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アメリカに逆らった政治家の運命

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2022/07/02 (Sat) 16:42:42

アメリカに逆らった政治家の運命


伊藤貫 Terror Tuesday『オバマ大統領は火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出した』

【令和元年秋 特別対談】伊藤貫氏の警告、パックス・アメリカーナと中華思想の間で摩滅する「商人国家日本」[桜R1-10-26]
https://www.nicovideo.jp/watch/so35866762

の 23:15 以降

『オバマ大統領は火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出した』


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アメリカに逆らった政治家の運命1


日本の首相といえども、アメリカのいうことを聞かない人物はMP(憲兵)が連れていって、ヘリコプターで吊して脅迫するようなことまでされるということです。

  現に故・竹下登元首相は横田基地のMPに連れて行かれて、飛行機に乗せられ、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」と脅迫されたことが実名で紹介されています。さらに「今だって、お金のことでいろんな問題があると、MPが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです」とあるのは誰のことを指しているのでしょうか。

  これこそ、病名も分からないまま意識不明となって突然死した小渕元首相のことでしょう。さすがに「横田基地のMPが拉致して行って、海に顔をつけて殺した」とは書けませんので、ここは実名は伏せてあります。しかし、「顔を海に何回も浸ける」とか、「海水が入って頭がおかしくなる」といった大変具体的な表現は、まさに実際に誰かがそのようにされたことを表しています。当時の小渕首相のボディーガードも一緒に同行させられて、その様子を目撃した(させられた)のでしょう。そうすることによって、次の首相に対する“警告”の効果もあるからです。

  実は、この「小渕元首相の拉致・暗殺説」を裏づけするような書籍があるのです。  それは、元民主党の参議院議員だった平野貞夫氏が、政界のドロドロとした裏話を綴った『亡国』(展望社)というタイトルの本です。平野貞夫氏は、2004年に政界を引退しています。


それにしても、平野氏はよくここまで暴露する記事を書けたものだと、その勇気に感心しています。ただ、日本の政治をコントロールしている“アメリカの影”についてはまったく触れていませんので、やはりタブーとされる部分は避けていることがうかがえます。
 
小渕首相が病院に担ぎ込まれたときは、明らかに小渕さんの意識はなかった。ところが翌日、官房長官の青木幹雄氏が記者会見を開いた。

  「万事頼むと口頭で言われました。首相を臨時に代行いたします」
  これで青木氏はまんまと臨時の首相代理に就任することになった。後に医師団は、小渕首相は青木氏に意思を伝えるのは医学的に不可能な状態だったと証言している。

  本来なら、翌日、小渕首相の担当医師団に記者会見させ、正式な状況を国民に知らせ、それから憲法の規定に沿って収拾を図らなければならなかった。しかし、あの重大な局面にもかかわらず、医師団が正式に記者会見をしたのは1カ月後だった。

  青木官房長官が臨時首相代理になったのは、意識のない小渕首相から後事を託されたと言って嘘をついた結果だ。国民に対しての大きな欺瞞である。

  青木氏が記者会見をした同じ日に、都内のホテルに自民党の大物議員が秘かに集まった。森喜朗幹事長、野中広務副幹事長、亀井静香政調会長、村上正邦参議院議長、青木官房長官の5人組である。この5人が談合して森喜朗を総理に決めた。

平野氏が予算委員会などの公式の場で「首相が拉致された」という比喩を何度も使ったことには意味があると思うのです。普通なら考えつかないような奇想天外な例えになっているからです。これは小渕氏が重態となって病院に担ぎこまれた原因が、決して病気ではなかったことを平野氏がうすうす知っていたからではないかと思われます。

  もちろん青木氏はその重態の原因がただならぬものであるため、その後の首相選びの方法も憲法に違反するような不自然な内容になったのでしょう。呼び集められた5人の実力者がそのことに反発しなかった(できなかった)ことにも、見えない大きな力が働いていたと考えられます。つまり、私が申し上げた「アメリカの意志」です。

  小泉首相誕生のイントロとして、首相など務まるはずのない森氏を首相として祭り上げ、マスコミによって徹底的に人気を落とした後で、小泉「改革派」首相がさっそうと登場するというシナリオができあがっていたのでしょう。

小泉純一郎首相でなくとも、アメリカの横田基地からMP(憲兵)が自分を拘束しにくるかも知れないと考えれば、アメリカの言うことに逆らうことはできないでしょう。「靖国神社に参拝することを公約せよ」「竹中平蔵を財務大臣にせよ」「郵政を民営化せよ」といった注文には、ただただ従うしかないのかも知れません。少なくとも自分の命(政治生命であれ、肉体生命であれ)が惜しい人間であれば‥‥。

  アメリカの意志に逆らって命(政治生命または肉体生命)を失ったと思われる政治家は、田中角栄元首相(ロッキードスキャンダルのあと病死)を皮切りに、大平正芳元首相(病死)、中川一郎氏(自殺)、安倍晋太郎氏(病死)、梶山静六氏(病死)、そして竹下登氏(リクルートスキャンダルのあと病死)、小渕恵三氏(病死)などではないかと思っています。実際にMPに拉致されたのは竹下登元首相と小渕恵三元首相。拉致されて殺害されるという仕打ちを受けたのは小渕元首相だけでしょう。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/tsubuyaki006.html

アメリカに逆らった政治家の運命2


長崎市長暗殺事件どう見るか 「テロ撲滅」騒がぬ権力側 

この事件の不思議さがだいぶ浮き彫りになりつつある。

 A いくつかの疑問がある。どうしてあの程度の動機で殺人までするのか。ああいう行政トラブルなんていくらでもある。犯人がテレビ局にまで手紙を書き、報道がどうなっているかを気にするなど、どうして個人的動機を世間に認めさせるのに熱心なのか。純粋の個人的感情の高ぶりだったら、どうして背後からしかもとどめを撃つようなことをするのか。暴力で飯を食うプロであるヤクザが金にならない人殺しをどうしてするのか。普通チンピラにやらせるのにどうして組長がやったのか。また、どうして選挙中の投票4日前というタイミングでやったのか。さまざまある。

 E 4年前のことをいまになって思い出したように犯行に及ぶというのが不可解だ。ヤクザを知っている人の話だが、背後からではなくて正面からドスで襲うのが普通だといっていた。それほど面子にこだわった恨みの純粋感情による行動なら、相手に思い知らせるという意味でもなおさら正面からだろうと思う。伊藤市長は誰からなぜ殺されたか分からないような殺され方だった。これは背後勢力に金で雇われた「殺し屋」だと見なすなら説明がつく。

 B この犯人は個人的動機を世間に認めさせるのに熱心だ。殺した後、真相は個人的恨みということを貫き通して、真相については明かさないという条件で契約した「殺し屋」ではないか。それだったら、どうして組長がやって、チンピラを使わなかったかという説明がつく。チンピラだったらペラペラ喋りかねない。それは背後勢力としては困るということではないか。

犯人は8500万もの借金を抱え、市長を殺すことでチャラにされたのではないかといわれている。食いあぶれている暴力団が金にもならないのに市長を殺すわけがない

選挙が終わり、改めて伊藤市長の銃殺問題の真相が注目されている。逮捕された犯人が発散する空気は異様である。「死のうと思った」といっていたが舌をかみ切るなどの様子もない。護送される写真もむしろ威張ったような雰囲気で、捜査当局がよっぽど大物扱いしているかのような印象を与えている。そして個人的恨みの単独犯行であることを理路整然と説明し、それがどう報道されているかを気にするほどである。


これは疑いなく背後勢力に雇われた殺し屋の仕業だというのが常識として語られている。そしてこの暗殺計画は、「個人的な恨み」で世間を納め、誰の仕業かは分からぬようにするという、真に卑劣な陰険さまでもっている。

事件の効果としては岩国・井原市長が米軍再編問題で反対してきたのがフラフラとなって条件交渉にはいるといったが後に取り消したり、広島・秋葉市長が公務中の警備を警察に頼んだりしている。全国の首長たちにとっては人ごとでない心境で受けとめられることとなった。

「下手に逆らうと殺される時代になった」という受け止めだ。インテリ層とか革新勢力もおとなしくチンとしている。これはいったい何かだ。今度の事件は、そういうことが全国的に見た最大の問題ではないか。恐怖心を持たせてものがいえなくさせていく。


暗殺は米国の手口 対日戦争も同じ

日本で暗殺とか謀略というのは珍しいことではない。敗戦後、中国革命が発展し朝鮮戦争をはじめようという時期、官公労働者の大量首切りをやり、共産党員とその支持者のレッドパージをやる時期、列車転覆の松川事件、下山総裁轢殺の事件を起こした。占領軍がやっていて、それを国鉄労組、共産党員がやったとでっち上げた事件だ。安保斗争後に、「アメリカは日中両国人民の敵だ」といった浅沼稲次郎が暗殺され、中央公論死傷事件も起きた。

今度の政治テロ、謀略というのは、アメリカのやり方だ。以前リビアで、カダフィの自宅をアメリカがいきなり空爆したことがあった。イラクでもフセインの家族がやられた。金正日も姿を隠したといわれていた。逆らう国の元首をピンポイント空爆で暗殺し、政権転覆をやるというのはアメリカの常套手段だ。

 D パキスタンのブットという大統領がいたが、暗殺された。なにが原因かといえば、原子力エネルギーを開発して工業近代化、自立の方向を目指した。これが許せないと殺された。イタリアのモロ首相は「赤い旅団」に殺された。「赤い旅団」は左翼の過激派だ。アメリカの都合に合わない人間の暗殺例はいくつもある。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/nagasakikikikizadannkai.htm


アメリカに逆らった政治家の運命3

CIA、カストロの暗殺をマフィアに依頼

【ワシントン=立尾良二】米中央情報局(CIA)は二十六日、一九五〇-七〇年代の海外要人暗殺計画や幻覚作用を起こすLSDなどの民間人投与試験、ジャーナリストの電話盗聴など極秘の非合法活動の詳細をまとめた報告書を公開した。

 中でも際立っているのが、キューバのカストロ国家評議会議長の暗殺計画。六〇年八月、CIAに雇われた米連邦捜査局(FBI)の元捜査官ロバート・マヒュー氏がギャングのジョニー・ロッセリ氏に接近。カストロ議長暗殺の報酬に十五万ドルを提示されたロッセリ氏はマヒュー氏に「サム・ゴールド」と「ジョー」を紹介した。

 この二人は、捜査当局が追っていた最重要指名手配者リストの十指に入るギャング。シカゴのアル・カポネの後継者モモ・ジアンカナとサントス・トラフィカントで、CIAから毒薬を六錠渡された二人は、数カ月かけて人を使いカストロ議長の食べ物に毒薬を混入させようとしたが失敗した。

 この計画は六一年四月、米国に支援された亡命キューバ人兵士らがカストロ政権転覆を図ってキューバに侵攻した「ピッグズ湾事件」の後、取りやめになったが、その後も、カストロ議長に対し別の暗殺が企てられたという
http://www.asyura2.com/07/war93/msg/577.html



CIAがリリースした1950年代から1970年代にかけての機密文書「家族の宝石」の中には、1970年代にヘンリー・キッシンジャーが関与したキプロスとチリのクーデターについても書かれている。

1974年、キッシンジャーは、ギリシアのキプロスへの介入を推進したこと、また1970年、チリの総選挙で社会党のサルバドール・アジェンデが当選しそうになっていた時、キッシンジャーが中心となって「反アジェンデ」のプロパガンダを開始し、チリにおける左翼政権の誕生を妨害。

クーデターでアジェンデは射殺され、ピノチェトの軍事政権が成立したが、このことを促進し、ピノチェトを強くサポートしたのも彼であったこと、なども今回公開された文書には書かれている。
http://www.asyura2.com/07/war93/msg/591.html



アメリカに逆らった政治家の運命 _ 橋本龍太郎

日本も中国も外貨準備高では世界第2位と1位をキープし続けている。

中国の外貨準備高は2兆4千4百71億ドル・日本1兆961億8千5百万ドルで日本は中国の約半分です。1兆ドル以上の外貨を持つ国は他にはありません。

(ウイキ引用)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%84%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%A4%96%E8%B2%A8%E6%BA%96%E5%82%99%E9%AB%98%E4%B8%80%E8%A6%A7

3位のEUでも5千569億6千5百万ドルです。以下4位ロシア・5位台湾・6位インド・7位韓国

8位シンガポール・9位香港・10位ドイツ・11位フランス・12位タイ・13位マレーシア・14位イタリアと言う順位になっていまして、アメリカはなんと21位で716億1千3百億ドルしか保有していないのです。つまり、アメリカの富は中国と日本に集中してしまっているのです。

世界全体の外貨準備高は7兆2千86億9百万ドルだそうで、中国と日本の保有外貨の合計は世界中が保有する外貨全体の半分にもなります200近い国が存在する地球の富の半分を日中2国が保有しているのです。日本は中国の半分しか外貨を持っていないと言っても、人口13億とも15億ともいわれる中国に比べ日本の人口は10分の1です。国民一人当たりので割れば日本の方が遥かに金持ちのはずなのです。

日本が現在保有する1兆961億8千5百万ドル、これを日本円82~84円で換算すると89兆円~から90兆円くらいでになるのでしょうか。

これだけの外貨がありながら金が無いから消費税を上げる。消費税を上げなければ年金、保険、すべての社会保障制度が壊れると大騒ぎする財務省にせっつかれ、管総理は民主党のマニフェストを根本的に削除して、自民党の怨霊が乗り移ったような与謝野を金融大臣に据えて消費税の大幅増税と、福祉サービスの切り捨てを画策しています。

中国は自国が保有する外貨(ドル)が紙切れになる前に売る、と言うより、投資と言う形でEUをはじめ世界各国にばら撒いて、親中国政権を増やし、農地やあらゆる資源の獲得に奔走しています。ドルが使えなくなる前に使いきれという国を挙げての大散財です。

ところが、日本はこの金には絶対手をつけないのです。国民全部が飢え死にしても財務省はこれを死守するつもりです。これは彼らが自らの組織を守るための軍資金のようなもので、これを売り払うのはアメリカが許さないからです。


橋本龍太郎総理がアメリカのコリンビア大学で演説し、


「バブルがはじけて日本は大変なことになっている、今まで沢山買ってきたアメリカ国債をこのあたりでうりたいあな、などと言う誘惑に駆られることがあります」


とユーモアの積りで逝ってしまったのですが、その仕返しはすぐに来ました。19
97年6月23日、アメリカのコロンビア大学での講演で、聴衆から

「日本が米国債を蓄積し続けることが長期的な利益とは何か」

という質問にたいして、橋本は

「正直、日本は経済的に苦しくなっています。大量の米国債を売却しようとする誘惑にかられた ことは、幾度かあります。」

とユーモアで返した積りでした。しかし慌てて

「米国債を売却し、外貨準備を金に変えようと したい誘惑に、屈服することはない」

と続けましたが、後の祭りでした。大量の米国債を保有する日本の首相が「米国債を売却」への言及をしたとマスコミが大騒ぎしたものですから、ウオール街の株価が一時急落すると言う事件がありました。

その仕返しはすぐにやってきます。

1998年7月の参院選では、景気低迷や失業率の悪化、橋本や閣僚の恒久減税に関する発言の迷走などで、当初は70議席を獲得すると予想されていた自民党は44議席と惨敗。橋本内閣は総辞職しました。矢張りこの時も税収不足を補うために橋本は消費税を導入することを大蔵省から勧められていたようで、

仄聞するに「橋本元首相は財務官僚の言いなりになったことを亡くなる間際まで悔いていた」と側近の話があります。橋本がアメリカのご機嫌を損ねる理由はまだあります。北方領土返還に熱心でロシアのアル中大統領エリツインと「リュウ・ボリス」の仲になっていました。これがまたアメリカの気に入らなかったようで、やがて中国人「女スパイ」と「情を交わし国家秘密を中国にリークさせた」たとか何とか、ごたごた騒がれていましたが、2006年7月1日 東京都新宿区の国立国際医療センターで腸管虚血を原因とする敗血症性ショックによる多臓器不全のため死去しました。

享年69歳でした。告別式は東京高輪の高野山東京別院で営まれましたが、8月8日には、内閣・自由民主党合同葬が日本武道館で行われました。その時の葬儀委員長は、なんとあの小泉純一郎総理大臣でした。

なお、橋本龍太郎氏の死因は「腸管虚血」と言われていますが「多臓器不全」とも言われ死因がよくわからないこともあり、死後、病院側の意向により、遺体は病理解剖に付されたそうですが、結論は闇の中です。

政官財マスコミのトップはこの闇の奥をみんな知っているのでしょうが、巷には絶対流れてきません。政権が民主党に移り小沢一郎、鳩山由紀夫がどうも親米ではないと見るや、すぐに小沢一郎氏に西松建設や、不動産習得に関する不実記載などの「政治とカネ」の問題が起き、鳩山由紀夫氏にはお母様からの「お小遣い月1500万円」が起きこれも怪しからんと言うことになって二人とも民主党トップの座を降ろされました。

残った管直人はこれで痺れあがってしまい、口もきけなくなってしまったのです。まさに顔は能面、目はビー玉。見るもの見えず、聴くもの聞こえず、ただもうCIAの命令通り動く財務省の言うままマリオネットになってしまいました。

殺されないようこれまで掲げてきた「マニフェスト」は全部破り捨て、自民党政権と全く同じ状態にひねり戻されてしまいました。


ですから日本は、中国のような大胆な外貨の活用ができないのです。江戸時代の守銭奴が甕にビタ銭を沢山貯め、床の下の土深く埋めたまま死んで忘れ去られ、昭和になって工事現場から掘り出されたなんて話がよくありました。この90兆円の外貨も恐らくそんな状態で塩漬けになるのか、はたまた、アメリカに巻き上げられるのか、解りませんが、少なくともこれを国や国民のために使う積りは全くなく、財源が無ければ貧乏な国民を騙して税金を取り上げると言う事しか考えないのです。

偉そうに「孫子の代に大きな借金は残せないのです」などという糞のような政治屋を次の選挙では絶対当選させてはなりません。ブログ・フェイスブック・ツイッター、PCでもケータイでも真実を語るツールは沢山あります。マスゴミの嘘と面の皮をひんむいてやりましょう。政官財マスゴミの中枢にいる憂国の士は、どんどん内部の腐敗をリークしてください。

最後に私のアイデアをお聞きください。政府がこの90兆円の外債を直接売れないのなら、半分でも地方交付税として都道府県に分配して、地方自治体に使い道を考えていただくと言うのはどうでしょう。

きっと頭の良い方々が沢山いらっしゃるでしょうから、財務省が考えるより遥かに有効な使い道が発見できるのではないでしょうか。

http://d.hatena.ne.jp/k1491n/20110126/1296035696


竹下登元首相は平成元年(1989)春、首相の座を降りた後も、依然として政治の実権を握り、政界最強の実力者として「院政」を敷き、「闇将軍」の異名をとり、事実上の日本の舵取りをしていた。米国と窓口役を引き受けながら、その立場により、キングメーカーと言われて権勢を誇っていた。

米国にとって竹下元首相が使いやすい政治家あったのは、米国が竹下元首相の弱みを握っていたからである。それが日本国民にバレたら大変なスキャンダルになるところであった。

竹下元首相は、中曽根康弘元首相時代、3期にわたり蔵相を務めていた。その在任中、新札を発行した。その際、米国FRBから監視役が1人、日本銀行に派遣されてきていた。このとき、30兆円分の新札(旧福沢諭吉紙幣)を刷らせたのだが、竹下元首相は、同じ番号の新札を別30兆円刷らせ、これを戦後補償金として台湾に渡した。このことが後に、米国レーガン政権(当時)にバレてしまい、米国にとって脅しの材料として利用され、米国の要求には、どんな難題でも聞かざるを得ない立場に置かれたのだという。まったく、情けない失態である。

◆早稲田大学出身の竹下元首相はキングメーカーと言われながら、それは本当のところは、米国の命令に従ったにすぎなかった。橋本龍太郎首相が退陣したときは、そのことがはっきりと表れた。

慶応大学法学部出身の鼻っ柱の強い橋本首相は、訪米した際、クリントン政権から、「日本版の金融ビッグバン」を強要された。それまでの間、クリントン政権は、日本がバブル経済崩壊により苦難の状況のなかにあるのを知りながら、「超低金利政策」の実行を強要していた。米国の要求があまりにも理不尽であると感じた橋本首相は、思わず口走ってしまった。
 

「ひどいことを言い過ぎると、日本が買っている米国債を売ってしまいますよ」。


米国ディビッド・ロックフェラーが、この発言に怒った。直ちに、竹下元首相に連絡してきた。

「橋本を総理大臣の座から降ろせ」。 

「分かりました。辞めさせます」。

◆これをキッカケに、一時沈静化していた米国の日本バッシングが、また再び始まったのである。橋本首相の不用意な発言は、竹下元首相の逆鱗に触れた。この結果、橋本首相は、以前のようには、竹下元首相に会えなくなった。面会を申し込んでも、門前払いされたという。竹下元首相は

「アメリカとの間に、折角、良好な関係を築いていたのに、何ということをしてくれたのだ」。

という思いがあったのであろう。竹下元首相は「橋本降ろし」を決意していたのである。長引く不況のなかで、橋本政権の支持率は、20%を割り、さらに低下の一途を辿っていた。竹下元首相は、橋本降ろしの準備を始めた。「龍ちゃんを降ろすにしても、花道だけはつくってやらねば」。そうした状況のなかで、橋本退陣をいち早く察知した小渕恵三外相が、内心ほくそえんでいた。地雷撤廃条約をめぐる国際会議出席のため、カナダを訪問した岐路、ニューヨークに立ち寄り、ディビッド・ロックフェラーを訪問し、挨拶した。

「橋本の次は、わたし、小渕恵三が首相をやらせてもらいます。何卒、よろしく」。

http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/184.html

CIAに暴露された橋本首相のスキャンダル(?)については

中国美女も日本男性が大好き
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/290.html



民主党の小沢代表がマスコミに公開の形でシーファー大使と会談に応じましたが、秘密会談の形で行なうとアメリカのブラフにあって日本の政治家は譲歩を迫られてしまう。

アメリカ大使館の中には日本の政治家や官僚を吊るし上げる拷問部屋があるという話ですが、日本の政治家がアメリカ大使館に呼びつけられたら小沢代表のように避けた方がいい。アメリカ人は一皮向けば囚人の祖先の血がながれた無法者なのだ。

小沢代表が公開の席でアメリカ大使と会談したのはアメリカの恫喝を避けるためなのだ。

ブッシュ親子にしても見た目は紳士だが先祖をたどれば麻薬の売人であり人身売買や強盗や殺人を繰り返してきた無法者なのだ。これではまともな日本人は太刀打ちできない
http://www.asyura2.com/07/bd50/msg/374.html



因みに,小渕元首相を意識不明の重体にした拷問はこれに近そうですね:

米CIA、容疑者の口や鼻に水を注ぎ自白を迫る「水責め」による尋問を中止

米ABCテレビは14日、中央情報局(CIA)がこのほど、テロ容疑者の口や鼻に水を注ぎ死の恐怖を
植え付けて自白を迫る「ウオーターボード」と呼ばれる尋問方法を中止したと伝えた。

 この尋問方法は2001年9月の米中枢同時テロ以降、テロ容疑者取り調べの際にCIAなどが用いてきた。
しかし人権保護団体などは、この方法は拷問に当たり、捕虜の人道的な扱いを定めたジュネーブ条約に
違反しているとして中止を求めていた。

 ブッシュ大統領は今年7月、テロ容疑者に対する過酷な尋問を禁止する大統領令に署名している。(共同) (2007/09/15 12:24)


「傾いたボードに足を上にして頭がの少し下にくる角度で囚人を縛りつけて」おいてから「囚人の顔をセロファンでくるんで水を流し込み」「溺死のおぞましい恐怖」を引き起こすウォーターボード
http://www.geocities.jp/left_over_junk/krugman_clm_2006-09-18.html


アメリカ大使館に連れ込まれた政治家はこの手で簡単に言いなりになるそうだ:


米国顧問、とりわけミトリオネが、拷問をいっそう日常的な手法として組織化したと述べた。苦痛を引き起こすために、科学的改善を重ね、さらに、

隣の部屋で女性と子供が叫び声を挙げているテープを流し、家族が拷問を受けているのだと告げるといった、絶望を引き起こす心理学を付け加えた[17]。
http://www.asyura2.com/07/bd50/msg/374.html

Big Brother is Watching You



りそな銀行のスキャンダルを調べたんです。
竹中平蔵が、民間銀行どれ起きても、潰していいって言ったんですよ。

要するに、コーキュー化されると、株価ちゃらになる。
そうすると、このお財布みたいに、買いたいかって。
お金は入ってないけど、請求書入ってる。
これを買ったら、請求書を払わなきゃならないと。
で、当然、誰も買いたくないけれども、自民党の間で、
とにかく、一千万円でもあれば、絶対、りそな株買えと。

で、ちなみに、りそなの経理の担当が、自殺か他殺に追い込まれて、
それで破産させられたんですよね。

で、買ったのは、ロックフェラーの建前企業と、自民党の関係者、大量にその株を買って、
結局、竹中、2兆3000億円、公的資金、皆さんの税金を入れちゃって、みんな大儲けしたんですよ。

で、これを調べだした、あの植草(植草一秀)さんっていう、早稲田大学の教授が、
いきなり、横浜で、女の人のパンツを鏡で見て逮捕されるんですよ。
で、今度、太田(太田光紀)さんっていう国税庁の人が、同じ事を調べて、
横浜で同じようにパンツを鏡で見て逮捕されるんですよ。

で、去年12月17日、鈴木(鈴木敬一)さんっていう朝日新聞の論説委員が、
あのリクルート・スキャンダルを暴露した男が、
りそな銀行は、他の銀行の十倍は政治献金をやっていて、
インサイダー取引の可能性が高いという記事を出したら、その夜、横浜湾で遺体が見つかったんです。
今度、竹中平蔵担当の記者が、読売新聞の記者が、今年(2007年)の4月、
口に靴下入れられて、テープ貼られて、後ろに手錠をかけられて、お尻にバイブを入れられて、
遺体が見つかった時に、まっ、変態プレーしていて死んだと。訳のわからない、ね。


●石井紘基:民主党議員。政界を震撼させるようなネタが見つかり、国会で追及する準備中に刺殺。犯人は金に困った男だとされたが、石井の懐の30万円には手をつけず、鞄の中の資料のみを持ち去る。

【911関係】

●長谷川浩:NHK解説主幹。イスラエル国籍を持つ数百人が被害を免れていたことを発表。数日後にビルから転落死。

●米森麻美:元日本テレビアナウンサー。義父がゴ-ルドマンサックス証券名誉会長。出産3週間後の2001年9月16日自殺。

【りそな関係】

●平田公認会計士:りそな銀行を監査中に自宅マンションから転落死。

●鈴木啓一:朝朝日新聞で敏腕記者として知られた人物。次期天声人語執筆者と目されていた。りそな問題後、りそなの政治献金が10倍になっていることを記事にし東京湾に浮かぶ。自殺。

●植草一秀:ご存知、経済学者のミラーマン。手鏡でスカートを覗き、痴漢逮捕。

●太田調査官:国税調査官。りそなの脱税問題を調査中に手鏡でスカートの中を覗き、痴漢逮捕。

【郵政関係】

●石井誠:読売新聞政治部記者。郵政問題の記事を書いていた。総連の隣のマンションで変死体で見つかる。事故死。

【ライブドア】

●野口英昭:証券マン(エイチ・エス証券)で、ライブドアの匿名投資組合に関する入れ知恵をしていた人物。沖縄のホテルで受付に助けを呼びつつも割腹自殺。

【耐震偽装】

●森田信秀:森田設計事務所社長。木村建設/総研/ヒューザーなどの耐震偽装問題が浮上する直前に鎌倉市の海岸で遺体を発見。

●姉歯元1級建築士の妻:姉歯が失踪し「消されたか?」と囁かれだした直後、突然自殺。 その後姉歯が姿を現し、逮捕される。

●斎賀孝治:朝日新聞デスク。耐震偽装問題を調べていて自殺。

【イラク関係】

●奥克彦在英国大使館参事官、井ノ上正盛イラク大使館三等書記官:イラクで銃撃死。政府が情報公開を拒むなどしたため米軍誤射など様々な憶測を呼ぶ。

【厚生関係】

●元厚生事務次官山口剛彦氏と妻美知子さん:小泉が厚生相時代に厚生省&社会保険庁の使い込み問題で、火消し役で任命された。 ←New!

●元厚生事務次官吉原健二さん氏の妻靖さん:山口氏と同じく夫吉原氏が小泉厚生相時代に厚生省社会保険庁の使い込み問題で、火消し役で任命された。 ←New!


小沢一郎先生の場合はこの程度だったんですけどね:


アメリカは小沢氏を脅すために徐々にスキャンダルを流し始めた。懐刀の東元議員の山田洋行への天下り、山田洋行から600万の献金、田村氏の2億の選挙資金、など


複数の民主党議員からの情報によると、福田総理が民主党の小沢代表との会談の際にCIAの1991年の湾岸戦争の際の資料を見せた。それはその時に小沢氏が戦争費用絡みの裏金をもらった証拠資料だった。

しかし小沢氏は田中角栄と同じ作戦に負けるべきじゃない。まず自分から開き直って、その大昔の時代に(殆どの自民党の議員と同様に)軍事利権の裏金をもらったと認めるべき。その上で「しかし日本のそういう金銭政治が嫌になったので今の民主党と組んでいる」と返し、逆に「何で一国の総理大臣がCIAの脅し工作に協力をしているか」と聞くべきだ。
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/11/cia.html

真実とは、チェーニー副大統領(イラク戦争の最高責任者、ネオコン派を動かす総帥)が、怒り狂って、

「私に刃向かう、日本の小沢をつぶせ。あいつの資金源を洗え。 日本の警察・検察を使って、逮捕させて、政治生命を奪え」

と、命令を出したからだ。

小沢一郎が、金丸信(かねまるしん)から受け継いだ大切な日本改革用の資金のことだろう。 
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/1019.html


米軍座間基地の米軍第500軍事情報大隊を中心に、民主党の小沢一郎の行動を24時間体制で監視し、30分ごとにその行動の報告を国防総省とホワイトハウスに「上げる」体制が取られている。

ロックフェラーの日本代理人である小沢は、田中角栄と同様、将来米国に反旗を翻すのではないかと米国側に疑われ始めた。

小沢にクサビを打ち込むため、小沢の議員事務所経費の疑惑がマスコミに流されたが、身に危険を感じた小沢は「参議院で敗北すれば引退する」と発言し始めた。

引退するからスキャンダルで失脚させたり、橋本龍太郎のように病気に見せかけて殺害しないでくれ、気に入らないなら気に入らないと言ってくれればすぐに引退するから・・という命乞いである。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49712637.html


2:777 :

2022/07/02 (Sat) 16:43:16

<アメリカには逆らいたくない>

思いやり予算、衆院通過 小沢氏は本会議欠席

アメリカにだけは楯突くことは絶対にしない。これが小沢一郎民主党代表の原則のようだ。新テロ特措法の再議決時に採決直前に議場を後にし、批判を浴びて逆ギレしたが、また懲りずに同じことをやらかした。

アメリカ軍のために経費を肩代わりする予算のことを「思いやり予算」と読んでいるが、その根拠となる新特別協定案を、自民・公明が衆議院本会議で強行可決した。民主党は協定案に反対したが、小沢代表は今回もやはり欠席した。

どうあってもアメリカには逆らわないと形で表しておきたかったのだ。そう言えば国民新党の亀井静香氏も確か「小沢氏が『大連立』構想に走ったのは、反米レッテルを張られる恐怖心からでは?」と言っていた。
http://www.asyura.com/08/senkyo48/msg/982.html

検察や警察の背後にはアメリカがあると前から書いてきました。アメリカの狙いは何なのか? 中国と密接な関係のある小沢一郎を追い込んで、独裁者小沢一郎と取引をしたのだ。

自民党政権時代も、小泉内閣や安倍内閣や福田内閣に対してアメリカは米国債を買えと絶えず圧力をかけてきました。竹中平蔵や渡辺よしみ金融大臣も郵貯資金100兆円で米国債を買えと言っていました。小泉、安倍、福田首相は内閣を投げ出す事で抵抗してきたのですが、麻生内閣でも中川金融大臣をハルシオン入りのワインを飲ませて記者会見させて失脚させた。

アメリカの秘密工作は、だんだん露骨になってきて「株式日記」では、それを暴露してきましたが、知らないのは国会議員とマスコミの記者たちばかりだ。小沢一郎も幹事長を辞任して、郵貯の200兆円を守るべきなのですが、小沢一郎は国を売ることでアメリカに泣きついて幹事長の地位にしがみついた。

もともと小沢一郎は売国奴であり、郵貯資金200兆円をアメリカに上げてもかまわないと考えているのだろう。愛国者であるならば安倍晋蔵や福田赳夫や中川昭一のように地位を投げ捨てて抵抗すべきなのだ。いったん米国債を買ってしまえば売ることが不可能になる。

アメリカが急に台湾に武器売却を決めたのも、日本の民主党政権への圧力ですが、普天間基地問題も台湾への武器売却も小沢一郎への検察の捜査も、みんな関連性があります。小沢一郎が辞任すれば民主党の親中派への見せしめになるし、小沢一郎が泣きついてきたら、郵貯の200兆円をアメリカに差し出させて検察をストップをかける。

独立総合研究所の青山繁晴氏はこのような事を知らないのだろうか? たぶん知っているはずですがテレビでは言えなかったのだろう。青山繁晴氏もこれを暴露すればテレビから下ろされるという圧力があるから言えない。アメリカは日本のマスコミにも大きな影響力があるからアメリカの言いなりだ。田中角栄も検察とマスコミによって失脚しましたが、背後にはアメリカがいる。

小沢一郎も愛国者なのなら幹事長や議員を辞職する事で日本の財産を守るべきなのですが、小沢一郎はもともとが売国奴だからアメリカに命乞いをして200兆円をアメリカに差し出すのだ。そこが田中角栄と小沢一郎が違う所だ。問題は亀井静香金融担当大臣ですが、郵政民営化に反対してきたのも郵貯簡保の380兆円を守る為ですが、アメリカの言う事を聞かなければCIAに殺されるのでしょう。

中川昭一が自殺したのも自殺に見せかけた暗殺に近い。産経新聞の記事には「株式日記」のような分析記事は書けない。キャンベル国務次官補が小沢一郎に会ったのは、検察にストップをかけるから郵貯の200兆円をよこせと言うバーターなのだろう。日本人はお人よしだからこのような謀略論には気がつきませんが、「株式日記」の目は誤魔化せない。
http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/596.html


命が惜しくなった?隠れ親米派、小沢氏
1.小沢民主党党首辞任表明の波紋

 2007年11月4日、小沢一郎民主党党首が突然、辞任を表明しました。辞任表明の理由は、自民党と民主党の大連立構想を福田首相が小沢氏に打診し、小沢氏は福田提案を前向きにとらえたのに、民主党役員から総すかんを食い、それを小沢氏への不信任と解釈したからとのこと。国民はきつねにつままれたようです。

小沢氏の民主党(野党第一党)の党首としての裏ミッションは極めて複雑で一般国民には非常にわかりにくいわけです。われわれ国民は彼の言動を素直に鵜呑みすることはできません。

 筆者はこの当時から、自民党も民主党もお釈迦さま(米国覇権主義者)の掌で踊らされているにすぎないと感じていました。まさに偽装民主主義国家、米国の共和党と民主党の国民騙しの茶番劇(出来レース)そのものです。

2.安倍氏に続き、唐突な小沢辞任表明劇でわかったこと

 今回の奇々怪々な小沢氏辞任表明劇によって、上記、隠れ親米、小沢氏に関する筆者の推理がかなり裏付けられました。小沢氏の奇々怪々な言動は、日本政治を闇支配する寡頭勢力の動向を知らずしては絶対に解明できないといえます。

2007年11月6日付け日刊ゲンダイにはCIA謀略説が書かれていますが、この記事は一読に値するでしょう。今回の小沢氏の辞任表明会見でもっとも印象的であったのは、朝日、日経を除く大手マスコミの反小沢のネガティブ・キャンペーンを厳しく批判した点にあります。小沢氏がなぜ、朝日と日経を除くと発言したかは不明ですが、日本の大手マスコミはことごとく、米国覇権主義者に何らかの影響を受けているのは間違いないでしょう。

今回、具体的には、読売、産経、毎日が小沢氏にとって批判の対象だったようです。罠に嵌まったことがよほどくやしかったのでしょうか。とくに読売の正力松太郎、ナベツネラインはCIA(米国中央諜報局)のエージェントであったことは半ば、公知の事実です(注5)。また戦後の自民党がCIAの資金援助で半永久政権党に成長したこともほぼ間違いないでしょう(注5)。

 ところでCIAはブッシュ政権を支える戦争屋系寡頭勢力の所有物のひとつです。

CIA傘下の闇組織はCIA経由で流される豊富な闇資金を使って、日本政治支配のため、日本の有力政治家全員のスキャンダルや弱点を細かく押さえているといわれています。

小沢氏は守屋元防衛事務次官の業者癒着疑惑の主役、山田洋行から政治献金を受けていたと報道されています。このように戦争屋は安倍氏のケースと同じく、必要に応じて、いつでも小沢氏(元自民党議員)を打ち落とせる体制をとっている(スタンバイ)と思われます。

 今回、小沢氏は戦争屋の危険な動きを先取りし、打ち落とされる前に、自分から党首の座をおりようとしたわけです。テロ特措法延長に関して、小沢氏が、戦争屋の派遣したシーファー米国駐日大使の要求をはねつけたのはまだ記憶に新しいところです(注6)。

小沢氏の強気は、戦争屋から米国覇権を奪いつつある銀行屋系寡頭勢力の味方がついているからであると、筆者は分析しました。

 ところが小沢氏にとっての寄らば大樹である銀行屋の弱みは、戦争屋の所有するCIAのもっているような闇の諜報・陰謀組織を持たない点です。米国において銀行屋の台頭で、窮鼠猫を食む状態に陥っている戦争屋から早速、小沢氏に狂気の反撃が開始されたということでしょう。小沢氏にとって戦争屋の素早い動きはある意味で誤算であったのかもしれません。

 参院選での民主党大勝利の後、戦争屋からみて、小沢氏は近未来、米国覇権を獲るはずの銀行屋の勢いに便乗して鞍替えしようと企む裏切り者にみえたことでしょう。能天気の安倍前首相と違って、戦争屋の怖さを熟知している小沢氏は素早く、遁走を決め込んだということでしょう。さもないと、政治生命どころか、命まで絶たれる危険がありますから。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr248.htm

デビッドRFに恫喝されてきた小沢民主党幹事長



 2007年10月、戦争屋ボス・デビッドRFの回顧録が新潮社から出版されています。その年の11月、デビッドは当時92歳の高齢にもかかわらず、出版記念パーティの名目で訪日しています。確かそのとき天皇陛下にも謁見したと記憶しています。デビッド訪日中に起こったハプニング、それは小沢民主党党首(当時)の辞任騒動でした(注2)。

 ジェイと昵懇(じっこん)の小沢氏は、90年代初頭、湾岸戦争時代よりデビッドから、別途ウラミッション(注3)を実行するよう要求されていました。具体的には第二自民党(米国民主党に相当)の設立による親米二大政党体制の実現というミッションです。

そして2007年時点では、日本の政局をみて、たそがれ自民党と躍進民主党の大連立によるオール親米(親・戦争屋)の翼賛体制の構築を要求されていました。

ところが、小沢氏が密かにジェイとのコネを強めていることを訪日中のデビッドが配下の戦争屋ジャパンハンドラー(小沢氏など有力政治家の監視役)から聞きつけ、デビッドの怒りを買ったのです。92歳だからもうすぐお迎えが来るだろうと、なめてかかっていたらとんでもなかったのです。

 このとき、小沢氏は本能的に、殺される!と震え上がっています(注2)。それが唐突な、世にも見苦しい党首辞任劇を生んだのです。

デビッドはジョンRF二世の5人の息子のうち五男の末っ子です。普通なら、RF家の莫大な資産を受け継ぐ可能性は極めて低かったのです。実際、RF家の家督を受け継いだジェイの父(RF三世)は、78年に交通事故死、次男ネルソン元副大統領は、79年愛人宅腹上死、クリントン元大統領の実父・三男ウィンスロップは73年ガン死、四男ローランス(2004年死亡)はお人好しで権力欲なし、そして奇跡的(?)に五男のデビッドに莫大なRF家資産が転がり込むのです。デビッドの番頭キッシンジャーやラムズフェルドの活躍が伺われます。

 この歴史を振り返ってみると、RF三世本家の長男ジェイ(RF四世)が分家のデビッドからRF家資産を取り戻そうと考えるのは当然です。


 デビッドRF引退後、彼が構築した強大な軍産複合体(戦争屋)の覇権を誰が引き継ぐのか、その最有力候補はジェイRF(本家RF家四世)を置いて他にはいないでしょう。デビッド・ジュニアに到底、その器量がないという前提で。

 ところでジェイは現在、ウェストバージニア州の民主党上院議員ですが、NY生まれのジェイがなぜ、ど田舎の議員なのか、ずっと不思議でした。この州の隣がバージニア州です。バージニア州といえば、国防総省ペンタゴンおよびCIA本部が立地しています。つまり戦争屋の本拠地です。ここの覇権を獲らない限り、ジェイにとって宿願のデビッドへの仇討が完成しないのです。そこで彼は隣接ウェストバージニア州に陣取って虎視眈眈と戦争屋陣地奪還を狙ってきたのです。叔父ウィンスロップRFの隠し子・クリントン元大統領は、叔父デビッドに逆らえなかった。逆らえばJFK(ケネディ)の二の舞でしたから。

 JFKは戦争屋組織の弱体化(CIAの解体、軍縮、FRB国有化)を狙ったため60年代、戦争屋の放った殺し屋に暗殺されました(見せしめの公開処刑)。ところで、戦争屋のおもしろいところは、自分たちに果敢に挑んできたJFKを、アーリントン墓地という戦争屋の聖地に手厚く葬っている点です。戦争屋は自分でJFKを暗殺しておいて手厚く葬るというのは矛盾した行動にみえます。愛国主義者でもある戦争屋は、JFKが真の愛国者であると認識していたのです。JFKが自分たちに本気で逆らってきたのでやむなく暗殺したわけですが、実は内心、JFKを尊敬しているのです。なぜなら、戦争屋にとって貴重な軍人プロフェッショナルにはJFKのような死を賭した勇気が求められるからです。

 さてジェイRFはこれまで、デビッドRF配下の戦争屋と一線を画してきています。だから共和党議員ではなく、民主党議員なのです。そこで彼が戦争屋覇権を獲れば、60年代、JFKの挑戦した戦争屋=CIAの弱体化を実行するはずです。1961年アイゼンハワー大統領が退任演説にて予言した“軍産複合体の危険性”にいよいよメスが入るのです。そうなれば、戦後、戦争屋=CIAに牛耳られてきた親・戦争屋日本人(悪徳ペンタゴン)も自然消滅するでしょう。そうなることを是非、期待します。

 蛇足ですが、現在の小沢氏が悪徳ペンタゴンの執拗な攻撃に必死で耐えているのは、上記のように、近未来、ジェイRFがいずれ戦争屋覇権を獲るであろうというシナリオを描いているからではないでしょうか。そうであれば、小沢・鳩山・亀井トリオが最近、戦争屋に妥協し始めている謎(注4、注5)が解けてきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2010/3/6


小沢一郎氏と池田大作氏とノリエガ将軍の三角関係

94年5月以来、ワシントンを起点にしてアメリカの各所に配られた「小沢批判リポート」はもう一つ重大なことに触れている。(中略)

同リポートは、小沢氏が、創価学会名誉会長で偽本尊を作ったりしてとかく会員の中でも批判のある池田大作と連携して、池田大作氏の野望である政教一致による日本の支配と、そのためのハク付けとして「ノーベル平和賞」の獲得に、小沢氏が協力している事実も暴露する。池田氏と同盟を結んでいる小沢氏は、アメリカにとってますます好ましくない人間だとも明言している。

実はこのくだりを読んだとき、私もひとつ思い出すことがあった。それは、ブッシュ前大統領が金丸、そして小沢両氏を思うままに操っていたころ、両氏に与えるアメ玉だけでは説明がつかないと思うことがいくつかあったのだ。

そこで、CIAに近いアメリカ人が聞かせてくれたのが、小沢氏、池田氏、そしてパナマの独裁者だったノリエガ将軍を結ぶ線だった。

ノリエガ将軍は、ブッシュ氏がCIA長官時代には、その手先となって、キューバのカストロ首相やニカラグアなど中米の革命グループ攪乱に協力した。

そして、その代償として、パナマを中継地として、時にはCIAの輸送機も使ってアメリカに南米コロンビア産のコカインを輸出(?)する暴挙を大目に見てもらっていた。

このためにブッシュ氏の弱みを握ったとして、ノリエガ将軍は、ブッシュ氏が大統領となったアメリカを、好きなように操れると過信したのだ。

しかし、こんなノリエガを放置しておいたら自分の政治生命が危ないと知って、ブッシュ大統領は89年就任早々に、米軍による電撃的なパナマ侵攻をやって、ノリエガ将軍を「戦犯」として捕らえ、アメリカのフロリダにさらって来た。

そして、同将軍を「アメリカへのコカイン麻薬供給の罪」もつけて秘密裁判にかけて有罪とし、特別監獄の奥に閉じこめてしまった。

このノリエガ将軍が吐かされたものの中に、池田大作氏が創価学会の金をパナマで運用し、ノリエガ将軍の麻薬取引の資金繰りにも使わせていたことと、このあがりから、池田氏は小沢氏へ相当な額を常時渡していた、というものがあった。

ブッシュ氏はこの自白の証拠書類もがっちりと手に入れて、金丸、そして小沢の両氏を操作するムチとして使っていた。もちろん、アマコスト駐日大使は、このムチを必要に応じて直接使用した中心人物であったということだった。

この話は「小沢のパナマコネクション」として、アジア・太平洋諸国の政府の間にも知れ渡っている、と教えてくれたアジアの外交官もいる。知らぬは日本のみということだろうか。
http://www.e-net.or.jp/user/mblu/ndb/skbk1/sg1/media/mayaku.htm



日本の主導権握る米国の姿    

 米軍普天間基地問題をめぐって鳩山首相が23日に沖縄を訪問し、「県外移設の公約」を覆して自民党現行案である名護市辺野古沖への新基地建設を進める方針を表明した。同時に「沖縄の痛みを全国で分担しないといけない」といい、全国知事会に働きかけて米軍訓練の受け入れ先探しを本格化させた。新基地建設と全土の基地化である。沖縄も徳之島も大村も岩国も「基地は来るな」が圧倒的な民意である。「それが国民の意志なので引き揚げてくれ」とアメリカに伝えるのが主権在民の国である。しかしメディアがあげて「アメリカが怒っている」と騒ぐなかで、民意に対抗してアメリカの意志をすべてに優先した。日本をアメリカの核戦争の盾にする道であり、自民党と変わらぬ売国政府である。

 外国の軍事基地をおくかどうか、おくならどこへおくかは国の主権の関わる問題である。しかし一連の顛末は、主権が日本政府の側にはまったくなく、アメリカ側にあることをありありと示した。民主党は「普天間基地の県外移設」「米軍再編の見直し」を唱えて衆議院選挙で票を集めた。しかし岩国でも、空母艦載機移転や愛宕山米軍住宅が既成事実のように早早に予算をつけた。「政治」とはウソをつくことであるという現実を人人に思い知らせた。選挙における公約、それに対する有権者の選択という、選挙で国の進路を決めるのではないこと、日本はアメリカが独裁支配する社会であり、主権在民の民主主義社会ではないことを思い知らせた。

 一連の経過は、鳩山のお粗末さを暴露したが、単に鳩山がお粗末というだけでは説明がつかない。日本の大新聞をはじめとしてメディアは総動員で、「アメリカが怒っている」などと大騒ぎをして世論誘導をしたし、財界や御用学者がアメリカの機嫌をとる。そういうなかで鳩山は格好をつける余裕すら与えられなかった。

 アメリカ側は結局、自民党政府と決めた「現行案」を一歩も譲らなかったし、鳩山政府はそれを丸飲みすることしかできなかった。月末までに共同声明で発表するという内容は、2006年に自民党政府が合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への新基地建設であり、工法は鳩山政府が出したくい打ち桟橋方式でなく、アメリカが主張する頑丈な埋め立て方式に戻すというものだった。大騒ぎして振り出しに戻った。

 加えて普天間基地機能の沖縄県外への分散移転といって、普天間基地の一部機能を徳之島など全国の自衛隊基地に拡大させ、米軍嘉手納基地の戦斗機訓練の県外への拡大、米軍訓練は九州各地の自衛隊基地にローテーションで分散移転させるなどを協議している。選挙で掲げた「米軍再編を見直す」とか「県外移設」などの公約は、基地を減らすようなそぶりをして、実はもっと増強の方向で見直すという意味となった。

 鳩山は23日再度、臆面もなく沖縄県を訪問。県庁で仲井真知事と会談し「代替地は県内、辺野古付近にお願いせざるを得ない」「県外に移設すると、海兵隊の機能を大幅に損なってしまう」といい、沖縄の基地を全国に分散移転するといって、基地を全国に拡大させることに意欲を見せた。

 鳩山政府は「沖縄の痛みを全国で分担しないといけない」といって、全国知事会議を要請し、訓練の受け入れを協議させる。沖縄の負担軽減といって米軍基地の全土化を推進している。大阪の橋下知事などは「今まで基地を受け入れていないところが受け入れるべきで、真っ先に考えないといけないのは関西だ」と表明している。


 米国のための「抑止力」 日本を危険にさらす

 敗戦後65年にわたって外国の軍隊が常駐し、しかもさらに新基地をつくって今後数十年も居座り、その外国軍隊が日本中の自衛隊基地を使用し、さらに港湾、空港などを自由に使用できるようにする。しかも米軍再編の費用3兆円をはじめ、駐留経費は「思いやり予算」などといって年間2000億円も日本の税金から負担する。
 鳩山は、韓国の哨戒艦の沈没事件が北朝鮮の攻撃によるなどのことを取り上げ、アメリカ海兵隊の役割が抑止力として不可欠なことを「勉強すればするほどわかった」などといっている。

 ここで最大の問題は、その「抑止力」の問題である。それが「日本の安全保障のため」ではなく、アメリカの国益のためであり、米軍基地の存在が日本を危険にさらすという問題である。

 日米安保条約は90年代以後、日米の実務者レベルの協議で、「ガイドライン」などといって、どんどん実質的な改定が進行してきた。それはアメリカの世界戦略に従属して、世界的な範囲で自衛隊が役割を果たすようになってきた。イラクなどへの自衛隊の派兵のように、元元恨まれる筋合いのなかった中東アラブ諸国からも恨まれる羽目となった。

 2006年以後の「米軍再編計画」では、米本土から米陸軍第一軍団司令部を座間(神奈川県)に移し、そこに陸自中央即応集団司令部を統合させ、自衛隊の司令部機能を米軍の指揮下においた。さらに青森に米軍Xバンドレーダー配備、横須賀への原子力空母の配備、岩国への厚木艦載機部隊移転計画、自衛隊基地や海自イージス艦へのミサイル配備を実行。それは日本本土を核攻撃拠点とし米本土防衛の盾にするものである。
 九・一一事件以後、基地の町で見ていることは、米軍とその家族の緊急避難訓練である。いざ核攻撃となればさっさとグアムやアメリカ本土に逃げ、標的になるのは逃げ場のない日本人という筋書きである。日本を再びアメリカのために原水爆戦争の火の海に投げ込むことが現実問題として進行していることを、民族の危機として見ないわけにはいかない。宮崎の牛、豚どころか、日本人全体が再びアメリカに引きずり出されて屠殺場に送り込まれるわけにはいかない。

 普天間問題の顛末で、アメリカは軍事の問題では一歩も譲らないし、日本の政府は一言も逆らうことができないという姿を示した。そしてこの軍事支配が、日本の政治、経済、文化など全面的な植民地支配の根幹になっている。

 宮崎の口蹄疫問題による畜産業崩壊の危機も、日本の農水産業など食料生産はつぶしてしまって輸入依存に切り替えろというアメリカの要求とそれに従う売国政治を根源にしている。急激に深刻化する失業や貧困の問題も、日本に金がないからではない。1400兆円といわれる国民の金融資産のうち500兆~600兆円がアメリカ国債やアメリカのいかさま債権などで巻き上げられ、その下で日本の大企業が200兆円もの内部留保をため込んで有り余る資金が日本国内に回らないからである。

 先日IMFは日本は財政危機であるから消費税を15%に上げろと指図した。日本はIMFの第2位の出資国であるので、出資金を引き揚げればよいし、アメリカの国債を売り払えばよい。しかしそんな自由はない。アメリカの金融独占体の利益を侵すことはできず、日本国民の収奪を強要する一方的な関係である。日本の資産はアメリカに貢ぐという関係も、かつての戦争とその後の軍事支配を根幹としている。米軍基地の問題になるとなに一つ要求は通らないという現実は、軍事力で脅されてものがいえないという植民地支配の現実を示している。

 米軍普天間基地、米軍再編の問題は、日本の平和と民主主義、繁栄の根幹をなす独立をめぐるきわめて鋭い問題となってあらわれている。

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/buzamanahatoyamanohenokokaiki.html

日本は戦後、戦争を推進した天皇も財閥も政治家も官僚もマスコミも、平和主義者のような顔をしてそのまま残った。

ドイツのマスコミは戦後全部解体された。しかし日本は戦前の支配機構がそのまま残り、「アメリカの対日占領のために働きますよ」とスッといっている。

戦争をやっているときからその方向を進めていたということだ。

明治維新以来の強い独立性、民族性を持った日本人は殺してもらった方が都合がよいというものだ。これは戦後六五年たってみて、日本社会がアメリカのいいなりになって無惨に崩壊している現状が、あの戦争から来ているという認識飛躍となっている。

 インディアン皆殺しと同じ 遊び感覚で殺戮


英語教育の先生が、今日本でやられている英語教育について書いていたが、南北アメリカ大陸で7000万~8000万人いたインディアンの皆殺しをやり、残った者は同化政策で、子どもを親から切り離して寄宿舎に入れて英語教育をやり、言葉も歴史も全部奪っていったのにそっくりだと指摘している。民族の歴史も文化も言葉も奪っていく絶滅作戦だ。


第二次大戦から「イエローモンキー」といって人間扱いではないが、それはインディアンのときから続いている。

民主主義というのは白人の為のもので、黄色人種や褐色人種を従わせるのが民主主義だ、それを受け入れるのが未開の者の務めで、従わない者は殺してもいいという考えだ。

「これは神の明白な運命」というのが、清教徒がアメリカ大陸に渡り、東部から西部に行くうえでの基本理念だ。

それでアメリカ全土のインディアンを皆殺しにし、生き残った者は囲い込む。その後太平洋まで来てハワイ、フィリピン、日本、中国と全部アメリカの基準で支配するのが使命だというのが一貫している。だからフィリピンでも相当殺された。

 この理念でフィリピン人も日本人も遊び感覚で殺しまくる。インディアンのときには「頭皮狩り」といって、戦利品として耳を切りとり、頭蓋骨を集めた者が最も偉大な民主主義者だとやってきた。

第二次大戦でも日本に対して「インディアンと同じようにやれ」とハルゼーなどがかなりやっている。

アメリカの若い兵隊はフロンティア精神とかカウボーイみたいな感覚で、日本の子どもらが逃げまどっているのに、グラマンで笑いながら撃ち殺す。

人道主義というが、ハルゼーも「捕虜はとらなくていい。とにかく殺せ」とやっている。

「死んだインディアンがいいインディアンだ」というのをもじって、「6カ月前に死んだジャップがいいジャップだ」といった。

これは単にハルゼー個人の考えではなく、当時アメリカのマスコミや新聞、雑誌などで強烈にやっていたことだ。


 その感覚で日本占領に来て、マッカーサーが「日本は一二歳の少年だ。理屈じゃなしにたたき込まないと理解できないんだ」といってやりまくる。

これに対して日本の支配階級がいかに卑屈につき従って売り渡したかということだ。戦後もう一段階画している。

そんな関係がインディアン問題から見て、実感にあうという状況になってきている。

戦争体験者がテニアンに行ったときホテルに飾り物として日本人の頭蓋骨が金粉を塗られて飾ってあった。

「こんなことはやめてくれ」と大抗議したそうだ。

北米大陸を略奪したあの感覚で日本との戦争をしている。その残虐さはしっかり見ておかなければならない。


 単独で統治できない日米支配勢力 力失う中で凶暴化


遅れた農業国ではなく、高度に発達した資本主義国が戦後65年にもわたってアメリカの植民地的な従属状態にある。

世界一の債権国家で、海外に権益を持つ帝国主義であるがアメリカの植民地でもあるというものだ。

アメリカの日本支配というものは、アメリカが単独ではできないことだ。

それは日本の財界、政界、軍隊や警察、検察、官僚機構、メディアなどすべての支配機構が、そっくりそのままアメリカの侵略支配の道具になっているからだ。

そうでなかったら、100万の米軍を駐留させても日本支配はできない。イラクやアフガンを見ても明らかだ。


 それを別の側面から見たら、日本の支配階級は自ら日本の統治権を投げ出したということであり、統治能力をなくしてしまったということだ。

それは今の政治家のボロさ加減が示している。

万事アメリカのいいなりで、アメリカにすがらなければ存在できない。明治維新で徳川幕府を倒し、外国の侵略を阻止して新政府ができた。

明治維新をなしとげた原動力は商人、町人、農民であったが、それを裏切って支配の地位についた流れが、第二次大戦まで来て民族を裏切り、アメリカに身売りしたということだ。

天皇家は明治維新でも徳川と一緒になって討幕派の弾圧をしていたが、長州が強いとなればスッとかわる。アメリカが強いとなったら日本民族を捨ててスッとかわる。自分の地位を守りさえすればどこでもいい。


自民党もそうなら民主党もアメリカそのもの。自衛隊も、完璧にアメリカの指揮下にいることを隠しもしない。新聞から官僚から警察から検察から、すべてがアメリカの直接支配下にあり一人、二人総理大臣がかわろうと、どの政党が与党になろうとアメリカの支配は何の変化もない。


戦後は日本が独立しているかのように装っていた。独立の欺瞞で支配してきた。しかし最近では、独立の見せかけもしなくなってきた。

「非核三原則は岸も佐藤もインチキを認めていた」という。

この間の構造改革もアメリカがつくった年次改革要望書を忠実に実行するものだった。

それは隠れてやるのではなく、公然と発表してやる。アメリカの属国を公然と認めて振る舞えというのがアメリカの姿勢だ。


 
 300万人殺し核の盾 日本は全面崩壊


広島の8・6宣伝カーで「農業も漁業も途絶え、製造業も衰退し、街も衰退し、教育も学問も文化も崩壊し、民族の歴史が断ち切られて、インディアンと同じ運命が」というくだりにすごく共感が出た。


デモ隊を見ていた東芝の退職者が、宣伝の内容に「現場でやっている自分たちが一番よくわかる。技術も全部アメリカやらよそにとられて技術継承もできない。国の崩壊だ」といっていた。


新自由主義、構造改革とやってきて、日本社会が全面崩壊にさらされている。リーマン・ショックでさらに拍車がかかっている。大企業の製造業ですら衰退している。

今や株主資本主義で、四半期ごとの決算で利益を上げないとヘッジファンドにやられるから目先経営で、先を見通した技術継承などが崩壊する。

農業・漁業がなくなり、製造業がなくなり、モノづくりが全部なくなる。民族存立の基礎をなくしてしまう。田舎だけでなく、都会の街も寂れている。日本民族絶滅が他人事ではなくなる。


戦後65年のあいだで、1971年のニクソン・ショックが戦後資本主義世界の大きな転換点になっている。金ドル交換を停止した。金という現物に規制したドルではなく、ドルに世界の通貨を規制させる。ドルを好き勝手に増刷し始める。

規制がなくなった。そこから新自由主義、市場原理主義とすすむ。

そこでアメリカが力を入れたのが軍事力とともに、情報通信技術と金融技術だ。

それでやったのは大がかりな振り込め詐欺だった。貯蓄ゼロのアメリカ国民に住宅ローンを組ませ、そのローンの不良債権を金融証券に組み替えて、優良証券だとだまして世界中から資金を集め、踏み倒した。意識した大略奪をやるところまできた。


 日本は、アメリカの圧力で金融自由化をはじめ、構造改革を強制されてきた。

そして気づいたときには日本が金をさんざんに巻き上げられている。アメリカ国債とか、さまざまなイカサマ証券で、700兆~800兆円巻き上げられているという。

返ってこない金だ。日本がさんざんに寂れた根拠だ。金を貸している方がペコペコして、借りている方が威張っているという変な世の中になった。

米軍再編のやり方を見ても、基地をおかせてもらっているという態度はない。

「第二次大戦で奪ったものなのに、なんで文句をいうか」

「駐留経費を出すのは当然だ」、

という調子で一歩も譲らない。

「従うのがお前ら敗戦国の務めだ」という調子だ。

鳩山など直接に恫喝されている。

大蔵官僚を大使館に呼びつけて軟禁し、目を閉じることができないようにテープを額に貼りつけ、いうことを聞くように強要したり、

宮沢喜一が大蔵大臣のときにサマーズ財務長官を訪ね

「日本も金利を上げたいのですが」とおずおず打診したが一喝された。


サマーズが「あのグック、命じたら俺の靴にまでキスするぞ」と大笑いして喜んだ。

そういう関係をアメリカの方がシャーシャーと暴露する。
これが現実だから認めろということだ。


日本を核戦争の盾にするというのだから、まさに民族絶滅だ。

一瞬のうちにそうなりかねない。アメリカはそんなことを平気でやってきた国だ。

日本の支配階級がいかにだらしないかということだ。自分たちで日本を建設していく戦略もなにもないから、独自の外交をしきらない。北朝鮮からも、「お前とは交渉しない。アメリカとやるから来るな」といわれている。先日のサミットでも菅が隅っこでシュンとしていた。単独統治を投げ出しているから政治家でもろくな者がいない。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/genzainitudukunihonminzokuzetumetusakusen.html
3:777 :

2022/07/02 (Sat) 16:43:41


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html


米軍が日本に駐留しているという事実こそが外国の日本に対する支配の現実的実態なのであってこれを抜きにして外国人に対して諸権利を与える事でそれらの外国人が日本を支配するのではないか?などと危惧するなどバカバカしいにもほどがある。

米軍は一体何の為に日本に駐留しているのか?

米ソの冷戦なるものがあった時にはソ連に対する対抗上必要という事で納得していた向きもあるだろう。
ベトナム戦争の際にはベトナムの共産化を防ぐ為に米軍の後方支援をすべきという論法がまかり通っていただろう。

ベトナムが共産化されて何か問題があったか?
何も無い。

今は北朝鮮や中国の脅威が必要性の理由に挙げられる。
北朝鮮は確かに挑発的な動きをするし中国も軍備増強に余念が無い。
米軍の日本における駐留が必要である事を主張し易くする為に協力するがごとく。
アメリカも中国も北朝鮮も同じ人物に操られていると私は思うのだが。

日本の政治家の多くが不審な死に方をした事を皆さんはどう考えているのか?

特にアメリカに対して独立的な動きをした政治家が不審な死に方をした場合は。

暗殺者は一体どこから来たのか?


もし、CIAが暗殺をしようとした場合、それを実行させる者をどこから送り込もうとするだろうか?

暗殺対象に一番近い米軍基地から送り込むのではないか?


こんな実態には何も触れる事なく外国人の権利を向上させる事が危険だと主張する者は一体どんな感覚をしているのだろうか?
日本をなるべくアメリカだけの影響力の元に置いておきたいとアメリカは思っているだろう。
東アジア共同体にアメリカも寄せろと言っているのはその為だ。

亀井静香はCIAに暗殺されるかも知れないと言っている。
日本の現実をもっと直視せよ。
そうすれば中国とも関係強化をする事がアメリカからの独立にも役立つ事が分かるだろう。
田中角栄以来の悲願なのだ。

仮に米軍が日本から全部出ていったとして一体どの国が日本に侵略してくるというのだ。
いや、そのような軍事対立を回避させる為に東アジア共同体を作ってしまえばそれでいいのだ。
アメリカの出る幕は無くなる。

これが支配脱却のシナリオだ。
このシナリオを実現させまいとアメリカはあらゆる方法で妨害してくるだろう。
そんな事をされたらアメリカの東アジアにおける地位が低下してしまうからだ。
もうその工作は始まっている。

アメリカの軍事支配に一言も触れずに中国や「朝鮮人」による支配に警鐘を鳴らすという行為がそれだ。
アメリカの軍事支配を言えば条件反射のように中国の軍事行動は許すのか?と反論してくる。

もちろん、中国の軍事行動にも反対だ。
しかし、アメリカの在日米軍ほどの問題ではない。
これを重要性の認識の問題と言う。
この重要性の比較ができない者は工作員と思っていい。
意図的に重要性が違うものを同等として扱おうとしているのだ。
ここに意図を見抜けない者はちょっとぼおっとした人だろう。  
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/171.html
4:777 :

2022/07/02 (Sat) 16:46:14

石井紘基さんの暗殺指令は ばれちゃったね:
故・石井紘基議員の殺害犯、「本当は頼まれたから殺した」「法廷での証言はでたらめ」と獄中で告白…テレ朝が報道

さきほどのテレ朝のスーパーJチャンネルで石井紘基・元民主党議員の殺害犯が獄中の独占告白として取材に答えており、

「本当は頼まれたから殺した」

「法廷での証言はでたらめだった」

などの発言をテレ朝が報道したのを記者が確認。
疑惑の死

2002年10月25日、世田谷区の自宅駐車場で指定暴力団山口組系の右翼団体『守皇塾』 (構成員は本人一人のみ)代表・伊藤白水に柳刃包丁で左胸を刺されて死亡。享年62。

日本国憲法下において他殺された現職国会議員は浅沼稲次郎、山村新治郎に続いて三人目(丹羽兵助を他殺に含めると四人目)。伊藤白水は

「家賃の工面を断られたため、仕返しでやった」

と供述したが、石井が国会議員や官僚の腐敗を徹底追及していたことから暗殺されたとみる人も多い

(死亡直前の「これで与党がひっくり返る」などという発言等が挙げられている)。
5:777 :

2022/07/02 (Sat) 16:46:41

ヤクザは怖いからね:

政治家や官僚だけが、アメリカに従属しているわけではありません。ヤクザの世界もまた同じなんです。

これは山口組の幹部から直接、確認したんですが、「オレたちはロックフエラーの下請けをやっていたんだよ」と言っていました。

まったく同じ話を、アメリカの軍幹部からも確認しました。アメリカは、ヤクザという暴力装置さえもうまく利用していたわけです。マネー・ロンダリングをはじめとして、日米政財界の裏工作をやっているらしいですよ。

あと、元公安調査庁の菅沼光弘さんに聞いた話では、稲川会はブッシュ家と密接な関係にあるとか。

  アメリカとの繋がりの発端が、戦後まもなくの山口組発足当時からなのか、近年に限定されることなのかはわからない。ただ、そういうアメリカの“下請け”をやっていたとは聞いている。今度また詳しく取材してみようと思います。

  実際に、日本で多くの要人が怪死したりとか、いろいろあるじやないですか。アメリカの対日工作の一環として、危険な仕事を頼むのには、ああいう裏社会の協力が必要になってくるんですよ。ライブドア事件で自殺したことになっている野口さん(英昭、エイチ・エス証券副社長)の話もそう。僕も沖縄まで取材に行きましたが、地元の記者の間では、下手人は米軍基地に逃げ込んだという噂があるそうです。

  とある裏社会の人物に見せられたんだけど、その人の指輪に小さな針がついていたんですよ。その針を標的と握手したときなんかにチクッと軽く刺すだけで、殺すことが出来るんだと言っていた。1週間後くらいに脳梗塞で死んじゃうそうです。大平正芳、田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三、歴代の首相はみんなそうやって殺されたんだって。

山口組が全国制覇できたのもCIAの下請け機関として働いてきたからであり、政治家の暗殺などの汚い仕事は山口組の仕事だ。歴代の首相の不可解な死は針の付いた指輪のせいだろう。松岡農水大臣の「自殺」も首をつらされて十分に死ぬまで警察に知らされなかった。日本の政界はなんとも恐ろしい世界であり、国際金融資本に逆らえば首相と言えども「病死」させられる。

このように見ればロイターの農林中金の記事も、太田農水大臣の事務所費スキャンダルも関連のある出来事だ。なぜマスコミも政治家自身も国際金融資本と山口組の関係を暴露しないのだろうか? 彼ら自身も汚れ仕事をさんざんやってきたから暴露したくても出来ないのだ。

自民党有力者には、ほぼ全員、間違いなくCIAのアプローチがあり、それが
個人や党の資金源の相当部分を占めている。これによって、アメリカ政府は、
自分たちの意向を直接政策に反映できるのであって、小泉・竹中が、
あたかもアメリカに命令されたロボットのように動き、日本の郵貯・年金資産
を献金してみせた本当の理由は、彼らが間違いなくアメリカのスパイだからである。

 自民党や小泉の資金を徹底的に調査すれば、奇怪な出所不明の資金源がある。

りそな銀行の口座にかかわる、その疑惑を調べていた石井紘基やNHK・朝日・
読売などの記者が次々に不審死を遂げた。口に靴下を詰め込まれて窒息死した記者は、 「性的嗜好による事故死」とされ、

前日に大スクープをものにした朝日横浜支局長は、同僚と飲酒したのち、なぜか横浜港に投身自殺した。

NHK報道主管は1m上の階段から転落して事故死した。これらの、あまりに
エゲツない事故処理を見ると、これは明らかに警察と結託した闇の権力の
仕業だと理解できる。
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/02 (Thu) 05:11:38

アメリカに逆らうと暗殺される? 農業政策から学ぶアメリカと日本の主従関係
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091466
7:保守保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/02 (Sun) 10:33:46

岸田政権は何をしようとしているのか - 内田樹の研究室
2023-04-02 dimanche
http://blog.tatsuru.com/2023/04/02_0947.html

ある媒体からインタビューのオファーがあった。岸田政権の新年度予算成立を受けて、「なぜ政権はこれほど性急に防衛予算の拡大に進むのか」について訊かれたので、次のように答えた。     

 今回の防衛費増額の背景にあるのは岸田政権の支持基盤の弱さだと思う。
 彼がめざしているのは二つだけである。一つは国内の自民党の鉄板の支持層の期待を裏切らないこと。一つは米国に徹底的に追随すること。日本の将来についての自前のビジョンは彼にはない。
 今回の防衛予算や防衛費をGDP比2%に積み上げるのも、米国が北大西洋条約機構(NATO)に求める水準に足並みをそろえるためであって、日本の発意ではない。日本が自国の安全保障戦略について熟慮して、必要経費を積算した結果、「この数字しかない」と言ってでてきた数字ではない。アメリカから言われた数字をそのまま腹話術の人形のように繰り返しているだけである。
 国民がこの大きな増額にそれほど違和感を覚えないで、ぼんやり傍観しているのは、安全保障戦略について考えるのは日本人の仕事ではないと思っているからである。戦略は米国が起案する。日本政府はそれを弱々しく押し戻そうとするか、丸呑みするかない。戦後80年、それしかしてこなかった。その点では日本政府の態度は戦後80年一貫しており、岸田政権は別に安全保障政策の「大転換」したわけではない。政権によって米の要求に従うときの「おもねりかた」の度合いが多少違うだけであり、そこにはアナログ的な変化しかない。だから、国民は誰も驚かないのである。
 岸田首相は党内の政権基盤が決して強くない。だから、長期政権を狙うなら、米国からの「承認」がその政治権力の生命線となる。ホワイトハウスから「米国にとってつごうのよい統治者」とみなされれば政権の安定が保証されるし、少しでも「米国に盾突く 」そぶりを示せば、たちまち「次」に取って替わられ、政権は短命に終わる。
 岸田政権にはとりわけ実現したい政策があるわけではない。最優先するのは「政権の延命」だけである。喩えて言えば、船長が目的地を知らない船のようなものである。自公連立政権という「船」を沈めないことだけが目下の急務であり、岩礁や氷山が目の前にきたら必死に舵を切って逃げる。だが、どこに向かっているのかは誰も知らない。
「国民の声を聴く」とか「個性と多様性を尊重する」とか「新しい資本主義」とか公約を掲げていた時は、首相になれば少しはこのシステムをいじれると思っていたのだろうが、実際に船長になってみたら「お前が動かしてよい舵輪の角度はここからここまで」と言われ、ほとんど政策選択の自由がないことを思い知らされたのだと思う。
 今回の防衛予算の積み上げも、まず米国からの要求があり、それに合うように予算が組まれ、さらにその予算枠に合うように安全保障環境は「こうなっている」という現実認識が形成される。ふつうの国なら、まず安全保障環境についてのリアルな認識があり、それに基づいてあるべき国防戦略が立てられ、それに基づいて必要経費が計上されるのだが、今の日本はみごとにそれが逆立しているのである。
 日本政府が購入を決めたトマホークにしても、その前に「爆買い」したF35戦闘機にしても、米国内でははっきりと「使い物にならないほど時代遅れ(レガシー・プログラム)」の兵器とされている。
 中国との競争において、米国はAI軍拡で後れを取っている。もう大型固定基地や空母や戦闘機の時代ではないのである。AIに優先的に予算を投じるべきなのである。しかし、米国には軍産複合体という巨大な圧力団体があって、国防戦略に強い影響を及ぼしている。兵器産業に大量の在庫がある以上、在庫処理が企業にとっては最優先課題である。だから、それを日本に売りつけるのである。日本に不良在庫を売りつけ、それで浮いた金を軍のヴァージョンアップに投じる。そういうメカニズムである。
 不良在庫を言い値で買ってくれるのだから、米国にしてみたら日本の自公連立政権ほど「使い勝手のよい」政権はない。だから、この政権が半永久的に続いてくれることを米国が願うのは当然なのである。
 日本国民はその属国身分にすっかり慣れ切っているので、自国の政権の正統性の根拠を第一に「米国から承認されていること」だと思い込んでいる。「国民のための政治を行っていること」ではないのである。
 米国に気に入られている政権であることが、何よりも重要だと日本国民自身が思い込んでいる。だから、岸田政権が防衛増税を進めても、インボイス制度やマイナンバーカードなどで、国民の負担を増大させても、国民はデモもストライキもしない。それは国民自身が「政府というのは、国民の生活のために政策を実施するものではない」という倒錯に慣れ切ってしまっているからである。「政府はアメリカと、国内の鉄板支持層の方を向いて、彼らの利益を計るために政治をしている」ということを国民は知っている。でも、「政治というのは、そういうものだ」と思い込んでいる。だから、政府に対する国民の期待を下げれば下げるほど、棄権率は高まり、結果的に20%の鉄板支持層を持つ自民党が選挙には勝ち続けることができるのである。
 実際に、これからも自民党は選挙に勝ち続けるだろうと思う。コアな自民支持層があり、浮動層の半数が「自民党以外に選択肢はない」と思っている以上、変わるはずがない。
 問題は、「政治はこれからも変わらない」という諦念が広がると、国民の中からは、このシステムを主権国家としてのあるべき姿に生き返らせることよりも、この不出来なシステムをどう利用するかを考える人たちが出てくることである。このシステムにはさまざまな「穴」がある。それを利用すれば、公権力を私的目的に用い、公共財を私財に付け替えることで自己利益を最大化しようとする人々が出てくる。
 彼らはこう考えている。今の日本がろくでもない国であることは自分にもよくわかっている。でも、そのろくでもない国のシステムのさまざまな欠陥を利用すれば簡単に自己利益が増大することがわかっている。だったら、それを利用しない手はない。
 彼らはシステムを 「ハック(hack)」する死にかけた獣に食らいつくハイエナのような存在である。彼らはこの獣がまた甦って立ち上がることを全く望んでいない。できるだけ長く死にかけたままでいることから利益を最大化しようとしている。今の日本では、そういう人たちが政権周りに集まり、メディアで国論を導いている。
 一方、それとは違う考え方をする人たちもいる。このシステムの内側で生きることを止めて、「システムの外」に出ようとする人たちである。地方移住者や海外移住者はその一つの現れである。彼らもまたもうこのシステムを変えることはできないと諦めている。そしてシステムの外に「逃げ出す(run)」ことを選んだ。
 だから、若い人はいま二者択一を迫られている。hack or run。その選択がいま日本の若者に突きつけられている。そして、ここには、「システムの内側に踏みとどまって、システムをよりよきものに補正する」という選択肢だけが欠落している。
(3月29日)
http://blog.tatsuru.com/2023/04/02_0947.html

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