete (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=6yEFxb7J_c4

No.1, 4, 5, 2 , 7, 3, 6 , 11,,9, 8, 10 & 12
recorded 4, 5, 15 July 1933
transfer from Jpn Victor 78s / JD-299-301(2B-5203/9)


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Ballade No.1 in g-minor Op.23 (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=c8ObJR6PxOM

recorded 6, 7 July 1933
transferred from Jpn Victor 78rpm record /JD-1589(2B-5234/5)


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Fantasie Impromptu 幻想即興曲 Op.66 (1933)
https://www.youtube.com/watch?v=sY9Zxyy1AG0

transfer from Jpn Victor 78s - JD-265(2B-5225)
recorded 7/5, 1933 , No.3 Studio, Abby Road, London


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Nocturne in E-flat op.9- 2 (1929) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=Pl7pLahjFc8

recorded 13 March 1929
transferred from JPN Victor 78s /RL-38(CC-16227-2)


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Impromptu 即興曲 No,1,2 & 3 (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=BK7szqPREwk

recorded 5 July 1933 , No.3 Studio, Abby Road, London
transferred from Jpn Victor 78s / ND-175, JD-265(2B-5222/4)


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot: Chopin Scherzo No.2 in B-flat minor, Op.31
https://www.youtube.com/watch?v=0RCfNiP0-GM

Alfred Cortot, piano
(1952)


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot: Chopin Scherzo No.3 in C-sharp minor, Op.39
https://www.youtube.com/watch?v=lJs_pEpXkBk

Alfred Cortot, piano
(1952)


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Piano Sonata No.2 Op.35 "Funeral March" 葬送 (1933) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=IvxreWcVQ-Y

recorded 8 July 1933, Abby Road Studio, London
transferred from Jpn Victor 78rpm / JD-306/7(2B-5242/5)


Chopin - Piano sonata n°2 - Cortot 1928
https://www.youtube.com/watch?v=ztTVxydQK9Y

Alfred Cortot
Studio recording, London, 5.VI & 11.XII.1928


日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Chopin Piano Sonata No.3 in B Minor,Op.58(Cortot 1933)
https://www.youtube.com/watch?v=4vEsxJeesWM

Alfred Cortot(Piano)
6 July 1933,Abbey Road Studio No.3,London


Alfred Cortot plays Chopin Sonata No. 3 in B minor Op. 58
https://www.youtube.com/watch?v=dNHZlKB0WHM
https://www.youtube.com/watch?v=PNUQDT1jgds



日本のピアニストにはこういう音は絶対に出せない

Alfred Cortot - Chopin : Piano Concerto No.2 Op.21 (1935) - 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=cPE9d6DBEtA

recorded 8 July 1935, EMI Abbey Road Studio, London
transferred from Jpn Victor 78s / JD-794/7(2EA-1506/1513)



Alfred Cortot - Chopin Concerto No. 2 in F minor (1944, radio)
https://www.youtube.com/watch?v=wKZiaoIS58c

Live January 16, 1944. Théâtre des Champs Elysées, Paris
Grand Orchestre de Radio-Paris, cond. Willem Mengelberg
5:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:49:33


いい音色だ

Capet Quartet - Beethoven : String Quartet No.15 op.132 (1928) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=Ke7DlRquRDs
https://www.youtube.com/watch?v=fCpahP-_DVo

78rpm record / Columbia, J-7562 / 6 (LX-543-558)
recorded in October 8 - 10, 1928
electric reproduction (SP盤起し)
6:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:50:19

いい音色だ

Busch Quartet - Beethoven : String Quartet No.11 f-moll op.95 (1932) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=fTBpp_ADB-c

recorded in 1932
transferred from Jpn Victor 78s /JD-71/2(2B-3866/7,3870/1)



バッハの演奏で一番人気有るのは

メンゲルベルクのマタイ受難曲
シゲティの無伴奏バイオリン
カザルスの無伴奏チェロ
ブッシュ合奏団のブランデンブルグ協奏曲

すべてSP とモノラルだ


これ以上の演奏はできないと言われているのは


Adolf Busch plays Bach's Chaconne - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_ii7aPCQgHE



天才は100年に一人しか出ないからなあ

クライスラーやブッシュに匹敵する才能は現在の教育システムでは潰されるんだ



1960年以降は天才が全く出なくなった理由 : ジュリアードのガラミアンとディレイ

 アメリカではジュリアード音楽院のイワン・ガラミアンやドロシイ・ディレイであるが、共に 素晴らしい名ソリストを数多く育てている。ざっとあげてみると次のようになる。


イワン・ガラミアン
ズーカーマン。渡辺茂人。マイケル・レビン。
パールマン。チョンキョンファ。・・・Etc


ドロシー・ディレイ
パールマン。原田孝一郎。竹澤恭子。五嶋みどり。
諏訪内晶子。ギル・シャハム。アン・アキコマイヤーズ。
シュロモ・ミンツ。漆原朝子。チョーリヤン・リン。
チー・ユン。サラチャン。神尾真由子。数住岸子。
前橋汀子。加藤知子。ナイジェル・ケネディ。奥村智弘。・・Etc

(年長の生徒はドロシーがガラミアンの助手をしていたために共通の生徒がいる。)


 このようにして、Vnの指導を受けるのはジュリアードに限る、それもガラミアンや ドロシー・ディレイの指導を受けることが、ヴァイオリニストとしてのステイタスにもなっている ばかりでなく、実際に世界を席巻するソリストが、続々と送り出されている。

 ガラミアンの教育法は古い権威主義と呼ばれていた様に独自の指導法で、誰に対しても同じ方法で 徹底して指導したが、生徒は細部まで、正確に徹底した練習を求められ、テクニックの習得に重点が 置かれていたと言う。

 先生の指示する弓使い、指使いに従わない生徒には容赦をすることがなかった。

 特にガラミアンは運弓の名手と言われたカペーの弟子であっただけに運弓にはうるさく、後に ガラミアンのトレードマークになるが、大きく弓を使いいい音を出すことを徹底して訓練した。

   後にガラミアンは石ころでも立派に磨き上げて、ヴァイオリニストを創ることが出来たと評されている。
http://chauchaw.web.fc2.com/hafuna-48-4.html



ガラミアンの指導法ではクライスラーやブッシュの様な100年に一人の天才は真っ先に潰される

残るのは器用だけど音楽がわからないアホ・ヴァイオリニストだけなんだ




クライスラーやブッシュは蚊の鳴く様な小さな音だから、大ホールでは演奏できなかったんだ

今のヴァイオリニストは全員大音量で弾くから細かなニュアンスが出せないんだ


フルトヴェングラーやニキッシュやマーラーに匹敵する指揮者が今後出て来ると思ってる音楽関係者は一人もいない

バックハウスやコルトーやホロヴィッツに匹敵するピアニストが今後出て来ると思ってる音楽関係者は一人もいない

昔とは環境が変わってしまったんだ




クラシックファンには100年前の伝説の名盤が上手く再生できない

YGアコーステックス, マジコ、B&W, FMアコーステックス, ゴールドムント なんか用無しなんだ


金属弦になってから大きな音は出るがポルタメント奏法ができなくなったんだよ


バイオリンなどに使われる弦は、現在では一般にスチールを素材としたスチール弦(最近ではナイロン弦も)が使用されます。
しかし、スチール弦が使用されるようになったのは20世紀も半ば近くになってからでした。
それまでは、羊の腸の筋をよって作ったガット弦が広く用いられていたのです。
スチール弦は19世紀の末から知られていましたが、広く普及するまでに多くの時間が必要でした。
特に1920年代前後には、演奏家の間でスチール弦か、ガット弦かという優劣論争が繰り広げられました。
ガット弦特有の柔らかい響きを重視する演奏家がいる一方で、より力強い音が可能で
しかも耐久性の面で特性を発揮するスチール弦の優位を主張して止まない演奏家もいたのです。

しかし、音量と耐久性の面で特性を発揮するスチール弦に軍配が挙がったのはその後の歴史に見る通りです。
ところが、作品の作られたものと同様な楽器で演奏する、いわゆるオリジナル楽器の演奏家が増えてきた現在では、
ガット弦の復権にも目覚ましいものがあります。古き良き時代の音を髣髴とさせるガット弦の良さが再び注目されてきたのです。
https://akira-nonaka.blog.so-net.ne.jp/2018-07-10




1920年代まではノンヴィブラート ポルタメント奏法でテンポが速く音量が小さかったんだ

1940年代以降はヴィブラート奏法でテンポが遅く音量が大きくなった

昔の奏法でないと世紀の名演は出ない


昔のポルタメントと今のポルタメントは全然違うのも知らないのか

カペーSQの演奏を特徴付けるのはノン・ヴィブラートとポルタメントである。
カペーSQの演奏は、同世代或は先輩格の四重奏団―ロゼーSQ、クリングラーSQ、ボヘミアSQらと、これらの点で共通する。
そして、第1次世界大戦を境に勃興し、カペーSQの後塵を拝してゐた四重奏団― レナーSQ、ブッシュSQ、ブダペストSQ
の各団体がヴィブラート・トーンを基調とするのと、大きな相違点を持つ。

しかも、カペーのポルタメントは旧式で、時代を感じる。 ポルタメントを甘くかける印象の強いレナーも、
カペーとは世代が違ふことが聴きとれる。 ここで、最も藝術的なポルタメントを使用したクライスラーの特徴を例に挙げることで、ポルタメントの様式における相違点を検証したい。

クライスラーの奥義は3点ある。第1に、必ずしも音の跳躍―即ち運指法の都合―でポルタメントを使はない。
云ひ換へれば、指使ひを変へないでも弾けるパッセージであらうとも、感興の為にポルタメントを使用する。
第2に、音から音への移行過程は最初が緩やかで、最後になるほど速く行なはれる。

第3に、フレーズの変わり目が同じ音のままの場合、敢てポジションを変へて音色を変へる。
この際に同一音の連続にも関わらず、ポルタメントが入ることになる。

このクライスラーの特徴は、ティボー、エルマンそしてレナーにも概ね当て嵌まる。

これに反してカペーはポルタメントの使用箇所に運指の都合が見られ、
何よりも移行過程の速度が均一である。
カペーの左手による表現はロゼーやマルトーと云つた旧派と同じ音楽様式に根付いてゐるのだ。
http://www.h6.dion.ne.jp/~socrates/capet.html



これが旧式のポルタメント

Capet Quartet_ Beethoven String Quartet No.15 op.132 - 1st mvt. - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AYjgV5Nklr4


クライスラーのはヴィブラートとポルタメント両方かけてる新式の下品な音だ


クライスラーはヴィブラートかけていて下品だというのでウイーンフィルの採用試験で落とされているんだ

ウイーンフィルは戦前はノンヴィブラートだった



音楽がわかる人間なら 95dB以下の低能率スピーカーとかトランジスタアンプなんか絶対に使わないけどね



当時の人間は女性ボーカルやポルノビデオの代わりにクライスラーやレナーを聴いていたのさ


因みに、当時は梅毒が大流行りだったから、金持ちは風俗に行けなかったんだ
7:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:50:55


これが世紀末の音楽

Brahms -Clarinet Quintet Op.115 Charles Draper & Lener String Quartet (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=74NYduLvurw
https://www.youtube.com/watch?v=xMZg8uD9Mio
https://www.youtube.com/watch?v=rgmLjDLE4To
https://www.youtube.com/watch?v=lQXrQ-19cjE



いい音色だ

Lener Quartet & Charles Draper - Brahms : Clarinet Quintet Op.115 (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=5ZsXpnnaxS8
https://www.youtube.com/watch?v=BRaEHG-dqX0

recorded 10 November 1928
transferred from Jpn Columbia 78s /J-7600/02(AX-4258/60, 4289/91) 再復刻
8:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:51:22

これが現在、過去、未来を通して最高の録音
これ以上の音は絶対に出せない:

Bruno Walter / VPO - Haydn : Symphony #100 in G "Military"(1938) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=WkuLVpQ23F4

Recorded January 10, 1938
transferred from JPN Columbia 78s /JS-38/40(2VH-7014/9)



19世紀の弦楽奏者は全員 ノンヴィブラート ポルタメント奏法で、小さな音で早いテンポだったんだ。

金属弦が開発されてから ヴィブラート ノンポルタメント奏法に変わった。

音は大きくなり、テンポは遅くなった。

ウィーンフィルは保守的なので第二次大戦の頃まで19世紀のノンヴィブラート ポルタメント奏法だったんだ。
ヴィブラート ノンポルタメント奏法は品が無いから嫌われていたんだ。


ブルーノ・ワルターのコロンビア交響楽団とのマーラー交響曲第9番 ステレオ版は緊張感が無い ふやけた酷い演奏だよ。特に第一楽章は酷過ぎる。
聴き比べてもその差がわからないなら、音楽とは無縁の人間という事だ。

Mahler: Symphony No. 9, Walter ColumbiaSO (1961) マーラー 交響曲第9番 ワルター
https://www.youtube.com/watch?v=EMarpnKzflY


Bruno Walter (1876-1962), Conductor
Columbia Symphony Orchestra
Rec. 16, 18, 28, 30 January & 2, 6 February 1961, at American Region Hall, in Hollywood [Columbia]

音楽ファンはみんな
1938年の ワルター指揮、ウィーンフィル、マーラー交響曲第9番の演奏はマーラーの演奏史上で飛び抜けた最高の名演だと言っているよ。

Bruno Walter / VPO - Mahler : Symphony No.9 (1938)
https://www.youtube.com/watch?v=qGLGqtrxmgo
https://www.youtube.com/watch?v=bHjTIr1a_P0

Wiener Philharmoniker
recorded 16 January, 1938, Live recording

transferred from Jpn Columbia(ニッチク) 78s / JS-173/8(2VH-7027/38)



柴田南雄・ワルター・マーラー第九(ヴィーン1938/東京1943/1973)

<一九三八年一月十六日のヴィーン・フィル演奏会のライヴ録音であるこのマーラーの「第九」(エンジェル GR2255~6)は、ブルーノ・ワルターの数あるマーラー演奏のうちでもきわめて特異なものだ。またヴィーン・フィルとの協演という点では、戦前の良き時代の最後を飾る貴重な記録でもある。
右に記した一九三八年一月十六日という日付はワルターにとって、ほとんど運命的といえるほど重要で深刻なものなのだ。それは彼の自伝的回想録「主題と回想」(内垣・渡辺訳、白水社)の中に明らかに示されている通り、このレコードの録音のわずか一ヵ月半の後、すなわち一九三八年三月のはじめにワルターはヴィーンを留守にして、オランダへの演奏旅行に出るが、その間の三月十三日にオーストリアはヒトラーの軍隊にとつぜん占領され、ドイツに併合されてしまい、もはやワルターはナチ時代のヴィーンには再び帰れなくなってしまったのだ。(略)

したがって、このレコードのマーラー「第九」と、その前日の一月十五日に録音された「第五」のアダージェットとは、一九三六年以来、ワルターがヴィーン国立オペラの監督 ― それは必然的にヴィーン・フィルの常任指揮者でもある ― として果たしてきた生涯でもっとも実り豊かだった一連の仕事が、とつぜん理不尽な理由で断ち切られる直前の記録なのである。(略)
「第九」でも「第五」のアダージェットでも、ワルターはあくまで耽美的に、嫋々と旋律を歌い上げる。旋律の段落におけるいわゆる  “absertzen”(瞬間的に音をとめ、間をつくること)の絶妙さはため息が出るほどで、それはワルターといえどもこの時期のヴィーン・フィルとの協演においてのみ、かくも成功のうちになしとげることのできた演出法ではあるまいか。(略)
それにしても、あまりにも耽美的な、美しさのあまりほとんど崩壊寸前の果敢なさを垣間みせるこのような演奏スタイルは、マーラー=ワルターに固有なものであると同時に、その演奏はヒトラーに併呑される前夜のヴィーンの危機感というものをまざまざと実感させずにはおかない。(略)

音楽は抽象的なものだし、ワルターの芸風は独自の展開の結果だけれども、いわゆる “Anschluss”(独墺合併)前夜のヴィーンの知識人が、ワルターの奏でる角ばったところのいささかもない、流麗な、醇乎たる美酒のごとき音楽に酔い、ヴィーン国立歌劇場当局とザルツブルグ音楽祭当局が、彼を偶像視したのも故なきことではないと思う。
たしかにこの時期のワルターの演奏は天才的の一語に尽きるが、わたくしはヴィーンの伝統と同時に、まさに一九三〇年代ヴィーンで行われた演奏でなければならぬ必然的な一回性をひじょうに強く感じる。他の時と所からこのような演奏様式も演奏結果も生まれない。たとえ同じワルターが指揮しようとも。
(略)

一九三六年の「大地の歌」でもそうだが、ライヴ録音の常でアインザッツの不揃やソロ楽器の音程のぐらつき、ガタンという雑音などが多少あるが、そんなことは曲の鑑賞には少しも気にならない。やはりこの演奏を特徴づけているのはヨーロッパの終末を予感する巨匠の危機意識 ― というと少し大げさだが ― であると思う。とくにフィナーレの悲痛な歌いぶりにそれがもっともいちじるしく出ていると思う。
だがじつは、そう思うわたくしの気持ちの中に、一種の感情移入があるのかも知れないのだ。つまり、わたくし自身このワルターの演奏は今回はじめて聞くのではない。それが「ニッチク」という日本名の商標でコロムビアからSPレコードとしてプレスされたのは、じつに太平洋戦争のさなかの一九四三年(昭和十八年)のことであった。
手元の「音楽文化新聞」をしらべてみると、その昭和十八年五月二十日号にはじめてその広告がタブロイド版一頁大で載り「一二吋、特紫、全一〇枚」「雄渾華麗/真に人間の魂を衝く/前人未到の交響曲」とある。同じ旬間紙の三つ先の号はそのレコードの発売日を七月二十日と報じ、同紙八月二十日号で藁科雅美さんがレコード評のカコミ記事の中でその演奏を絶賛しておられる。わたくしは当時新宿駅前の出羽屋というレコード店で早速それを求めてむさぼるように聞いたものだったが、戦時下のこととて盤質はじつにひどく、数回で使用に耐えないほど荒れてしまったと記憶する。そのレコードは戦災で失ったが、付録のスコア ― それもひどい紙質だが ― は今もわたくしの書架にある。
ところで前記の藁科さんの書かれた評の一節に「従来とかく厖大新奇の作曲家として深く省みられなかったマーラーが、実は創造的精神に充溢した永遠の作曲家であることを、今日こそ不思議な身近さと共感とを以て理解するのである。これは又ウィーン・フィルハーモニーの演奏の適切さを物語るものであるが、正しくマーラーの指揮者として彼の存在は絶対的である。云々」とある。
なら当時終末観的な危機意識のさなかにあったのである。(略)


三十年も前に書かれたレコード評の一部を引き合いに出して藁科さんには大へん御迷惑で申し訳ないが、わたくしはとくに右の文中の「…今日こそ不思議な身近さと共感を以て理解するのである」のくだりをある感慨をもって読まずにはいられない。
この感慨を今日の若い世代のファンの方々にお伝えするのは容易でないと覚悟しているが、ともかくわれわれも一言でいうなら当時終末観的な危機意識のさなかにあったのである。(略)
こうした異常な環境にあって、なおかつさまざまなヨーロッパ音楽との応接に明け暮れながら、わたくしはワルターの「第九」を聞いて深く魂をゆさぶられた。

もしそれを、未だわれわれの危機感が希薄だった一九三〇年代に聞いたのであれば、それほどにも思わなかったであろう。内地がまったく無事であるのに外地が絶望的な敗戦状態入りつつあった一九四三年の夏という、まさに日本が敗戦へとなだれ落ちる寸前の時間のあの気分と雰囲気は、今にして思うと、一九三八年初春のヴィーンとよく似た状況であったと言えるかもしれない。


わたくしは、むろん当時それとはっきり意識していたわけではなかった。しかし、それを「今日こそ不思議な身近さと共感を以て理解」したことはまぎれもない事実だ。わたくしは藁科さんがワルターの「第九」を契機として、こうした彼我の状況の類似を鋭い直観力でとらえておられたのを知って感服したし、わたくしの当時の感動の由来も、まさにそこにあったということを今度はっきり思い知らされたのである。
たしかにその「不思議な身近さと共感」が、今回のLP化されたレコードに針を落とした瞬間、わたくしの中に三十年振りで生々しくよみがえったのである。
ともあれ、このマーラーの「第九」と「第五」からのアダージェットには Anschluss(独墺合併)直前のヴィーンの状況が如実に反映しているという意味で、わたくしはきわめて興味深いレコード(記録)だと思う。
世界史的な事件や決定的な瞬間が作曲に固定された例は少なくなかろうが、演奏に固定されることは滅多になかろうかと思うからである。
(略)>

*初出:東芝GL2255、LP版ライナーノート、1973年9月新譜。
(柴田南雄『レコードつれづれぐさ』、27-34頁、音楽之友社、1976年刊。)

▲△▽▼


いい音だ:

【クレデンザ1926×78rpmの邂逅】 B ヴァルター/ウィーン・フィル 1938 1 15 マーラー『アダージェット』
https://www.youtube.com/watch?v=LnGcYdS-BaI


▲△▽▼


全く同じ録音でも youtube 間で極端な違いが有るんだ

Bruno Walter: Haydn's Symphony No. 100 in G dur with the Vienna Philharmonic Orchestra, 1st mov
https://www.youtube.com/watch?v=4JGhuxVh4IU



全く同じライブでも 座る席によって極端な違いが有る
従って、一番いい席でなければライブに行く意味はない
それに、実演より録音の方がいい音になってるしね。


前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。

ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。

どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。

オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。

じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。

デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。

そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。



いい音色だ

Bruno Walter / VPO - Haydn : Symphony #100 in G "Military"(1938) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=WkuLVpQ23F4

Recorded January 10, 1938
transferred from JPN Columbia 78s /JS-38/40(2VH-7014/9)


▲△▽▼


これがゲルマン人が歌うワーグナーだよ、日本人の歌手にワーグナーは絶対に無理だ

Bruno Walter / VPO - Wagner : Die Walküre Act 1 (1935)
https://www.youtube.com/watch?v=1RFdyUJKoNY
https://www.youtube.com/watch?v=oQW-IFLrIxM
https://www.youtube.com/watch?v=oQW-IFLrIxM

Vienna Philharmonic Orch.
Lotte Lehmann - Lauritz Melchior
recorded June 20-22, 1935
transfer from France HMV 78s / DB-2636/7(2VH-94/7)




デッカでもこれが最高の録音:


Wagner Die Walküre (Act I) Hans Knappertsbusch - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Jq-4hl58oTE



「ワンポイント録音」でないとこの凄まじい音は出ない:


wagner Wotan's Farewell - George London; Vienna Philharmonic Orchestra-Knappertsbusch (1958) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2Ojhx-cFsJw




デッカでも1930年代のSP録音には敵わなかった

ワンポイント録音 + ダイレクトカッティング
だから音色や臨場感が全然違うんだね:


ワンポイント録音 + ダイレクトカッティング
のSP録音 でしか出ない最高の音:


Bruno Walter - VPO - Haydn Symphony #100 Military - 1st Mvt (1938) 再復刻 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=inbLPp-5HHQ




宇野功芳が語るSPの世界:ワルター盤を中心に
SP盤特別鑑賞会 2003/10/12 金沢蓄音器館

1)シュトラウス,J./皇帝円舞曲(1937年録音)
2)ブルーノ・ワルターから宇野功芳氏にあてた声のメッセージ(1952年録音)
3)ベート-ヴェン/交響曲第6番ヘ長調,op.68「田園」~第2楽章(1936年録音)
4)ハイドン/交響曲第100番ト長調「軍隊」~第1楽章(1938年録音)
5)ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調,op.67~第2楽章のリハーサル風景の一部(1958年頃)
6)モーツァルト/セレナード第13番ト長調,K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」~第1楽章(1936年録音)
7)シューベルト/交響曲第8番ロ短調「未完成」~第1楽章抜粋(1936年録音)
8)ブラームス/交響曲第3番ヘ長調~第1楽章抜粋(1936年録音)
9)モーツァルト/ドイツ舞曲,K.605-3「そりすべり」(1937年録音)

●演奏
ブルーノ・ワルター1,3-9)指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1,3-4,6-9);コロンビア交響楽団(5),ブルーノ・ワルター(語り*2)
宇野功芳(解説),水口哲哉(聞き手)
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↑今回の鑑賞会に使われた蓄音器。これは始まる前に撮影したので,扉が閉じていましたが,これをあけるとかなり豊かな音が出ていました。


日本のクラシック音楽評論の世界では,恐らく吉田秀和さんと並んでもっとも著名な方である宇野功芳さんが金沢に来られ,ブルーノ・ワルター指揮のSPレコードを蓄音器で一緒に聞きながら,解説をしてくれる,という企画が行われました。私自身,宇野さんの推薦するブルーノ・ワルターのLPレコードを聞きながら,クラシック音楽への関心を高めていきましたので,「生の宇野さんを見てみたい」というミーハーな気持ちでこの企画に参加してきました。

宇野さんといえば,「○○は△△だけ聞けば十分である」といった率直な語り口で,いろいろと毀誉褒貶の激しい方ですが,宇野さんの語る曲やCDを聞いてみたいという意欲をかき立ててくれるという点で,大変大きな功績を残してこられました。特に朝比奈隆さんのブルックナーがあれだけ注目されたのはこの方の力によるところが大きいと思います。

今回は,14:00からと18:30からの2回に分けてSPレコード鑑賞会が行われました。とても立派な蓄音器(宇野さんの話によると,今回使われたクレデンザ42078という蓄音器は,家一軒分ぐらいの価値のある,大金持ちにしか持てないようなすごい蓄音器とのことです)を沢山所蔵している金沢蓄音器館にとっては,資源の有効利用という点からも大変相応しい企画だったと思います。

会場には50人ほどしか入れないのですが,年輩の方を中心に満席になりました。蓄音器というのは,かつては,その存在自体が偏愛の対象になっていたようですが(宇野さんのトークの中でも「盤よりも蓄音器が大事」という話が出てきていました),その魅力の片鱗に触れることができました。

第1回目では「宇野功芳が語るクラシック小品」と題して,クライスラーの自作自演など,小編成の曲目が掛けられたようですが,私が出掛けた第2回目の方では宇野さんが敬愛するブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルの歴史的名盤が集められました。いずれもこの館で所蔵しているSPレコードだったようです。この館で所蔵していたということは,それだけ当時から名盤だった,ということが言えそうです。


会場は,金沢蓄音器館の1階にある多目的ホールでした。この建物に来るのは2回目なのですが,蓄音器自身の音を聞くのは初めての経験でした。どういう音が出てくるのか期待しながら待つことにしました。今回使われた蓄音器は,先にも書いたとおりの名機だけあって,音量も十分でした。蓄音器といえば,貧しい音というイメージがあったのですが,大変豊かな音だと思いました。もちろん,迫力のある重低音はなく,ダイナミックレンジも狭いのですが,刺激的な響きが全くしない,自然なサウンドはデジタルな音声に覆われている現代人にとっては,癒しの音色だと思いました。蓄音器というのは,CDプレーヤーなどとは違い,楽器に近い雰囲気があると,宇野さんは語られていましたが,そのことも納得できました。

今回の鑑賞会は,宇野さんと聞き手の水口哲哉さんによる対談形式で進められました。この水口さんの質問がとても率直で,しかも的を得たものだったので,宇野さんから面白いお話が次々と出てきました。宇野さんは,既に70歳を越えられていますが,とても若々しく見えました。話ぶりにも文章そのままの明快さと率直さがあり,聞いていて飽きるところがありませんでした。

以下,プログラム順に話された内容などを箇条書きで要約してみました。

●皇帝円舞曲

ワルター/ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437 1937
宇野さんがアルバイトをして初めて買ったレコード。宝物だったが,戦後,父親に「(家計を助けるために)売ってくれ」と頼まれて,仕方なく売った。
この曲はシュトラウスの曲の中ではドイツっぽい曲で,ウィーン出身の指揮者クレメンス・クラウスなどは取り上げていない。オーストリア人は意外に好まない曲である。
この演奏からは,昭和初期の音がする。全然力んでいない。

●ワルターから宇野さんへのメッセージ
宇野さんは1952年頃からワルターと文通していた。その辺の経緯は「クラシック・プレス12号」(その付録CDにそのメッセージが収録されている)に詳しく書いてある。ワルターがマーラーの大地の歌をデッカにレコーディングした頃のことである。
ワルターの弟子(住み込みの書生のようなもの)にして欲しい,という今から思うと無茶なお願いをしたこともある。


●ベートーヴェン:田園~第2楽章

Bruno Walter, 1936, Beethoven, Symphony No. 6 in F major, Op. 68 "Pastoral"
情緒たっぷりのウィーン風の演奏。
楽器(特に木管楽器)の音の溶け合い方がすばらしい。クラリネットはウラッハだろう。

SPレコードは数分単位で盤を裏返したり交換したりする必要がある(この日は蓄音器館の方が担当されていましたが,大変ご苦労さまでした)。この曲は何回も聞いたので,CD復刻版で聞いていても,裏返す箇所が来ると立ち上がりたくなる。
楽章の最後はとてもあっさり終わり,悲しいはかなさが残る。

宇野さんはベートーヴェンの交響曲の中では3番,6番,9番が好みである。「7番はできそこないですよ」などとおっしゃられていました。

「朝比奈さんは「7番の2楽章を自分の葬儀の時に演奏して欲しい」と語っていましたけど...」と水口さん話を向けると,宇野さんは「照れ隠しですよ。本当は「英雄」の葬送行進曲を演奏して欲しかったのではないですか」と反論。


●ハイドン:軍隊~第1楽章

ハイドン 交響曲第100番「軍隊」 第1楽章 ワルター指揮 1938年録音
http://www.nicovideo.jp/watch/nm6566510
http://www.youtube.com/watch?v=P88fk21hl0g

ハイドンは男性的で粗野なところがある。ワルターはこれをモーツァルトのように演奏した。テンポがとても遅い。

近頃,この曲でワルター盤を推薦している評論家は私だけである。

学者たちは「当時は一弓で弾いていたからテンポは速かったはず」というが,「だから速く」と考えるのは間違いである。

#私の感想:テンポの落とし具合が絶品。おっとりとした雰囲気から微笑みが感じられる。


●ベートーヴェン:運命~第2楽章のリハーサル

ベートーヴェン 交響曲第5番 《運命》 第1楽章
ワルターが80歳を越えた頃のリハーサルを収録したもの。
とてもゆったりとしたテンポである。呼吸が深い。若い指揮者はこの深い呼吸がなかなかできない。

#この演奏のみLP盤だった。恐らくコロンビア交響楽団が演奏しているものだと思われる。

●モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク~第1楽章
Bruno Walter, 1936 - Mozart, Eine kleine Nachtmusik, K. 525
コロンビア交響楽団との演奏は,ワルターが教え込んだような音楽だが,ウィーン・フィルとの演奏は,ウィーン・フィルに任せているところがある。冒頭などは,即興的で様子を見ながら始まっているので,アタックがとても弱い。
角のない演奏で,とても女性的である。

ワルターはウィーンには4年ほどしかいなかったが,とても相性が良く,第2のふるさとのように思っていた。

ただし,ウィーン・フィル時代のワルターは,「ウィーン・フィル+ワルター」というところがあり,ワルター本来の持つドイツ的な面はあまり出ていない。
#この演奏はSP盤の片面に収録されていたので,曲中に中断することはなかった。


●シューベルト:未完成~第1楽章抜粋

Bruno Walter-Unvollendete-1936-VPO
http://www.youtube.com/watch?v=zrH8CbNdFcw
http://www.youtube.com/watch?v=80AVBrIflDk

この曲は最近,7番と呼ばれるが,やはり8番。偶数ですよ。この曲は「8番「未完成」」しか有り得ない(宇野さんは,偶数番と奇数番と曲の印象とのつながりを重視していらっしゃるようです)。学者は頭が堅いだけです(宇野さんの方が堅いという説も...)。

だけど,ドヴォルザークの8番は何番でも構わない(この辺は結構勝手ですね。だけど,何となく気持ちは分かるような気はします)。

1楽章最後がディミヌエンドで終わるのはとてもはかなげである。これを最近はアクセントで演奏することが多い。曲のイメージが全然違ってしまった。学者の説もマユツバだと思う。

聞き手の方が

「それにしてもこの楽章は暗い曲です。宇野さんは指揮されたことはありますか?」

と尋ねると,

「ない。私は,自分が過去の名演より良い部分を出せる曲だけ振っています」

との回答。


●ブラームス:交響曲第3番~第1楽章抜粋

ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17639121

ブラームスの好きな人は多いですが...宇野さんはあまりお好みではないようです。水口さんの方は「私は好きです」

3番はちょっと変な曲です。この点は聞き手の方も「同感」。特に最後,ゆっくり終わるのが辛い。ブラームスは,そういう人である。「優柔不断なんですよ」
クララ・シューマンに対する思いから話がそれて,マーラーの奥さんのアルマ・マーラーの話題に。当時の芸術家はみんなアルマのことが好きで,アルマも次々恋人を作っていた。マーラーは馬鹿にされていたのでは?

だけど,この演奏は良いです。ブラームスではなく,ワルターの演奏が良い。ホルンがとても良い。


●モーツァルト:そり滑り
#中間部の鈴の音の響きが夢を見るように美しい。鑑賞会はこの小品で締められました。


●SPレコードについて

SPレコードは,ソロ楽器の方が合っている。いくらクレデンザでもオーケストラだと音が固まってしまう。

というわけで,「○○は好き,△△は嫌い」という宇野さん独特の言いまわしもポンポンと出てきて楽しめるトークとなりました。今回,ワルターの演奏と宇野さんのトークを聞いて私が感じたのは次のような点です。

SPレコードに収録されている演奏は,SP盤を裏返す時間を意識してテンポ設定がされているのでは?戦前の演奏は,主題呈示部の繰り返しをしているものは,ほとんどないが,SPレコードで聞いていたことを考えると納得できる。

今回のトークの中で,「悲しさ」「はかなさ」という言葉が何回か出てきた。SPの魅力はこの辺にありそう。

宇野さんは,「学者がこういうから」という演奏が嫌いである。世の中全部が,一つの方向に向かったら面白くない。宇野さんのような考えの演奏家が居た方が面白いと思った。
http://www.oekfan.com/review/2003/1012.htm


古雅、優美のきわみ~ヴァルター&ヴィーン・フィルの「田園」 2011年07月29日

戦前のヴィーン・フィルの響きがどれほど美しいものだったかはいろんなところで語られている。一番よく知られ、影響力も大きかったのは宇野功芳氏が書いたヴァルターとヴィーン・フィルの戦前録音についての評論だろう。

私も氏一流の名調子に乗せられた?くちで、この世のものとも思われぬ究極の美、とか何とかそんな感じの口上を目にして、それほど美しい音ならぜひきいてみたいと思い、EMIからヴァルター、ヴィーン・フィルのモーツァルト録音を集めたセットが出た時に、貧乏学生が清水の舞台から飛び降りる思いで購入した。そして、期待に胸を躍らせながらきいてみて、拍子抜けというか、はっきり言えば非常にがっかりし、失望したのを覚えている。これのどこが美しい響きなのか?こんなものに大枚(当時の私には)をはたいた自分の愚かさを悔やんだが、後の祭りである。その頃からヴァルターをあまりきかなくなったのは、その心の傷?がいくぶんか、あるいは大いに影響したのだと思う。

まあ、当時の私はうぶな素人で何も知らなかったのだが、失望させられたのはある意味で当然である。今の私も依然として素人だが、悪達者な知恵だけはついたので、それがどういうことだったのか今ではわかる。私が購入したEMIのCD復刻は、上と下からプレス機にかけて押しつぶしたような音で、中高域だけが妙に強調されてキンキンと下品に響き、もやついてふやけた低域のせいで腰の据わらないヘナヘナの演奏にきこえるという、きわめてろくでもない代物であった。まあ、今はもっとひどいものが世に出回っているが・・・いずれにせよ、あんな音ではヴィーン・フィルもBBC響も大して変わりはない。


その後も何度かヴァルター、ヴィーン・フィルのSP録音が復刻され、そのたびに「今度こそ・・・」の望みをかけて購入しては、やはり失望させられる・・・というのを繰り返し、ついに私はあきらめた。戦前のヴィーン・フィルがいかに素晴らしいか、という話そのものがガセで、香具師の口上にうまうま乗せられた自分が馬鹿だったのだ、と思うことにしたのである。さらにORFEOレーベルから続々と出た「正規音源」による戦後のヴィーン・フィルのライブも、そのもっさりとした鈍く暗い音で追い討ちをかけてくれた。その後しばらく、ヴィーン・フィルほど名声ばかり高くてろくでもないオーケストラはない、というのが私の中では「定説」となった。(音盤に詳しい方であれば上記のくだりを大笑いしながら読まれたことだろう。だが、実際には笑いごとではない。復刻の粗雑さ、無神経さが実際に貴重な文化財の真価を損ない、見誤らせているのである。)
その見方が変わったのは比較的最近になってのことである。フルトヴェングラーやシューリヒトとヴィーン・フィルの音源を良心的な復刻でいくつかきき、自分が「メジャーレーベル」「正規音源」というブランドや「リアルなSP復刻」などという売り文句に惑わされていたのだ、ということに気が付いた。たしかにヴィーン・フィルの音は、紛れもなくヴィーン・フィルの音だったのである。それに気付いてから、あらためてヴァルターとヴィーン・フィルによる戦前録音の良好な音源を探し始めた。そうして、ようやく納得の行く音源をいくつか入手することができた。そのうちのひとつが、今回ご紹介する「田園」である。
この「田園」にきく最盛期のヴィーン・フィルの響きは、たしかに後にも先にもきかれないような絶世の美である。舌の上で淡雪のように解けていく上等の砂糖菓子みたいなすっきりとした甘さ、軽さ、柔らかさ。そう、こくのある充実した響きなのに、何とも音の身ごなしが軽く、柔らかなのである。陰翳、色彩感の妙、独特のアクセント、すべてが魅力的で、古雅、優美のきわみ、といいたい。ヴィーン・フィルの響きの見事さだけでなく、ヴァルターの指揮ぶりも実に端正で行き届いたもので、この時期のかれのセッション録音では出色の出来だと思う。


ただ、この演奏ではひとつだけ、ひどく気に入らないところがある。終楽章のクライマックスで、唐突な(としか私には思えない)ディミニュエンドとクレッシェンドが繰り返されることだ。これは当時の演奏習慣なのか、楽譜に何らかの根拠があるのか、ヴァルター独自の解釈なのか、それは別にいい。たんに効果的でなく、演奏から受ける感銘をスポイルしているだけだ。ヴァルターは後年のコロンビア響との録音でも、ずっと目立たない形ではあるが同じことをやっている。目立たないというだけで効果的でないことに変わりはない。実演などではこの解釈がうまく「決まった」例もあるのかもしれないが、この演奏では感動を深めるよりは削いでいると思う。
今回公開する音源についてひと言。いくつかある手持ちの音源の中から、プライベートLPから起こしたものを選んだ。金属的な針音がやや耳に付くが、それを差し引いても音のたたずまいと品の良さが一番優れているのをとった。

オーパス蔵 ホームページ
http://www.opuskura.com/index_j.htm


OPUS蔵の位置 2007年05月08日
OPUS蔵というレーベルをご存じだろうか。第二次大戦前後のSPからCDに復刻して販売するレーベルである。CDの帯に宇野功芳氏の熱いコメントが書かれているものもあり、私もつい乗せられたりしてこのレーベルのCDを10枚以上所有している。
本来は、マスターテープを所有しているEMIなりPHILIPSなりがCDを制作したほうが、いい音でできるはず。だが、OPUS蔵が出す復刻CDは、不思議や不思議、本家本元が出すCDに肉薄するか凌駕することがほとんどである。もっとも、SP復刻だけあって、チリチリというノイズがどうしても発生するから、それを嫌う人には向かない。
私はこれまでOPUS蔵から発売されるCDを高く評価してきた。既に同じ録音を所有している場合でも、OPUS蔵から発売されると買い直したこともよくあった。iPodやその他mp3ウォークマンが全盛の時代、少しでも良い音質を求めてCDを買い直すなんてまったく時代に逆行するようでもあるが、本人が楽しいのだからいいじゃないか。それに私の周りの知人に聴かせれば、大抵は音の違いはわかってくれる。音楽をさほど聴かない人でも大抵は違いを認識する。「そんなに違わないでしょ」と私の趣味を嘲笑する人も、いざスピーカーを前にすると「なるほど」とうなずく。


9:777 :

2022/06/08 (Wed) 03:58:15


大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはクラシック音楽が理解できていません。

フジコ・ヘミング ラ・カンパネラ
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%95%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0+%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%A9

◆フジ子・ヘミングが上手い、と思う方。他のピアニストの演奏も聴いてみましょう。


このピアニストを最初に取り上げたのは、てっきりフジテレビのバカかいずれにせよ、民放だとおもっていたのだが、そうではなくて、NHKだと知って唖然とした。

 結論から述べるが、この人物はプロの演奏家として、十分な音楽性も、テクニックも持っていない。特異な経歴と風変わりの容貌は、テレビ屋にとっては、格好の数字を稼げるキャラクターであろうが、何が「魂のピアニスト」だ。


日本人は浪花節が好きだから、「心で歌う」というと珍重され、「テクニック」というと「冷たさ」を連想するようだ。

芸術は、確かに精神活動だが、表現するに必要なテクニック、しかも、素人とは次元の違うテクニックを持っているようでなければ、プロフェッショナルとはいえない。

ジュリアード音楽院で数々の名ヴァイオリニストを育てた鬼教師、イワン・ガラミアン教授の"Cry now. Play later."(今泣いて、後で弾け)とは、そういう意味である。


◆あんなトロいのは、「ラ・カンパネラ」ではない。

 他人がどんな音楽のどんな演奏を好もうが、私がとやかく言うべきでないことぐらいは、私とて承知しているが、このオバサンばかりは我慢がならん。

 リストのピアノ曲などというものは、テクニックを「見せる」ためにある。音楽的な価値という点では、ショパンや、シューマンや、ましてやモーツァルトやバッハと比べるのも失礼な作曲家なのだ。


ラ・カンパネラはもともと、ヴァイオリンの奇才、パガニーニのヴァイオリンコンチェルトの主題をそのまま使って書いたピアノ曲だ。それに、リストがさまざまな修飾を施して、ピアノ独奏用の曲にした。

とにかく難しいテクニックのてんこ盛りである。それを如何に、スピード感を維持して弾ききるか、というのがピアニストのうでの見せ所なのだ。


ところが、フジ子・ヘミングのテンポ設定は遅すぎる。早く弾けるのに独自の解釈で遅く弾いているのではない。本来のテンポでは弾けないから、遅く弾いているのだ。彼女がチェコのオーケストラ(天下のチェコ・フィルではない、2流どころ)とチャイコフスキーのコンチェルトを合わせるのを聴いて、良く分かった。

 絶対的なテクニックが不足しているのである。


プロのピアニストたるもの、「カンパネラ」に限らず、楽譜に指定された、本来のテンポで弾けないのなら、その曲を客の前で弾いて、或いは録音をして、カネを取るべきではない。

 そういう人物が、マスコミに乗せられて、自分が上手くなったつもりでいる。他のピアニストで「カンパネラ」を聴いたことがない人はそれでだませるだろう。

 しかし、他の音楽家や長く音楽を聴いている聴衆はあきれている。私は、演奏家をこれほど酷評するのは初めてだ。それほど、許せないほど、ヘタクソなのである。


本物のラ・カンパネラを聴いてご覧なさい。

Salvatore Accardo plays La Campanella by Paganini - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YaxHZxvmSwQ

Arthur Rubinstein plays La campanella - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hQULyGMhhWs


Wilhelm Backhaus - La Campanella (1908) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MQKsCJyclp0

Liszt La Campanella Godowsky Rec 1913 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Cn_J-5EDKqI

BUSONI PLAYS Liszt LA-CAMPANELLA - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MGp6Hs6Yro0


という事で、フジコ・ヘミングも内田光子も宮沢明子もクラシック音楽が全く理解できなかったのです。
フジコ・ヘミングや内田光子を有難がって聴いているアホもクラシック音楽が全く理解できないのです。

日本人の演奏会に行くと音楽がわからなくなるので気を付けましょう。
10:777 :

2022/06/08 (Wed) 04:06:05

フルトヴェングラー  ディオニュソスの加速と減速

では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。


フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」

オーディオ的にみて実に興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが特徴の我が家の「AXIOM80」ではフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。

通常「いい音」とされているのは、端的に言えば「分解能があって奥行き感のある音」が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイだが、逆に捨てがたい味があったのかもしれないと思った。


コンサートをドロップアウトしてスタジオ録音に専念した「グレン・グールド」(ピアニスト)はその理由の一つとして次のように語っている。

「ゴールドベルク変奏曲(バッハ)のどこを変奏したのかなんて、コンサートで1回聴いたくらいでは(聴衆に)わかるはずがない。何回も反復して聴かないと~」


生演奏は聴きに行きますし、オーディオの参考にもしますが、そこを目指すことはしません。

生の音が最高とは感じません。

天に唾する発言かも知れませんが、私は「音楽は、オーディオの方が、より楽しめる」と思っています。」

以上のとおりだが、実は私も同感なんです(笑)。

九州の片田舎に住んでいると、都会とは違って一流のオーケストラなどを聴く機会がまったくないといえばウソになるが、ごく少ないのは事実。



これがフルトヴェングラーの音なんだよ:

Brahms - Symphony No 3 - Furtwängler, BPO (1949)
https://www.youtube.com/watch?v=YegLNgHIWhA

Johannes Brahms - Symphony No. 3 in F major, Op. 90
0:00 Allegro con brio
13:09 Andante
22:47 Poco allegretto
29:08 Allegro — Un poco sostenuto

Berlin Philharmonic Orchestra conducted by Wilhelm Furtwängler
Live recording: 18 December 1949, Titania Palast, Berlin


これがフルトヴェングラーの音なんだよ:

Beethoven - Symphony No 4 - Furtwängler, BPO (1943)
https://www.youtube.com/watch?v=MeX3RtvTZTM

0:00 Adagio – Allegro vivace
11:19 Adagio
23:33 Scherzo and trio
29:09 Finale

Berlin Philharmonic Orchestra conducted by Wilhelm Furtwängler
Recorded live at Alte Philharmonie, Berlin, 30th June, 1943



これがフルトヴェングラーの音なんだよ:

Schubert, Symphony No.9 in C Major, D.944 "The Great" / Wilhelm Furtwangler ( 1942 )
https://www.youtube.com/watch?v=u8xwwRLc6SI

00:00 I. Andante - Allegro ma non troppo
13:44 II. Andante con moto
30:42 III. Scherzo, Allegro vivace
40:17 IV. Allegro vivace

Wilhelm Furtwangler, conductor
Berliner Philharmoniker
1942 ( BP )


これがフルトヴェングラーの音なんだよ:

Furtwängler - Mendelssohn : Fingal's Cave - Overture Op.26 (1930)
https://www.youtube.com/watch?v=j1OV5Omci9k

Berliner Philharmonic Orch.
recorded in 1930
transfer from Jpn POLYDOR-45088, 再復刻


これがフルトヴェングラーの音なんだよ:

Weber: Der Freischütz; Overture, Furtwängler & BPO (1926) ヴェーバー「魔弾の射手」序曲 フルトヴェングラー
https://www.youtube.com/watch?v=R0pUmsRDhgM

Wilhelm Furtwängler (1886-1954), Conductor
Berlin Philharmonic Orchestra

Rec. 16 October 1926


これがフルトヴェングラーの音なんだよ:

Schumann - “Manfred” Overture  Furtwangler Berliner
https://www.youtube.com/watch?v=ZHftihwwLcw

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮  ベルリン・フィルハーモニー
1949年12月18日


▲△▽▼


フルトヴェングラーは小さな音で演奏していた。

昔のノンヴィブラート ポルタメント奏法のヴァイオリニストも小さな音でしか弾けなかった。
音量が大きいと大味で雑になるんだよ。

オーディオも 0.5W 乃至 3Wくらいのアンプで鳴らすのが一番いい音なんだ。

今でも鮮明に思い出すのは、1971年秋、五反田卸売センターでのオーディオ・フェアにおける「無線と実験」誌のブースでの、真空管アンプの鳴き合わせです。

一方は KT-88 のPPアンプで、確か片ch70~80Wも出力の取れるもので、外観的にも超弩級、大変に見事な出来栄えであり、また20dB以上の負帰還をかけ静特性に関しては全く非のつけようもない仕上がりでした。

しかしこの大出力、高負帰還のアンプは、大出力が空振りしているような良くも悪くもまことに普通過ぎる音でした。

もう一方はカンノアンプと呼ばれていた、WE300Bのシングル無帰還アンプ、

それもアウトプットだけでなく段間にもインターステージ・トランスを採用した、いわゆるトランス結合という極めてプリミティブな形式のアンプで、

出力も高々6W~8Wの出力しか取り出せません。

ただし、そのトランスはウェスターンのコア材を徹底的に調べ上げ、そのコア材から金属メーカーに特注したという高価なパーマロイ・コアによるもので、一般には入手困難な希少な物という事でした。

またスピーカーは名器と称された ALTEC A-5、システムとしても100dB近くの高能率の物で、真空管アンプの比較試聴には大変にマッチしていて、この2つのアンプのサウンドの差を我々の前に圧倒的な明晰さで表現してくれました。

この時のカンノアンプの音色の美しさには言葉を失いました。

多くの聴衆のかなり後方で聴いていたのですが、何か空間に透明なエーテルが漂っているのではないか、と錯覚させるような“美音”、まさに“音楽”が鳴っていたのです


オーディオファイル=フルトヴェングラーのファン
女性ヴォーカルのファン=風俗マニア

なんだよ


フルトヴェングラーを聴いた事もないアホが高いオーディオ買う訳ないだろ

クラシックファンというのは要するに、

フルトヴェングラー - ベルリンフィル のティンパニの轟きを聴きたいだけなんだ

だから、周波数レンジは 100Hz - 4000Hz さえ出れば十分なんだ

WE91B やオートグラフ は大体そのレンジだから 300B や昔のタンノイが人気有るんだ



クラシックファンは

Wilhelm Furtwängler Coriolan, overture - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QoultibNlus

Beethoven - Symphony n°7 - Berlin - Furtwängler 1943 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-CNrGqHKoa8

Beethoven - 9ª Sinfonia - completa - gravada em 1942 - Furtwängler - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jJMSxjgqqdA

のティンパニが凄絶に鳴ってくれる装置が欲しいだけなんだ。

だから今でもクラシックファンにはオートグラフやヴァイタボックス コーナーホーンが断然人気で

YG や マジコや B&W は洟も引っ掛けられないんだ


クラシックファンのオーディオマニアは要するに、

フルトヴェングラー・ベルリンフィル のティンパニの轟きを聴きたいだけなんだから

周波数レンジは 100Hz - 4000Hz で十分なんだ 。それより広がると響きが薄くなって凄絶さが無くなる。

クラシックファンのオーディオマニアに一番人気が有るアンプはウェスタンの WE91A、WE86B、WE124 

1937年ということでWEの映画システムのトランスがほとんど載っています。

特に91アンプは入力トランスの285Aも出力トランスの171Aも、ともに100~6000Hzの再生帯域なのでその間にどんなに広帯域の高NFBアンプを持ってこようと特性はトランスによって決まってしまいます。


Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40~10000 Hz
WE91 : 50~ 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100~6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html
11:777 :

2022/06/08 (Wed) 04:09:20


これがドイツ人が歌うシューベルトなんだよ、日本の歌手には絶対に歌えない

Lotte Lehmann - Schubert : Ständchen (Serenade)
https://www.youtube.com/watch?v=HGo-uaRKRoA

cond. by Manfred Gurlitt
transfer from Jpn Columbia 78s / J-8389(XXB-7880)

Lotte Lehmann : Schubert : Im Abendrot 夕映えに (1935)
https://www.youtube.com/watch?v=ZqewcCFmzu8

Piano ; Erno Balogh
recorded 10/17, 1935
78rpm / Victor, JE-31 (1731 B)
on HMV-163 gramophone

Im Abendrot D799 夕映えの中で
Karl Lappe カール・ラッペ


これがドイツ人が歌うシューベルトなんだよ、日本の歌手には絶対に歌えない
日本人が音楽大学なんか行っても意味無いんだ

Lotte Lehmann singt Schubert Dezember 1927
https://www.youtube.com/watch?v=HE0oL0ANsSs

1. An die Musik D.547
2. Du bist die Ruh’ D.776
3. Ständchen D.957/4
4. Ave Maria D.839
5. Sei mir gegrüßt D.741
6. Der Tod und das Mädchen D.531
7. Geheimes D.719
8. Auf den Wasser zu singen D.774

Lotte Lehmann
mit Kammerorchester
Dir.: Manfred Gurlitt
Berlin, 6. 8. und 9. Dezember 1927

9. Erlkönig D.328

Lotte Lehmann
mit Frieder Weissmann, Klavier
Berlin, 19. Juni 1930


これがゲルマン人が歌うワーグナーだよ、日本人の歌手にワーグナーは絶対に無理だ

Bruno Walter / VPO - Wagner : Die Walküre Act 1 (1935)
https://www.youtube.com/watch?v=1RFdyUJKoNY
https://www.youtube.com/watch?v=oQW-IFLrIxM
https://www.youtube.com/watch?v=oQW-IFLrIxM

Vienna Philharmonic Orch.
Lotte Lehmann - Lauritz Melchior
recorded June 20-22, 1935
transfer from France HMV 78s / DB-2636/7(2VH-94/7)
12:777 :

2022/06/08 (Wed) 04:12:18

ロゼ四重奏団 伝説の名演

Rose Quartet - Beethoven : String Quartet No.10 op.74 - 2nd Mvt (1928) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=Ulk9cWLSARw&;list=RDUlk9cWLSARw&start_radio=1

Arnold Rose (1863-1946) He was Concertmaster of the Vienna Philharmonic Orchestra for over half century(1881-1938), and player of leading the Rose Quartet.
Recorded in 1928、transferred from Jpn Victor 78s /AF-317


物凄い名演だ、現代の四重奏団には絶対に不可能だ

Rosé String Quartet (1882-19??): Beethoven: String Quartet no.10 & 14
https://www.youtube.com/watch?v=rAcXLoV1JgU

• Beethoven: String Quartet No. 10 in E-flat "Harp", Op. 74
• Beethoven: String Quartet No. 14 in C sharp minor, Op. 131
Arnold Rosé, Paul Fischer, violins, Anton Ruzicka, viola & Friederich Buxbaum, cello
13:777 :

2022/06/10 (Fri) 09:51:24


いい音だ

Bronislaw Huberman - Tchaikovsky : Violin Concerto in D Op.35 (1928) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=XpWoQj1DOOM

Berlin State Opera Orch., Cond. by William Steinberg
00:00 - 1. Allegro moderato
15:48 - 2. Canzonetta. Andante
21:50 - 3. Finale. Allegro vivacissimo

recorded 28 December 1928
transferred from Jpn Columbia 78s, J-7550/3 (AX-4509-15)




いい音だ

Bronislaw Huberman - Bach : Air for G String G線上のアリア (1930) - 電気再生
https://www.youtube.com/watch?v=fO9P0o1FgJY

Piano ; Sigfried Schultze
recorded 16 Sep. 1930
transfer from Jpn Columbia 78s / J-7779(AX-5007)



いい音だ

Bronislaw Huberman - Bach : Violin Concerto No.1 a-moll (1934) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=pNVs7VkJTjw

Vienna Philharmonic Orch. cond. by Issay Dobrowen
recorded June, 1934
transferred from Jpn Columbia 78s / J-8346/7(WHAX-20/23)



いい音だ

Bronislaw Huberman - Bach : Violin Concerto No.2 E-Dur (1934) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=-JKJMpTC5PM

Vienna Philharmonic Orch. cond. by Issay Dobrowen
recorded June, 1934
transferred from Jpn Columbia 78s / JW-129-131(WHAX 15-19)



いい音だ

Bronisław Huberman - Bach : Nun komm, der Heiden Heiland いざ来ませ、異邦人の救い主よ
https://www.youtube.com/watch?v=h_UXP9JuouY

Piano acc. by Giegfried Schultze
transferred from Jpn Columbia 78s /JW-131 (CAX-7428)
14:777 :

2022/06/11 (Sat) 02:23:29

蓄音機の音は完全なウソっぱちの音だけど、ライブで聴くより遥かにいい音なんだ。
しかも蓄音機のメーカーによって音色自体が全然違う。

NHKの「美の壺」というテレビ番組で紹介されていましたからHMVロイヤルという機械式蓄音機を御存知の方も居られるでしょう。


クレデンザなどは下々のものでいわば大衆機、
HMV202や203こそがSP再生の極致である

とは某エンスージャストの言ですがロイヤルは203や202とは全く比較にならない名器だそうです。

英王室に一台、EMIに一台の世界にたった二つの品です。
そのどちらかが20年以上前に銀座某社経由で日本にもたらされ、五十嵐所蔵品になりました。


蓄音機は 200Hzから 2000Hz までしか出ないけど、アンプ・スピーカーの電気増幅の音よりいい音だよ。

そもそも オーディオ史上で一番評価が高い ウェスタンエレクトリックのドライバーは蓄音機クレデンザのサウンドボックスを流用したものだしね。


SP録音とか真空管アンプのファンが今も沢山いるというのは
蓄音機の音や真空管の音の方が最新のオーディオより良い、という事さ。


古いオーディオ機器程 音が良い

我が家のオーディオシステムほど「真空管の恩恵」を受けている事例も珍らしいのではないかと、いつも思う。
10セットを超えるアンプは、プリ、パワーを含めてすべて真空管式だし、もし真空管が無くなったら我が家の音響システムは完全に崩壊してしまう。

過去に真空管以外のアンプもいくつか試してみたことがあるが、いつの間にか「神隠し」のようにいなくなってしまった(笑)。
で、今さらの話だが改めてなぜ我が家で真空管を重用しているのか述べてみよう。

ずっと昔といっても60年ほど前の話だが「トランジスター(以下、TR)素子」が登場したときに、もはや真空管は消えて無くなるという説がまことしやかに唱えられていた。

TR素子は長寿命だし、物理的数値にしても真空管に劣るところは何もないと言われていた。

実際にも真空管アンプは下火になってしまったが、今となっては完全に盛り返す勢いで、オーディオ仲間によると大半のTRアンプは哀れにもオークションで値がつかない状況だという。

いい事例が昔使っていたラックスの「SQ38FD」という真空管アンプで、いったん製造中止に追い込まれたものの、ちゃっかり真空管人気の復活にあやかって、いつの間にか息を吹き返してしまった。
真空管復活の主因としてはこれは個人的な意見になるが、デジタルの時代になって「音の響き方」が素っ気なくなり、そのマイナス面を少しでもカバーするためというのが当たらずといえども遠からずといったところかな~。(レコードの復活もその線上にあるのではないだろうか。)
つまり、言い古されたことだがどうも「真空管」と「TR素子」の一番の違いは「倍音の響き方」にあるようで、端的に言えば感覚的な話になるが音質に「潤い=濡れたような感じ」があるかどうか。(音を言葉で表現するのは難しい)


おっと、もしかして「倍音って何?」という方がいらっしゃるかもしれないので解説しておこう。知ったかぶりして間違ってたらごめんなさいね(笑)。

楽器が出す音はすべて「基音+倍音」で成り立っている。
ヴァイオリンでいえば「全体の周波数帯は180~12000ヘルツ」あたりとされており、このうち基音は「180~3000ヘルツ」あたり、それ以上が倍音であって楽器の音色は倍音の含まれ方しだいで決まるのでいわばきわめて重要な周波数帯といえる。

で、もちろんTR素子の方が原音に忠実な再生ができるので好きという方がいてもちっとも不思議ではないので念のため。
ただし、真空管と一口に言っても製造年代によって古典管と近代管に分けられる。

「古典管と近代管のいったいどこがどう違うのか」と問われても明確な基準があるわけでもないが、個人的には時代的な分水嶺として前述したTRが勃興してきた時代を境に区分されるのではないかと思っている。
TR素子が登場する前の古典管は、それはそれは真剣・熱心・緻密に製作されたものだが、変わり得る素子の登場によっていっきに熱気が無くなり、同時にコストばかりが重視され「ぞんざい」なツクリになっていったという推論に異論がありますかね(笑)。

そこで肝心の古典管と近代管の音質の違いについてだが、個人ごとに好みがあるのでいいも悪いもないが、一般的にチャラチャラして音に深みが無く寿命が短いし故障しやすいのが近代管の特徴でこの呪縛から解き放たれた球を個人的にはいまだ知らない。

そういうわけで我が家の真空管アンプ群はすべてと言っていいほど古典管(1940年代前後)で覆いつくされている
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f74beda9130e80dd2ec0a7986598f9c8


▲△▽▼


HMV203 Plays Jacques Thibaud - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=ttzTw2OvhXg



株式会社シェルマン アートワークス HMV203
http://www.shellman-aw.co.jp/Site/HMV203.html


HMVロイヤルは持つと没落する、曰く因縁付きの妖器と言われてる




いい音だ

Jacques Thibaud Alfred Cortot - Franck : Violin Sonata in A - 1st 2nd Mvt (1929)
https://www.youtube.com/watch?v=AkTg8XCPK4Y
https://www.youtube.com/watch?v=AxJjtoyv6Cc

recorded 28 May 1929, Salle Chopin, Paris
transferred from France Gramophone 78s / DB-1347/8(32-658/661)



いい音だ:

Casals Trio - Mendelssohn : Piano Trio d-moll Op.49 (1927) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=zc5B_1oiAHs

Alfred Cortot (Pf), Jacques Thibaud (Vn), Pablo Casals (Vc)
00:00​ - I. Molto allegro ed agitato
09:12​ - II. Andante con moto tranquillo
16:34​ - III. Scherzo: Leggiero e vivace
20:41 - IV. Finale: Allegro assai appassionato
recorded June, 20 - 21, 1927, Large Queen's Hall, London.
transferred from Jpn Victor 78s / D.B.1072-5



SPでダメなのはピアノだけ

音色が全然違うんだよ:

Bruno Walter - VPO - Haydn Symphony #100 Military - 1st Mvt (1938) 再復刻 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=inbLPp-5HHQ




蓄音機の音は生の音より遥かに良くなってるから人気あるんだよ。
YGではこんな音出せないだろ:

Adolf Busch plays Bach's Chaconne - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_ii7aPCQgHE

Brahms Clarinet Quintet in bm-Op115-Lener Quartet & Charles Draper - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=K570sk82hNc


Fritz Kreisler-Mendelssohn Violin Concerto in E minor 1st mov (part1) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tHu25l9SLTA



蓄音機はサウンドボックスの振動をホーンで増幅して音量を上げるから
弦楽器と同じなんだよ

蓄音機はヴァイオリンやチェロの音



ウェスタンやJBL のドライバ-の振動をホーンで共鳴させるのは
蓄音機のサウンドボックスの振動をホーンで共鳴させるのを真似したんだよ

ウェスタン WE555 は蓄音機クレデンザと同じ音を出すのが目標だったんだ



音波を電流に変えて、また音波に戻すと倍音成分が失われて不自然な音になるんだよ

蓄音機のサウンドボックスの振動をホーンで共鳴させて倍音成分を追加させると
原音に近くなるんだ

まあ正確な原音にはならないけど、コンサートホールの何処で聴くかで原音自体が全然違うから
許容範囲内だ

電気信号を音波に変えるだけだと原音再生は不可能になる




実際、SP復刻版を 普通のスピーカーで再生するより、蓄音機で再生した方が遥かにいい音になるのがわかっている:

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

復刻されたSP原音は、できるだけ忠実に再生したいと思いませんか。
さて、そのための道具ですが・・・
先ず第一に機械式蓄音機。
LPやCDになってもSPの音は蓄音機に回帰しましょう。
これをプレーヤーとしてではなく、ホーンスピーカーとして使います。
LPやCDの音をどうやってそこから出すかですが、蓄音機に付いているサウンドボックスに換え、ソガフォンという小型スピーカーを取り付けます。
あとはプレーヤーとアンプですが、種々試行して音の違いを自分の好みに合わせ完成です。
ちなみに現在は以下の組み合わせを楽しんでいます。

CDプレーヤー:SONY D-2
アンプ:VintageJoin
蓄音機:DECCA 型番不明



Sogaphon の種明かし - yuihi310のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/23571576.html

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。
音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。
SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。
http://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/ece199cc3ee61d9a28f075d29d796277


蓄音機のサウンドボックスのかわりに 5cm のフルレンジスピーカーをマウントするシステムです。友人の曽我氏発案制作によるもので、Sogaphon(ソガフォン)と名付けました。
リアルな音がします。

Sogaphonの解説はこちら
The magic of Sogaphon
http://www.youtube.com/watch?v=NNVliaIqy4s&feature=plcp

今日はSogaphonシステムの解説です
まずは完成形

http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/GALLERY/show_image.html?id=23571576&no=0

YGやマジコより遥かにいい音になるのは間違いない


SP録音ではダイレクトカッティングで金属原盤に直接溝を彫るから、テープ録音より遥かにいい音なんだな




SP録音に限らず、最新録音でも

曽我ホーン+蓄音機 で再生した方が普通のスピーカーよりいい音になる

のが確認されている



音楽評論家の宇野功芳も生演奏より蓄音機の音が素晴らしいと言っていたよ

それから

前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。

ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。

どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。

オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。

じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。

デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。

そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2



戦後(昭和20年代中盤)NHKによる「快い音」の研究成果の一つで、
快く聞こえる音は、最低遮断周波数と最高遮断周波数の積がおよそ40万になっているというものです。

周波数帯域でいうと、

200Hz~2kHz(電話レベル)
100Hz~4kHz(構内放送、ボイスチャットレベル)
80Hz~5kHz(AM放送レベル)
27Hz~15kHz(FM放送レベル)
20Hz~20kHz(人の可聴域、HiFiオーディオレベル)

というくくりになろうかと思います。
中心周波数は、40万の平方根であるおよそ630Hzで、これは人間の内耳、口腔の共振周波数とおおむね一致します。
内耳の自然共振周波数を中心とした確率分布(標準偏差)のエネルギーバランスをもつ音(つまり40万の法則にあう音)が、
人にとって最も受け入れやすい、快い音となる。
と言い換えると分かりやすいでしょうか。

また、楽器や声などの個別の音色は、基本となる周波数の音(基音)と、倍音と呼ばれる高調波成分の音の混ざり具合と、
それぞれの成分の時間変化が音色を決定するのですが、人の感覚は、特に耳の感度が落ちる低い音程域(主にベースパート)では
倍音成分がしっかり聞こえていれば基音が欠落していても
あたかも基音があるかのように聞こえる(補完して音程が取れる)という特性があります。
このため、再生帯域がより広くなるときは、40万より大きい数字になっても快さは低下しないとする説もあります。

ここから導き出されることは、再生周波数帯域を広げてもそれだけでは快い音は得られず、
帯域の取り方とエネルギー分布(バランス)が重要だ。ということです。




蓄音機の音は必要十分で歪なんか無い

蓄音機の周波数特性 2016年11月12日

蓄音機の周波数特性を見つけたのでご紹介します。

横浜蓄音機ミュージアムのサイト

をご覧ください。
ヒズマスターズボイスというモデルだそうです。

100Hzと4kHzがほぼ同じレベルですから、40万ヘルツの法則通りですね。
具合良く聞こえるよう、ホーンの形状を入念に作り込んだのだと思います。
帯域は狭いですが、高低のバランスが良いので十分に音楽を楽しめたのでしょうね。

タブンこういう形の装置だと思います。

https://blog-imgs-91-origin.fc2.com/c/h/e/cheapaudio/HMV.jpg


装置の下部に大きなホーンが格納されています。一切電力を使わない超エコシステムですね。

これに比べると、現代の一般的な小型ブックシェル サイズのバスレフ型は明らかに高い方へ偏り過ぎでしょう。
しかも、最近は蝙蝠さん領域まで特性を一生懸命に伸ばしていますよね。
私としては、まず低い方向へ伸ばすよう努力するのが筋だと思うのですが。。。ドナンデショーカ?????



タンノイでは周波数帯域が一番狭いモニターシルバーとモニターブラックが一番いい音で
周波数帯域を広げたモニターレッド以降はすべてNGだというのが常識

オーディオ界で超有名な三上先生もタンノイはモニターシルバーとモニターブラック以外はすべて NG だという意見ですね:

Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第28回 タンノイブラック
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

 今迄沢山のタンノイシステムを聴いてきましたがこのモニターブラックこそ本来のタンノイサウンドと痛切に感じた、
三上先生がおっしゃるにはタンノイはブラックとシルバーがタンノイの音であると云っていましたが私も同感です。

シルバーは他で聴くことがありましたがブラックになるとまず聴くことも見ることもできない超が付くレアなユニットになる。

 最近のタンノイのサウンドはこのモニターブラックと比較するとドンシャリ傾向の音になっているのが多い、

タンノイのブラック、シルバーのユニットは低域も高域も欲張らず中域から音作りをしているのではないだろうか、
特にあの中域の厚みのある心地よい響きと特徴のある音色は最近のタンノイでは聴いたことがない特筆すべき音であった、
タンノイブラックを試聴すると現代のタンノイは低域も高域も伸ばしたため中域の薄い(中抜け)不自然な音に感じるが
この音が好みだと云われれば返す言葉も無いが一度でもよいからブラックやシルバーを聴いてみれば
私の云っていることが理解できると思う、
 又このモニターブラックも私が愛用しているロンドンウェスタン直系の音と非常に似通った音色が印象に残った、
ボックスは多分オリジナルボックスのランカスターを流用されたと思うが
ユニットとボックスが大変マッチしているからこそ本来のタンノイの響きが出ているのではないだろうか、




今回はオーディオのパラレルワールドをご紹介しましたが現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くと
オーディオ観も音楽観も変わるような気がする。
私もヴィンテージ愛好家ですから先生とは大変意気投合出来たのではと思う、
 三上先生はもうお亡くなりになりました伊藤喜多男先生や池田圭先生と長年交流があったと云われています。
またステレオサウンド誌、管球王国などに先生のシステムが紹介されオーディオ評論家も先生宅へ訪問されている。
 三上先生は私より三つ年が上ですが大変(懐の深い)方で私はこの方こそオーディオの師匠、先生、教授と云える「器」を
兼ね添えている方だと思う、

 よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、
ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。
オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか
笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、
 また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。
 私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授
と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。



クラシックを一番良い音で鳴らす装置

Sogaphon System
https://www.youtube.com/watch?v=P5Up9SKp5PY

蓄音機を万能の再生装置にする優れもの。貴重なSPレコード盤に優しい。静かに奏でるアナログの雰囲気を大切にする。この装置はすごいと思う。
北関東蓄音機倶楽部 Sogaphon _ SP録音の CD復刻盤 は Sogaphon を取り付けた HMV蓄音機で聴こう

北関東蓄音機倶楽部

技術部長: 曽我和弘
Sogaphon の開発者
群馬県桐生市:熱処理会社(つまりゼンマイ製造のプロ)社長、真空管アンプビルダーでもあります。



北関東蓄音機倶楽部の人(この人の所有の倉庫で、聞きに行かれた WE、エルタスのスピーカーのデモが、開催されているようです。)が、小布施の BUD に来られて、曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

▲△▽▼

蓄音器の評価は
1.HMV と EMG の蓄音器
2.ビクトローラ クレデンザ



手回し蓄音器より良い音は絶対に出せない

70歳以上のオーディオ・ファイルが口を揃えて言う言葉

「色々な高級機を聴いてきたけど、子供の頃聴いた手回し蓄音器が一番いい音だった」
どんな言葉を使ってもビクトローラ・クレデンザの素晴らしさを表現するのは難しい。 これまでどれほど多くの賛辞がこの蓄音機に贈られたことだろう。 傑作機、最高峰、耽美な音色、そして希代の名機等々。どれもこれもそのとおりであるのだけれど、それだけではこの名機を表現するのにはまだ足りない。

 試作回数は100回に及び、キャビネットに折りたたんで収納されたホーンの長さは1.8m。
当時の様々な工夫が詰め込まれたこの蓄音機は、その音色、音質、音量、どれをとっても文句のつけようがなく、リスナーに驚愕さえ与えてしまうのである。
 クレデンザに言葉は不要だ。 針を落とせばクレデンザが語ってくれるのだから。

SPレコードをかけてから、わざとラッパを取り外してみる。すると、音がずっと小さくなる。また、ラッパを取りつけると音は大きくなる。

ラッパは、音を大きくする働きがあることがすぐ理解できる。


大きい音を得るにはラッパを大きくすればよいのだが、外づけではその重量を支えたり動かしたりするのがたいへんになる。そこで、ラッパを内蔵するようになった。

その代表格が「蓄音器の王様」と言われる米国ビクター社のビクトローラー・クレデンザ(大正14年~昭和5年)である。 外からは見えないが、トーンアームの根元で二股にわかれ、中はじゃばらのようになっており、ラッパを大きくしてある。

これを1本にし、まっすぐ伸ばしてやるとなんと9フィート(約2m70cm)にもなるという。 6万7千台以上作られ、ビクターの名前を不動のものにした蓄音器である。

これによって中音、低音の響きと小さな音から大きな音までが素晴らしくよくなる。とても電気を使っていない音量とは思えない。王様と呼ばれる所以である。

初めてこの蓄音器の音を聞いた東京からの若い男性は、思わず「CDよりいい音だ!」と唸った。


レーザーターンテーブルでのSPの再生はどうだったか


確か、まだエルプになる前のフィニアル・テクノロジーという名前の頃だった筈なので、おそらく現行の製品とは多少違うと思われるが、実際に78rpm盤をレーザーで聴いた時の印象をちょっと書いてみよう。

某レコード会社で78rpm盤から復刻する際に少しでもスクラッチノイズを拾わずに音源を作れないかということで、わざわざ編集スタジオまでデモに来て頂いた時に実際の音を聴かせて貰った。

どんな音が出るのか興味津々だったが、レコード盤をセットし再生ボタンを押した後にスタジオに設置されたモニタースピーカーから出てきた音は低域のボンついた、何かゴロでも拾っているような感じのものだった。盤の傷に関しても思った程の低減効果が無く全体的に芯のない甘い感じの音で、これなら針でトレースした方がよいという結論になり結局採用はされなかった。


要するに蓄音機はオーディオ機器ではなく、楽器そのものなのですね。 通常の楽器との対応関係は

ヴァイオリンの弦 → サウンドボックス
ヴァイオリンの共鳴胴 → 長さ1.8m のホーン

オーディオ機器が手回し蓄音器を越える音を出せない理由はもう明らかですね。 サウンドボックスの振動音そのものを電気的に増幅させるより、サウンドボックスの振動を木のホーンで共鳴させた楽器音の方がいいに決まっていますから。

「蓄音機の音」は「電気再生の音」とは全く異なる。
前者はアコースティックな音「生の音」、後者は「電気の音」である。
何が異なるかというと、一言に言って、「生きた音」(実音)と「死んだ音」(虚音)である。「生きてる」か「死んでるか」か、この差は大違いである。
SP盤は米ヴィクトローラ、英HMVの大型の蓄音機で鳴らすと素晴らしい感動的な音と音楽が再生される。蓄音機で往年の名演奏を聴く音楽ファンはこのことをよく知っている。そして、名盤SPを収集する。
私は3台のヴィクトローラ「クレデンザ」を所有している。1台は4枚扉のトロント工場製、1台は4枚扉のキャムデン工場製、1台は2枚扉のキャムデン工場製、である。その他、米コロンビアのクレデンザ級の大きさの蓄音機「ヴィヴァトナール」(これも素晴らしい音が鳴る)を1台所有している。
クレデンザに限ると、部屋で常用しているのはトロント工場の「クレデンザ」である。サウンドボックスも最高の音が出るのを使っている。 並級のクレデンザ何十台と比較しても、太刀打ちできないだろう。まず、木材の材質の差はもとより、何と言ってもサウンドボックスの実力が並品とは丸で違うからだ。
1920年代のアメリカ民謡のSP名演奏を私のクレデンザで聴くと涙がでるほどの感動を覚える。生演奏のように生き生きした感動的な音と音楽が再生される。
しかし、SP盤そのものを電気再生しても決して、この「感動」は鳴らない。LP復刻盤、CD復刻盤、を電気再生したところで、クレデンザが鳴らす感動的な音と音楽は決して鳴らない。
特にCD復刻盤は致命的、クレデンザの音楽表現の片鱗さえも再生できない。
電気再生でクレデンザの音を再生することは「不可能」とされている。
オーディオ史上、誰も成功したことはない。
電気でそのような音を鳴らすオーディオ技術は在り得ないこととされている。



クレデンザで聴くSP原盤と「倍音」再生


電気オーディオを語る時、「倍音」を正しく理解しておかなければならない。

ここで、78回転SP盤、Gid Tanner and His Skillet Lickers(ギド・タナーとスキレット・リッカーズ) のストリング・バンドの名演奏、「Turkey in the Straw」(「藁の中の七面鳥」)を聴いてみよう。Colombia のオリジナル原盤を聴いてみよう。

1926年4月17日、ジョージア州アトランタでの録音である。一人一人の名人が構成するグループが奏でるもの凄い演奏だ。Gid Tanner のフィドル、 Riley Puckettのギターとリード・ヴォーカル、が奏でるオールド・タイム・マウンテン・ミュージックの素晴らしい感動の名演奏である。

この盤を私のクレデンザで再生させて聴くと、正に当時の生演奏を彷彿とさせる感動の音と音楽が再生される。聴き手である私の心に躍動のリズムが生まれ無我夢中の感動の連続の中で曲が終わる。

周波数はせいぜい上限5000ヘルツ程度の音である。しかし、その周波数の上限詰まりを感じることはまったくない。感動の音楽の世界へと引き込まれてしまう。

何故だろう? 

その原因は、倍音(ハーモニー)が充分に出ているからである。


今度は、オリジナル復刻CD盤で電気オーディオで聴いてみよう。バイタル化しないオーディオで聴いてみよう。


なんだ、一体どうした? 
駄目だ、さっぱり駄目だ。

出ない、出ない、倍音が無い。

もはや、音楽ではない、単なる音の世界だ。

いわゆる「虚音の世界」(電気の音)だ。


という事で、
>>518 のGRFの部屋とかいう頭が逝かれている文系アホ・オーディオマニアの
平行法とかスピーカーの位置は mm単位で調整しないといけない、
というのは間違ったホールトーンの再生法なのです。

そもそもタンノイやソナスファーベルのスピーカーでも楽器の様にエンクロージャーを共鳴させてホールトーンを加えているので
そういう装置を使いながらソースに含まれている残響成分だけを取り出すのは無意味なんですね。

>>504 の音の焦点の話で紹介した様に、ケーブルの選択とケーブルの長さでスピーカーの音を調整するのが正しい方法です。


パソコンでのデジタル操作でホールトーンを追加する方法
どうしたら あの音を体験できるか?
音楽に魔法をかけよう 美しい天使の響きを手に入れよう
http://metamor1.zouri.jp/musicmagician0.html


リバーブとディレイを駆使して作る極上のサウンド

昔から憧れた天使の響きを自分で作ることに成功!


貴方は、感じたことはありませんか?
ボーカルがはいっているCDを聴いていてたまに「シュワ~ン」という余韻が残るのを....


私はこれを天使の響きと命名し、長い間憧れてきました。どうせ高価な機材を買わなきゃ手に入れられる訳がないと思っていました。しかし、今は昔とは違い高価な機材とスタジオでしか作れないサウンドが、PCを使えば近いものを得ることができます。

天使の響きの作り方!まさにミュージック・マジシャンの魔法と呼ぶにふさわしい術ですよ。

大きなポイントは、これでもかというくらい高音を強調してリバーブとディレイをかけることによって天使の響きを作ることが出来ます。まずは、天使の響きを体験してみてください。


左図が天使の響きを得るための仕組みの概要を示したものです。

点線で囲まれた部分が従来の設定であると仮定します。具体的には天使の響き用にトラックをもう1つ追加して響きのみを発生させ、最後に従来の音と新たに作った響きの音をミックスすることで実現することが出来ます。原理はこういうことです。

さて、具体的な説明をする前にまずは、準備が必要です。以下のエフェクタが、貴方の音楽ソフトに含まれるか確認してください。ちなみにMetamor1はMMS(MusicStudioStandard)というシーケンサに付属のソフトを使っています。今時の音楽ソフトなら多分付属していると思います。ない場合は、揃えるしかありません。ご自分のソフトにあったプラグインがひょっとするとフリーで供給されているサイトがあるかも知れません。こりゃ買うしかないと揃えてしまうのも一つの方法ですが、一応調べてみたほうが良いと思います。無駄なお金はかけないほうが良いに決まっています。

 1)コンプレッサ
 2)イコライザ
 3)リバーブ
 4)3TAPディレイ


 

前提条件としてエフェクタが付属しているシーケンサで実現するものとして説明します。録音したボーカルのトラックと、天使の響きを作るトラックを2つ用意します。上の2トラックを同時に再生することで天使の響きを持つボーカルを手に入れることができます。録音したボーカルのトラックは特に変更する必要はありません。では、天使のトラックのエフェクト設定を試して見ましょう。
ソースは、録音したボーカルと同じソースに設定します。

1)コンプレッサの設定
左図が、コンプレッサの設定例です。
 録音したボーカルのコンプレッサの設定と同じぐらいにします。
 従来側も、天使の響き側も基本的に同じ設定でかまいません。

2)イコライザ
 左図を一応、従来設定していたイコライザの設定とします。天使の響き側の設定はこの従来の設定に対して相対的にさらに高音をブースト、低音をカットした設定にします。この設定の加減で天使の響きの聴こえ具合が大きく変わります。要するに天使の響き側は高音だらけの設定にすればするほど良いわけです。設定例を示すと下図のようになります。

3)リバーブ
自分の好きなリバーブの設定を選びます。ここは、あまりいじらなくても従来用意されている規定の設定で構わないと思います。できれば、この設定例にあるような豊かなリバーブを得られるエフェクタを使うと天使の響きが一層引き立ちます。単純なリバーブを使う場合、とにかくHIGHパラメータだけは100%近くにして高音を強調した設定を心がけることです。単純なリバーブでも設定さえちゃんとすれば天使の響きを得られると思います。高音が強調されない場合は、残響というより原音を繰り返すような粒々感が感じられます。そう聴こえる場合は設定が悪いはずなのでもう一度設定を見直してみることです。

4)3TAPディレイ
 左図にディレイの設定を示しますが、ここが一番の勘所です。
Highは、100%近くにして高音が強調されるように設定することが1つ。
もう1つは、ドライレベルを50~80%ぐらいに設定して粒々感ををなくしホワ~ンという感じの余韻がでるように設定値を決めることです。

 


もうご存知とは思いますが、各TAPのディレイタイムは、その曲の速度の4分音符、8分音符、16分音符と同期するように設定します。えっ、どうすれば良いか判らないって?
えーと、速度が、80(4分音符)の場合だと、4分音符に同期させたい場合は、60000÷80=750mSに設定します。8分音符ならその半分の375mSです。16分音符ならさらに半分の188mSに設定します。んっ、187.5mSじゃないとだめじゃないかって?
0.5mSの誤差など人間には感知できないからこれでいいですよ。貴方のディレイが小数点以下まで設定できるなら187.5mSにしてもいいです。でもPCではそこまで正確なカウントはできないかも?

【あとがき】
 さて、これで設定は全て完了です。天使の響きを体験できるよう期待しています。
 それから、注意事項をひとつ。この天使の響きは、「サシスセソ」の歌詞だけにのみ通用するということを理解しておいてください。例えば、「やさしさわすれない~でって」の「さしさ」の部分で「シュワ~ン」と響きますが、「ねがいをこめ~た」とかでは響きません。
 天使の響きで貴方の音楽が少しレベルアップできたら良いですね。
http://metamor1.zouri.jp/magician1_6.html
15:777 :

2022/06/11 (Sat) 02:24:12


いい音だ

Pablo Casals_Beethoven : Cello Sonata No.4 Op.102-1 (1936) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=M4vyiV_yMjk

Piano acc. by MIECZYSLAW HOSZOWSKI
00:00​ - 1. Andante — Allegro vivace
08:40​ - 2. Adagio — Tempo d'Andante — Allegro vivace
recorded in 1936
transferred from Jpn Victor 78s / RL-29/30 (2EA-4492/5)

これは音楽自体が高級だから、ここで演奏会、演奏家と騒いでいるアホには理解できないだろうな
16:777 :

2022/06/11 (Sat) 02:25:19


いい音だ

Fritz Kreisler _"Schön Rosmarin" 美しきロスマリン (Kreisler)
https://www.youtube.com/watch?v=dVWGfwPMrrg

piano ; Franz Rupp
78rpm / Victor, VA-1-B(OEA-6109)
recorded in 1938
on HMV-163 gramophone



いい音だ

蓄音機で聴くFritz Kreisler "Thais - Meditation" クライスラー/タイスの瞑想曲
https://www.youtube.com/watch?v=0QkEKMU_nKg



いい音だ

ユモレスク(ドヴォルザーク)
https://www.youtube.com/watch?v=vvC5TI3qTQk

ヴァイオリン獨奏 クライスラー
ピ ア ノ 伴奏 フランツ・ルップ
ビクター洋樂愛好家協會 RL-41-A
HMV163 関西蓄音機倶楽部
17:777 :

2022/06/11 (Sat) 02:32:28


いい音だ:

「ハンガリー舞曲 第5番」 Eugène Ysaÿe HMV model156 蓄音機
https://www.youtube.com/watch?v=5O7Nm2y0ojg

ウジェーヌ・イザイ Eugène Ysaÿe
ブラームス 「ハンガリー舞曲 第5番」
英COLUMBIA DE LUXE RECORD
演奏者サイン入り 片面盤
gramophone HMV model156 / No.4SoundBox
18:777 :

2022/06/11 (Sat) 03:23:49

チェンバロは蚊の鳴く様な音しか出せない。

ジャーマン・スタイルと呼ばれるドイツのチェンバロは、イタリアン・チェンバロを構造的に強化しようという試みの中から生まれました。各部の作りが重厚で、材料もポフラなどの落葉樹を使い、響板にもスプルースなどの密度の高い樹が好まれました。そして、それを弾く羽根軸には烏、それもアラスカ烏などと呼ばれる渡り烏の羽根が使われました。現在ではこの烏は狩猟禁止になっているので、我々の手には入りませんが、かつて私は、ワシントン条約で禁止される以前、一度だけこの烏の羽根軸を自分の楽器に使ってみたことがあります。それは驚くほど強くて固い、それでいて弾力に富んだ素材でした。それを使ったジャーマン・チェンバロの音は、音量的に大変大きく、古典派のオーケストラを向こうに回してもけっして引けを取るものではありません。

 バッハは合計13曲の(オーケストラ付き)チェンバロ・コンチェルトを残しています。これをコンサートなどで演奏する場合、まず音量の大きなチェンバロを選ぶ必要があります。元々音量の小さなチェンバロであっても、羽根軸を交換することで、ヴォリューム・アップすることもできます。しかしやはり、バッハが使っていたようなジャーマン・チェンバロを使うのがベストでしょう。一般にはまだ、「チェンバロは音量が小さいので、オーケストラは遠慮して弾かなければならない」という風に信じられており、実際そうしなければならない場合もなくはないのですが、それはたいてい、楽器選択が不適切なためなのです。私のこれまでの経験では、優れたジャーマン・チェンバロを使った場合、バロック・オーケストラならば、目いっぱいに弾いて貰って大丈夫でしたし、かなり大編成のモダン・オーケストラでさえ、特に遠慮してもらう必要はありませんでした。

 このようなわけですから、チェンバロはその種類と扱い方に習熟すれば、場所に合った音質、音量、視覚的な印象などまでも、奏者の考えで自由にアレンジすることができるのです。ただし、一つだけ不自由なことがあります。それは、いったん強力な羽軸を装着してしまうと、大きな音は出るのですが、それを瞬時に柔らかく繊細にすることができないのです。これが特にバッハ時代に大きな問題となりました。



鍵盤を叩くと同じ強さの音しか出ないチェンバロ

バロックの頃の楽器は、全体的に音量は小さめでした。
宮殿の一室で、限られた人数で演奏するのですから、それで十分です。
逆に、大きな音は敬遠されました。ヴァイオリンが登場したとき、何てうるさい下品な楽器だ、と評判は悪かったそうです。
チェンバロも、ホールで聴くとかなり小さい音ですが、その前身のクラヴィコードなど、まさに蚊の鳴くような音です。
https://www.classic-suganne.com/entry/2017/09/24/173423



ピアノでも大きな音が出せるスタインウェイには
小さな音しか出せないエラールやプレイエルの美音は出せなかったんだ。
それが最近一流のピアニストが一人も出なくなった原因だよ


1923年製 PLEYEL(プレイエル)ピアノ3bis ドビュッシー:月の光
https://www.youtube.com/watch?v=teSe0nKXQ8o

一同驚愕! ホロヴィッツ・ピアノとプレイエルの弾き比べ
https://www.youtube.com/watch?v=dU1kizdRxGI

11/12開催「巨匠が求めた音色とは」(@タカギクラヴィア松濤サロン、主催:朝日カルチャーセンター新宿教室)講座1シーンです。
ホロヴィッツが愛用した1912年製のニューヨーク・スタインウェイ「CD75」(中央)、ショパン国際ピリオド楽器コンクールでも活用された1843年製プレイエル(右側)、さらに某音楽レーベルのスタジオで数多のCD録音に使用されていたハンブルグ・スタインウェイという貴重な3台の弾き比べを通して、『ホロヴィッツ・ピアノの秘密』の著者・髙木裕さんがヴィンテージ・ピアノと現代ピアノとの違いを解説。
アップした動画は、ピアニストkunikoさんによる、「CD75」とプレイエルの弾き比べ(ショパン/ノクターン嬰ハ短調の冒頭)。記録用動画なので音質はあまりよくないのですが、その差歴然! 音色・音響の違いもさることながら、ピッチの差には一同驚愕。間近で聴き比べする機会はそうないと思いますので、動画で体験してみてください。

【クイズ! ピアノ音色の比較 】プレイエルとエラールとヤマハピアノ |アトリエピアノピア - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=upQozQkpy4w


音がわかる人のピアノ ランキング

1.エラール
2.プレイエル
3.ベーゼンドルファー
4.ベヒシュタイン
5.ハンブルグ スタインウェイ
6.ニューヨーク スタインウェイ

10.ヤマハ
11.カワイ


1904年製【エラールピアノ演奏】 | シベリウス 樅の木 | ERARD Louis XV |(修復後の音)|アトリエピアノピア
https://www.youtube.com/watch?v=B1DEjj6ezEM



クラシックファンのオーディオマニアは誰でも同じだけど

ピアノなら

Vladimir Horowitz - Chopin Ballade No. 1 (live 1946) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KG1VSAWQNJk

mussorgsky Pictures at an Exhibition, Horowitz (1951) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=llr9zcPTjGo


の低音が凄まじく鳴って欲しいだけ。

周波数レンジは 100Hz - 4000Hz で十分
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/


100Hz - 4000Hz というのはフラットな領域で、低域と高域はそこからなだらかに下降するという話だよ

そもそも倍音成分の入り方で印象が決まるから、基音まで正確に出る必要は無いんだ


CDのスペクトラム(周波数帯域)
http://web1.kcn.jp/oshikuma_lab/theatertopics4.html

ピアノ曲
測定した3曲のスペクトラムは、非常によく似ており、帯域は70Hz-数kHzとなっている。
紫: リスト 超絶技巧練習曲/UCCG-1440/Track13(ラ・カンパネラ)/アリス=紗良オット
緑: 献呈/TOCE55880/Track3(ショパン 幻想即興曲)/蔵島由貴
橙: Stereo Sound Best Sound Selection柳沢功力/SSRR1/Track7(シューベルト 楽興の時)/内田光子




手廻し蓄音機のフラットな周波数レンジは 200-2000Hz だけど低音は十分聞こえるよ:

研究レポート;横浜蓄音器ミュージアム
http://emgmark7.com/dish.html



今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz~20,000Hz付近をカバーしている。
そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。
スペックがどの様な数字であるかは兎も角、

「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、
強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz~100Hzくらいである」という。

だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく
まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の発射音や炸裂音で揺るがすに
実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。

そして高音は「4KHz~6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」
この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。

僕らが聴く「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、
倍音は整数倍で膨らんで、大体13~14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」ものらしい。
だから、オイロダインの50Hz~15KHzという周波数帯域はこれらの条件を
低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。
だから、2~3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34


要するに、80Hz以下の低音は音ではなく体を揺らす振動としてしか感じられない

6000Hz以上の高音は視覚的な音色として捉えられるので音としては聞こえない

80-6000Hz さえ出ていれば聞こえない音は無いんだよ


567名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:17:01.37ID:MVrFLGtV

Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40~10000 Hz
WE91 : 50~ 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100~6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html

ウェスタンはちゃんと研究して必要十分な周波数レンジを出すアンプを開発したんだよ


568名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:23:45.28ID:MVrFLGtV

という事で、

フルトヴェングラーのティンパニの轟きやホロヴィッツの凄まじい低音を聴くには
100Hz出てれば十分なんだ

レンジを広げると響きが薄くなって、彫りが浅い醤油味になってしまうんだ

マークレヴィンソンのアンプは意識的にレンジを狭くしている

手廻し蓄音機は 200Hzまでしか出ないけど、ベース、コントラバスの音が普通に聞こえる。

倍音成分がちゃんと出る装置なら、基音も出ている様に感じるんだ

安物のスピーカーだから不自然な音になるんだよ


ジャズ用でこれよりいいスピーカーは無いだろ

Western Electric 755A
再生周波数帯域70〜13,000Hz 

Western Electric 755A が搭載された米松エンクロージャーシステムです。

8inchシングルコーン・ダイレクトラジエーター型、パーマネントマグネット採用、
今まで聴いたフルレンジユニットの中でも味わい深さは別格です。
特に50年代のJAZZやジャズボーカルは絶品です。

主な仕様:
8inchシングルコーン・ダイレクトラジエーター型フルレンジ インピーダンス4Ω(実測DCR2.9Ω/2.8Ω)最大入力8
再生周波数帯域70〜13,000Hz 
サイズW330×H533×D305mm 重量9.6kg
http://www.hifido.co.jp/sold/?KW=WESTERN+ELECTRIC&G=0201&LNG=J&O=0&L=20&C=14-83658-24178-00


やっぱり755は嫌味なスピーカー

ALTEC288も励磁にして、タンガー整流515も励磁に改良してダブルウーハーで
817には羽までつけて ネットワークも完璧なWEオイルコンで製作して
金も時間も労力も涙も友情も詰まったこの817励磁システムを嘲笑うかのようなWE-SOUND

バカヤロー!、と叫びたくなるいい音
何でこのスピーカーはこうなの?
まずなんといっても音がリアル、 この生々しさはいったい何なの?
まるで楽器がそこにある、 そこに演奏者がいるようの鳴り方
嫌味だねー きらいだね
今までの苦労は何だったの?
オーディオマニアを嘲笑うかのような嫌味なスピーカー
https://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/3f20b82ea3defe549749b6671ce0305c




ジャズ用でこれよりいいスピーカーは無いだろ _ 2

Western Electric 755A
再生周波数帯域70〜13,000Hz 

私の書斎にWestern Electric 755A がやってきた日のことは、忘れられない。
システムに繋いで、そろそろと音出しをしてみる。
  聴きなれたレコードを何枚かかけてみると、愕然としてしまった。
当然のことではあるが、愛聴盤というものは、どこにどんな音が入っているかを暗記しているものであるが、
このスピーカーで聴くそれは、まったく別物であった。今迄聴こえていなかった音が、豪華絢爛に再現されてくるのであった。  

それはあたかも、澱んだ東京の空に浮かぶ見慣れた星空から、一転して空気の澄み切った山の頂きから仰ぎ観る天空の星星の情景そのままに、
天空一面、星、星、星のショーの大星夜を目の当たりにしたようなものだった。


  星星が煌く音となり、その微粒子が壮大な音楽を構築しているかのようであった。
今迄、自分は一体、何を聴いてきたのだろうという悔しさと、
まだレコードにもCDにもいくらでも秘められた音が入っているのだという嬉しさが頭の中を過ぎった。
http://mikami.a.la9.jp/audio/we755a/we755a.htm




アンプでもスピーカーでもウェスタンやクラングフィルムの周波数レンジが狭い装置を超える音は絶対に出せないんだ

Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40~10000 Hz
WE91 : 50~ 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100~6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html

ウェスタンはちゃんと研究して必要十分な周波数レンジを出すアンプを開発したんだよ
19:777 :

2022/06/11 (Sat) 04:08:49

昔、家にビクターの卓上蓄音機が有って、毎日ワインガルトナーやワルターやトスカニーニiのSP盤を聴いていた。
それよりいい音を聴いた事はそれ以降で一度も無い。
特にワインガルトナーのエロイカが素晴らしかった。


パデレフスキーの月光第三楽章のSP盤もあったけど、バックハウスのステレオ録音なんかより遥かに凄かった。


但し、ワインガルトナーのエロイカもパデレフスキーの月光も CD復刻盤で聴くと大した事ない。
蓄音機で聴くと凄い音になるんだ。


菅野沖彦さんも宇野功芳さんも同じビクターの卓上蓄音機を持っていたので、戦後大量に出ていた製品みたいだね。



~代表的な蓄音器~
https://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/gaiyo/index.html

日本ビクター蓄音器株式会社製
1929年(昭和4年)10月 国内製作販売150円
米国製作輸入価格295円
Model : Victrola 1-90
Product : Japan


Victrola VV1-90
1930年頃 日本ビクター社製

サイズ W×D×H : 50×47×36 cm 

税込価格:23万円 1年保証*

非常に評価の高い卓上型蓄音機。オリジナルは米ビクターによる設計。本機は日本ビクターによりライセンス生産された物でサウンドボックスなど重要パーツは米国製を使用しております。

卓上型蓄音機のほとんどがストレートのホーンを内蔵しているのに対し

1-90は木製のリ・エントラント・ホーン(折り曲げ式ホーン)を内蔵し、クラスを超えた再生音を実現しています。

米ビクター製オルソフォニック・サウンドボックス、1丁ゼンマイ、12インチターンテーブル、オートストッパー付き

コンディション:サランネットは張替え済み。天板やキャビネットに経年によるキズ等がみられますが、比較的良い状態を保っていると思います

出荷時には以下を施してお渡し致します

筐体清掃 、ゼンマイモーター分解整備、 オートストッパー、サウンドボックス調整、

サウンドボックス聴感テスト、モーター回転ムラ修正・テスト

*通常のご使用による自然故障を無料で修理致します

シェルマンアートワークス編取扱説明書、鉄針200本、ストロボスコープが付属します



Victrola VV1-90 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Victrola+VV1-90


Victrola VV1 90 Prelude and Fugue in C Major Harriet Cohen - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L-FGa_9fsz0

前奏曲とフーガハ長調(J.S.バッハ)
ハリエット・コーエン
Harriet Cohen(1895 1967)

Pianist. Although particularly associated with J. S. Bach's music, Cohen performed a wide repertoire of standard classics as well as new music. Constant Lambert, among others, wrote for her, and Sir Arnold Bax, a close friend, composed Concertino for Left Hand for her after she lost the use of her right hand in 1948.


Victrola VV 1-90
1929年頃 米国・日本
クレデンザと人気を二分するビクターの傑作卓上型蓄音機。日本で組み立てた時期のもの 、オルソフォニック・サウンドボックスはアメリカ製。木製折り曲げホーンに良い音の秘 密があります。キャビネットはマホガニー。



ソナスファーベル +EAR より安物の卓上蓄音機Victrola VV1 90 の方が更に楽器に近い いい音なんですけどね:

Victrola VV1 90 Prelude and Fugue in C Major Harriet Cohen - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L-FGa_9fsz0

Victrola VV 1-90
1929年頃 米国・日本
クレデンザと人気を二分するビクターの傑作卓上型蓄音機。日本で組み立てた時期のもの 、オルソフォニック・サウンドボックスはアメリカ製。木製折り曲げホーンに良い音の秘 密があります。キャビネットはマホガニー。


▲△▽▼
▲△▽▼


クラシックを一番良い音で鳴らす装置
Sogaphon System
https://www.youtube.com/watch?v=P5Up9SKp5PY
https://www.youtube.com/results?search_query=Sogaphon


蓄音機を万能の再生装置にする優れもの。貴重なSPレコード盤に優しい。静かに奏でるアナログの雰囲気を大切にする。この装置はすごいと思う。

北関東蓄音機倶楽部 Sogaphon _ SP録音の CD復刻盤 は Sogaphon を取り付けた HMV蓄音機で聴こう

北関東蓄音機倶楽部
技術部長: 曽我和弘
Sogaphon の開発者
群馬県桐生市:熱処理会社(つまりゼンマイ製造のプロ)社長、真空管アンプビルダーでもあります。



古いものには味がある。
古いものは風格がある。
人も今の人より昔の人の方が中身が濃い。
今の人より昔の人が出す音は一途で集中度が高い。
今に伝わり残る名人の録音は心打たれる演奏が多い。
帯域の狭い音だが心に強く訴える力がある。
音は人なり人は音なりの音は、
しっかりとした芯のある音で聴きたい。
音の栄養分を水で割らない音。
強く引き締まった響き。
1900年代から50年代に録音された音はそう要求する。
そうした音だと演奏家が目の前に現れるからだ。

それにどう再生したらいいか。
SPは盤を蓄音機で聴くのが本来の音だが、
CDに復刻された音をどのように再生したら生々しくなるか。
答えはいくつもあると思うのだが、試した中で一番良かったのは、

蓄音機専用スピーカーの ソ ガ フ ォ ン をHMV101に取り付けた音です。
それは音の核心と呼ぶにふさわしい再生音です。
あら不思議、アラジンのランプから魔神が立ち現れるごとく、HMVから演奏家の姿が見えてくるではありませんか。

 ソ ガ フ ォ ン はドライバー、HMVはホーンスピーカー。 
 レコードまたはCDプレーヤーからアンプに、そしてソ ガ フ ォ ンに接続。



CDプレーヤー を小出力のアンプを通して、ソガフォンという小型スピーカーをサウンドボックスに取り付けた蓄音機

で聴くのが現時点ではオーディオ史上で最高の音なんだよ

蓄音機の長い木製ホーンは楽器だからね
電気を通した再生音とは違って、ソースには無い倍音成分が大量に付け加わって、コンサートホールで聴くより遥かにいい音になるんだ。



358名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:23:50.83ID:3tn8OS5l

因みに俺は毎日、昔のビクターの安物の小型手廻し蓄音機で
ブルーノワルターやワインガルトナーのSP盤を聴いてるけど
それよりいい音を聴いた事は今迄一度も無い

オーディオは70年前から全然進歩してないんだ


359名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:30:06.05ID:3tn8OS5l

手廻し蓄音機の音がどれほどいい音か知りたければ

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

復刻されたSP原音は、できるだけ忠実に再生したいと思いませんか。
さて、そのための道具ですが・・・
先ず第一に機械式蓄音機。
LPやCDになってもSPの音は蓄音機に回帰しましょう。
これをプレーヤーとしてではなく、ホーンスピーカーとして使います。
LPやCDの音をどうやってそこから出すかですが、蓄音機に付いているサウンドボックスに換え、ソガフォンという小型スピーカーを取り付けます。
あとはプレーヤーとアンプですが、種々試行して音の違いを自分の好みに合わせ完成です。
ちなみに現在は以下の組み合わせを楽しんでいます。

CDプレーヤー:SONY D-2
アンプ:VintageJoin
蓄音機:DECCA 型番不明
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/2016-08.html




Sogaphon の種明かし - yuihi310のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/23571576.html


蓄音機のサウンドボックスのかわりに 5cm のフルレンジスピーカーをマウントするシステムです。友人の曽我氏発案制作によるもので、Sogaphon(ソガフォン)と名付けました。
リアルな音がします。

Sogaphonの解説はこちら
The magic of Sogaphon
http://www.youtube.com/watch?v=NNVliaIqy4s&feature=plcp

今日はSogaphonシステムの解説です
まずは完成形
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/GALLERY/show_image.html?id=23571576&no=0

YGやマジコよりは遥かにいい音になるのは間違いない


361名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:39:25.58ID:3tn8OS5l

曽我ホーンに使うアンプはこういうのね:

山本音響工芸 A-08S WE101D/WE104Dバージョン
価格:320,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
出力管:WE-101DまたはWE104D
最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω
http://www2.117.ne.jp/~y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html

今回 WE101Dシングルアンプを入手してそのサウンドを聴いて確信しました。
音の厚みが決定的に分厚いです。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2011/06/post_f205.html


WE101D アンプの良さは「低域の立ち上がり感」と「音の厚み」に有ると思います。
3ウェイマルチアンプをやっていて、低域だけはTr型アンプにしている理由は、「立ち上がり感」が一般の管球アンプでは得にくい事からです。
しかし、このWE101Dの球は違いますね。
低域の立ち上がり感(爆発感)が良く出ます。それが厚みを持って出て来ます。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2011/06/we101dpp_2ae0.html


SPの復刻版はやはり蓄音機で鳴らすのが断然いい音だからね、YG やマジコではまともな音にならない:

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

復刻されたSP原音は、できるだけ忠実に再生したいと思いませんか。
さて、そのための道具ですが・・・
先ず第一に機械式蓄音機。
LPやCDになってもSPの音は蓄音機に回帰しましょう。
これをプレーヤーとしてではなく、ホーンスピーカーとして使います。
LPやCDの音をどうやってそこから出すかですが、蓄音機に付いているサウンドボックスに換え、ソガフォンという小型スピーカーを取り付けます。
あとはプレーヤーとアンプですが、種々試行して音の違いを自分の好みに合わせ完成です。
ちなみに現在は以下の組み合わせを楽しんでいます。

CDプレーヤー:SONY D-2
アンプ:VintageJoin
蓄音機:DECCA 型番不明
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/2016-08.html


Sogaphon の種明かし - yuihi310のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/23571576.html

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。
音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。
SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。
http://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/ece199cc3ee61d9a28f075d29d796277


Sogaphonの解説はこちら
The magic of Sogaphon
http://www.youtube.com/watch?v=NNVliaIqy4s&feature=plcp

YGやマジコよりは遥かにいい音になるのは間違いない


音楽は音色がすべて
名演奏というのは いい音色を出しているもの

音色は倍音成分の入り方で決まるから、いい装置というのは倍音成分を上手く追加するもの

蓄音機とか真空管アンプがいい音なのは、倍音成分を楽器並みに盛大に入れているからだよ
YGやマジコみたいな共振を排したスピーカーでは音楽にならない


原音と呼ばれているものは、コンサートホールの反響音と残響音まですべて含んだもので、
聴く座席の位置や観客の数によっても全然違って来る

一方、YGがマジコが共振を排して再生しているのはマイクで拾った音そのものだから
原音には似ても似つかない酷い音になる

蓄音機や真空管アンプで名器といわれているものは、コンサートホールの一番いい席で聴いた時の
残響音や反響音を再現する様に設計されているんだ

YGやマジコを設計したイスラエルの無知蒙昧なアホ技術者はそういう音楽のイロハがわかってないんだな


原音=レコーディングスタジオのマスターテープの音

でありコンサートホールの音では無い。


これからはトランジスタアンプは誰も欲しがらない時代になる

真空管アンプはとにかく安い:


チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ

出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/index.html
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/k6fd7s.html


100万円のトランジスタアンプと15万円の真空管アンプと同レベルの音

トランジスタアンプの時代はもう終わってるよ


マジコや YG の何百万円もする高級スピーカーとグッドマンのフルレンジユニットを木の板に自分で取り付けたのが同レベルの音

組み合わせスピーカーの時代ももう終わってるよ

20:777 :

2022/06/11 (Sat) 04:11:17


クラシック音楽がわかるというのは音色の違いがわかる、という事だ。

ベルリンフィルとウィーンフィルが区別できない、
プレイエルとウェーゼンドルファーの音が区別できない
アムステルダムコンツェルトへボウとムジークフェラインザールの音が区別できない

そういうのをクラシック音楽が理解できないと言うんだ。

アルテックとスワンとヤマハを組み合わせている人間にはクラシックは永遠にわからない。


アルテックとスワンとヤマハを組み合わせている人間に
ベートーヴェンの音とかブラームスの音とかシューベルトの音とか言ってもわからないんだな。
しかし、
ベートーヴェンの音がわからないピアニストにはベートーヴェンは弾けない
シューベルトの音がわからないピアニストにはシューベルトは弾けない


因みに、ベートーヴェンの音というのはこういう音の事だ:

Furtwängler Beethoven No 4 most lively! Berlin Philharmonic Alte Philharmonie 1943. Special transfer
https://www.youtube.com/watch?v=W_8SX8HzCsc

Busch Quartet - Beethoven : String Quartet No.15 Op.132
https://www.youtube.com/watch?v=v4V9J2oXr3k

Beethoven - Piano Sonata nº 23 - Op. 57 - Appassionata (Backhaus)
https://www.youtube.com/watch?v=wEXS3u64Yco



シューベルトの音というのはこういう音の事だ:

Bruno Walter / VPO - Schubert : Symphony No.8 b-moll 'Unfinished' (1936) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=9gfTdayv7CM

Schubert: String Quartet No. 13, Vienna Konzerthaus Quartet (1951)
https://www.youtube.com/watch?v=U8uB-zBAKME

Wilhelm Backhaus plays Schubert Impromptu in A flat Op. 142 No. 2
recorded Ossiach, 28 June 1969 (the last recital - last encore)
https://www.youtube.com/watch?v=rejfDi8RzlM



モーツァルトの音というのはこういう音の事だ:

Bruno Walter / VPO - Mozart : Serenade "Eine kleine Nachtmusik" (1936)
https://www.youtube.com/watch?v=ZODAgxpncQY

Bruno Walter Mozart - Symphony No.40 (1952) VPO
https://www.youtube.com/watch?v=Mn70u7FsUGc

Mozart: Clarinet Quintet, Wlach & Vienna KonzerthausQ (1951)
https://www.youtube.com/watch?v=cy7iN6qUFwQ

Mozart: Piano Sonata No.8 K.310, Lili Kraus 1956 MONO
https://www.youtube.com/watch?v=Nd_XXhVj81Q



ブラームスの音というのはこういう音の事だ:

Busch, Brain, Serkin - Brahms : Horn Trio Es-dur Op.40 (1932) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=XF_01gzKUC4

Adolf Busch - Brahms : Violin Sonata No.2 in A Op.100 (1932) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=nLEnfuQHe-4

Brahms: Clarinet Trio, Wlach & Kwarda & Holetschek (1952)
https://www.youtube.com/watch?v=uY1KOvnNicI

Lener Quartet & Charles Draper - Brahms : Clarinet Quintet Op.115 (1928)
https://www.youtube.com/watch?v=5ZsXpnnaxS8

Brahms, Six Pieces, Op 118, Backhaus
https://www.youtube.com/watch?v=Q8VvNPqXikM

ブラームス ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 バックハウス ベーム
https://www.youtube.com/watch?v=Mh5Ua0cJ_VY

Brahms: Symphony No. 3, Knappertsbusch (1963)
https://www.youtube.com/watch?v=th82p_KdqWo
21:777 :

2022/06/11 (Sat) 04:27:53


この現代に音大に行くとか、農業や林業やるとか、まともな人間なら絶対に有り得ない選択なんだよ:

2018.10.20連載篠崎靖男「世界を渡り歩いた指揮者の目」
音楽大学卒業生の悲惨な就職事情…オーケストラ、1名の求人に200名以上殺到も
文=篠崎靖男/指揮者

 厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率は、1.63倍。日本人の勤勉さをもってしても、よくここまで日本が持ち直したものだと思います。バブル崩壊後の1993年から2005年までの13年間、リーマンショック後の2008年から2013年までの6年間は、有効求人倍率1倍を割っていたわけで、その時代に就職活動をしていた方々は、本当に大変な思いをなされたと思います。転職なんてとんでもない時代でもありました。特に1999年には求人倍率0.48倍を記録。その年を挟んで前後数年間は、2人に1人しか就職できない状況だったわけです。
 一方、オーケストラの就職事情に目を向けてみると、世界のどこを見まわしても、求人倍率0.48倍などという“素晴らしい時期”はなかったことでしょう。最初に答えを言いますと、0.01倍にも届かないのが実情です。9月3日付本連載記事でも少し触れましたが、たとえばヴァイオリンひとつとっても、日本全国42校ある音楽大学から、毎年ものすごい数の卒業生が生まれてきます。そんな彼らに対して、日本にはオーケストラが36団体しかないうえに、各オーケストラのヴァイオリンの求人は毎年、数名程度あるかどうかなのです。オーケストラによっては、募集がまったくない年もあります。しかも、卒業して何年もオーディションを受け続けるので、著名オーケストラともなれば、たった1名の求人に対して200名以上の候補者がオーディションに押しかけて椅子を奪い合うということも珍しい話ではありません。
 

この背景には、細分化された専門職集団というオーケストラの特異性があります。オーケストラは大きく、弦楽器、管楽器、打楽器、そしてハープやピアノに分けられます。たとえば管楽器では8種類あります。そのなかで一番高い音を演奏するフルートの定員は、オーケストラの規模にもよりますが、通常2名から3名程度です。それもまた、首席奏者と2番奏者に分かれます。こう聞くと、多くの方は「2番奏者としてオーケストラに入って、経験を積んで首席になるのだろう」と思われるかもしれませんが、そうではありません。ソロが多い首席奏者のほうが給料は高いことは確かですが、2番奏者も首席奏者とは違う特別な技術が必要となる専門技術者なのです。首席奏者も2番奏者も、同じ楽器でありながらオーディションは別に行われます。
 そして、当然のことながら、フルート奏者はフルートしか演奏しないので、仮にトランペットやヴァイオリン、クラリネットの求人がたくさんあったとしても、フルートに空きがなければ、その年の就職口は閉ざされてしまいます。
オーディションに受かった後にも困難が待ち受けている

 このように常に就職難の状況なので、海外のオーケストラのオーディションを受けて、日本から離れて活動をしているオーケストラ奏者も数多くいます。もちろん、留学をして当地のオーケストラのオーディションを受けた方々が多くを占めているので、日本のオーケストラが就職難だから海外で就職というケースは多くありませんが、北はフィンランドから南は南アフリカまで、ヨーロッパ、アメリカ、アジア諸国と、どこのオーケストラに行っても、大概は日本人奏者に出会います。

 では、海外のオーケストラのほうが就職口は多いかといえば、そうではなく、事情は日本とまったく同じです。やはり、誰かが定年退職したり、途中退団してくれないことにはポジションが空きませんし、運よく空いたとしても何十人、何百人もの若い音楽家がオーディションに押し掛ける点では同じなのです。しかも近年、ヨーロッパではビザの申請基準が厳しくなっており、外国人が職を得ることが本当に難しくなってきました。


さて、オーディションに運よく受かったとします。しかし、「もう一安心。家族親戚にも胸を張って会える」かといえば、そうではありません。ここからが本当の勝負となります。それは、1年間の試用期間です。その期間中は、実際に仕事をしながら、ずっと周りの楽員に審査をされることになります。若い奏者は経験もありませんし、そのオーケストラ独自のやり方を習得するだけでも大変なのに、これまで演奏したことのない新しい曲が毎週、押し寄せてきます。なんとか最初の2、3カ月はこなせたとしても、1年間はとても長く、そこでボロを出してしまうことも多いのです。それをすべて乗り越えたのち、最後にオーケストラの同意を得て、やっとプログラムにも正団員として名前を載せてもらえることになります。残念ながら、その試用期間を通ることができなかった奏者を、僕もたくさん見てきました。
 皆さん、「オーケストラの楽員って、大変だなあ」と思われたと存じます。僕も心からそう思います。


▲△▽▼


要するに、日本の音大出身者は幼稚園や小中学校の音楽の先生以外にはできる仕事なんかないのさ。
少なくとも内田光子程度の才能が無ければ演奏家で食べていけると思うなよ。


因みに、内田光子はバックハウスの事をボロクソいっていたけど、自分の方が上だとでも思っているのかな(呆れ)
内田光子は音楽は音色がすべてだというのがわかっていないんだな。
日本人にベートーヴェンやブラームスの音、ゲルマンの音が出せる訳ないんだよ

Beethoven: Piano Sonata No. 28 in A Major, Op. 101 - 1.
Mitsuko Uchida
https://www.youtube.com/watch?v=FJDiPUdwQzQ

Beethoven: Piano Sonata No. 28 in A Major, Op. 101 - 1. Etwas lebhaft und mit der innigsten...
(Stereo Version) · Wilhelm Backhaus
https://www.youtube.com/watch?v=7kactLH3f0I


内田光子は音楽は音色がすべてだというのがわかっていないんだな。
内田光子にシューベルトの音、ウィーンの音が出せる訳ないんだよ

Schubert: 4 Impromptus, Op. 142, D. 935 - No. 2 in A-Flat Major: Allegretto
Mitsuko Uchida
https://www.youtube.com/watch?v=BM2xR4KAszk


Wilhelm Backhaus plays Schubert Impromptu in A flat Op. 142 No. 2
https://www.youtube.com/watch?v=rejfDi8RzlM

Wilhelm Backhaus (March 26, 1884 -- July 5, 1969)
recorded Ossiach, 28 June 1969 (the last recital - last encore)

内田光子は音楽がわからないんだな。



宇野功芳とかいう、文章も満足に書けない、教養もゼロのアホ評論家が内田光子のシューベルト ソナタの録音を激賞していたけど
ホロヴィッツの録音と比べると内田光子の演奏が如何に酷いかすぐにわかるよ:

Mitsuko Uchida, Schubert Piano Sonata No.21 in B flat, D. 960
https://www.youtube.com/watch?v=l7cc2FD06FM

Schubert, Piano Sonata No.21 in B-flat Major, D.960 / Vladimir Horowitz ( 1953 )
https://www.youtube.com/watch?v=OPZyx7v5PGM

1953 ( Sony Music Entertainment )

オーディオでも音楽でも日本の人気ある評論家は全員バカだと思った方がいい。
日本人は音楽も音も全くわからないから、ド素人向けに易しく解説してくれるアホ評論家が人気出るだけさ。


バックハウスが弾いているベーゼンドルファーの音がウィーンの音だよ
内田光子が弾いているスタインウェイの音は国籍不明な現代的な音だよ

スタインウェイとベーゼンドルファーの弾き比べ
http://www.youtube.com/watch?v=0lauB-U_kdo

久元祐子ピアノリサイタル『ベーゼンドルファー いま 昔』
http://www.youtube.com/watch?v=yEB8d6ohY4Y

ベートーヴェン ピアノソナタ第15・18・21番 ベヒシュタインを弾くバックハウス 1969年ライブ
http://classic-cdreview.seesaa.net/article/434647284.html


タイトルを見て少し「えっ」と思った人は通です。今のピアニストは猫も杓子も使用ピアノのメーカーはスタンウェイです。誰が弾いてもそれなりに綺麗な音が鳴るという点と大ホールにも音が通るという点では確かに今の時代に合うピアノです。タイトルにあるベヒシュタインは、リストやドビュッシーなどに絶賛されたピアノメーカーです。今使用している人は少ない。


往年の名ピアニストは結構違うピアノを使用していました。晩年のグールドは改造したヤマハのピアノを使用していたのは有名な話。バックハウスはベーゼンドルファーのピアノを愛奏していました。ウィーン製の木にこだわったピアノで、ウィーンpoの響きと溶け合う。そのバックハウスが亡くなる3か月前のリサイタルで、珍しくベヒシュタインのピアノを使用した記録があります。

ベートーヴェン ピアノソナタ第15番「田園」・第18番
             ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」
             ピアノソナタ第30番

ピアノ:ヴィルヘルム・バックハウス
1969年 ベルリン・フィルハーモニーでのライブ



とある関係者から「光子はとてもpicky(えり好みが激しい、口うるさい)だよ」と聞いたこともあります。ここに最近のインタビュー記事がありますけれど
(2017年1月10日付けザ・テレグラフ紙《Mitsuko Uchida interview: ‘It’s not enough to play the piano – it takes a lifetime to understand music’》内田光子インタビュー:「ピアノを弾くだけじゃ十分じゃない。一生かかってやっと音楽は理解出来る」)、
https://www.telegraph.co.uk/music/what-to-listen-to/mitsuko-uchida-interview-not-enough-play-piano-takes-lifetime/

それもよくわかりますよ。
バックハウスのよさがまったくわからなかった、とか、フォルテピアノでモーツァルトなんて冗談じゃないわよ、などと、敵を呼び寄せそうな尖った発言をしております。


内田光子にバックハウスの演奏がわからない理由は二人を聴き比べればすぐにわかるよ:

ベートーヴェン:最後の三つのピアノソナタ バックハウス、内田光子

ベートーヴェンの最後の三つのピアノソナタ、30、31、32番を満を持して録音された内田光子の演奏と、古典的名演であるバックハウスの二回目の全集録音で聴いた。
内田光子の演奏は全体的に没入感と感情移入たっぷりでとても雄弁な感じがする。とても丁寧で気を使っているのが感じられ、ちょっと端正過ぎるような気もするけど32番の第2楽章はこんな風な演奏にとても合ってて良い感じやった。
バックハウスの弾く後期ピアノソナタを初めて聴いたけど、余りにあっさりさっぱりしていてびっくりである。
これだけ感情とか情緒を極限まで省いた最後の三つのソナタが演奏されるとは思わんかったし、さらにはそうであるからこそ32番がこんなにノリノリな音楽になっていてびっくりである。
しかしながら何度も聴いているうちにクールな演奏の底から浮かび上がってくる何ものかが胸を打つ。演奏家の持ち味と言うよりは曲の持つ力を意識した演奏であることがわかって妙な感動を覚えるのだ。
演奏当時の80才に近づこうとするバックハウスの謙遜さはどうだろう?たしかにこの録音が名演と呼ぶにふさわしいのが良くわかる。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。


ベートーヴェン ピアノソナタ 32番はバックハウスやソフロニツキーみたいに早いテンポで一気に弾かないと
神韻縹緲として幽玄な雰囲気が出ないんだよ:

ピアノソナタ 32番の良さが全く出ない内田光子のダメ演奏
Beethoven: Sonata Op.111 No.32 in C Minor (Uchida)
https://www.youtube.com/watch?v=WGg9cE-ceso

ピアノソナタ 32番の神韻縹緲として幽玄な雰囲気が出たソフロニツキーの名演
Sofronitsky op.111.wmv
https://www.youtube.com/watch?v=sfJF9W41Qsw

ピアノソナタ 32番の神韻縹緲として幽玄な雰囲気が出たバックハウスの名演
ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番 ハ短調 作品111 バックハウス
https://www.youtube.com/watch?v=nGaD7E8KCoM
22:777 :

2022/06/13 (Mon) 13:05:18

あげ8888
23:777 :

2022/06/13 (Mon) 14:21:35


596名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/19(土) 14:07:32.85ID:NT+Fdhr8>>599
>>235
しかし、ベルリンフィルはシフを起用するね。
ほれ、
https://www.digitalconcerthall.com/ja/concerts
2022年2月12日にペトレンコと共演したでしょ?
あなたの言うクラシックファンなんて、どう言った部類?
そこらへんの2流ピアニストがベルリンフィルと共演するか?
つまり、あなたの好みが合わないだけだろ。
自分の好みを一般化するのがおかしい。

597名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/19(土) 17:38:45.72ID:VZwRGxSM>>642
ハエさんが間違えたのは、五味さんがオーディオ評論家と呼ばれる一群とスーパーマニアと呼ばれる人のどちらに近いかを考えなかったところだね。

遠い方の呼称を使うと周囲は違和感を感じるし、本人も良い感じがしないと思うよ。

598名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/19(土) 23:46:18.46ID:BFgBFa5M>>606>>620
現在のトップピアニストはケヴィンケナーだろうな。
日本では人気があまりないけども。

599名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:18:07.02ID:gN+SzxFK
>>596
>しかし、ベルリンフィルはシフを起用するね。
>そこらへんの2流ピアニストがベルリンフィルと共演するか?
>つまり、あなたの好みが合わないだけだろ。

音大を首席で卒業したり、有名な音楽コンクールで優勝すればベルリンフィルと共演くらいはできるんだよ。 しかし、巨匠と言われるピアニストはコルトーとホロヴィッツ以外は60歳、70歳になってやっといい演奏ができる様になっている。20代でベルリンフィルと共演したピアニストはあくまでも将来の一流ピアニストの候補であって、その時点では一流ではないんだよ。
そもそも音楽ファンがピアノ名曲のCDを買う時は、その曲で1, 2 を争う名盤しか買わないんだ。 つまり、普通の音楽ファンにとっては、有名なピアノ曲で1, 2 を争う名演を残しているピアニストだけが一流ピアニストに該当する。それ以外のピアニストは名前を聞いたことは有っても、実際の演奏を聴く事は殆ど無い。

600名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:18:53.30ID:gN+SzxFK
音楽ファンの間で一流とされているピアニストを列記すると

フランツ・リスト(1811年10月22日 - 1886年7月31日)
アントン・ルビンシテイン( 1829年11月28日 - 1894年11月20日)
ヴラディーミル・ド・パハマン(1848年7月27日 - 1933年1月6日)
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ (1860年11月18日 - 1941年6月29日)
フェルッチョ・ブゾーニ (1866年4月1日 - 1924年7月27日)
セルゲイ・ラフマニノフ(1873 - 1943)
マルグリット・ロン(1874年11月13日 - 1966年2月13日)
ブーシュリ (29 March 1877 – 1 April 1962)
アルフレッド・コルトー(1877年9月26日 - 1962年6月15日)
バルトーク・ベーラ(1881年3月25日 - 1945年9月26日)
アルトゥル・シュナーベル (1882年4月17日- 1951年8月15日)
エリー・ナイ (1882年9月27日 - 1968年3月31日)
ヴィルヘルム・バックハウス(1884年3月26日 - 1969年7月5日)
エトヴィン・フィッシャー (1886年10月6日 - 1960年1月24日)
マイラ・ヘス(1890-1965)
マルセル・シャンピ(1891年 5月29日 - 1980年9月2日)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(1892年6月23日 - 1993年5月22日)
ヨウラ・ギュラー (1895 - 1980)


601名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:19:23.12ID:gN+SzxFK
クララ・ハスキル(1895-1960)
ヴァルター・ギーゼキング (1895年11月5日 - 1956年10月26日)
ヴィルヘルム・ケンプ (1895年11月25日 - 1991年5月23日)
イヴォンヌ・ルフェビュール(1898年6月29日 - 1986年1月23日)
ジェラルド・ムーア(1899年7月30日 - 1987年3月13日)
ウラディーミル・ソフロニツキー (1901年4月25日 – 1961年8月26日)
クラウディオ・アラウ (1903年2月6日 - 1991年6月9日)
ルドルフ・ゼルキン(1903年3月28日 - 1991年5月8日)
リリー・クラウス(1903年4月3日 - 1986年11月6日)
ウラディミール・ホロヴィッツ (1903年10月1日 – 1989年11月5日)
コンラート・ハンゼン(1906年11月24日 - 2002年6月22日)
アイリーン・ジョイス (1908年1月1日 - 1991年3月25日)
スヴャトスラフ・リヒテル(1915年3月20日 - 1997年8月1日)
ディヌ・リパッティ(1917年3月19日 - 1950年12月2日)
ミケランジェリ (1920年1月5日 – 1995年6月12日)
アナトリー・ヴェデルニコフ (1920年5月5日-1993年7月29日)
アンダ・ゲーザ (1921年11月19日 - 1976年6月14日)
アリシア・デ・ラローチャ(1923年5月23日 - 2009年9月25日)

602名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:20:14.24ID:gN+SzxFK
サンソン・フランソワ(1924年5月18日 - 1970年10月22日)
パウル・バドゥラ=スコダ(1927年10月6- 2019年9月25日)
フリードリヒ・グルダ(1930年5月16日 - 2000年1月27日)
アルフレッド・ブレンデル(1931年1月5日 - )
グレン・グールド (1932年9月25日 - 1982年10月4日)
フジコ・ヘミング (1932年12月5日 - )
ヴァン・クライバーン(1934年7月12日 - 2013年2月27日)
エリック・ハイドシェック (1936年8月21日 - )
ウラディーミル・アシュケナージ(1937年7月6日 - )
マルタ・アルゲリッチ (1941年6月5日 - )
マウリツィオ・ポリーニ(1942年1月5日 - )
ダニエル・バレンボイム(1942年11月15日 - )
リチャード・グード(1943年6月1日 - )
マリア・ジョアン・ピレシュ(1944年7月23日 - )
マレイ・ペライア(1947年4月19日 - )
内田光子 (1948年12月20日 - )
アンドレイ・ガヴリーロフ (1955年9月21日 - )
クリスティアン・ツィマーマン (1956年12月5日 - )
スタニスラフ・ブーニン (1966年9月25日-)
オッリ・ムストネン (1967年6月7日 - )
エレーヌ・グリモー (1969年11月7日 - )
エフゲニー・キーシン(1971年10月10日 - )
イリーナ・メジューエワ(1975年 - )
ダニール・トリフォノフ名演集 (1991年3月5日 - )

603名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:21:04.34ID:gN+SzxFK
20世紀のピアニストのランキング

1.バックハウス
2.コルトー
3.ホロヴィッツ
4.ソフロニツキー
5.パデレフスキー
6.ラフマニノフ
7.ディヌ・リパッティ
8.アンダ・ゲーザ
9.ヴェデルニコフ
10.グレン・グールド

因みに、シフは100位ないし200位 くらいかな

604名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:23:21.92ID:gN+SzxFK
20世紀の指揮者のランキング

1.ニキッシュ
2.マーラー
3.クナッパーツブッシュ
4.フルトヴェングラー
5.ムラヴィンスキー
6.ブルーノ・ワルター
7.メンゲルベルク
8.ワインガルトナー
9.トスカニーニ
10.ストコフスキー
11.シャルク
12.カール・シューリヒト
13.オットー・クレンペラー
14.カール・リヒター
15.アーベントロート
16.クレメンス・クラウス
17.アンゲルブレシュト
18.チェリビダッケ
19.ピエール・モントゥー
20.カール・べーム
21.カラヤン
22.バーンスタイン

605名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:40:22.70ID:gN+SzxFK
20世紀のヴァイオリニストのランキング

1.リュシアン・カペー(1873年 1月8日 – 1928年 12月18日)
2.ヨーゼフ・シゲティ(1892年9月5日 - 1973年2月19日)
4.フリッツ・クライスラー(1875年2月2日 - 1962年1月29日)
5.アドルフ・ブッシュ (1891年8月8日 - 1952年6月9日)
6.ジャック・ティボー (1880年9月27日 - 1953年9月1日)
7.ジネット・ヌヴー (1919年8月11日 - 1949年10月28日)
8.ヤッシャ・ハイフェッツ (1901年2月2日 - 1987年12月10日)
9.ブロニスラフ・フーベルマン(1882年12月19日 - 1947年6月15日)
10.イェーネ・レナー(1894年 - 1948年)
11.ジョコンダ・デ・ヴィート (1907年7月26日 - 1994年10月14日)
12.アンネ=ゾフィ・ムター (1963年6月29日 - )
13.チョン・キョンファ (1948年3月26日 - )

606名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 00:58:13.90ID:gN+SzxFK
>>598
>現在のトップピアニストはケヴィンケナーだろうな。

ケヴィン・ケナー(Kevin Kenner、1963年 - )は、アメリカ合衆国出身のピアニスト。
1989年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、1988年のジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールに入賞。1990年にチャイコフスキー国際コンクール第3位に入賞、同年にショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ)で最高位の第2位(併せて聴衆賞、ポロネーズ賞の受賞)入賞。

ディスコグラフィー
ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番(CCCD)
ラヴェル:ピアノ作品集
ショパン:24の前奏曲&4つのスケルツォ
ショパン:バラード(全曲)、舟歌、ノクターン20番(2006)

一流ピアニストならもっと沢山録音しているよ。
他のピアニストと比べると随分見劣りするから三流だろうね

(Kenner)Chopin Piano Sonata No.2 Mvt I
https://www.youtube.com/watch?v=lwytS3wql0s

Vladimir Horowitz 1950 / Chopin Piano Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 35 "Funeral March"
https://www.youtube.com/watch?v=dBv-XPMRV3Q

Chopin - Piano sonata n°2 - Cortot 1928
https://www.youtube.com/watch?v=ztTVxydQK9Y

607名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:09:05.66ID:gN+SzxFK
この演奏が同曲のベストかな

Vladimir Horowitz: 1936 Chopin Piano Sonata No. 2 (first movement)
https://www.youtube.com/watch?v=4BsiW22RCIM

608名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:18:23.54ID:gN+SzxFK
今はインターネット売買の時代だから、ネットで買い物するなら一番値段が安い店でしか買わない。
二番目に安い店は存在価値ゼロなんだ。

同じ様に、今は youtube であらゆるピアニストの録音をすぐに聴けるから
一番良い演奏しか聴かない。
二番目に良い演奏ならともかく、5番目に良い演奏をしても誰にも相手にされないんだ。

従って、シフとかケヴィン・ケナーの録音をわざわざ聴く音楽ファンは存在しない。

609名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:20:15.47ID:Wbr+S2Xq
二番ぢゃダメなんですかダメなんですね

610名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:27:17.05ID:mStKOY3E
ピアノはラフマニノフで、指揮者はワルターじゃないの
ヴァイオリンはオイストラフはどうなってんだ

611名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:33:33.00ID:gN+SzxFK
>指揮者はワルターじゃないの

ワルターバリリによると、ウィーンフィルの楽員の評価ではクナッパーツブッシュが断然No.1
次はフルトヴェングラー、
ワルターはその下
カール・ベームはワンランク下で、記念日の演奏なんかを任せられる様な指揮者ではなかった。
他の巨匠がみんな死んでしまったので運良くウィーンフィルの常任になれただけだそうです。

612名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:36:52.54ID:gN+SzxFK
>ヴァイオリンはオイストラフはどうなってんだ

オイストラフは秀才、ジネット・ヌヴーは天才

ジネット・ヌヴーは15歳であった1935年にワルシャワで開催されたヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールに出場し、180名の競争相手を破って優勝した。
当時26歳のダヴィッド・オイストラフは2位となったが、結果発表の翌日に、故国で待つ妻に送った手紙でこう言及している。

2位になれたことに僕は満足している。ヌヴー嬢は『悪魔のように』素晴らしいと誰もが認めるだろう。昨日、彼女がヴィエニャフスキの協奏曲1番を正に信じられない力強さと激しさをこめて奏いた時、僕はそう思った。しかも彼女はまだ15歳かそこらなのだから、1位が彼女に行かなかったら、それは不公平というものだ。

613名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 01:39:29.06ID:gN+SzxFK
オイストラフは体格だけでなく音もコレステロール過剰で聴く気が起きないんだ。

614名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 02:02:18.60ID:gN+SzxFK
オイストラフの音はマッキントッシュのアンプやスピーカーの音に似ているね
性能はいいんだけど、脂ぎっていてしつこくて もたれるんだ。
菅野沖彦はマッキントッシュの音が好きだというだけで NG なんだ

615名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 02:11:14.87ID:gN+SzxFK
オイストラフのブラームスをゲルマンの正統派アドルフ・ブッシュと比べると
何がダメかすぐにわかるよ:

David Oistrakh - Brahms - Violin Sonata No 2 in A major, Op 100
https://www.youtube.com/watch?v=n4n9kUbzmGY

David Oistrakh, violin
Sviatoslav Richter, piano

Brahms Violin Sonata No.2 in A major,Op.100(Busch,Serkin 1932)
https://www.youtube.com/watch?v=t5gGwGsIN6k

Adolf Busch(Violin)
Rudolf Serkin(Piano)

616名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 02:16:14.13ID:gN+SzxFK
SPの針音を消していないこっちの方が音がいいね、本当のゲルマンの音はこういうものだとすぐにわかるよ:

Adolf Busch - Brahms : Violin Sonata No.2 in A Op.100 (1932) 再復刻
transferred from Jpn Victor 78s /JD-151/2 (2B 3872/5)
https://www.youtube.com/watch?v=nLEnfuQHe-4

617名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/20(日) 02:56:51.98ID:mStKOY3E
ギドン・クレーメルはシャコンヌのPhillips盤だけでベストテンに入っちゃうんじゃないですかねえ
24:777 :

2022/06/13 (Mon) 14:28:30


音楽ファンの殆どは演奏会に行く事もないし、楽譜も読めない。
単にCDを買って聴いているだけだ。
そうすると、何が名曲か? どのCDを買えばいいのか?
が一番重要になる。
演奏家のランク付けというのは、どのCDを買えばいいか決める為にやっている事だ。
例えば、弦楽四重奏曲のCDを買うなら、弦楽四重奏団のランクがわかれば買うCDも数種類に絞り込める。

20世紀の弦楽四重奏団のランク

1.カペー四重奏団
2.クリングラー四重奏団
3.ブッシュ四重奏団
4.レナー四重奏団
5.ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
6.ハンガリー四重奏団
7.ボロディン四重奏団
8.バリリ四重奏団
9.タカーチ四重奏団
10.アルバンベルク四重奏団

どんな曲でもこの順に選択しておけば7割方は正しい。


聴き比べてみれば上のランニング通りだと良くわかるよ:

Klingler Quartet Beethoven String Quartet No. 12 (rec1935)
https://www.youtube.com/watch?v=6XhzEtcMWSA

Beethoven: String Quartet No. 12, BuschQ (1936)
https://www.youtube.com/watch?v=lci_z-4n3pM

Beethoven: String Quartet No. 12, BarylliQ (1956)
https://www.youtube.com/watch?v=HUBbt8bWjMs

Beethoven: String Quartet No. 12, HungarianSQ (1953)
https://www.youtube.com/watch?v=qIrDsq9KsMQ

Beethoven String Quartet No 12 Op 127 in E flat major Alban Berg Quartet
https://www.youtube.com/watch?v=JVVdMzv02s8


聴き比べてみれば上のランニング通りだと良くわかるよ:

Capet Quartet_ Beethoven : String Quartet No.15 op.132
https://www.youtube.com/watch?v=AYjgV5Nklr4

Busch Quartet - Beethoven : String Quartet No.15 Op.132 -
https://www.youtube.com/watch?v=2wevXmDfveg

Lener Quartet - Beethoven : String Quartet No.15 a - moll op.132
https://www.youtube.com/watch?v=P_s6eUDrhMQ

Beethoven: String Quartet No. 15, HungarianSQ (1953)
https://www.youtube.com/watch?v=AuAEW9w4KUU

Beethoven String Quartet No.15 in A minor,Op.132(Barylli Quartet1956)
https://www.youtube.com/watch?v=CqP89G0X3es

タカーチ弦楽四重奏団 Beethoven: String Quartet No. 15 in A Minor, Op. 132
https://www.youtube.com/watch?v=U50kwTh0Zcc

Beethoven String Quartet No 15 Op 132 in A minor Alban Berg Quartet
https://www.youtube.com/watch?v=IMIoGw0nKE4


聴き比べてみれば上のランニング通りだと良くわかるよ:

Capet Quartet - Schubert : String Quartet No.14 "Death and the Maiden"
https://www.youtube.com/watch?v=qozNqp58zyg

Busch Quartet - Schubert : String Quartet No. 14 "Death and the Maiden"
https://www.youtube.com/watch?v=2Y6XGFWxFGI

Lener String Quartet - Schubert : Quartet "Death and the Maiden
https://www.youtube.com/watch?v=4kgudxGBdL4

Schubert String Quartet No.14 in D minor,D810"Death and the Maiden"(Vienna Konzerthaus Quartet1950)
https://www.youtube.com/watch?v=lrb-iuPy4A4

Schubert: String Quartet D.810 mvt.2 "Death and the Maiden" - Takacs Quartet (1998)
https://www.youtube.com/watch?v=7daW-UBBdKs

Schubert - Death and the Maiden, String Quartet No. 14 (Alban Berg Quartett)
https://www.youtube.com/watch?v=H0Y3gHKywTQ


聴き比べてみれば上のランニング通りだと良くわかるよ:

ハンガリー弦楽四重奏団 Bartók: String Quartet No.4, Sz. 91
https://www.youtube.com/watch?v=47JmDFvOm5Y

Bartók: String Quartet No. 4, JuilliardSQ (1963)
https://www.youtube.com/watch?v=KtBZfasVJDo

タカーチ弦楽四重奏団 Bartók: String Quartet No.4, BB 95 (Sz.91)
https://www.youtube.com/watch?v=F_hoMKGbalY

アルバン・ベルク弦楽四重奏団 String Quartet No. 4, Sz. 91 (2002 Remastered Version)
https://www.youtube.com/watch?v=svfcHiC2a08



聴き比べてみれば上のランニング通りだと良くわかるよ:

Capet Quartet - Mozart : String Quartet #19 K.465 "Dissonanzen"
https://www.youtube.com/watch?v=aNZHcLE5t3A

Mozart String Quartet No.19 in C major, K.465 "Dissonant"(Lener Quartet 1923)
https://www.youtube.com/watch?v=m1HD5aHz2q0

Mozart String Quartet No.19 in C major, K.465 "Dissonant"(Vienna Konzerthaus Quartet1952)
https://www.youtube.com/watch?v=9bHz-uJEbsM

タカーチ弦楽四重奏団 String Quartet No. 19 in C major K. 465: I. Adagio Allegro
https://www.youtube.com/watch?v=Eoy_kQy1Opo

Mozart, Streichquartett KV 465, Alban Berg Quartett
https://www.youtube.com/watch?v=jPddnA0OUmo
25:777 :

2022/06/13 (Mon) 14:36:49

691名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/21(月) 21:50:09.10ID:kZw1trHi
>>666
おい、答えろよ。
現代に存在価値があるのは何?
それに
>コルト-やホロヴィッツに敵う訳ないだろ
とかいているが、ラフマニノフを聞いたことがある人が
「ホロビッツ?あれねえ、ラフマニノフを聞いたら子供だよ。こ・ど・も」
というのが中村ひろ子の記述に見られたが、
>>603ではラフマニノフは下位w。
あのなみはずれた体格と指の長さと、
実際に聞いたことがある人の証言からするとそのランキングは、いったい何の基準と価値があるのかい?
馬鹿らしくて読む気にもなれない。
あんたの耳は音楽雑誌の受け売りでしかない。



711名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:32:19.46ID:/B9n9Uxc
>>691
ラフマニノフは録音が実際に残っているから大した事がないのがわかるんだよ。
作曲家としても大した事ないし、ピアニストとしてもバルトークの方が遥かに優れていた

ラフマニノフの身体的特徴
ラフマニノフは数いる作曲家やピアニストの中でも、一際大きな手を有する人物として知られます。
なんと片手で12度の音程(ドからドのオクターヴ、プラスソまで)を取ることができ、更に柔軟な関節を持っていた指が自在に手の中をくぐって間の音を拾っていたと言います。
そのためか、ラフマニノフが作曲した曲にはやたら手を開く和音やパッセージが出てきます。
これほど巨大な手を持っているということは背も大きかったのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。
なんと2m近くあったそうです!(193cmと言われています。)

712名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:34:43.72ID:/B9n9Uxc
>>691
ラフマニノフは録音が実際に残っているから大した事がないのがわかるんだよ。

ラフマニノフ - ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 第3番 ニ短調 Op.30 自作自演
https://www.youtube.com/watch?v=pVAl47hlcxg

指揮:レオポルド・ストコフスキー(第2番)
指揮:ユージン・オーマンディ(第3番)
フィラデルフィア管弦楽団
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
1929年4月10&13日(第2番)
1939年12月4日&1940年2月24日(第3番)
フィラデルフィア アカデミー・オブ・ミュージック

713名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:36:37.36ID:/B9n9Uxc
>>691
ラフマニノフは録音が実際に残っているから大した事がないのがわかるんだよ。

ラフマニノフ【自作自演】:ピアノ協奏曲第1番
https://www.youtube.com/watch?v=Er1puQxwj2g

ピアノ:ラフマニノフ
指揮者:ユージン・オーマンディ
Piano : Rachmaninov
Conductor: Eugene Ormandy

フィラデルフィア管弦楽団
The Philadelphia Orchestra

714名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:38:00.28ID:/B9n9Uxc
>>691
ラフマニノフは録音が実際に残っているから大した事がないのがわかるんだよ。

ラフマニノフ【自作自演】:ピアノ協奏曲第4番
https://www.youtube.com/watch?v=AOj_xBXvdZA&;list=PLBC-AtjJp7IV5t9R-_kYUHG7JZ_4zSGkI&index=4

ピアノ:ラフマニノフ
指揮者:ユージン・オーマンディ
Piano : Rachmaninov
Conductor: Eugene Ormandy

フィラデルフィア管弦楽団
The Philadelphia Orchestra

715名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:44:56.64ID:/B9n9Uxc
>>691
ラフマニノフは録音が実際に残っているから大した事がないのがわかるんだよ。

ベートーヴェン:「トルコ行進曲」(演奏:ラフマニノフ)
https://www.youtube.com/watch?v=O1_PpL6nFjw

ベートーヴェン作曲
ピアノ:セルゲイ・ラフマニノフ
蓄音機:ビクトローラ J1-91 電動改
録音機器:iPhone6s Plus
アプリ:ボイスメモ


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 Op.30-3 クライスラー, ラフマニノフ 1928
https://www.youtube.com/watch?v=cCHYqMcKkF0

Fritz Kreisler, violin / Sergei Rachmaninoff, piano 22 March.1928


Kreisler & Rachmaninov - Grieg : Violin Sonata No.3 op.45
https://www.youtube.com/watch?v=vuIx_4GRPCc


Kreisler and Rachmaninoff play Schubert's Grand Duo
https://www.youtube.com/watch?v=0UsL2LcAzQs

716名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:51:10.91ID:/B9n9Uxc
>>691
ラフマニノフは録音が実際に残っているから大した事がないのがわかるんだよ。

1917年、十月革命を逃れるために全てを捨ててアメリカに渡ったラフマニノフは、すぐに新しい生活のために資金を調達するコンサートを始めました。それを知ったトーマス・エジソンは彼を出来上がったばかりのレコーディング・スタジオに誘い、多くの録音を行いました。
しばらくは良い関係を作っていたラフマニノフとエジソンレコード社でしたが、そのうち、ラフマニノフが承認しなかった録音が発売されてしまったことが原因で関係が決裂、以降、ラフマニノフはビクタートーキングマシンへ移ることとなりました。
このアルバムではエジソンレコード社への最後の録音と、ビクタートーキングマシンへの初期の録音を聴くことができます。

ラフマニノフ(1873-1943):ソロ録音集第5集
エジソンレコード社との最後の録音と、ビクタートーキングマシン社との最初の録音集
1919年4月24日 ニューヨークでの録音
1.ラフマニノフ:サロン小品集 Op.10-第3番 舟歌 ト短調 mat. 6743A; cat. Edison 82202-L
2.ラフマニノフ:サロン小品集 Op.10-第3番 舟歌 ト短調 mat. 6743B; cat. Edison 82202-L
3.ラフマニノフ:サロン小品集 Op.10-第3番 舟歌 ト短調 mat. 6743C; cat. Edison 82202-L
4.ベーア:小鳩、スケルツポルカ Op.303(ラフマニノフ編)6744A; cat. Edison 82187-L
5.ベーア:小鳩、スケルツポルカ Op.303(ラフマニノフ編)6744B; cat. Edison 82187-L
6.ベーア:小鳩、スケルツポルカ Op.303(ラフマニノフ編) 6744C; cat. Edison 82187-L
ビクタートーキングマシン社(ニュージャージー、カムデン)1920-1923年
7.チャイコフスキー:四季 Op.37-第11番 トロイカ ホ長調 mat. C-23983-1; cat. Victor 74630

717名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 01:51:56.75ID:/B9n9Uxc
8.ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-第5番 ト長調 mat. C-23985-1; cat. Victor 74645
9.ラフマニノフ:前奏曲 Op.23-第5番 ト短調 mat. C-23984-4; cat. Victor 74628
10.ダカン:クラヴサン曲集 第1巻より かっこう mat. B-24635-2; cat. Victor 64919
11.メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4 紡ぎ歌 ハ長調 mat. B-24646-2; cat. Victor 64921
12.ショパン:ワルツ 第1番 華麗なる大円舞曲 変ホ長調 Op.18 mat. C-24903-1; cat. Victor 74679
13.ドビュッシー:組曲「子供の領分」-第1曲 グラドゥス・アド・パルナッスム博士 mat. B-24906-1;
cat. Victor 64935
14.ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-第12番 嬰ト短調 mat. B-24642-5; cat. Victor 64963
15.ショパン:ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」mat. B-24192-3; cat. Victor 64971
16.ドビュッシー:組曲「子供の領分」-第7曲 ゴリウォッグのケークウォーク mat. B-24193-8;
cat. Victor 64980
17.ショパン:ワルツ 変ト長調 Op70-1(遺作)mat. B-24904-3; cat. Victor 66007
18.ショパン:ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」mat. B-24192-5; cat. Victor 815
19.ベーア:小鳩、スケルツポルカ Op.303(ラフマニノフ編)mat. C-25651-2; cat. Victor 74728
20.グリーグ:抒情小品集 Op.12-第2番 ワルツ&第4番 民謡 mat. B-23963-4; cat. Victor 66105
21.ラフマニノフ:幻想的小品集 Op.3-第2曲 前奏曲 嬰ハ短調 mat. B-25650-3; cat. Victor 66016
22.クライスラー:愛の悲しみ(ラフマニノフ編)mat. C-25653-5; cat. Victor 74723
23.エルノ・ドホナーニ:6つの演奏会用練習曲 Op.28-第6番 ヘ短調「カプリッチョ」mat. B-25652-6;
cat. Victor 66059
24.ビゼー:「アルルの女」第1組曲-第2番 メヌエット (ラフマニノフ編)mat. B-26134-3; cat. Victor 66085

【演奏】
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)

【録音】
1920年5月3日…7.8
1920年5月17日…9
1920年10月21日…10
1920年11月3日…11
1921年1月21日…12.13.14
1921年4月2日…15.16.17
1923年4月5日…18
1921年10月12日…19.20
1921年10月14日…21
1921年10月25日…22.23
1922年2月24日

https://tower.jp/item/4754138/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95%EF%BC%9A-%E3%82%BD%E3%83%AD%E9%8C%B2%E9%9F%B3%E9%9B%86%E7%AC%AC5%E9%9B%86



734名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 06:23:18.03ID:SxRiz+nP>>735>>740>>741>>742>>744>>745
>>718
そのような不正確な録音で判断できるのか?
細かい分析ができるのか?
フルトヴェングラーの録音でもリマスターでがらりと印象が違うのによ。

評論家の耳を借りて聞くのをやめたら?
コンサートに足繁く通った方がいいぞ。

735名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 07:50:13.02ID:ZqkViSHZ
>>>734
>そのような不正確な録音で判断できるのか?

パデレフスキーやパハマンも同じ時期に録音を残しているが、ラフマニノフより遥かに素晴らしい。

Paderewski Chopin Waltz 1917
http://www.youtube.com/watch?v=f9ZxnObmcdU
Paderewski plays Chopin Valse Brilliante Op 34 No 1 on Duo Art
http://www.youtube.com/watch?v=cK9aI5EvqIo

Chopin Mazurka Op. 17 No. 4 Paderewski Rec. 1912
http://www.youtube.com/watch?v=5RuVyTY5sl4

Chopin, Ballade no.3 in A-flat major, op.47
http://www.youtube.com/watch?v=ma1t7bTI-uQ

Chopin / Paderewski, 1906: Ballade No. 3 in A flat, Op. 47 (Welte Vorsetzer, Steinway
http://www.youtube.com/watch?v=UBrTEa1aHqU

PADEREWSKI - piano. Nocturn Op.9 no.2 Chopin VTS_01_1.VOB
http://www.youtube.com/watch?v=uG-ZKJ5ku-w&;playnext=1&list=PL95C697D9BA191C2D&feature=results_video

Paderewski plays Chopin - - - Nocturne Op 9-2
http://www.youtube.com/watch?v=QfmPrZ95NXg

736名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 07:52:38.39ID:ZqkViSHZ
歴史的なピアノ録音を数多くリリースしている英APRから,パデレフスキ
のヨーロッパ全録音という,大変希少な復刻盤CDが発売になりました。

 パデレフスキ(Ignacy Jan Paderewski, 1860-1941)は,ロシア領ポーラン
ドのポドリア地方のクルィウフカ(現ウクライナ領)に生まれ,ウィーンでレ
シェティツキに学び,1887年に同地でピアニストとしてデビューし,翌年
以降,パリ,ロンドン,アメリカでリサイタルを行いますが,その演奏はたち
まちにして評判となり,異様なほどの人気と賞賛を博するようになります。

 1900年頃からは作曲にも傾注するようになって演奏活動は急激に減少し,
1909年からワルシャワ音楽院長を務めました。

 1911年7月にはスイスのモルゲスでHMVに初めてのレコーディングを
行い,翌年にはパリとロンドンでもレコーディングを行います。本CDに収録
されているのはこの3回のレコーディングセッションでの全録音です。

 1913年にアメリカに移住し,翌1914年には米ヴィクターにレコーディ
ングを行いますが,同年,第1次世界大戦が勃発すると,パリの「ポーランド
民族委員会」のメンバーとしてポーランド独立のための活動に積極的に関わり,
1919年にポーランドが独立すると首相兼外務大臣となり,この職を辞して
からも国際連盟のポーランド大使を務めました。

 1922年に政界から引退して演奏活動に復帰し,再び米ヴィクターに数多
くの録音を行いました。

 パデレフスキのピアニストとしてのキャリアは上述のように,第1次世界大
戦とそれに続く時期の政治家としての活動によって中断しているのですが,パ
デレフスキの録音で入手容易なのは米ヴィクター録音が主で,これまでCD化
されていたのも9割方この米国録音でした。

737名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 07:53:23.35ID:ZqkViSHZ
 そのため,録音におけるパデレフスキの演奏もこれらの米国録音で語られる
ことが少なくないのですが,これらで聴かれるパデレフスキの演奏は,歳を重
ねるにつれて懐深さとスケール感を有しながらも,主観的で大袈裟とも言える
テンポ・ルバートやデュナーミクの変化を聴かせるようになっていき,賛否が
分かれるところでもありました。

 SP時代から愛好家の間では,パデレフスキの録音は1911~2年のヨー
ロッパ録音の方がずっと良いというのが常識だったようなのですが,アコース
ティック録音ということもあって,入手は容易ではなく,これまでまとめて聴
く機会がありませんでした。

 今回の復刻は,1911~2年のヨーロッパ録音を全て収録しており,これ
までリリースされていなかった録音についても,メリーランド大学のインター
ナショナル・ピアノ・アーカイヴに保管されていた未発表のテスト・プレス盤
から復刻して収録されています。

非常に長い前置きになってしまいましたが,さっそく聴いてみると,復刻の
状態は予想以上に良好で,スクラッチノイズも抑えられていますし,ピアノの
タッチや響きも明瞭に聴き取ることができます。

 肝心の演奏は,形容する言葉に窮するほどの素晴らしさで,明瞭で粒立ちの
良いタッチ,明るく気品のある響き,デリケートで生気に満ちたフレージング,
格調高いパッセージワーク,そして決して過剰になることのない,ほどよく抑
制された表現など,ピアノ演奏の1つの理想,1つの究極を聴く思いがします。

 

738名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 07:53:49.64ID:ZqkViSHZ
この演奏を聴くと,世界中が賞賛したというパデレフスキの演奏の姿は斯く
やと思わされますし,同時に米国録音で聴かれる演奏とのギャップの大きさを
改めて認識させられます。

 それにしても,これほど素晴らしく偉大な演奏が,これまで容易に聴くこと
ができなかったというのは,それこそ人類的損失だったのではないかと思いま
すし,それが良好な復刻によって完全復刻されたというのは,快挙であり偉業
であろうと思います。

 そんなわけで,これは控えめに言っても,100年を超えるピアノ録音の歴
史の中にあって最も偉大な演奏が刻み込まれた録音の1つであり,聴く者の演
奏観や審美観を変えかねないほどのインパクトと感銘をもたらしてくれる,時
代を超越した必聴の名演として,強力に推薦したいと思います。

パデレフスキのヨーロッパでの全録音
◎ショパン   ワルツ第2番「華麗なるワルツ」
        夜想曲第5番 作品15の2
        ワルツ第7番 作品64の2
 ストヨフスキ 愛の歌 作品26の3(初出)
 シューベルト(リスト編) きけ,きけ,ひばり
 シューマン  夜曲第4番 作品23の4
 ショパン   ポロネーズ第3番「軍隊」
        夜想曲第18番 作品62の2
        12の練習曲 作品25~第9曲「蝶々」(初出)
                   ~第3曲 ヘ長調(初出)
 パデレフスキ メヌエット 作品14の1
        夜想曲 作品16の4(初出)
 メンデルスゾーン 無言歌第4巻~第4曲「心の悲しみ」
 

739名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 07:54:14.67ID:ZqkViSHZ
メンデルスゾーン 無言歌第1巻~第3曲「狩人の歌」
 ドビュッシー 映像第1集~第1曲「水に映る影
 リスト    ラ・カンパネラ(初出)
 パデレフスキ 幻想的クラコヴィアク 作品14の6(初出)
 ショパン   夜想曲第5番 作品15の2
        12の練習曲 作品10~第12曲「革命」
                   ~第7曲 ハ長調
        12の練習曲 作品25~第1曲「エオリアンハープ」
                   ~第2曲 ヘ短調
        12の練習曲 作品10~第3曲「別れの曲」
 パデレフスキ 幻想的クラコヴィアク 作品14の6
 シューベルト(リスト編) きけ,きけ,ひばり
 


 シューマン  幻想小曲集~第1曲「夕べに」
             ~第2曲「飛翔」
             ~第3曲「なぜに」
 ショパン   ワルツ第2番「華麗なるワルツ」
        マズルカ第13番 作品17の4
 ショパン(リスト編) 乙女の願い
 ショパン   12の練習曲 作品25~第7曲 嬰ハ短調
 リスト    ラ・カンパネラ
 ストヨフスキ 愛の歌 作品26の3
 リスト    演奏会用練習曲集~第2曲 ヘ短調
 ショパン(リスト編) 乙女の願い
 ショパン   子守歌
 メンデルスゾーン 無言歌第1巻~第3曲「狩人の歌」
 ルビンシテイン ワルツ・カプリース 変ホ長調 

   パデレフスキ(ピアノ)   英APR APR 6006 (2CD)

740名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:02:51.12ID:ZqkViSHZ
>>734
>そのような不正確な録音で判断できるのか?

同時期の録音で比較する限りラフマニノフよりパデレフスキー、パハマン、バルトークの方が遥かに優れている。
結論として

20世紀のピアニストのランキング

1.バックハウス
2.コルトー
3.ホロヴィッツ
4.ソフロニツキー
5.パデレフスキー
6.パハマン
7.ディヌ・リパッティ
8.アンダ・ゲーザ
9.ヴェデルニコフ
10.グレン・グールド
11.ベラ・バルトーク
12リリー・クラウス
13.アルゲリッチ
14.内田光子

20. ラフマニノフ

に変更する。

741名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:16:41.08ID:ZqkViSHZ>>743
>>734
>そのような不正確な録音で判断できるのか?
>細かい分析ができるのか?

クラシックの核心: バッハからグールドまで – 2014/3/13
片山 杜秀 (著)
稀代の名ピアニスト「グレン・グールド」(故人、カナダ)が、ある時期からコンサートのライブ演奏をいっさい放棄し、録音活動だけに専念したのは有名な話でその理由については
「グールドによると、音楽というのは構造や仕掛けを徹底的に理解し、しゃぶり尽くして、初めて弾いた、聴いたということになる。

たとえばゴールドベルク変奏曲の第七変奏はどうなっているか、第八変奏は、第九変奏はとなると、それは生演奏で1回きいたくらいではとうてい分かるわけがない。たいていの(コンサートの)お客さんは付いてこられないはず。

したがって、ライブは虚しいと感じた。よい演奏をよい録音で繰り返し聴く、それ以外に実のある音楽の実のある鑑賞は成立しないし、ありえない。」

以上、初めて聞いた説だがゆうに40年以上ひたすらグールドを聴き込んできたので“さもありなん”と思った。非常に説得力があると思う。

そもそも自分のようにライブのコンサートには(よほどの演奏家を除いて)まったく興味がなく、ひたすら文化果つる地での自己流のシステムで音楽に聴き耽る人間にとってはまことに「我が意を得た話」である(笑)。

「音楽は生演奏に限る。オーディオなんて興味がない。」という方をちょくちょく見聞するが、けっして自慢できる話ではなく、ほんとうの音楽好きとは明らかに違うことを銘記しておかなければならない。

さらにオーディオ的に興味のある話が続く。
「その辺の趣味はグールドのピアノの響きについてもつながってくる。線的動きを精緻に聴かせたいのだから、いかにもピアノらしい残響の豊かな、つまりよく鳴るピアノは好みじゃない。
チェンバロっぽい、カチャカチャ鳴るようなものが好きだった。線の絡み合いとかメロディや動機というものは響きが豊かだと残響に覆われてつかまえにくくなる。」といった具合。
グールドが「スタンウェイ」ではなくて、主に「ヤマハ」のピアノを使っていた理由もこれで納得がいく。

742名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:28:03.78ID:ZqkViSHZ
>>734
>そのような不正確な録音で判断できるのか?
>細かい分析ができるのか?
>コンサートに足繁く通った方がいいぞ。

コンサートではこんな名演は絶対に聴けないからね:

Artur Schnabel - Beethoven : Fűr Elise エリーゼのために (1938)
https://www.youtube.com/watch?v=2gGVK2z3X9c

transfer from Jpn Victor 78s / RL-63(2EA-7022)

743名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:28:48.10ID:3e36TSrB>>746
>>741
また、評論家か。
引用しかできないのか。

744名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:32:29.79ID:ZqkViSHZ
>>734
>そのような不正確な録音で判断できるのか?
>細かい分析ができるのか?
>コンサートに足繁く通った方がいいぞ。

コンサートではこんな名演は絶対に聴けないからね:

Beethoven - Bagatelles op.126 - Schnabel
https://www.youtube.com/watch?v=5vRFsCAEZ2A

n°1 Andante con moto 0:00
n°2 Allegro 3:05
n°3 Andante 6:09
n°4 Presto 8:49
n°5 Quasi allegretto 12:44
n°6 Presto - Andante amabile e con moto - Tempo I 14:18

Artur Schnabel
Studio recording, London, 13.I.1937

745名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:36:50.75ID:ZqkViSHZ>>747
744名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:32:29.79ID:ZqkViSHZ
>>734
>そのような不正確な録音で判断できるのか?
>細かい分析ができるのか?
>コンサートに足繁く通った方がいいぞ。

コンサートではこんな名演は絶対に聴けないからね:

Beethoven - Piano concerto n°1 - Schnabel / LSO / Sargent
https://www.youtube.com/watch?v=XkgNwgTYccg

Artur Schnabel
London Symphony Orchestra
Sir Malcolm Sargent
Studio recording, London, 23.III.1932

746名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 08:40:49.34ID:ZqkViSHZ>>747
>>743
>また、評論家か。引用しかできないのか。

どのピアニストのどの録音が名盤か、は評論家に教えてもらうしかないんだよ。
上のシュナーベルの録音が世紀の名盤だ、というのはここで終えてもらったんだ:

アルトゥール・シュナーベル
http://salondesocrates.com/schnabel.html

747名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 09:20:56.43ID:3e36TSrB>>748
>>746
それだけ評論家の推薦する音源を聞いているのなら、そろそろ卒業したらどうですか?
それぐらいの知識を持ち合わしているのなら、自分の判断でできると思いますがね。
自分の審美眼を持っていると思いますが、評論家センセーの審美眼なんて、カネの影響が大きのですよ。
雑誌に評価を載せてもらうためにお金を払っているのです。
メジャーレーベルならともかく、自主製作盤の場合、お金を払っていなかったからケチョンケチョンにかかれてしまったという知り合いがいます。
評論家の人たちの評論に乗せられて購入するのはよした方がいい。
録音評も優秀と書いていても、ひどいツギハギのある録音でげんなりしたことがあります。
全面的に信用してはいけません。まして評論家の好みで左右されるのはまっぴらごめん。

>>745
コンサートでミューズの神が舞い降りたという演奏会は1年に1度ぐらいです。
実演でそういう体験があるとコンサート通いはやめられなくなるし、
演奏家にとっても聞きに来てもらうのはありがたいことなのですよ。

評論家の言説でしか聞くことができないなら、その中から一歩も出られません。
周囲の新しい動きや美がわからずに一生を過ごしてしまいます。
それで良しならばそれまで。

748名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/22(火) 09:38:38.45ID:ZqkViSHZ>>765
>>747
>評論家の言説でしか聞くことができないなら、その中から一歩も出られません。

youtube で評論家の推薦盤を実際に聴いて、良いと思ったものだけ CD で買うのが普通の音楽ファンだよ
宇野功芳が人気が有ったのは、宇野功芳の推薦盤は当たりが多かったからだ。
吉田秀和の人気が無くなったのは、吉田秀和の推薦盤が外ればかりだったからだ。
演奏が良いかどうかは youtube で一度聞けばすぐにわかるから、別に評論家の判断を信じて買っている訳じゃないよ。
26:777 :

2022/06/13 (Mon) 14:45:32


音楽ファンなら魔笛はこういうのを聴くんだよ

Die Zauberflöte 3/3/1956 English MetOpera (Sullivan, Uppman, Amara, Peters, Hines - Walter)
https://www.youtube.com/watch?v=G2xsfpKosqQ

Metropolitan Opera
Matinée Broadcast
3rd March, 1956

Tamino......................Brian Sullivan
Pamina......................Lucine Amara
Königin der Nacht.....Roberta Peters
Sarastro....................Jerome Hines
Papageno..................Theodor Uppman
Papagena..................Laurel Hurley
Monostatos...............Paul Franke
Speaker.....................George London
Erste Dame...............Heidi Krall
Zweite Dame ............Madelaine Chambers
Dritte Dame...............Sandra Warfield
Genie.........................Emilia Cundari
Genie.........................Rosalind Elias
Genie.........................Margaret Roggero
Priest........................James McCracken
Priest.........................Osie Hawkins
Guard........................Albert Da Costa
Guard.........................Louis Sgarro
Slave..........................Henry Arthur
Slave..........................John Frydel
Slave..........................Hal Roberts

Conductor.................Bruno Walter


901名無しさん@お腹いっぱい。2022/02/26(土) 14:18:33.92ID:g8fg6o9t
音楽ファンならドン・ジョバンニはこういうのを聴くんだよ

DON GIOVANNI - Ezio Pinza, dir Bruno Walter, Met 1942 (Complete Opera Mozart)
https://www.youtube.com/watch?v=XS3z2yeNpqg

Metropolitan Opera
Matinée Broadcast
7th March, 1942

Don Giovanni - Ezio Pinza
Donna Anna - Rose Bampton
Don Ottavio - Charles Kullman
Donna Elvira - Jarmila Novotna
Leporello - Alexander Kipnis
Zerlina - Bidú Sayão
Masetto - Mack Harrell
Commendatore - Norman Cordon

Conductor - Bruno Walter




音楽ファンなら フィガロの結婚 はこういうのを聴くんだよ

Le Nozze di Figaro 29/1/1944 MetOpera (Pinza, Sayão, Brownlee, Steber, Novotna, Baccaloni - Walter)
https://www.youtube.com/watch?v=EGDpCRVEAZM

Metropolitan Opera
Matinée Broadcast
29th January, 1944

Figaro..................Ezio Pinza
Susanna.................Bidú Sayão
Count Almaviva..........John Brownlee
Countess Almaviva.......Eleanor Steber
Cherubino...............Jarmila Novotna
Dr. Bartolo.............Salvatore Baccaloni
Marcellina..............Irra Petina
Don Basilio.............Alessio De Paolis
Antonio.................Louis D'Angelo
Barbarina...............Marita Farell
Don Curzio..............John Garris
Peasant.................Mona Paulee
Peasant.................Lillian Raymondi
Dance...................Julia Barashkova
Dance...................Mary Smith
Dance...................Leon Varkas
Dance...................Allan Wayne

Conductor...............Bruno Walter





音楽ファンならワーグナーはこういうのを聴くんだよ

Wagner "Götterdämmerung" -- Knappertsbusch -- Windgassen -- Varnay -- Grümmer 1958
https://www.youtube.com/watch?v=qGu_LQxfcfM

Siegfried: Wolfgang Windgassen
Gunther: Otto Wiener
Alberich: Frans Andersson
Hagen: Josef Greindl
Brünnhilde: Astrid Varnay
Gutrune: Elisabeth Grümmer
Waltraute: Jean Madeira
First Norn: Jean Madeira
Second Norn: Ursula Böse
Third Norn: Rita Gorr
Woglinde: Dorothea Siebert
Wellgunde: Claudia Hellmann
Floßhilde: Ursula Böse

Richard Wagner "Götterdämmerung"
Opera in three acts --
part four in a cycle of four operas titled
"Der Ring des Nibelungen"
Libretto by the composer
Chor der Bayreuther Festspiele
Orchester der Bayreuther Festspiele
Conductor: Hans Knappertsbusch

演奏会は音楽がわからないアホが行くものだよ
27:777 :

2022/06/22 (Wed) 06:16:09

あげ31
28:777 :

2022/07/04 (Mon) 06:04:06


世の中に SP録音ファンが沢山いるのは、音色に関しては SP録音の方が最新録音よりも上だからなのです。

最新録音は原音再生が最終目標、SP録音は原音よりいい音に再生音を変えようとするので、そういう結果になるのですね:


ハイエンド・オーディオ機器は原音再生しかできない つまらない音だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004474

手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004305


▲△▽▼


SP時代の演奏家はこんなに凄かった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009733


SP・モノラル時代の伝説の指揮者

フェリックス・ワインガルトナー(1863年6月2日 - 1942年5月7日) 指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010882

ウィレム・メンゲルベルク(1871年3月28日 - 1951年3月22日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010883

ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010876

レオポルド・ストコフスキー(1882年4月18日 - 1977年9月13日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010942

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886年1月25日 - 1954年11月30日) 指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010877



モノラル・ステレオ初期の伝説の指揮者

ハンス・クナッパーツブッシュ(1888年3月12日 - 1965年10月25日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010878

アドルフ・ブッシュ(Adolf Busch、1891年8月8日 - 1952年6月9日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011046

エフゲニー・ムラヴィンスキー (1903年6月4日 - 1988年1月19日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010879

ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan, 1908年4月5日 - 1989年7月16日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011290

カール・ミュンヒンガー(1915年5月29日 - 1990年3月13日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011016

カール・リヒター(1926年10月15日 - 1981年2月15日)指揮者・オルガニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011028

ジャン=フランソワ・パイヤール(Jean-François Paillard, 1928年4月12日 - 2013年4月15日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011045


▲△▽▼


SP・モノラル時代の伝説のピアニスト

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860年11月18日 - 1941年6月29日)ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010649

セルゲイ・ラフマニノフ(1873年4月1日 - 1943年3月28日)ピアニスト・作曲家
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011489

アルフレッド・コルトー (1877年9月26日 - 1962年6月15日)ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010631

ヴィルヘルム・バックハウス(1884年3月26日 - 1969年7月5日)ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010630



モノラル・ステレオ初期のピアニスト

ウラディーミル・ソフロニツキー (1901年4月25日 – 1961年8月26日) ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010867

ウラディミール・ホロヴィッツ (1903年10月1日 – 1989年11月5日)ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010646

アナトリー・ヴェデルニコフ(1920年5月5日-1993年7月29日)ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010871

アンダ・ゲーザ(1921年11月19日 - 1976年6月14日)ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010438

サンソン・フランソワ(1924年5月18日 - 1970年10月22日) ピアニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010454


▲△▽▼


SP・モノラル時代の伝説のヴァイオリニスト

ジョルジェ・エネスク(1881年8月19日 - 1955年5月4日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011036

ブロニスラフ・フーベルマン(1882年12月19日 - 1947年6月15日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011093

ミッシャ・エルマン(1891年1月20日 - 1967年4月5日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011094

アドルフ・ブッシュ(1891年8月8日 - 1952年6月9日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010460

ヨーゼフ・シゲティ(1892年9月5日 - 1973年2月19日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011384

ギラ・ブスタボ(1916年 2月25日 - 2002年 4月27日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010450



モノラル・ステレオ初期のヴァイオリニスト

ジョコンダ・デ・ヴィート(1907年6月22日 - 1994年10月14日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011048

ジネット・ヌヴー(1919年8月11日 - 1949年10月28日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011376

ローラ・ボベスコ (1921年8月9日 - 2003年9月4日) ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011379

クリスチャン・フェラス(1933年6月17日 - 1982年9月14日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010442


▲△▽▼


SP・モノラル時代の伝説の弦楽四重奏団

リュシアン・カペー (1873年1月8日 – 1928年12月18日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010458

アドルフ・ブッシュ(1891年8月8日 - 1952年6月9日)ヴァイオリニスト
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010460



モノラル・ステレオ初期の弦楽四重奏団




▲△▽▼


フランソワ・エティエンヌ (1901年4月12日 - 1970年7月12日) クラリネット奏者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010447

イ・ムジチ合奏団
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011034

ウィーン八重奏団
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011033


▲△▽▼


モノラル・ステレオ初期の伝説の歌手

チェーザレ・シエピ(1923年2月10日-2010年7月5日)歌手
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010604

エディタ・グルベローヴァ(1946年12月23日 - 2021年10月18日)歌手
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010603
29:777 :

2022/07/19 (Tue) 10:57:22

上げ
30:777 :

2022/07/21 (Thu) 03:34:06

age000あげ
31:777 :

2022/07/21 (Thu) 18:23:10

クラシック音楽 _ バロックと古典派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009420

クラシック音楽 _ ロマン派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009578

クラシック音楽 _ 世紀末の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009494

クラシック音楽 _ 20世紀の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009496


△▽


SP時代の演奏家はこんなに凄かった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009733

手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004305

手廻し蓄音機 と Sogaphon で聴くSP録音の CD復刻盤
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/433.html
32:777 :

2022/07/22 (Fri) 05:31:12

youtube 動画 を DAコンバーター無しでパソコンからアンプに直接繋いで聴くならこのケーブル

iPhone/パソコン用ベルデン88760 ラインケーブルの王者 BELDEN(8412の現代バージョン)
https://procable.jp/ipod/ipod_88760.html  

PCオーディオはオンボードで十分 USB DACは不要
アンプとはこんなケーブルでつなぐだけ


▲△▽▼


YouTube・ニコニコ動画の動画を安全にダウンロードする方法


「YouTube」の動画を安全にダウンロードする方法について
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-459.html

「Youtube」の動画を連続再生する方法
https://www.japan-secure.com/entry/site_that_the_video_of_youtube_can_be_continuous_playback.html

「ニコニコ動画」を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_on_nicovideo.html

「FC2動画」を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-490.html

「Pandora TV」の動画を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_on_pandora_tv.html

動画サイトで「HTML5」の動画を再生できない場合の対策方法
https://www.japan-secure.com/entry/measures_method-in_the_case_where_in_the_video-sharing_site_can_not_play_video.html

「Dailymotion」の動画を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_videos_of_dailymotion.html


▲△▽▼


最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003094

この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030753
33:777 :

2022/08/23 (Tue) 16:16:12

あげ1114
34:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/09 (Thu) 16:41:54

お国言葉の魅力
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-572.html

我が家のピアノのレコードは他のジャンルに比べて極端に少ないとは思いませんが、何故かショパンのレコードは僅かしか所有していません
すぐに思いつくのは以下の2組だけになります

・練習曲  
・プレリュード  

いずれも演奏は アルフレット・コルトー

これらはSP盤のセットもありますので、むしろ入れ込んでいると申せましょう



では、”ショパン苦手”を公言している私が何故そんなにこのレコードだけ聞いているのか?ですが

”コルトー節”がショパンの特質を超えてしまっているから

なのだろうと勝手に思ってます

コルトーの弾くショパンなんてのはなんだか酔っ払いがピアノを弾いている様に聞こえるから、テクニックもピアニズムもあったもんじゃ無い
その上、録り直しの効く電気録音なのにミスタッチだって散見されます

しかし、その奥からは他のどのピアニストでも出せないだろう溢れんばかりの情景やポエムが聞こえるのです

ピアノの教則として実用のために作られた(諸説あり)練習曲は一曲当たり2分から数分の小曲からなる曲集で
特段の情緒とか作曲にあたっての思い入れを反映しているのではないでしょうが

コルトーの演奏を聴くと次から次と色鮮やかな情景が切り替わるので「万華鏡」を回し見しているかのごとき感銘を覚えます

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高校生の頃、ピアノ教室で・・・こちらも子供では無く、大学を出て間もない先生とは友達感覚で話していた・・・普段どんなレコードを聴くかという話題になった

私は「コルトーが好きです」というと

先生は言った「あの人はダメよ、楽譜を崩しすぎて勉強にならない。ルービンシュタインをお聴きなさい」と

日本で学校で音楽を勉強された方ならごもっともな意見だと思います

ルービンシュタインは正統派、対してコルトーはお国訛りが強すぎで勉強のお手本としては不向きとの認識はあったでしょう
ただし、現代の感覚で聞き直すとルービンシュタインだってかなり「訛って」いますけどね(笑)



前回の記事で申し上げた通り、時代が降って世界が時間的に近くなると、地方の文化は混じり合い「方言」は薄くなって行き、いわゆる「インターナショナル」な状態に変わっていくのです

どうでしょうかポリーニやアシュゲナージらが活躍を始めた頃からでしょうか、一聴しただけでは演者を特定しにくくなった様に感じるのです
個々のレパートリーも広くなり、テクニックに不備などなく楽譜に忠実で流暢な演奏家は増えましたけれど、どうしたって標準化、均一化に近づいた印象は拭きれません



コルトーやド・パハマンの時代には

ショパンは良いんだけれどベートーヴェンやバッハはちょっと軽いよね

ドイツものは良いんだけど、フランスものは軽妙さが無いとねえ

そんな感想を持たれるピアニストなんていくらも居たものです





一方、指揮者に目を向けても
クナ、クリップス、ミンシュ等々の「訛り」の強い指揮者はある時を境に姿を消し
誰とは言いませんが音楽的で正確な指揮者が溢れる様になったと感じています


良いんですよ、時代の要求でしょうからあまりに田舎に引っ込んでお国もの中心のプログラムばかりの職人的指揮者・・・カイルベルト、コンビチニー、サンティニなんて好きですけどねえ・・・ではチケットが売れなくて劇場の経営に直結しますからインターナショナルなスター指揮者を時代は欲しているんです



その中でも現代の個性派であった「C・クライバー」は世間からは大人気であったけれども、変わり者すぎて腫れ物を触る様に扱われて、常任や音楽監督の仕事を長く続ける事なくそのキャリアを終えましたね


なんでしょうかねえ
突出した天才の御技を見たいと願って芸術に触れているはずなのに、いつの間にか経済と名声に流されてしまうのが社会の実情なのでしょうか


日曜のミサの帰りにはオラが街のオーケストラを聴きに行ってその後は家族で食事(欧州の夕食は22:00時スタートで開けて1;00時終了なんて昔はよくあった)を楽しむ、なんて事だけで地方オーケストラの経済が回っていた時代とは何もかも変わっているのでしょうね




「お国なまり」は体臭の様なもので、本人は自分の匂いを意識していないものです
TV番組「県民ショー」で方言の聖地を尋ねるコーナーがありましたけど

津軽弁の最もオリジナルな姿を残すと認定された五所川原の金木町にずっと住んでいるおばあちゃんは
多分、私たちが思うほどご自分が訛っていると認識はないんじゃないかな

【青森】津軽弁!なまり聖地の方言がスゴすぎた!【秘密のケンミンSHOW極公式|2022年1月13日 放送】
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-572.html


やっぱり、可愛いですよね
このビデオの素晴らしいところは、同じ青森県内であっても城下街で政治や文化のありようと、他の地域との人的交流など地域の特徴と方言の薄まり方、残り方に言及しているところで、まさに本記事の核心を語って頂いている様です

そう言う長野県民の私も普段は全く意識ないけど、横浜に行って喋る時には

「あ、今訛ったな」とドキッとする事ありますよ



では、方言が強ければ正義か?
地方色の強い演奏はそれだけで良い演奏と言えるのか?

全然そんな事ないと思いますし、むしろ純粋に音楽としてみた場合には強いクセのない演奏の方が「クラシック名盤BEST100」なんて選抜の際には上位を占めるでしょう


曲目によっても求めるものは変わってきますしね・・・マーラー=ウィーン的?ユダヤ的?その様に捉える音楽ではないのかとも



皆さんは如何ですか?

ある曲に対して愛聴盤を考える時「お国なまり」は意識するでしょうか?


私はねえ

ラヴェルやフォーレを聴くとき、フランス的なちょっと良い香水の匂いのする、腰のラインが艶かしいお姉さんみたいな演奏と
律儀で楽譜通りにやってますよ、と言う演奏とどちらが聴きたいですか?

また、ワグナーのドロドロの愛憎劇の後ろを天国の様なオーケストレーションが流れる場面で
どんな音楽に打ちのめされたいでしょうか

他にもシベリウスやグラナドス にロシア民謡など強い訛りのある音楽が好きなので、困っちゃうんですねえ


http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-572.html

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